小樽市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月3日
議事録に件名の記載なし
2014年3月3日、小樽市議会の一般質問で、北野義紀議員が質問し、市長 中松義治、財政部長 堀江雄二、水道局長 飯田俊哉、総務部長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 北野義紀 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、財政部長 堀江雄二、水道局長 飯田俊哉、総務部長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 22番 北野義紀
その他の項目で質問します。この3月1日、新聞折り込みで広報おたる3月号が皆さんのお宅に配布されました。その6ページに、「ふれあいパスの交付が始まります」という表題で、ふれあいパスの値上げを前提に、予算が議会で議決されていないにもかかわらず、利用者負担を変更する予定と告知し、そして記事の中で4月1日から利用者負担額を1回の乗車につき110円から120円に変更する予定だと、この場合、ふれあい回数券1冊分の購入代金は1,200円となります。さらに、ふれあい回数券購入券が新たに必要になるということも説明しています。市長に伺いたいのは、議会で議決もしていないのに決まったかのように広報おたるに掲載することは、議会の議決権を侵す許すべからざる暴挙だと私は思いますが、謝罪と訂正を直ちに行うよう要求し、市長の見解を求めるものです。なお、これに至る経過もあり、以前、ホームページでこのことが掲載されたときにも抗議をしました。このときはホームページから削除されました。そして、今回広報おたるに掲載したいと来たから、私はそれはやめるべきだということまで言ったにもかかわらず掲載を強行する、こんな暴挙は許されないことは明らかであります。市長の見解を伺います。再質問を留保して終わります。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、ふれあいパスの広報掲載についての御質問がありました。まず、議会の審議前に広報に掲載したことにつきましては、ふれあいパスの交付を今月中に予定しており、混乱を避けるため、利用者負担の引上げについても、あらかじめ周知する必要があることから、行ったものであります。また、記事については、あくまでも予定である旨の表現とし、議会に提案中であることを注記しておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。また、ふれあい回数券購入券につきましては、利用の実態を調査するために御協力をいただくものでありますので、重ねて御理解をお願いいたします。(「議長、22番」と呼ぶ者あり)
再質問 22番 北野義紀
何点か再質問させていただきます。市長から答弁いただきましたけれども、国の財政計画に照らして小樽市の新年度予算の歳入の乖離は甚だしいものがあります。今までこんなことはなかったはずです。小樽市の新年度予算では、国は地方税が伸びる、だから地方交付税を削ると言いますが、小樽市の場合、市税全体で820万円しか伸びないにもかかわらず、交付税は5億5,900万円も削減する、こんなことはかつてなかったことです。どうしてこんなことになったのですか。先ほどの答弁を聞いていれば、地方財政計画が決まってから予算案をいろいろ検討したようですが、地方財政計画が決まってから載せているはずなのに、どうしてこんなことになるかという点が第1点です。国の地方財政計画は日本全体のものですから、必ずしも一自治体にそれがストレートに反映されるというふうには私も思いません。しかし、これまでの国の地方財政計画あるいは地方財政対策に照らして、小樽市の新年度予算の組み方はそんなに違っていなかったのです。むしろ交付税は、財政の基盤が弱いこともあって国の標準より伸びていたことが多かったのです。なぜ新年度はこんなことになったのですか、全く合点がいきません。説明をしてください。次に、一般財源について答弁がありましたけれども、私が聞いたのは、国は、前年度水準を相当程度上回ると、そして6,000億円上回ったのだと言って胸を張っているのです。ところが、先ほど市長が答弁されたように、小樽市の一般会計は前年度に比べて4億5,869万円も減っているのです。こんな逆さまなことが何で起こったのかと。本質問でも金額等は触れていますから、これをまず説明してください。次に、財政の認識についてです。累積赤字と他会計基金からの借入れの問題です。予算の編成に当たって、財源が足りないからといって銀行や金融機関から、何億円であってもその不足分を借りてきて帳尻を合わせるということは禁じられています。ところが、他会計からの借入れや、あるいは基金からの借入れというのは、この禁じ手を破って、そして金利を払って借りることになります。これはちょっと異常ではないかと思うのです。ただし、これには例外があって、臨時財政対策債は、国が、元利償還は交付税で面倒を見るから、不足分を小樽市は何億円借りてよろしいですと、これは法律でそうなっているから別ですけれども、この禁じ手を使わざるを得ないくらいやはり小樽の財政は大変だということだと思うのです。ところが、累積赤字は消えたけれども、この禁じ手の他会計からの借入れは年々増えていって、市長が平成24年度から実質的な予算編成をやるに当たって、この他会計からの借入れをやめたのは私は賢明だったと思うのです。しかし、累積赤字が平成16年度よりも相当額上回っているにもかかわらず、いわゆる私が本質問で聞いたプールの実現とか、福祉灯油とか、そういう問題に対して、市長は、あたかも財政が好転したかのように共産党は言うけれども、そうではないのだと言って実現を拒んだではないですか。それは12月の話です。ところが、年が明けて、予算編成の段階でふたをあけたら、財政が好転したと言わんばかりに特別職の報酬の復元、削減率を半分にするということですけれども、復元ですよ。これをやるというのはどういうものだろうかと。財源の認識は、12月と予算編成時で明らかに市長の認識は違っているとしか思われません。どうしてそういう心境になったのか、認識の違いになったのかをお答えいただきたい。それで、現在の特別職の報酬というのは、平成9年12月2日に、たしか報酬審議会から当時の新谷市長に答申があって、大急ぎで第4回定例会に追加提案したのです。共産党は、そのとき、審議の時間が足りないと言って、提案してすぐ決めろというやり方は乱暴だと言って同意はしませんでした。しかし、このときも、新谷市長が、特別職と議員報酬をそれぞれ引き上げますと、こう言って議案として提案したのです。なぜ私がこの古い話を言うかというと、議会は、先日、各会派代表者会議を開いて、財政が依然として厳しいと、こういう認識で議員の復元については今任期中では行いませんということを決めました。今まで新谷市長の時代からも、市長の給与、議員の報酬というのは、一体で仲よくやってきたのですから、議会がそうであれば、私は返上というか、議案を撤回して、議員と同じように足並みをそろえますというふうにならないのかということを市長からお答えいただきたい。それから、水道局に伺います。先ほどの市長答弁を聞いていますと、水道料金の中に維持管理費や企業債の償還、これらの数字を並べて説明しているのです。ところが、驚いたことに、後段になったら家事用と事業用は案分していないと。それは、平成8年度の水道料金改定のときに、ただ赤字を消す、収益的収支と資本的収支の差によって生ずる年度末資金不足をどうしたらなくすことができるかということだけで、金額だけいじって、そして水道料金改定をやっているから、案分なんかやっていないという話なのです。そうしたら、前段で言ったことが果たして正しい数字なのかと、金額なのかという疑問が出てきます。だから、当然、一貫性のある数字を示して、納得いくように答弁をお願いしたいと。それから、水道事業会計の決算の推移について、市長は先ほど答弁されました。それで、平成4年度にも水道料金値上げをやっているのです。朝里ダムは、その少し前に、昭和50年代の後半に完成して、そして借金返済、企業債の返還が始まっているのです。しかし、水道料金、平成4年度に上げたけれども、資金不足は依然として深刻だと言って、値上げしてからわずか4年目でまた大幅な値上げをやっているのです。3か年で過不足をなくするという約束でやったけれども、2年目にもう不足は解消して、以来ずっと黒字になっているのです。収益的収支と資本的収支を合わせたものです。だから、水道料金を高く取り、朝里ダムの償還金が重荷になっていたのを、支払を全部、市民の負担でやってきたことだというふうに考えるのは当然ではないかと思うのです。その前の累積赤字ですね、累積欠損、この金額もただものではないです。26億円以上あったと思うのです、平成8年度に。それも14年間かけて、23年度末にはゼロにしているのです。これは市民に対してひどいやり方だと思います。本来であれば、朝里ダムは人口22万人の想定だから、22万人分に匹敵する給水人口で水道料金を払うことになっているのを、今の人口12万とか13万とか、減り続ける市民の皆さんの負担で二重の支払をされてきたということが問題ではないかというのです。だから、そうであれば、累積欠損金もなくなったし、年度末の過不足もなくなったのだから、水道料金を引き下げるということをやらないのかということなのです。市長は、先ほど、これから人口がまた減っていくから、そのときのことも考えているというお話ですけれども、市民にとっては払わなくてもいい高い水道料金を今まで払わされてきているのです。だから、せめて累積欠損金がなくなったり年度末の過不足がなくなったら、その期間だけでも水道料金を下げるということをするのが当たり前ではないですか。何でそういうことをしないのかということです。この点について、お答えいただきたい。それから、水道事業会計について、先ほど市長は、積み上げ方式で計算していないから案分はされていないと言うのです。そうしたら、管理維持費だとか企業債の元利償還がどれぐらいの割合で家事用にかぶっているのだろうかという疑問が出てくるのです。それなのに、その前段で、先ほども指摘したけれども、市長がいろいろな金額を言うから、その金額は本当かということになりませんか。その数字、間違いなく正しいですか。これは水道局長、答えてください。それから、簡易水道についてですが、市長は北海道に遠慮をして、あまりはっきりは言わないけれども、当時、石狩湾新港がつくられ、その背後地も開発するということになったときに、そこへ進出する企業に水をどう供給するかというのが大きな問題になったのです。そのとき、我が党は、議会で、小樽の水道水を新港背後地に引っ張っていけば安くつくのではないかと、巨大なダムをつくるよりずっといいと。先ほどの答弁を聞いていましたら、当別ダムの総事業費と、それから市長がお答えになった豊倉浄水場から樽川の配水池までの本管を布設した場合、約60億円。そうしたら、10分の1で済むのです。五百九十何億円でしょう。だから、こんな10分の1で済むものを何で10倍の金をかけてやったのかと。そのツケが、今、簡易水道に来ているのです。だから、企業名は言いませんけれども、石狩湾新港の背後地の小樽市域に張りついた七つの企業、相当大きな企業もありますが、そこの企業が、今、地下水をくみ上げているけれども、それをやめて当別ダムの水、簡易水道に切り替えたら、年間9,500万円も水道料金が高くなるのです。これでは、「はい」なんて言えませんよ。言ってみれば解決不能なことが今起こっているのは、高い水道料金となったからにほかなりません。こういうことを北海道が小樽市に強引に押しつけて、小樽市を引っ張り込んでおいて、その赤字を石狩開発株式会社に払わせるからいいだろうと言ってスタートさせたと。ところが、石狩開発株式会社が平成14年に破綻したものだから、小樽市が負担しろと。こんな話を、北海道が主導してやらせているのです。そういうことに怒りを感じないのかという点でお答えください。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
北野議員の再質問にお答えしたいと思いますが、私からは、財政にかかわる特別職の報酬ということについて答弁をさせていただきたいと思います。先ほど、答弁させていただきましたように、予算編成の財源として新たな借入れ、それから計上留保などを行っていないということですから、これは決して余裕があるというふうには思っておりませんけれども、平成16年度当時に戻させていただきたいという、こういうことでございます。余裕があるということであれば、職員も含めて全額ということを考えたいと思いますけれども、現在ではそこまでは言えないかなと、こういうようなことでございますので、何とか御理解をいただきたいというふうに思います。そのほかの財政問題と水道関係、簡易水道含めて、担当部長から答弁させていただきます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 財政部長 堀江雄二(財政部長は2014年3月まで)
