小樽市議会 平成27年第1回定例会 2015年3月2日
石狩湾新港港湾計画改訂について
2015年3月2日、小樽市議会の一般質問で、北野義紀議員が「石狩湾新港港湾計画改訂について」質問し、市長 中松義治、医療保険部長 藤井秀喜、保健所長 秋野惠美子、福祉部長 三浦波人、総務部長 迫俊哉、副市長 貞村英之が答弁しました。
- 質問者
- 北野義紀 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、医療保険部長 藤井秀喜、保健所長 秋野惠美子、福祉部長 三浦波人、総務部長 迫俊哉、副市長 貞村英之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 22番 北野義紀
石狩湾新港港湾計画改訂について伺います。石狩湾新港管理組合は、本年できるだけ早く港湾計画改訂を行うとのことです。この改訂の主な4事業、西地区マイナス12メートルバースと既定埠頭用地の整備、花畔内貿ユニットロードターミナル、花畔コンテナヤードプロジェクト事業、東地区リサイクル貨物輸送の効率化事業について、それぞれの事業計画の内容を一般会計と特別会計、その中の起債事業に分けて、取扱貨物と目標貨物量、事業費の内訳、管理者負担の内訳、4事業の総合計についてまず詳しく説明をしてください。この事業での取扱貨物や目標貨物量について疑問がありますので、お尋ねいたします。西地区のマイナス12メートルバースで取り扱うパームカーネルシェル、いわゆるPKSをバイオマス発電の燃料として年間28万5,000トン新たに輸入するとのことについてです。この根拠も管理組合では企業ヒアリングから推計したとのことです。2月13日の管理組合議会での私の質問を理事者も傍聴していましたが、管理者の答弁は、企業ヒアリングで新港背後地でPKSを燃料とするバイオマス発電事業の意向を示していた企業があるので、マイナス12メートルバースで取り扱う輸入貨物はPKSとし、輸入量を28万5,000トンにしたとの答弁でした。これを根拠に港湾計画改訂でマイナス12メートルバース延長240メートル、ヤードは既定計画どおり8万5,000平方メートルを計画するとのことです。港湾計画の目標年次はおおむね10年から15年後ですから、果たして西地区の事業マイナス12メートルバース延長240メートル、ヤードは8万5,000平方メートルをつくることが適切で必要なのか、いま一度冷静に科学的に検討することが求められています。市長の見解をお聞かせください。パーム油の原料であるアブラヤシの生産のために、インドネシアやマレーシアなどで大きな農園がつくられ、毎年広大な熱帯雨林が伐採され、既に過去20年間でオランウータンの生息地の90パーセントが破壊されたとのことです。このため、絶滅危惧種のオランウータンがインドネシアとマレーシア、両国だけでこれら政府の調査によっても過去20年間で5万頭も害獣とみなされ、殺されています。このままでは野生のオランウータンは絶滅すると言われています。こういう現状を反映し、熱帯雨林を守れ、オランウータンを守れとの世界的に高まった世論を受けて、2004年に持続可能なパーム油のための円卓会議が設立された経過があります。環境省も、これを認知しています。熱帯雨林を守れという環境保護運動は、アウトサイダーではない本流の環境保護運動です。これはPKSを新規に取り扱う石狩湾新港の輸入量に直接影響を及ぼす問題です。さらに、両国の大農園でのアブラヤシ栽培が植民地時代のあしき遺産であるプランテーション作物であり、発展途上国の労働者の労働条件や人権問題、環境破壊が問題視されています。これらは近い将来、現地労働者の賃金の高騰にも関連していく問題であり、PKSの価格にも直接影響する問題です。また、日本の資本も参加し、PKSを自然のままの搾りかすの殻ではなくて、固形燃料に改良して輸入する動きも顕著ですし、その工場もつくられています。こうなれば、価格はもとより輸入トン数にも直接影響を与えることになります。こういう現状を考えると、そう簡単に、しかも新規にPKSを大量にいつまでも安定的に安く輸入する計画の根拠は薄弱です。市長はこういう三つの課題を抱えるPKSの輸入量と価格の課題をどのように認識して港湾計画改訂の貨物量を検討するつもりか、検討しているとすればどういう意見を持っているのか見解をお聞かせください。管理組合が企業ヒアリングで取扱貨物量を推計していることについてですが、管理組合はあくまでも複数の企業からの直接ヒアリングで取扱貨物量を推計したと説明しています。しかし、どの企業からのヒアリングかは企業名は明らかにできないとのことです。インターネットで調べてみましたら、石狩湾新港背後地に進出を検討している企業は現在のところ1社のみです。この民間企業のホームページを見ると、石狩市に4万から5万平方メートルの面積を想定し、輸入バイオマス燃料と地域材を調達し、バイオマス発電を計画し、商業運転開始は2017年、平成29年10月予定とのことです。私は、2月18日の午後、この会社に電話して、担当者にホームページにアップしていることについていろいろ伺いました。わかったことは、この会社は事業開始に向けて、現在、調査作業中のことだと繰り返して言いました。だから、PKSの輸入量も発電規模もまだ決まっていないとのことでした。目標としては今年6月ぐらいにある程度のことを決めたいとのことでした。インターネットで唯一、新港背後地への進出を明らかにしている企業でさえ、PKSをどれぐらい輸入するかは決めていないのが現状です。それにもかかわらず、企業ヒアリングでどうして新規に28万5,000トンものPKSが輸入できると推計したのか。市長としてこういう前提での港湾計画改訂の目標貨物量に疑問を持たないのか。マイナス12メートルバース延長240メートル、8万5,000平方メートル建設が先にありきで、これを必要だと言わんばかりに目標貨物量を後で合わせているだけではないかとの疑問を持たないのでしょうか。市長の説明を求めるものです。起債事業で計画の段階から管理者負担が出ている問題についてです。今回の4事業の起債事業では、機能債のみで臨海債はありません。当然のことでありますが、起債事業の元利償還財源は使用料で賄うことになっているものの、今回の4事業の計画では、計画の段階でいずれも公債費の財源が足りず、多額の管理者負担が出ることになっています。どうしてこういう計画なのか、おかしいとは思いませんか。管理組合の構成員として今までどのような意見を述べてきたのか、説明を求めるものです。以上、港湾計画改訂の問題点の幾つかを指摘しましたが、市長は、この港湾計画改訂を承認するのか。管理組合ではこの3月中に地方港湾審議会へ諮問決定すると言っていますが、このまま変更された原案を決めることは許されません。市長の見解をお聞かせください。計画は白紙撤回し、仮に貨物が増えたとしても、あいている岸壁やヤードを活用し、また、小樽港などを積極的に活用して、新港に新たな無駄な港湾施設はつくらず、地元に巨額の負担を強いることなく、道内港湾の均衡ある発展を図るべきと考えますが、市長の見解を求めるものです。再質問を留保して終わります。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、石狩湾新港港湾計画改訂について御質問がありました。港湾計画改訂に関し、まず4事業の取扱貨物や事業費などにつきましては、西地区の新規マイナス12メートルバース等の主な取扱貨物と目標取扱貨物量は、石灰石、再利用資材であるパームヤシ殻で43万5,000トン、事業費は一般会計約53億7,000万円、特別会計約14億1,000万円、起債償還期間中の管理者負担額は、一般会計約11億9,000万円、特別会計約6億2,000万円の見込みとのことです。次に、花畔地区内貿ユニットロードターミナルでは、同じく製造食品等の内貿ユニット貨物などで189万1,000トン、事業費は一般会計約188億3,000万円、特別会計約27億6,000万円、管理者負担額は一般会計約33億9,000万円、特別会計約9億円の見込みとのことです。次に、花畔地区コンテナヤードでは、同じく外貿コンテナ貨物101万1,000トン、事業費は一般会計約22億5,000万円、特別会計約39億5,000万円、管理者負担額は一般会計約4億7,000万円、特別会計約20億円の見込みとのことです。