みんなの議会

置戸町議会 平成29年第11回定例会 2017年12月21日

前回9月定例議会で簡易水道再編事業完了に伴う後年度の負担及びこれらに関連する事項について

2017年12月21日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「前回9月定例議会で簡易水道再編事業完了に伴う後年度の負担及びこれらに関連する事項について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
佐藤勇治 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 佐藤勇治

それでは一般質問をさせていただきます。前回9月定例議会で簡易水道再編事業完了に伴う後年度の負担及びこれらに関連する事項について町長に伺ったところでございますが、今回重複する質問があればお許し願いたいと思います。さらに今回は上下水道料金の改定案について具体的に考えを伺いたいと思います。この料金改定案は、議会に対しては11月24日、町長提案として議員協議会で初めて説明がありました。また、町民に対しては11月30日を皮切りに、町内4地区で開催されました地域懇談会の席上で担当課長の方から説明をいただいたところでございます。内容につきましては、現在コンサルタントに委託調査を進めている簡易水道ならびに下水道事業の経営戦略策定に基づき、中間的な資料や報告に基づいて町の方針案が示されたというふうに認識しているところでございます。この経営戦略の目的とするところは、上水道あるいは下水道ともに料金の見直しを主眼に置き、長期借入金というべき起債の償還計画や他会計からの繰入金の推移、あるいは料金の回収率など、 複雑多岐にわたる資料の内容と、それに基づく料金改定率について何通りかのシミュレーションを示し、25最終的には町の考え方として上下水道の料金見直し案が提示されました。簡易水道の料金見直し案では、10立方メートルまで1,650円の基本料金は据え置きをしても、1立方メートルからの使用料が水量に応じて3段階に区分し、多量に消費されるいわゆる大口に消費されるものに対しては単価が上がるという逓増料金性の導入という、初めての試みの料金体系であります。一方、下水道料金におきましては、現在の基本料金及び超過料金の見直しにより、それぞれ値上げするもので、従来の上下料金双方ダブルのカウントと言いますか、そういった料金体系とは異なり、個別の料金体系制度を導入し、説明を受ける方としては大変戸惑いと言いますか、理解に時間を有するものでありました。それでは、通告によりまして次の項目について質問させていただきます。まず第1点は、上水道料金と下水道料金の現状と値上げに至った経緯について再度伺いたいと思います。第2点は、一般利用の90%が20立方メートル以下と言われ、これに該当する上水道の平均値上げ率が20%、下水道の基本料金が1,650円から2,060円で25%、10立方メートルを超える超過料金が1立方メートルあたり1,650円から222円で35%の値上げ案に対する考えをお聞かせいただきたいと思います。第3点は、料金改定の実施時期について伺います。具体的には条例改正の提案時期、それに伴う住民周知の期間、改定料金の施行日など、予定スケジュールについて現状でお聞かせいただきたいと思います。以上について、まず3点について伺います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

