みんなの議会

小樽市議会 平成12年第4回定例会 2000年12月12日

公園の整備について

2000年12月12日、小樽市議会の一般質問で、秋山京子議員が「公園の整備について」質問し、市長 山田勝麿が答弁しました。

質問者
秋山京子 議員
答弁者
市長 山田勝麿

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 34番 秋山京子

最初に、公園の整備についてお伺いをいたします。現在、小樽市では、 250メートルの距離で、主にその街区内に居住する人の利用を目的とする公園を街区公園、500メートルの距離で、主に近隣に居住する人の利用を目的とする公園を近隣公園とし、さらに、 1キロメートル・ ・の距離で、主に徒歩圏内に居住する人の利用を目的とする公園を地区公園として、入船公園、銭函中央公園がこの公園に該当するとしています。さらに、総合公園として、小樽公園、手宮公園、長橋なえぼ公園を位置づけています。また、港湾部所管の勝納公園や運河公園も、市民に親しまれている公園の一つであろうと思います。今、物質的な豊かさとは裏腹に薄れゆく人間関係、核家族化とともに進む少子高齢化の流れの中にあって、21世紀に向かいゆく今日、公園の持つ役割を新たな感覚で整備すべきときと思います。21世紀プラン小樽市総合計画にも 「近年、余暇時間の増加など社会情勢の変化の中、市民の公園に対する要望が多様化していることか、ら、特色のある公園の整備や既存公園の再整備を進めていく必要があります」と示されておりますように、私も、特に中心部における公園に物足りなさを感じております。公園というその響きの中に、精神的な安らぎと、子供たちが体いっぱいにその喜びをあらわし、夢中に走り回る姿を連想いたします。しかし、最近の公園には子供たちの遊び回る姿は余り見かけられなくなりました。市で平 成 1 2 年 第 4 回 定 例 会 本 会 議 録はどんな視点で公園整備を考えておられるのか、また、特色ある公園とはどのような公園をイメージしているのでしょうか。お伺いいたします。河合隼雄国際日本文化研究センター所長は、著作の中で 「幼少時の自由な遊びが、その人の発想の豊かさ、、個性を伸ばしていく方向の模索などに大いに役立っている。子供時代の自由で豊かな遊びの保障ということから始めねばならない」と、子供の遊びについて述べておられます。このように 「あの公園で遊びたい 「遊ばせ、 」、、たい」と、それぞれが行動を起こさせる、そんな公園。幼子を連れた若い親たち、高齢者や体の不自由な方々それぞれの立場で子供たちの成長と夢を託す交流の場としての公園、高齢者の方も障害を持つ方も気持ちよく利用でき、憩うことのできる公園も大切と思います。そんな視点で中央部の公園を見てみると、最も新しい運河公園は、子供連れの目立つ、利用されている公園と思います。遊具施設棟は、幼児向きの運河公園にふさわしい帆船をかたどったアスレチック遊具で、人気を博しています。この遊具施設棟と、さらに水遊びが加わると最高と思います。夏の間だけ、公園の噴水の一部を自由に水遊びのできる場として開放すれば、さらに人気の公園としてスポットが当たることと思いますが、いかがでしょうか。港湾部のお答えをお伺いいたします。街の中心部で最も身近な公園、花園公園。市民会館、公会堂、体育館、花園グラウンド、野球場と公共施設も集中し、木の種類も多く、春は桜やツツジ、秋は木々の紅葉と、自然豊かなすばらしい公園です。しかし、この花園公園の中にあります遊具施設を持つ「こどもの国」や小動物公園は、とても寒々しく寂しい限りです。公園のその場に行くだけで 「遊びたい」という気持ちを誘う遊具 「今はできなくても、いつかは挑戦してみよう」、 、という意欲を起こさせ、ほかの子供が利用しているのを見ているだけで楽しくなる、そんな遊具を取り入れ、子供たちの「遊びたい」という気持ちを弾ませ、人が集まる楽しい公園の整備を願う一人です。例えば、京極町にあります「噴き出し公園」につくられているような、幼児から低学年の子供まで利用できるアスレチック遊具を設置し、ゆったりと遊ばせる芝生のスペースも取り入れた公園はどうでしょうか。また、入船公園や近隣公園には、高齢者や体の不自由な方が安心して利用できる訓練器具や遊具を設置し、機能訓練や健康づくりに役立つ面も取り入れてはいかがでしょうか。