北野議員の再質問にお答えします。まず1点目、国の地方財政計画と市の当初予算の歳入の状況について大きく違うのではないかという御質問でございますけれども、その違いにつきましては、まず地方税につきまして、確かに国では全体で2.9パーセント増で見込んでおります。先ほど北野議員からありましたように、地方財政計画につきましては、都道府県分等も含んでいることから大きく伸びるというふうに見込んでいるのかと思います。税につきましては、あくまでも市税の状況、それに照らし合わせて毎年度、地方税の歳入を算定しているところでありまして、小樽市の現状からいきますと、個人市民税であれば均等割の税率は上がりますけれども、納税義務者は減少傾向にあるということも鑑みまして、個人住民税につきましては、減少するというふうに算定したところであります。また、法人・個人市民税につきましては、決算見込み等々も勘案しながら、企業の業績が若干回復しているということも見まして、法人市民税につきましては増という形で積算しております。そのほかの税目につきまして、固定資産税につきましても、現在の状況等を勘案して積算をしたところであります。たばこ税とかは、国の伸び率等を勘案して、それで積算をして、トータルとして現在の当初予算で計上しております0.1パーセントの増と見込んでいるところでございます。それから、地方譲与税につきましては、確かに国では、全体では17.4パーセントの増で見込んでいます。小樽市は、逆に減少ということで見込んでいます。これの大きな要素につきましては、地方譲与税の中に、国では都道府県分の地方法人特別譲与税、これは都道府県に係る部分なのですが、その分での伸び率を23.7パーセントの増で見ております。小樽市に係る分の地方譲与税につきましては、それぞれの項目でそれぞれの伸び率を勘案して積算したところで、現状からいきますと、それぞれの項目で減少している項目もありますので、その比率でもって積算をしたところでございます。それから、地方交付税につきましては、国も減少しているわけなのですけれども、地方財政計画を示された後に、国で地方交付税の積算に係るその通知といいますか、「地方交付税の推計について」という資料が参ります。その中で、交付税の中で、大きい項目で言いますと、個別算定項目とか包括算定項目という、そういう項目ごとの伸び率をその中で示しております。その中身につきましても、一つ例を挙げますと、個別算定経費におきましては、都道府県分では0.5パーセントのプラスになる、それから市町村分では1.5パーセントの減になる、そういうふうに都道府県分との差もございます。それから、包括算定のほうにいきますと、都道府県分では0.6パーセントの減ですけれども、市町村分では6.5パーセントの減という形での示され方をしています。小樽市の積算をしたときにつきましても、その率等を参考にしながら、また公債費の部分、要は元利償還金の部分、それは小樽市独自というか、計算すれば出てきますので、その分を計算しております。逆に、交付税のもう一つの基準財政収入額につきましても、それぞれの項目で税の伸び率、税収の項目ごと、それから国から来る譲与税ですとか交付金、それの伸び率が示されますので、国の伸び率を使うもの、それから市独自で算定できるものにつきましては市独自の算定でやる、それらを勘案して地方交付税を算定したところ、御提案の額でもって積算をしたところでございます。それから、地方特例交付金、こちらも国は5パーセントの減ですけれども、小樽市の場合、15.1パーセントの減というふうに見込んでおります。これも、昨年の特例交付金の決算額に、現時点では決算見込額ですか、それに国から示されている伸び率、それを勘案して積算すると、小樽市の場合は15.1パーセントの減になったというものでございます。それから、臨時財政対策債についても、都道府県分も含めまして9.9パーセントの減、そういう中で市町村分につきましては、7.7パーセントの減でした。それで、小樽市につきましても、先ほどの基準財政需要額ですとか、それらの算定の中で前年度のというか、平成25年度の臨時財政対策債の額を勘案しまして、臨時財政対策債の額を積算したところでございます。これが、地方財政計画と小樽市の状況の乖離でございます。ですから、地方財政計画の中で、都道府県分と市町村分の伸び率が大きく違う部分があるいうことを認識していただきたいと考えております。それから、二つ目の質問で、一般財源の減の理由という御質問がございました。国では伸びるという中で、小樽市では4億6,000万円、1.4パーセントの減で見込んだわけなのですけれども、大きな部分ではやはり地方交付税の減、これを4億5,300万円ほどの減で見ております。ですから、逆に市税の伸びというのは、国のほうでは大きく伸ばしておりますので、小樽市の現状からいきますと、市税の伸びが大きく見込めないという中にありながら地方交付税の減が大きいものですから、総体的に昨年度の一般財源より減になったというところでございます。それから最後、3点目になるのですけれども、財政の認識で、昨年12月と今回の中で何が違っているのかといいますと、第4回定例会のときについては、国の状況というのはまだわかりませんでした。地方財政計画も出ていない中で、その中で私どもではどういう認識をしていたかというと、やはり25年度予算を組んだときに財源不足が12億円を超える額が必要であったこと、それからさらにまた除雪費、それがどのようになっていくかというところを考慮していたのも事実でございます。それが年が明けまして、除雪費については専決処分で予算措置をさせていただいたところなのですけれども、地方交付税につきましても地方財政計画の中で伸び率だとか示された、それから税の関係、地方譲与税の関係、交付金の関係もある程度伸び率が示されたということもございまして、そのときとの状況は、歳入とかの状況がある程度見えてきたというところが違いかと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 水道局長 飯田俊哉(水道局長は2015年9月まで)
北野議員の再質問にお答えします。3点ほど、水道に関して御質問がありました。1点目でございますけれども、維持管理費、企業債の償還について、家事用と業務用に案分をしていない、内訳がわからないということでございますけれども、現行料金が平成8年度に料金改正をしてございますけれども、その料金改定の際の算出方法があくまで8年度から3か年間、10年度の運転資金10億円を解消するというために料金値上げをしてございますけれども、その際の算定方法が、あくまでその10億円分の値上げということで、維持費ですとか、人件費だとか、そういうことの個々の積み上げはしていないので、その内訳がわからないということでございます。それと、累積欠損金も解消したので料金の値下げをしたらどうだというお話でございますけれども、先ほど市長からもお答えをしてございますけれども、料金収入というのは、平成11年度をピークに毎年のように減少してございます。平成25年度の見込みで言いますと約7億円で、率にすれば20パーセント以上減少しています。一方では、管路の耐震化も進めなければならないですし、施設もかなり古くなってございますので、維持管理費も増高する形で、支出が非常に増えていくと、非常に厳しい経営状況にありますので、今、料金値下げをするという状況にはないというふうに思ってございます。それと、3点目の積み上げていないことと維持管理費との金額との答弁は矛盾するのではないかということでございますけれども、先ほどもお答えをいたしましたけれども、あくまで料金値上げの際に、維持管理費とか、人件費ですとか、そういう個々の積み上げをしていないということから内訳がお示しできないわけで、先ほど北野議員から、維持費等の金額を答弁しているというお話でございましたけれども、維持費等の金額については答弁はしてございません。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
北野議員の再質問にお答えいたします。最後の簡易水道について、私からお答えをさせていただきたいと思います。この簡易水道事業につきましては、少し前の話にもなりますけれども、石狩湾新港地域の開発につきましては、御存じのとおり、石狩開発株式会社という企業が行う土地の分譲ですとか、土地の価格が上がっていくという、こういった前提で全ての資金スキームというのが当時から組み立てられていたわけでございまして、市としても、その当時から企業団に参画するかどうかということは、庁内でも相当に議論されたというふうには承知しておりますけれども、最終的に判断に踏み切った経過といたしましては、北海道が市の財政運営には支障を与えないと、ここのところで最終的に判断に踏み切ったのではないかというふうに思っているところでございます。