みんなの議会

置戸町議会 令和6年第7回定例会 2024年9月12日

昨年の12月定例議会におきまして、置戸町の防災訓練の実施について

2024年9月12日、置戸町議会の一般質問で、山田耕平議員が「昨年の12月定例議会におきまして、置戸町の防災訓練の実施について」質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
山田耕平 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 山田耕平

おはようございます。それでは通告に従いまして町長に質問してまいります。私は昨年の12月定例議会におきまして、置戸町の防災訓練の実施についてという内容にて一般質問させていただきました。そして、そのすぐあとの1月1日に令和6年能登半島地震が発生してしまいました。私もちょうど家族で置戸神社で初詣に行き、北見市へ向かう途中に起きたこの地震はですね、改めて災害は時間や場所を選ばず、いつどんな時でも発生する可能性があるということを再認識させられた事象でございます。その後もですね、宮崎県の日向灘を震源とする地震が発生し、即座に南海トラフ巨大地震注意報が発令されたり、台風による被害が発生したりと全国各地で災害が発生しております。25我がまち置戸町におかれましても7月に発生した幌加山の林野火災、8月9日に発生した集中豪雨による洪水警報発令及び道路の冠水被害が発生しております。つい先日も集中豪雨により砂利の流出などが発生している状況になっております。特に幌加山の林野火災におきましては1970年、昭和45年以来、実に半世紀ぶりに発生した大規模の山火事となってしまいました。地元消防団員以外にも他地域からの応援や自衛隊派遣要請を行ってヘリからの消火活動などを行い、鎮火まで7日を要する災害となっております。改めまして、この場をお借りして消火活動に携わっていただいたたくさんの方々にこの場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。今回はあくまで幌加山という置戸町市街地から離れた場所での林野火災でありましたが、もしこれが民家の前にある山林で起こっていたらと思うとゾッとするような感じがします。しかも出火原因不明であれば、いつそのような場所で発生してもおかしくない状況であると私は考えております。このような現状を踏まえ、町長にお聞きします。我が町の防災体制は本当にこのままで大丈夫なのでしょうか。これから置戸町として考えている防災に関する施策や災害時の対策などをお答えください。お願いします。

答弁 町長 深川

おはようございます。それでは山田議員から置戸町の防災対策に対してのご質問でありましたが、山田議員におかれましては先ほどお話がありましたように、昨年の12月にもこのような防災訓練の実施についてご質問がありました。そして先般の山火事の際の行政報告の時にもいろんな質疑が交わされたことを記憶に留めております。あの総論にはなると思いますが、置戸町の防災対策について少しご説明をさせていただきたいと思います。近年想像を絶する自然災害が全国で頻発しております。世界でもそのとおりではございますけども、本町におきましても線状降水帯による異常な豪雨、部分的な豪雨、降雹、気象災害による被害、それから先ほどもご紹介ありましたように7月には山火事が半世紀ぶりに発生しております。町民の生活にも大きな影響をもたらしておりますし、多くの方々がその活動を支援していただいたことも感謝申し上げております。本町で災害が発生した場合においては災害対策基本法や国の防災指針、北海道の地域防災計画などと連動して作られました昭和39年に策定された置戸町地域防災計画に基づき災害対応を行うこととなっております。この計画の3章には災害対策本部の設置基準が定められており、風水害、雪害、地震、林野火災など10区分の災害発生時において被害の拡大が恐れられる場合についてはこの本部を設置し、その場合各課の職員、対策本部内での担当役割がそれぞれ定められております。しかしながら災害は先ほど議員もおっしゃられたとおり、いつどのような種類の新たな災害、近年でいけばコロナウイルスのような感染症も災害の一つだと思いますが、この置戸町防災、地域防災計画のなかにはそれはなかなかすべての災害を網羅したマニュアルとなっていないのは事実でもあります。また、実際の災害発生や事前の発生の恐れがある場合には、災害対策本部員となる各課長、各施設長へ情報伝達の方法についても緊急連絡網、その他ビジネスチャットでの一斉連絡、全職員においては庁舎放送のほか課内の連絡網や防災メールで一斉連絡を行い、本部に招集し対策に当たることとなっております。特に地震発生時においては安全の確保を図ったうえで、震度5以上の時は全課長、施設長が、震度6以上の時は全職員が登庁するよう連絡網を作ってございます。26しかしながら町の防災計画は、国や北海道との防災上の受け持つ範囲の違いなどから災害等被害が町内で発生し、まだ役場の機能が発揮できる状態であることを前提とした計画となっていますので、先ほど議員もおっしゃられましたように、能登半島地震のような大規模な地震に対して、まぁ脆弱な面も持っているのかと思っております。しかしながら、すべての災害に対応するような万能な対策っていうこともないのも現実だと思いますし、それに対応していくためには莫大な費用がかかることもご承知いただきたいと思います。災害規模が大きくなればなるほど国や北海道との連携した対応が必要となることから、本町といたしましてもそれぞれ必要に応じた災害対応について体制強化をこれからも図ってまいりたいと考えておりますし、防災計画の見直しも随時考えていかなければならないと思います。災害の種類や規模によっては役場や消防などが早期に適切な対策を取ることが難しい場合も想定されます。日ごろから自分たちの地域は自分たちで守るという自助・共助の意識啓発を図り、防災活動を実践していく自主防災組織が地域にとっては何より有効な手段だと考えております。災害時一番大事なことは、財産よりも自分たちの身を守るということが一番大事であるというふうに考えております。また、この自主防災組織は本町では今5地区で組織が立ち上がっておりますが、もちろん自主防災組織と言わなくても、町内会単位でコミュニケーションを取りながら災害に備えている町内もあろうかと思いますが、あくまでも自発的に組織されるものを考えておりますので、なかなか強要はできませんが、この自主防災組織の重要性を認識いただいて自治会などで啓蒙したうえで町の方でも自主防災組織の設立に向けて支援や活動支援を行ってまいりたいと考えております。7月に発生しました山火事につきましては先の議会の行政報告でもいたしましたが、改めて災害対応の難しさを痛感したところでありますし、この経験をしっかり検証し、今後の防災対策に活かしていかなければならないと思っております。議員もおっしゃられました、改めていつ発生するか、どこで起きるか分からない災害であります。役場職員と町民と一緒に防災訓練や防災講話などを実施しながら地域の防災力を高めていくことが大事だと思ってございます。災害時ですね、まぁ今日もJアラートは鳴らなかったですけども、有事ミサイルが被災、海に落ちたんじゃないかという報道もありましたが、どんな災害が起きるか分かりませんが、いろんなことをイメージしながら防災計画っていうのは立てていかなければならないというふうに私も思ってますし、そして万能ではない、計画ができても訓練がなければ実践に役立たないということも山火事の時に教訓として考えておりますので、新年度以降に大規模な防災訓練を計画してまいりたいというふうに考えております。

