小樽市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月17日
(1)財政問題について/(2)水道料金及び下水道使用料の減免制度について/(3)観光政策について/(4)介護保険事業所及び施設の監査、監督及び指導の実態について/(5)教育に関連してスクールカウンセラーの増員について放課後児童クラブの充実について市立小樽図書館図書資料マーク化事業を含む電算化について2003蘭島川水辺の楽校について
2003年9月17日、小樽市議会の一般質問で、斉藤陽一良議員が「財政問題について」「水道料金及び下水道使用料の減免制度について」「観光政策について」「介護保険事業所及び施設の監査、監督及び指導の実態について」「教育に関連してスクールカウンセラーの増員について放課後児童クラブの充実について市立小樽図書館図書資料マーク化事業を含む電算化について2003蘭島川水辺の楽校について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤陽一良 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 29番 斉藤陽一良
公明党を代表し、質問いたします。まず、財政問題について、お伺いをいたします。我が国の経済状況は、バブル崩壊後の構造的不況から、いまだに抜け出ることができず、不良債権の処理等、構造改革に伴う痛みを少しでも和らげるための事業再生融資や事業再生保証制度の創設、売掛債権担保融資保証制度の拡充などセーフティーネットの整備、また、事業再生支援や経営革新支援など、懸命の経済支援策によっても改善が見られず、いっそう厳しさを増すかのごとき様相を呈しております。公共分野においても、国、地方公共団体の財政は危機的状況にあります。このような中、本市財政は、このたび発表された平成14年度決算の概要で見ても、一般会計において、事実上、約17億3,000万円の赤字となっております。現行の財政健全化計画では、平成17年度までで、約150億円の赤字となることが見込まれ、平成15年度予算に向けた各種取組で、約22億円の赤字圧縮ができ、今後もこの効果は続くと見れば、平成17年度の赤字は、84億円まで圧縮することは可能だとのことであります。しかし、累積赤字額が標準財政規模の20パーセント、すなわち約66億円を超えると、いわゆる赤字再建団体に転落するといわれております。そこで、お伺いをいたしますが、平成17年度の累積赤字額を66億円以内に抑えて、再建団体転落を食い止める方策は何か、また、万が一、再建団体に転落の場合、行政執行上どのような支障があるのか、市民生活への影響はどうか、お示しください。次に、財政健全化へ向けて、市税の増収などは見込めず、さらなる借金もできないとすれば、人件費の削、 、 。 、 、減とともに 事務事業の見直しで 歳出を削減することは避けられないものと考えます しかし その場合所得の低い高齢者世帯、母子世帯、障害のある方の世帯への施策、児童福祉や教育に関する分野への施策などに対しては、できる限り削減を行わない、また、やむをえず削減をする場合にも、制度の一括廃止などではなく、所得段階別に内容を変えるなど、具体的にきめ細かい配慮を行い、現場での一定の弾力的運用の余地を認めるなど、市民サービス低下を防ぐ方向で、最大限の方策をとるべきと考えますが、市長のご見解を求めます。次に、水道料金及び下水道使用料の減免制度についてお伺いをいたします。この制度は、小樽市水道事業給水条例第40条及び小樽市下水道条例第22条の規定に基づくもので、現在、、 、 、 、 。生活保護世帯 高齢者世帯 母子世帯 障害のある方の世帯の四つの世帯区分について 実施されていますまず、この制度の目的、趣旨と、その概要、それぞれの世帯区分ごとの適用世帯数をお示しください。、 、 、 、また 昨年10月から 高齢者世帯と障害のある方の世帯については 新たな所得制限が導入されましたが平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録、 、 。減免の可否の決定等に対する不服の申立て 苦情などの事例はないか もしあれば具体的にお示しください次に、この制度の母子世帯への適用については、小樽市水道料金及び下水道使用料に係る減免事務処理要綱第2条及び別表第1に、減免対象世帯の要件として、児童扶養手当法による手当の支給を受けている母子世帯と規定されています。まず、この要件は、児童扶養手当の支給に所得制限があることから、所得制限の意味合いも込められていると考えることができるかどうか、また、それを一歩進めて、児童扶養手当受給と同程度か、それ以下の所得の母子世帯を含む、例示的な規定と解することができるかどうか、見解を求めます。その上で、いわゆる母子世帯のうち、夫を事故や病気で失ったケースでは、遺族年金を受給する場合があります。