次に、東地区の新規マイナス12メートルバース等では、同じく金属くずや砂利、砂などで27万6,000トン、事業費は一般会計約63億5,000万円、特別会計約38億1,000万円、管理者負担額は一般会計約11億6,000万円、特別会計約30億3,000万円の見込みとのことです。4事業の合計ですが、事業費は一般会計約328億円、特別会計約119億3,000万円で合計約447億3,000万円、管理者負担額は一般会計約62億1,000万円、特別会計約65億6,000万円で、合計約127億7,000万円の見込みと聞いております。次に、西地区の新規マイナス12メートルバースの計画につきましては、主な取扱貨物の石灰石は高強度を要する高層建築物などのコンクリート骨材として利用されており、今後も耐震建築・改修の需要増加などにより取扱量の増加が見込まれること、また、パームヤシ殻はバイオマス発電事業が増加する状況にある中、発電燃料の取扱いについて企業からの意思表示があったとのことから、いずれも将来的な可能性を勘案し、貨物量を推計したものと考えております。次に、パームヤシ殻の輸入につきましては、現在、マレーシアやインドネシアなどにおいてアブラヤシの農園の拡大による環境への影響を懸念する声に対して、関係機関や企業などにより持続可能な生産が図られるよう取組が進められていると承知しております。また、バイオマス発電事業が増加する状況にある中、企業から発電燃料の取扱いの意思表示があり、約6万キロワットの発電規模を検討し、年間の取扱量で28万5,000トンを想定しているとのことから、港湾計画の貨物量推計手法の一つである企業ヒアリング結果を用いて、将来的に可能性のある貨物として推計したものと考えております。次に、企業ヒアリングにつきましては、西地区の新規バースにおいてはパームヤシ殻の取扱いのほか、先ほどお答えした石灰石が今後も高層建築物のコンクリート骨材などの需要があり、増加が見込まれることから、取扱企業へヒアリングを行った上で計画貨物量を見込んだものとのことであります。この石灰石を取り扱うに当たっては、岸壁に接岸する船型について3万トン級の大型船舶が見込まれると聞いていることから、この船舶に対応したバースは港湾の施設の技術上の基準に基づき水深マイナス12メートル、バース延長240メートル、また荷役・保管ヤードとして8万5,000平方メートルが必要であると考えております。次に、起債事業における管理者負担に関し、管理組合の構成員としての意見につきましては、起債事業について起債償還期間中、管理者負担が見込まれることにつきましては、償還が終了した後、施設の耐用年数まで使用料収入は自主財源となることから、管理者負担を回収できるよう努力していきたいと聞いているところであります。事業の実施に当たっては、母体の財政状況を勘案して、投資効果の高い港湾整備を進めていただきたいと申入れをしているところであります。(発言する者あり)次に、今回の港湾計画改訂につきましては、港湾計画とは将来における港湾のあるべき姿を実現することを目標とする港湾の整備、管理・運営のための行政指針で、事業の実施を担保するものではありません。今回の改訂案につきましては、長期構想を踏まえ、企業ヒアリングなどを実施した上で将来のあるべき港の姿としてその可能性を反映したものと認識しております。港湾計画としては適切なものではないかと思っております。(「議長、22番」と呼ぶ者あり)
再質問 22番 北野義紀
再質問させていただきます。最初に、国民健康保険料についてです。答弁にあったように、新年度の保険料を確定するには、まだ時間を要するという理由でその中身も触れたようですが、5月末に新しい保険料を決めるのですけれども、それまでには前年度までの保険者支援分1億2,380万円にプラスする金額がわかるということなのですね。私が言ったのは、そういう今残っている国民健康保険事業運営基金1億6,000万円のうち、これから医療費の伸びその他があると毎年言うのだけれども、結果としてこういう基金が残っているのですよ。だから、それほど影響はないと思うのです。インフルエンザが特別昨年度より多かったというふうにも聞いていませんし、風邪を引いた人も多いとは聞いていませんから、これから医療費が大きく伸びて、この基金を全部使ってしまうということにはならないと思うのですよ。だから、1億6,000万円とこれから新年度予算の中で1億2,380万円、これは前年度までの分ですから、これに新年度の分を政府はプラスすると言っているわけですから、必ず前年度より多く入ってくるのです。基金と保険者支援分を合わせれば、2億円ははるかに超えると思うのです。だから、1世帯1万円の保険料の引下げをやっても十分財源はあるのではないかと推計しますので、ぜひそのときは保険料を引き下げますという答弁を市長からいただきたいと。それから、我が党は、小樽市の努力だけで保険料引下げをしなさいとは言っていません。市長も御承知のとおり、今、医療費に対する国庫負担金は32パーセントに減らされているのです。1984年度の時点で医療費に対する国庫負担金の割合は幾らでしたか。そして、仮に今の32パーセントを1984年度の国庫負担の占める割合に戻したら、小樽市には国から新たに何億円入ってきますか、お答えください。次に、介護保険です。介護報酬の2.27パーセント引下げは、介護保険制度そのものの根幹にかかわる非常に重大な問題だと指摘をいたしました。それで、介護報酬の引下げが2.27パーセントとすれば、小樽市全体では幾ら影響を受けるのか、また、小樽市内の小規模事業所全体で幾らの影響を受けるか、これをまずお答えください。それから、介護の二つ目ですが、市長は先ほどの答弁で地域活性化・地域住民生活等緊急支援のための交付金、地方創生先行型について説明があって、「なじまない」という表現を使いました。これは国のメニューにのっていないというだけの話であって、なじまないと判断したのは市長の独自の考えではないですか。先行型では、例えば小規模事業者が経営が大変だから貸付制度はどうだろうかと思ったら、先行型は貸して戻ってくるような制度はそれこそこれになじまないと、くれてやりなさいというのが先行型なのですよ。メニューにのっていなくても、いくらでもそういう制度はできるのですよ。なじまないと言っている市長の考えは間違っていますから、これは撤回してやる気になればできるのだというふうに理解して小規模事業者の経営を守り、在宅介護を守っていただきたいということです。それから、医療についてです。小樽協会病院での周産期医療について、医師確保のめどは立っていないと先ほどの答弁では言いました。しかし、与党第一党の自民党の新春セミナー、2月19日に経済センタービルでやったときの新聞報道によれば、高橋知事は、医師確保について中松市長と連携しながらしっかりと今取り組んでいると答えているのです。これから取り組んでいきたいという決意表明でないのですよ。だから、取り組んだ結果どうなっているのか、もう一度お答えください。与党第一党のセミナーに出て、ここまではっきり言っておいて、聞いたら医師確保のめどが立っていないなんて、選挙目当てと言われてもしようがないでしょう。こんな子供の命にかかわることをもてあそぶようなことはやめていただきたい。それから、医療の問題の二つ目ですが、ベッド数の削減については出てこないのではないかという趣旨の答弁がありました。しかし、政府は入院ベッド数を2割削れと言っているのです。ところが、小樽市立病院、協会病院、済生会小樽病院、小樽掖済会病院、済生会小樽病院は新築しましたし、小樽市立病院もそうです。掖済会病院も今年の秋にはオープンすると聞いています。そこで、こういう四つの大きな病院が、小樽市立病院を新築するときに再編・ネットワーク化協議会で協議をしてベッドの数、診療科目はお互いに確認してこういう規模でいきましょうと、地域医療を守りましょうという確認をしたはずなのです。それに対して政府は2割削れということをこれからやろうとしているのです。小樽市立病院には影響がないというのだったら、ほかの三つの病院に影響が出るということになりませんか、玉突きで。その心配はないのかということを聞いていますから、もう少し納得のいく答弁をしてください。もし病床数を削減するということになったら、診療科目を減らすということにも直結するのですよ。