小樽市議会 平成14年第4回定例会 2002年12月10日
(1)公園の整備について/(2)街路樹について/(3)高齢者の健康づくりについて/(4)不妊治療について
2002年12月10日、小樽市議会の一般質問で、秋山京子議員が「公園の整備について」「街路樹について」「高齢者の健康づくりについて」「不妊治療について」について質問し、市長 山田勝麿が答弁しました。
- 質問者
- 秋山京子 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 34番 秋山京子
一般質問を行います。最初に、小樽公園についてお伺いいたします。小樽市のほぼ中心に位置する小樽公園は、明治30年、自然の地形をそのまま利用し造成された公園で、周辺には、市役所をはじめ、市立図書館、小樽市消防本部などがあり、公園内には、市民会館、公会堂、総合体育館、桜ヶ丘球場、公園グラウンドなど、多くの公共施設が集中している区域でもあります。公園の中には、小鳥やウサギ、ヤギなどの小動物園と観覧車などの遊戯施設のあるこどもの国もあります。また、見晴展望台へと続く散策路は、年輪を重ねた樹木やツツジ、桜、藤の名所として、広く市民に親しまれている憩いの場でもあります。本市は、小樽市総合計画の第2次実施計画平成13年度から15年度で小樽公園の再整備に向けた調査・検討を挙げ、現在模索中とのことですが、朝早くからジョギングやラジオ体操と、小樽公園を利用する市民も多い現状を踏まえまして、小樽公園の整備についてお伺いいたします。私は、市民に親しまれているこの小樽公園を楽しみながら利用できる公園にすべきと思います。緑豊かな自。然の地形、坂道や階段を活用して健康維持につながるスローピングのできる公園づくりはいかがでしょうかスローピングとは、坂や階段などの傾斜を、前向きや後ろ向きでゆっくり上がり下がりする新しい健康運動のことで、特別の用具も要らずに手軽にできるので愛好者が増えているそうです。スローピングの考案者は、スローピングの効果について、一つに 「心肺機能を効率的に高める」ことを挙げ、ています。坂道や階段の傾斜を使うことにより、平地のウォーキングより二、三倍の運動量になり、それだけ心肺機能に負荷をかけられること。二つ目は 「筋力アップで血流がよくなり、生活習慣病予防につながる」こ、、とを挙げています。スローピングは、ふだん使わない筋肉、上半身を支える大腰筋や中腰筋などを使うので筋肉や内臓の強化、ひざ痛、腰痛の解消効果があり、筋肉周辺の毛細血管が刺激を受けて血流がスムーズになり、血圧やコレステロール値、血糖値の改善が図られる。さらに、体脂肪も効果的に消費されダイエット効果も期待できる。三つ目に 「脳もいきいき、ストレス解消」の効果があるそうです。スローピングによる着地時、の衝撃が脳の神経細胞を刺激し、脳の活性化作用があるとされている。スローピングは後ろ向きで上がり下がりを行いますが、そのときに五感を最大限働かせるので、平衡感覚を養い、また足腰の強化は転倒防止にもつながり、老化や痴呆防止に大いに役立つと指摘されています。現在、保健所では、普通のウォーキングよりエネルギー消費量が多いと注目のストックウォーキングを奨励しておりますが、公園を訪れるだれもが気軽にスローピングのできるように、公園の坂道と階段に手すりを設置し、定期的に保健所の職員も出向いて「スローピング健康教室」などを開催して、市民の健康維持の推進と医療費削減のための公園整備はいかがでしょうか、ご見解をお伺いいたします。次に、こどもの国についてのお考えをお伺いいたします。かつては、小樽公園にも、くまや猿などのいる動物園があって、娯楽も少なく情報も乏しかった時代に、多くの子どもたちに夢を与えてくれました。しかし、時代の移り変わりとともに動物園も人気を失い、今はわずか数種類の小動物だけになり、子どもたちの指さえ入らないほどの目の細かな金網に囲まれ飼育されています。。園内には花壇もありますが、地面には草1本ないむき出しの土と、草食動物特有のにおいが充満していますそんな中でも、5月5日の子どもの日などは、無邪気な子どもたちでにぎわっていますが、このままの状態でよいのかと考えてしまいます。もし、このまま小動物園を残すなら、放し飼いにするなど、手で触ったり抱いたりできるコーナーを設け、子どもたちが体で体験できることも取り入れるべきと思いますが、いかがでしょうか。小動物園を運営している目的とお考えをお伺いいたします。私は、もう動物園の役割は終わったのではと考えております。この場所に遊具を設置し、幼児や子どもたちが安心して遊べる広場にすべきと思っています。小樽公園の近隣には、幼児や子どもたちを安心して遊ばせる広場は少ないと思います。ちなみに、花園1丁目妙見市場付近の中央小公園と、花園3丁目、4丁目のグリーンロード、そして、稲穂2丁目の旧手宮線活用の散策路近くの小さなひまわり公園だけです。小樽公園にも楽しい遊具のある遊び場があってもよいのではと思いますがいかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。次に、遊園地についてですが、現在、入園料はすべて無料になっていますけれども、無料になった経緯と観覧車などの遊戯施設の設置時期、年間の入場者数、さらに施設使用料収入とこどもの国全体の諸経費の総額をお示し願います。小樽公園に行く子どもたちの楽しみは、観覧車など遊戯で遊ぶことです。夢中になって何回も何回も乗りたいし、帰りたくなくなります。そんな子どもたちを見ていると、採算がとれないからやめるべきとは言えませんし、難しい問題です。遊園地についての市長のお考えをお伺いいたします。最後に、小樽公園の再整備についての観点と整備規模についてのご見解をお伺いいたします。次に、街路樹についてお伺いいたします。小樽市は、海と山に囲まれ、自然あふれるすばらしいまちです。市内を走る国道、道道、市道に沿って植えられている街路樹は、平成12年度末現在で、ナナカマド、プラタナスなど十数種類、約10万 400本と記されております。これらの街路樹は、私たち市民に四季折々の楽しみと安らぎを与えてくれております。当然、これらの街路樹は、道路管理者が保存し管理しているのかと思いますが、この街路樹に関して何点かお伺いいたします。最初に、それぞれの街路樹について、保存、管理など作業状況をお示し願います。次に、枯れ葉や落ち葉などの清掃は管理の範ちゅうに入るのかどうか。さらに、街路樹の植樹升の管理はどこになるのか、また、この植樹升に地元町内会や有志が草花を植えたりする行為についてのご見解をお伺いいたします。まちを歩いていて感じたことなのですが、観光客の多い区域や人通りの多い繁華街区域などは、町内会、各商店街の皆さん、ボランティアの方々、それぞれの立場で清掃に気を遣われているのか、枯れ葉や落ち葉などは余り目につきませんし、気にもなりません。しかし、少し中心街を外れると、その地域の商店街区域であっても、何で掃除をしないのかと不思議に思うほど、枯れ葉や落ち葉が目につくし、とても気になります。今日は天候が悪いから掃除ができなかったのではと思い、数日後、同じ道を通ってみても、歩道いっぱいの汚れはそのまま同じ状態です。我が家の前を掃除するのは当たり前と思っている私は、何か落ち着かない空しさと寂しさを感じまして、思わず 「洪水の原因は雨水枠をふさいだ落ち葉」との新聞報道を思い出し、他人事とは思われませんでした。道、端には空き缶、たばこの吸い殻、いろいろなごみが散らかっています。だれかが掃除をしなければ、いつまでもそのままです。街路樹は道路管理者の管理といっても、約10万本もある街路樹の落ち葉を清掃するのは限界があると思いますし、莫大な経費も要すると思います。また、葉が散る前に市内すべての街路樹の枝を払ってしまうというのも味気のないものです。市民の皆さんは、街路樹は公のもの、小樽市が管理するので、市民が勝手に手は出せないものと思っている、のではないでしょうか。市民の財産として、街路樹の落ち葉や枯れ葉は、市民の皆さんに協力していただき清掃するしくみを考えてはいかがでしょうか。植樹升についても、地域の皆さんに活用していただき、雑草が生い茂ったり、ごみの捨て場にならないように地元の町内会にお願いすることも一つの案ではないでしょうか。既に町内会の事業として行っているところは、それはそれとして、再度、全市の町内会に協力を働きかけることを提案いたしますが、いかがでしょうか。町内会に負担がかかるというなら、広報おたるに掲載し、市民に実情を訴えることも一つの方法と考えますが、市長のご見解をお伺いいたします。次に、高齢者の健康づくりについてお伺いをいたします。小樽市の65歳以上の高齢者は、本年10月末で3万 6,900人を数え、人口に対する割合も24.8%と、4人に1人が高齢者というまちになっております。今後も、このまま進んでいくと、近い将来3人に1人が65歳以上の高齢者という超高齢化社会が、全国の主要都市に先駆け到来することが予想されます。このような状況にあって、今後、小樽市の高齢者対策は、現状の小樽市を維持していくためにも、高齢者の健康づくりなどがなお一、層重要になってくると思います。今後、高齢者の増によって、更に医療や介護にかかる経費の大幅な増加は今後の財政を圧迫するとともに、少子化による若年層の減少により、労働力人口の不足という問題の発生もじゅうぶん懸念されます。そうした社会情勢に対応するために、高齢者の就労やボランティア活動など、自立した高齢者の社会参加や社会貢献が大きく求められることになると思います。そうしたことを可能とするためには、具体的には、それぞれの高齢者が心身の健康の保持と増進が図られる方策を、行政と市民で確立していくことが大切と思います。こうした中で、小樽市が9月から始めた健康プログラム、ストックウォーキングが行われましたが、どんな成果があったのか、お伺いいたします。また、先日は中高年者のための筋力トレーニングを活用した健康プログラムの説明会が2日間にわたり開催されたそうですが、どのようなことを目的に開催されたのか、お伺いいたします。最後に、今後も大変重要となると思いますが、自立した高齢者の社会参加と社会貢献を可能とする健康づくりについて、全国的にはどのように展開されているのか、また、小樽市では、今後、高齢者の心身の健康づくりについてどのように取り組まれるのか、具体的な方策をお伺いいたします。最後に、不妊治療についてお伺いいたします。厚生労働省は、今年9月、少子化に歯止めがかからない現状を踏まえ、長期的な視点に立った新たな少子化対策の方向性を示し 「次世代の親に対する支援策」の一つに不妊治療対策の充実と支援の在り方の検討を挙げ、ています。日本の生殖補助医療は、急速な技術進歩に伴い、社会に着実に普及しているそうですが、不妊に悩む夫婦は10組に1組の割合と言われており、旧厚生省の調査によりますと、1999年時点の治療者数は28万 5,000人に上っています。同じく、99年の出生児数は総出生児の1%を超える1万 1,929人で、現在までに5万 9,520人が体外受精関連技術によって出生しております。しかし、治療費の総額が 100万円を超えた夫婦が4割以上に上るなど、経済的負担が重くのしかかっているのが現状です。現在、排卵誘発剤などの薬物治療や男性不妊の場合の精管形成術などは保険適用になっていますが、人工授精は1万から5万円程度、体外受精は平均40万から50万円程度、顕微授精は40万円から65万円程度など、これには保険は適用されておりません。そのために、生活費を切り詰め、ボーナスを充て、更に預金を取り崩しても間に合わず、治療を断念せざるをえない夫婦もいるのです。我が党は、2000年4月、全国規模で集めた54万 8,796人の署名簿を国に提出し、不妊治療に保険適用と不妊相談センターなどの相談・情報提供体制の整備を求めてまいりました。その結果、不妊相談センターの整備が新エンゼルプランに盛り込まれ、現在28都道府県に設置されております。さらに、厚生労働省は2004年度までに全県に相談センターの設置を示しております。不妊治療の経済的負担は個人の努力だけでは限界があり、何らかの公的支援が高まる中、今年10月、厚生労働省は保険適用の方向性を明確にいたしました。また、経済支援を求める不妊症患者の切実な声を受け、市町村レベルで不妊治療費に助成を行う動きも広がっております。助成の対象は、人工授精や体外受精など保険適用外の治療費のみの場合と、保険診療の自己負担を含めた治療費の場合とがあります。この助成制度は市町村の実情に合わせさまざまですが、各市町村の少子化対策にかける真剣さを感じます。私も、初めて、身近に、不妊治療を4年間続け、この11月に無事、女のお子さんを出産した方のお話を伺い、その努力に胸が痛くなりました。話を聞くにつれ、小樽市の不妊治療の現場は大変お寒い状況にあることも知りましたが、小樽市の不妊治療についてお伺いいたします。まず、不妊治療のできる病院の数と治療の現状、不妊治療を受けている患者数、今日までの出生数をお示し願います。また、小樽での不妊治療には限界があり、その後は紹介された札幌の病院に通院し治療を続けるそうですが、交通費の負担も大きく、心身ともに重くなるそうです。このような不妊治療の現場の声は聞こえますか。小樽市も、経済負担の大きな不妊治療に対し助成制度などと、新市立病院建設の際には、少子化対策に対応し不妊。治療のできる設備と医師を置き、最後まで治療が受けられるようにすべきと思いますが、いかがでしょうか市長のご見解をお伺いいたします。再質問はいたしませんので、よい方向を示す答弁をよろしくお願いいたします。以上です (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
秋山議員のご質問にお答えいたします。小樽公園の整備について、何点かお尋ねがありました。まず、小樽公園の地形を生かした整備でありますけれども、公園内の通路には坂が多く、日本庭園や顕誠塔、周辺には急なスロープや階段も多くあり、ストックウォーキングなど、健康維持のために利用されることは公園の利用促進にとって望ましいものと思っております。保健所では、今年度、長橋なえぼ公園でストックウォーキングを取り入れた「緑の祭典」を実施して健康づくり運動の普及に努めておりますが、スローピングについては、他都市の事例も参考にし、研究してまいりたいと考えております。、次に、こどもの国の小動物園でありますが、この動物園は、昭和27年に小樽公園子供動物園として開園しその後、昭和45年に遊戯施設を加えて、現在のこどもの国に至っております。戦後の荒廃した時期の娯楽も少ない時代に、子どもたちに夢を与え、市民の憩いの場としての役割を果たしてきたものと考えております。、小動物については、以前は直接触れ合うことが可能でありましたが、入園者がかまれるなどの事故もあり現在、放し飼いにはしておりません。しかしながら、近隣の保育園や幼稚園の子どもたちには人気があり、えさを与えるなど、子どもと動物との触合いの場としての目的は果たしているものと考えております。次に、遊具のある遊び場でありますが、小樽公園は、当時としては子どもたちの夢を盛り込んだ観覧車やコーヒーカップなどの遊戯施設に重点を置いて整備したため、他の公園とは異なった施設づくりになっております。議員ご指摘の楽しい遊具のある遊び場など、具体的な遊具の設置については、今後、公園の再整備の中で検討してまいりたいと考えております。次に、こどもの国の遊戯施設についてでありますが、まず、入園料の無料の経緯でありますけれども、全市的に事業の見直しを行う中で、平成4年に人件費の削減や施設利用の増加を図るため無料にしたものであります。観覧車などの遊戯施設は、開園時の昭和45年に設置をし、平成13年度決算における入場者数は、単独で計測しておりませんが、遊戯施設利用者数では延べ5万 9,000人、施設使用料収入は 605万円、全体の諸経費は正職員2名分の職員給与を除いて約 2,174万円となっております。次に、遊園地の考え方でありますが、こどもの国の遊戯施設の利用者が年間延べ5万 9,000人に達しており、ますけれども、使用料収入では運営経費を賄える状況にはなく、また遊戯施設は、設置後30年以上を経過し老朽化も進み、維持補修費もかさんでいる状況にあります。、しかしながら、現在の市の財政状況では新たな遊戯施設の設置や更新は難しいものと考えておりますので当面は現状の施設で対応してまいりたいと考えております。次に、再整備の観点と整備規模でありますが、近年の社会情勢の変化により、市民の公園に対する要望が多様化していることから、特色のある公園の整備や既存公園の再整備が求められております。小樽公園は、市内中心部にありまして、長く市民の憩いの場として多くの市民に親しまれ大切にされており、ますが、こどもの国の小動物や遊戯施設の在り方、園内のバリアフリー化や駐車場などの課題もあり、今後市民の意見も聞きながら、現在進めている庁内での再整備に向けた検討会の中で、将来の方向性を見極めてまいりたいと考えております。次に、街路樹の保存、管理等の作業状況でありますが、道路の附属施設であります街路樹は、それぞれの道路管理者が管理しており、その管理方法に大きな差はないと思いますので、小樽市が管理しております市道を例にお答えいたします。街路樹は、植樹後の状況にもよりますが、定期的に枝のせんていや支柱の補修、冬囲いなどを職員や委託業者で行っております。また、枯れたり折れたりした場合には、必要に応じ街路樹の補植も行っております。次に、落ち葉の清掃、植樹升の管理でありますが、枯れ葉や落ち葉の清掃については、市の管理として車道の路面清掃や道路側溝のしゅんせつ時に一緒に行っております。また、秋の断続的な落ち葉等については、その都度、沿道住民にやっていただいているのが現状であります。植樹升は、街路樹を植えるなど、道路交通環境や沿道における良好な生活環境の確保を目的に設置しておりますので、地元町内会等の地域住民の皆さんが利用することには、特に制限をしておりません。次に、街路樹の落ち葉の清掃や植樹升の活用でありますが、落ち葉や枯れ葉は、市としても、さきほどお答えしましたとおり、道路清掃や側溝しゅんせつ時に清掃しておりますが、季節によっては地域住民にやっていただいているのが現状であります。現在、小樽市総連合町会など61団体による「快適な環境づくり実践促進連絡会議」や 「まちづくり景観協議会」で、落ち葉の処理や植樹升への植栽など、道路環境美化に貢献していた、だいております。ご提案の件につきましては、これらの活動がより一層広がるよう総連合町会と協議してまいりたいと思います。次に、高齢者の健康づくりでありますが、初めにストックウォーキングの成果であります。毎回、申込者146名のうち約8割の参加があり、また2か月間という短期間でありましたが、体力測定において持久力、筋力の増強を見ました。アンケート結果では、運動を意識して外出するようになったと答えた方が87%、外を歩くことが楽しくなったと答えた方が80%と多く、体を動かすことの身体面や閉じこもり予防など心の面にも変化が見られ、健康意識の向上が図られたものと思っております。次に、中高年者のための小樽「健康プログラム」につきましては、11月22日に「高齢者転倒予防のためのメニュー」の紹介、11月23日は冬に行う小樽「総合健康プログラムの」説明会を実施いたしました。人は、年齢とともに身体的活動量が減少し、その結果、心身の機能が低下していきます。このことは、加齢減少でしかたがないと考えられていましたが、近年、身体的トレーニングは高齢者にも応用可能であり、トレーニングすることにより心身の若返りが図られることが証明されました。このたびの説明会でありますが、高齢者人口が多く、冬は特に家に閉じこもりがちとなる小樽市においても、さきに実施し成果のあったストックウォーキング及び歩くスキーによる持久力増強プログラムと、自宅や運動施設の機械を使った筋力トレーニングプログラムをメニューとして実施していくための説明会であります。次に、高齢者の健康づくりでありますが、全国的にも特に高齢化率の高い市町村は、健康づくりに積極的であります。筑波大学の研究チームにおける茨城県大洋村での取組は有名でありますが、現在、その成果が全国的に各市町村において展開中であります。小樽市においても、夏から秋に実施した「ストックウォーキングによる健康プログラ 、現在実施中の「冬に行う小樽総合健康プログラム」の成果を踏まえ、来春より「中高年者」、のための総合健康プログラム」を実施する予定であります。このプログラムは身体面だけではなく、学習会講演会、物づくり体験など文化的プログラムを加えたものといたしたいと考えております。今後の社会においては、高齢者が自ら健康に関心を持ち、行動を起こし、心身ともに健康で自立した生活を維持することが必要であり、それに向かった健康プログラムを提供していくことが行政の役割と思っております。、最後に、不妊治療についてでありますが、保険適用の治療を実施している病院は2病院ありますけれども保険適用外の治療になりますと大学病院などへの紹介で対応しているのが現状であると聞いております。したがいまして、最後まで不妊治療を受けている患者数、また出生数については、把握されていないのが実情であります。また、不妊治療に対する支援につきましては、ご指摘のとおり、国でも保険適用を含めて検討中であるとお聞きしておりますが、市の財政状況が厳しいことから、現状では市の独自の助成制度については難しいものと考えておりますけれども、今後、国の動向などを見守ってまいりたいと思います。次に、新市立病院において不妊治療のできる診療科の設置でありますが、現在、市立小樽病院では排卵誘発剤などの薬物治療や卵管狭さく、精管形成などの手術について、患者さんの症状により対応しておりますけれ、ども、人工授精や体外受精などについては、設備基準の確保、さらに倫理委員会を設置していないことから実施をしておりません。ご提言の不妊治療が地域で完結できることは望ましいことではありますが、現在「新市立病院基本構想」を策定中でありますので、この中でその可能性について検討してまいりたいと考えております。以上です。