この場合は、児童扶養手当の原資として年金の一部が使われていることから、重複して児童扶養手当を受給することはできません。したがって、収入や所得において、児童扶養手当受給世帯と同じ程度か、それ以下の世帯であっても、遺族年金を受給する母子世帯は、水道料金及び下水道使用料の減免を受けることができないのが現状であると考えますが、見解を求めます。これは、この制度の目的、趣旨に照らして、適当でないと考えます。遺族年金を受給する母子世帯についても、その収入や所得が児童扶養手当受給世帯と同じ程度か、それ以下の世帯については、減免を受けることができるようにするべきだと考えますが、見解を求めます。次に、観光政策についてお伺いをいたします。観光のいわゆる目玉としては、一般的にいえば、自然、歴史、まち並み、土木建築物、記念物、物産、飲食などの分野が取り上げられることが多いといえます。小樽観光については、これまで運河、すし、ガラスが、三大目玉商品といわれてきました。そのほかにも、明治、大正、昭和の面影を残すノスタルジックなまち並みも、小樽観光の魅力となってきたと言ってよいと思います。しかし、10年ほど前からは、観光客のニーズがこれまでの単なる「見る観光」から、一歩進んで体験型のメニューを取り入れた「する観光」へと、徐々に変わってきつつあると言われています。小樽でも、吹きガラスやオルゴール制作、染物や織物など、。 、 、体験型のメニューを用意する観光施設も増えてきてはいます しかし 個々の施設の努力にとどまっており小樽観光の大きな流れ、運動と言えるまでには至っていないように思われます。このような中、小樽では、この9月、小樽職人の会が中心となって、世界職人学会が開催されようとしています。展示や体験、シンポジウムや講演会が予定をされているとお伺いをしております。まず、この催しの概要と参加者、来場者の見込みあるいは目標をお示しください。小樽は、多くの先覚者の努力によって、全国的に見ても、このような取組の分野で、先駆的な役割を果た。 、 、 。 、 、してきています ものづくりの手わざ 伝統は この小樽に脈々と受け継がれてきました しかし 一方でその伝統の継承も、今、危機にひんしていることも現実であります。むしろその厳しい現実に直面したところから、その克服のための取組として発想されているといっても過言ではないように思われます。今回の催しに関して、観光に関連する取組は考えられているのかどうか、お示しください。小樽観光のこれからの新しい目玉として、作品の常設展示スペースをつくったり、各種のものづくりの技を見たり 体験したり 各工房の制作現場を訪ねたりといった ものづくり観光 を打ち出すことは 観光、 、 、「 」 、の新しいニーズにこたえ、しかも小樽のまちのユニークさ、特色を生かすという意味でも、有効なものと考えます。そのために、今回の世界職人学会と「モノづくり月間」の取組を、将来の観光振興に向けても、追い風として生かしていくべきではないかと考えます。小樽発のものづくりの情報を、これからも常に発信し平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録続け、新たな顧客を開拓し、販路を広げていくためにも、一般の観光客にアピールすることは有効であり、今回の催しの成果を生かしていく方向性を探っていく必要があると考えますが、市長の見解を求めます。次に、介護保険法、老人福祉法、医療法に基づく介護保険事業所及び施設の指定における医師を含む専門職員の必置規定と、その監査、監督及び指導の実態について、お伺いをいたします。介護保険法に基づく介護老人保健施設、老人福祉法に基づく指定介護老人福祉施設、いわゆる特別養護老人ホーム、医療法に基づく指定介護療養型医療施設は、それぞれ介護支援専門員、医師、看護師、理学療法士等の必置がその指定の条件となっています。去る4月16日、本市所在の社会福祉法人恩賜財団済生会支部北海道済生会が開設する老人保健施設はまなすは、理学療法士の出勤状況について、事実と異なる出勤簿等を作成し、理学療法士の配置状況を隠ぺいした上で、介護報酬の算定に当たり、必要な減額を行わず、介護サービス費を不正に請求、受領し、定期実地指導時において、この出勤簿等を提示し、虚偽の報告を行ったことにより、介護保険法第77条による通所リハビリテーションと短期入所療養介護の指定取消しの行政処分を受け、さらに介護保険法第22条に基づく介護サービス費等の返還を命じられたものであります。今回の行政処分に至る発端は、平成14年10月31日に、小樽市保健所が行った定期実地指導であるといわれておりますが、この指導が行われた法的な根拠をお示しください。また、平成12年4月1日の開設許可以来、この指導は何回、どのくらいの間隔で行われてきたのでしょうか。さらに、平成15年2月21日に行われた北海道知事による監査とは、介護保険法上、どのような位置づけのもので、何回ぐらい行われてきたのか、お知らせください。