そうすると、新築した病院は、市長の御承知のような診療科目でやるということで、それぞれ新築していますから、医師がいない、建物の借金を返さなければならないという二重の財政負担になって、経営そのものが大変になる問題なのです。こういう大問題を医療費削減の立場から安倍政権がやろうというのはむちゃくちゃだと、撤回するように申し入れたらいかがかということです。次に、子育てに関してですが、医療費の無料化を聞かれれば何か検討して近々やるようなニュアンスでいつも答えるのです、あなたは。だけれども、全然進んでいない。道の制度と同じですよ。だから、私は選挙を前にしてそういう期待を持たせる話ばかりしないで、今まで3年間言ってきたことの集大成でこうやるということで、人口増をやっていく上からも子供の医療費の無料化の拡大は避けて通れませんから、ぜひそういうことをやっていただきたいというふうに思うのです。これは人口問題のときにやります。次に、感染症防止に関して伺います。マニュアルに照らしてどうだったかといういろいろな答弁はあったのですけれども、マニュアルどおりやられていないということがあるから私は聞いたのです。それで、チェックリストの問題ですけれども、保健所がつくったチェックリストで小樽の七つの市立保育所の調査を行ったと。その結果の報告があったのですが、この結果何でもないというのを市長が判断したというのは合点がいかないのです。本来、専門家である保健所がその結果を聞いて、ここは改善したほうがいいとか、これでよろしいとかという判断を下すのではないですか。保健所に言わないでなぜそういう勝手な判断をしたのか。これに関してはマニュアルが出ているけれども、マニュアルに基づく講習会などを保健所に担当者を集めてやっていないでしょう。マニュアル、平成12年に出ているのですよ、改訂版が。だから、先ほど言ったように、施設のいろいろな不備な点があるからマニュアルどおりいかないと言いわけをしているけれども、できることでさえやっていなかったという事実が市長の答弁からもうかがえるのです。マニュアルでは使用済みの紙おむつはふたつきのケースに入れて外部に影響がないようにしなさいと言っているのですよ。確かに、市長が言うように、マニュアルでは使用済みの紙おむつを持ち帰らせるとか、あるいは一括処理するなどと具体的には書いていません。しかし、集団発生を防止する立場から、どういう方法が適切かは考えればわかることではないでしょうか。義務づけられていないとは言うけれども、義務づけているふたつきの容器にさえ入れていない保育所があったでしょう。だから、しっかりとやらなかったらだめです。保健所長に聞きますが、保健所が協力して子育て支援課に小樽市立保育所の感染症対策チェックリストを配って、その結果報告は受けていないということについて保健所としてはどう考えますか。指導監督する立場ですからお答えください。人口対策についてです。最初に伺いたいのは、札幌市は伸びが鈍化したといっても、まだわずかですが人口は増えているというふうに聞いています。それで、札幌市周辺の都市、江別市、恵庭市、北広島市、千歳市、石狩市の人口動態はどうなっているか、その減りぐあいのパーセント、それから子供の医療費の無料化はどうなっているか、保育料はどうなっているか、これらの点をまずお答えください。それを聞くわけは、札幌市を取り巻いているこれらの周辺の都市では、人口が増えているし、減ってもほんのわずかしか減っていないのです。小樽市の減り方が率からいったら一番大きいのです。なぜそういうふうに大きく減っているのかということを、人口対策を検討する上でも重要な分析の資料になりますから、お答えいただきたい。二つ目に、小樽市をいわゆる消滅可能性都市としている増田レポートなのですが、市長は国の対策がこうだということで厚生労働省がこうやったというようなことを述べられていますけれども、国がどのような対策をやろうとも、若者や女性の雇用条件が悪化していると。だから、結婚し、子供をつくることさえできないという社会的な原因になっているのですよ。そこへ踏み込まないのだから、政府が労働法を改悪するたびに批判が強いからいくらあれこれの手だてをとっても根本的解決にならないのは当然なのです。だから、実態をよく見て、そうはしたけれども、労働法の改悪で国が手を打っても地方は衰退していくと、こういう現状を市長がしっかりと見て、そうならないためにどうするかという手を打たなければならないのです。その見解を聞きたいということです。それから、人口増の問題について伺います。これから人口対策を進めていく上で、市長は、小樽市の1,000万円の補助金で地方人口ビジョンと地方版総合戦略を策定することにかかわって外注にした理由を述べました。しかし、何を検討するかということは、まだ明らかにしていないのです、市長として我々に。だから、こういう項目でもって外注に出したいと。だから、これは市役所では無理だと。先ほど無理だという話はするけれども、どういう内容を、幾つもあると思うのですよ、それをちゃんと具体的に言った上で、小樽市役所では無理だからこれは外注に出しますと。成果品は国の言いなりになるのではないかと言ったら、市長は先回りした答弁で市からも意見を出して、そうならないようにすると言うけれども、外注に出す中でどこで歯止めをかけるのか、どの項目でどういう意見を出すのか、具体的に言っていただかないと説得力がありませんから、そういうふうにお答えいただきたい。それから、カジノの問題ですが、我々はきっぱり中止せよというふうに言ったのですけれども、先ほどの答弁は、そういうふうには答えないで、これから国会で決まるであろう法律の中身を検討し、慎重に検討していきたいというようなことを言っているのです。しかし、以前の答弁はそうではないでしょう。法律が決まっていないのに、なぜ誘致、誘致と騒ぐのだということを我々から言われれば、市長は何と言っていましたか。法律が決まってからでは遅いのだと。政府に対して小樽市は誘致賛成だから小樽市に下さいということを法が決まる前に手を挙げておかないと間に合わないから早くやっているのだと、こうやって説明していたでしょう、一度ならず。それが、がらりと変わって、先ほどの答弁になったのです。これは私は市民の批判がある程度あって、市長もそういう声に耳を傾けざるを得なくなって、一歩後退した考えだと思っているのです。だけれども、誘致するという基本は変わっていないのです、市長の答弁は一貫して。市長はあくまでも誘致するということなのですね。その考えは変わらないということなのかどうか、はっきりさせてください。それから、石狩湾新港の貨物量についてです。先ほど来、事業の内容その他について詳しく説明をいただきました。それで、一つは、アブラヤシの中に幾つかある種を搾ってパーム油をつくるのです。だから、一つの実の中に幾つかあるその種を搾った殻を輸入してバイオマスの発電の材料にするということで、これが28万5,000トン入ってくると言っているのですよ、石狩湾新港管理組合の説明は。ところが、私は、この土曜日、2月28日の朝7時台前半のNHKの番組を見ていましたら、石狩湾新港の計画というのは、これは砂上の楼閣ではないかというふうに思った番組なのです。それは、東日本大震災からまもなく4年になりますが、津波で大量の瓦れきが出ていることは市長も承知していると思います。年間の処理量の50倍に相当する瓦れきが放置されたままなのです。それで、塩水につかった津波の被害に遭った木材等を燃やすと、ボイラーが塩分で壊れてしまうと。だから、修理するのに半年から1年かかって、瓦れきの処理が進まないという大問題を今抱えているのです。NHKの番組は、ここで釜石市の小さなボイラー会社が塩分を含んでいても修理はしなければならないけれども、修理が短時間で終わるボイラーを開発し、そしてボイラーから出る水蒸気で発電までするというのです。これが今、成功しつつあるのです。これを聞いたインドネシア政府が、ここの企業から150億円分のボイラーと発電機を輸入すると。知ってのとおり、インドネシアは電力が不足していますから、これは大変いいことだといってアブラヤシの外側、それから中も、パーム油を搾った殻、この2種類を含めて塩分を含んでいるそうです、アブラヤシは。だけれども、釜石市のボイラー会社が製作したこの特別のボイラーでは十分可能だということになって、喜んで150億円分のプロジェクトをそこの会社に発注したということなのです。そうすると、パーム油の殻ばかりでなくて、本体も含めてそこでボイラーとその発電に使うわけですから、パーム油の搾りかすが入ってこなくなる可能性があるのですよ。それから、先ほどは具体的な会社名は言いませんでしたが、伊藤忠商事株式会社が出資した現地の法人でパーム油を搾った殻を固形燃料にして、そして輸出するということも計画しているというのです。だから、こういうことを考えれば、パーム油の種の搾りかすの殻28万5,000トンが果たして入ってくるのかと。それから、価格の点でも、劣悪な労働条件の問題を指摘しましたけれども、こういうことが改善されれば、当然、価格も上がるのです。だから、安い値段でいつまでもたくさん入ってくるなどというのは砂上の楼閣だと、そういうことを指摘しますので、特に西地区のマイナス12メートル、240メートル、奥の8万5,000平方メートルは必要ない施設になるということです。それから、二つ目は、国の船の基準で3万トン級が入れば、どういう基準になっているかというお話を先ほど市長がされましたけれども、船はそうですよ。だけれども、5万トン級の船がいっぱい入るというので、西地区に深さ14メートル、長さ240メートルのバースをつくったけれども、実際にチップが入ってきて使っているのは月に1日か2日なのです。あとはがらあきなのだから。だから、パーム油の原料であるヤシ殻を持って3万トン級が来ても、マイナス12メートルバースは要らない。マイナス14メートルバース、大は小を兼ねるというから、ここで十分接岸して荷役作業はできるのですよ。その後ろの背後地だって10分の1も使われていない。だから、市長が3万トン級が入るから新しい岸壁をつくらなければならないような話をするけれども、そのような必要は全くないですから、考え直していただきたいと。石狩湾新港管理組合で事務レベル、あるいは副市長も副管理者ですから、責任者ですから、副市長が常時行っていますから、そこでどのような意見を述べているのかと。副市長は道出身の幹部だから、道庁に盾突く意見は述べづらいと思うのですよ。いや、ずっと小樽に骨を埋めるというのなら別だよ。そうでもないしさ。そうすると、意見をまともに述べていないということになるのです。いや、述べているというのなら大変申しわけないから撤回しますから言ってください。だから、そういう砂上の楼閣のような議論をして税金を使って、しかも起債事業で借金返済の財源も出てこないと。これを言うと、石狩湾新港管理組合と同じ言いわけをするのですよ、市長は。借金返済が終わっても岸壁は残るから、船が着いたら入ってくるのは、もう借金返済が終わっているから自主財源だと。そのことは何遍も管理組合と議論しているのです。問題なのは、借金返済中、母体に負担がかからないようにしなさいというのが起債事業なのだから。借金返済が終わるころには耐用年数でいろいろと故障するところが出てきて、修理にお金がかかるからそれにみんな充てがっているのですよ。だから、市長の先ほどの答弁は言いわけにしかなりませんから、もう一度考えてお答えいただきたいと。まだいろいろありますが、とりあえず再質問です。
答弁 医療保険部長 藤井秀喜(医療保険部長は2015年3月まで)
北野議員の再質問にお答えいたします。たくさん出たので、漏れていましたら、後でまた御指摘いただければと思います。最初に、国民健康保険事業運営基金の部分と保険者支援分、また新たに増える部分もあるものだから、それが2億円は超えるだろうということであれば、1世帯の平均の保険料の1万円というのは下げられるのではないかという御質問だったと思うのですけれども、理屈としてはそういうことは言えると思います。ただ、保険料の算定は先ほど市長が答弁でも申し上げましたとおり、ほかの収支も見て、全体の中で収支が成り立つかということで考えますので、今の時点で、国や道の交付金がどういうふうになるのか、こちらに精算行為がありますので、毎年概算でもらって、精算して、多くもらいすぎたら返すということで、例年2億円ずつ、直近ですけれども、大体2億円ぐらいは返済しているという実績もあるものですから、基金の1億6,000万円では足りなくなる可能性もあるだとか、いろいろな状況がありますので、現時点の部分で1万円下げられるということは言えないということは御理解いただきたいと思います。ただ、理屈上のことで言えば、北野議員のおっしゃるような形の作業にはなるということはそのとおりだと思っております。それから、療養給付費の国の負担割合のことで再質問がございました。現在、32パーセントで当時の国の割合というのがはっきり記憶にないのですけれども、50パーセントぐらいでなかったかと思っております。それで、本当に概算で今計算しますと、療養給付費の負担だけで14億円ぐらいは増えるのではないかというふうには思っています。ただ、これも超概算ですので、御了承願いたいと思います。次に、介護保険のことでございます。介護報酬の改定で2.27パーセント下がったということの影響ということでございますが、全体の費用の軽減というのは、5期と6期の介護保険事業計画であるわけですけれども、6期の部分については介護サービスがまた高齢者増のために増というふうに見込みをしているところだとか、制度改正に絡むとかいろいろあるものですから、この2.27パーセントだけでどのぐらいの影響があったというのは出せないものです。ですから、参考に5期の3か年の部分ですと計画の費用が400億円ぐらいありますので、その2.27パーセントというと、概算でいくとマイナス9億円ぐらいです。2.27パーセントを単純に掛けると、それぐらいになるのかなと。ただ、6期の部分の影響ということにはなりますので、6期の場合はサービス量も増えているし、制度改正だとか、種々いろいろなところで影響がありますので、そこの積算は困難でありますので、その点は御了解願えればと思います。続いて、介護保険の地域活性化・地域住民生活等緊急支援のための交付金の関係なのですけれども、こちらは介護という特定の業界というのですか、分野の、しかも小規模事業所だけを、ある意味、赤字補填的な収支の差額を埋めるということ自体が、ほかの介護事業者からすると、納得というのですか、理解を得られるのか。また、介護は確かにいろいろ人材の問題で広く新聞などでも取り沙汰されていますけれども、介護以外の事業所でも厳しい経営状態という部分があったときに、その分はなぜやらないのかとか、いろいろな部分も出てくると思いますので、やはり特定の分野のここの施設みたいな形で絞った形での補填という部分は、この交付金にはなじまないというふうに私どもは判断したということで御理解いただきたいと思います。全部の業界に出せるのであれば、それはそれで一つの考え方かもしれませんけれども、特定の分野ということですので、それは難しいのではないかというふうに考えてございます。最後に、札幌市とか江別市の子供の医療費の無料化の件なのですけれども、例えば札幌市であれば……(発言する者あり)そうですか。例えば私どもで今、持っているのは、例えば、自己負担の分で市民税の課税世帯の3歳以上児であれば、江別市で、入院のみ、初診時一部負担金だけというような形になってございましたり、北広島市も就学前は初診時一部負担金のみとか、恵庭市もそうですね。そういうことで、他都市の部分については小樽市よりも充実しているという形にはなってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 保健所長 秋野惠美子(保健所長は2016年3月まで)
