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置戸町議会 令和5年第9回定例会 2023年12月14日

防災訓練の実施について

2023年12月14日、置戸町議会の一般質問で、山田耕平議員が「防災訓練の実施について」質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
山田耕平 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 山田耕平

続きまして2点目の質問です。防災訓練の実施についてということで、先日秋田地区におきまして防災訓練が実施され、参加された皆様が非常にためになったというご意見の方を伺っております。それが置戸町内におきましては2017年8月27日に常呂川氾濫の恐れがあるという想定のもとで大規模訓練が実施されましたが、それ以降一度も大きい訓練の方は行われていないような状況です。置戸町が発表しているホームページに載っているハザードマップ、こちらに関しましても1,000年に一度の大雨、こちらの方が想定された場合、常呂川流水域及び訓子府川流水域などの広い場所において0.5メートルから3メートルという高さの浸水が予想されるというふうになっております。置戸町に関しましては昭和50年に台風6号と寒冷前線の影響で360ミリメートルほどの1時間ですね、360ミリメートルほどの降水量を受けて大規模な水害が発生したということは記憶に新しいかと思います。で、町内には木材や家畜などが流れ、農作物への被害も甚大であり、当時はまだトイレ等が汲み取り式だったこともあり、糞尿等の悪臭が3日以上町のなかを漂っていたという記録も残っております。この大雨被害による大雨洪水の被害からもうすぐ50年が経とうとしておりますが、41実は置戸町の歴史のなかで大正11年にも大規模な洪水被害というのが発生しております。で、その53年後に昭和50年の大規模洪水が発生しており、ちょうど今、この令和5年、2023年、こちらに関しては今40もう5年とか6年ぐらいが今経ってる、昭和50年から経っているような状況です。したがいまして、もうこの50年の周期的に見ると、いつ発生してもおかしくない状況ではないのかなと思います。で、ここ数年では熊本等でも起こりましたように、線状降水帯が発生し、日本全国で洪水や浸水の被害というものをニュースでも見たりしてる状況で、置戸町でもいつ発生してもおかしくはありません。置戸町に関してはそのほかにも地震や大雪などの自然災害もこれから発生する可能性が高くなっております。で、置戸町として町民に少しでも安心を与えるために、この防災訓練の実施や、あと今現在の避難経路の確認などを定期的に実施していく必要があると思いますが、今の置戸町としての防災に対する意識というのが前回のその2017年に行った以降から少し薄れてきてしまっているのではないかなというのが私が思うところでございます。なので、町長としてこれから置戸町民への防災に対する意識付けや大規模防災訓練の実施についてどのようなお考えであるかお伺いいたします。

答弁 町長 深川

ただいま山田議員から置戸町の防災訓練の実施についてのご質問をいただきました。50年災のお話もありました。置戸の歴史でいけば、本当に50年に床上浸水等大きな災害が起きたというふうに記録が残っています。私は小さいときだったので記憶は定かではありませんが、そのときは大変だったというふうに記録されております。そしてそのあと58年に鹿ノ子ダムができて、この大きな災害ってのはその以降まぁこれに匹敵するような災害は起きていませんが、先ほど山田議員おっしゃられたように、周期的にはもうそろそろ何があってもわからないよというお話もなるほどなぁとお聞きしたところでございます。皆さん最近でいけばですね、記憶に新しいかと思います。平成28年8月17日に台風が何本も通ってですね、甚大な大雨被害、近年でいけば大きな被害が出ております。幸い人的な被害はありませんでしたが、一部住宅への浸水、道路河川の損傷など、常呂川上流部である本町でも大きな被害を受けました。もちろん川下である北見、訓子府、北見でも旧常呂、端野等はうちの何倍もですね、大きな被害になったという記憶があります。その際は本町でも対策本部を立ち上げて避難所開設を行ったり土嚢を手配したり、かなり逼迫した状況だったということを私も職員として記憶しております。またそのときの記録を見ますと、秋田地区住民センターには11名の方、中央公民館に64名、拓殖住民センターには60名、福祉センターには介護を要するような人も含めて14名、勝山公民館には4名と、合わせて150名余りの方が避難所へ退避したという記録になっており、やはりその緊張感っていうのは住民のなかにもあったというふうに思っております。その経験を踏まえて翌年の平成29年8月27日、市街地区を中心に大規模な模擬災害訓練を実施し、関係機関の協力のもと250名の参加をいただいて実施されております。訓練後の反省として放送巡回をした広報車のスピーカーからの避難の声が聞こえなかったなどの意見をいただいて、その後、出力の大きい車載スピーカーへの変更や充電可能な防災車の導入を行ってきました。また防災無線のデジタル化に併せて公共施設や自治会長宅、役場管理職宅へ防災無線、個42別受信機などを設置し、災害備品の拡充など、この間進めてきたところでございます。国でも自然災害が頻発していることから自助・共助・公助というキーワードをもとに、災害への体制づくりが進められ、地域における自主防災組織の結成が広く呼びかけられてまいりました。本町ではいち早く秋田、境野、勝山それぞれの地区で防災組織が立ち上がったほか、置戸地区においても川向3地区、緑栄自治会で防災組織が結成され、共助の体制づくりが取れることと一歩進んだ状況になっております。令和元年には境野地区で、本年11月19日、先ほど申された秋田地区でも大規模な防災訓練も実施されました。また勝山地区、緑栄自主防災組織でも避難訓練や学習会が開催されております。また、置戸中学校では東日本大震災の学習から大規模な避難訓練を行うとともに、置戸高校でも陸上自衛隊美幌駐屯地の協力のもと、近年避難訓練が実施されているところでもありますし、小学校におきましても防災学習が継続的に実施され、まぁ子どもたちへの防災意識の助成をしているところでもあります。先ほど議員もおっしゃられたとおり50年周期という話もありますが、災害はいつ起こるか分かりません。また昔から災害は忘れたころにやってくる。最近は災害は忘れる前にやってくるという言葉もあるぐらい、いつ起こるか分かりません。そしてその災害の種別も予想を超えた災害が起こっているのも事実であります。記憶に新しいところでいけば胆振東部地震による全道的なブラックアウトなども、これも災害であったと思います。風水害、地震、土砂崩れ、冬場の停電など、種類によって行政が担う公助の方法も違ってくると思います。また、役場の限られた人員のなかでは災害対策本部の運営や現場での対応、福祉避難所運営、各避難所の運営、高齢者や病弱者の避難誘導など、すべてを担うことは難しいと思います。大規模な災害発生時には消防団をはじめ地域、そして自主防災組織、そして町内会など、それぞれの皆さん方のなかで避難者の誘導や元気な方の自主的な避難をいただかなければ住民の安全確保はままならないと思ってもおります。このようななか、自主防災組織のない自治会におきましては組織の結成に向けご理解をいただくとともに、自治会の集まりなどで担当者を派遣し、防災講話などを行うほか、防災マップ等の皆さんへの周知、防災情報を今一度確認いただきたいというふうに私も思います。これにより防災意識の向上を図っていくことも大きな方法の一つだと思っております。先日私も参加させていただきましたが、秋田地区の防災訓練でも関係者から、そして参加者から、いざというときに慌てないためにも訓練がいかに大切かというお話も再三ありました。私も訓練に参加してみて、そのときになって不便や課題がわかるということが多いと実感いたしました。また、本町と防災協定を締結しております東京都多摩市の総合防災訓練が来年再開されると連絡が来ており、町の防災担当者を派遣し、置戸での訓練時の参考にしていきたいというふうにも考えております。まずは防災組織のある地区及び地域においては定期的な訓練の実施をお願いするとともに、防災組織のない地区におきましても引き続き組織の結成に向け啓蒙を図っていくなかで、できるだけ早い時期に勝山地区や置戸市街地区を対象とした大規模訓練を実施していきたいと思います。さらに消防団との連携演習や全町防災訓練などの実施なども関係機関や組織、町内会と協議をした上で開催の検討をしていきたいと思います。この防災訓練はですね、先ほども述べましたが、実際にそういうことをやってみてわかること、そして住民、そして町の人々が感じることが大きな防災の備えになるというふうに私も考えております43ので、この訓練については適時開催に向けいろんな方と協議を進めて、もちろん行政も、それから各関係機関にも要請をしてですね、時代にあったいろいろな災害に向けて防災訓練をこれからも実施してまいりたいと思っております。

質問 6番 山田耕平

今、町長の答弁でありますとおり、やはり災害というのは忘れたころにというよりも、忘れる前にやってくる。何だったら今この今すぐこの場で起きてもおかしくないというのが今の災害における現状になっております。そのなかで今現在置戸町のホームページに記載されているハザードマップの避難所に関してちょっと確認したいことがございまして、現在設定されている避難所として設定されてる施設のなかで、大雨災害では使用できない施設というのが実は置戸市街地内に4軒あります。4軒は川向住民センター、拓殖住民センター、置戸町地域福祉センター、そして中央公民館、こちらの4施設が大雨災害では使えないという施設となっております。そのほかにも設定してある避難所のほとんどが実は1階部分は使えない施設ということで黒い丸として表示されております。例えば、ぽっぽに関しても1階は使えませんよ。スポーツセンターに関しましても1階部分は使えませんという形になっております。で、もしこの昭和50年目は大規模水害が発生した際、もしくはダムが決壊するなどで置戸町内が浸水した際に、じゃあ一体どこに町民が避難すればいいのか。じゃあ避難所は一体どこに行けばいいのかというのが、あのハザードマップでは今現状大雨についてはわからないような状況になっております。こちらの方、どのようななんか具体的な避難経路やこの大雨時には、じゃあどこに一旦避難しましょうと、もしございましたら置戸町としてどのように場所に行けばいいのかということをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 深川

浸水被害を想定した防災マップでいけば、先ほど議員もおっしゃられたとおり、まぁ確率面ではありますが、一定程度この市街地区昔から常呂川を挟んで市街地区が形成されておりますから、浸水することを想定してですね、物理的に2階建てになってる施設がまぁ水害時の避難所というふうに設定されておりますが、1階は浸水する予定であるということから、まぁあの機械的に選定をしたと思っております。本当にダムが決壊するような大きな災害っていうのは実際には今のあの設定のなかではダムが決壊するということを想定した防災マップにはなっていないんですが、それも本当に大丈夫ですかと言われれば、それ自体大丈夫ですと言いかねない情勢であるのは事実でありますし、先ほど言いましたように、水害災についての避難所が過小であるんではないかということは認識しております。ただ、先ほど言ったなかでも地理的に高いところにあるところ、まぁ水害災になれば家屋がなくてもですね、高いところに移動しなければならないということもありますので、全部が全部ですね、高台に施設を作るわけにはいかないのでありますので、まぁあのスポーツセンターの2階だとか、それからぽっぽの2階、それから高い集会施設、川南だとか、常盤だとか、北光だとか、そういうところもその非常時には開放するような方法も考えていきたいと思っております。

質問 6番 山田耕平

まぁダムの決壊に関しては確かにすぐ起こるかどうかも分かりませんが、ただ1,000年に一度という大雨に関しては、全国で毎年のように今起こっている状況ですので、そちらも想定したなかで、やはり避難場所というものを設置しなければいけないのではないか44なと思っており、ただいま町長が申し上げられたとおり、高台の方に設置する。それであれば例えばスキー場のロッジを開放するとか、南ケ丘の管理棟を開放する等を、そこら辺も一部避難所として使えるような動きを取るべきではないかなと思います。あとこの防災備蓄品の保管場所も浸水のリスク等があると思いますので、こちらの方も体制を作り、整えていただけるようにしたいと思います。で、あともう一つ気になってその避難所の件で、そこの置戸町老人いこいの家も大雨時の避難所として丸印となっておりますが、こちらに関しましても多分この大雨のとき、洪水被害があった際にはかなり厳しい状況になるのではないかなというふうに思っております。でも町民が安全だと思ってそこに逃げ込んだときに被害にあったりしないかということも懸念されますので、ちょっとこちらの方もですね、もう一度見直すというか、もう一度その執行部というか、役場の方で見直す、確認する等を行って設定してもらいたいと思います。はい、あと先日ですね、総務課の方にて、私の方でヒアリングの方を行った際に、現状今大規模防災訓練を行うのでちょっと職員の数も足りてないんだよっていう話をお伺いしました。そしてあと災害が起きた際に、先ほど町長申したとおり、職員の数が少ないため各避難所に例えば派遣できる職員の数が限られたりとか、町民の要望に対して満足に応えられない可能性がある。逃げ遅れる人やその病気の方をどう移送するかということも含めてあると思います。そのなかで自主的な避難のやり方等を進めたいということもありました。でもそれをやはりやるにしても、防災訓練を一度行わなければ先ほど申し上げたとおり、町長も申したとおりですね、なかなか課題点が見えてこない。じゃあこのときには本当にどうしたらいいんだ。じゃあここの町内でもこの場所のところはこういうふうに声をかけていかなければいけないよねというようなものを、何かやはり先導して行ってあげないといけないと思います。先ほど町長から大規模な防災訓練等はこれもその多摩市の訓練を見てきて、それを置戸町にフィードバックするというような話もありましたが、やはり置戸町独自の災害というものもあると思いますので、この辺の大規模防災訓練もしくは小規模でもいいので、各自治会ごとでの防災訓練等を町が指導し、行っていくというような動きをとってもらいたいと思いますが、その辺もう一度町長の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 深川