このような不祥事が発生した原因として、いわゆる監査の不徹底や甘さが指摘されていますが、北海道知事はもちろん 介護保険法第100条第1項の規定を見れば 保健所設置市として 本市の市長の果たすべき役、 、 、割も大きいのではないかと考えます。今後の再発防止に向けた定期実地指導の厳格化や、従来の信頼関係に頼った書類上の検査だけでなく、医療法上の立入検査権限も考慮に入れた、他の介護保険事業所及び施設なども含めての抜き打ちの立入検査など、監査、指導体制を強化することも必要と考えます。これらの具体策について、市長の見解を求めます。最後に、教育に関連して、何点かお伺いいたします。文部科学省は去る8月、2002年度の学校基本調査を発表しました。それによりますと、2002年度の不登校の子どもは、小学校約2万6,000人、中学校約10万5,000人と、依然深刻な実態とはいえ、対前年比で、約7,、 、 。 、 、600人減と 91年度の調査開始以来 初めて減少に転じたとのことであります これについて 文部科学省はスクールカウンセラーの配置などの対策が徐々に効果を上げているのではないかとしています。まず、本市の2002年度のいじめ、不登校の実態についてお示しください。現在、本市では、適応指導教室専任指導員2名、ふれあい協力員2名、市費で嘱託のスクールカウンセラー1名、道費で学校に配置されているスクールカウンセラーが2名という体制と伺っていますが、これらの方々の活動の内容、その効果、また、活動上の問題点などをお示しください。特に、スクールカウンセラーについては、よりきめ細かい相談、助言を行うためには、増員が必要と考えますが、見解を求めます。次に、放課後児童クラブについてお伺いをいたします。本市では、現在、小学校25校の1年生から3年生を対象に、それぞれの小学校や児童館など23か所で、放課後児童クラブが開設されています。まず、平成15平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録年度の定員合計数と年度当初の利用希望児童数、年度当初の受入れ児童数、さらに現在の利用児童数をお示しください。近年、児童数そのものは減少傾向にあるものの、男女平等参画の推進や男女雇用機会の均等化によって、放課後児童クラブの必要性は高まりつつあると考えます。地域的な偏りはあるとしても、全体として、この制度は今後、充実強化していくべきものと考えますが、見解を求めます。その上で、お伺いをいたしますが、現在の開設場所、指導員の数は不足しており、地域的な配置の適正化を図りつつ、計画的に増やしていくべきであると考えますが、認識をお示しください。さらに、翌年度の利用希望児童数の把握をできるだけ早期に的確に行い、定員を増やすための場所や指導員の確保に、時間的余裕を持って臨めるようにし、年度当初、利用希望児童の定員オーバーによる利用辞退などのケースを最小限にするよう努めるべきと考えますが、見解を求めます。次に、市立小樽図書館の図書資料マーク化事業を含む電算化についてお伺いいたします。まず、事業の目的、内容と現時点の進ちょく状況をお知らせください。図書館の基本的な役割としては、社会教育の基幹施設として、図書資料の閲覧、貸出しを通じて、広く市民に、だれもがいつでもどこにいても学習することができる生涯学習の場を提供するとともに、貴重な図書資料等を収集、保存して、次の世代に伝えていくという役割があると考えます。蔵書数の把握の正確化、迅速化といった面で、後者の観点に立ったときの本事業の効果についてお示しください。さらに、貸出期間を超過した図書の返却の督促について、図書資料のマーク化を含む電算化が、一定の役割を果たすのではないかと期待されますが、具体的な業務の改善の方向についてお示しください。この項の最後に、貴重な市民の財産である市立図書館の図書資料を紛失や散逸の危険から守るためにも、特に郷土資料など、希少性の高い図書資料については、帯出禁止以外にも、その希少性の程度に応じて、貸出期間を超過した場合の督促の間隔を短縮し、自動化するなど、今回のマーク化事業を含む電算化を最大限活用するべきだと考えますが、見解を求めます。最後に、去る8月24日に行われた「2003蘭島川水辺の楽校」に関連してお伺いいたします。川は身近な自然として、近年、見直されており、児童・生徒、一般の市民が動物や植物に触れ合い体験などを行う場として 市内の蘭島川 勝納川 朝里川の3河川が 子どもの水辺 として選定 登録されてい、 、 、 、「 」 、ます。しかし、指導者の不足、安全上の課題などから、なかなか実効性のある取組が進んでいないというのが現状のようであります。今回の試みは、小学校入学前の幼児とその保護者を対象に、川の生き物を採集し、 、 、 、 、たり 観察する内容だったようですが この催しの企画立案は いつごろからどちらで行われたのか また、 、 、 、 。