小樽市議会 平成16年第3回定例会 2004年9月13日
(1)財政問題/(2)家庭ごみ有料化について/(3)日立造船製の灰溶融炉水蒸気爆発事故に関連して
2004年9月13日、小樽市議会の一般質問で、北野義紀議員が「財政問題」「家庭ごみ有料化について」「日立造船製の灰溶融炉水蒸気爆発事故に関連して」について質問し、市長 山田勝麿、総務部長 山下勝広、消防長 相沢雄司、港湾部長 山田厚、財政部長 磯谷揚一、環境部長 安達栄次郎が答弁しました。
- 質問者
- 北野義紀 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、総務部長 山下勝広、消防長 相沢雄司、港湾部長 山田厚、財政部長 磯谷揚一、環境部長 安達栄次郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 22番 北野義紀
2004年第3回定例会に当たり、日本共産党を代表して質問します。平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録、 、 。 、初めに 9月8日に小樽を襲った台風18号で被災された皆さんに 心からお見舞いを申し上げます また台風から市民の命と安全、財産を守るため、昼夜を分かたず奮闘された市長はじめ関係者の皆さんに敬意を表します。最初に、台風関係の質問を行います。初めに、指摘しておきたいことがあります。代表質問とは別枠で台風関連の諸問題を緊急質問することを求めましたが、我が党以外の皆さんの賛同を得られず実現できなかったことは、たいへん遺憾なことです。今回の台風は、強風を特徴とするものであったことは皆さんもご承知のとおりです。最大瞬間風速44.2メートル、非公式ですが、築港にある小樽開発建設部小樽港湾建設事務所の風速計は57.6メートルを記録しています。これらはかつて市民が経験したことのない事態でありました。こうした暴風にさらされた中で、各党の皆さんも市民の命と安全をどうしたら守れるか、議会の場で集中的にその被害の実態を明らかにし、また市民の要望にこたえるため各党の知恵を集めることは、議会として当然の責務です。にもかかわらず、その場を設けなかったことは、全く遺憾であります。この我が党の立場、指摘は、党利党略でないことは皆さんにおわかりいただけると思います。今後このようなことのないようお願いしておきます。最初に、防災計画に基づき市長は異常気象発見の通報を受けて、市民にどのように周知したか、説明してください。次に、台風の被害状況について報告してください。10日午前11時現在の現状は、既に発表され、議員にも公表されていますが、農業、漁業等の多くの分野は未掌握であり、民間の被害も市に届出があったものが中心で、あとは消防などが巡回中に現認されたものが加わっているだけですから、その後の努力でつかんだ事例も含め説明願います。次に、鰊御殿も大きな被害を受けました。この件で伺いたいのは、防災計画では文化財保護対策で暴風に対する対策がうたわれていませんが、どうしてでしょうか。過去にも強風による被害を受けて、道からの補助をもらい修理したことがあったではありませんか。防災計画は修正することができるのですから、どうして強風対策を盛り込まなかったのか、説明してください。、 、 、 、次に 防災計画の第3章第3節災害情報等の収集 伝達計画に基づき それぞれどのような対応をしたか説明してください。また、防災計画に基づき、今後、市内全体の被害状況を掌握するため、どのような体制、対策で臨まれるのかお答えください。、 、 。第2は 今回の台風の被害を受けて 防災計画の改善が必要と判断される事項がないのかどうか伺います例えば、防災計画の第3章第2節災害通信計画について尋ねます。消防本部と防災関係機関との専用電話を通じて、北電に対し消防から電線に障害物がかぶさり危険であることをはじめ、北電に関する危険な情報は。 、 。伝えたとのことです 8日午後2時現在 市内1万4,000戸が停電になったときの対応に問題が生じました多くの市民から北電に電話しても話し中でつながらない、いつ復旧するのか知らせてほしいという要望が、小樽市はもとより、我が党にも数多く寄せられました。今回の被害で問題だと考えるのは、市民の要望にこたえなければならない小樽市の防災担当の災害用非常電話が、北電に通じることがなく、市民からの停電などの問合せに答えられなかったことです。こういうことはあってはなりません。私も8日午後8時半過ぎ、電話が通じないので、北電小樽支店に出向き、担当者に会い市民の要望を伝え、問題点を指摘してきました。専用電話が小樽市とつながらない原因は何であった平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録のか。また、防災計画にある関係機関に設備されている専用無線施設の活用はどうであったかについても説明してください。第3は、国の災害関係法律の適用はどうするのか。小樽市の施設はもとより、民間施設が台風の被害で営業に支障を来している問題等にどう対応されるおつもりか、検討事項も含めてお答えください。第4は、町内会をはじめ、市民への防災計画に基づく対応はどうなっているのか、説明してください。今回の被害で屋根が吹き飛ばされ、またトタンがはがれ、避難を余儀なくされた方が多かったのですが、避難所となった町内会館などへの毛布の支給などが行われることを、町内会の役員が知らなかったという事実もあります。日常的にどのような対策がとられていたのか、説明してください。第5に、市民からのさまざまな要望についてです。今回の台風被害に対して、多くの市民や我が党などの要望もあり、公営住宅の入居や災害ごみの収集などについての対策を公表しました。同時に、現在ある制度の活用も呼びかけています。これらを市民にもっとわかりやすく周知徹底することが急がれますが、どういう対策を検討されているか、お答えください。さらに、低所得者、生活保護者などの持ち家が台風の被害を受け、残念ながら住み続けることができなくなって、解体せざるをえなくなっている例が幾つか見受けられます。ところが、撤去費用がなく、たいへん。 、 。困っています 社会福祉協議会の二つの生活福祉資金貸付金は 家屋の解体は対象にならないとのことです天災ですから、撤去費用を公費負担とするよう、制度の改善を図る必要があると判断しますが、市長の見解を求めます。また、この二つの生活福祉資金貸付金の金利は年3パーセントです。低金利時代に高すぎはしませんか。改善を求め、市長の見解を求めます。今回のこのような暴風は初めてで、試行錯誤の点もあろうかと存じますが、以上の指摘を踏まえ、また今回の台風被害の現状に照らし、防災計画の改善に必要な事項がないのかどうか、市長の見解を求めるものであります。以下、通告してあります順序に従って、質問を進めます。第1は、財政問題にかかわる市長の政治姿勢についてです。市長は今年に入ってから、小樽市の財政問題で現状分析やこれからの財政再建に向けた取組の課題などについて重要な発言をしてこられました 2月18日の時事通信のジャンプニュースで 三位一体改革やるなら。 、「きちんとやれ 中途半端では歳入の見通し立たず 再建計画立てられない 2月22日付け東京新聞では 市。 。 」、 、みずからの努力を紹介しつつ 国からの財源削られたら財政再建できない 4月26日付け地方行政では 三、「 」、 、「位一体改革 地域事情も加味を 首長の経営資質だけでは解決無理 そして 皆さんご存じの5月31日付け、 。 」、 、日経ビジネスの 国よ 自治体倒産の危機を知れ 6月21日読売新聞 立ちゆかぬ地方財政 などです 中「 、 」、 、「 」 。でも地方行政と日経ビジネスの市長の話は、自治体関係者にとって傾聴に値するものです。これらで市長は小樽市の財政の危機的現状を語り、問題点を率直に明らかにしています。議会との関連で若干の矛盾する点、 、 、もあり 第2回定例会で我が党としても質問もさせていただきましたが 市長の小樽市の財政の現状分析は我が党が従来から指摘している点と共通するものがあり、基本的に正しいと考えています。また、勇気を持って政府の問題点も指摘していることを評価するものです。この一連の考えに変更がないかどうか、まずお聞かせください。それを前提に伺います。現状分析の中で、港湾を二つ持っていることの指摘です。平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録市長の今年になってからの一連の見解に照らせば、石狩湾新港は賛成の立場からいっても、財政が好転するまで建設を一時中止することが避けられないと考えますが、いかがでしょうか。石狩湾新港は、現在、マイナス14メートルバースの建設が進められています。7月の石狩湾新港管理組合議会第2回定例会で管理組合から双方の事務レベルとはいえ、王子製紙のマイナス14メートルバースの利用計画の概要が示されました。その内容は、利用開始時期は平成18年秋、チップの年間取扱量は絶乾重量にして約35万トン、バルクヤードの面積は7ヘクタール、管理組合が設置する荷役機械としてホッパーやベルトコンベヤ、旋回スタッカーなどとのことです。そこで、管理者の負担となる荷役機械の使用料は、基本的に母体負担とならないよう、整備に要する費用は使用料とすることで王子製紙と協議中とのことです。また、入港料は5万トンクラスの船舶で1回9万円程度、仮に20隻入港しても180万円、年間の岸壁使用料は1,100万円から1,300万円で、合わせても1,500万円に足りません。また、王子製紙とともにマイナス14メートルバースを使用予定の北電の石炭の利用計画は、いまだに示されておりません。マイナス14メートルバース建設に337億円をかけて 利用見込みと使用料収入はこの程度です 市長はこの程度の利用で母体負担へのはね返、 。りがなく、本市財政に負担にならないと判断してはいないはずです。既に基本的に完成している中央地区3工区は売れる見通しがなく、平成18年度から始まる起債の一括償還で、小樽市の財政に大きな負担となります。その上、新年度予算要求に見られるように、新港の建設が進められれば、財政の大きな重圧になることは避けられません。市長はこんなこと、百も承知のはずです。以上の指摘に対する見解を求めます。次は、マイカルの問題です。この点では市長は我が党と見解を同じくするものではありません。しかし、市長発言で重要なことは、この間、小樽市は箱物行政のふろしきを広げすぎた。マイカルについていえば、施設が大きすぎるとの指摘です。この反省から新港背後地のいわゆるウォルマート進出が取りざたされている銭函4丁目を都市計画変更し、事実上ウォルマート進出に歯止めをかけようとしていることは評価できるものです。今後ともこの立場を堅持されますよう要望し、見解を求めるものです。第2は、市長の提案説明に関連してです。決算に関しては、決算額、比率などで説明され、15年度決算から小樽市の財政はたいへん厳しいものになっているとの結論です。今後の財政運営について、国の構造改革、特に三位一体改革の影響や回復の遅れている小樽の経済情勢、急速な少子高齢化など、さらに厳しいものになることが予想されるので、今後も財政健全化の取組において、着実な事業成果を上げるとともに、徹底した経費の節減と事務の効率化を進めていかなければならないとのことです。決算からの内容の説明はこれだけです。市民や職員、議会も一番知りた、 、 、いのは 市長の言う着実な事業成果を新たにどの事業で上げるのか 徹底した経費の節減と事務の効率化は具体的にどうやって上げるのか。ところが市長提案では、肝心のことは具体的ではありません。なぜ、この点を指摘するかといえば、市長自身が一連の小樽の財政問題での発言で説明しているように、健全化計画に基づき16億7,000万円も浮かしたが 市税の落ち込みに加え 国の三位一体改革による影響のダブルパンチで、 、。 、 、最終的に19億円の赤字になったからです したがって 40億円の効果を生み出そうとした行政改革のほかに新たに小樽独自でどの事業でどんな成果を上げるのか、この点について市長は提案説明でその考えを示す必要があるのに、何の説明もありません。これでは黙って国の三位一体改革の行方を見ているだけになるではありませんか。こういうことでいいのかどうか、見解を求めます。市長はこれまでの一連の発言で、財政問題を語ってきたから、議会の提案説明をはじめ、議会で再度語る必要がない、新たな事業に手をつけるかなどを語る必要がないとなれば、議会軽視そのものになります。少平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録なくとも日経ビジネスの記事よりは詳しく、議会に対し説明する必要があるのではありませんか。見解をお聞かせください。次に、三位一体改革にかかわって地方六団体が多数決で決めた国庫補助負担金の改革案についてですが、平成17年度、18年度税源移譲対象補助金のうち、小樽市財政への影響はどういう補助金が対象となり、その影響額は幾らになると試算しているか、お答えください。また、これに見合う税源移譲は、確実に行われる保証はあるのかについても、お答えください。次に、市長は15年第1回定例会の提案説明で、市税は前年度比5.5パーセントの減、8億9,400万円減の見込みと説明していました 平成15年度決算では 前年度決算比で3億3,700万円の減です 15年第1回定例会。 、 。の説明より2億5,700万円の違いが生じています。地方交付税はどうか。同じ比較で見ると、当初予算では11億6,700万円減の見込みと説明していました。ところが、決算同士の前年度比較では、臨時財政対策債を合わせると7億7,600万円の増額です。