もちろん以前も自治会を通じて防災の自治会長の集まりでも、この防災の重要性についてお話をさせていただいた経過もありますし、役場がなかなか今日防災訓練やりますから来てくださいでは集まらないのも現実です。やはり町内会のなかで、そして自主防災組織のなかで今日はやるからと住民の方に声をかけていただいたなかで参加者が多くなればなるほどその効果っていうのは、それから問題点の検証等もできると思いますので、まぁあの役場がやるか、自治会ごとで先か、どちらが声をかけるんだっていうことではなく、双方連携を取りながらそれぞれの防災訓練、まぁ規模についてはそれぞれありますが、大きなものだけではなくてですね、学習会でもいいんです。そしてその延長線上に訓練があればいいかなというふうにも私も思っておりますので、これからも町内会の皆さん、自主防災組織の皆さんとも連携をとっていきたいというふうに思っております。まぁ、あの老人いこいの家はどうしてかっていうことはちょっと今お答えがちょっと難しいんですけども、まぁあの当時設定したときのちょっと経過もわからないですが、役場と同じような高さにある施設なので、どういう水害に対してどうかなってこともちょっとあのこのハザードマップについて45もですね、それから計画についても再度見直しを図っていきたいというふうに思っております。

質問 6番 山田耕平

もう一度ハザードマップ等の見直し等はお願いし、そのなかでも土砂災害等も、いこいの家に関しましてはぎりぎりかかってるような状況でもありますので、そういう面も含めて見直し等お願いしたいと思います。で、先ほどから申し上げたように災害はいつ起きてもおかしくない状況であるというのは周知の事実だと思います。特に今、大雨について発言していましたけども、でもこれから考えるのは冬の寒い時期に、例えば大地震が起きた、もしくは大雪により交通麻痺等が起きたり、停電が起きたりしたときに、救助困難地域等が発生したときにどのように対応していくのかなど、非常に考えれば多岐にわたるものはもちろん災害なのでたくさんあると思います。そのさまざまな災害を想定して、いかに危険を少なくしていくかが大事であり、私たち町民が安心してこの置戸町で暮らしていくために必要な情報をどのように伝達していくのか。先ほどの質問でもしましたWi−Fi環境の整備も防災に役立つということで間違いはないので、守れる命が守れないような状況は避けなければならないと考えております。そのなかでも役場職員等はやはり有事の際に誰がどのように動き、このような状況になった場合には誰がこっちに行きなさい、誰かここの施設に行きなさい、誰が被害状況を確認しなさいというような確認をしなければいけない。それが多分ぶっつけ本番ではできないと私は考えておりますので、これからほんと早急に大なり小なり防災訓練の実施、あと避難経路の確認等をぜひ置戸町にお願いしたいと思いまして私の質問を終わらせていただきます。

答弁 町長 深川

実践を伴ってはなかなかいないのも現実でありまして、職員についても今も火災でいけば必ず在庁職員は消防に駆けつけて班編成が決まっておりますので、まぁそれぞれ任務ごと決まっております。それからこの防災につきましてもそれぞれどこの課の職員はこういう担当を担うということは明記されております。しかしながら、実際に動いていないのでそのときどうなるかっていうことは本当に訓練を通じて習得していかなければならないというふうに思っておりますので、訓練の大切さはもちろん議員と同じように十分承知してるつもりでありますので、実施に向けてですね、これからも進めていきたいというふうに思っております。

出典:置戸町議会 令和5年第9回定例会 2023年12月14日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる