みんなの議会

置戸町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月10日

JR北海道の支援策について

2019年3月10日、置戸町議会の一般質問で、小林満議員が「JR北海道の支援策について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
小林満 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 小林満

時間を延長されましたので、ちょっと長くしたいなというふうに思います。JR北海道の8区間の支援策でございます。平成28年の3月に10路線13区間を維持困難路線として公表されてから2年を経過しております。最近では、どういうふうになったか分かりませんけども、石北線等7路線8区間が存続を目指す区間というふうになっております。その間、行政報告もなしに2年間経過したんですが、非常に困惑しているというか、残念に思っているところでございます。最近の情報の中では、JR北海道とか国、国交省、北海道、北海道町村会、北海道市長会、JR貨物ということで、6者協議の中でいろいろ協議をされているというふうに聞いてますけども、沿線自88治体とのアクションプランの策定が大詰めを迎えているというふうに聞いています。この6者協議において、利用促進策や経費削減策等、どのように協議されているのか。また、JR北海道の支援策について、沿線自治体がどの程度負担しなければならないか、町長に伺います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

JR北海道8線区の支援策についてということでありますが、ご指摘のとおり2年前にJR北海道が維持困難線区として公表したのは13線区でありました。今はこのうち、宗谷、石北、花咲、釧網、富良野、根室、室蘭、日高、この8線区について、国、道、沿線自治体からの存続に向けた財政支援について協議が続けられております。この間、情報として行政報告も含めて、何もなかったぞというお話でしたけれども、それほどの進展がなかったというふうに理解していただいた方が正しいんじゃないでしょうか。この今申し上げたことからしまして、この間、5つの線区が減ったわけでありますが、その大きな理由というのは、JR北海道の経営方針がいろいろ変わったということと、沿線自治体の、ある種苦渋の選択ということから、5つの線区が結果としては諦めざるを得なかったというふうに言っていいんじゃないかと思います。国が公表しましたJR北海道の経営改善について、あるいはJR北海道の事業範囲の見直しに関わる関係者会議、6者会議でありますが、これにおける協議内容について、昨年9月と11月に合同の説明会が開催されまして情報提供がされたところでもあります。その中で、国の財政支援についてでありますが、2019年度と2020年度の2年間で総額400億円台、ですから401億円から499億円まであるということです。この400億円台ということで示されております。また、6者会議においては全道的な組織を立ち上げ、利用拡大、利用促進に取り組むこと。あるいはJR北海道の資産売却、あるいは徹底したコスト削減、さらには運賃改定によって経費削減を図ることが示されたところでもあります。しかし、現実にはそれからあまり進んでないというのが現実であります。JR石北線について、その支援策の内容につきましては、現段階において具体的な負担額や支援内容について、公表するまでには至っておりません。地方財政措置がない中で、地域の厳しい財政状況を踏まえると、現実的に負担可能な規模での支援内容になろうかと考えておりますが、今後、道や関係自治体とも協議を進めるとともに、利用促進に向けた取り組みを進めてまいるということになっております。どの程度の負担かということでありますが、今申し上げましたように、まだ公表はできません。できませんが、今年と来年の2年間ということになりますが、非公式ということで、ここだけの話として聞いてほしいんですが、置戸町的には10万円ぐらいだと思います。今年が10万円。10万円ずつ2年間ということに、その辺に落ち着くんじゃないかというふうに思います。当然、負担の問題について言えば駅舎があるところ、駅舎はないんだけども利用しているところ。また、駅があるんだけれども無人化になっているとこだとか、いろんな要素がそこには絡んでくると思いますけれども、そういうような金額にほぼなるであろうというふうに思います。先程、8線区ということで申し上げましたけれども、一つの線区がなかなかまとまらんというとこがありまして、ここが北海道が思うところでまとまれば、ほかの7線区も今申し上げたうちの負担の問題もその辺で収まるであろうと、このように思います。89

質問 7番 小林満

負担が2年で20万円ということに、何かちょっとこう少ないのか多いのか分かりませんけども、ちょっとこう残念かなという感じしています。出すんであれば、もっと1,000万円単位で出すとかって、そのぐらいの腹ないのかなっていう感じするんですが、それは後でご検討いただきたいなというふうに思います。そこで、もう一つお聞きしたいんですけども、この8線区が残ってもですね、今の試算では1年間で約110億円の赤字が出るというふうにJRは言ってます。仮に沿線自治体がその半分の55億円を出すということに、仮の話ですからそういうふうに思っていただければ結構だと思いますが、その55億円のうち交付税が約3割出たと。あと残りの35億円が沿線自治体で負担するとなると、非常に今町長が言ったように10万円どころでないんです。何千万円も出さなきゃならないというふうになるんでないかというふうに思います。そこで、非常に沿線自治体の負担はもちろんですけども、路線の維持については極めて厳しいのかなということが言わざるを得ないんではないかというふうに思います。国が400億円出すから、お前らも一緒に同じような同額を出せというような言い方もしているようですけども、そういう自治体に同じ水準を求めたこと自体が無理でありまして、非常に既存の制度では、なかなか対応できないんではないかというふうに思います。国は、もともと地元が受け入れられる支援策についてですね、もっと具体的にすべきだと思いますが、再度町長のお答えを聞きたいというふうに思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ここ2年間ぐらいの負担のことを言ったら、もう再質問はないんだろうなと思ってましたが、あくまでも公表はしないということでご理解いただきたいと思います。そこで、お答えしたいと思いますが、今決まっているのは、先程来申し上げましたように、2年間で400億円台を国が出しますというところまでしか決まってません。あと、その2年、3年後ですか、3年後以降どうなるかっていうことは、全くないです。全く決まっておりません。議員がおっしゃられるように、2年間の負担が思いのほか少なかったから、何千万円っていうぐらい言われないと、何か本当に残すような意識があるのかなんていうふうに言っていただきましたけれども、しかし、これは現実の問題として数千万円の提示をされたら、これは簡単なことではないと思います。しかし、鉄道を残すというのは、あるいはJR北海道が置かれている現状からすると、利用されている関係自治体の皆さんは、そこまでの覚悟を持っていただきたいというのがJR北海道の率直な考え方だと思います。しかし、現実は仮にそういうふうに提案されたとしても、それは北見市はじめ、関係する沿線の自治体にとって全く受け入れられるような数字では、私はないと思います。そのことはきちっと認識しておく必要があると思いますし、また、国がこれだけ出すから同じように沿線の関係自治体も同じ金額だけ負担すれというのは、あまりにも乱暴な言い方にしかならないという、そういう捉え方にしかならないというのが、私どもの主張としてあるというふうに思いますし、私自身もそのように思ってます。それはなぜならば、国鉄民営化がスタートする時点にいろいろあったわけでありまして、そのことを踏まえて考えますと、国としての責任は明らかにあるわけでありまして、それに見合うだけの責任は国としても果たさなければならないというのが、私どもの率直な意見です。90もちろん鉄道が、ふるさと銀河線のこともそうでありますけれども、北海道にとって公共交通機関としての鉄道が非常に大きな要素としてあるという認識も、また私どもとしてはきちっと認識しておく必要があるだろうと。しかし、それにはいろんな諸条件がありますよというのは、国に向かって主張していかなければならないことであるというふうに思います。

質問 7番 小林満

ありがとうございました。北海道のJRの関係については、基金が6,872億円ということで、国からもらっているようですけども、これはJR北海道が言っているんですが、来年、2020年には赤字に転落するだろうというようなことも言ってます。そんなことも含めて考えますと、非常に維持するのが厳しいのかなという感じもしてます。これからの6者協議も当然あると思いますけども、いち早くそういう情報を知らしてほしいというふうに思いまして、私の質問を終わりたいと思います。

出典:置戸町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月10日 議事録 PDF(88ページ) 間違いを知らせる