臨時財政対策債は15年度当初予算では、前年度を12億3,500万円上回る27億4,000万円を計上していました 臨時財政対策債の大幅な伸びがあってこうなったという説明は通用しま。せん 15年度の地方交付税は 15年度当初予算は158億1,700万円でしたが 決算では162億935万8,000円で落。 、 、ち込みどころか逆に3億9,235万8,000円も伸びています。平成15年度決算では、歳入に占める市税と交付税の割合は、合わせて47.5パーセントで、歳入の中で大きな比重を占めています。この大きな比重を占める市税で、当初予算同士の比較と決算同士の比較でどうしてこういう違いが生じているのか、説明をしていただきたい。また、地方交付税は予算の比較で大幅に減るとの見込みが、決算の比較では逆に増える結果となった。どうしてこんなことになったのか、わかるように説明をしていただきたい。これまでの理事者の説明では、当初予算は政府の地方財政計画の方針が細部にわたって示されていないから、明らかになっている方針で予算を編成するから違いが出るとのことです。しかし、臨時財政対策債に見られるように、見通しの当たっている項目もあるのですから、この言いわけは通用しません。さらに、平成15年度当初予算の説明では、地方選挙前の骨格予算だから詳しく説明していないとの言いわけも通用しません。選挙後の15年第2回定例会の会議録を見ましたら、市長の提案説明では、財政問題の内容については何も語っていません。それどころか、平成15年は財政難を理由に健全化計画を発表し、行政改革で市民と職員の負担で40億円もの財政効果を生み出し、財政再建を図ると打ち出した年でもありました。これでは、歳入をわざと低く見込んで、財政が苦しいと議会や市民に強調し、健全化計画で40億円もの負担を市民と職員に強要する理由にしたのではありませんか。こう見てくると、平成15年度当初予算の提案説明は、1年たってからの決算の結果に照らせば、今指摘したように考えざるをえません。この疑問に対する説明を求めるものです。第3は、新たな健全化計画についてです。市長や理事者の話を聞いていると、政府の三位一体改革の財源確保の具体的見通しが明らかになれば、直ちに健全化計画ができるように受け取れますが、それに相違ありませんか。また、既にスタートが切られている北しりべし廃棄物処理広域連合の焼却施設等や近く明らかになろうとしている市立小樽病院の建替え計画を前提に立てるのか、お答えください。この二つの事業は健全化計画の年度に属さないとのことで、答弁を避けてはなりません。事業費が大きいだけに財源の見通しを市民や議会に明らかにするのは当然だからです。また、三位一体改革の新年度の財源平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録見通しが明らかになるのと、新年度予算編成がスタートするのが同じ時期になりますが、新年度予算の財源の見通しをお聞かせください。第4は、2003年度決算にかかわってです。まず、15年度予算に対し、当初の予想に反し、黒字になった要因を含め、決算の結果について歳入歳出の主な項目ごとにそうなった要因について説明してください。次に、2003年度予算では45億円の赤字予想ということでしたが、決算では22億円の財政効果を生み出し、。 、 、 、赤字予想額を大幅に圧縮しました この対象とした事業のうち 市民サービス削減と負担増 職員の人件費職員数削減の効果額は幾らであったのか、各事業ごとにお知らせください。また、不用額調べでは、生活保護費の不用額が2億7,339万9,000円にもなっています。この失業、倒産、就職難、相次ぐ社会保障の改悪の中で、どうしてこうなったのか疑問です。理事者の説明では、入院患者が前年に比べ156人減ったのが要因と説明していますが 前年に比べ保護を開始したケースと廃止したケースの、差引きで84件もケースが減っています。これは窓口規制を厳しくして、生活保護適用を減らしているということにはなりませんか、その理由をお聞かせください。次に、商工費の不用額は3億9,516万3,000円で、予算現額に対し13.1パーセントにもなっています。そのうち貸付金の不用額が3億6,205万6,000円で商工費の不用額の91.6パーセントを占めています。長引く不況が大きな要因であることは否定できません。しかし、これにすべて解消されることにはなりません。市の制度が地元業者の実態、要望に合わなかったということは考えられませんか。中小企業特別資金、それと小樽、 、商工信用組合破たんの際立ち上げられ その後改正された経営特別資金が不用額の中で群を抜いていますがこれにも触れてお答えください。次は、家庭ごみ有料化についてです。本定例会に家庭ごみ有料化のためのごみ袋 事前周知用パンフなどの制作費として 7,210万円の補正予算、 、と条例の一部改正案が提案されています。我が党は、家庭ごみ有料化には反対であることを申し上げ、幾つか質問します。まず、家庭ごみ有料化でごみ減量が確実にできるのか、その根拠を示して、市長の見解をお聞かせください。我が党がこれまで機会あるごとに有料化ではごみ減量にならないことを、有料化を先行して実施した他都市の事例も引きながら、有料化先にありきの誤りを指摘してきました。平成15年3月、国の事業として全国都市清掃会議が、全国すべての市区町村を対象に行ったごみ処理の有料化に関する全国調査でも、有料化した自治体の半分で有料化直後はごみ減量になったが その後ごみ量は増え始め 有料化前の1.5倍にもなっ、 、た自治体もあります。この結果は、7月5日のNHKの「おはよう日本」でも紹介されています。市長は有料化すればごみが減る理由に、この調査結果を論じた全国都市清掃会議の報告が、家庭系一般ごみの有料化がごみ減量化に有力な方法としていること、又は、NHKの「おはよう日本」の中で紹介された東京都日野市のように、袋の値段を高くして住民に負担感を与えれば、ごみが減るとでも考えているのでしょうか。いったい何を根拠に、小樽の家庭ごみ減量のためと称して有料化を進めるのか、お聞かせください。同じ調査結果の報告で 有料化しないで有料化したのと同等のごみ減量効果を上げている自治体もあるこ、「とが明らかとなった。有料化以外にもごみ減量化の有効な方法があることを示唆している。これらの自治体は、ごみ減量化や分別のための住民啓発、そのための広報手段、広報ツールの開発、またごみの排出指導や住民の協力体制づくりなどにそれぞれ独自の努力と工夫を重ね、それらの施策の累積から得られた結果であ平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録ろうと推察される こう書かれています 市長は 市民に年間3億6,500万円の負担をさせる前に この道を」 。 、 、探求して、本市のごみ減量の方針にしようとは考えなかったのか、お答えください。我が党は、ごみ減量のためには、循環型社会形成推進基本法にさえうたわれている廃棄物の発生抑制を優。 、 、先することでなければならないと考えています しかし この基本法では廃棄物の発生抑制をうたいながら拡大生産者責任、ごみとなる製品を製造、生産する企業、これを大量に使用する流通事業者に、製品廃棄後の処理までの責任を義務づけていない根本的弱点があります。現在、製造業者、大手流通業者は、リサイクル費用の2割から3割しか負担していません。残りはすべて自治体と住民の負担です。だから、使い捨て容器は税金で処理してもらえるから、リユース容器を駆逐してしまうことになっているのが現状ではないでしょうか。市民は生活していく上でやむなく購入した容器包装資材を可能な限り分別して再資源化の努力をしても、使い捨て容器を大量に生産し、大量リサイクルの繰り返しでは、再資源化されても、それがだぶついて価格が下がるばかりです。本市のごみ減量・有料化実施計画では 鳴り物入りで資源化を推進しても 資源物の売却代金は950万円し、 、か増えず 平成17年度は1,756万円程度との見通しです ごみ処理やリサイクルについては 廃棄物処理法が、 。 、改正され、資源リサイクル法の制定、容器リサイクル法の制定とプラスチック・紙容器までの対象範囲の拡大改正、家電リサイクル法の制定と相次ぎましたが、ごみの総量は減るどころか、逆に増える一方です。こういう現状の下で、地方自治法では分別収集や運搬、リサイクル施設の建設や圧縮梱包、収集車や人件費の確保、ストックヤードの新設・確保などに多額の税金の投入をやむなくされています。ごみ問題の先進諸国ヨーロッパのように、使用後の製品や容器包装の収集・分別・保管などの処理費用を製品コストに含めてこそ、処理困難な製品の生産抑制、廃棄物の発生抑制が図られると考えています。以上の指摘に対し、お答えください。これを前提に市民の世論を喚起し、その協力の下に分別を徹底して、リデュース、リユース、リサイクル。 、「 」 、を推進することこそごみ減量の王道です これは広報おたる9月号に 循環型社会を目指して と題して三つのRの話として今月の焦点として掲載されていることでも明らかです。ところが、小樽市のごみ処理行政は この立場が明確でなく ごみの有料化を行うに当たって とってつけたように広報おたる9月号に 循、 、 、 「環型社会を目指して として三つのRを掲げました これを読んだ市民の感想は だからどうしたというの」 。 、「だ 何をせよというのか など極めてクールなものです それもそのはずで いまだに市内のスーパーなど」「 」 。 、にトレイなどの廃止を申し入れてさえいない行政の態度に対する批判が込められているのではないでしょうか。21世紀プランでも、この循環型社会形成に向けた基本課題が明確に整理されてはおりません。これで有料化と言っても市民の合意を得ることは難しいのではないでしょうか。以上の指摘に対する市長の見解をお聞かせください。次に、ごみ有料化に伴う環境部の説明を前提に、平成17年度の家庭ごみ有料化の歳入歳出の構成をどうしようとしているかについてお尋ねします。家庭ごみ有料化に伴う新たな歳入総額は3億6,859万円、またこれに伴う新たな事業の歳出予算は2億6,320万円とのことです。その差額は1億559万円、平成17年度の予算編成時に、この1億559万円をどう扱うのかという問題です。平成15年度決算では清掃費に充当している一般財源は、3億5,037万3,000円です。新年度は 清掃費に充当している一般財源を1億559万円削減する予算編成とするのではありませんか ごみ袋代、 。金は特定財源ですから、清掃費以外に使うことはできません。こうなれば、財政難の折、家庭ごみ有料化の平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録どさくさに紛れ、市民に1億円もの余計な負担をさせ、一般財源に繰り入れすることと同じことになるではありませんか。清掃費以外の費用を負担させられる市民は、たまったものではありません。市長の見解をお聞かせください。この間 ごみ有料化に向け 各町内会や市民に対し 38回 1,280人に対する説明を行って 参加した市民、 、 、 、 、からも意見を聞いたと説明しています。伺いたいのは、これをもって市民に対する説明責任を果たしたと考。 、 、 、 、えているのでしょうか 滝川市では 市長も承知のように 市民へ説明するため 町内会を単位に400回以上1万3,700人に対し徹底した説明を行っています この規模と比べ 小樽市はあまりにも少なすぎ 市民への。 、 、説明が不親切ではないでしょうか。また、小樽市の説明会で出された市民からの意見、要望、批判にどのように対応するつもりか、あわせてお答えください。この問題の最後に 補正予算に指定袋等作成費として4,650万円が計上されていますが 地元企業に発注す、 、ることを求め、発注方法についてもお聞かせください。最後の課題は、去る7月9日静岡市の沼上清掃工場の灰溶融炉水蒸気爆発事故に関して尋ねます。水蒸気爆発を起こした灰溶融炉と同じ型が北しりべし廃棄物処理広域連合の発注する灰溶融炉として計画されていますから、炉の大きさは違うとはいえ、広域連合の一員である小樽市としても無関心ではおれません。市長は、北しりべし廃棄物処理広域連合長として、8月3日付けで日立造船に対し、灰溶融炉事故の対応についてと題する文書を送付し、4点にわたって回答を求めています。送付後1か月がたちますが、日立造船からどのような回答、説明があったのか、お聞かせください。灰溶融炉は、焼却炉のストーカ式などと比べても歴史は古くありません。日立造船自身も灰溶融炉の建設は、静岡市を含めて3か所しかないということです。他の2炉は30トンクラスで、今回事故の起きた静岡市は1基60トンで、北しりべし廃棄物処理広域連合の4倍です。過日、北しりべし廃棄物処理広域連合議会で岐阜県の施設を視察した際、日立造船から北しりべし廃棄物処理広域連合議会に、静岡市の灰溶融炉事故の説明がなされました。そのとき担当者から30トンクラスでは事故はないので心配ない旨の説明がなされました。これに対して、各議員から一斉に批判の声が挙がりました。各議員からの批判、懸念は当然のことでし。 、 、た 日立造船は進んで資料を公開していませんが 2基の灰溶融炉は今年4月に静岡市に引き渡された以降まともに稼働していなかったことがその場で我が党によって指摘され、日立造船も認めました。この説明から灰溶融炉の水蒸気爆発事故とは別に、灰溶融炉の前処理にも欠陥があり、溶融灰がスムーズに灰溶融炉に送られず、トラブルが続いていたことが明らかにされました。このトラブルと水蒸気爆発は関係ないとの説明でしたから、日立造船の灰溶融炉には、少なくとも二つの欠陥があることが明らかとなりました。市長はこの点について、どういう認識を持っておられるか、お答えください。また、このことについて日立造船の北しりべし廃棄物処理広域連合議会議員に対する説明のように、15トンの灰溶融炉だから心配ないと広域連合長に説明をしているのでしょうか。