質問 6番 山田耕平

町長、答弁ありがとうございます。やはり地域防災計画でやはりこれはそのすべての災害対策には対応できない。まぁもちろんそれは当たり前だと思います。やはりどんな災害が起きるか分からない。そのすべてに対応する、さすがに予算が足りない、財源が足りない。もちろんわかるんですが、やはりそのなかでも対応できないであるとしても、やっぱり対応するための準備ということは事前的には行っていかなければいけないのではないかなと私は考えます。なぜ今回また防災についてこのように質問させていただいたかと申しますと、昨日の諸般の報告にてお伝えいたしましたが、先日消防組合議会議員として大阪の方へ視察出張に行ってまいりました。27そのなかで防災について学び、改めて自然災害の恐ろしさ、そして一朝一夕ではできない防災管理のあり方というものを学んでまいりました。特に大阪府高槻市では平成30年6月に最大震度6弱の大阪北部地震を経験し、そのわずか3か月後の9月に台風21号が25年ぶりに発生し、大きな被害を受けております。高槻市ではこのような大きな災害を短期間で経験したことにより情報共有手段や災害対応の長期化などの課題が露呈したそうです。特に情報共有手段が重要だったとのことで、現在では高槻防災という誰でも確認ができるポータルサイトを立ち上げたり、あとビジネスチャットツール、NTT西日本で提供しておりますエルガナというシステムを用いて、本部会議の開催や避難所との連絡を簡単に活用できるように行っているそうです。それと独自に高槻市災害情報共有システムというものを構築し、被害報告や避難所情報など全体の状況を即座に把握できるように運用していると学んできました。我が町も10月より置戸町公式LINEの方が動き出すというお話になっております。で、このような災害が発生した際にはいかに冷静に対応し、町民の命を守るためにやはりこのようなLINEも活用しながら、そのほかにもやはり防災のこういうポータルサイトや情報共有システムを必要であると考えますが、町長この点についてはどのようにお考えしますか、お答えください。

答弁 町長 深川

あの7月の山火事の際もやはり情報の伝達についてはやはり反省すべき点があったということも含めてLINEの構築も今年予算を組んでおりましたので、双方向、そして的確な発信ができるように構築していかなければならないと思っております。また一方でですね、本町の防災無線、もう10年前ぐらいですか、整備をさせていただいております。先行投資だったと思いますが、その機能についても今の時代に合っているかどうか再検証をしなければならないと思っています。駐在員の自治会長の皆さんにはこのような受信機を貸与しておりますが、なかなか受信機だけで情報が伝わるような時代でもありませんし、先ほど申されましたようにLINEだとか、それから本町でいけばUHBのデジタル放送だとか、いろんなツールを考えながら情報発信をしていかなければならないと思いますし、また一方で大規模な災害になれば公共放送や民放の方でも大きな報道、それから気象台の気象災であればそちらの情報もいち早く流れるようなこともありますので、どのような色分けをして情報発信していくかってことも考えていかなければならないと思います。やはりあの先ほども申し上げましたとおり、町がそれから消防団員がすべてを全部避難させたりできるわけではありません。その時には住民の方々自ら、そして隣近所の方とそれぞれ助け合いながら命を守る行動に出ていただかなければ防災にはならないというふうに思っています。本町にはさまざまな災害に応じて避難所を開設するように、そこの避難所については年々発電機設備だとか整備を順次図ってまいっております。まぁあの不断なく計画、それから訓練、これはあの怠ることなくその災害に備えていかなければならないというふうに考えております。議員も消防議員としてですね、今年の消防、山火事災の時も本部が置かれました消防の庁舎の方にも頻繁においでいただきましたし、それから8月の上旬、9日の集中豪雨の時もいち早くちょうど現場を通りかかったっていうことで、役場のなかでみんなどのような行動してるのかつぶさに見ていただいたと思います。9日についてはまぁ夕刻だったもんですから職員総出で土のうを作ったり、これ男女関わらずですね、全員必死で対応して、それでも少し被害は出たんですけども、まぁそれも一つ一つが経験だと思いま28す。そしてそれをあの嫌がらずですね、まぁ率先してやる職員の姿に私もこれから一緒に職員とともに防災対策を構築していかなければならないなと決意を新たにしたところでもございます。まぁあの予想できないのが災害なのかもしれません。しかしながら、先ほど議員もおっしゃられたとおり、いろんな備えをしていくことは大事だというふうに認識しております。

質問 6番 山田耕平

僕も8月9日の日はやはり雨の被害が非常に激しかったので、まぁ通りかかっても自分でちょっと町内一周してみたなかで、これはさすがに伝えなければまずいなと思い役場2階の方へ行きまして、いろいろ伝えて、いろいろな情報をそのなかで得ながら私も実際土のう作りの方に行かせていただいて、一緒にはい、体験させてもらいました。土のう作りが大変だということが非常に僕も身に染みて分かりました。あの重たいものを、1個20キロぐらいあるものを1個1個作って、一つずつであの時も多分、数200近くは作ったと思うんですが、あのそれを僕運ぶ係をやらせてもらったんですが、次の日両腕がパンパンになるぐらい大変でした。でも本当にあれを経験させてもらうと、土のう1個1個に対しても愛情じゃないですけど、これを大事にして、これが人の命を守るものなんだということを再認識することができました。私としても非常にいい経験をさせていただきましてありがとうございます。今町長からもありましたように、やはりその職員の意識等も大事であるということですが、そのなかであの令和3年3月です。このように置戸町防災ガイドファイルというものが全戸配布されております。その後令和4年9月に一部の改訂というものが行われていますが、今のところその改訂が一度のみで、このファイルをどのようにその活用していくのか、また、どのように活用していきたいのかというのがちょっと正直まだ活用しきれてないんではないかなというのが私の認識です。というのも、私は今この町を代表する議員という立場でいますので防災ガイドファイルとか認識してますが、結構周りに聞くとそんなの家にあったっけとか、あれどこにしまったっけという声が多く聞かれました。私もこの防災ファイルを読み込んでみましたけども、果たしてじゃあこの町民のなかで、中をどれだけ理解してどれだけこれを活用しようと考えているのかという人がどれぐらいいるのかというのは私も正直分かりません。この防災ファイルについて、まぁこれからの防災リスクが変動するなかで改訂の基準であったりタイミングというのはどのように町として考えているのか。そしてこのファイルが作成された令和3年以降ですね、気候変動や新たな自然災害のリスクが増しているなかで、計画に最新のリスク評価というものが十分に反映されているのかどうか。そして一度しか改訂されてない防災ガイドファイルが住民にどの程度周知されているのかというのを役場で認識しているのかどうか。今後のこの防災ガイドファイルを使った何か方針みたいのもあれば町長にお聞きしたいと思います。