主催はどこになるのか 参加人数 当日の指導担当者は何人で どのような方だったのか お示しください企画立案を含めた、このような実践のノウハウを市内の地域団体、PTA、ボランティア団体などに普及伝達をしていくことも必要になってきたのではないかと考えます。今回は、4歳から6歳の幼児とその保護者に限定されていたようですが、その理由をお聞かせください。今後、学齢後の児童・生徒、また、一般市民を対象にした企画もあってよいのではと考えますが、そのような予定はあるのでしょうか。できればさまざまな川で、また、さまざまな季節に、このような催しが行われることが望まれますが、そのためには、ある程度の知識、経験を備えた指導者の養成が急務と考えます。指導者養成についての計画などありましたら、お示しいただきたいと思います。平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録以上、再質問はいたしませんので、明快な答弁を求めます (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
斉藤陽一良議員のご質問にお答えいたします。財政問題について、何点かお尋ねがありました。初めに、財政再建団体への転落を食い止める方策でありますが、現在の試算では、平成16年度以降、毎年20億円から30億円の収支不足が見込まれるため、これを何とか解消し、単年度の収支を黒字にする必要があります。このため、平成16年度から3年間を目途に、収支の見直しを図り、平成18年度には、平成15年度と比較して、40億円程度の財政効果を上げることを現行での目標としております。内訳としましては、人件費で20億円程度、事務事業の見直しで15億円程度の歳出削減と、受益者負担の見直しなどで5億円程度の歳入増を図りたいと考えております。次に、財政再建団体に転落した場合の市民生活への影響でありますが、地方財政再建促進特別措置法に基づく準用再建団体になった場合には、総務大臣の監督の下で、再建計画に基づいた予算編成と執行を行わなければならなくなり、市の行政執行の自主権は、実質的に失われることとなります。市民生活への影響につきましては、再建計画の内容にもよりますが、基本的には、税などの一定程度の超過課税や使用料・手数料の大幅な引上げ、単独で行っている扶助費や補助金、事業の廃止、単独公共事業の大幅削減などが考えられます。次に、事務事業の見直しと市民サービスについてでありますが、今後の健全化の取組では、一定程度、市民の皆様にも痛みを分かち合っていただく必要があるものと考えております。見直しは、福祉や教育分野も含めて、聖域なく、すべての事業を対象に行っておりますが、ご指摘の分野については、全体のバランスの中で判断し、一定の配慮も検討していきたいと考えております。次に、水道料金及び下水道使用料の減免制度でありますが、この制度は、天災地変等の災害に対する公益、 、 、 。 、上の必要のほか 特別な理由がある場合には 企業管理者の判断により 減免できる趣旨であります また現在の適用世帯数でありますが、生活保護世帯では、水道料金減免が2,198世帯、下水道使用料減免が1,567世帯であり 高齢者世帯では 水道が7,964世帯 下水道6,954世帯 母子世帯では 水道が649世帯 下水道、 、 、 、 、 、612世帯、障害者世帯では、水道が416世帯、下水道366世帯となっております。なお、平成14年10月から施行した高齢者世帯と障害者世帯に対する所得制限導入後の問い合わせでありま、 、 、 。すが 具体的なケースとしては 高齢者と成年が同居する世帯などから 7件の苦情が寄せられております次に、母子世帯の減免基準についてのお尋ねでありますが、児童扶養手当の支給要件には所得制限があることから、所得制限を含めた減免制度と考えております。また、要綱では、児童扶養手当法による手当の受給を受けている母子世帯と明示しており、手当の支給が減免の条件そのものでありますので、例示として示したものではないと考えております。次に、遺族年金を受給している母子世帯の減免制度でありますが、ただいま申し上げましたとおり、要綱において児童扶養手当を受給していることを減免の要件としておりますので、現状では、世帯の収入が低いことのみをもって減免することは困難と思っております。しかしながら、低所得者に対する減免制度という平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録趣旨を考えますと、現行の減免基準については、所得水準の見直しを含め、検討してまいりたいと考えております。次に、観光政策についてのお尋ねがありました。まず、世界職人学会設立総会などの概要でありますが、本年9月20日から世界各国の職人の作品展示、製作実演や体験工房が開催されます。また、同期間中に企業の製品や技術を紹介する「モノづくり展」や滑り台などの木製遊具を展示し、実体験できる場としての「木に親しむ広場展」が、いずれも小樽を会場に開催されます。9月21日には、世界各国の職人が一堂に会して、第1回世界職人学会設立総会が、世界の職人間の交流、連携をはじめ、IT技術を活用した職人技ざのデータベース化やネットワーク化などをテーマとして開催されます。9月22日は、宮大工による「削ろう会世界大会」が行われ、同日、第5回全国職人学会総会や永六輔さんによる世界職人学会記念講演会が開催されます。この間、ものづくりに関する皆さんはもちろんのこと、市民の皆さんをはじめ、観光客の皆さんにも参加いただくことを期待しており、関係者数が数千名程度 来場者数が約2万5,000名の予定と伺っております なお 今月 ものづくりに関する各種事業が、 。 、 、展開されますことから 市といたしましても モノづくり月間 と位置づけ 事業実施に当たり 積極的に、 、「 」 、 、支援・協力体制をとっているところであります。次に、今回の世界職人学会における観光関連の取組でありますが、世界職人学会の開催に当たり、北海道内はもとより、東京、大阪などの首都圏をはじめ、各地の主要駅でのポスターによる宣伝活動や、札幌圏でのJR車内中づり広告などで、PR活動を積極的に展開してきております。また、小樽観光誘致促進協議会のホームページや後志の観光情報を提供するiセンターにおいて、情報の提供を行っております。なお モノづくり月間 のさまざまなイベントにおいては 観光ポスターの掲出や観光マップの配布など、「 」 、により、来場者に対する観光PRも行う予定であります。次に、今回の取組を将来の観光振興に生かすことでありますが、小樽では、平成4年から小樽職人の会が活動しており、既に第1回全国職人学会や全国職人展を開催した実績を持ち、その「巧みの業」の結集が、現在では修学旅行生をはじめ、多くの観光客の体験観光の素材として、人気を博しております。そういった意味からも 今回の世界職人学会の開催は 見る観光 から 体験する観光 へと 変わりつつある小樽観、 、「 」 「 」 、光にとって、新たな付加価値となるものと考えており、これを機に、体験観光のいっそうの充実を図ってまいりたいと思っております。次に 老人保健施設はまなすの検査でありますが これは介護保険法第100条の規定に基づき実施したもの、 、であります。実地指導は、国の指針に基づき、2年に1回以上を原則としており、第1回目が平成13年3月7日、2回目が平成14年10月31日に、いずれも道立倶知安保健所との合同指導により、施設サービスについては小樽市保健所、居宅サービスについては倶知安保健所が担当して実施したものであります。次に、北海道知事による監査でありますが、平成14年12月10日及び平成15年1月21日に実施した実地指導の結果、介護保険法第74条の居宅サービス及び第97条の介護老人保健施設に規定する基準に重大な違反があると疑われたため 平成15年2月21日 法第24条第1項及び第76条第1項並びに第100条第1項の規定に基づ、 、、 。 、 、 、 、き 実施されたものであります なお 小樽市の監査は 同日 法第23条及び第100条第1項の規定により実施をいたしました。次に、今後の再発防止策でありますが、介護老人保健施設については厚生労働省から、また、医療機関の立入検査については北海道から、それぞれ平成15年度の指導及び検査に当たっての実施方針が通知されてお平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録り、その実施方針に基づき、従事者の勤務実態の確認方法について、賃金台帳など、複数の書類を相互に照合することや、実地指導の事前の告知期間の短縮、抜き打ち検査などを実施するとともに、職員のよりいっそうの資質の向上により、再発防止を図ってまいりたいと考えております。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)
斉藤陽一良議員のご質問にお答えします。まず、いじめについてですが、小学校10件、中学校6件となっており、いずれも教員や保護者等の連携・協力の下、解決に至っております。また、不登校については、小学校20名、中学校66名となっており、そのうち15名が学校復帰しております。前年度と比較して、いずれも減少傾向にありますが、依然として予断を許さない状況にあり、いじめ、不登校の解決にさらに取り組んでまいりたいと考えております。次に、活動内容などについてですが、適応指導教室専任指導員は、子どもへの指導や援助、家庭や学校への訪問、相談活動などを行っております。また、ふれあい協力員は、学習指導などにおいて、専任指導員の補助に当たっております。適応指導教室では、一人一人の心身の状態に応じた指導を基本にしながら、引きこもりがちであった子どもが、一日も早く学校に復帰できるよう努めております。不登校となる要因が多様化する中で、適応指導教室が核となり、不登校児童・生徒や保護者に支援するネットワークの整備が課題となっております。、 、 、 、 、次に 道費派遣カウンセラーは 中学校6校を中心として また 市費スクールカウンセラーについては教育委員会に配置し、随時、学校からの要請に応じて、小中学校の訪問を行っております。スクールカウンセラーは、児童・生徒はもとより、教員、保護者を対象に、不登校や心の悩みなどの解消に向け、成果を上げており、必要に応じて市の適応指導教室との連携も図っております。課題としては、急な相談に対しての派遣体制や継続的相談活動の必要が挙げられます。、 、 、 、 、次に スクールカウンセラーの増員についてですが 平成11年に 初めて1名を配置し 平成13年度には市費スクールカウンセラーを加え2名とし、今年度は、さらに道費スクールカウンセラー1名を増員し、3名体制としたところでございます。市教委といたしましても、保護者や教員へのきめ細かい助言を通して、児童・生徒への継続的な支援を充実させることができると考えており、増員に向け、北海道教育委員会等の関係機関に要望してまいります。次に、放課後児童クラブについてですが、平成15年度の定員合計は780名、年度当初の利用希望児童数は588名、年度当初の受入れ児童数は563名、現在の利用児童数は570名となっております。次に、児童クラブの充実強化についてですが、これまでも新たな地域への新設や、既存の児童クラブの拡充、開設時間の延長など、充実強化に努めてきたところです。今後も、利用の実態を見ながら、運営してまいりたいと考えております。次に、児童クラブの計画的な増設についてですが、市内の児童数は減少傾向にあるものの、児童クラブへ入会を希望する児童の数は減少しておりません。また、入会を希望する児童の多い地域と少ない地域とがあることなどから、適正な児童クラブの設置については、今後ともじゅうぶんな検証を行いながら進めてまいります。次に、定員オーバーによる利用辞退者を少なくすることについてですが、この先、数年間の児童クラブ入平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録、 、 。会希望者数を推計するとともに 利用の実態をじゅうぶん把握するなどして 今後とも対処してまいります次に、図書館の電算化事業についてでありますが、図書の書誌情報をパソコンで検索するには、図書のマーク化を行い データを入力する必要があります このことから 昨年度は9万冊 今年度は9万7,000冊の、 。 、 、マーク化を現在行っております。これにより、平成16年4月から、一般書・児童書について、電算化による、 、 、 。 、 、図書の貸出し 返却 蔵書の検索 予約などのサービスの開始が可能となります さらに 平成16年度には郷土資料2万5,000冊についてもマーク化を行い 平成17年度からは すべての図書館資料について 電算化、 、 、による完全実施を予定しております。図書館業務が電算化されますと、蔵書の迅速かつ正確な把握が可能となりますので、これにより、貸出期間を過ぎた図書の返却督促についても、内容に応じて督促の期間を自動化するなど、業務の改善を図りながら、適切な図書資料の管理に努めてまいりたいと考えております。次に 2003蘭島川水辺の楽校 の実施状況についてですが この催しの主催と企画立案は おたる子ども、「 」 、 、。 、 、 、プラン協議会が平成14年11月から行ってまいりました 当日の参加者は 保護者16名 子ども15名の計31名指導者は、子どもプラン協議会事務局である社会教育課職員1名、NPO法人北海道自然文化教育促進会の職員2名、民間ボランティア4名の計7名となっております。次に、幼児と保護者に限定した理由についてですが、市内における子ども対象の自然プログラムの中で、幼児対象のメニューが少ないこと、会場となった蘭島川は、水量が少なく安全であること、親子で参加できることにより、保護者にも自然体験のよさを知っていただくことなどであります。次に、児童・生徒などを対象とした企画についてですが、本年8月4日、5日に開催された小樽ユネスコ協会主催のユネスコサマースクールにおいて、蘭島川を会場とした水遊びを実施し、2年生から6年生までの児童23名が参加しております。今後も同様の行事について計画をしてまいりたいと考えております。最後に、指導者の養成についてですが、今回参加した保護者の中には、指導スタッフから、川遊びに関する自然体験フォーラムの情報を聞いて後日参加した方もいたため、今後も保護者が参加できる自然体験プログラムを継続することとし、また、教育関係者が参加できるような川遊び指導の講習会に関する情報を広く伝えていくなど、知識や経験の普及伝達に努めるところから、始めてまいりたいと考えております。