それではお答えをしたいと思います。上下水道の料金の改定の問題につきましては、町民の生活において、ある種住環境を含めてでありますけれども、最も関心の高い、しかも日常生活において極めて関心の高い部分だろうと、このように思います。それだけに丁寧な説明、また改定に当たってのご理解もいただかなければならないという思いで、ずっと今日まできました。それだけに現状も含めてでありますが、いろいろと調査をしてきました。また、状況によっては専門家の人たちのご意見等もいただきながら、将来に向けて、この上下水道の問題についてどうあるべきかというようなことのご意見もいただきながら進めてきたわけであります。議員の方からもお話がありましたけれども、この改定については上水道、下水道事業の経営戦略として外部委託をしてきました。広く将来にわたりあるべき姿、またコンサルタントと協議を重ねながら料金の考え方、そうしたものをまとめてきました。それを受けまして、4地区で開催の地域懇談会あるいは地域の開発期成会で町としての考えをお示しをし、ご意見をいただいてきたところであります。上下水道の料金はご承知のように、基本料金1,650円で11トンからは1トン増すごとに165円が加算されます。これは上水道も下水道も同じ料金体系になっているのはご承知のとおりであります。これまで消費税が改定されたごとに料金にその消費税分を反映してきたわけでありますが、実質の値上げにつきましては、ご承知のように11年前になろうかと思います。町村合併の問題があ26って、それがうまくいかなくて、単独でいきましょうと言った時に、自立の単独の方針を打ち出しました。その際に水道料金について14.3%値上げをしたわけでありますが、それが11年前でありました。今回の値上げに至った経緯でありますが、上下水道会計における料金回収率につきましては、本町の場合20%台であります。この料金回収率が低いのは使用料以外に他の収入、他の収入とは言っても本町の場合に限らないと思います。他の自治体でも多くは同じような状況かと思いますが、この使用料以外の他の収入という部分では、繰入金であります。まあ交付税措置もありますので、そうしたことの内容も含めてでありますけれども、交付税でまかなわれていることがこの大きな意味合いであります。平成27年度、総務省が公表している全国の平均値でありますが、水道が53%、下水道が64%でありまして、本町の上下水道特別会計が結果として、いかに繰入金に依存しているかということがご理解いただけるかなというふうに思います。20%台であります。簡易水道の統合にかかる事業費でありますが、平成31年度まで、まだ2年ほどかかると思います。31年度の必要とする事業費については、30年度で2億5,000万円、31年度で1億5,000万円を予定しておりますので、全体通してでありますが、約32億円というふうに見込んでおります。ただ、議員もご承知のように、最近は事業費の高騰と言いましょうか、いろんな物価の値上げと言いましょうか、上がっておりますので、これらの事業費については多少の増は考えていなければならないかなというふうに思っていますが、今のところ31年度の完成までの間で32億円くらいになろうかなと、そのように思っております。また、下水道の整備にはこれまで約47億円、また、昨年度まで長寿命化計画に基づく改修工事は置戸地区、境野地区合わせて3億4,000万円ほどになります。人口減少による契約件数の減少によって、料金収入が明らかに減少して行く中で、これら設備投資に伴う地方債の償還、あるいは施設改修のコストは今まで以上に必要になってくるであろうというふうに予想されます。このような状況下で上下水道事業を安定的に運営していくためには維持管理費の効率化、さらにはコスト削減を図るか、さらには料金を値上げするか、使用料金を値上げするかという、こういう方法しかないだろうというふうに思っているわけであります。こういう中で維持管理ではご承知のように遠方監視による最少人数での管理をはじめ、水道統合後は勝山の浄水場、春日地区との関連がありますので、平成31年度頃になろうかと思っていますが、勝山の浄水場を廃止したいと、このように思っております。また、留辺蘂の八方台にある井戸、これについては来年度廃止を予定しているところであります。こうした施設統合によって効率化を図っていきたいというふうに考えているところであります。また、下水道の接続率は現在9割以上ですが、出来る限り100%になるように接続率の向上にも努めていきたいというふうに思っていますが、これはなかなか今までも努力した結果として、9割を超える状況でありますけれども、なかなか目標は高く100%掲げていますが、非常に難しいというふうにも思います。