みんなの議会

置戸町議会 令和7年第2回定例会 2025年3月16日

1件目は置戸町の観光に関する鹿ノ子ダムの周辺整備及び観光活用に対する置戸町の考えについて

2025年3月16日、置戸町議会の一般質問で、山田耕平議員が「1件目は置戸町の観光に関する鹿ノ子ダムの周辺整備及び観光活用に対する置戸町の考えについて」質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
山田耕平 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 山田耕平

それでは通告にしたがいまして町長に質問してまいります。1件目は置戸町の観光に関する鹿ノ子ダムの周辺整備及び観光活用に対する置戸町の考えについて116です。昨年総務常任委員会の所管事務調査にて鹿ノ子ダム周辺の調査を実施しました。現在は使われていないキャンプ場や森林体験交流センター、ワカサギ孵化放流施設まで中に入って調査することができ、やはり鹿ノ子ダムロケーション含め、この場所は置戸町にあって唯一無二の場所であるなと再認識いたしました。もちろん町長も一緒に視察に行かれましたので、その時の景観や施設の活用状況などを認識されたかと思います。森林体験交流センターの実情や、なかにあるカヌーの活用、その奥にある動物観察小屋や公衆トイレの利活用、また冬期間の湖面の活用と使われてない施設や場所がたくさんあります。私は一昨年の9月定例会にて置戸町のアウトドア観光に関する一般質問というものを町長の方に行っておりますが、それを踏まえまして置戸町として再度あの場所をこれからどのように活用していく考えがあるのかということを町長にお聞きいたします。

答弁 町長 深川

ただいま山田議員から鹿ノ子ダム周辺整備観光活用について町の考え方についてということでご質問いただきました。以前議員のお話もありましたように、アウトドアの振興とそういうことで鹿ノ子ダム周辺の利活用についても質問を受けた経過がありまして大きく変わってはいないとは思いますが、予め鹿ノ子ダム周辺の今の現状、それから歴史をお話しさせていただきたいと思います。鹿ノ子ダム周辺の施設でありますが、メモリーハウスは当時の指定管理者の経営撤退等から平成19年度に休館に至り、平成29年度に解体。森林体験交流センター横の動植物観察センターを平成16年度閉館。鹿ノ子キャンプ場を平成20年度休止。水資源確保と浄化施設の老朽化などにより、令和3年度には森林体験交流センター及び道路向かい側のトイレ、また旧メモリーハウス下のトイレ等を利用休止しており、現在はワカサギ孵化場とワカサギの釣り場管理を行っている状況でございます。かつては昭和58年に鹿ノ子ダムの竣工に合わせておけと湖周辺の観光を目玉として各種施設整備がなされてきました。主要な施設といたしまして温泉施設の鹿ノ子観光センター、宿泊施設のメモリーハウス、展望台それから売店、湖畔にはゴーカート場、上流部にはその後森林体験交流センター、ダム堤体下には鹿ノ子ダムキャンプ場などが整備され、置戸湖水まつりや水中生けすでの釣り体験、カヌー体験、さらには冬のイベントとしてユーイングザ冬、今も継続しておりますワカサギ釣り大会など四季を通じて町民のみならず、遠方からも多くの観光客が訪れ、置戸の大自然を楽しんでいただいた時期もありました。しかしながら施設の老朽化や平成28年に発生した度重なる台風被害により湖畔の被害も著しく、湖水まつりも中止となっております。また観光動向の変化により、年々利用者が減少し、同時に行財政が厳しさを増すなか、これ以上鹿ノ子ダム周辺施設に費用を投下すべきなのか議論をし、現在に至っております。今の観光といたしましては観光拠点施設を勝山温泉ゆぅゆに移し、コテージやトレーラーハウス、RVパークなどを整備し、大人から子どもまで手ぶらで来て鹿ノ子ダム周辺にある資源を活用したアウトドア体験などと結びつけて楽しんでもらえるようさまざまな観光ニーズを発掘してまいりたいと考えております。限りある予算のなかで鹿ノ子ダム周辺の自然豊かな環境を楽しんでいただくため、地域おこし協力隊員が中心となり、おけと湖1周サイクリングやサップ体験、自然を生かした取り組みを始めたほか、ワカサギ釣り場での運営を継続し、釣り大会も実施しております。今年の釣り大会117には多くの方がご参加いただきまして、申し込み開始から1日半で予約が埋まるほどの人気で、参加者からはぜひ来年も参加したいとの声もいただいております。設備だけではなく、体験でそのように多くのお客さんを呼ぶことも可能だと確信しております。環境整備においては周辺の草刈りを鹿ノ子ダム管理所のご協力で実施していただいてるほか、道路においては危険箇所が発生しないよう北海道に要請をしております。ハードに頼らない自然環境を楽しむおけと湖の観光利用をこの先も進めてまいりたいと考えております。各施設の老朽化に伴い、いずれは取り壊しが必要となる時期が来ます。現在、撤去取り壊しにも大きな費用が掛かる時代でございます。そんななかで現在、当面の間は建物は現状のままとし、定期的に巡回を行い安全管理を図っていく。これが今の進め方というふうに私は 判断をしております。

質問 6番 山田耕平

今、町長の答弁のなかにもありました置戸町の勝山温泉ゆぅゆを核として、まぁ鹿ノ子ダムを含めた豊富なこれ前回の一般質問の時にも町長がおっしゃったことなんですけども、美しい大自然をフィールドとした体験観光または本町の特産品の発掘・開発を中心に添え、観光振興策を進めることを有効だと考えていると、一昨年前の一般質問の時には町長がお答えされました。先ほど財政の内容であったりだとか鹿ノ子ダム周辺の今の現状を鑑みた時に、あれから1年半の歳月が経っておりますが、1年半の中で町長もおっしゃったように何もまだ着手ができていないというのが現状であると私は考えております。令和7年度の予算書のなかにもこの鹿ノ子ダム観光に関する予算というものは含まれていなかったと私は認識しております。そのなかで第6次置戸町総合計画のなかにある基本目標に、賑わいと活気あふれる産業のまちづくり、4観光の振興では施策の概要として、観光により地域の活性化を図るため、観光資源の魅力向上や観光PRを推進するとともに、観光振興体制の強化を図り、観光振興を図りますと記載されております。この基本施策のなかの(2)、観光資源の整備・充実に書かれている主な取り組み内容として、観光施設の整備、自然素材を活用した観光開発、新たな観光資源の発掘と特産品開発、個性的な観光イベントの推進、広域観光推進再生の構築、観光施策の新たな展開の推進と書かれております。これは先日議員協議会の中で提示された後期基本計画の中でも変更点というのもありませんでした。しかし、第6次置戸町総合計画実施計画、令和7年度から9年度のなかにある基本目標に、賑わいと活気あふれる産業のまちづくり、4観光の振興、ソフト事業の4番目にあるおけと湖周辺環境整備事業におきましても、令和7年度は130万円、そして令和8年度と9年度に150万円ずつという、今計画が入っておりますが、この数字で決して町として観光振興策をこの総合計画において進めてるように私は思えません。この点について町長はどのようにお考えですか。

答弁 町長 深川

午前中柏原議員の質問でもありまして、町が観光を進めてもなかなかうまくいかない。それから本町の場合の観光客の推進というところの軸は観光協会が担っていると。そして鹿ノ子ダムの周辺の観光資源はゆぅゆの方にシフトをしながら利活用を図っていくということで、私の考え方でありますし、総合計画も概ねそのようになっておると思います。あの計画はやはり絵空事とは言いませんが、本当にこうなればいいなっていうことを描いているのが計画だとも思いますし、そして金額的にはですね、先ほど言った百数十万円ぐらいではなかなか観118光振興がならないんではないかということでいけば、先ほどの金額はきっとワカサギ釣り場と環境維持、それから施設の保全のための経費が計上されてるのみだと思います。そんななかではやはり観光推進する上では午前中と重複しますが、観光協会の再構築も大きな推進方策の一つだというふうに考えておりますので、それにつきましては種々人材を獲得する、応募を求めていく、そんなことも含めて観光振興を図っていきたいと思います。あの午前中ちょっと言い漏らしてるのかもしれませんが、観光はもちろん来ていただく方に喜んでいただくのもそうですが、地域の活性化としては、それが商売となったり、雇用を生んだり、そして生業として成り立つかっていうことまで考えていかなければならないなかでは、やはり役場がやってもなかなかうまくいかなかったことが今までも多くありました。そんななかでは先ほど申し上げましたとおり、観光協会の独立を図りながら、そしてそれをサポートしながら観光振興を図っていくべきだというふうに思っております。鹿ノ子ダム周辺はやはり唯一無二のロケーションだと議員もおっしゃられたとおり、そのとおりだと思います。そしてそのなかに朽ちた建物があるのもそれは逆に汚点になるのかもしれませんが、費用対効果の部分から考えましても早急に良くしたり取り壊しをするということもなかなかできないという現状もご理解いただきたいというふうに思っております。

質問 6番 山田耕平

はい、ありがとうございます。私としてはあの施設を早急に撤去するだとかそういうことではなく、せっかくある施設なので前の一般質問でも申しましたが、何とか利活用できる方法はないのか。この間も中に入らせていただいた時に、やはり掃除をしてないのであの辺はやはり裏に森がたくさんあり、やはり虫の死骸等が非常に多く、床に落ちているような状況ですが、あれをしっかりと清掃をし整備をすればまだまだ使える施設ではないかなと、森林体験交流センターについては私は非常に強く感じました。それで今回ですね、視察をさせていただいたなかで天候にも非常に恵まれ、本当にあの周辺の魅力を全身で私も感じることができました。本当にこのような大自然に囲まれたなかでアクティビティを体験できたらどれだけ記憶に残るような体験というか、ことができるのだろうと考える時に、私のなかで最初に出てきた言葉というのが非常にもったいないなという言葉でした。森林体験交流センターのなかにあるカヌーを活用したら楽しいんだろうなぁだとか、みんながサップに、皆さんがですね体験、サップを体験した人から聞いた話ですごい楽しいですよと勧めてきたのがあの場にいると非常によくわかりました。冬のアクティビティに関しましても、近隣で言えば大雪ダムで行われているアイスカルーセルというアクティビティがあります。これは氷で覆われたダムを丸くチェーンソーで切り取り、ゆっくりと回しながら自然との一体感を楽しんだり、氷のメリーゴーランドと呼ばれ、非常に人気があるアクティビティとなっております。本来であれば本年2月24日にふるさとセミナー主催でおけトライプロジェクトアイスカルセル体験というものが行われる予定で、私も家族で参加する予定だったんですが、ちょっと条件が整わずに中止となってしまいました。しかし、その時の参加予定人数が50人を超えていたということで非常に皆さんが期待をし、楽しみにしていたイベントだと思っております。ただ、今回話にあげたサップとかアイスカルーセルにおいても基本単発での体験程度にしか留まっておらず、今後の鹿ノ子ダムの目玉にしていくにはもっと町からの支援や関係機関の働きかけが必要なのではないかと考えます。119また、今年は鹿ノ子ダムのワカサギ釣りが先ほど町長申すように釣果が非常に好調だったという話を聞いており、新聞報道でも午前中だけで300匹が釣れるよという報道も見つけました。しかし、そのなかでせっかく釣れているんだよという情報を得てもですね、ちょっと置戸に行ってじゃあ釣りをしてみようかなと思った時に、釣具などのレンタルを行うところがない。なので実際に町内会の知人から行きたいんだけど道具持ってないから行けないんだよねという声を耳にしました。そこでですが、先ほど町長から答弁がありました。勝山温泉ゆぅゆを核とした事業として、例えば勝山温泉ゆぅゆの施設内にですね、鹿ノ子ダムアウトドアアクティビティ総合センターというようなものを設置し、そこに観光に特化した人員を、観光協会でもいいですけど配置することにより、備品の貸し出しや観光案内を実施したり、例えば夏はファットバイクを使ってゆぅゆから出発して鹿ノ子ダムを一周するツアーを夏はずーっと行ったりだとか、様々な可能性が広がっていくと思われます。町長が答弁で答えていたこの勝山温泉ゆぅゆを核とした事業というのにこれが一番理想形であり、現実的な形でないかと私は思うんですが、町長いかがお考えでしょうか。

答弁 町長 深川

観光協会にこだわるわけではないんですが、観光協会は以前午前中の質問でもありましたように事務局長さんを外部から招聘をかけて振興を図ろうといった時に、商工会のなかに観光案内所っていう設備もあって、そこに移行しようかとか、それから勝山温泉ゆぅゆでもできるんじゃないかと、いろんなことがあったんですけど、その都度その都度ですね、タイミング合わないっていうか、指定管理者が撤退したりですね、いろんなことがありましてですね、実現していませんが、議員もおしゃられるとおり体験型だけでもお客は来ます。しかしながらそれを業とするためには、やはりさっき言ったように有機的に結びつけていかなければなかなか単品では儲からないって言ったらおかしいんですけども、収支は合わないんだと思います。人を呼ぶためにお金をかけるって言うだけで町も支援するのは一過性でいいんですが、それが回っていくということになれば、やはり推進力の母体としてはちゃんとした確立をして、収支計算をしながら計画を練っていかなければならないなと思っております。勝山温泉ゆぅゆから釣り場へ対する、まぁいろんなアプローチもしていただいております。釣りをした方はゆぅゆに安く入れますよだとか、そんな連携もとっておりますし、まぁ観光協会がゆぅゆに入って人員を配置して、そこでまぁ一定程度の観光案内だとか、それからアクティビティを開始する、やって実施をしていくというのも一つの手だと思いますので、今後考えてまいりたいと思いますし、ゆぅゆとも今後そのような可能性について探ってまいりたいと思います。

質問 6番 山田耕平

はい、ありがとうございます。ぜひこのような形でいろいろ実現の方していただきたいと思いますし、やはり私は先ほどから申しているとおり、非常にこの鹿ノ子ダム周辺の自然やロケーションというものは、それだけで観光の目玉になるくらい素晴らしい場所だと私は思っております。さらに近年はパソコンやスマートフォンなど、そしてお金までが電子決済ということで非常にデジタルというなかで、やはりこの大自然はデジタルデトックスとしての活用法というものが非常に効果的であると思います。 この非常に魅力ある、いわばお金の価値では測れない場所であると感じておりますので、ぜひ置戸町として財産であるこの鹿ノ子ダムの利活用をする施策をです120ね、いろいろと立案されることを願いまして私から一つ目の質問を終わらせていただきたいと思います。

出典:置戸町議会 令和7年第2回定例会 2025年3月16日 議事録 PDF(116ページ) 間違いを知らせる