次に、今の指摘とも関連する溶融灰の前処理に関して尋ねます。説明によれば、溶融不適物を前処理で取り除くとのことですが、今回、静岡市の灰溶融炉でのトラブルの一つに、溶融炉内にスムーズに灰が落ちていかず、斜めに取りつけられたホッパーを垂直にするなどの改善なども行っていたとのことです。これが今年4月に静岡市に引き渡された以降、灰溶融炉がまともに稼働せず、3分の1しか稼働していなかった直接的な原因とのことです。新聞報道では、鉄分が多いのが原因ではないかとの指摘もありますが、市長は日立造船から3分の1しか稼働しなかった原因について、どのような説明を広域連合長として受けているのでし平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録ょうか、お聞かせください。静岡市のこのトラブルは、他人事ではありません。去る8月18日、北しりべし廃棄物処理広域連合議会で視察した岐阜県可児市の灰溶融炉は、磁石などで前処理しているとのことです。焼却炉に紛れ込んだ大きな金属の廃棄物が、そのまま灰溶融炉の前処理に運ばれ、磁石で吸引したが、その磁石で最後まで運ぶことができず、落下して灰溶融炉に持ち込まれるトラブルも起こっているとのことです。したがって、8月3日付けで日立造船に提出した灰溶融炉事故の対応については、水蒸気爆発事故に限ってのものですが、前処理に関するトラブルも問いただし、より安全で確実な灰溶融炉となるよう、最善の努力を尽くすのが市長の役目ではないでしょうか。日立造船の説明では、静岡市の場合、事前運転のときは前処理のトラブルはなく、灰溶融炉はスムーズに稼働していたが、静岡市に引き渡された途端トラブルが発生したという経過になる説明です。そうであれば、北しりべし廃棄物処理広域連合の試運転の期間を延長し、慎重の上にも慎重を期すべきではありませんか、お答えください。私は、このようなトラブルの原因を小樽市として自主的に検討、解明することが必要と考えます。そのためにも、日立造船が建設した静岡市、岐阜県可児市、茨城県日立市の3施設の灰溶融炉の運転日誌等のコピーを、関係自治体あるいは直接日立造船から提出してもらい、市長みずからの責任で検討することが、どうしても避けられないと考えます。入手の方法は、既に公開されているインターネットなどを通しても資料の入手ができるわけです。これらを検討し、意見を申し上げる、こういうふうにすべきだと考えますが、市長の見解をお聞かせください。次に、日立造船は不都合なことを隠す体質があるのではないかとの疑問についてです。市長も認めているように、緊急時の対応に問題があったことは明らかです。静岡市との間でかわされた運転業務等委託契約に反して、灰溶融炉の温度の異常な上昇にもかかわらず、静岡市に通報していない契約違反が問題点として浮かび上がっています。この事故を通じて、日立造船は温度センサーの上昇に対する対応で、不都合なことを隠す体質があるのではないかとの疑問が出ています。爆発事故の起きた灰溶融炉の外側には、温度センサーが10数台設置されていたとのことです。この温度センサーの記録が静岡市議会の生活環境水道委員会へ報告されています。この記録によると、事故の起きる30分前に、7月9日午前0時15分に炉の外壁温度センサーが通常の80度を超えて上昇していたとのことです。90度、100度、130度まで上昇していたとのことですが、これに対して、日立造船はどういう対応をしていたのか、説明してください。8月17日の北しりべし廃棄物処理広域連合議会議員への説明の際、私は文書でこの問題点を指摘し回答を求めましたが、回答はありませんでした。広域連合長でもある市長の方から、改めて問いただしていただきたく質問するものです。市長は安全性が確立された以降に、灰溶融炉の工事着工を認めるとのことですが、北しりべし廃棄物処理広域連合議会議員への説明では、静岡市の事故に関しては、日立造船としては原因究明と安全対策確立を図り、年内には再開できるように考えているように受け取れました。市長として事故の説明と安全対策が示されるのはいつごろと考えておられるか。また、日立造船の示している工事工程表からして、北しりべし廃棄物処理広域連合が設置する灰溶融炉は稼働に間に合うと判断しているのか、あわせてお答えください。次に、溶融スラグの最終処分について伺います。北しりべし廃棄物処理広域連合で生産される溶融スラグの小樽市の分は再利用の使途がない限り、桃内の廃棄物処理センターの最終処分場に埋め立てられます。伺いたいのは、このときの埋立手数料をどうするのか、説明してください。平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録次に、本題の桃内の最終処分場に埋め立てられる溶融スラグの安全性について尋ねます。一般廃棄物の溶、 「 」 、融スラグは 旧厚生省の 一般廃棄物の溶融固化物の再生利用に関する指針 に基づく環境庁の溶出試験で環境安全性がクリアされている。だから、溶融スラグに含まれる重金属、カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、総水銀、セレンなどはいずれも溶出基準以下であるから、広域連合長である市長は埋め立てても安全性は確保され、心配ないと判断されているようです。これは、日本全体の再生製品の安全性はいかにあるべきかが大きく問われ、関係省庁が学者、専門家の力をかりながら、その安全基準確立に努力しているとき、あまりにも性急すぎる結論、態度ではないでしょうか。現在、政府でも課題になっているのは、溶融スラグをインターロッキングブロックなどに再利用した場合に、有害物質溶出による被害の有無です。国民の不安は溶融スラグを含めて、再生製品全体の品質の安全性が保証されるしくみを国全体で確立していないため、国民の理解を得にくく、じゅうぶんな説明がなされていないことが原因です。そこで、新技術に関する安全基準を確立するため、平成14年7月に、準JISと位。 、 。置づけられている標準情報が公表されました これを基に JIS化のための調査研究が続けられています溶融スラグについていえば、標準情報では溶出量基準のみ定めていますが、これではふじゅうぶんだというので、新たに含有量基準も加えた環境安全性を追加するための検討が行われています。関係者の合意が得られれば、3年後にJIS化される予定です。政府でさえこのように慎重に再生製品の安全性確保に努力しているとき、埋め立てても大丈夫との前提で事を運ぶことには重大な疑義があり、将来にわたって安全性が確保されるのか甚だ疑問です。いかがでしょうか。また、溶融スラグの再利用については、全国的に大きな流れになっています。JIS化で安全性が確立されたとなれば、再利用をいっそう促進することになると考えられます。そこで課題となるのは、安全で良質なスラグの生産ということになります。基準を満たせば再利用が促進されます。安全基準が確立してからでも灰溶融炉をつくってもいいのではないかとさえ考えますが、いかがでしょうか。とりわけ、日立造船が灰溶融炉で欠陥が二つも発見されたわけですから、なおさらではないでしょうか。市長の見解を求めるものです。再質問を留保して終わります (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
北野議員のご質問にお答えいたします。最初に、台風18号についてのお尋ねでありますが、まず市民周知についてでありますが、9月7日18時39分に発表されました暴風波浪警報を受けまして、21時から消防署におきまして市内一円を巡回広報いたしております。次に、被害状況でありますが、市に連絡があって消防や建設部が確認したもの並びに関係部局における民間施設の被害状況調査の結果を集約した結果、13日9時現在で人的被害につきましては、暴風で転倒したことなどによる負傷者が11名発生し、そのうち重傷が2名、軽傷9名となっています。次に 市民から市に被害の連絡があった件数は1,286件であり 主なものは屋根トタンはく離 屋根飛散な、 、 、どの建物被害が574件 倒木が408件などとなっております また 小中学校や市営住宅など134の市の施設に、 。 、平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録おいて 屋根の被害などがありました 停電につきましては 9月8日に1万4,000戸がありましたが 11日、 。 、 、の午前零時30分に復旧いたしました。農産物の被害につきましては、主に強風によるビニールハウスなどの倒壊が多く、トマト、キュウリなどの畑作物に大きな損害を受けました。被害農家数は78農家、被害面積13ヘクタール、被害金額は約1億2,000万円に及んでおります。次に、文化財保護対策についてでありますが、防災計画第5章第15節文教対策計画の中に、文化財の保全について記載しており、暴風雨のみでなく災害全般に対し万全を期すことをうたっております。次に、災害情報等の収集・伝達についてでありますが、今回の台風につきましては、災害発生が見込まれ、 、 、 、 、たため 9月7日18時39分 暴風波浪警報発表と同時に 災害対策連絡室を立ち上げ また9月8日11時に災害対策本部を設置し、各部の情報連絡責任者から災害に関する情報の報告を受け、必要な指令を伝達いたしました。今後、市内全体の被害状況を早期に掌握するために、さらに各部の情報の収集を徹底するとともに、関係機関をはじめ、町内会や福祉団体等住民の協力を得ながら進めてまいりたいと考えております。次に、北電との連絡についてでありますが、北電からは今回の停電は規模が大きく、電線の切れた場所の特定が難しいなど、過去に例を見ない事態であり、北電への苦情電話が殺到し、市からの防災専用電話に対応するのが困難であったと聞いております。なお、関係機関に設備されている専用無線施設の活用についてでありますが、現在この施設は市のほか、小樽警察署と日赤に設置されており、この無線施設は市の通信機能が失われたときにこの二つの機関に出向き利用することができる施設であり、今回の災害につきましては、市の有する通信手段が確保されていたことから活用には至っておりません。、 、 、次に 国の災害関係法律の適用でありますが 今回の災害に対し適用が考えられる主な法律としましては激甚災害に対処するための特別の財政措置に関する法律や、災害救助法がありますが、現在、国や道においても被害状況を把握しているとのことですし、本市においても調査を進めているところであります。法の適用につきましては、その被害調査の結果を踏まえて判断されることとなります。また、その他民間施設等の被害につきましては、現行の市の制度の中で対応していきたいと考えております。、 、 、 、 、次に 市民への対応でありますが 防災知識の普及・啓発につきましては 防災計画においては 講演会防災訓練の実施、広報紙の活用、FMおたるの活用等とうたっており、これまでも広報おたるや出前講座、また講演会、FMおたるでの放送などを通して普及啓発しているところでありますが、今後とも積極的に市民への啓発に努めてまいりたいと考えております。次に、市民からの要望に対する市民周知の徹底でありますが、9月10日に報道依頼を行い、あわせて市のホームページに掲載したところでありますが、さらに市のサービスセンター、民生委員、社会福祉協議会などを通じ、周知徹底に努めているところであります。次に、生活福祉資金貸付金でありますが、厚生労働省の要綱に基づき、北海道社会福祉協議会が実施している貸付制度であり、住宅資金は住宅を増改築・補修・改修するための資金として、災害援護資金は火災や風水害などで住居や家財道具に被害があった場合に、低所得者世帯などに貸し付けられる資金として運用されております。現行では、いずれの資金も家屋を再建する場合は、解体・撤去費も貸付対象となりますが、解体・撤去費のみの場合は対象としていないものであります。市といたしましては、今回の災害の実態を踏まえ、解体・撤去費のみの場合でも貸付対象となるよう、国に働きかけてまいりたいと考えております。また、金利についてでありますが、生活福祉資金貸付金は国の要綱に基づき、昭和30年から開始された貸平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録付制度で、これまで3パーセントの固定金利で運用されてきておりますので、北海道社会福祉協議会として適正な金利にするよう数年前から国に対し要望していると伺っております。次に、今回の台風被害の現状に照らし、防災計画の見直しについてのお尋ねでありますけれども、小樽市ではこれまで災害の少ないまちと言われてきましたが、今回は今までに経験したことのない台風でもあったことから、想定していないことが発生するなど、さまざまな教訓を得ました。今後、速やかに防災計画の総点検を行ってまいりたいと考えております。次に財政問題について、何点かお尋ねがありました。、 、 、まず 財政状況に対する考えについてでありますが 平成16年度は財政健全化が本市の最重要課題であり安定的に継続可能な財政体質を構築するための第一歩の年であります。そのような中で、歳出削減や歳入増のための取組は、議会並びに市民の皆さんのご理解とご協力により、ぜひ達成したいと考え、広報紙にも財政再建問題を掲載し、昨年から政策課題として議会にもお示ししてきたところであります。しかしながら、健全化の第一歩を歩もうとしていたときに、国の三位一体改革が示され、本市にとって非常に厳しい結果を招くこととなったと受け止めております。国、地方ともたいへん厳しい状況の中で、三位一体の改革は必要であるとの認識を持つものですが、本市をはじめ、多くの地方自治体の財政に大きな影響が出ており、この改革が大都市圏と地方のいずれの都市も納得の上進められ、地方財政の充実につながり、真の地方分権を推進するものでなければならないと考えております。次に、港湾管理に係る財政問題でありますけれども、初めに石狩湾新港建設の一時中止でありますが、全国的に厳しさを増す港湾経営の中で、唯一、二つの重要港湾を抱えることは、本市の財政規模の都市にとって大変な負担であることは言うまでもありません。しかしながら、本市の経済、産業には、古くから港湾と直接的、間接的にかかわりを持つものが少なくなく、また新港については、背後用地の企業活動における物流基盤としての役割を担い、本市の産業構造の高度化にも資することを目指しているものであり、厳しい財、 。政環境の中とはいえ 可能な限り両港を含めた必要最小限の港湾整備に努めてまいりたいと考えております次に、新港マイナス14メートルバースの財政負担でありますが、このたびの王子製紙の方針決定は、これまでの計画の域を出なかった大水深バースの利用がいよいよ具体的なものとなり、小樽市域における本格的な港湾活動の幕開けになるものと歓迎しており、今後これを契機に多様な貨物取扱いが発生し、港湾収入の増加と背後地域の活性化に大きな効果を発揮することを期待しております。また、中央地区3工区の売却見通しにつきましては、近年の経済情勢を踏まえれば、厳しいものがありますが、管理組合としても母体負担への影響を極力避けるべく、さまざまな角度から対応策の検討を行っているものと理解しております。いずれにいたしましても、管理組合に対しましては、母体の危機的な財政環境を踏まえて、不要不急の建設事業を控えることはもちろん、一般管理経費の節減と港湾収入の増加に向けて最大限の努力を払うよう、引き続き強く申し入れてまいりたいと考えております。次に、銭函4丁目の都市計画変更につきましては、大規模商業施設の立地が中心市街地の活性化を妨げるおそれがあると判断し、一定規模以上の商業施設の立地を規制することとしております。私といたしましては、これからのまちづくりは、将来にわたる人口の減少や少子高齢化など、社会構造の変化を踏まえ、市街地を郊外に拡大するよりも、むしろ市街地の中に目を向け、そこに蓄積された歴史や文化、集積された産業基盤や公共施設など、多様な資源の有効活用を図り、人口規模に応じたまちづくりを進めていくことが大切だと考えております。平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録次に、健全化のための具体策の説明でありますが、提案説明では平成15年度決算を踏まえて、今後の財政健全化に取り組む姿勢を表明したものであり、三位一体の改革の影響を見極めた上で、収支見通しを立てなければ健全化の目標や対策を立てられないことから、具体的な内容等については、現時点では申し上げる状況にありません。なお、現在、事務事業の見直しや税外収入の確保対策、使用料の見直し等について、引き続き検討しているところでありますので、それらの方針が定まりましたら議会にお示ししたいと考えております。また、議会に対する財政問題の説明についてでありますが、今後とも機会あるたびに本市の財政状況や施策の方向性などについて説明し、ご理解をいただいてまいりたいと考えております。次に、このたびの地方六団体の改革案による本市への影響額でありますが、具体的な補助金が明示されている平成18年度までの第1期の内容で試算したところ、国庫補助負担金の廃止により、国・道支出金は私立保育所運営費負担金、公営住宅家賃関係の補助金など65件で、約10億円の減額が見込まれます。税源移譲につきましては、この改革案を政府に提出するに当たって、国と地方六団体との協議機関の設置、あわせて確実な税源移譲と交付税による確実な財源措置など、具体的な7項目の実行を前提条件としておりますので、、 。国においては誠意を持って地方六団体と協議を進め 責任を持って対応していただきたいと考えております次に、市税、地方交付税の予算と決算の相違についてでありますが、市税につきましては平成15年第1回定例会において、14年度の賦課状況を勘案して市民税、固定資産税・都市計画税、たばこ税合わせて2億7,000万円の減額補正をしており、平成14年度の最終予算額と平成15年度当初予算額の比較では、約6億2,400万円の減額であり 両年度の決算額の差 約6億3,700万円と同水準にあると考えております また 交付税、 、 。 、につきましては、普通交付税の予算は前年の本市の交付実績、年末に国から示されます国の予算案における地方交付税総額や地方財政対策の伸び率などの数値を基本として、事業費補正など本市の特殊財政需要の推移などを考慮して積算しておりますが、毎年その実績とは差額が生じ、例年、最終の議会で補正措置をしているところであります。平成15年度の普通交付税額の実際の算定においては、福祉や保険関係の単位費用が多く見積もられたことなどにより、結果として当初予算より多く交付されることとなったものであります。次に、歳入を意図的に少なく見込んだとの指摘でありますけれども、財政健全化の目的は今後ますます厳、 、しさを増す社会経済情勢の中でも 安定的に継続可能な市政運営を行いうる財政体質を構築することにあり準用再建団体への転落を避け、単年度収支のバランスがとれるスリムな組織と行政を目指さなければならないと考えております。昨年の試算では、平成15年度予算で22億円の財政効果を上げても、平成17年度には準用再建団体転落のおそれがあったことから、これを何とか防ぐために平成16年度から3年間をめどに収支の見直しを図り、平成18年度には平成15年度と比較して40億円程度の財政効果を上げることを目標として、財政の健全化対策を組み立てたものでありまして、意図的に収入を少なく見込んだものではありません。次に、財政健全化計画についてのお尋ねでありますけれども、初めに策定時期についてでありますが、三位一体の改革の全体像と工程表の明示が今年の秋とされておりますので、税源移譲や国庫補助負担金の見直し、地方交付税制度の改革が本市にどのような影響があるのかを見極めるとともに、現在進めております事務事業の見直しなど、健全化の取組状況を含めた収支見通しを立て、計画を策定することになります。したがいまして、三位一体改革の具体的な内容が明示される時期によりますが、それらを踏まえた上で、今年度中には策定したいと考えております。次に、財政健全化と焼却施設などや病院建替え計画についてでありますが、新病院の建替えにつきまして平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録は、建設時期と健全化計画の期間や一般会計の収支状況を検討した上で、当該計画に盛り込むかどうか判断してまいりたいと考えております。また、北しりべし廃棄物処理広域連合の焼却施設等に対する市の負担金につきましては、新たな財政健全化計画に盛り込んでいきたいと考えております。次、新年度予算の財源確保でありますけれども、三位一体の改革に伴う税源移譲、国庫補助負担金、地方交付税の影響等が具体的にどうなるのか現時点ではわかりませんが、いずれにいたしましても、厳しい予算編成になると考えております。次に、平成15年度決算結果とその要因でありますが、主な項目について説明を申し上げますと、予算額と決算額の対比では、歳入につきましては、市税が固定資産税・都市計画税、たばこ税の減収などで約5億5,133万円 国・道支出金が生活保護費の減などよる民生費関係の負担金の減のほか 繰越事業の財源として翌、 、年度に4億1,000万円を繰り越したことなどで約8億64万円 繰入金が減債基金 財政調整基金の取崩しをし、 、なかったことなどで約3億7,809万円、諸収入が商工費貸付金の減などにより約3億6,022万円、市債が繰越事業の財源として翌年度に2億500万円を繰り越したことなどで、2億9,210万円それぞれ減収となり、歳入総額では約25億4,259万円の減収となりました。歳出につきましては、約19億7,216万円の不用額を生じましたが 繰越事業費6億1,500万円は平成16年度に支出されるため 約25億8,716万円支出が減少し 約4,457万、 、 、円の黒字となりました。不用額の主なものといたしましては、民生費が生活保護費の減などにより約6億3,009万円、商工費が中小企業等への貸付金の減などにより約3億9,516万円、土木費が除雪費及び共同住宅建設改良資金貸付金の減などにより約3億5,677万円、職員給与費が時間外手当の減などで約1億8,215万円となっております。次に、平成15年度予算に反映された財政健全化の効果について、項目別に申し上げますと、職員数の削減では退職者の不補充などで約2億5,000万円の削減となり 給与・手当の見直しでは人勧の影響のほか 調整、 、手当の2パーセント削減などで約6億5,000万円の削減となり 人件費で約9億円の効果を上げました 事務、 。事業の見直しでは 徹底した管理経費の削減を行い約6億8,000万円の削減をし 運河健診の一部負担導入な、 、ど受益者負担の見直しで約2,000万円の効果を上げるとともに 総合体育館や引き船業務の民間委託も進めま、した。以上の健全化の取組による効果は、合わせて約16億円となり、計画時点との事業量の増減による影響額6億円も含めて、単年度で約22億円の削減効果となりました。次に、生活保護費の不用額でありますけれども、生活保護制度は最低限度の生活を保障する国の制度であり、その適用においては適正な実施に努めております。その中で、被保護世帯数は毎年度増加傾向にあり、予算編成においては毎年の伸び率を考慮し、扶助額を設定しております。平成15年度においては、前年度に比べて入院患者数が減少したことに加え、保護世帯数の伸びについても過去2年間、5パーセント台であったのに対して、死亡件数が12件増加したことや、就労指導による就職件数が増加したことなどから、廃止件数が増えたため 2.5パーセントの伸びにとどまったところであります これらが不用額の増加につながった、 。ものと考えております。次に、商工費の不用額でありますけれども、商工業振興費の貸付金については、毎年その時々の金融情勢や前年の融資実績を踏まえ、予算計上しております。これまでも市の融資制度につきましては、国や道の融資制度、セーフティネット保証の活用などとあわせて、利用する地元業者の方々にとって利用しやすい実効平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録性のあるものとなるよう、随時見直しをしながら運営しているところであります。15年度につきましては、国のセーフティネット保証の拡充により、同制度の市内企業の利用者が増えたことなどにより、マルタル資金や経営支援特別資金において不用額が生じたものであります。なお、今後とも融資先をはじめ、市内企業や金融機関等を訪問することにより、経営動向や融資ニーズなどの情報を収集し、実効性のある融資制度の運営等がじゅうぶんに図られますよう、努めてまいりたいと考えております。次に、家庭ごみ有料化について、何点かお尋ねがありましたが、初めに、有料化で家庭ごみが確実に減量できるのか、またその根拠ということでありますけれども、本市が平成12年度に実施した事業系一般廃棄物の埋立処分手数料の有料化において、資源物の分別徹底もあわせて実施した結果、減量化が進んだこと、また道内他都市の例を見ましても、資源化拡大施策とあわせて実施した家庭ごみ有料化において、減量効果が出ていることから、本市においても資源物の収集品目を拡大し、無料で収集し、家庭ごみを有料で収集することがごみ減量の有効な方策の一つであると、基本的な考え方を示したものであります。また、ご質問にありました全国都市清掃会議のごみ有料化にかかわる調査でも、個々の自治体を見ると必ずしも減量効果を上げていないケースも見られるが、全体として家庭系一般ごみの有料化がごみ減量化に有効な方法であることが、さまざまな角度から検証されたとあることからも、有料化は減量化の有効な方策の一つであると考えるものであります。次に、有料化以外の方法の検討についてでありますが、市といたしましては、これまでもごみ減量化施策として減量意識の啓発、資源化と再使用の促進、エコショップの認定による事業者の取組の推進、段ボール箱を使用した家庭での生ごみたい肥化の促進など、市民、事業者とも連携した取組を考えてまいりました。これらの減量化施策とあわせて、よりいっそうの減量化、資源化を進め、さらに市民サービスの向上を図るため、有料化を計画したものであります。また、全国都市清掃会議の調査結果においても、ごみ減量化や分別のための住民啓発、広報活動、住民との協力体制などの施策を家庭ごみの有料化とあわせて行うことにより、いっそうの効果が期待されるとありますことから、啓発・広報活動にも力を入れてまいりたいと考えております。次に、廃棄物の発生抑制と事業者の処理責任でありますけれども、循環型社会を実現するための多くのリ、 、 。サイクル法が施行され ごみの発生抑制や排出者責任 拡大生産者責任などについても規定されております現行の容器包装リサイクル法では、市民は排出、市は収集、事業者はリサイクルという役割分担のしくみとなっておりますが、物をつくって売る企業などの事業者においては、現状では拡大生産者責任がじゅうぶん果たされていない状況となっております。その結果、全国の自治体においては、収集運搬やリサイクルプラ、 、 。ザの建設 圧縮梱包や保管場所の確保など リサイクルに要する費用負担を強いられている現状であります容器包装リサイクル法は施行後10年を経過したときに、規定の施行状況について検討を加え、その結果に基づいて必要な措置を講ずることとなっており、現在、平成17年度の見直しに向けて、中央環境審議会で自治体負担の見直しや繰り返し使用できる容器の利用促進を誘導するしくみ、リサイクル費用の製品価格への転嫁などの審議が始められております。本市においても、今後の法改正の動きに期待しているところであります。次に、小樽市のごみ減量の基本方針についてでありますが、平成13年1月に施行された循環型社会形成推進基本法を基本的枠組みとして、廃棄物処理法の改正や資源有効利用促進法、家電リサイクル法など、次々平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録とリサイクルに関連する法が施行され、いずれの法においても循環型社会を実現するためには、3Rを基本として進めることが定められております。本市ではこれまでに3Rの市民周知については、広報おたるで内容を工夫しながら過去に2回掲載しており、今回の広報おたる9月号で掲載した「三つのR」もごみを出さない暮らし方を再度提唱し、ごみの減量や資源化についての市民啓発を行ったものであります。また、スーパーのトレイなどについては、現在消費者協会と連携をとりながら、使用の見直しの申入れについて具体的な検討を進めているところであります。家庭ごみの減量化は、有料化だけではなしえないものであり、容器包装リサイクル法に基づく市の資源物収集の拡大や、ごみ減量化のために市民が自主的に行う活動に対する支援、事業者との連携、減量意識啓発など、総合的な取組とあわせて達成されるものと考えております。次に、ごみ有料化に伴う歳入と歳出でありますが、現時点での通年経費の見込みとしては、ごみ処理手数料の収入が約3億6,800万円に対し 歳出は有料化実施に伴う新規拡大経費として手数料徴収関係経費 資源、 、物収集拡大関係経費 市民サービス向上経費などで約2億6,300万円を見込んでおります その差額について、 。でありますが、職員給与費と公債費を含んでいない清掃費に係る一般財源は、平成15年度決算では約3億5,000万円 平成16年度の当初予算では約6億円にも上っており 有料化を実施する平成17年度以降は さらに、 、 、市民要望に対応した資源化施策や市民サービスの向上策の経費に充てるほか、今後、広域連合負担金のうちのリサイクル施設建設に係る経費、さらにはリサイクル施設維持管理費も発生し、清掃費に係る一般財源がさらに増加しますので、これらの財源に充当したいと考えております。次に 基本的な考え方 に関する市民との懇談会についてでありますけれども 6月中旬から8月初旬ま、「 」 、、 。 、 「 」で38会場で開催し 約1,280名が参加しました 今回は市の減量化 有料化施策についての 基本的な考え方に関する懇談会であり、有料化の手法、ごみの収集、資源物の収集、不法投棄対策、市民サービスの向上などについて 参加者から多くの意見・要望をいただくとともに 基本的な考え方 に一定のご理解が得られ、 、「 」。 、「 」 、 、たものと思っております また 基本的な考え方 の概要版を6,000部作成し 町会を通じて全世帯に回覧し周知しております。なお、有料化の実施に伴う新たなごみの出し方や分別方法についての説明会を11月から約200会場で行うほか 各団体などからの要望があれば その都度開催するなど 市民の方々にじゅうぶん周、 、 、知してまいりたいと考えております。次に、懇談会でいただきました意見・要望でありますけれども、指定ごみ袋の種類、試行袋の配布、ごみネットのほか、ごみ箱設置費への助成、不法投棄対策や監視体制の強化などのほか、高齢者にもわかりやすい排出方法の周知などの意見・要望があり、それらを実施計画に反映させております。なお、ほかにも「有料化はもっと住民に意見を問うべきである 有料化の前に資源化施策を先に進めるべきである などのご意」、「 」見もありましたが、今後とも市民の意見に率直に耳を傾けながら、ご理解が得られるよう努めてまいりたいと考えております。、 、 、次に ごみ袋の発注方法でありますけれども 本市には道内有数のポリエチレン袋の製造業者が数社ありまたごみ袋を取り扱う販売業者も多数あることから、地場産業の育成、受注機会の拡大等を念頭に置きながら、今後、具体的な発注方法について検討してまいりたいと考えております。次に、日立造船製の灰溶融炉水蒸気爆発事故に関連して、何点かお尋ねがありましたけれども、初めに、日立造船への申入れに対する回答・説明についてでありますが、9月14日に日立造船から北しりべし廃棄物処理広域連合に対し、文書の提出とその内容が説明されることとなっておりますので、現時点ではお答えすることができませんので、ご了解いただきたいと思います。平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録次に、灰溶融炉の前処理にも欠陥があるとのご指摘でありますけれども、これにつきましても日立造船に説明を求めてまいりたいと考えております。また、15トンの灰溶融炉の安全性でありますけれども、日立造船からは現在のところご指摘のような説明は聞いておりません。また、3分の1しか稼働しなかった原因についても、あわせて9月14日に日立造船からじゅうぶん説明を受けたいと考えております。次に、焼却施設の試運転の期間でありますけれども、今回の事故を踏まえ、原因の究明と改善策が講じら、 。れた施設が建設されるものと考えており 試運転等に当たっては慎重を期してまいりたいと考えております次に、トラブルの原因を小樽市として自主的に検討する必要がないかどうかということでありますけれども、灰溶融炉の構造や運転管理を分析する場合は、専門家の知見が必要であり、市といたしましては、北しりべし廃棄物処理広域連合が全国都市清掃会議の技術指導と日本環境衛生センターの設計施工監理を業務委託していることから、これらの専門家の意見をじゅうぶん活用するよう、北しりべし廃棄物処理広域連合に申し入れているところであります。次に、外壁の温度センサーが通常の温度を超えて上昇したときの日立造船の対応でありますけれども、灰溶融炉の運転・管理は日立造船が受託しているとのことでありますので、温度センサーが示す温度が上昇した場合の対応についても、14日に説明を受け、その分析をしてまいりたいと考えております。次に、事故の説明と安全対策が示される時期でありますが、14日には示されるものと考えておりますが、、 、 、その妥当性については 全国都市清掃会議及び日本環境衛生センターに検討していただき その見解を受け灰溶融炉の設計協議に入ることになるものと考えております。また、稼働に間に合うのかということでありますけれども、日立造船には工期に影響を与えることのないよう申入れをしてまいりたいと考えております。次に、溶融スラグを埋立処分する場合の手数料でありますけれども、北しりべし廃棄物処理広域連合では構成市町村のごみ焼却量に応じて、溶融スラグを各市町村に引き取ってもらうこととしております。この場合には、溶融スラグを引き取った各市町村がその事務として埋立処分することになりますので、本市の分の埋立てについては、埋立ての処分手数料の徴収は生じないことになるものと考えております。次に、溶融スラグの安全性でありますけれども、埋立処分に当たっては、スラグから溶出した重金属が浸、 、出水にどれだけ含まれているかが問題になりますので 国が定める溶出基準に基づいて埋立処分しますので安全性が確保されていると考えております。また、国が進めている含有量基準は、スラグをコンクリートブロック等に再利用する際の基準でありますので、再利用に当たりましては、今後設定される金属含有量の基準も遵守し、安全性を確保してまいりたいと考えております。また、含有量基準がJIS化されてから灰溶融炉をつくるべきとのご指摘でありますけれども、建設する施設は溶出基準、含有量基準の両基準とも守られると考えておりますので、施設建設を当初の計画どおり進めてまいりたいと考えております。なお、金属含有量を抑えるためには、焼却ごみの中に金属類を入れないことが大切でありますので、今後とも市民の皆さんに分別の徹底への協力をお願いしてまいりたいと考えております。( 議長、22番」と呼ぶ者あり)「
再質問 22番 北野義紀
再質問させていただきます。平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録最初に、台風18号の被害に関してでありますけれども、最初の答弁でよくわからないのですが、市民へ危険が迫っていることを知らせるということは、9月7日午後9時から消防車で市内を巡回して呼びかけたのですか、ただ巡回だけなのですか。市民に周知するということは、こういう強風が来るから気をつけなさい、 。 、ということを 防災計画では指示しているのではないのですか どういう文言で消防車が7日午後9時以降市内を巡回したのですか、原稿を見せてください。、 、 。それから 防災計画では 被害の実態を最終的にいつまでにつかんで報告しろというふうになっています今回の場合は、小樽はいつまでに被害の状況、実態を最終的にまとめるつもりでいるのか。先ほどの市長の答弁では、10日の午前11時にまとめた被害状況よりも、さらに詳しくつかんでいるわけです。例えば、農業関係の被害など、新たに報告がありました。しかし、先ほど指摘したように、小樽開発建設部では最大瞬間風速57.6メートルの風が吹いているのです。だから、海の方、水産関係で被害がないのかと、これはまだつかまれていないのかどうか。小樽にとっては重要な産業です。これについて、まだまとまっていないというのならまとまっていないでいいですから、いつまでにやるのか、これははっきりさせてください。それから、今後のことでありますけれども、市民からさまざまな要望が出されているわけですが、市長は既存の制度で対応すると、自民党の質問に対してもそう答えたし、私の質問にもそう答えました。しかし、被災された方々の実態は、既存の制度では救いようがないというところから問題を提起しているのです。だから、私の市民の要望を取り次いでいることにはこたえられないということなのですか、はっきりしてください。それと、住宅の解体費用については、これは全道あちらこちらで今問題になっているのです。だから、既存の制度で対応するようになんていうことではなくて、被害を受けた全道の市町村とも歩調を合わせて、国や道に要求するとか、あるいは緊急に小樽市独自にもできるのですよ。小樽商工信用組合が破たんしたときに制度資金を立ち上げたわけでしょう。そういうことをやる気になればいくらでもできるのです。被害を受けた人に対して、市長は温かい気持ちがないのかどうか、あなたの政治姿勢を含めてお答えください。それから、同じく低所得者に対する制度というのは、社会福祉協議会の方であると。しかし、一般の方で火災保険に入っていても保険料その他メニューがそうなっていなくて、適用にならないでたいへん困っている。ですから、こういう場合、保険に入っていても適用にならない場合で困っている方がおられるわけですから、札幌市を調べたら、災害住宅補修資金という制度があります。北海道にはありません。したがって、この保険の適用外ですと言われた一般市民は、自己資金を借入するか、あるいは預金をおろして対応しなければならないということになるわけです。預金のある方はまだしも、ない方は大変です。ですから、札幌市の災害住宅補修資金に見習って、小樽市も北海道に要望し、北海道が時間がかかるようだったら、小樽市単独で数が少ないわけですから、無利子、無担保で対応するということを考えたらいかがですか、お答えください。それから、今回、台風によるごみの後片づけの期間を9月24日までとしました。これはこれでたいへんけっこうなことです。しかし、我が党が農業関係者の方を現地調査したところ、例えば、ビニールハウスの問題ですとかその他で、営農しながら24日までに台風の後片づけをしてごみをステーションだとか所定のところへ出すということは、とうてい無理だと言っているのです。だから、業種により、あるいは特別な事情で後片づけが9月25日以降にずれ込む、そういう方々についても特別な配慮が必要ではないかと、いかがでしょうか。平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録それから 台風関係でもう一つは 先ほど市長は気象庁の発表だと思うのですが 小樽の最大瞬間風速44.、 、 、2メートルとお答えになりました 資料でもそういうふうに書いてます しかし 先ほど指摘したように 開。 。 、 、発局の風速計は57.6メートルを記録しているのです。それで、小樽市地域防災計画を見直すということですから、この防災計画の中には小樽市の概況というのがあって、その3に気象というのがあるのです。ここには1日の最大降水量は161ミリメートルとなっていますけれども 最大瞬間風速というのはないのです 気温、 。も書いていませんね。ですから、私はこういう地域防災計画、防災計画と私はさっきから言っていますが、これに開発局の方にも確かめて、瞬間最大風速は小樽でこういうのがあるということをぜひ記録して、今後の防災に役立てるし、市民啓発のときも、こういうこともきちんと記録を知っていただくということは必要ではないかというふうに思うのです。この点についてはいかがかと。それから、北電の問題なのですけれども、先ほど質問で詳しく説明しましたから、改めては繰り返しません。しかし、問題なのはホットラインが小樽市の防災担当と北電の間にあるわけでしょう。具体的な例を先、 、 、ほど聞きましたけれども 市民からいろいろな問合せがあるけれども 小樽市は北電からの情報がないから市民へ例えば消防車などを出して、いつ復旧するのかと、こういうことなどは全然説明できないという状況に追い込まれたのではないですか。私もたいへん心配でしたから、先ほど言ったように北電に行ってきました。責任ある方にお会いして、どうして小樽市の防災、いわゆる災害時の専用電話に出なかったのかと聞きました。そうしたら、たいへんてんやわんやしてましたけれども、一般の電話、23局の1111番ですか、あれを受けるのに精いっぱいで、専用電話の方は全然頭にないというのです。こんなことで非常時に対応できる北電の体制かということで、私はりつ然としましたよ。一般の市民からの要望に丁寧にお答えするということもけっこうです。やっていただかなければなりません。同時に、何よりも災害時の緊急の電話だということで、一般の人に知らせない電話番号を持っているわけでしょう。それにかけても出ないというのは、どういうことなのか、おかしいではないですか。だから、こういうことも北電に、防災会議が近くあると思いますから、そこで指摘をして、改善を求めるというふうにして、特に今回はマスコミでも言われましたし、私どももいろいろ質問を受けましたけれども、停電がいつ復旧するのかという物すごい問合せがあったのですから。これは、ほかの議員だって同じです。だから、せめてこういうことぐらいはできなかったのか。ああいう強風ですから、全市的に停電になるということは、北電の責任だとは私は言いません。しかし、そういう事態の中でどういう対応をするかということについては、市長としても意見を申し上げてよいのではないかというふうに考えているところです。そのほか、これから台風関係で新たな要望その他が出てくると思いますから、誠意を持って対応していただくということを強くお願いして、この問題の再質問を終わります。次に、財政問題です。最初に、依然として健全化計画について明確でないのですけれども、三位一体の計画が明らかにならなければ、健全化計画はできないということは私はわかりますよ、そこは理解していますから。しかし、先ほど来聞いている、例えば健全化計画の前提になっている各事務事業の見直しだとか、そういうことについて、これまでも何回も聞いてきたわけです。特に市民に対する負担増、それからサービスの切捨てで20億円、職員の人件費で20億円、合わせて40億円の効果を上げると言っているわけです。けれども、こういう努力をして16億7,000万円浮かしたけれども 国の対応でぱあになったわけでしょう 19億円の赤字予算を組まざるを、 。えなかったと。だから、事務事業の見直し、あるいは歳入増、職員の人件費等で40億円の効果を上げると言平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録、 。 、いますけれども その範囲のことで間に合うのですかという疑問が当然出るわけです 間に合うのであれば国が穴をあけた分はどこで補てんするのか、あわせて説明していただかないと、先ほどの答弁では40億円で帳じりを合わせると、これからもやっていくというのですから、そうしたら国が穴をあけた分、どうするのか。それは当然初歩的な疑問です。お答えいただきたい思います。それから、二つ目は、それとかかわるのですけれども、市長や理事者の話を聞いていると、40億円の効果どころか、もっと効果が出るのではないですか。陰でほくそ笑んでいるかどうかわかりませんけれども、40億円の効果、さっき市長も40億円と言ったでしょう。これだけ被害を受けて、国からダブルパンチを食らっても、隠し資産があるのではないかと思うのです。いろいろ考えたら、40億円の効果でなくてもっと効果があるということを、既に兆候あるのではないですか、財政部長。そういうことを隠して40億円というふうに、 、 。言って 市民に対しては厳しい厳しいと歳出の削減をさらに進めようなんていうのは とんでもない話ですここのからくりについて、隠さないでお答えください。笑い事でないですよ。それから、先ほど言った15年度の当初予算と15年度の決算を比較して、私は市税、地方交付税の違いについて指摘をしました。けっきょく健全化計画をやって、市民や職員に負担をかける、その口実に歳入を少な。 、 。く見込むということをしているのではないですか そうでないと言葉で否定したって 説得力がありません裏づけを持って答えてください。そんな意図的なことは私はやっていないというのであれば、わかるように説明してください。次に、家庭ごみの有料化について伺います。まず、有料化以外の方法を検討したかということに対し、市長は先ほどの答弁で個々のことは幾つかお答えになりました。私が聞いたのは、一つや二つではないのです。有料化しないで先ほど指摘したそういう減量に成功している自治体があるのですから、視察その他をして、有料化しないでごみ減量をどうやって行ったかということを本格的に研究、検討したかといえば、そうではないですよ。ちょっとやっただけで、事業を若干やっただけで、それで有料化だ。とにかく先に有料化ありきなのです、市長の頭の中は。財政が緩くないから、そういう気持ちになるのはわかるけれども、ここは落ち着いて考えて、やはりごみの減量を自治体があちらこちらでやっているわけですから、有料化しないでできないかということをなぜ本格的に検討しなかったのかと、私は怒りさえ感じますね。全国都市清掃会議の報告で、都合いいことしか読み上げないの。 。 、 、です そうですよ 持ってこいと言ったって 全国都市清掃会議の調べた報告を全文膨大でしょうけれども持ってこない。そのさわりの部分が載っている雑誌は持ってきましたよ。全ぼうさえ私たちに示さないのですから。だから、先ほど代表質問で市長が隠して言いたくないことを引用させていただいたということなのです。部分的に都合いいところだけ全国都市清掃会議の報告から拾い集めて答弁するというのは、いかがかと思うのです。もっと公平な態度で答弁をしていただきたいということです。それから、ごみ有料化で市長はある程度根拠を挙げました。しかし、そういう根拠を挙げてやっても、ごみ減量になるのかということでは依然として疑問は解消しません。なぜならば、そういうことをやった各自治体で、やった年は減ります。しかし、その翌年から徐々にごみが増えていって元に戻っているのです。それどころか、逆に増えているところさえあると。全国都市清掃会議の報告でさえ、全国の自治体がそう答えているのです。これは政府の委託を受けて行った調査です。そこで、そういう結論が出ているのですから、、 、 。先ほどのつまみ食い的に根拠を挙げて有料化をすればごみが減ると 何回言ったって それは納得できない平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録もう一度お答えください。、 、 、 、それから これから説明会を200回ほど行うというのですが 説明会でごみ有料化 もう少し待ってくれと1年延期してくれなどという要望が多数を占めた場合、それに従いますか。市民の声を大事にするというのであれば、そういうことをぜひやっていただきたいということです。財政問題でもう一つありました。市長は、私が珍しく褒めたように、一連の発言では分析とか政府に意見を申し上げるということでは評価すると。私は立場は違うけれども、わかるものはちゃんとわかりますから。ところが、それを前提に聞いたら、また元のもくあみに市長は戻るのです。石狩湾新港はそうなのです。具体的に聞いているのですから、具体的にお答えいただきたいと思うのです。そこで伺いますけれども、小樽港の整備・近代化が中断していますけれども、これについての理由を説明してください。開発局から言われたのか、小樽市がお金がないからやらないのか。小樽市がお金がないと言いながら、小樽港の整備をやらないで石狩湾新港に金をつぎ込んでいると、小樽の港を見捨てているのではないかというふうになるわけですから、この関係についてまずお答えください。それから、市長は鬼の首でもとったように、14メートルバースに王子製紙が18年の秋以降大型船を入れるということを天まで持ち上げました。しかし、入ってくる大型船の入港料、施設使用料、その他合わせても最大限見て 王子製紙や船会社が払う金は1,500万円ないのです 一方 王子製紙は 苫小牧から江別の製紙、 。 、 、工場にトラックでチップを運ぶより、石狩湾新港から運んだ方が開発局の試算でも年間10億円ももうかることになっているのです これで 石狩湾新港に14メートルのバース関連だけで337億円の税金を投入して 返。 、 、。 、 、 、 、 、済その他採算が合うのか 入港料 係船料 荷さばき用地使用料 荷役機械使用料 立ち入って心配ないとそれぞれお答えください。それから、18年度から始まる中央地区3工区の3か年にわたる一括償還です。いつも同じ話しかしないのです、市長は。管理組合で売れるように努力していると。私も管理組合議員の一員ですから、毎回聞いています。管理者である知事の答弁と同じです。努力している、努力している。しかし、これまで努力しても、造成したうち2パーセントしか売れていないのです。あれから売れたのだったら、どこにどれだけのスペースが売れて、3工区のうち幾らの比率で売れたか。だから、管理組合が努力しているから心配ないと。2パーセント、あれから全然売れていないのだったら、そんな市長のさっきの答弁だったら、人をごまかす答弁になりますから、きちんとお答えください。それで、灰溶融炉の方に進みます。まず、日立造船は9月14日、明日来て説明するというのです。小樽市議会の議論を避けているのではないですか。私はこの質問は早くから言っていますから。それで、市議会代表質問、明日する人だって間に合わないでしょう。あさってする一般質問だって間に合わないのですから、緊急質問でもさせてくれるというのなら、この質問は私はおりますよ、このコーナーでは。そんな甘いものではないですから、他党の皆さんの話は。だから、市議会の議論に間に合うように、日立造船に既に早くに静岡市議会で説明して謝罪しているのですから、北しりべし廃棄物処理広域連合に対してもきちんと説明して、小樽市議会でも議論になるだろうから早くしてくれというふうに督促しなかったのですか。もし、していないとすれば、不誠実きわまりないです。それから二つ目、静岡市の灰溶融炉運転日誌、ここには故障という記述が70回、1日5回から7回トラブ平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録ルが起こっているのです。だから、私は運転日誌を入手して、自主的に検討しろと。素人だって何も全国都市清掃会議とか日本環境衛生センターに委託しなくても、依頼しなくても、運転日誌を見れば、1日何回トラブルで前処理を休んでいるかということぐらいわかるでしょう。そうしたら、正常でないということは素人でもわかるのですよ。だから、どうしてそういう努力をしないのかということなのです。それから、先ほどの答弁では質問に対して答弁がありませんが、灰溶融炉の爆発の前に外壁の温度が80度を超えて130度にまでになっていると 契約では そういうときは静岡市に報告するということになっている。 、のです。日立造船はどうしていたのですか。していないのです、これは。それから、以前にも爆発事故が起きる7月の20何日でしたか、ここでもそういうことがあったのです。そのときも報告していないのです。明白な契約違反です。こういうことに対して、市長は広域連合長として日立造船にただしているのかどうか。私の入手したこの程度のニュースは、広域連合長として市長は全部掌握しているはずです。掌握していないというのだったら、環境部なり、あるいは北しりべし廃棄物処理広域連合事務局が市長に都合の悪いことを言っていないということになりますから、これはこれで問題ですから。こういう明白なものがあるのに、日立造船になぜそういうことをただしていないのか。だから、関係者は日立造船を含むプラントメーカーは、自治体に製品を納めて、自分のところの製品の実験をやっているのではないかとさえ言っているのです。こんなひどい話がありますか。静岡市に引き渡した途端、トラブルが発生する。試運転のときはなかった。そんな見え透いた説明でもってごまかすことは許されないということです。、 、 、 、それからもう一つは 日立造船は事故対応マニュアル 緊急消火システムも持っていないと 静岡市ではこのことが問題になったのです。こういうことについて承知しているのか。小樽市も入る北しりべし廃棄物処理広域連合では、これらについてはどうするつもりでいるのか。けっきょく今企業の経営体質が問われているのです。三菱自動車の問題しかりです。あの自動車会社は、売上げが前月に比べて40パーセントも落ち込んだという国民の強い批判を浴びているのです。本質的には私は同じだと思うのです。都合の悪いことを隠し続けると。事故だから隠せないから対応でもってあくせくするということになるのです。こういうことをぜひ考えて対応していただきたいということです。最後に、溶融スラグの安全性に関して尋ねますが、先ほどの市長の答弁では、安全性が確立されると見込まれるという、そういう見込みでもって予定どおり溶融スラグを埋め立てるということなのですが、確かにコンクリートブロックなどに含まれる、そういう再生製品の安全基準の問題で、今、政府の方が安全性確立の基準をつくる、そういう努力を専門家の協力を得てやっているのです。そこで伺いますけれども、浸透水の水質検査、これまでBOD、COD中心でしたが、検査の方法も進歩していると聞いております。新しい水質検査に基づく対応が求められていると思いますけれども、これについては検討をしているのかどうか、お答えください。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
再質問にお答えしますけれども、全部で23項目でないかと思いますけれども、順次お答えしていきますが、私が答えた以外のものは担当の方から答弁申し上げます。最初に、台風18号被害の問題で呼びかけたかということですけれども、消防の方では広報をして回りました。それから停電があって、各家でろうそくを使ったということもありましたものですから、そのことにつ平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録いても、ろうそくの使用についてはじゅうぶん注意するようにと、そういう呼びかけをしております。どういう内容の広報をしたかは、消防長からお答えいたします。それから、災害の被害をいつまでにまとめるかというのは、総務部長の方からお答えします。それから、市民のさまざまな要望で現行制度で救いようのないものはどうするのだというお話です。それから、住宅の解体費用、全道的にも問題になっているというお話でございましたので、現在、相談窓口をつくってやっておりますので、いろいろな被害の方がいらっしゃいますから、一概にこれこれだというふうにいきませんので、その相談内容に応じたどういう対応が必要なのか、現行のもので対応できるものがあるのかないのか、それから現行以外でどうしてもこれは対応が必要だというものも出てくる可能性もありますので、そういった問題が出た場合に、どう対応していくか、ケース・バイ・ケースで判断をしていきたいと、こういうふうに思います。それから、解体の問題については、全道的に問題になっているかどうかわかりませんけれども、かなりの被害が予想されますので、こういった問題は道ともよく協議をしていきたいと思います。それから、低所得者対策で、これは札幌市の例を出してお話がありましたけれども、火災保険の適用がない場合の対応、これも低所得者対策は社会福祉協議会の制度で対応していきたいと思いますけれども、また個々の相談に応じて、避難された方で市営住宅への住替えを希望している方もいます。そういう方の対応もありますから、住宅の改築費用の問題がどうなるかわかりませんけれども、そういった状況を見ながら、これから対応していきたいと思います。それから、44メートルの風速の問題、これは防災計画の中にきちんと位置づけを明記をしていきたいというふうに思います。それから、北電との関係の問題ですけれども、これは確かに北電の対応としては問題があるだろうと思います。ですから、当日どういう対応であったのか、相当な戸数の停電があったわけですから、その復旧がいつになるかというのは判断としても非常に難しい部分があったのだろうというふうには推測ができます。あの強風下ですから、なかなか現場に行っても、2次災害に当たる可能性もあるわけです。その辺ある程度事情は理解できますけれども、市民対応の点については、電話がつながらないということについては問題がありますので、これは今後のこともありますので、北電とよく協議していきたいと思います。それから、三位一体の改革、これはその範囲で間に合うのかというお話がございましたけれども、一方では隠し財源があるのではないかというようなこともお話があったわけですけれども、15年度決算でおわかりのとおり、借入金を充ててもまだわずかしか黒字が出ないということですから、隠し財源なんかあるわけないのです。財政部長から後で答えさせますけれども。もっとあるからでないかというふうにあったので、ないのです、そんなもの。それで苦労しているわけです。それから、これから検討していることとしては、使用料の問題、事務事業のさらなる見直し、税外収入の確保をどう図っていくかと、こういうことを中心に今各部で検討させております。それから、小樽港の近代化が遅れている、どうするのかというお話ですけれども、予定されているものすべて取り組んでいくというわけにもいきませんけれども、今、緊急課題として北防波堤は非常に老朽化しているということもありまして、当面、北防波堤の整備にかかっておりますけれども、やはり何といっても財源がかかります。直轄事業の負担金があるわけですから、そういうことからいって、なかなかこの北防波堤も早期に全部改修するということにはなりません。したがって、少しずつではありますけれども、急ぐとこ平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録ろからやっておりまして、そのほかの部分についても、今、港湾部の方でどこを整備するのか、検討を進めているところでございます。それから、王子製紙の問題ですけれども、王子製紙の話は前からありましたけれども、具体的になってきたのはつい今年に入ってからといいますか、私が話を聞いたのは7月ぐらいですから、そのころに18年から入れたいという、それが本決まりになったので、それはよかったなということで、少しでも港湾の利用につながるということであれば、非常にけっこうだし、王子製紙としてもこのチップの輸入というのは、海外から輸入しているわけですから、そんな面でできた製品も国内はもとより海外に販売をするという、そういう現在の経済のグローバル化の中でそういった商取引が行われるわけですから、価格競争に直面しているという問題もありますから、それは王子製紙にとっては、苫小牧港より石狩湾新港に来た方がよりベターだというふうに思います。それから、使用料のそれぞれについては港湾部長の方から答えさせます。それから、歳入を少なく見込んできたのではないかということですけれども、決してそんなことはありませんで、ただこれはなかなか正確に把握することは難しい状況です。収納率の問題もありますし、いろいろな経済情勢もありますから、これを正確に把握するというのは、非常に難しいと思いますし、交付税もこのいろいろな制度改正がありますから、そういった中での見込みですから、これも正確に見込むのは非常に困難であると。しかし、少なく見込んでそれが予算よりも多い決算になったからといって、市の財政状況がよくなっているわけではございませんので、そのことはご理解を願いたいと思います。それから、ごみの有料化の問題で成功している自治体もあるということでございます。確かに有料化しないで効果を上げているということは、全国都市清掃会議も認めています。しかし、全体としてはやはり有料化は減量化の大きな施策の一つだということも言っているわけです。そして両方をあわせることがよりごみの減量化に大きな効果があるのではないかというふうにも言っていますから、有料化だけが唯一減量化の一番いい方法だというふうには私たちも理解はしていませんけれども、両方あわせて施策を展開することによって、ごみの減量化が進むのではないかというふうに思います。それから、これから説明会をやっていったときに、延ばすべきだという意見があったらどうするかということですけれども、前回の説明会の中では一部そういういろいろな方策でもって減量ができるのではないかという意見もありましたけれども、大方のご意見としては、有料化やむなしというふうに聞いておりますので、たぶんそういうお話も一部あるかと思いますけれども、じっくりよく説明をしていきたいというふうに思います。それから、もう一つありましたね、新港の関係で。3工区の話がありましたけれども、確かに管理組合としても、私どもから説明を聞きましても、何とか売払いに努力をしているというお答えしか返ってきませんので、今のこういう厳しい経済状況の中で、なかなか思うように売却ができないという現状です。しかし、これからもこれは鋭意努力するように管理組合に申し上げていきたいというふうに思います。それから、9月14日、明日ですけれども、日立造船がおいでになると。私もつい先週聞いたばかりで、今回北野議員から指摘があったいろいろな問題について、これはきっちり説明をさせてしかるべく報告できるようにしたいというふうに思います。それから、運転日誌のトラブル、これも同じことですけれども、よく確認をしたいと。それから、外壁の温度の問題、これについても北しりべし廃棄物処理広域連合の方でよく聞き取りするよ平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録うに申入れをしたいと思います。それから、緊急消火システムとスラグの安全性については担当の方から答えさせます。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 総務部長 山下勝広(総務部長は2004年9月まで)
北野議員の再質問にお答えします。防災計画での最終報告はいつになるのかということでございますけれども、被害の状況については、先ほど北野議員から出た水産関係も含めて、現在、鋭意調査中でございます。防災計画では、最終報告というのは、応急処置の完了した後15日以内ということになっておりますので、我々の方としてはとにかく早急に被害の状況をまとめて整理したいというふうに思っています。それからもう一つ、ごみの収集の9月24日までという期間は、農業の場合には間に合わないのではないかと、こういうことでご発言があったと思いますけれども、これについては環境部としては、そういう場合には事前に相談してほしいということで、9月24日にこだわらないで対応したいというふうに申しておりますので、あわせて答弁させていただきたいと思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 消防長 相沢雄司(消防長は2004年9月まで)
北野議員の再質問に答弁させていただきます。9月7日の広報文の内容でございますが、読ませていただきます。「市民の皆様、こちらは消防署です。台風が接近しております。今夜から明日にかけて風が強くなりますので 火の元にはくれぐれもご注意ください こちらは消防署です 以下 繰り返しで全出張所で回ってご、 。 。」 、ざいます。それから、次の日の夜でございますけれども、停電発生時に回ってございます。「市民の皆様、こちらは消防本部です。ただいま停電になっております。現在、復旧に向けて最大限の努力を行っておりますが、事故原因箇所は広範囲にわたっており、復旧は明日の朝、未明まで及ぶ可能性があります。たいへんご迷惑をおかけしておりますが、ご理解よろしくお願いいたします。なお停電中のろうそ、 。 、くの火の取扱いには じゅうぶん注意してください また電気の復旧に伴う電気器具等の使用に当たってはご使用前に周囲の状況を確認していただき、火災などが発生しないようにご協力をお願いいたします。電線の垂れ下がりなどにもご注意ください 」以下、繰り返しでございます。。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 港湾部長 山田厚(港湾部長は2005年3月まで)
石狩湾新港のマイナス14メートルバースの荷役機械を含めたその他港湾施設の使用料の関係でございますけれども、まず一つは荷役機械については、現在、機械そのもの、それから関連する機械の投資額というのは決まっておりませんので、基本的には王子製紙の方で負担をしてもらうということで、現在、王子製紙と話合いをしていますけれども、詳細的には投資額が決まらなければまとまらないということで、今進めているということでご理解いただきたいと思います。それから、その他係船料も含めて港湾施設使用料の問題については、基本的にマイナス14メートルバースは王子製紙単独というよりも、国際ターミナルという位置づけの中の港湾整備でございますので、そういう意味では将来的な大型カーゴを含めた、そういったものを念頭に置いておりますので、将来的な部分を踏ま平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録えて、我々としてはマイナス14メートル岸壁の使用についてのポートセールスをしながら、この投資に対する見返りといいますか、そういうものに努力をしていきたいというふうには思っています。それから、市長が答弁申し上げた中央地区の3工区の部分についての売却なのですけれども、これはご指摘のように平成12年12月に4,000平方メートルを売却して以降、まだ動きはございません。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 財政部長 磯谷揚一(財政部長は2007年3月まで)
財政問題の関係で答弁させていただきますけれども、健全化計画にからんで事務事業の見直しで40億円といっているけれどもその範囲で間に合うのかと、あるいはそれをオーバーした分をどうするのか、それからまた、本当は40億円以上の効果があるのではないかだとか、何か隠しのあれを持っているのかとかと、いろいろお話がございました。基本的に平成15年度の予算を編成する段階で、これは厳しいということが明確になってございました。現行の健全化計画からいけば、平成15年度の収支不足というのは、当初は45億円ぐらい出るだろうというふうに考えられていたわけですけれども、編成の段階ではそれまでのいろいろな努力、それから事業の増減などがあって、結果的には22億円の効果というものがもたらされて、23億円それでも収支不足があるかなというところが決算を了してみた段階では 最終的には4,500万円の黒字 しかしながら実、 、態としては8億円以上の赤字ということになってきているわけです。そうした中で、私どもとしては、昨年、 、 。の秋に政策課題というものをまとめまして 議会にも示して そして16年度から着実にやらせていただくとそういった中で何とか40億円を平成15年第2回定例会と比べまして、平成18年度では40億円の効果を上げなければ、これは立ち行かないという中で進めてきているわけでございます。これについては、人件費だとか事務事業の見直しだとか、あるいは歳入増ということで、これまでもお話はさせていただいておりますけれども、とにかく着実に進めていかなければこのままでも非常に厳しい状況は続くだろうと。特に市長からも何度も答弁させていただいておりますけれども、この国の三位一体の改革が見えなければ、歳出の面では一定程度の予測はつけられるわけですけれども、入りの部分について大枠が固まらないということの中から、なかなか新たな見直しがどういうふうに出てくるのか、あるいはしなくても済むのかだとか、その辺の組立てができにくいという状況にあるのが、現状だというふうにご理解をいただきたいと思うわけです。あと、これ以上何があるかといって、正直に申しまして、いわゆる例えば特目資金、個人のお名前のついた基金、だれだれさんの基金ということでございますけれども、これはもう使用の目的がはっきりしているだとか、それからかってに崩して私どもが使うわけにもいかないというような特殊な事情のあるものでございますから、そういったものを除けば、本当に手元にはほとんど何もないというのが実態だというふうにご理解をいただきたいわけであります。そして、この40億円をいわゆる市民や職員にお願いするために歳入の見方というのをあえて低く見たのではないかというようなお話がございました。特にこの点、交付税についてもご指摘ございましたけれども、今、市長が答弁しましたように、市税については年度途中で、年度末が近づいてくるとその状況がいろいろわかってまいりますから、それによって減額補正するということがありえます。ですから、それによって今回はほぼ同規模の水準にあるような程度の決算となっているのではないかと思いますし、それから交付税についても、今、北野議員から、平成15年度の当初と15年度の決算で増額といいますか、むしろ伸びたのではないかというお話がございましたけれども、これは14年度と15年度の予算ベースで比較した場合、11億円ぐ平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録らいは落ちるという予定だったわけです。それが決算では確かに伸びたといいますか、決算ベースで14年度と15年度を比較しますと、これも落ちているわけですが、予算と決算との比較でいいますと、落ち方が少なかったということになろうかと思うのです。ですから、15年度の予算で見た額よりも15年度の決算で見た交付税の額は増えましたけれども、これもいろいろな事情がございまして、今回の場合は15年度は社会保障費関係が基準財政需要額に国の方で非常に多く見ていただいているという側面がございます。例えば、具体的に申し上げますと、社会福祉費の子育て支援の充実だとか、それから知的障害者の経費の措置だとか、そういったものも強く見ていただいていますし、高齢者の保健福祉費だとか、あるいは保健衛生費、こういったものの中でも若干ですけれども、基準財政需要額の中に強めに見ていただいたということがあって、それで予算比ではかなり大きな減額だったのですけれども、決算で見ましたら思った以上の減額ではなかった。ですから、ご指摘の平成15年度の予算と決算の交付税を比べると増えたのではないか、あるいは伸びたのではないかと言われますけれども、そういう事情があったということでご理解をいただきたいと思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 環境部長 安達栄次郎(環境部長は2006年3月まで)
まず、北しりべし廃棄物処理広域連合の関係につきまして、沼上清掃工場における緊急管理システムの関係でございますけれども、9月3日に静岡市の所管の委員会に報告された内容について、一応入手しておりますが、その中で安全対策といたしまして、万一の場合の措置や監視の強化、それから休炉時の目視点検、それから異常把握のシステムの確立、それから危機管理マニュアルの作成と、こういったような内容が示されてございますので、明日9月14日に日立造船が来た際に、この辺の具体的な内容についても聞くように広域連合には伝えてまいりたいというふうに思っております。それから、溶融スラグの浸透水の水質の検査方法が変わった場合の検討をしているかということでございますけれども、私の方では確かに溶融スラグのJIS化の関係の動きは聞いてはございますけれども、具体的な検査方法がどのように具体的にかわるかというのは、今初めて聞いております。もし、これらの方法がきちんと確立するようであれば、当然これは検討してまいらなければならないと、このように考えてございます。( 議長、22番」と呼ぶ者あり)「
再々質問 22番 北野義紀
再々質問ですけれども、先ほど財政のことで聞き漏らした点もありますから、ごみの有料化にかかわる問題で、1億円余りの差があるということで議論になっているわけです。市長の1回目の答弁を聞いていますと 平成19年から稼働するリサイクルプラザにも金が必要だと それは7,000万円、 。というのは、我々聞いています。それは19年に必要なお金なのです。だから、そういうものを全部込みにして、私は17年度の予算編成をどうするかと聞いたのですから、2年後の19年の話まで持ってきてごまかすというのは、少し不誠実ではないですか。17年度に限ってもう少し精査して説明してください。私は余計な負担を市民にかけるのではないかと。家庭ごみの有料化のどさくさに紛れて、1億円余計にとって、事実上一般財源に繰り入れたと同じ扱いをするのではないかという心配から聞いているのですから 19年度に7,000万。円リサイクルプラザに維持管理費に使う。そのお金まで17年度で何か使うような市長の答弁というのはおかしいですよ。そういう類の答弁が多いわけです、市長は。目くらまし、市長独特かどうかわからないけれど平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録も。さっきの災害の問題でもそうですよ。既存の制度では救えない方がおられるから、対応しなさいと言ったら、個々のケースをよく検討してと言うから、そこまではいいのです。市営住宅に入った人もいると。それは入る方もいるかもしれませんよ。それで答弁は終わっているのです。私の聞いている肝心なことに答えていないと。何か自分の成果をこうやっておれはいいことやったというのを出して、肝心の質問に答えないという、こういう論法で今回の議会に臨んできているというのは、けしからん話ですから、逃げないで答えてください。それから次、財政部長がいろいろ言われましたが、これは市長に答えていただきたいのですが、いわゆる財政健全化で効果額40億円でしょう。私の言っていることを聞いていないというふうに言うのは、私も小樽市に隠し財産とか隠し財源があるなんて思っていません。しかし、私がそのことを指摘したのは、40億円の効果額を出そうとしたチャラになった健全化計画です これでせっかく16億7,000万円浮かしたけれども 国。 、の交付税その他のやり方で吹っ飛んでしまったわけでしょう。だから、40億円の効果を生み出すということをあくまでもやろうというふうにおっしゃるから、新たな事業に手をつけなくていいのですかと。それはしないというのであったら、40億円の効果は予定を超えて50億円なり60億円の効果が出るということでほくそ笑んでいるのではないかということが質問の中心ですよ。かみ合って答えてください。それから、次ですが、新港の問題ですけれども、先ほど市長は私が指摘したように、石狩湾新港のマイナス14メートルバースに王子製紙の利用計画がある程度出てきたということは、たいへん喜ばしいというふうに、本当に天まで持ち上げるような答弁をしているけれども、具体的に聞いていったら、そんなことではないでしょう。港湾部長が具体的にかみ合って答えたのは、荷さばき用地に整備される予定のベルトコンベヤですよ、主に。それについて、まだ王子製紙と詰めがなされていないから、金額が確定していないからわからないけれども、今のところ使用料で基本的に王子製紙に持ってもらうという方向だということだけなのです。その入港料、係船料、その他合わせていったい幾ら入ってきて市長が喜ぶような、そういうマイナス14メートルバースのめでたしめでたしの話になるのかと、そこのところがわからないのです。それから、中央地区の3工区の問題では、私は管理組合議会で知事に対して、北洋銀行のバランスシートその他を見て、中身がたいへんいいから、3工区の起債は大半は北洋銀行から借りていると。だから、北洋銀行に18年の一括償還を待ってもらうことにならないかと聞いたら、そういう話はまだしていないし、するつもりもどうもないみたいですね。そこまで聞いているのですよ。だから、そうすると一括返済が18年度から始まるから、今聞いたら14年に売れただけで、以後売れていないのでしょう。事態は何も変わっていないのですから、だから結果として、小樽市の負担になるでしょうと。だから、母体の負担になるのは、18年度から3か年の中央地区の3工区の一括返済、それから今指摘した入港料、係船料あるいは荷さばき用地の使用料、そういう心配のものがあるのです。こういうものが実際にふたを開けていったら、母体負担になるのではないですかと。そうすれば、小樽市にも割合に応じて負担がかぶさってくるのです。だから、母体負担にならないということにはならないのではないですかと。市長はそんなこと百も承知でないですか。それでも新港をあれこれいって続けると。小樽港の整備は全然手もつけない。におっても来ない。どこの市長なのだということになるでしょう。まず港湾問題ではこの点について、お答えいただきたい。それから、日立造船の方が明日来るというけれども、明日市長も会うのは午前中だと思うから、私も時間があいているからできれば傍聴させてくれませんか。オブザーバーで発言させてもらえればなおいいです。平成 16年第 3回 定例会 本 会議 録そういう配慮はしてほしいと思うのです。まず、環境部長がお答えになりましたが、静岡市議会の関係委員会へ日立造船が来て、委員会に出たのはたった10分です。謝罪したらさっさといなくなったというのだから。だから、静岡市議会の委員が日立造船、 、に直接ただすということはやられていませんから その中で静岡市議会議員の方々が聞きたいと思ったのは灰溶融炉は2基あるわけです。そして、定期点検やなんかもやるわけです。冷えたら中に入って見ると、けっきょく中の耐火れんががえぐられているのです、減っているのです。いくら上から水をかけたって、当初のとおりの耐火れんがでないのだから。そういうことを中に入って点検して、発見もしていないのです。恐ろしい話でしょう 1,500度が冷えたら 点検で中に入って見ているのです がばっと減って異常があるのに。 、 。もかかわらず、発見していない。そして、再開して事故を起こしているのです。だから、市長、日立造船に対しては甘い考えで臨んだらだめだということだけは言っておきますから。なぜなら、今回の静岡市議会の関係委員会に示された日立造船の事故の原因と対策、もうあなた方は入手していると思うのです。それを私はさわりの部分だけ聞きましたけれども、早く1か月後に再開したいと。その思いから原因とかなんかでも安全対策なんていうものではないです。例えば、水のかけ方を変えるとか、それから仮にまた同じような事故が起こって 1,500度のスラグが飛び出してきたら 今度は水を 水道管がそ、 、 、こにないように離れたところに置くように設計し直すとか、ばかみたいなその場その場の対症療法です。根本的な事故対策、原因が何か、かつそういうことが起こった場合でも、こう対応するというものが見当たらないのですから。これで1か月後再開されたらたまったものではないです。日立造船はそういう対応ですから、違うというのだったら日立造船を私の前に連れてくれば聞きますから。こういう態度を繰り返している日立造船に対して、さっきのように安全なスラグができるでしょうと思うだなんて、こんな期待なんて持ったらだめだということです。お答えください。
答弁 港湾部長 山田厚(港湾部長は2005年3月まで)
まず、入港料、係船料、荷さばき用地の歳入について、王子製紙の進出評価ということにかかわってのご質問ですけれども、ご承知のように港湾整備、いわゆるバースをつくり、荷さばき。 、 、 、用地をつくると こういった事業というのは 公共事業で行っていますから 全国的にもそういった性格上使用料が極端に低く抑えられている現状にあるのはご承知のとおりだと思います。したがいまして、相当な繁忙バースでなければ、投資に対する回収をしていくという、こういうのは全国的には極めて難しい問題だろうとは思います。ただ、先ほども申し上げたように、王子製紙だけを受け入れるバースとして考えておりませんので、これからもそのバースを繁忙に使えるような形で、管理組合に対してもポートセールスの充実について、母体として申し上げていきたいというふうに思います。それから、3工区の起債の問題については、今、管理組合からお聞きしているのは、何とか18年からの返済についてジャンプするなり、延ばすなりという、こういった作業を進めたいという、そういった話をしたいという動きをしておりますので、私どもとしても母体の負担にならないように、起債の償還の延期なり、ジャンプなりをあわせて土地の売却についても進むように、母体として申し上げていきたいというふうに思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 環境部長 安達栄次郎(環境部長は2006年3月まで)
日立造船が明日来るということにつきましては、明日午後1時からというふうに私の方では聞いてございますが、これにつきましては、まず北しりべし廃棄物処理広域連合事務局でこの対応をしていただきたいというふうに思ってございます。それから、この日立造船の事故に対する対応でございますが、私も事務局の方も、前回の8月18日に、北しりべし廃棄物処理広域連合議会の皆さん方が静岡市の方で日立造船の方とどういったやりとりがあったか、 。 、 、と こういったことについては聞いてございます そういった意味では 今回の事故の問題につきましてはいろいろな問題が含まれているというふうに思ってございますので、しっかりした話をこの中で説明を受けてまいりたいと、このように考えてございます。