小樽市議会 平成14年第1回定例会 2002年3月6日
(1)病院会計について/(2)小樽フィッシュミールについて/(3)朝里川温泉について/(4)豊井道路について
2002年3月6日、小樽市議会の一般質問で、大畠護議員が「病院会計について」「小樽フィッシュミールについて」「朝里川温泉について」「豊井道路について」について質問し、市長 山田勝麿、土木部長 松村光男、小樽病院事務局長 高木成一が答弁しました。
- 質問者
- 大畠護 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、土木部長 松村光男、小樽病院事務局長 高木成一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 大畠護
一般質問を行います。初めに、病院会計についてお尋ねいたします。請求と納入についてお伺いいたします。昨年の12月末、1人の市民の相談を受けました。その方のお話によりますと、その息子さんが市立第二病院に長期間入院をしていたが、平成13年1月に退院したのであります。その間、平成9年9月から13年1月までの約3年4か月分の医療費などが未納になっていることを知りました。その額は、 153万 3,510円であります。内訳は、医療費、食費合わせて 150万 1,860円、電気代1万 9,500円、その他 6,900円、文書料 5,250円などであります。この息子さんの金銭の管理は、身元引受人が管理をしており、その息子さんの預金通帳、印鑑等は、この身元引受人が管理をしているのでございます。Aさんは、長期間、どうしてこのように多額の医療費が未納のままになっているのか、病院の姿勢に対して納得がいかないとの訴えの相談であります。入院患者に対する医療費の請求と納入については、どうのように行われているのか。入院患者については、それぞれが事情のあることと承知をしております。第二病院で医療費などが長期間未納になっている件数と、その金額はどのような状況にあるのか、お尋ねいたします。市立病院の経営健全化に向け、職員が改善に取り組んでいる姿勢は評価をするものでありますが、さらなる努力を望むものであります。市長のご所見をお聞かせください。次に、フィッシュミールについてであります。市は、昨年3月、時効間近に迫った小樽フィッシュミール協業組合の処理施設利用料未納額1億 5,780万 4,000円に対して支払命令を求めた訴えの提訴を起こしました。それから約1年が経過しましたが、その間、議会平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録に対して、何ら途中経過の説明もございません。今日までどのような経緯と経過があったのか、具体的に説明を求めます。また、今後の予定、日程等についても、どのようになっているのか、併せてお答えください。次に、朝里川温泉について何点かお尋ねいたします。朝里川温泉は、小樽市街から南東方向約5キロメートルの朝里川流域中間に位置します。この付近は、かつては高温温泉が全くなかったところであり、わずかに文治沢に湧出する冷泉を浴用に利用されることがあったようであります。また、戦時中、深度 300メートルのボーリングを行い、抗底温度45度Cの温度が測定されたという資料を基にして、昭和27年、1952年ころから小樽市水道局が泉源開発を行い、温泉の湧出を見たところであります。以来、ボーリングは、昭和36年、1961年ころまで続けられ、7本程度のボーリングが掘削されました。そのボーリング深度は 300メートルから 800メートルであり、地下の温度は 300メートルで42度C、 500メートルで55度C、 800メートルでは78度Cが測定され、温泉の温度は25度Cから45度Cであり、くみ上げ量は毎分 100から 190リットルでありました。しかし、年月の経過とともに、各泉源の湯量にも変化が見られ、昭和62年当時、利用されていた泉源は3本で、このうち温泉センターの泉源の自噴量は最高時の半分以下に低下をしておりました。また、他の2本も同様に、湧出量が極少で枯渇状態となっていたのであります。このような状況から、昭和62年に新たな泉源開発が発案され、朝里地区地熱開発利用施設整備、すなわちボーリング探査が行われました。総事業費は、約 4,980万円、施工期間は昭和62年1月9日から同63年1月30日まで、場所は朝里川温泉2丁目670番地の場所で実施されたのであります。その1号井の業務内容と結果はどのような内容であったのか。また、現在は、どのような状況にあるのか、さらに、古い各泉源の権利関係はどうなっているかも併せてお尋ねいたします。次に、2号井についてであります。昭和63年にボーリングした朝里川温泉随一の泉源1号井が平成6年、これは6年を経過しております。老朽化をうかがわせる現象が現れ始めたため、小樽市朝里川温泉第2の泉源を開発する目的で実施したボーリングであります。地下の地質の状況と熱水資源のはい胎状況を探るものであります。また、総事業費は約 5,760万円で、場所は朝里川温泉2丁目 670番地で実施されたのであります。2号井の業務内容と結果について、それぞれどのような内容であったのか、また、1号井の老朽化をうかがわせる現象うんぬんとはどういう現象なのか。平成5年には、朝里川温泉上流にダムが完成しました。ダムと温泉湯量との因果関係についてどのように考えておられるのか、併せてお答えください。次に、3号井についてであります。平成14年度予算、観光費で、朝里地区地熱開発施設整備事業費 7,000万円が計上されており、目的は朝里川温泉の1号井代替井開発であります。ご承知のように、昨年の3号井の試掘ボーリング調査は、温泉の開発を目的として実施するボーリングであり、併せて、地下の地質並びに資源の状況を把握することを目的とすることであります。総事業費 6,000万円、ボーリング場所は朝里川温泉1丁目 780番の2でございます。掘削深度 750メートル。結果は、予定をしていた2号井並みの湯量、毎分 100リットルを確保することができず、30リットルに終わりました。平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録さらに、1号井から3号井のそれぞれの位置関係を比較してみると、ダムを背に朝里川を中心にして1号、2号は右岸上流、3号は左岸下流に位置しますが、3号の調査場所決定については、どのようなことが決定の理由であったのか。また、この調査によって朝里川温泉の地質の何かを知ることができたのか、その内容についてもお答えください。地質専門学者の学説は相違することが日常茶飯と言われている今日、掘ってみなければわからないというのが実情ではないでしょうか。本年度の事業は1号井の代替井開発であり、ボーリングの位置は1号井付近であり、掘削深度は 400メートル、必要湯量の確保も出来ると担当者は自信を持って説明をしていましたが、大丈夫だろうかと疑いを持ちながら説明を受けていたのであります。なぜかと言えば、昭和62年、朝里川温泉特別委員会において、1号井の事業説明のとき、当時の経済部長は温泉のボーリングの寿命は半永久であると説明をし、その説明に対して私が反論したことは、今でも鮮明に記憶をしているところであります。それからまだ15年しか経過しておりません。その1号井の代替井開発の予算であります。温泉法では、既存の泉源から半径 500メートル以内の新たな掘削に対し、泉源所有者の同意が必要でありますが、今回のボーリング位置は1号井付近とのことでありますが、法的問題はないのか。1号井とそれに関連する施設整備が立つ用地は市有地でありますが、その敷地面積はどれくらいなのか。市が所有するこの土地は、過去に前田建設に売却した土地の中に飛び地として位置しております。例えば、ボーリングの場所が隣接地の場合はどのように対処し、泉源の権利関係はどのようになるのか。また、昭和63年、1号井の施設・設備が整備され、各温泉旅館、ホテルなどに配湯を続けていますが、配湯施設数、給湯量、使用量の金額も併せてお尋ねいたします。朝里川温泉の将来のためにも、新たな泉源と、安定した湯量の確保は必要であり、今年度の代替井開発事業については、多くの関係者の意見や提言を参考にして、掘削場所については十分検討し、決定していただきたいと願うものであります。市長のご見解をお聞かせください。最後に、市道豊井道線についてお尋ねいたします。この路線は、高島5丁目「かもめが丘団地」から祝津3丁目豊井海岸まで通じる延長約 640メートルの路線であり、道道海岸公園線に接続するものであります。総事業費2億 8,700万円、そのうち工事費2億 1,400万円、用地補償費 7,300万円と、平成2年6月、第1回地元説明会が開かれてから11年余りの歳月をかけて、昨年、平成13年11月16日供用開始されたのでありますが、この事業計画の目的はどのようなことであったのか。また、地域住民に対する説明会の経緯についても、具体的にどのような説明と協議がなされたのか、併せてお尋ねします。次に、冬期間の利用についてであります。この路線の開通を長年待ち望んでいた住民にとって、周辺地域の交通の利便性も一段と改善され、特に、冬を目前にしての開通は、交通量の緩和によって朝の通勤ラッシュ時の信号待ち時間や交通渋滞が解消されると期待をしていたのであります。しかし、開通間もない12月中旬、土木部より、豊井道線については、冬期間、車両の通行を禁止にします。期間は、今年の4月の23日までと説明がありましたが、納得はできませんでした。なぜ、車両の全面通行禁止の処置なのか。他の選択肢は考えられなかったのか、多額の事業費と時間を費やし、完成した道路が、冬期間全く利用ができないということは設計ミスがあったのではないのか、併せてお答平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録えください。さきにも述べましたように、地域住民の期待が大きかっただけに、この処置に対する苦情が多数寄せられておりますが、その後、地域に対する説明や対応はどのようになされたのか、お答えください。私たち市民クラブは、昨年12月25日、市長に対して、再検討すべきと申入れをしておりますが、今後、どのように対応する考えなのか、市長のご見解をお示し願います。再質問を留保し、質問を終わります (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
大畠議員のご質問にお答えいたします。最初に、病院会計に関する質問でありますが、まず第二病院における入院患者に対する医療費の請求と収納についてですが、病院では、高額療養費に該当する患者に対しては1か月単位で、その他の患者については毎月10日ごとに納入通知書を発行し、医療費の請求をしております。支払いについては、多くの方々が病院の会計窓口で直接支払う方法や、金融機関からの振込みによる方法を採っておりますが、中には金銭の自己管理が困難な場合など、身元引受人を通じて支払われるケースもあります。支払いが滞っているようなケースについては、本人や家族あるいは身元引受人等に対し、文書や電話による督促のほか、委託契約による集金人が、直接、戸別訪問の上、集金を行っております。次に、第二病院における医療費の未収状況についてでありますが、高額療養費を含めた平成13年12月末現在の金額で申し上げますと、平成9年度は24件の約 300万円、平成10年度は39件の約 970万円、平成11年度は50件の約 870万円、平成12年度は80件の約 1,130万円となっております。なお、これらの未収金の早期解消に引き続き努めるとともに、なお一層の病院経営の健全化に取り組んでまいりたいと考えております。次に、小樽フィッシュミールについてのお尋ねでありますが、最初に、この間の経過につきましては、平成13年第1回定例会において「訴えの提起」についての議決をいただいた後、平成13年3月27日、札幌地裁小樽支部に2法人7個人を被告として使用損失補てん金の支払いを求める訴状を提出いたしました。その後、5月22日、相手方より裁判所に答弁書が提出され、5月28日に第1回口頭弁論が開かれたところであります。それ以降、平成14年2月18日までの間に計7回の口頭弁論が行われており、この間、小樽フィッシュミール協業組合の設立に至る経過、また、平成2年当時の解散に至る動きなどについて、準備書面によって双方の主張を述べ合っている段階であります。なお、平成13年3月21日、相手方より提出されました債務不存在確認請求事件につきましては、6月15日、札幌地裁小樽支部に訴えの取下書が提出され、6月19日、小樽市として取下げに同意したところであります。次に、今後の予定についてでありますが、次回以降の口頭弁論につきましては、3月11日、4月22日に開かれる予定となっておりますが、今後も双方の主張に対する認否について書面でのやり取りが続くものと思われます。なお、前回の口頭弁論におきまして、原告、被告双方から証人申請の意向が示されており、5月ころの口頭弁論では、証人尋問が行われる予定となっております。平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録次に、朝里川温泉の泉源についてのお尋ねでありますが、まず1号井の業務内容と、その結果についてでありますが、主な業務内容につきましては、ボーリング、帯水層確認のための電気検層、坑内温度確認のための温度検層、地質分析並びに揚湯試験などであります。調査の結果につきましては、 1004.83メートル掘削した後、ケーシング管を挿入し、一定の条件の中で揚湯試験を行った結果、動水位が167.87メートルで、揚湯量は毎分 200リットル、泉温は38.3度でありました。次に、1号井の現状についてでありますが、朝里川温泉の泉源は、現在1号井と平成6年に開発した2号井の2本の井戸から揚湯しており、それを貯湯槽で混合し供給しております。1号井は、過去に、濁った温泉水をくみ上げる障害が発生したため、揚湯量を毎分 100リットル程度に抑え、運転している状況にあります。次に、古い各泉源の権利関係についてですが、旧朝里川温泉センターで使用していた泉源以外は既に廃止等がされており、その権利はなくなっております。次に、2号井の業務内容とその結果についてでありますが、2号井も1号井と同様の調査業務内容であり、その調査の結果は、601.30メートル掘削した後、ケーシング管を挿入し、一定の条件の中で揚湯試験を行った結果、動水位が 230.1メートルで、揚湯量は毎分 105.2リットル、泉温は45.4度でありました。次に、1号井の老朽化についてでありますが、1号井は、平成5年10月に濁った温泉水が確認され、公的機関に分析をお願いしたところ、磁鉄鉱と確認されております。1号井のケーシング管は鉄管を使用していることから、発生のメカニズムが解明されていませんが、鉄管と酸素が結びついて磁鉄鉱が発生したものと考えられ、ケーシング管の腐食が進行しているものと思われます。次に、ダムと温泉湯量との因果関係でありますが、専門機関の話によりますと、朝里川温泉の温泉水は、主として深度 350メートルから 500メートルに貯留する水が採取されており、温泉の起源は長い年月をかけて浸透した雨水や融雪水が地下にたまったもので、地形や地質構造から見て朝里川の上流域から浸透しているものと推定されています。ダムによる貯水と、深度 350メートルより深い層の温泉水とのつながりは明確でありませんが、朝里川の上流域に貯水されることは温泉にとりまして、マイナスの影響があるとは考えにくいということであります。次に、3号井の調査位置についてでありますが、掘削地点の決定に当たっては、道立地質研究所から「1・2号井の既存井から 300メートル以上下流側に離すことが望ましい」とする指導を受け、これを踏まえて掘削地の選定を行い、再度、その予定地について新泉源地としての見解を求めたところ、2号井程度の湧出量が期待出来るとの見解が示されたことから、現在地に決定したものであります。次に、3号井の地質調査によって朝里川温泉地区で何がわかったかということでありますが、朝里川温泉地区の深部に分布する白井川層は温泉水がたまる割れ目が十分に発達していないこと、1・2号井付近を中心に上昇、貯留している温泉水は、3号井の深い部分には多量に流入していないこと、1・2号井の温泉水は、1・2号井付近を離れるにつれ、割れ目の発達が比較的良好と見られる浅い層の滝の沢層及び朝里層に広がっていることが期待されること、朝里川温泉地区では、地層の温度は深度 100メートル当たり8度上昇するという高い地温勾配を持つ範囲が広がっており、今後の泉源開発は湯量確保の観点から浅い層での開発も一つの方法であることなど、今後の泉源開発に当たって幾つかの貴重な資料が得られたと考えております。次に、新泉源掘削に当たっての他の泉源所有者の同意についてでありますが、今回の掘削は、1号井のそばに代替井として掘削するものであり、その付近で井戸の権利を所有しているのは小樽市のみであるため、掘削申請に当たっては同意書の必要はないものであります。平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録また、1号井泉源地の敷地面積についてでありますが、面積は 234 19平方メートルであります。.次に、市所有以外の土地の泉源の権利関係についてですが、今回の掘削予定地は、所有者が小樽市と異なるため、掘削申請に当たって土地の使用承諾書が必要でありますが、土地所有者からは内諾をいただいているところであります。なお、掘削後の泉源の権利につきましては、掘削した小樽市が保有することになります。次に、給湯施設数、給湯量、温泉使用料の推移でありますが、決算状況で申し上げますと、昭和63年度の場合は、給湯開始が平成元年1月でありますので、2か月分で4施設、 1,668トン、33万 6,000円、平成3年度、7施設、2万 386トン、 407万 7,200円、平成6年度は8施設、3万 326トン、 606万 5,200円、平成9年度は10施設、3万 7,189トン、 929万 7,250円、平成12年度は11施設、3万 7,291トン、 932万 2,750円となっております。次に、4号井の掘削についてでありますが、4号井の事業に当たっては、現在、道立地質研究所の技術指導を受けて進めており、掘削位置は1号井から離れるほどリスクが大きくなることが指摘されておりますので、1号井の付近に予定しております。掘削深度は、1号井で湧出していると考えられます 371メートルの温泉層を主な対象に掘削する予定であります。いずれにいたしましても、朝里川温泉地区は、市内で唯一の温泉郷であり、地域振興の核として温泉が重要な位置を占めております。このことから、安定した給湯体制の整備が急がれておりますので、老朽化している1号泉の代替井を開発することによって、湯量の確保を図らなければならないと考えております。次に、豊井道線についてのお尋ねでありますが、まず、事業計画の目的についてであります。この路線は、通称「かもめが丘団地」を主体とする住居地域と、道道小樽海岸公園線を結ぶ既存の道路を車両の通行が可能な構造に整備を行い、地域住民の生活の利便性向上を図るとともに、行楽シーズンに道道が混雑した場合のう回路としての役割も果たすべく計画されたものであります。地元説明会の経緯についてでありますが、平成2年6月に開催された第1回説明会では、市から既存道路を大きくう回し、対面通行が可能で、こう配も緩いルートの提案を行っております。しかしながら、地元では、ルートと幅員を既存道路なりに見直すべきとの意見が強く、再検討の結果、平成3年1月の第2回説明会でほぼ現在のルートで基本合意を得、平成4年2月の第3回説明会で、具体の設計概要を報告の上、事業着手に至ったものであります。次に、冬期間の車両通行禁止の処置についてでありますが、11月中旬の開通後、12月に入り本格的な降雪期を迎えて、地元の方々から路面が滑ることや車の待避場所がないなど等の意見があり、改めて冬期間の通行について検討したところであります。その中で、この道路は、地形的に風が強く、吹きだまりができやすいことや、つるつる路面の危険性が高いこともなどもあり、一方通行などの方法も含めて総合的に判断した上で、冬期間の安全な路面管理は費用対効果の関連でも難しく、通行止めとしたところであります。設計についてでありますが、道路の設計に当たりましては、地形・地質や、用地上の制約などの諸条件のもとで、できるだけ安全性の高い構造とすべく努力をしております。豊井道線につきましても、地元合意の得られたルートと、急しゅんな地形条件の中でやむを得ず急こう配や急カーブを有する構造となっておりますが、道路の重要度や交通量などに応じて、定められた構造基準に沿って設計されたものであります。次に、今後の対応についてでありますが、通行止めの措置については、地域の町内会長を通じて案内パンフの配布をお願いし、関係機関や団体などには文書でお知らせをし、さらに、現地には事前に予告の看板を設置平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録し、周知を図ったところであります。今後の対応については、交通止めについて反対のご意見もございますが、冬期間の一方通行は公安委員会などで認められないとの回答もあり、冬期通行は道路の構造や規格、交通量の関係からも難しいものと考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「
再質問 9番 大畠護
再質問をいたします。初めに、病院なのですけれども、今、答弁では、納付書を送り、また、滞納者には電話もし、徴収員も受けている。本人は、入院中だったのです。それも3年4か月間。身元引受人は、第三者でございました。年が明けましてから、身元引受人と親族の方がちょっと事情がございまして、民事訴訟になるということで、年明け早々に第二病院の方へ行って、今の滞納になっている実態を知ったのです。その後、私も15日に病院に行きました。事務長と次長さんとお会いし、相談を受けた市民の方と一緒に話を聞いております。督促はしていないというのです。この3年間に8万円ずつ2回入ったきりで、相談を受けた親族の方が、なぜ金銭を管理している身元引受人、この方は、病院の方へお小遣いということで、毎月、その方から息子さんあてにお金が振り込まれているのです。ないと言っていました。督促はしていないと。ところが、約2か月たった今月の4日 「実は督促をしてお、りました」という文書を持ってきました。私が不審に思うのは、このように長期間入院をされていて、しかも 150万を超える、先ほどの質問にあるように、もろもろのものが滞納のまま、一体、事務手続はどうなのだということなのですよ。そうすると、他にも似たようなケースがあるのではないかと、私はそれを心配しているのです。相談を受けた親族の方は、この支払いの責任はだれにあるのだと病院に聞きました。当然、その間の彼に対する身元引受人は、さきほど申し上げたように通帳も判も一切の収入を預かっているわけですから、この方の責任だろうと。その後、1月の27日か、28日に50万円納入したそうでございます。私は、一方では、経営健全化のために皆さんが努力しているのを認める。しかし、一方では、このようなずさんな事務が行われているのではないか、このことを心配しているのです。私は、何でもかんでも取れと言っているのではないのです。適正な事務手続をしているのか、このことが心配なのです。その点についてお聞かせください。なぜ2か月間も、督促をしている事実があるものであれば、2か月後に、しておりましたという文書を持ってきたのか。これは、私は、過去に「ない、ない」と言って 「実はありました」という苦い経験をしておりま、す。見えました次長さんも 「ねつ造か」と言われても仕方がないということも言っています。はっきりと病院、で、していないということを証明していながら、実は、2か月間、何の音さたもなしに 「しておりました」と。、これは、私は信用できません。そのようなことで、適正な事務手続をしていただきたいと、するべきだと思っております。その点についてお答えください。また、朝里川温泉についてですが、本当に掘ってみなければわからないのは事実でございます。3号井がその実証でございます。平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録諸説いろいろあるようでございます。ですから、いろいろな方の意見や提案を聞いて、そして本当に適地を選んできたと。これも掘ってみなければわからないと思いますけれども、しかし、1号、2号、3号と掘った実績がございます。その地質も、これもデータとしてきちんと報告書も見ておりますし、本当に適地を、3号井の二の舞にならないような確実な場所、これは掘ってみなければわかりません。非常に難しいと思いますけれども、十分検討をして場所を設置していただきたい、このように思っております。これは、答弁は要りません。最後に、豊井道線ですけれども、これは、ご承知のように赤岩については非常に急坂で狭い道もございます。場所によっては一方通行で、夏の間は対面交通ですけれども、冬期間、雪が降るとう回路を使ってその道路を一方通行にしている場所もございます。そのような工夫がなされなかったのか。説明会を3回ほどやったそうでございますけれども、冬期間を通行止めにするという説明はしていなかったのではないでしょうか。これは、つくってみて、その危険性がわかったということになれば、道路の設計上、ミスがあったのではないなのかなというふうに思わざるを得ません。その点についてお聞かせください。そして、来年はどうするのか。来年というのは、今年ですね。今年の冬はどうするのか。これは、やっぱり一方通行にするべきだと私は思うのです、あそこの地域のことを考えて。そしてまた、これをつくった目的からも、一方通行にしてでもあそこは利用するべきだと。再度、質問いたしますので、お聞かせください。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
第二病院の問題の詳細につきましては、局長からお話ししますけれども、ずさんな事務手続があるのかないのか、その辺はよく調査させるようです。それから、豊井道については、土木部長からお答えいたします。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 土木部長 松村光男(土木部長は2002年3月まで)
大畠議員の再質問にお答えします。1点目の説明会での冬期の交通止めの件についてですが、具体的に冬は止めますというお話をしたということにはなっていないようです。第1回目に提案したときには、6%以下ということで、ロードヒーティングをしなくていいようなこう配、そしてまた、幅員についても2車線道路という提案だったのですが、それが、さきほど市長から答弁でありましたように否定されて、規模、機能が1ランク下がってしまったという中で12%になったわけです。その時点で、冬は止めますという明確なお答えはしていませんでした。今回、止めたことについては、私どもも冬については危ぐをしていたのですが、地形的なことで言いますと、あの道路の沿線には、中間部分といいますか、ほとんどの部分、約 500メートル部分というのは両側に家もなくて、若干、木がある程度で、風が吹きさらしの状況だということです。そういう中で、吹きだまりもできるし、すぐ冷やされてつるつる路面にもなるということで、仮にヒーティングに代わる対応をするとすれば、人、機械を張り付けておくような対応しか方法がない、それはちょっと難しいということで、交通止めをさせていただきました。今後についてですが、今、お話ししたような状況から言いますと、来シーズンについても難しいのかなと。それと、公安委員会との関係で一つあるのは、冬の一方通行というのは、言ってみれば季節限定の一方通行というのは、これは公安委員会の見解なのですが、局部的にそういうことは認めがたいということ。それと、も平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録う一つは、あそこについては、祝津トンネルと高島トンネルの中間に飛び出していく、道道に取り付いていく道路ということで、危険な状態で交通量が増えるような対応をされては困るという公安委員会の見解も当初からございました。そんなことで、さきほど市長がお答えしましたように、来シーズン以降についても、現状では、技術的なものとか、違った何らかの安全対策が出てくれば別ですが、そうでない限りは来シーズン以降も交通止めにせざるを得ないと思っております。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 小樽病院事務局長 高木成一(小樽病院事務局長は2003年3月まで)
大畠議員の再質問にお答えいたします。第二病院に対してのご質問でございますけれども、私は病院事業会計の企業出納員という立場でお答え申し上げます。事務手続についてでございますけれども、ご質問のケースにつきましては、第二病院の特殊性が一つあることについてもご理解いただきたい。それから、議員もよくご承知のように、いろいろと経緯、経過がございます。これは、私どもは守秘義務がございますので、ここで細かいことを申し上げませんけれども、そういった第二病院の特性があるということについてご理解いただきたい。それから、督促手続につきましては、第二病院では、うちの方にホストコンピュータがございまして、第二病院では医事システムからそれを引き抜いて、手作業により督促業務をしております。小樽病院では、一部加工をいたしまして、督促、集金システムを構築してございますからすぐ出来るのでありますけれども、第二病院ではホストコンピュータからつながっているだけでございまして、そういった意味では手作業により作業してございますのでちょっと時間がかかる。それから、不正というか、おかしいことはないのかということでございますけれども、毎日の収入金につきましては、派出あるいは指定金融機関からの振込みを受けまして、調定簿により調定をして正しく処理をしているものと考えてございます。それから、今、ご質問がございました、議員からご指摘を受けて2か月もかかって督促状が出てきたということにつきましては、私も報告を受けてございまして、一部、第二病院の対応について誠意がないといいますか、そういうことがありましたことについては報告を受けておりますので、以後このようなことがないように十分配慮してまいりたいと考えてございます。( 議長」と呼ぶ者あり)「
再質問 9番 大畠護
今、豊井道線について部長さんからご答弁がありましたけれども、トンネルの中間にあるから危険だと。それと同じことをいつかも聞きましたよ。しかし、海岸線、今、豊井の浜の雪投げをやっている場所、あそこに出入口をつけてほしいとお願いをしたときに同じことを言ったのですよ。トンネルの間にあるから危険だからだめだと。雪投げをするようになったら付いたではないですか、その場所に。トンネルとトンネルの間、祝津から来ますと、祝津の一つ目のトンネルを出て、出口、二つ目のトンネルの間、海岸の方に道路ができたでしょう、部長さん。それから、雪投げをするようになったのですよ。だから、今の答弁はだましですよ、私にとっては。だって、つくれないと言って答弁をされたのですよ、い平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録つかも。だけども、その後、道路の出入口ができているのですよ。カーブミラーもついていますよ。それで、今、同じように豊井道線、あれだけは出入口をロードヒーティングをしてですよ、地域の住民は、朝の手宮のターミナル付近のラッシュ、これはすごいですよ。5差路、これを回避出来るのですよ、あそこが通れれば。今言うようにトンネルの中間にあって非常に難しいというのは、これは私は納得できません。これは、もう一度、十分検討していただきたい、このように思いますが、いかがですか。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 土木部長 松村光男(土木部長は2002年3月まで)
再々質問にお答えします。豊井道線に限ってお話ししますと、冬期間のことを考えて、私どもとして、当初は2車線規格にしてこう配も緩くしてということで、かもめ、高島団地の人たちの利便の向上ということで当初計画はそうしたのですが、その途中経過の中で地元の反対もあってということと、一方、公安委員会との協議の中で、道道のT字交差点、トンネルとトンネルの間の区間の短い中で大きな交通を流されると困りますと、そういうことがあった、その関連の中でお話ししたわけで、流してはだめということではなくて、大きな交通量を流すことについては困りますよと、そういうことがあったということでご理解をいただきたいと思います。