さらに、入船公園には身体障害者用のトイレ等も備え、安心して市民が憩い、ふれあう場、ノーマライゼーション公園として、高齢者の健康づくりと環境づくりに役立つスペースを持つ公園はいかがでしょうか。さきに挙げましたように、1つ、子供の豊かな発想、個性を伸ばす遊びを生かせる公園、1つ、世代を超えて交流のできる公園、1つ、高齢者や体の不自由な方たちの機能訓練と健康づくりに役立つ公園との視点で公園整備を希望しますが、いかがでしょうか。市のお考えをお伺いいたします。次に、女性議会の開催についてお伺いいたします。平成9年第4回定例会にて、男女共同参画社会を目指す上で、各分野で活躍されている女性を対象にして女性議会を開催してはどうか、また、その際には、女性議会の企画・運営を女性職員が担当することにより、職員のエンパワーメントが図られ、女性登用などの機会になるのではとの趣旨で提案いたしました。この提案に対して、「他都市の状況等を調査研究してまいりたいと考えております」と答弁をいただきました。その後、どのような調査研究をされたのかお伺いいたします。御存じのとおり、国においては平成11年6月23日「男女共同参画社会基本法」が施行されまして、今年9月2平 成 1 2 年 第 4 回 定 例 会 本 会 議 録6日、男女共同参画審議会より基本計画の答申が森喜朗首相に提出されております。この国の流れに沿って、各都道府県は義務化された基本計画策定に向かって動いている状況かと思います。小樽市にあっても、時期としては北海道の流れを見てとしておりますが、基本計画の策定をすることは決定しておりますし、男女共同参画社会へ向けて着実に進んでいくことと思います。、さて、小樽市における女性活動は早くから活発で、市の女性に関する施策も、女性国内研修、婦人大学講座女性セミナー、情報誌「ぱるねっと」の発行など、道内他都市に先駆け、実施されているところであります。さらに、男女共同参画プラン推進協議会のメンバーや各女性グループの地域に根差した活動には心より敬意を表しております。これらのグループのメンバーの日ごろの活動の中からの声を発言する場所としても、女性議会開催を望みます。道内他都市での女性議会開催は、昭和60年から4回開催しています苫小牧市をはじめとして、函館市、旭川市など34市中8市で開催しております。また、その目的も 「男女共同参画社会実現に向けて」や「広く女性の声、を行政に反映させるとともに地位向上をはかるため 、さらに 「私たちの望むまちづくり」など、開催の趣旨も」 、ほぼ共通しているようです。小樽市にあっても、ぜひ女性の視点からのさまざまな声を考えを行政に反映すべきと考えまして、再度、女性議会の開催を提案いたします。市長のお考えをお伺いいたします。次に、小樽市出前講座の開設についてお伺いいたします。「私たちは、意識的に、また無意識に日常生活の中でさまざまな学習活動を行っています。それらすべてが生涯学習であり、ふだん行っているサークル活動や趣味・文化活動から職業に関するものや資格取得、まちづくり活動なども生涯活動を実践しているといえます。本市では、このような市民活動を通じ、人と人が交流し、お互いに成熟していくことで、より住みよい暮らしや地域づくりが行われ、まち全体が人の活力と魅力で輝くような生涯学習のまちづくりへとつなげていきたいと考えています」との構想で、今年から出前講座をスタートさせたT市のパンフレットの一部を紹介いたしました。、その講座のメニューも92種類を用意し、出前講座の講師には市の職員が担当をしています。その講座内容はまちづくり、人づくり、暮らし、幸せ、未来、物づくり、安心、学びの8つの分野に分けられ、それぞれに講座名と担当する課を明記しております。この講座は、T市の市民を対象として、5人以上であれば市内どこへでも出前し、講義をしますという仕組みになっております。現在、小樽市ではこのような講座がありましたら、その目的も含め、お聞かせ願います。今、時代は情報公開という流れの中で、国にあっても情報技術の促進化を今国会で法制化しております。今後ますますさまざまな面でインターネットによる情報化も一段と加速されることと思います。だからこそ、人と人、とのふれあいの中で、生涯学習を通じ、ともに学び合う交流の場も大切なのではないでしょうか。この講座を生涯学習に視点を置き、市民が市政について学び、知ることにより、我が街の理解につながっていくことと思います。私は、この出前講座を実施するメリットの1つに、利用する市民は、そこでしか学べないことを勉強でき、さらに、市政に対しての理解を得ることができるということ、2つには、講師である市の職員は、市民に説明する立場から、小樽市の職員としての自覚と意識の向上につながる実践の職員研修の場となるのではないかと思います。また、現在、市の各課で行っている、例えば保健所の各種健康教室や消費者センターのセミナー、ボランテ平 成 1 2 年 第 4 回 定 例 会 本 会 議 録。ィアに関する各種講座などたくさんありますが、個人の意思で会場まで足を運び、参加されていると思いますこの出前講座は、市民に足を運ばせるのではなく、こちらから依頼のある場所へ出向いていくというところに意義があると思いますが、いかがでしょうか。市のお考えをお伺いいたします。次に、精神障害者福祉についてお伺いいたします。外見的には健常者と別段変わりなく、話を聞くまでは、数年間、心を病み入院していたこともわかりませんでした。Aさんは、現在、就職の内定を受けたととても喜んでおりました。Bさんは、13年間も病院にいたという方です。独立をして家庭を持ち、親に孫を見せてやりたい。それが自分の夢であり、最大の親孝行だと思っていますと話してくれました。この方も健常者と変わりなく見えましたが、2級の精神障害者ですと語ってくださいました。どこが障害者なのかと思えるほどでした。最近、このように一見して見てもわからないような精神障害者の方が多くなっているのかと、とても気になります。会って話をすると、それぞれ真剣に生き、生活をしていきたいと考えているのです。しかし、現実の話になったとき、申しわけないと思うのですが、どの程度まで接してよいのか考えてしまうのです。ある新聞の報道によりますと、精神障害者の数は、厚生省の96年度の推計によると、全国で 217万人で、このうち入院中の人は34万人、在宅は 138万人とありました。これから見ますと84%の人が地域社会で生活をしていることになります。平成11年度改正された精神保健福祉法に基づき、平成14年4月1日から、各市町村による精神障害者へのホームヘルプサービス制度が始まるのに先駆け、現在、モデル事業として、道内では帯広市、名寄市でこの事業を取り組んでいるそうですが、小樽市における精神障害者を取り巻く現状と対応、さらに、精神障害者本人や家族からの相談窓口等の体制と状況をお知らせ願います。なお、平成14年から実施されますホームヘルプサービス制度に対する市のお考えをお願いいたします。また、かかわりを持つ中で感じた点の一つに、周りの者が精神障害者に対して、病気そのものについての理解と知識がないために、どのように接してよいのかわからず、誤解をし、かかわりを避けてしまっているのではということ、次に、せっかく退院をし、社会復帰を目指しているのに、家族が社会から隠し、家庭の中に閉じ込めてしまい、気力を損なっているのではないかということが気になります。何とか地域社会の中で支えてあげられるような環境整備も必要かと思いますが、いかがでしょうか。人権にもかかわる問題だけに大変に厳しいとは思いますが、この件に関して市の考えをお伺いいたします。最後に、市役所入り口案内カウンター横にファクスの設置をぜひお願いしたいとの要望にこたえていただきたく質問いたします。情報通信システム研究室による「身体障害者の情報通信システム利用実態等に関する調査報告書」によりますと、アンケート結果で特徴的な点として挙げている中に、ファクスの保有率は、聾唖連盟及び全難聴の回答者で非常に高く、また、1日の利用率、利用回数、そして利用上の工夫もともに高く、パソコン等の保有率もパソコ、ン通信の利用率も、いずれの身体障害者の団体より高くなっていると紹介し、聾唖連盟及び全難聴の回答者は突発的な事態に対する不安感が特に強いと挙げております。まず、この調査報告をどのようにとらえられますかお伺いいたします。この実態調査にもありましたように、聴覚に障害を持つ方にとってファクスは必需品であり、身を守る大切な手段であるといえると思います。役所に来ても、手話のできない中途失聴者にとって筆談でのやりとりは大変な平 成 1 2 年 第 4 回 定 例 会 本 会 議 録ことと思います。事前に電話で確認をすることもできず、いろんな面でとても苦労しているそうです。ファクス設置を要望しているこの方は、平成8年、私用で大阪府枚方市に行ったとき、市役所で手続に関して小樽に問い合わせが必要となって、電話をかけることもできず困ってしまい、ファクスを借りられませんかと紙に書いて尋ねたところ、玄関のすぐ横に有料で利用できるファクスが設置されていて、大変に助かったそうです。このときの体験から、小樽市も市役所に有料のファクスがあったら、聴覚障害者も安心して利用できるだろうし、市民の皆さんも活用できて、とても便利だと思いますという願いが要望となりました。お伺いいたしますが、今まで福祉課の窓口にファクスに関しての要望はなかったのでしょうか。また、ファクスによる問い合わせはあるのでしょうか。福祉課窓口での状況をお知らせ願います。また、ファクスを市役所の入り口に設置となりますと、所管も違ってくるかと思いますが、この件についてのお考えもあわせお聞かせ願います。以上、再質問はいたしませんので、誠意ある御答弁をお願いし、質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

秋山議員の御質問にお答えいたします。まず、今後の公園整備についてでありますが、近年の公園利用に対するニーズは、高齢化と少子化の進展、また、お年寄りや子供たちと地域社会とのかかわり、さらには水や緑など自然志向の強まり、また、ノーマライゼーションとバリアフリー化など大きく変化し、その対応が求められております。このため、公園の規模や地区・地形特性などとの整合を図りながら、適切な機能と施設を持つ公園整備を進めていきたいと考えております。次に、特色ある公園整備についてでありますが、整備を終え、開設している公園の中では、自然に触れ、学ぶことを主眼とした長橋なえぼ公園や、多くの遊具を設置した朝里川公園、さらには、港の中で下水道処理場敷地を活用した広い多目的な広場等の機能を持つ色内埠頭公園など、立地特性や市民要望にこたえた公園づくりを進めてまいりました。今後については、御指摘や御提案にありますように、高齢化や子供たちの健全育成等、ふれあい、また憩いの空間として、利用目的、機能について公園ごとに検討し、地域に合った、地域に愛される特色のある公園をつくってまいりたいと考えております。次に、運河公園の噴水池の利用についてでありますが、暑い夏の時期には、幼児等が噴水池の水辺で遊んでおりますことから、池の水については、砂ろ過や塩素滅菌処理するなど水質浄化に配慮しているほか、池の清掃やごみの除去を行っております。プールなどと同様の水遊び場として開放するためには、現行以上の水質の確保や衛生面の強化、管理体制の充実が必要であります。今後とも一層の衛生管理等に努めてまいりますが、噴水池の利用につきましては、現状の利用形態で運営したいと考えておりますので御理解願いたいと思います。次に、女性議会の開催についてでありますが、道内各市の開催状況は、旭川市をはじめ8市で実施しておりますが、それぞれの実施方法や質疑内容等を調査し、事業効果などの検討をしてきたところであります。男女共同参画社会の実現に向けて、女性の視点を市政に生かしていくことは大変重要な課題でありますし、女性議会は有効な方法の一つと考えております。市といたしましては、これまで、女性問題連絡協議会や「市長と語る会」な平 成 1 2 年 第 4 回 定 例 会 本 会 議 録どを通じて女性団体の皆さん方から御意見を伺い、できるだけ多くの女性の声を市政に反映させるように努めてきたところであります。女性議会の開催につきましては、小樽市の男女共同参画プランを策定し、推進していく中で検討してまいりたいと考えております。次に、市政の現状や方向性などについて、一定のメニューに基づき、市の職員が地域に出向いて説明する、いわゆる「出前講座」についてでありますが、本市においては、このような仕組みによる講座として、心と体の健康づくりを目的とした保健所の「すこやか出前講座 、それから、応急手当ての知識の普及啓発を目的とした消」防本部の「一般救急講習・普通救命講習」などが現在行われています。そのほか、交通安全、消費生活、保健福祉、生涯学習などのテーマで、主催者から要請があれば各部で個別に職員が出向き、対応しているところであります。次に、出前講座実施に対する考え方についてでありますが、市民と行政がそれぞれの役割と責任を持って一体となったまちづくりを進めるためにも、市民との情報の共有は大切なことと考えており、また、御提言の趣旨も十分理解できますので、今後、他都市の事例も参考にしながら、実施に向け検討してまいりたいと考えております。次に、小樽市における精神障害者を取り巻く現状と対応についてでありますが、初めに、現状についてお答えいたします。精神障害者数は、入退院報告や通院医療費公費負担制度の利用者等の数を調査した結果では 1,809名となっております。このほかに、精神病院に任意で入院されている方や、精神科に通院していながら公費負担制度を利用されていない方などを加えれば、実数はこれより大きなものとなると思われます。この方たちに対する対応として、医療面では4つの病院 885床と2つの診療所が整備されております。社会復帰支援の面では、入所施設として生活訓練施設があり、通所施設として授産施設、共同作業所、社会復帰学級があります。また、居宅支援施設としてグループホーム、共同住宅があります。次に、精神障害者本人や家族の方に対する相談窓口の体制と状況についてでありますが、保健所では 「ここ、ろの健康相談」として週2回開いていますが、これ以外にも随時、来所相談、電話相談に応じており、必要な場合には訪問指導も行っております。担当者は専任の精神保健福祉相談員ですが、必要に応じて保健婦、医師が同席する体制をとっております。年間の相談件数は 565件で実人員 410名であります。保健所以外では市立第2病院精神科の医療相談室が受診についての相談を行っており、また、本年10月開設の生活支援センターが社会復帰の相談を行っております。次に、平成14年度から実施のホームヘルプサービス制度に対する市の考え方についてでありますが、小樽市においても、その実現に向けて、精神障害者家族会等の団体や市の関係部局、関係各機関とも協議しながら、ヘルパーの養成、研修等の課題について検討してまいりたいと考えております。次に、精神障害者に対する社会的な誤解や偏見が社会復帰を妨げているのではないかとの御意見についてでありますが、全く御指摘のとおりであり、市といたしましても 「健康教育事業」や「障害の日啓発事業 、外部団、 」体への後援事業としての「精神障害者家族大会」などを行っているところであり、今後も機会あるごとに市民の皆さんに正しい知識と理解を持っていただくよう、普及啓発に努めてまいりたいと考えております。次に、ファクスの設置について何点かお尋ねがありましたが、初めに、身体障害者に対するアンケート調査の平 成 1 2 年 第 4 回 定 例 会 本 会 議 録報告書に対する感想についてでありますが、聴覚障害者の連絡やコミュニケーションの手段として、主に手話やファクス、またパソコンなどが用いられておりますので、特にそのような通信機器の保有率、利用率ともに高いものと思っております。今後、情報通信システムの発達や技術の向上に伴い、障害者にもさまざまな機器が普及し、その利便性が高まっていくものと考えております。また、聴覚障害者に限らず、身体的に何らかの障害を持つ方は、災害等突発的事態に対する不安が強いものと思われますので、ノーマライゼーションやバリアフリーの理念に基づき、生活環境の整備を図るとともに防災、安全対策の充実に努めていくことが大事であると考えております。次に、ファクスでの市政への問い合わせについてでありますが、聴覚障害者の相談などについては、福祉部に聾唖相談員や手話通訳者を配置し対応しておりますので、ファクスについても大部分は福祉部で受けております。、また、市役所入り口へのファクスの設置につきましては、これまでも聴覚障害者の外部との連絡等については福祉部に設置してあるファクスを利用して行っておりますので、要望は受けておりませんが、今後も福祉部のファクスを利用していただきたいと思っております。なお、このことにつきましては、聴覚障害者の不安等を解消するために、正面案内係や福祉部の窓口に掲示をして案内をするとともに聾唖協会等を通じ周知してまいりたいと考えております。以上です。

出典:小樽市議会 平成12年第4回定例会 2000年12月12日 議事録 PDF(131ページ) 間違いを知らせる