そういったこともありまして、この食品製造業が簡易水道に移行してこないということを受けまして、道に対しては、北海道がこれまでも主導してきたのだということで我々としては主張してきておりますけれども、北海道側からは、石狩開発の特定財源が前提であったということですとか、やはり事業者が負担すべきものではないのか、あるいは補填の根拠がないということで、何度か道とも協議をいたしておりますけれども、平行線のままで来ているという現状でございます。市といたしましては、多くの収支不足が生じるわけですから、引き続き道に対しては何らかの形での補填というものができないかどうかということを協議していきたいと思っておりますし、一方では、やはり収支の改善を図るためには水を使っていく企業を増やしていくということも考えていかなければなりませんので、引き続き新港地域への企業誘致を進めていくということが現実的な対応ではないかというふうに考えているところでございます。(「議長、22番」と呼ぶ者あり)
再々質問 22番 北野義紀
再々質問させていただきます。まず、水道局ですけれども、10立方メートル1,270円、2か月だから20立方メートルの基本水量を定め、20立方メートルも使っていないのに20立方メートル使ったとして請求することは、使っていない水まで請求するのかという市民の疑問、怒りに対し、あなた方は市民に対して、企業債の返還だとか、維持管理費、人件費が入っているから、皆さんにひとしく負担していただいているのだと、こうやって説明するでしょう。今回の質問に当たっても、私は真っ先にそのことを聞いたのです。そうしたら、20立方メートルの基本料金の中には維持管理費、企業債の償還も入っていると、こうやって言うのです。ところが、平成8年度の改定のときは、要するに不足分を、3か年で10億円を生み出せばいいと、そういう計算だったから、維持管理費が水道料金にどのように反映しているかわからないと、そうやって答えているのでしょう、今。そうしたら、市民に言っていることや議員に説明したことと違うでしょう。維持管理費が入っているというから、幾ら入っているのだと。当然、家事用、業務用あるいは浴場用、こういうものに案分して入れているはずなのですから。そういうことを市民に対しては、余計な料金を取るなと言えば、ちゃんとほかのものも入っているのだと、こうやって言っていて、幾ら入っているのですかと聞けば、わからないと。こんな話はないです。だから、水道局長の答弁は、答弁にはなっていないです。だから、きちんと計算して、この場で答えてください。そうでないと、あなた方は市民や議員に対する質問に対して不誠実な態度をとっているということになるのです。それは、今までも我が党の議員が聞いたときにもそうやって答えているし、今回聞いても同じ答えなのです。維持管理費は料金に反映するということは当然ですから、どういうふうになっているのですかとまず現状を聞いているのだから、入っているからには現状をきちんと答えてください。これが水道局に対する第1点です。それから、朝里ダムの問題については、負担については答えていないのですけれども、これをお答えください。市民負担で解消してきたはずなのですから。決算の推移を見ますと、平成4年度に料金を値上げして、3億円以上の収益を上げているのです、プラスですよ。それでも年度末の過不足が解消されないということで、平成8年度にまた値上げをしたのです。このときも3億円ぐらい収益を上げているのです。それからずっと黒字になってきているのです。だから、朝里ダムの償還が始まって、払いきれないで赤字になっているのです、水道局の決算を見れば。収益的収支と資本的収支、これを見れば明白なのですから。だから、過大なダムをつくって、払いきれない分は全部市民の水道料金にかぶせて、今日の赤字を消したということですから。水道局長に聞きますけれども、平成8年度の決算で累積欠損金は幾らありましたか。それを23年度、14年後に解消しているのですよ。それらも含めてお答えをいただきたい。それから、財政の問題ですが、3点ほどにわたって財政部長から答弁ありましたけれども、地方財政計画というのは、国会の承認で決まっているのですよ。だから、都道府県の分も含まれているのは当たり前の話です。あなたの話を聞いていたら、それがあるから市町村の分が少なくなったかのような印象であるのですから。その率まで国会に出していたら、その率というのは後で追加で出てきたのでしょう。地方財政計画が国会で出されたときに、都道府県と市町村の率まで書いていましたか。国は、後で都合悪くなって通知を出したのではないですか。今までいろいろ地方財政計画、厳しい計画があったけれども、小樽市がこんなにひどい状況にされたということはないです。