みんなの議会

小樽市議会 平成14年第2回定例会 2002年6月11日

(1)行財政問題について/(2)ロシア船について/(3)駅前ビルについて/(4)おもてなしの心について/(5)男女共同参画推進条例について/(6)おたるの健康づくりについて/(7)ごみ問題について/(8)教育問題について

2002年6月11日、小樽市議会の一般質問で、秋山京子議員が「行財政問題について」「ロシア船について」「駅前ビルについて」「おもてなしの心について」「男女共同参画推進条例について」「おたるの健康づくりについて」「ごみ問題について」「教育問題について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏が答弁しました。

質問者
秋山京子 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 34番 秋山京子

第2回定例会に当たりまして、公明党を代表し、質問いたします。まず、行財政問題についてお伺いいたします。小樽市の財政状況は、長引く景気の低迷からの市税収入の減、国から交付される地方交付税の減収や人口減、高齢化等、さまざまな要因が絡み合いながら危機的状況を呈しており、ここに来て、初めて財政健全化緊急対策会議を設置し、全面的な行財政の見直しをしようとしておりますが、これは、我が党が従前より代表質問などで主張してまいりました経緯もありますので、この際、財政健全化のための提言をいま一度整理しておきたいとの思いから、質問をさせていただきます。初めに、地方公共団体の財政の弾力性を示す経常収支比率は、平成12年度で94.9%であり、他都市に比べて著しく高くなっております。これは、歳入及び歳出の構造が硬直していることを示しており、財政構造弾力性確保の法の精神からも逸脱しており、経常収支比率の改善を早急に図らなければなりませんが、どのようにお考えなのか、お伺いいたします。ただ単に財源不足を解消するという視点だけで目標を設置すると、市民や職員に過度な負担と、市民サービスの低下につながるだけであり、大いに気をつけていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。今後も歳入の大きな伸びが期待できないことは明らかである以上は、歳出の削減を中心に財政の再建を考えていかなければなりません。その中心となるのが義務的経費の削減でありますが、中でもその大宗を占めるのが人件費であります。これは、行政にとっては大変デリケートな問題ではありますが、避けては通れない問題でもあります。本市の職員数は、本年4月1日現在で、職員、嘱託、臨時職員を入れて 3,014人を数えておりますが、このような財政状況において職員数の適正数をどのように把握し、また、今後どの程度の削減を考えておられるのか、お伺いいたします。21世紀の行政は、より迅速な市民サービスと、より効率化された組織機構の確立を図り、市役所もスリム化されていかなければならないと思います。そのためには、事務事業の見直しや民間委託の活用、組織の統廃合などを念頭に置きながら、正確な指針を示していくことが必要と思います。しかし、現在、将来の指針をわずかに示しているのは、平成9年に策定されました「小樽市新行政改革実施計画」と、平成12年に策定されました「財政健全化計画」でありますが、財政圧迫のテンポは思ったより早く平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録訪れており、両計画とももはや空洞化されているのではないかと思われ、これらの計画を早急に見直し、時代に対応した計画の策定を急がねばならないと提案いたしますけれども、見直しはお考えなのかどうか、お伺いいたします。特に、組織・機構においては、年々肥大化されておりまして、企画部がつくられてからは部の数も10部に拡大し、市長部局の部長だけでも12名、病院、その他を入れると33名の部長を数えており、次長職も32名、課長職は 184名にもなり、ますます肥大化される傾向にあります。この際、統合できる部や課は見直しをしてスリム化を推進すべきと思いますが、いかがでしょうか。例えば、総務部と企画部の統合、市民部と福祉部、土木部と建設都市部の統合、そのほかにも統合は考えられると思いますし、部長職や次長、課長職の削減も図るべきと考えますが、いかがでしょうか。同時に、働く職員の活性化も図っていくべきであります。現行の人事システムは明確とは思われませんし、年功序列式に送り出していく方式では、職員の士気にもかかわり、本気になって市民の公僕としての意識の向上を図るのも難しいと思います。少なくても、一生懸命前向きで頑張っている人には、適正な評価やポストを与えるようにしなければならないと思います。人事は評価によって行われるのが民主的な在り方と思います。そのためには、新たな人事評価システムを策定すべきと思いますが、どのようにお考えなのか、お伺いいたします。財政のひっ迫は、明年以降ますます厳しくなるとの見通しを立てておられますが、既に決定された事業の見直しはどのようにお考えなのか、この際、すべての事業の再検討を行うべきと思います。今どうしても実施すべきもの、先送りできるもの、必ずしも今でなくてもよいものなど、厳正な事務事業の見直しに着手すべきと考えますが、いかがでしょうか。平成13年度の決算に関しては、まだ決定していない段階かと思いますが、おおむね見えてきているのではないかと思われます。決算見込みと減債基金の状況について、わかる範囲内でお示しください。併せて、市税収入と交付金の状況、未収入額の状況もお知らせいただきたいと思います。次に、ロシア船に関してお伺いいたします。、 。今年3月、港湾部港湾振興室より 「小樽市におけるロシア交流動向調査報告書」が発表になっておりますこの調査の目的は、平成13年度に小樽港に入港した外航船が 1,757そうとなり、そのうちロシア船が 1,431そうで外航船舶数の81%を占めていて、貿易額も他港の取扱額に比べ大きな額となっている。また、毎年、年間3万人前後のロシア人が小樽を訪れていて、その経済効果も高く、今後のロシアとの経済交流、人的交流の促進、受入体制の充実などの諸施策立案のための基礎資料を目的にしております。報告書では、北海道の貿易額も 954億 7,779万円で、そのうち小樽港扱いの貿易額は 214億 4,824万円となり、北海道全体の22%を占めている状況が示されています。さらに、小樽市内の各関係関連における経済波及推計額を示しております。これによりますと、ロシア人個人の小樽市における経済波及額は約59億 7,580万円、船舶代理店手数料、通関手数料、荷役料は約11億 4,480万円、保税倉庫関係使用料約 8,000万円、輸送料は約5億 5,185万円、ロシア船への燃料業者、食料調達額は合わせて約4億 7,223万円、小樽港から携帯品扱いで持ち出される自動車の扱い額は約58億 5,000万円、入港料、港湾施設使用料は約 3,776万円と数値が示され、ロシア交流における経済的波及がわかりやすく示されております。しかし、今年3月に入って、水産庁から、ロシアからの貨物税関申告書のみを認めるとのお知らせ文により、平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録大変厳しい状況にあるとの報道が頻繁になされており、市内関係業者や小樽市の経済にかなりの影響が懸念されておりますが、規制後の小樽港における船舶の輸出入の動向と小樽経済に及ぶ影響と状況、この問題についての小樽市の取組と今後の見通しなどをお伺いいたします。次に、駅前ビルについてお伺いいたします。共益費滞納などで存続が懸念されておりました小樽駅前の小樽国際ホテルが9月30日に廃業との新聞報道がありましたが、小樽駅前ビルという正に小樽の顔的存在であったがゆえに、小樽市民に与えるダメージも大きなものがあると思います。小樽市は、小樽駅前ビル株式会社の問題であるとの見解を示しております。第3ビルの空洞化は小樽市にとっても大変な問題であり、早急な解決が望まれますが、何か進展はあったのか、小樽市として何ができるのか検討されておられるのか、また、小樽市へはどんな働きかけがあったのでしょうか、お伺いいたします。次に、観光に関してお伺いいたします。ともに障害を持ち車いすを使って生活をされているご夫婦が小樽を訪れ、バリアフリーの不備を指摘、との記事がありました。一つは、マップの問題でした。観光地小樽なのに、車いす対応トイレなどの位置を載せた「おたる福祉マップ」が小樽観光協会の小樽駅案内所に置かれていない。せっかくマップがあるのに、出発地点の駅になければ意味がないとの指摘です。次は、言葉遣いへの指摘でした。ある施設で1日の車いすの利用数を尋ねたところ 「ひどいときには10人く、らいが利用する」との返事であったそうです 「無意識なのかもしれないが、こちらは傷つきます。心のバリア。フリーの問題だ」として 「小樽は全国的にも有名な観光都市、みんなが行きたがる場所は、当然、障害者も行、きたい場所だということをわかってほしい」と訴えていたとの内容です。この指摘は、基本的な問題で、本当に観光客を受け入れる気持ちがあるのかという意識の問題だと思います。「おたる福祉マップ」は駅の案内所に置くようになったのでしょうか、結果をお伺いいたします。また、こちら側には傷をつける気持ちはなかったと思いますが、何気ない言葉が結果的に相手に不快感を与えてしまったことは、観光地小樽にとって大きなダメージであり、お客様の心にマイナスのイメージを残してしまったと思います。もし、心の中にわざわざ小樽まで来てくれてありがとうという感謝の気持ち、おもてなしの心が備わっていたら状況は変わっていたのかと思います。このたびの指摘を、おもてなしの心が一人一人の中に成熟していなかったととらえ、観光ホスピタリティの徹底を図るべきと思いますが、いかがでしょうか。観光従事者だけではなく、全市民にまで浸透してほしいものと思います。このおもてなしの心については、昨年の広報おたるに掲載し市民に紹介されておりましたが、折に触れ、市民にアプローチすることも大切なことと思います。小樽を訪れる皆さんに、もう一度小樽に行ってみたいと心に残るような観光地小樽にするために、例えば、まちの中心部の町内会ごとの単位で、観光関連業者は職種別に、その他は各種団体別になど、細やかな単位で観光ホスピタリティについての学習会などを行うべきと思いますが、いかがでしょうか、お考えをお伺いいたします。関連いたしまして、観光客の視点から見ての於古発川の下流部分についてお伺いいたします。この部分は、臨港線にかかる堺浜橋の手前で、ここまでの区間は暗きょや花壇があったりして川の中までは気になりませんが、この箇所は自然に川の流れに目が行くところです。また、この近郊は、堺町、日本銀行小樽支店、運河など、小樽観光のスポットでもあります。川の流れに安らぎを感じ、目を移したとき、清掃され水鳥が羽を休めているのが見えたら、きっと小樽市の観光行政にかけるおもてなしの心を感ずることと思いま平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録す。何もお金をかけて整備する必要はありません。気持ちよくお迎えする気持ちをお掃除という手間をかけるだけで十分だと思いますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。次に、小樽市男女共同参画推進条例の策定についてお伺いいたします。国においては、平成11年6月 「男女共同参画社会基本法」が公布、施行となり、平成12年12月には「男女共、同参画基本計画」が策定されております。この基本法は、都道府県に対し基本計画の義務化が示され、北海道もその推進に対し、より一層の積極的な、 。取組が求められ、平成9年 「北海道男女共同参画プラン」を策定し、その推進に向け取り組んでおりました国の指示に基づき、21世紀の北海道を築くためにも男女平等参画社会の実現が不可欠として、推進に関しての基本理念を定め、道と道民及び事業者の責務を明らかにするとともに、道の基本的施策に必要な事項を定め、総合的かつ計画的に推進するために「北海道男女平等参画推進条例」を平成13年4月に施行しておりますが、最初に、道の推進条例施行による小樽市へのかかわりについてお伺いいたします。次に、全国的にも地方公共団体での条例制定の動きが活発化しつつある状況にあり、北海道でも様似町、上磯町の2町が条例を制定しておりますし、現在、札幌市、旭川市、苫小牧市など7市10町1村でも検討中と聞いております。この条例化制定の動きについてのご見解をお聞かせいただきたいと思います。次に、小樽市において「男女共同参画プラン」を策定中と思いますが、プラン策定年月日と進ちょく状況をお知らせいただきたいと思います。この項の最後に、現在策定中のプランの着実な推進を図るためにも 「小樽市男女共同参画推進条例」の制定、を提案いたしますが、いかがでしょうか、ご見解をお伺いいたします。次に、健康づくり運動についてお伺いいたします。厚生労働省は 「21世紀における国民健康づくり運動」と銘打ち、国民の健康増進と発病の予防という1次予、防の重視と生活の質の向上、早世と障害の予防など健康寿命の延命を図る計画を立て、各自治体に対してもその計画策定が求められております。小樽市も計画策定のための基礎資料として「健康・栄養意識調査」のアンケートを行い、その報告書をいただきました。この調査を小樽市の健康づくり政策 「健康おたる21」の基本資料にするとありましたが、具体的、に、この調査から小樽市民の健康と栄養意識をどう見られたのか、お伺いいたします。この報告書の最後の分析のまとめの身体活動・運動についての項で、運動習慣での分析に 「一人で運動す、る」が北海道の平均、現状値より高く 「サークル等の仲間と」は北海道の平均、現状値より低いのが特徴とあ、ります。また、健康に関する情報についての中の「医師」というのが、小樽市の場合12.0%に対し、北海道の平均は 5.9%という数値に小樽市の傾向性を感じます。さらに、健康づくり対策についての項 「小樽市や保健、所の健康づくりのための講習会に参加したことがある」との設問には 5.1%、北海道の平均は20.4%、また、「今後小樽市に望むもの」の設問には 「情報の提供」が一番多く、21.6%となっています。、私は、この調査から、横の連携、地域内のつながりの希薄化と、地域内には情報が伝わるシステムはできていないのではということを感じましたが、いかがでしょうか。昨年10月号の広報おたるでの「健康おたる21」のイメージ図では、みんなで力を合わせる住民参加、住民組織活動を挙げておりましたが、現実には住民組織の活動のできる体制はできてはいないと思います 「健康おた。る21」を成功させるためには、町内会組織の充実、だれもが信頼し加入しやすい地域の整備が大切と考えますが、市長のご見解をお伺いいたします。平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録次に、C型肝炎ウイルスに関してお伺いいたします。ご存じと思いますが、C型肝炎はウイルスが含まれる血液を介して感染します。このことから、感染した血液による輸血や、感染者との注射針の共有などによる感染が上げられています。また、近年は旧ミドリ十字が製造した非加熱血液製剤、フィブリノゲンをめぐる感染が問題になっています。厚生労働省は、平成13年3月、非加熱血液製剤、フィブリノゲンを使用した可能性のある全国 805医療機関を公表し、検査を受けるように呼びかけたほか、1972年からC型肝炎が発見された88年までにフィブリノゲンを投与されたと見られる 9,680人を対象に検査を実施、これまでに 210人の感染が判明しています。C型肝炎は、重い肝臓疾患に移行する可能性が高いにもかかわらず、初期では症状が出ないとされているため、早期発見・治療の検査体制の整備が急がれておりました。厚生労働省より、平成14年度から老人保健法に基づく基本検査の中でウイルス検査を実施する方針が示され、一部の市民から一日も早い実施を望む声も届いておりましたので、このたびの小樽市の実施に安心いたしました。最初に、予算計上されております 550万円の事業内容と実施時期、対象者、実施体制をお伺いいたします。次に、一般的にC型肝炎に関する認識不足から来るC型肝炎患者に対する偏見や差別解消のために、正しい情報の周知を図るべきと思いますが、いかがでしょうか。次に、平成15年度より実施予定の「ブックスタート」に際しての保健所のかかわりをお伺いいたします。ご存じのとおり 「ブックスタート」の基本的な形は、地域の保健所で行われるゼロ歳児などの乳幼児健診時、に参加したすべての赤ちゃんと保護者に絵本やアドバイス集などのセットを、メッセージを添えながら手渡すというものです。セットを渡す際には、図書館員や保健師らが同席し説明などを行うのが望ましいとされていますが、実施に際しての保健所と保健師の具体的な役割をお伺いいたします。次に、ごみ問題に関して、何点かお伺いいたします。先日、我が党の議員で、桃内の廃棄物処理センターと塩谷の産業廃棄物埋立処分場を見せていただきました。桃内の埋立処分場は、平成12年6月竣工当時の埋立期間を12年から26年間までの15年間と計画していたそうですが、ごみ袋の透明化や資源物の分別収集の全市実施化、事業系ごみの有料化などに伴い、現在は大幅な減量状況下にある、今後、計画どおり、新広域焼却処理施設が作動するとさらに減量化する見込みとの説明をいただきました。しかし、次々と運ばれて収集車から吐き出されるごみの山を見ていると、市民の一人として、もっとごみの減量に努め、できることなら、これ以上、小樽の自然を壊してまで埋立処分場はつくりたくないと強く感じてまいりました。最初に、桃内の処分場に運ばれる一般廃棄物の家庭・事業系の割合と、廃棄物の1日の数量、収集車の乗入れ台数、竣工当時より減量になった燃やすごみ、燃やさないごみのここ数年間の排出量をお示しください。産業会館のところ、国道5号の浅草通歩道橋に 「ごみ処理のルール守ってきれいな小樽」という横断幕が架、かっています。大半の市民は収集日にごみを出すというルールは守っていますが、時には、シールが張られたごみ袋が次の収集日までそのままであったり、祝祭日にごみが出ていたりするのも見かけます。まちの美化、観光地小樽という面から見ても好ましくありません。また、ごみの中に資源物が多く出されている地域もあります。ごみを出す側の責任もありますが、反面、行政のPR不足もあるのではと思います。行政の手の届かない、分別、ごみ出しルールの守れない一部市民へのPRをどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。富良野市は、ごみは燃やさない、埋めないをモットーに、いち早くリサイクルに取り組み、これまで7種区平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録分、13分類だったのを、平成13年10月から16種区分、23分類の分別に取り組み、リサイクル率99%を目指しているそうです。市民のごみに対するモラル・意識の高さが協力につながるのかと思いますが、富良野市では、市民に「ごみ辞典」をつくり全世帯に配布しています。このごみ辞典は、例えば、青い色の瓶の場合は 「あ」、で引くと分別方法、収集日など、即活用できるように工夫されていて、とても喜ばれているそうです。小樽市の資源物収集は、缶・瓶・ペットボトル・紙パックの4種類と、そのほか、蛍光灯、電球、電池、さらに町内会、PTAなど各団体が行っている集団資源回収の紙・雑誌・段ボールなどですが、今後、さらに細分別化を進めるのか、資源物の分別に対するお考えをお伺いいたします。次に、マンションへの不法投棄が増えて困っているとのお話を伺いました。いつの間にか、マットとか布団、家具類などを置いていき、マンションの住民には該当者もなく、ごみを処分するお金も徴収していないため大変に迷惑をしているとのことでした。最終的に、管理人が個人負担をして処理されたそうですが、マンションへの不法投棄問題に対し、どのような対策を講じられているのか、お聞かせ願います。次に、事業系ごみと資源物についての現状と 「再生資源の利用の促進に関する法律」に基づいての小樽市内、の状況をお聞かせ願います。「循環型社会形成推進基本法」には 「食品廃棄物再生資源化法」など五つの個別法とともに、生産者がみず、から生産する製品について使用済みとなった後まで責任を負う拡大生産者責任と、排出者がみずからの責任において最終処分まで適正に処理を行わなければならないという汚染者負担の原則が盛り込まれています。特に、廃プラスチック類について小樽市の現状を見ますと、ペットボトル、発泡スチロールを含めて、いろいろな廃プラスチック類が何ら分別されることなく最終処分場に埋め立てられているのが現状であります。これは、最終処分場における転圧・覆土の困難さや、経費の増高など、最終処分場の延命という観点からも 「循、環型社会形成推進基本法」の精神からも、見逃すこととのできない問題と考えます。事業系一般廃棄物、産業廃棄物についても、ペットボトルだけではなく、発泡スチロール、トレーなど、廃プラスチック類も資源物として分別収集を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。さらに、これと並行して、最終処分場における廃プラスチック類の搬入に対し、何らかの手当を行う必要があると考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。次に、教育問題についてお伺いいたします。5日付け新聞記事に、文部科学省より、教員加配問題で北海道教育委員会に指導があり、小樽市の学習管理運営全体の改善が求められたとありましたが、具体的な内容のご説明をいただきたいと思います。教育委員会として、国より改善を求められた学校管理の運営については、大変に重い問題かと思いますが、本市の教育現場をめぐる諸問題に対し、この機会を生かし、子どもたちの幸せを根本に置いて、未来を担う児童・生徒が、教職員を心から信頼し、勉学に励むことのできる教育環境の整備に努めるべきと考えます。そのためには、慣例に縛られずに大胆な発想による改革も必要かと思いますが、いかがでしょうか。教育行政組織の大転換を図った出雲市では、文部省出身の市長は、学校崩壊、不登校、いじめなど学校教育をめぐる問題や諸問題を抱える教育委員会を、学校教育のみに専念できる組織の改革に取り組み 「児童・生徒、の健全育成」と「しっかりとした学力を身につけさせる」ことをその目標に掲げ、平成13年4月から、生涯学習、芸術・文化、スポーツ振興、図書館などの部門を切り離し、市長部局が補助執行できるように改革、その結果、教育委員会の職務範囲が狭くなり、学校教育に特化されたために、より教育現場が近くなり密度の濃い平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録教育行政ができるようになったという報道がありました。このたびの学校管理運営全体の改善へのご見解をお伺いいたします。以上、再質問はいたしませんので、よりよいご答弁をお願いいたしまして、質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

秋山議員のご質問にお答えいたします。初めに、財政問題について幾つかお尋ねがありました。まず、経常収支比率の改善についてでありますが、経常収支比率が高いということは、それだけ市税や地方交付税の変動の影響を大きく受けることとなります。市税や地方交付税など経常的一般財源の増加が見込めない現状の中で、経常収支比率の改善方法としましては、まず、市の組織・機構や職員の給与・手当の見直しなど、管理経費の削減に取り組んでまいります。ただ、見込まれます収支不足額が多額なことから、歳入に見合った事務事業の実施が基本と考えますので、事務事業のすべてについて重要度、優先度、効果などを総合的に判断し、白紙から積み上げる方式での見直しを進めていきたいと考えております。次に、職員数についてのお尋ねですが、現在の正職員数につきましては、定数条例 2,431人に対し、平成14年4月1日の職員数は 2,171人となっております。職員の適正数については、明確な基準はございませんが、総務省が統計として用いている普通会計の職員数で申し上げますと、平成13年4月1日現在で小樽市は 1,422人であり、札幌市を除く道内9市平均が 1,540人で、全国の類似都市平均が 1,304人であります。今後の職員数の削減についてですが、新行政改革の実績で申し上げますと、平成9年度からの4年間で 130人の削減を達成しております。また、第2次改訂の実施計画では、平成13年度から15年度までに60人以上の削減を目標としておりますが、13年度は33名の削減となりました。今後とも、財政健全化の中で業務の見直しをさらに進め、市民サービスの低下を招かないよう配慮しながら、職員数の削減に努めてまいりたいと考えております。次に 「新行政改革実施計画」及び「財政健全化計画」の見直しについてでありますが、新行政改革実施計画、につきましては、平成10年12月に一部改訂を、13年2月に第2次改訂を行い、財政健全化計画につきましては、平成13年3月及び平成14年3月に一部改訂を行うなど、それぞれ見直しを行ってきております。また、急速な財政状況の悪化に対応するため、両計画における具体の項目につきましては、財政健全化緊急対策会議において、前倒しも含め早急に実施できるものは実施するものとし、さらに、項目にない事業についてもゼロからの見直しを各部に指示しているところであります。次に、組織・機構の見直しについてでありますが、現在の事務事業を抜本的に見直し、簡素で効率的な行政運営を行うため、部の統合・再編など組織・機構及び職員配置の全体的な見直しを行わなければならないものと考えております。次に、人事評価システムについてのお尋ねでありますが、現在の人事のシステムは、総務部が毎年7月に職場の業務と職員配置についてのヒアリングを行い、職員の勤務実績につきましては、所属長を通じて勤務の状況、職務への適性、管理能力などの項目について内申を受けております。これらに加え、それぞれの業務経歴などを勘案して異動や昇任人事を行っております。現行も一定の評価に基づく人事であり、必ずしも年功序列平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録となっていないと認識しておりますが、新行政改革の実施計画に沿って、職場の活性化や適材適所の観点から人事評価システムを確立することとしております。次に、事務事業の見直しについてでありますが、平成15年度から17年度にかけての収支不足は約 150億と見込まれますので、すべての事業をスクラップ・アンド・ビルド方式で見直す必要があると考えております。先般、各部に対しても、このような厳しい財政状況の下でも実施すべき事業かどうか、実施すべき事業でも先送りできる事業はないか、計画年次を延長することで年度ごとの負担を軽減できないかなど、経費別の見直しの観点も示し、事務事業の見直しについて指示したところであります。次に、平成13年度の決算見込みと減債基金の状況についてでありますが、現在、集計中ですので、決算見込みはまだお示しすることはできませんけれども、減債基金につきましては、予定どおり約15億 8,400万円の取崩しを行いましたので、13年度決算時点での現在高は約15億 8,000万円となる見込みであります。また、市税収入と交付金、さらに収入未済額につきましても、現在、集計を行っており、お示しできませんので、ご理解いただきたいと思います。次に、ロシア漁船についてでありますが、本年4月1日から「外国人漁業の規制に関する法律 、通称外規法」と言っておりますけれども、この法律に基づき、水産庁によるロシア漁船の入港規制が強化されたことに伴い、4月以降5月末までに小樽港に入港したロシアからの水産物輸入船は、昨年実績 152隻に対し、本年は22隻と著しく減少しており、水産物輸入業者、船舶代理店、港湾荷役業者、冷蔵庫業者をはじめ幅広い業種の地元企業に大きな影響が生じております。さきほどもお話がありましたように 「小樽市におけるロシア交流動向調査」におきましても、ロシア船の入、港に伴う経済効果は年間約 300億円と推計されており、市といたしましても深刻な問題として、当初から、水産庁、税関などの関係機関並びに関係業界から情報収集を行い、事態の打開に向け必要な対応を図ってまいりました。特に、去る5月24日には、市議会議長、商工会議所会頭とともに水産庁を訪問し、水産庁長官ほか担当部局の方々に本市の実情を説明するとともに、地域経済に配慮した対応について要請してまいりました。水産庁としては、地域の実情を認識しつつも、基本的には規制強化を継続していく考えであり、現在の状況が長期化することにより、地域経済全般にさらに大きな影響が生じるものと危ぐしているところであります。今後につきましても、日ロ政府間の漁業協議の動向をはじめ関連情報の収集に努め、関係団体、業界、更には関係各市とも緊密な連携を図りながら必要な対応に努めてまいりたいと考えております。次に、小樽国際ホテルについてでありますが、このたびの5月1日、9日の送電停止、また27日の給水停止などの措置は、ビルを管理している小樽駅前ビル株式会社へ支払うべき共益費などの滞納問題から実施されたものであります。小樽駅前ビル株式会社からは、約束の不履行があったことから実施したものであり、履行されればいつでも再開する方針であると聞いております。その後の進展と今後の検討についてでありますが、特段の動きがあったとは聞いておりませんけれども、駅前という中心市街地の核的施設でもあることから、入居している他のテナントへの影響を懸念しており、現在、サンビルプラザ商店会と協議の上、アドバイザーの派遣などを検討しているところであります。また、市への働きかけについてですが、5月1日に1回目の送電停止の措置が行われた際に、ホテル側から送電再開の要請と、円満解決に向けた検討をするため1週間程度の猶予を与えてほしいとの申入れがありました。市といたしましても、ゴールデンウイーク期間中でもあり、宿泊客などに無用の混乱を与えるおそれがあることから、小樽駅前ビル株式会社にその旨を伝え、了承が得られたものであります。その後、5月9日に2平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録回目の送電停止、5月27日に上水道の給水停止となり、これまでの間、数度にわたり国際ホテル側から状況についての報告がありましたが、具体的な要請は受けておりません。次に、おもてなしの心に関連して何点かお尋ねがありました。まず 「おたる福祉マップ」についてでありますが、市では障害者の社会参加の促進と外出機会の拡充を目的、に、平成6年度と平成12年度の2回、障害者対応設備のある市内の主な施設等を紹介した「おたる福祉マップ」を作成し、障害者福祉施設や社会福祉協議会をはじめ、市のサービスセンターや小樽観光協会に配布し、活用していただいております。JR小樽駅観光案内所に福祉マップが配置されていなかったというご指摘につきましては、日ごろから常備されていた福祉マップが在庫切れをしていたということであり、早速、小樽観光協会に連絡し、補充をしたところでありますが、今後、関係機関との連携を密にし、このようなことがないよう十分気をつけてまいりたいと考えております。次に、市民への観光ホスピタリティの啓発についてでありますが、小樽観光の魅力をさらに高める上で、ホスピタリティの推進は大変重要であり、小樽市全体が一丸となって取り組む課題と認識しております。これまでも、ホスピタリティ向上については、さまざまな機会を通じて市民啓発を行ってきたところでありますが、今年度におきましては、小樽市と小樽観光協会や観光関連団体が連携し、4月25日には観光関連事業者に向けて、6月7日には市民に向けて、それぞれ観光ホスピタリティ推進のキャンペーン行動を実施したところであります。また、観光ホスピタリティ推進に向けた学習の機会として、これまで一般市民を対象とした「観光ガイド養成講座」や、接客業務従事者を対象とした接遇向上のための「観光ホスピタリティ研修会」などを開催してまいりましたが、今後とも、観光関連団体と連携を図りながら、市民が観光客を温かく迎えるおもてなしの心、ホスピタリティの向上とその重要性について啓発活動を進めてまいりたいと考えております。次に、於古発川下流の清掃についてでありますが、臨港線と市道本通線間の於古発川につきましては、護岸がコンクリートで、川床が亀甲状の石張りになっており、川の幅員も広く、流れも緩くなっている状況にあります。また、於古発川は、自然河川区間もあり、急流であることや市街地を流れていることから、ごみや土砂の沈殿が多く見られるため、定期的にごみなどの除去を行っており、土砂のしゅんせつにつきましては、沈砂地のしゅんせつ時に併せて行っているところであります。今後も、小樽観光の重要なスポットであることから、パトロールを強化する中で必要な措置を講じてまいりたいと考えております。次に 「男女共同参画推進条例」に関連して、何点かお尋ねがありました。、最初に、本市とのかかわりについてでありますが 「北海道男女平等参画推進条例」は、ご指摘のとおり、国、の基本法を踏まえ施行されたものであり、個々の施策の取組は非常に広範多岐の分野にわたっていることから、国をはじめ、北海道、とりわけ地域住民と密接な関係を有する市町村の役割は極めて大きいものと考えております。したがいまして、現在、本市が策定作業を進めている「 仮称)小樽市男女共同参画プラン」の中に同条(例の精神をできるだけ生かしてまいりたいと考えております。次に、本市のプランの策定については、平成15年3月末を予定しております。また、進ちょく状況については、平成13年度に策定委員会などの組織を立ち上げ、検討を行ってきたほか、市民意識調査を実施してきたところであります。現在、市民公募から成る市民懇話会や、庁内の若手職員による研究部会が精力的に検討を行平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録っているところであります。また、市条例の制定についてですが、基本法を踏まえ、本市の特性を生かした総合的かつ計画的な独自プランを策定し、これに基づいた具体的な諸施策を進行管理する中で検討してまいりたいと考えております。なお、道内の条例制定の動きについてですが、平成11年に国の基本法が施行し、各市町村の取組はようやく緒についたところでありますが、今後、その状況などについて十分注意してまいりたいと考えております。次に、小樽の健康づくりについて何点か質問がありました。初めに、小樽市民の健康と栄養意識につきましては、高齢者が多い小樽市民の特徴として健康意識が高いと考えられますが、健康づくりを実践する行動力の面においては低い結果も出ております。これらの結果を市民の健康づくり運動の取組である「健康おたる21」の計画に生かしてまいりたいと考えております。次に、地域内における情報伝達システムについてですが、日ごろより、総連合町会、食生活改善推進協議会、三師会、栄養士会、看護協会、ボランティア等の組織や市民に広報等を通じて情報の提供、周知を図っております。今後、その連携が十分機能するよう 「健康おたる21」の中でも取り組んでまいります。、次に、地域の整備についてでありますが、各地域には保健委員や健康推進員の人たちが配置されており、保健師が中心になって研修会を開催し、具体的健康づくりについて検討を行っているところであります。更に、昨年度は市内3地区に発足した「健康会議」の委員の皆さんから意見を聞きながら 「健康おたる21」、に向けての活動を行っているところであります。次に、肝炎ウイルス検診事業についてのお尋ねでありますが、この事業は、基本健康診査の受診者のうち、該当する方について、本人の同意に基づきC型及びB型肝炎ウイルス検査を実施するもので、実施時期は7月1日を予定しております。対象者につきましては、40歳から70歳までの方について、5歳刻みの節目検診として実施しますが、節目検診以外の方でも、過去に肝機能異常を指摘されたことがあるなど、肝炎の可能性のある方は対象となります。実施体制といたしましては、小樽市保健所及び市内の委託医療機関において行います。次に、C型肝炎についての正しい情報の周知につきましては、パンフレット等を用いて情報提供するほか、実施医療機関及び保健所において市民にわかりやすく説明をいたしたいと思います。また、C型肝炎患者に対する偏見や差別はないものと思いますが、検診に際して、プライバシーに十分配慮してまいりたいと考えております。次に、ブックスタートについて、保健所と保健師の役割についてでありますが、乳幼児健康診査の大きな目的の一つとして、子どもの健やかな成長、発達に向けての育児支援があります。その中で、ブックスタートの目的として、母と子が絵本との出会いの中でスキンシップを図り、健全な母子関係を築くことが目的として挙げられます。このため、絵本児童文学研究センターの支援を受けて、保健所の7か月健診時に、母子に絵本を手渡しながら読み聞かせの指導を行うブックスタート事業を予定しております。実施に当たっては、図書館司書やボランティアなどと連携しながら、保健師が育児支援の一環として主体的に取り組んでいくと同時に、他の育児支援事業との連携を図りながら、地域の子育て支援へとつなげていきたいと考えております。次に、ごみ問題について、何点かお尋ねがありました。初めに、桃内の最終処分場への搬入量等についてでありますが、平成13年度における一般廃棄物の搬入量は6万 1,437トンであり、このうち生活系ごみは4万 1,646トンで67.8%、事業系ごみは1万 9,791トンで32.2%となっております。廃棄物の1日の数量は、桃内の最終処分場へ搬入された一般廃棄物と合わせ、産廃の数平成 1 4年 第 2回 定 例会 本会 議 録量から算出しますと、 268トンほどとなります。収集車の乗入れ台数は、直営車や路線ごみ収集の委託車両並びに事業系ごみの搬入車両を含めまして、年間で延べ2万 7,062台となっております。次に、生活系ごみのうち、燃やすごみと燃やさないごみについてでありますが、平成11年度は、燃やすごみが3万 8,679トン、燃やさないごみが1万 1,008トン、平成12年度は、燃やすごみが3万 1,113トン、燃やさないごみが 8,141トン、平成13年度は、燃やすごみが3万 757トン、燃やさないごみが 8,083トンとなっております。次に、市民へのPRについてでありますが、市では 「家庭ゴミ、資源物の分け方・出し方」のリーフレット、を各戸に配布してPRしているほか、ごみの分別などについて、随時、広報おたるに掲載しており、また、ゴミゼロ広報を年2回発行して、ごみの分別やごみ出しルールの協力をお願いしているところであります。更に、収集日の変更などは、その都度、町内会などに回覧用ちらしの配布や広報おたるに掲載してお知らせしているところであります。ごみ分別ルールを守っていただくためには、啓発を繰り返して行っていくことが必要でありますので、今後もPRに努めていきたいと考えております。次に、家庭から出される資源物の分別についてでありますが、缶、瓶、紙パック、ペットボトルの4品目については、資源物として分別収集後、選別、圧縮などの処理をリサイクルセンターで行っておりますが、リサイクルセンターの処理能力に限度がありますので、現在、品目の拡大はできない状況であります。なお、そのほかに、蛍光灯、電球、乾電池については分別収集を行っているところであります。今後、北しりべし廃棄物処理広域連合で計画を予定しております資源化リサイクル施設の供用開始に併せて、白色トレーやティッシュの箱などの紙類、食品パックなどのプラスチック類、段ボールなどの品目を拡大していきたいと考えております。次に、マンションへの不法投棄対策についてでありますが、マンションへの不法投棄に限らず、ごみステーションや民家の前、山の中など、多岐にわたる場所にテレビなどの家電製品や引っ越しごみなどの大型ごみの不法投棄がなされている現状であり、その対応に苦慮しているところであります。大型マンションなどの共同住宅を建築するときは、ごみ集積場所について市と協議し、設置することになっており、その維持管理については、あくまでも利用する人たちで行うこととなっております。しかしながら、マンションのごみ集積場所への不法投棄については、マンションの管理人やごみ集積場所の利用者とも十分連携をとりながら、不法投棄対策を講じてまいりたいと考えております。次に、廃プラスチック類の資源物についてでありますが、事業所から排出されるものについては、排出者処理責任が原則であります。市内には、圧縮梱包施設や破砕施設が少なく、資源化が進まない状況でありましたが、今年になりまして、市内の民間業者数社による廃プラスチック類の圧縮梱包や破砕施設が設置され、リサイクルルートの確保が順調に来ているところであります。市といたしましては、ごみの排出事業者に対し、これらの施設を利用して、廃プラスチック類のリサイクルが図られるように、資源物の分別について一層の指導をしてまいりたいと考えております。なお、埋立処分場における今後の廃プラスチック類の搬入につきましては、民間施設における再資源化の動向を十分見極め、対応してまいりたいと考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

秋山議員のご質問にお答えします。まず、少人数指導に係る定数加配についてですが、平成5年度から12年度までの実施状況について、5月9日から13日までの3日間、道教委職員が市教委及び関係小中学校から事情を聴取するとともに、関係書類の確認調査を行い、6月4日に、その状況について文部科学省に報告したものであります。このことについて、6月4日、文部科学省は、道教委に対し、次の指導を行っております。その主なものは、平成5年度から12年度まで指導工夫改善定数として加配した分のうち、不適切な活用実態が確認された平成9年度から12年度までの定数に係る義務教育費国庫負担金について返還すること。長年にわたり、不適切な加配の運用がなされていたことを十分に踏まえ、市町村教委や校長会等における指導の徹底、指導主事の学校訪問等、再発防止等に関する取組を更に徹底して実施すること。加配定数の問題のみならず、主任制度の適正な運用等、小樽市の学校管理運営全般について改善を図ることとなっております。市教委は、こうした道教委からの指導に対して、6月4日夕刻に教育委員会を開催し、そのことを報告し、このたびの第2回定例会で報告すること、更に、校長会議を開催し、学校管理運営全般について改めて指導を徹底いたしたいと考えております。長年にわたる慣行が不適切な状況を放置されることになったことを厳しく反省し、完全学校5日制の下、新しい教育内容の実践が始まる機会を出発の起点として、市民の意向や学校の希望を生かすべく、一層の努力を傾けてまいります。次に、教育行政組織の見直しについてでありますが、出雲市や金沢市など、本州の自治体で、生涯学習部門を中心に機構を見直し、学校教育部門に特化する改革が行われていることは報道等で承知いたしております。市教委としましては、既に実施している自治体の現状を調査研究し、今後の組織・機構の見直しの際に、市長部局と十分協議しながら検討してまいりたいと考えております。以上であります。

出典:小樽市議会 平成14年第2回定例会 2002年6月11日 議事録 PDF(76ページ) 間違いを知らせる