2点若しくは3点お答えしなければいけないと思っています。まず、2点につきまして答弁させていただきます。1点目、地域医療構想、地域医療ビジョンとも呼ばれますが、これに関する再質問であったかというふうに伺っておりました。この地域医療ビジョンと申しますのは、現行の医療のベッド数の構造が急性期の病床に大きくシフトしているという点を、将来この構造を亜急性期若しくは慢性期のほうに病床数が転換することによって望ましい、2025年に対応できるような、そういった地域の医療計画を立てるべきであるという国の指針に基づきまして、各都道府県が平成27年度から28年度にかけて現在の急性期病床から亜急性期若しくは慢性期のほうに変えていくとしたら、どのような将来の形がいいかについて、これから1年若しくは2年の間に道としての計画を、将来の形を決めようとしているところでございます。将来の形を考えるプロセスにおきましても、また、それを実際に実行に進めていくプロセスにおきましても、現場のいろいろな関係各位と話し合いながら進めていくというふうに伺っておりますので、まだ道としての地域医療ビジョンが固まってございませんので、それについて議員が御心配のような強制的に病床削減をするということは、現時点ではあり得ないものというふうに考えてございます。それからもう一つ、保健所長として感染症についてどう考えるのかということがございましたが、保健所は小樽市民全ての方々に対して感染症が広がらないように、その予防について考えている場所でございます。ですから、感染症の流行期になります前に、子供も、それから高齢者の方に向けても啓発を行っているところでございます。今回、議員が御質問になりました私どもが出しましたチェックリストと申しますものは、これは保育所と幼稚園、計51か所に対して2月16日に発出いたしましたが、この目的は、このチェックリストをそれぞれの施設に見ていただきまして、御自分で御自分の施設がどのようになっているか、対策を立てる際の参考にしていただきたい、そういう目的でお渡ししたものでございます。感染症に関して感染症法ですが、私ども保健所が保育所、幼稚園に対して指導監督権限を持っているかと申しますと、持ってございません。私どもは医療機関に対しまして立入検査を行いますけれども、この際にも感染症に対して義務規定、若しくはこうしなさいといった命令は出す権限は持ってございません。あくまでもこのようにすることはいかがでございましょうかという申出を……(発言する者あり)具体的にはそういうふうにしております。感染症対策と申しますのは、一つのシンプルな方法になっているものでもございません。いろいろな方法を組み合わせて、結果として感染症が少しでも起きないように、あるいは少しでも広がらないように、それをいろいろな方面から総合的に考えていく対策でございますので、この方法で行うようにという固まったものがある前提の下に指導に入っているものではございません。今回のように、まして保育所、幼稚園となりますと、私どもは立入り権限を持ってございませんので、あくまでも市民のお一人という形でこのように考えていただいてはいかがでしょうかという申出をしたということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)
私からは、2点答えさせていただきます。まず、1点目ですけれども、公立の保育所において感染症対策など総じてどのようにしていくのか、きちんとやっていないのではないか、そういうことでしたので、今回、出ておりましたチェックリストあるいは厚生労働省が出しているガイドライン、こういったものを参考に、答弁にもありましたが、保育所では施設のスペースの関係でなかなか難しいところもありますけれども、総じて取り組めるものについては今後も取り組んでまいりたいというふうに考えています。それから、2点目ですが、保育料についてのお尋ねで、道内の状況ということでございますけれども、今日持ち合わせているのは道内主要市、小樽市を除く9市の平均の資料しかないのですが、この資料は、いわゆる各市の個別の保育料ではなくて、国の基準からどのぐらい軽減をして設定しているかという数値でございます。これは平成25年度決算の数値で道内の小樽市を除く主要9市平均値が約23パーセント国の基準から軽減していると。小樽市は約22パーセントということで、この答弁はこれに限らせていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
再質問にお答えいたします。私からは、人口の関係と石狩湾新港の関係で答えさせていただきます。最初に、増田レポートとの関係で若者と女性の雇用条件が悪化しているということで、そこに踏み込んだ形でいろいろ解決していかなければならないのではないかという御指摘がございましたけれども、私どももそのとおりだというふうに思っておりますので、今後、人口対策を考えていく中で、やはり女性ですとか、若年者の不安を解消できるような施策というのを考えていかなければならないのではないかというふうに考えているところでございます。それから、人口対策の地方版総合戦略策定の1,000万円の使い方でございます。議員は肝心なことまで業務委託してしまうのではないかということで心配されていますけれども、私どもはあくまでも、今後、検討を進めていく上で必要となる調査や資料の部分だけを委託するという考え方でございますので、核となる施策などにつきましては、今後、人口対策庁内検討会議あるいは小樽市人口対策会議の中での議論を基に独自性を発揮していきたいというふうに考えておりますので、心配には及ばないのではないかというふうに考えているところでございます。(発言する者あり)そのとおりです。それから、新港につきましては2点ございました。PKSの関係でございますけれども、一つには、新港管理組合といたしましては、企業ヒアリングを行った上で、今回、貨物量を推計したということでございますが、港湾計画を改訂していく上で港湾を利用する民間事業者の要請といいますか、意見といったものを反映していくというのは、一つのあり方だというふうに考えておりますので、そのことについては適正だと思っておりますし、企業としては当然事業性を考えてやられるということでございますので、問題ないのではないかというふうに考えているところでございます。それから、3万トン級の船が接岸することにつきまして、マイナス14メートル岸壁を有効に利用すべきではないのかということでございますけれども、ここにつきましては、石灰石を扱うために3万トン級の船が接岸するということで想定されておりますが、これにつきましても、企業のヒアリングですとか、港湾の施設の技術上の基準に基づいて算定されたものだというふうに考えてございます。私どもといたしましては、母体を構成しておりますけれども、機会を見つけながら引き続き既存施設の有効利用については申し入れていきたいというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 副市長 貞村英之(副市長は2015年3月まで)
北野議員の再質問にお答えいたします。各部長それぞれ答弁いたしましたが、答弁しなかった部分について、まず、2月19日の新春セミナーで知事が取り組んでいると言ったということに対する何を取り組んでいるのかということでございますが、私、当時これに出ていなかったものでわからないのですけれども……(「市長答えればいいじゃない」と呼ぶ者あり)小樽協会病院の例の問題が発覚したのは昨年12月でございまして、その後すぐ医局のほうに赴きまして、いろいろ原因、それからいろいろヒアリングを受けてきたところでございます。その後、道に行きまして、要望書も提出してまいりました。その後で、知事にも伝わっていると思いますが、一応道としては周産期といいますか、産婦人科医の不足は全道的なものであると。それで、今、周産期センターのトップにあるコドモックルにも産婦人科医が不在の状態であるということで、全体を見て対策を打たなければならないということで、道もいろいろ検討している段階でございます。その後の内部の検討経過については承知しておりませんので、たぶん知事はそのことを捉えて言ったものだと考えております。それから、札幌市周辺市町村の人口の増減の質問でございますが、住民基本台帳人口で平成22年と26年を対比して増減率でお答えしたいと思います。まず、小樽市は平成22年と26年を対比しますと、マイナス5.9パーセント、それから北広島市マイナス1.6パーセント、恵庭市プラス0.1パーセント、千歳市プラス1.8パーセント、それから江別市マイナス1.6パーセント、石狩市マイナス2.8パーセント、札幌市は言うまでもなくプラス2.0パーセントという状況でございます。あと、医療費、保育料については各部長が答弁したところでございます。それから、石狩湾新港の起債の償還の件でございますが、もちろん公営企業債でございますので、使用料をもって返済するというのが大原則でございますけれども、起債の償還は当該の社会資本の状況と耐用年数、かなり開きがあるということで償還期間と耐用年数との間に大きな隔たりがあるという状況でございます。例えば港湾施設の場合、護岸ですとか荷さばき地、大体50年前後と言われておりますが、償還期限は20年となっているところでございます。こういうことから、母体といいますか、石狩湾新港管理組合自体が構造的に資金不足が発生するという状況、そういう仕組みの起債の制度でございます。近年、国において地方公営企業の安定的な経営といいますか、そういう観点からこのギャップを縮小するということを長い間検討してきました。つまり、償還年限を延ばして耐用年数に近づけていくということを検討してきたわけでございますが、残念ながら、国でも財政投融資改革ですとか、郵政改革という流れの中で、民間資金にシフトしていくなりにも償還を引き受けてくれるところがだんだんなくなってきているという実態でございます。いくら地方債というのがある程度信用度が高いと申しましても、長期の起債を引き受けてくれるという金融機関がなかなか見当たらないという中で、国は借換債ですとか、資本費平準化債ということで償還期限をずっと延ばしていたところでございます。そういう手法で今、お茶を濁しているというような状況でございます。一方で、ここに来て、政府の資金を使えばいいのですが、それ以外で民間でも外資系の金融機関ですとか生命保険会社でこのごろ起債を引き受けるようになってきたので、少々流れも以前と変わってきております。そのような中、国においては公営企業債のうち、財政投融資で引き受けるもの、充当するもの、それから施設の耐用年数を踏まえて償還期限を延長するような措置を平成27年度からとるようなことで地方財政計画の中に位置づけております。例えば、港湾整備で言いますと、上屋が20年だったところが31年、それから荷役の機械が15年が17年と、埠頭用地は20年から40年と、こういうふうに延ばしてきておりますので、母体負担、これでもまだ足りないところではございますが、上屋ぐらいの50年ぐらいであると大体ペイできるような状態になるのかと思っております。これも同意を受けて発行する公営企業債のうちという条件つきでございますので、全部が全部ということでありませんが、一応国としては何とかそういう方向で対処しているという状況でございます。そういうことでございますので、今後まだ耐用年数と償還年限の違いがあるところについては、さらなる検討をしていただくよう、市としても、港湾管理者とまとまって国に要望してまいりたいと考えております。最後にカジノの件でございますが、事務的に申しますと、確かにIR法案自体が廃案になってどうのこうのということでございますけれども、手を挙げていないと間に合わないといいますか、手を挙げなければ対象にもならないと、まな板にものらないということで、そういう意味で市長は、間に合わないという言葉を使ったものということで理解を願いたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 医療保険部長 藤井秀喜(医療保険部長は2015年3月まで)
済みません、1点答弁漏れがありました。北野議員から介護のことで小規模事業所のデイサービスの介護報酬の削減の影響額みたいなものがわからないのかという御質問があったものですから、それに対して答えさせていただきます。平成27年度の計画値をベースにして、それを2.27パーセント削減になる前と比較すると、大体差額が3,700万円ぐらいになるものですから、その中で小規模と通常という大きく分けると二つあるものですから、そこの小規模の定員割というのですか、それで案分しますと大体1,200万円ぐらいという形の影響額が算出されます。(「議長、22番」と呼ぶ者あり)
再質問 22番 北野義紀
たくさんありますが、国民健康保険について、今、答弁がありましたけれども、1984年の時点では部長がおっしゃるとおり50パーセントあったのです、医療費に対する国庫負担の割合が。それが今32パーセントでしょう。その差を計算すれば14億円、50パーセントに戻ったとしたら小樽市に金が入ってくるというのだから、14億円ということは、2万世帯で割れば年間2万円の保険料の引下げ分に相当するのですよ。これだけ国は削ってきているのですよ。とんでもない話だと思うのです。だから、これは引き続き市長の努力で、国保は全ての市町村がやっていますから、保険者として、そういうことはもとに戻せということをやっていってください。この点が一つです。それからもう一つは、5月末にならないと先ほど答弁にあったような理由でわからないということだけれども、部長は都合が悪いことは隠しているのさ。例えば我々がいつも言うのは、医療費を多く見積もってそれほど病院にかからなかったからといって不用額が出たとなっているでしょう。だけれども、今度の答弁では不用額については一言も言っていないのだから。使わなかった分は国に返さなければならない。それが毎年2億円ぐらいあると。そういうことであれば、その2億円があるのだということをなぜ予算説明のときに言わないのさ。だから、いくらあなたがそうやって返還額が毎年2億円ぐらいあるから、それも頭に入れておかなければならないと言うけれども、不用額についてはなぜ頭に入れておかないのさ。不用額だって億単位で出るでしょう。それが相殺されれば、幾らでも値下げできるでしょう。私の言っていることについて、それはそのとおりだとお答えになったのだから、5月の確定賦課のときに保険料が大幅に上がる、上がらないにかかわらず、下げてください。そのことを要望しますが、もう一度お答えいただきたい。それから、介護保険ですけれども、今答弁漏れだと慌ててお答えになりましたが、あなた方からいただいた平成27年3月作成の小樽市介護保険事業計画、27年度から29年度までの分があります。そこの中の56ページ、これに第6期事業計画で保険給付費内訳を全部書いて、その合計が書いてあるのです。だから、そこから2.27パーセントで割り返していけば3億2,000万円になるのです。だから、いくらでも計算すれば出てくるのです。だから、小規模事業所が1,200万円くらいだと言うから、だからそれはメニューになくても、特定の人のことでやるのはいかがかとかと言うけれども、そんなことを言ったら、低所得者に対する対策は全部特定の人になるのですよ、交付金でやっている。だから、あなた方の言うのは、国の言っていることを否定した上に立っての答弁なのです。だから、1,200万円を、多く来た分で、多く来た分というよりも、これからいわゆる事業者を支援する分として来る分に、保険者を支援する分として来る分は昨年より上回ると言っているのだから、介護については。だから、その分で1,200万円くらい出てくるでしょう。それで、小規模事業所が一番、今、影響を受けるのです。定員が満杯になっているところがあまりないですから、私たちが回って聞いたら。しかし、定員の少ないところのほうが実際に利用している方の御家族や御本人の話を聞いても、大きいところは職員の目が行き届かないのですよ。だから、声をかけてもらえないと。小規模のところに行ったら、声をかけてもらって生きがいを感じて、こちらがいいという人のほうが圧倒的なのですから。だから、小規模事業所を守るというのは、いわゆる在宅にシフトをするという国の大方針に沿って考えたとしても、これはやはり在宅介護を支える基本的な施設ですから、あなた方の言っている答弁というのは、特定の人に利益を図ることはできないなどというのは理由にならないですから、国の方針からいっても。それから、限度額が言われているけれども、限度額を超えて今の事業を積み上げているわけでしょう。だから、積んでも文句を言われないのですから。だから、小規模事業者に対してそういうことをやって援助をして2.27パーセント切下げの影響を可能な限り緩和するということをやってください。再度要望しますから、お答えください。それから、保健所に聞きますけれども、先ほどの答弁で地域医療の問題で今のところはそのようなことは出てこないという趣旨の話がありました。しかし、これは3月末で国が都道府県にガイドラインを示して、それを受けて都道府県がガイドラインをつくって自治体病院に示すのです。そこで地域医療の中でどうするかと。だから、急性期を少なくして、療養型や慢性期のほうにベッドを持っていって医療費を削減するという、そういうことが見え見えなのですから、そのために今ぎりぎりで急性期の診療科目、医師の確保もあってぎりぎりの診療科目を設定して病院も新しくしてやっているところに急性期を削れなどということはもう論外な話だということで、これは市長や保健所長がしかるべき機関で先頭に立って意見を出して、地域医療を守るようにしてください。これはお答えをいただきたい。それから、カジノの問題で、市長が答えないで副市長が市長の答弁はこうだろうとおもんぱかって言うのは、あんなのは答弁でないですよ、市長に聞いているのだから。だから、副市長の言っていることと違うというふうに市長が言ったら、あなたの答弁は撤回しなければならなくなるのだから、そういう市長をさておいた答弁は市長から言われたからといって、それは市長が答えてくださいと言えばいいのですよ。市長が答えてください、このカジノの問題については。あなたの言っていることは後退だけれども、カジノはあくまでもやるという立場は変わっていないのではないかという指摘ですから、いや、そのようなことはありませんというふうに答えれば一番いい。それから、保健所長に伺いますし、市長にも聞きますが、感染症防止で保健所は例えば小樽市立保育所について指導権限を持っていないと言うけれども、例えば感染性胃腸炎がノロウイルスなどが原因で発生した場合は、行って事情を聞いて、手洗いその他についてきちんとやりなさいということを指導するわけでしょう。だから、ふだんから任意であっても、チェックリストに基づいて不十分な点があればこういうふうにしたほうがいいのではないですかという提案くらいできるでしょう、指導監督権がなくても。そうやってやれば指導監督になるのですか。そんなことはないでしょう。ありがたく受けるでしょう、子供の衛生管理だもの。そんなことは保健所は余計だと言うような市長だとか福祉部長がいたら、おきゅうを据えなければならない話だ。子供の健康にかかわる問題ですよ。もう一回答えてください。特に今回、マニュアルに基づいてやっていないという事態が生まれていたのだから、そして改善したのだから、そういうことは市長答弁でも認めているのですから、チェックリストをやってその結果を聞いて、いろいろな援助を行うということはいいのではないですか、自主的に、お互い、そういう立場を認め合った上で、権限はなくても専門的な機関からこういう意見を述べたということで、子供の健康を守る、環境をよくするということは、一向に差し支えないのではないですか。ごちゃごちゃ言う人がいたら言ってください。私も意見を述べますから、その人に。それから、総務部長からお答えになりましたけれども、人口対策でいわゆる外注に出す問題だけれども、あれは市長と同じ答弁なのさ。それではだめだから聞いたのに同じですと言うのは、答弁ではないでしょう。市長と同じかと言ったらそうですと言うのだもの。そんなのは答弁でないよ。なぜ外注しなければならないか、そのわけを聞かせろと、納得いくように説明しなければならないから、市長の答弁だけなら不十分だから聞いたら、市長と同じ答弁ですと。そんなのは答弁でないですよ。もう一回答えてください、しっかりと。(「市長と違ったら大変だよ」呼ぶ者あり)それから、石狩湾新港の問題ですが、副市長が副管理者としていろいろお答えになったけれども、それは起債事業に対する償還の期間が少し短いのではないかという不満を述べているだけなの。そういうことをわかっていても、借金を返済する期間の中で使用料で全部返しなさいというのが建前でしょう、あなたが冒頭認めたのだから。その上に立って、今の岸壁だとかヤードとか、そういう起債事業の償還が計画の段階で4事業を合わせて約127億7,000万円もあるというのはおかしいというのが私の指摘なのです。貨物が入ってこなければ、それがさらに膨らむのですよ。127億円できかない。恐らく200億円以上になると思いますよ。そういうお金は全部市民の負担になるのだから、税金を払っている側から言えば、そのような無駄なことはしないでくれというのが当然でないですか。市民から預かっているお金を使うのですから、少しでも節約するという立場で考えたら、現行の制度の下で考えて計画の段階から赤字になるような計画はやめなさいと言わなければならないでしょう。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)貨物が入らなかったらもっと赤字なのだから。船のことで総務部長がお答えになりましたけれども、マイナス14メートル岸壁に245億8,000万円かけたときも同じことを言われたのです。だけれども、扱われたのはチップだけですよ。石炭も来ない。水産品は小さな船で入って使わないと。いっぱいあるでしょう。だから、あそこが管理者負担だけで借金返済期間だけで62億円の赤字が出るのですよ。それは全部、住民負担でしょう。そういう事例があるから、いくら同じようなことを言って12メートル岸壁だとか、あるいはその他の内貿貨物だとか東地区のリサイクルの問題とかといったって赤字が出るのですから、言っていることに説得力がないですよ。内貿RORO船は道央圏で扱う取扱貨物を石狩湾新港で新規に扱うと言っているのですから、しかし、苫小牧港に入っているRORO船は全部道央圏の貨物を扱うのですよ。新港がそういう計画を立てたら、苫小牧港の内貿ROROとばっちりぶつかるでしょう。どちらかが影響を受けるのですよ。苫小牧港のほうが有利になったら、新港は大赤字ですよ。だから、127億円できかない、そういう地元負担が出てくるという私の指摘のほうが現実的ですから、市民が額に汗して納めた税金を無駄には一銭も使わせないという立場で予算の執行に当たっていただきたいと。以上の点について答弁を求めます。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
私からIRについて答弁して、あとは担当部長から。IRの推進につきましては、私もいろいろなところへ行って調査をしたり視察をしたりしておりますけれども、やはりコンベンションホールの建設ですとか、あるいはショッピングモールあるいは劇場あるいはホテルあるいはスポーツ施設、こういったものをつくることによって大変な、面積的にもそれぞれどの程度の規模でやるかというのはひとつありますが、やはり地域振興であり、観光振興であり、何よりも雇用の場が創出できるということだと思うのです。それとあわせて税収が確保できるという問題、そういったことで今日、議員からも御質問がありますけれども、人口問題だとかいろいろなこと、財政的な問題も含めてやはりプラスに働くものが非常に多いだろうというふうに思っているのです。(発言する者あり)しかし、この二、三年の中で言うと、国自体にいろいろな考えがおありなのだろうと思いますけれども、IR法案を国会に上程した後、いろいろな議論の中で現在、廃案になっているという状況ですから、やはり新たなといいますか、どのような形でIR法案ができてくるのか、それに基づいてしっかりとした取組をしなければいけないのだろうと。(発言する者あり)まして、いろいろな団体、いろいろな方からいろいろな考えが出てきているわけですから、そういった人たちとの話合いも大事だろうというふうに思っておりますので、答弁をさせていただいたように、どういうIR法案が出てくるのか、それに基づいてそれが本当に本市のためにプラスになるのかマイナスになるのか、そういったことを見極めて、そして市民の皆様にいろいろと説明させていただき、御意見をちょうだいしながら、今後の対応について進めていくという、こういうことでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。(発言する者あり)
答弁 医療保険部長 藤井秀喜(医療保険部長は2015年3月まで)
何点か再々質問がございました。まず、国民健康保険の関係ですけれども、療養給付費の国の負担割合を以前の50パーセントに戻せということなのですが、確かにそういう形でやっていただけるのであれば、全国どこの保険者にとってもいい話にはなるのでしょうけれども、今、平成30年度に向けて、国保の都道府県化ということもだんだん動き出してきているということもありますし、私どもも全国市長会などを通じて、確かにここの比率自体は以前から比べれば下がってはいますが、財政支援の部分で財政調整交付金だとかいろいろな制度の中で、補填というのですか、そういう不足部分を補っている部分もございますので、今後とも全国市長会を通じて、国保そのものの赤字体質というのはなかなか解消できませんので、そこの部分はこれからも継続して要望、要請していきたいというふうに考えてございます。それから二つ目が、基金等不用額などを利用して保険料は下げられるだろうということでございまして、不用額のことをあえて言わなかったのは、結局、不用額そのものが出ればそれは基金に積み立てるものですから、そのことは御承知ということで私は別に不用額まで話をしなかったので、意図的にということではございませんので、その点は御了解願いたいと思います。ただ、北野議員がおっしゃるとおり、保険料を何とか下げたいという思いは私どもも同じでございますので、この拡充分以外にも保険給付だとかいろいろな部分で下げられる部分があれば、そういうものを活用して、できるだけ保険料は下げる方向では取り組んでいきたいということには変わりはございません。それと、3番目に、地方創生先行型の交付金で小規模介護事業所の支援はできるだろうということなのですけれども、それができないなら低所得者対策も同じだろうというようなお話でしたが、低所得者に対しては、収支の赤字を見て補うとかという事業所に対してのようなことをするわけではございませんので、そこら辺は事業所の赤字の補填とは性格は違うのではないかというふうには思っております。(発言する者あり)ただ、小規模事業所だけに限って支援するというのも、果たして他の介護事業所からするといいのかということもございますし、収支の赤字がどの程度出ればどういうふうに補填するのだというようなことも、算定がなかなか難しいということでございますので、特定の業界の特定の事業所の部分だけというのはこの先行型の交付金の中では……(発言する者あり)交付金に限って言えば、ここの赤字の補填ということで特定の業界の部分のここだけを支援するというのは、ほかの事業者からの理解も得られないのではないかという思いもありますので……(発言する者あり)
答弁 医療保険部長 藤井秀喜(医療保険部長は2015年3月まで)
私どもはこの先行型の交付金の本来の趣旨からしてもなじまないということで、この中でのメニュー出しは考えなかったということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 保健所長 秋野惠美子(保健所長は2016年3月まで)
北野議員の再々質問に2点お答えいたします。まず、1点目でございます。医療の関係でございますが、現在の急性期医療の病床数が大変多く、その次の亜急性期が非常に少なく、慢性期はややあるという、この状態を急性期医療から亜急性期のほうにシフトするようにというのが大きな考え方でございます。急性期医療の医療機関だけで治療が完結する疾病ももちろんございますけれども、脳梗塞等は急性期医療機関だけでは治療が完結いたしませんで、亜急性期の治療、慢性期の治療を必要とされるという患者の方がたくさんいらっしゃるというのも、また現実でございます。国として全体の医療の動向、現状を詳しく考えた上で、将来にわたってこの形を維持していくということは必ずしもよくないということで亜急性期を増やしてはどうかという大きな方針が出されたわけでございますが、今、進められているのは、各都道府県の現状においてどうであるのか、都道府県において現状分析をして考えるようにということでございますので、この北海道においてどういった病床のあり方がいいのかがこれから検討されるところというふうに考えてございます。その道の考え方に沿って各2次医療機関ごとに、では、それぞれの2次医療機関がどのような形がいいのかという形でこれから検討が進んでいくところでございますので、一刀両断に全国を金太郎あめのようにこのようにすべしということではなくして、それぞれの地域においてその患者の病気のあり方等を踏まえた上で、どういった病床がいいのかという検討がされるものというふうに私は理解しているところでございます。それから、感染について申しますと、議員がおっしゃいましたように、提案してもいいのではないかと。そのとおりでございまして、私ども、小樽市民に対して感染症の予防のために、対策のために種々のことを提案している立場でございます。今回の感染症対策チェックリストにつきましても、それをごらんいただきました関係各位がこのようにしたらどうかと、あるいはこうするためにはどうしたらいいのだろうかと、いろいろな御意見をお寄せいただくことを切に待っているところでございますので、そういった御要望に対しては全て応えていきたいというふうに考えてございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)
公立保育所を所管する私から関連してお答えいたします。公立保育所の感染症対策、これは保健所からいただいたチェックリストですとか、それから厚生労働省のガイドライン、こういったものを活用して今後も感染症対策には取り組んでまいりますけれども、具体的に対応の効果とか、いろいろと不明な点などがありましたら、これは随時保健所にお尋ねするなどして相談をさせていただくというような形で対応してまいりたいというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
再々質問にお答えいたします。私からは、地方版総合戦略の策定経費にかかわる外注の件でございますけれども、この総合戦略策定関係経費といいますのは、地方人口ビジョンと地方版総合戦略を策定するということでございますが、非常に限られた時間の中でやっていくということで、体制的にも非常に難しいということで一部を外注させていただくわけですけれども、その外注する中身といいますか、内容につきましては、我々ではできない分析ですとか、推計の部分、それから会議等にかかわる資料の作成、そういったような部分を外注するということで考えておりますので、先ほどもお答えさせていただいたように、人口対策の核となる施策につきましては、人口対策庁内検討会議なり、小樽市人口対策会議の中で出された御意見を踏まえまして、市が策定していくということになりますので、その中で独自性は発揮させていただきたいというふうに考えているところでございます。それから、石狩湾新港の関係でございました。内貿のお話もされておりましたけれども、我々といたしましても検討部会というのがございまして、この内貿については新港管理組合に対して意見を申し述べてきております。ほかの港から石狩湾新港に荷物を持ってくるということにつきましては、基本的にはゼロサムの話でして、北海道全体として荷物が発生するわけではないですし、北海道全体の発展に寄与するわけではないということで、管理組合に対しては、そのことについては申し上げてきたところでございます。当時、北海道開発局も出席しておりましたけれども、国としてもそういった観点で考えているという御回答をいただきまして、結果としては内貿のバースにつきましては、既定計画どおりというふうにされたところでございます。いずれにいたしましても、四つの事業がありまして、それぞれ推計貨物量が今回出されておりまして、港湾計画の中に施設計画が位置づけられていくわけですけれども、今後、事業化に向けましては、実際に今貨物が動いているわけではありませんので、直ちに整備にかかるということではございませんが、将来に向けて整備が視野に入った段階では、社会情勢の変化なども捉えまして、既存の施設の有効利用については管理組合には引き続き申し入れていきたいというふうに考えているところでございます。(「議長、22番。議事進行について」と呼ぶ者あり)
再質問 22番 北野義紀
質問と答弁を聞いて議長も疑問を持ったのではないかと思うのですが、例えば今、総務部長が答弁された花畔地区の掘り込みのところ、既定計画どおり3バースをつくって、荷さばき地もつくると。だけれども、同じ答弁の中で北海道開発局も北海道全体として貨物が伸びるわけではないと言っているのだから、そこへ石狩湾新港が今扱っていない内貿のコンテナをがっぱり扱いますよというのだから、ほかの港とバッティングするのははっきりしているのではないですか。北海道全体で変わらない貨物量の中で、新港は札幌圏と言っているのですから、道央圏というか、それは今全部苫小牧から入ってきているのですよ。それを石狩湾新港で扱うということになれば、奪い合いになるのでしょう。だから、同じ答弁の中でつくる必要はないという根拠が明らかなのに、なぜそういう答弁をするのかという疑問があるのですよ。これは聞いている私も全く納得できませんから、議長においてきちんと納得する答弁をするようにお諮りいただきたいと。