答弁 町長 深川

議員のお話のとおり、率直に言えばですね、まぁこれ配られた時、令和3年ですか、町内会長さん通じて各戸に配っていただきましたが、そのあと、その時は見たかもしれませんが、どちらかというとテレビの下のところに入れたり、まぁそういう家庭が多いんだと思います。しかしながらこの時の改訂はですね、あの避難の指示を出しますというのが大きく国の方で改訂がされました。早めに避難をすることが大事だということで、避難勧告の町村の権限が相当下げられて、29ここからもう高齢者から先に逃しなさいだとか、そういう通知をしなさいっていうことが変わった点で、その時に改訂をしたものであります。今後の改訂の日程はちょっとまだ何も未定ではありますが、これの活用については今年もですね、コロナが明けて、コロナ間は研修会だとか講演会とかできてませんが、今年においても子どものひよこクラブの講話や、それから中学校、小学校、介護者の集いの防災講話など、担当職員がですね、今までに7回そんな講演会を催す機会を作っていただいて、そこの方々にまぁ防災に対しての講話をさせていただいたりもしております。そして避難訓練につきましても今年置戸高校が先般実施されましたが、今あの昨年の話でいって今年も打ち合わせをさせていただいてますが、勝山地区で地区の防災訓練を企画して、この秋以降に開催したいということで執り進めをしておりますので、そんな機会にもまたこのガイドブックの周知を図って、まぁ中身を要約してですね、皆さんに分かりやすいように広めていきたいというふうに思ってございます。次年度は110周年ということもあって、110周年の今検討委員会のなかで防災訓練をなんとか全町的な種類、災害の種類っていうこともあるんですけども、まぁどんな形かちょっとまぁ前回の大規模訓練から時間が経っているので計画をしていきたいということで 今練っているところでございますので、まぁこのガイドマップについてはいろんな再度講演会や講習会、いろんな集まりでですね、担当者を派遣してですね、再度広めていきたいというふうに思っておりますのでご理解いただきたいと思います。

質問 6番 山田耕平

そうですね、この防災ガイドファイル、本当に活用しなければもったいない、非常に中も、当たり前のことなんですが、この風雪や洪水、あと地震に対した対応、あと防災のハザードマップ等書いてありますので、本当に読んでもらって意識というか、認識をしてもらえるようにしなければいけないと思います。なので、例えば必ず町内会のまぁ総会の時にこちらを各家庭で持ってきてもらって、そのなかでまぁ1ページを必ず読むだとか、何かそのようにこれがあるんだよっていう、その読む機会というものをまぁ何か与えれるようにできればなと思います。で、今町長からもありました防災訓練、これは昨年私も質問はさせていただきましたけども、防災訓練もいろいろなやり方があると思います。例えば前回行ったような全町を使っての、置戸町内を使っての防災もですが、そのほかにも例えば役割分担を意識した訓練だとか、あと役場職員による情報共有やデジタルを使った訓練、その先ほど申し上げたとおり、いかに情報を伝達するかということを訓練でまず養っておくということも大事だと思います。あとそのほかにもですね、やはりこの主導、やはり先ほど町長が言ってる役場職員や消防職員だけではまかないきれないという現状があると思いますので、ほかの地域でやっていることに関して言えば、例えば地区ごとに防災リーダーというものを育成し、地域リーダーと検討と訓練を行うことによってそのリーダーに対し特別な訓練を提供するだとか、あとそのリーダーが主導することによって小規模の訓練、その地域ごとにですね、小規模な訓練をリーダーが実施することによって、今そこに住んでる住民が気軽に参加できるような訓練というものも行えれるのではないかと思っております。あと特に最近多いのがワークショップ型訓練ということで、まぁ避難所の施設運営を実際に行うだとか、物資の配布方法を実際に体験するワークショップを開催する。その時に住民が実際に手を動か30すことで災害時にどのようなことが必要なのかということを身につけるということもできると思いますので、ぜひですね、この防災訓練に関しては その110周年もそうですけども、まぁ来年なるべく早い段階で行っていただきたいと私は思っております。この災害に関してはですね、やはりこの突発的に起こる災害というのはもちろん予知が難しく、まぁ常に危機感を保つっていうことは非常に難しいかもしれません。しかし、一番あってはならないのがしっかりと事前に準備しておけば救えるはずだった命が救えなくなる。これだけは絶対に避けなければならないと私は考えております。置戸町はやはりこの災害に対していろいろ考えて防災訓練を行って、この防災ガイドファイルを活用した運動を行うことにより、しっかりした防災意識を持ち、近隣市町村のなかでもモデルケースになれるような体制作りを行っていける、そんな町になってもらいたいと私は考えておりますので、ぜひ町長そのようなまちづくりの方をお願いしたいと思います。これで私の一般質問は終わらせていただきます。

出典:置戸町議会 令和6年第7回定例会 2024年9月12日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる