小樽市議会 平成14年第4回定例会 2002年12月6日
(1)市長の公約(1「協働の心」とは)/(2)公務員の選挙活動/(3)市役所マシン/(4)観光入込数の公表/(5)小樽の観光資源
2002年12月6日、小樽市議会の一般質問で、大畠護議員が「市長の公約(1「協働の心」とは)」「公務員の選挙活動」「市役所マシン」「観光入込数の公表」「小樽の観光資源」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏が答弁しました。
- 質問者
- 大畠護 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 大畠護
平成14年第4回定例会に当たり、市民クラブを代表し、質問します。初めに、市長の選挙公約についてお尋ねいたします。市長は、今定例会の提案説明に先立ち、来春の市長選への再選出馬を表明いたしました。市長は、平成11年の春に小樽市長に就任以来、市民の皆さんと協働の心を大切にし、活力と個性あるまちづくり、また、市民の皆さんが住んでよかったと思えるまちづくりを目指して精いっぱい全力投球をしてきました、そうおっしゃっております。また、過去3年7か月、市政を担当する中で、小樽市にはまだ解決すべき幾つかの問題が山積していると考えておりますうんぬんと述べられ、来春行われる市長選へ再選の決意を表明いたしました。そこで、市長が大切にされた協働の心とは一体どのようなものであったのか、お尋ねします。また、市長は、平成11年4月の市長選挙に、第1期山田市政の公約を掲げ当選を果たされ、以来3年7か月の歳月が経過しました。その公約は、1 キャッチフレーズ、新しい時代におけるはつらつ小樽の創造、2基本姿勢、一つ、市民の心を大切にした市政の推進に努めます、二つ、個性あふれるふれあいと安心に満ちたまちづくりに努めます、三つ、市民と歩む21世紀プラン総合計画の積極的な推進に努めます、3 基本目標、一つ、快適で安心して暮らせる生活環境の整備を図ります、二つ、子どもからお年寄りまで、だれでもが生きがいを実感できる福祉の充実を図ります、三つ、個性豊かな芸術文化の育成と健全な教育環境の整備を図ります、四つ、活気にあふれ魅力ある産業の振興とにぎわいのあるまちづくりの推進を図ります、五つ、地方分権など時代の変化に対応したシステムづくりや効率的な行政運営の推進を図りますなどであります。また、基本姿勢や基本目標の項目を更に細分化し、それぞれ具体的に公約をされております。市長の選挙公約は、勝つための手段として並べたものではなく、当選後は全力を尽くして公約を実行するという有権者との契約を結んだものであって、単なるスローガンではないはずであります。以来、有権者は、市長がどのような手法でこの公約を実行していくのか、見守ってきたのであります。現在、選挙時の数々の公約について、どんな姿勢で具体的に対策が講じられてきたのか、その達成状況についてお尋ねします。選挙公約とはいえ、すべてよいことづくめであろうはずはありません。実質困難となり、空文に等しいものもあろうかと思います。しかしながら、市長は、公約の重みをいま一度かみしめるとき、任期中に市民のため、に事業を予算化し、着実に実行し、市民との契約行為を果たすことこそ、当然ではないでしょうか。市長は就任以来、選挙公約に取り組んできたところでありますが、任期も残すところ4か月余りであります。自己の選挙公約をどのように評価しておられるのか、お答えください。次に、公務員の選挙活動について何点かお尋ねします。公務員の選挙活動については、地方公務員法第36条において、政治的行為の制限が規制されております。同条第1項では 「職員は、政党その他の政治的団体の結成に関与し、若しくはこれらの団体の役員になつてはな、らず、又はこれらの団体の構成員となるように、若しくはならないように勧誘運動をしてはならない 。同条第」2項では 「職員は、特定の政党その他の政治的団体又は特定の内閣若しくは地方公共団体の執行機関を支持し、、又はこれに反対する目的をもつて、あるいは公の選挙又は投票において特定の人又は事件を支持し、又はこれに反対する目的をもつて、左に掲げる政治的行為をしてはならない」うんぬんなど、地方公務員の政治的行為は法によってその範囲が制限されております。市長は、職員に対して、政治的行為の制限について日々どのような指導を行っておられるのか、また、判断基準、線引きなどをどのように考えておられますか、具体的にお答えください。次に、市役所マシンについてお尋ねいたします。本年10月20日実施された釧路町長選において、釧路市幹部職員による隣町町長選への票の取りまとめが行われたことにより、現職の釧路市長、助役が逮捕された事件は、まだ記憶に新しいところであります。また、同時期に行われた旭川市長選においても、市幹部職員の選挙違反行為がマスコミで報道されております。地元の有力者は、苦渋の表情で、市役所が組織ぐるみで隣町の町長選に介入していたことはだれもが知っていた、うわさもどんどん出ていた、しかし、まさかこんな事態になるなんて、実は私も知らなかった、だって、道庁マシンが動いたとか、市役所マシンが動いたとかといった話は選挙にはつきものでしょう、みんな、まひしていたということですねと語っております。市長は、この両市の市職員幹部による選挙介入事件などをどのように受け止めておられますか、市長のご所見をお聞かせください。次に、小樽市の観光入込数の公表数と関係業界との認識の違いについてお尋ねいたします。旅行業界の大手4社による小樽観光客の年間取扱数は、実数にして約 260万人、その他の業界と個人を合わせて約 260万人程度であり、小樽の人口、北海道の人口などを考慮した観光客の年間の入込数は、プラスマイナスはあるにせよ、合計約 520万人程度というのが大手旅行業界の共通の認識数であると話されておりました。小樽市が公表する人数と余りにも差が大きすぎますが、市長はこの 520万人程度という数字をどのように受け止められますか、お考えをお聞かせください。、また、観光客の入込数の算定が難しいのは承知をしておりますが、いま一度、じゅうぶんに調査研究の上算定の方法の見直しを行い、より実数に近い数値となるような方式に切り替えていくべきと思いますが、いかがですか、お考えをお示し願います。基本となる数字があいまいでは、市が建設する公共施設の規模や、それに伴う経済効果の算定などにも悪影響を及ぼすことが懸念されるところであります。平成5年8月に用地取得を行い、総事業費44億 5,500万円を投入して建設された小樽交通記念館は、平成8年4月20日にオープンをしましたが、そのあいまいな数字を受け入れたためにもろに影響を受けた施設だと私は認識しています。それは、オープン以来の年次別入館者数を見れば一目りょう然であります。議会に対して説明された事業計画は、年間の入館者予定数を25万人を基に設計されたのでありますが、初年度の平成8年の入館者数が22万5,000人、約90%、翌9年には約16万人、予定者数の64%となり、平成12年度からは経費節減のため冬期間は閉鎖、平成13年は入館者数6万 9,535人で27.8%と激減の一途をたどっておりますけれども、本年度の入館者数はどうであったのか、お答えください。開館以来7年を経過しようとしている交通記念館でありますが、開設準備室の時代からこの事業に携わった市の職員の方々は、現在の記念館の状況をどのように受け止められているのか、その心境をお聞かせください。また、オープン当時、25万人の入館者を見込んで各業種のテナントが出店をしていましたが、現在は開業期間中どういう状況になっていますか、併せてお答えください。観光客入込数の増が予想される時代の背景があったにせよ、小樽市も公表する責任を自覚し、入込数についてはより正確な実数に近い数値を責任を持って公表することを切に願うものであります。次に、小樽の観光資源に関して海と海岸を資源に再検討について、何点かお尋ねいたします。国定公園小樽海岸の再検討。平成6年8月20日、私は、ツーリングの途中、釧路町の小さなオートキャンプ場で、福岡県の大川町、現在は大川市になっておりますが、50ccのスーパーカブに乗り、その町を6月20日に出発し、全国の海岸線一周の走破を目指しているという65歳のライダーとの出会いがありました。その人との出会いがきっかけで、私は、日本の海岸線に点在する国立公園、国定公園及びオートキャンプ場などの整備がどのような状況にあるのかについて、自分の目で確かめ、調査をし、国定公園小樽海岸の整備などに役立てたいとの思いから、7年を経過した現在も調査を続けてきているところであります。初めに、祝津海岸、旧水族館前浜について。旧市立水族館、おたる水族館が現在地に移転後も、残がいの一部が取り残されていましたが、昨年、やっと27年ぶりに撤去され、同時に、市の指導や地先の方々の協力が得られて周辺の整備もされました。しかし一方では、隣接の浜辺が、冬期間の波浪によって沖合の岩石が岸に打ち上げられて埋め尽くされ、その後、道や市の予算で海浜地として整備されたのであります。その土地約 6,000平方メートルの場所の一部が、、今年5月ごろから駐車場として使用されているのが見受けられるのです。市はこれを承知していたのですかお尋ねします。そして、現在の状況はどのようになっているかも併せてお答えください。この占有している場所については、いつ、だれが、どこにどのような手続をして使用しているのか、お尋ねをいたします。ご答弁ください。以前にも何度も申し上げているように、この場所は、市民や祝津を訪れる多くの人々が安心して憩える唯一の浜辺であります。ふだん着で安心して楽しめる憩いの親水機能を備えた国定公園にふさわしい整備を検討すべきと思うのでありますが、市長のご所見をお聞かせください。次に、前浜の駐車場問題についてであります。前浜の駐車場の問題は深刻であります。お互いに地権者は利害関係が直接収入に関係するだけに、シーズンが始まるとお客さんの争奪戦が始まり、それに伴い、お客さんに対しても不快感を与えたりしたことも、また、市の方に苦情が寄せられていたことも事実であります。今年になって、駐車場の問題などで市に苦情などが寄せられたことはありましたか、お尋ねします。この周辺には、水族館と地先の地権者の方2軒の有料駐車場と、地先のお店のお客さんのための無料駐車場などが点在しております。日和山灯台、鰊御殿の施設のある岬の下には、境界を示すロープやナイロンのひもなどがクモの巣状に張りめぐらされている状態が十数年以上続いており、観光都市としてお客さんをもてなす心などはほど遠い雰囲気のものであります。しかし、今シーズンの営業はお互いに協調の兆しが見えてきた感があり、このチャンスを逃がさず、公平な立場で市が両者の調整役を引き受けて、更にもう一歩進めて、地先の方々とも一緒になって、国定公園内の駐車場はどうあるべきかなども含めて、協議を重ねて解決策を見つけ出していっていただきたいと願うものでありますが、いかがですか、市長のご所見をお伺いいたします。来シーズンは、祝津前浜から、くもの巣状態のロープが取り外されることを願い、期待をするものであります。次に、株式会社小樽水族館とバリアフリーについてお尋ねいたします。小樽市が資本金の51%、1億 2,000万円を出資するおたる水族館は、現在地に移転して来年は30年を迎えようとしています。丘の上の巨大な本館、その施設や規模は、当時は東洋一の水族館と言われていた記憶があります。しかし、その本館も、年月の経過とともに、浜辺特有の潮風にさらされ、建物の劣化の進行が激しく、本館、建物の天井コンクリートのはく離、落下など、人命に影響を及ぼすような事件が発生し、そのために、毎年多額の費用をかけ改修に努めていますが、これ以上の費用負担は限界と聞いております。移転30年を機会に、近い将来、本館の改築に向けて役員会で協議を始めたと聞きますが、市長は小樽水族館の社長でありますので、まず、市長のお考えをお聞かせください。近年、全国に大規模な都市型の水族館が数々オープンしました。私は、そのうちの幾つかの水族館を見学する機会がありました。いずれの施設も、バリアフリー化を取り入れた近代的な建物であり、来館者が安心してゆっくりと見学でき、楽しめるように設計されており、感動をしました。一方、小樽の水族館は、立地的条件があったにせよ、バリアフリーなどとはほど遠く、行くも帰りも館内は急な坂、階段の連続であります。今の時代が求めているものとはかけ離れた時代遅れの建物になっているのであります。ここ数年の入館者数は、平成9年度の約41万 4,000人をピークに減少し、11年度は約34万 8,000人、13年度は約37万 3,000人となっております。水族館は、何度行って見ても、子どもから大人までが楽しめる施設であります。おたる水族館は、小樽観光の拠点施設であります。さらには、国定公園小樽海岸の観光の核施設としての責任があると思うのですが、いかがですか。移転30年を機会に、本館の改築に取り組み、設計に際しては徹底してバリアフリー化に努め、来館者が安心して楽しめる施設の建設を早期に実現できることを望むものでありますが、改めて市長のご所見をお聞かせください。次に、観光遊覧船と船着き場についてお尋ねいたします。観光振興公社は、運営する祝津航路、オタモイ航路を運航しておりますが、祝津、オタモイ両航路の平成11年から14年までの年次別の乗船客数はどのようになっているのか、お尋ねします。両遊覧船とも、建造以来かなりの年数が経過しているように見受けられますが、進水年の時期、乗船定員数、評価耐用年数など、それぞれどのようになっていますか、併せてお尋ねします。観光振興公社は、現在ある祝津、オタモイ号の2隻の遊覧船の代替を検討しているという話が聞こえますが、どのくらいの規模の船を考えているのか、お尋ねいたします。また、祝津漁港内の船着き場の問題でありますが、毎年、場所が一定せず、シーズン中もたびたび移動をしているようでありますが、なぜですか、その理由をお聞かせください。この問題を将来どのようにして解決されるつもりなのか、併せてお答えください。この項の最後に、海の資源についてであります。観光船による海上遊覧は、船の規模に左右される面はありますが、魅力のある資源であることは間違いありません。運河だけではない小樽観光を目指すべきであります。小樽港の観光船発着場からわずかな距離内に祝津、赤岩、山中、オタモイのそれぞれの顔を持った海岸風景が連なり、沖合から眺める景色は絶景であります。関係の業界と連携し、海からの資源、国定公園小樽海岸の海上遊覧を強化し、小樽を訪れる多くの人たちにもっと宣伝をすべきと思うのでありますが、市長のご所見をお伺いいたします。再質問を留保して、質問を終わります (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
大畠議員のご質問にお答えいたします。最初に、選挙公約等についてのお尋ねでありますが、まず、協働の心についてでありますけれども、平成12年の地方分権一括法の施行以降、地域の自立、自己決定、自己責任という考え方がまちづくりの大切な基本コンセプトとなっております。これからの地方都市は、これまでの枠組みで事業や施策を進めるだけでは、ふじゅうぶんであり、地域のニーズ、市民のニーズにこたえる事業を的確に選定し、これを実現する知恵と戦略が必要になってまいります。そして、これらの担い手である行政、民間、市民が、新たな公と民のパートナーシップに基づき、幅広く連携していくことが協働の心を大切にしたまちづくりの原点と考えております。次に、公約の達成状況でありますが、この3年7か月を振り返ってみますと、長引く景気低迷に伴う雇用環境の悪化、地方分権のスタート、介護保険制度の導入など、社会経済環境の大きな変革が進められた時期ではなかったかと考えております。こうした中で、人口減少、少子高齢化の進行、長引く経済不況による税収の伸び悩み、経常的経費の増加などによる財政の硬直化など、本市を取り巻く環境は厳しいものがありましたが、この間、市民の皆様にお約束した公約の実現に向け全力を傾けてまいりました。公約と主な実施事業としては、快適で安心して暮らせる生活環境の整備につきましては、色内埠頭公園整備事業やごみの最終処分場建設事業、勝納公営住宅の建設、子どもからお年寄りまでだれもが生きがいを実感できる福祉の充実につきましては、乳幼児医療費助成の拡充や、赤岩保育所の建設、単身高齢者向け住宅の建設など、個性豊かな芸術文化の育成と健全な教育環境の整備につきましては、菁園中学校増改築事業や手宮陸上競技場、銭函パークゴルフ場の整備、活気あふれ魅力ある産業の振興とにぎわいのあるまちづくりの推進につきましては、市が損失補償する融資制度の創設、小樽まち育て情報センターの開設や中国定期コンテナ航路の、開設など、地方分権など時代の変化に対応したシステムづくりや効率的な行財政運営の推進につきましては市長への手紙や庁内LANなどの情報化推進事業などを実施してまいりました。今後、継続して充実を図っていく必要のあるものもありますが、私としては、おおむね予定どおり進めてきたものと考えております。次に、公約の自己評価でありますが、市民生活の向上を図るため公約の実現に向け全力を傾けてまいりましたが、評価につきましては市民の皆様に判断をしていただきたいと考えております。次に、公務員の選挙活動についてでありますが、政治的行為の制限の対象となる職員に対する指導につきましては、公職選挙法に基づく選挙が行われるたびごとに、市職員に対して、選挙における服務規律の保持について助役名による庁達で趣旨の徹底を図っております。内容としては、行政の中立的運営と、これに対する市民の信頼確保の要請に基づき、地方公務員方第36条の政治的行為の制限及び公職選挙法第 136条の2第1項の地位利用による選挙運動等の禁止についてであり、規定に違反することはもとより、疑惑を招かないよう周知徹底しております。なお、判断基準や線引きにつきましては、法律に基づくものであり、その趣旨を理解して個々に適切な判断をしているものと思っております。次に、釧路町長選挙などにおける職員の選挙違反でありますが、新聞で報道された内容でしか承知しておりませんけれども、仮に法律に違反する行為があったとすれば、公務員としてあるまじきことであり、まことに遺憾なことと考えております。次に、観光に関して何点かお尋ねがありました。まず、大手旅行業界の数字と市が公表している入込客数に格差があるとのことでありますが、平成12年度に実施した観光客動態調査によりますと、小樽を訪れる観光客は、道外客が3割、道内客が7割という調査結果、となり、中でも、道内客の7割が道央圏の観光客であること、宿泊客が25%にとどまっていたことなどから本市の観光の現状は依然として日帰り通過型の傾向を示していることがわかります。特に、本市の入込客数の、半数が道央圏からの観光客であることから、その方々が旅行業者を通さずに小樽を訪れているものと思われそのことからも、大手旅行業界の認識数と本市の公表数字に差異が生じているものと考えられます。また、入込客数の算定方法につきましては、従前より、市内を七つのエリアに区分し、エリア内の観光施設等から報告をいただいた数字を基に、北海道が示しております北海道観光入込客数調査要領を用いて、入込客数の算定を行っているところであります。いずれにいたしましても、入込客数の実数をつかむことは困難でありますが、観光客の行動形態等も変わっ。てきておりますので、それらにもじゅうぶん留意し、入込客数の算定を行ってまいりたいと考えております次に、小樽の観光資源についてのお尋ねであります。まず、祝津海岸の浜辺の占拠と現状でありますが、担当課で現地を調査したところ、祝津漁協区域内民有地地先の自然浜一部がナイロンテープで囲われ、車両が駐車していることを確認いたしました。直ちに、漁港管、理者である北海道に報告し、事実関係を確認したところ、使用許可はしていないとのことでありましたので設置者について現地で調査いたしましたが、現在に至るも、だれがどういう目的で使用しているのか、判明しておりません。現在もテープは張ったままとなっておりますが、かなりの時間が経過していることもあり、今後の扱いにつきましては、早急に北海道と協議してまいりたいと考えております。次に、親水機能を備えた国定公園にふさわしい整備でありますが、旧水族館前浜については、市が昨年旧水族館の残がいを撤去したほか、北海道が冬期間に打ち上げられた岩石を撤去するなど、整備が進められてまいりました。今後につきましては、漁港区域自然浜の適正管理を管理者である北海道に要請するとともに、北海道と連携し、旧水族館前浜全体について、祝津地区を訪れた人々が安心して憩える浜辺として利用できるような環境づくりに努めてまいりたいと考えております。次に、祝津前浜の駐車場についてでありますが、今シーズンの有料駐車場の営業は2人の地権者が共同で営業したことから、利用者を取り合うといったことでの苦情はありませんでしたが、営業者の対応が不親切だといった苦情はございました。市といたしましては、今後とも、両営業者に対し小樽観光における祝津地区の重要性を再認識してもらうとともに、国定公園の景観上の配慮やホスピタリティについて理解を求め、祝津地区の観光関係事業者が連携をとって観光地づくりに努めてもらうよう要請してまいります。また、国定公園内の駐車場の在り方については、機会を設けて地先の方々と協議をしてまいりたいと考えております。次に、おたる水族館についてのお尋ねでありますが、まず、本館の改築については、役員会で協議した経緯はありませんけれども、建設以来30年近くを経過しており、改築時期を迎えつつあるという認識は、私を含め、役員の中にもございます。しかしながら、多大な経費を要することなどから、今後、慎重に検討してまいらなければならないと考えております。なお、将来、改築する場合には、当然、バリアフリー化を前提とした施設づくりになるものと思います。次に、おたる水族館の小樽観光の拠点施設としての役割でありますが、水族館は、年間約37万人近くの集客力を有する小樽観光の重要な施設の一つであり、また、祝津地区の観光振興という観点からも、核的施設として大きな役割を果たしていると認識しております。今後とも、さまざまなイベントを企画するなど魅力ある施設経営に努め、その役割を果たしてまいりたいと考えております。次に、観光振興公社の海上観光船でありますが、まず、祝津航路とオタモイ航路の平成11年から14年までの年次別乗船客数でありますけれども、祝津航路は、11年から14年までそれぞれ2万14人、2万 230人、1万9,158人、1万 8,301人であり、オタモイ航路は、同様に 7,183人、 5,752人、 6,475人、 6,865人となっております。次に、観光船祝津号とオタモイ号についてでありますが、進水時期は、昭和52年7月と同年6月、乗船定員数はともに80名、税法上の耐用年数はともに5年であります。2隻の海上観光船の代替につきましては、観光振興公社では、昨年、両船のエンジンのオーバーホールを行ったところであり、代替船の検討は行っていないと伺っております。次に、海上観光船の発着場所でありますが、例年、観光シーズン前に小樽市漁業協同組合と小樽観光振興公社の間で協議し発着場所を決定しており、平成11年まではホタテ漁などの漁獲作業の関係から中央ふ頭と東防波堤での移動を行っておりました。平成12年からは、これを改め、東防波堤を発着場所として運航を実施することとしてきておりますが、本年につきましては、東防波堤の岸壁かさ上げなどの工事のため、発着場所を移動したものであります。次に、海の資源でありますが、小樽の海岸線はいずれも魅力に富んでおりますけれども、特に海上観光船の航路となっております西海岸は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に位置し、道内5か所の国定公園の中でも昭和63年に3番目の指定を受けております。その公園内の祝津、赤岩、山中、オタモイの海岸線は、切り立った断崖や奇岩などですばらしい景観であり、訪れる人々に感動と満足感を与えているものと思います。その意味からも、本市並びに関係機関が発行している観光PR用宣伝物には、海岸線の紹介と合わせて小樽海岸海上観光船の情報を掲載し、全国の主要な旅行代理店や個人旅行者に送付するとともに、道内、道外、さらには海外への観光客誘致キャンペーンなどにおいて積極的にPRしているところでありますが、今後とも、小樽の観光資源であります勇壮な海岸線と、海上観光船の魅力を旅行代理店や関係業界などに働きかけてまいりたいと考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)
大畠議員のご質問にお答えします。まず、小樽交通記念館の今年度の入館者数についてですが、有料入館者数6万 3,100人、無料入館者数2万4,989人、合計して8万 8,089人となっております。次に、小樽交通記念館の現状について、開設準備室から携わった職員の心境についてですが、皆さん、それぞれ現在非常に厳しい経営状況になっていることは残念に思うとのことであります。本年度も義経号、しづか号のイベントの際は入館者の増加もありましたので、更に一層の努力をしていただきたいと職員それぞれ願っております。また、小樽交通記念館のテナントについてですが、オープン当初、食堂と売店の運営を市内の業者にお願いしておりましたけれども、現在は、食堂を平成12年10月に廃止し、売店を平成10年4月より小樽交通記念館が直接運営しているところであります。以上であります。( 議長、9番」と呼ぶ者あり)「
再質問 9番 大畠護
何点か、再質問をさせていただきます。まず、市長の公約についてでございますが、基本姿勢の中に、活気にあふれる魅力ある産業の振興うんぬんということで(1)から(5)まで書かれております。この公約の(5)番目に、地方分権など時代の変化に対応したシステムうんぬんとありまして、これが1から4まであります。この1番が、市民の皆さんと行政が一体となり、公正で透明な行政を推進します、このように公約では言っております。しかし、3定で指摘したような事柄が長年にわたって行われてきた。運河プラザの問題にしても、又は樽病の公宅の問題にしても、これの指摘がなければ改善できたのだろうか。公正で透明な行政、これは、私は氷山の一角ではないのか、そのように思っております。さらに、この点について類似のものがあるのかどうなのか、行政の再チェックをしていただきたい、このようにまず思います。続いて、市役所マシン、さきほども申しましたが、今日の新聞を見ました。旭川市、釧路市の首長選の行政の介入が詳しく述べられております。皆さん、ご承知だと思います。釧路町の選挙介入事件の構図ということ。で、構図まで書かれております。このようなことが小樽でもあっては困る、私はそれを心配しているのです市長は選挙の再選を表明しました。今日の新聞を見ますと、選挙にはつきものだというような、これは新聞の報道でございます。そうしますと、前回の選挙はどうだったのだろうか、そのような思いも実は持っているのです。しかし、来年の選挙については、やはりこのようなことのないようにお互いに注意をしていただきたい、そのように思います。小樽に市役所マシンなるものがあるのかどうなのか承知しませんけれども、少なくとも市長選については大変関心を持っておりますし、できればこのようなことのないようにお互いに気をつけていただきたいと思います。市長の考えをお聞かせください。それと、観光の入込数でございますけれども、今の答弁で、大手を通さないためにこのような数字になるのだ、そのように答弁がございました。しかし、大手を通した数が 260万、その他と私は述べております。それもだいたい同じくらいあるだろうと。これは業界の責任ある方が申しているのです。それで、今の答弁で通さなかったというのは、私はこれはちょ、っと納得がいきませんので、もう一度、ご答弁をお願いします。大手以外のものが 260万くらいあるだろうそのように申しております。通さないという答弁には、私はちょっと納得ができませんので、その点をもう一度お願いします。それから、浜辺の問題、埋まった土地、なぜ私が毎回のようにこのようなことを申すかといえば、一度使ったり建物を置かれたりすると、これはなかなか大変なことなのです。それは、祝津の漁港内に、やはり波打ち際がどんどん伸びて、釣り船用の小屋が建ったり、いろいろな建物が建っております。それはどうなのだということで、実は関係の課とも相談をしました。地先の地主さんの方から苦情や相談が寄せられておりましたので、その話をし、調べてほしいということで後志支庁と相談をした結果、一度建ててしまったものはなかなか撤去が難しい、それが後志支庁の小樽市に対する答弁でございます。今、祝津では泳げるところはこの場所しかないのです、前浜では。だから、そのような大切な場所を不法に占拠されては何かのときに困りますということを訴えているのです。判明しないと。どうしてこんなことができるのですか。現場は春から何回も見に行っているはずですよ。これはそれとして、根本的には、ここの駐車場の問題が、もろもろのこの周辺の駐車場の問題が解決すれば、この不法に占拠されているだろうという問題も解決するのです。さきほど全国の海岸線の問題をお話ししました。やはりいろいろなケースがありました。地権者が共同で駐車場を経営している公園、そのようなところもたくさんあります。絶対的に駐車場が、地先のお店の方の駐車場が足りないのです。そのために、せっかく自然の力で埋まった場所を、おれのところのお客さんはどうぞということで、バスもとめています。これは一目りょう然にわかるのです。けれども、そのことについては、今それを認めてしまうと、さきほども申しましたように、それをやめてくれというときに大変な努力が要るのです。そういうことからも、この周辺で地権者が手広く駐車場を経営しておりますので、例えば、まちの中だって、お店が駐車券の割引を出してやっているではないですか。そういうような方法だってあるだろうと思います。そういうことから、市が、いい兆候が出てきたこの時期を逃さず、一体となった駐車場問題のために努力をしていただきたいと。判明はしております。ここであえて名前は出しませんが、だれが扱っているのかわからないなんていういいかげんなことでは、納得ができません。そのためにも早く、何度も言うように、この問題の解決のために指導、助言をしていただきたい、そのように再度お願いします。以上で終わります。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
最初に、市民と行政が透明でという話ですけれども、当然でございまして、これからもそういう姿勢で進めていきたい。ただ、3定でご指摘のあった事項につきましては、既に解決をいたしまして適正に進めておりますけれども、こういった問題が更にあるのかどうか、絶えずいろいろな会合の場で私も申し上げておりますので、更に徹底していきたいと思います。それから、選挙の問題で市役所マシンがあるかないかという話ですけれども、ないと思いますので、ご安心いただきたいと思います。それで、選挙というものは、やはり公正で明るい選挙が建前ですから、私自身も既に先月の21日に表明して以来、翌日、部長会議を開きまして、そういったことは一切関与しないでくれとお願いいたしましたので、ないものと思っております。それから、観光客の関係でございますけれども、さきほどお答えしたのは大手業界を通さずではなくて、旅行業者を通さずというふうに申し上げました。それで、旅行業者の方でどういった調査をしているのかわかりませんけれども、最近の旅行は個人客が多くなっておりますので、当然、自由に自分たちがプランを立てて来ますので、そういった部分で業界の方の数字と我々の数字の違いがあるのかというふうに思いますが、数字の、正確な実数を把握するのは非常に難しい問題ですので、これはもう少し研究する必要があるだろうと。ただ現在は、道の示した取扱要領に基づいてやっていますが、それが果たしていいのかどうかという問題もありますので、じゅうぶんこれからも研究していく課題ではないかというふうに思います。これは、できるだけ正確な数字を発表していくのが役所としての基本姿勢だと思いますので、よろしくお願いします。それから、駐車場の問題ですけれども、いろいろあそこの状況は聞いておりますが、さきほども申し上げましたとおり、今後、関係者の皆さん方と会合を持って、祝津前浜なり、あの辺の駐車場の問題について協議していきたいと思いますので、よろしくお願いします。。○ 議 長 ( 松 田 日 出 男 ) 以上をもって本日の会派代表質問を終結し、本日は、これをもって散会いたします散 会 午後 5 時 5 1 分会 議 録 署 名 議 員松 田 日 出 男小樽市議会 議 長佐 藤 利 次副議長佐 々 木 勝 利議 員北 野 義 紀議 員平成14年