私は、三位一体の改革以降、小樽市の財政については注意を払ってきましたけれども、こんなひどい財政の組み方になったことはないです。これは、市長が悪いとか、財政部長が悪いと言っているのではないです。国が全くいいかげんなのです。だから、正直に、国のやり方が悪かったから小樽市としてはこうせざるを得なかったとはっきり言えばいいのです。それを隠すから、市長や財政部長が私から見れば悪者になるのです。きちんと判断して、説明をいただきたいと。要するに、国は、一般財源は確保して前年度より6,000億円多くなったと威張っているのです。ところが、小樽市は、4億8,000万円以上落ち込んでいるでしょう。話が違うじゃないかと、こういうふうに思うのは当たり前ではないですか。だから、これは国に異議申立てをやってください。こんな予算のやり方を、地方財政計画をやった後に、通知か通達か知らないけれども、それを出して、交付税だとか、その他の国が市町村に出す分をどんどん削ると、こんなやり方を許していたら、国会の承認事項をも覆すようなやり方ではないですか。この点は明確にやってほしいと。お答えいただきたい。それから、総務部長から簡易水道の問題についてお話がありましたけれども、このままいったら毎年、1億円前後、簡易水道の赤字を一般会計から持ち出さなければならなくなるのです。こんな余裕なんて一般会計にはないです。だから、北海道が小樽市には迷惑をかけないと言って強引に押し切ったのだから、それをきちんと実行していただくように強硬な姿勢で、市民みんなに訴えてでもやっていただきたいということです。答弁漏れのないようにお願いします。
答弁 水道局長 飯田俊哉(水道局長は2015年9月まで)
北野議員の再々質問にお答えをいたします。まず、人件費等の内訳についてでございますけれども、先ほども答弁をしましたが、一般的に料金の設定というのは、人件費ですとか、それから維持管理費や企業債の償還金を含めて、そういう必要な経費で算出するというのが一般的ですので、今回もそういう形で経費に含まれているというお話をさせていただきました。ただ、その平成8年度の現状の料金設定の際に、そういう維持管理費や人件費など、そういう個々の必要額を積み上げして、それで料金の値上げ率を決めたわけではないものですから、内訳についてはお示しができないということでございます。(発言する者あり)それと、朝里ダムの影響についてでございますけれども、この朝里ダムについては、市内への安定給水等、渇水に強い水源の確保という形で施設整備を行ってございまして、市民の負担については必要な経費であるというふうに考えてございます。それと、平成8年度の累積欠損でございますけれども、20億6,800万円というふうになってございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 財政部長 堀江雄二(財政部長は2014年3月まで)
北野議員の再々質問にお答えします。地方財政計画と市の状況ということで、その率が相当違うのではないかという質問ということでございますけれども、議員がおっしゃるとおり、都道府県も含んでいる中での地方財政計画の総額でございます。それから、地方税ですとか地方譲与税につきましては、国に出す資料の中にもそれぞれの項目での伸び率が載ってございます。その中で一つ例を挙げますと、譲与税につきましては、先ほど言いましたように、譲与税全体の伸び率につきましては17.4パーセントの伸びなのですけれども、再度繰り返しになりますが、その中の一つの項目の部分で、都道府県分の伸びが非常に大きかったということ、市町村に係る部分、小樽市に係る部分の伸び率で言いますと、100パーセント前後の伸び率の項目しか、小樽市には譲与税として来ていない項目がありますので、その分での伸び率が大きく違うということでございます。それから、地方交付税のことを言いますと、あくまでもその算定式の違いは都道府県分、市町村分がありますけれども、例年、地方財政計画が、12月に決まりましたら、年明けにその地方交付税を各市町村、都道府県が算定するときに当たっては、先ほども言いましたように算定を推計するに当たっての通知が来ます。それに基づいて例年算定しているところでございまして、繰り返しになりますけれども、その中で市町村分の大きい項目で言います包括算定項目ですとか個別算定項目、その伸び率が都道府県と比べて非常に市町村分の伸び率が低かった、逆に減が大きかったということで、小樽市の状況としても、そう見ざるを得なかったというのが現状でございます。また、一般財源のことを言いますと、やはり国は地方税を伸ばしています。その中で、地方交付税の総額も、特別加算ですか、その分だとかも減らしている中で交付税総額が決まってございます。その中で、さらにその細かい項目の中での推計の仕方ということで国で示された伸び率という、その部分が都道府県なんかより市町村分のほうの減の伸び率が大きかったというところでございます。(「さっきと同じ答弁でしょう」と呼ぶ者あり)ですから、あくまでも国からの通知を基に、それでないとなかなか算定というのは、非常に個別に算定することができませんので、例年もそうなのですけれども、国から示されている伸び率、細かい項目での伸び率があれば、それを使って交付税の額は算定しております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
北野議員の再々質問にお答えいたします。御指摘のように、このままいきますと毎年、簡易水道事業特別会計に対しましては一般会計から1億円を繰り出すということになりますけれども、先ほどお答えいたしましたように、北海道とは継続的に協議を進めておりますが、残念ながら解決策が見いだせないで平行線をたどっている状況が続いています。引き続き北海道に対しましては、何らかの形で補填をいただくような形で要請を続けていきたいというふうには思っておりますけれども、繰り返しになりますが、新港地域への企業誘致を進める、あるいは企業団に対しまして経費の縮減をさせる、そういったことも一つの方法になるのではないかというふうに思いますけれども、さまざまな形を通じまして収支不足の縮減には努めていきたいというふうに考えているところでございます。(「議長、22番、議事進行について」と呼ぶ者あり)
再々質問 22番 北野義紀
議長にお願いですけれども、私は、水道の問題は、適正な料金の体系に改善するように求めて、それで先ほど来いろいろな角度から質問をしているのです。そして、水道局は、一般論としては維持管理費や企業債の返還等は水道料金の中に含まれていると、こう言うから、どういうように反映されているのか、まず現状を議会にも明らかにしていただいて、その上で不合理な点があれば改善をしていくということになるのですけれども、維持管理費や元利償還金が含まれているといっても、現状どうかといえば、わからないと。こんな議会をばかにした話はないです。これだったら水道料金の審議になりませんから、休憩して水道局長にきちんと答えていただくか、又は予算特別委員会の初日までにきちんと計算して出していただくというふうにしないと、議会としての審議ができません。今後の本会議並びに以降の議会の審議にかかわりますので、議長の見解を伺います。
再々質問 22番 北野義紀
ただいまの議長のお話ですから私も何とか理解したいと思うのですが、議長は水道局長に軍配を上げているのです。そんなことは初めからわかっている話なのです。水道料金の中に含まれていると書いてあるのだから、決算にきちんと。だから、それを前提にして現状はどういうふうになっているのですかと聞けば、答えないのです。案分はされていないということは具体的に言うけれども。それでは小樽市の料金体系に維持管理費や企業債の償還がどうなっているのですかと聞けば、答えられない。議長の今の裁定ですけれども、水道局長に今聞いてもわからないから予算特別委員会までというふうにおっしゃいましたが、私は、代表質問をするに当たって早くから水道局に、この問題は最初に提起して、そうであれば、いいかげんな水道料金だということになるから、きちんとした考えを、現状をちゃんと分析して持ってきてほしいということは毎日のように言ったのです。持ってこないから質問で聞かざるを得なかった。そうしたら、現状どうなっているかをいまだに言えないのです。こんないいかげんな水道料金を市民にかぶせておいて、それでいいなんていうふうになりません。だから、議長がおっしゃるとおり予算特別委員会までに、水道局長の責任において、きちんと議会の質問に対してかみ合った答弁がされるというのであれば、私はこれで終わります。そうでなければ、議会を水道局が冒瀆したと、議長の裁定案まで蹴っ飛ばしたということになるわけですから、事は重大になるということだけ警告して終わります。
再々質問 22番 北野義紀
議長は責任を持ってください。