ただ、いろんな下水道を整備する時にもお話してきていますが、いろんな生活環境の問題、衛生上の問題を含めてでありますが、さらに一層ご理解をいただいて、この接続率の向上に努めたいと、このように考えているところであります。これら近々の課題にやはり立ち向かっていかなければならないわけでありますが、経営努力と料金27の値上げにより、できる限り一般会計からの繰入金に頼ることがないように努めなければなりませんし、次の世代への負担というものも可能な限り低減していくことが私どもの責務と考えているわけであります。続きまして、上下水道の料金のアップ率の考え方でありますが、上水道につきましては現在の基本水量、議員の方からもご紹介がありましたけれども、10トンまでの一律1,650円という考え方を改めました。この基本水量は水道の普及促進を図ると同時に公衆衛生の向上、さらには生活環境の改善、風呂だとか洗濯水の処理の問題等もあるわけでありますが、こうした生活環境の改善というのを目的に、10トンまでは使ってくださいというようなことで、政策的な意味合いというのがこれにはあったというふうに思っています。しかし、現在は限りある資源を大切にする節水への対応、さらには10トン以下、置戸町の利用者数の約半数が10トン以下でありますが、この10トン以下の少量使用者の負担の公平性から、1トン使用するごとに課金をしていく従量料金と言いましょうか、このようなことをやっていきたいと。同時に逓増制も導入して、多く水を使用する方については負担が多くなる料金体系をひいていきたいと、このように思っているところであります。1トンから10トンまでは1トンごとに25円、11トンから20トンまでは210円、21トン以降は230円としました。料金の算出の例としまして、 1ヵ月5トン使用した方は基本料金1,650円に 5 トン×25円でありますので1,775円になります。アップ率は7.6%ということになろうかと思います。同様に10トン使用した場合については、現行の基本料金1,650円が1,900円となりまして、アップ率は15.1%ということになろうかと思います。20トン使用した場合は、現行3,300円が4,000円となりまして、アップ率は21.2%ということになります。このように使用水量が多くなるほど現行料金に比べ負担が大きくなりますし、節水に努めた方には負担が少ない料金システムを考えているところであります。次に、下水道料金についてでありますが、こちらは現行どおりの課金システムに変更はありませんけれども、10トンまでの基本料金を1,650円から25%アップの2,060円、11トンからは1トンごとの超過料金は現行の165円から35%アップの222円に引き上げたいと考えているところであります。このような形態にしたのは、水道会計より下水道会計の方が施設管理や、あるいは維持経費の負担が大きく、経営状況が厳しいことから少量使用者の方にも均等に負担していただくことをお願いするものであります。上下水道を合わせたアップ率でありますが、10トンの場合現行の3,300円が3,960円となりまして660円、20%アップということになりまして、道内の同じ規模の自治体平均が3,700円というふうに言われておりますので、 3,960円でありますから少し道内の平均値より高くなるということであります。料金改定につきましては全国的に自治体共通の課題でありますし、今後値上げが想定されるというふうに思っておりますが、新聞等でも時々目にしているかと思いますが、近い将来、この3,960円、もしくはそれ以上が平均値となるのではないかということも予想しているところであります。そうした観点からぜひこの3,960円、20%ほどのアップになりますけれども、ぜひご理解いただきたいと、そのように思っているところであります。また、そうした意味では今後の社会情勢の変化28に伴って、こうした料金の関係については町民の方々と使用者の方々と十分協議をしながら理解を深めていくことになろうかというふうに思っています。最後になりますが、料金の改定の時期であります。過日の地域懇談会の席上では平成30年4月の検診結果にもとづきまして、5月から新料金へ移行したいというふうに申し上げているかと思います。使用料の値上げのことでありますので、慎重な議論が必要でありますし、町民の皆さんに周知する時間が必要でありますので、今後の進展によっては来年の平成30年6月になることも想定しているところであります。いずれにいたしましても議員の皆さんとも十分協議をした上で進めたいと思いますのでよろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

質問 4番 佐藤勇治

それでは今、上水道それから下水道の置かれている状況について詳しく町長から説明をいただきました。それと合わせて地域懇談会あるいは議会の協議会の中でも資料の中で返済計画と言いますか、そういったことが表の中で読まれておりまして、かなり詳しい資料をいただいているところでございます。状況については十分私は理解したと思っておりますが、それで若干まだ正式には提案されておりません。それで、これから具体的に町民の声も含めて、いろんな形で今後の値上げ案についていろいろ検討が加えられると、そういうふうに私は理解をしておりますので、これは上水道、下水道とも公共料金という、そういう位置づけを考えた時に、先程町長のお話の中にも慎重にも慎重をというお話がありましたので、そういったことで、その性格上今後もいろんな形で、まだ検討が加えられるということで、まだこの案がコンクリートになっているとは私も思っていませんが、そんなことでこの案に対して、私の考え方について若干申し上げたいと思います。まず、料金体系なんですが、今まで本当に165円、基本料金10立方メートルまでは1,650円ということで、これは上水道、下水道とも同じ料金で、非常にシンプルな料金体系だと思うんですね。私ども、この1,650円がどの程度上がるかなという判断というか、そういう思いで、実はいずれにしろ9月の議会では町長は上げたいという方針を示されていましたので、じゃいくらぐらいかということで、そのことの単価の上がり方、あるいは基本料金の上がり方はどうなのかなということで、ちょっと注視していたところであります。そんな中で今回簡易水道については基本料金は据え置き、そして一方超過料金については1立方メートルから10立方メートルまでは、今までは基本料金だけだったんですね。それが一律利用者負担ということで10立方メートルまでは25円、11立法メートルからは210円、 21立方メートルからは230円ということで、逓増料金体系と言うんですか、初めて私も耳にした体系なんですけれども、こんな料金の設定の仕方があるのかなと思って、初めて聞いておりました。電気料金については何かこれを利用しているような話も伺っていますが、そんなことで簡易水道の料金体系が大きく変わったということと、それから一方、下水道については基本料金も上げると2,060円に。そしてこれについては10立方メートルまでは2,060円ということでそのまま据え置き、10立方メートル以降ですね、一律222円。165円から222円と。こういう上げ方で先程の話の中ではかなり下水については現在までもいろんな面で投資もしてますし、この償還計画29の中ではかなり今年も1億6,000万円ほど繰り入れしています。相当下水については大きな財政負担ということも認めることはできますが、そんな中で、どうも1点目は料金体系に何か統一性がないなという気がします。これはそれぞれの簡易水道と下水道と、それぞれ設備のいろんな今後の状況を含めて設定しているということなんですが、もう少しこの料金体系がシンプルにならないのかということを若干思いました。そんなことで、今後もし検討される余地があれば、もう少しその辺のことを検討するべきでないかという思いがあります。それから料金の単価の上げ幅なんですが、これについては水道料の10立方メートルまでの単価が25円ということで、これは高齢者あるいは一人暮らしの方には相当配慮された単価ではないかと思っております。いずれにしろ、今まで10立方メートルまでは1,650円で基本料金のみということでありましたけれども、皆さん方に公平に負担していただくということでの25円ということの設定で、今までどおり少量利用者にとっては配慮されているというふうに私は理解をいたしました。それと営農料金の話になるんですが、これについては基本料金を4,650円から半額の50立方メートルまで2,830円ということで、これは大幅に見直しをされております。しかも、単価につきましては60円ということで、今までは92円だったんですが、こういったことを含めると営農料金についてはかなり配慮がなされているかなと思いますし、50トンを超えると92円から100円ということで、これの上げ幅がおよそ10%程度ということで、今言った一般消費者の値上げ幅とはかなり配慮した上げ幅かなと、そういうふうに私は理解しました。それとただ、一方ではですね、大口消費者と言われる事業所の負担ですね、これについては相当逓増料金体系ということで、大きくなるのかなあと、その心配は若干しております。例えば病院だとか老人福祉施設、それから飲食店、温泉、床屋さんなど、水を多く使うところについてはもろにこの逓増料金というのはかかってくるわけで、それがどの程度かちょっとわかりませんけれども、特に人がそれぞれ生活されている施設というか、事業所についてはかなり大きな負担なのではないかという、そういう思いが一方ではしたところでございます。そんなことで、今この2点について若干町長の思いがありましたら、まず料金体系について何らかのもう少しシンプルなものにならないかということと、単価の上げ幅の大きく影響するところについての考え方ですか、それについての配慮と言いますか、そういったものが今後どう配慮できるかどうか、その辺のところ、この2点について伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ご質問の一つ一つにお答えはできないかもしれませんが、全体的なことでご理解いただきたいというふうに思います。私どもいろんな、先程も申し上げましたけれども、いろんな角度から、そして現状置かれている簡易水道の状況、それから下水道の状況、そうしたことを勘案しながら提案をさせていただいているわけであります。コンクリートではないんだろうというふうに言われましたけれども、私は生コンクリートぐらいに思っています。時間は必要であろうというふうには思いますが、ご承知のように時間が経てば経つほどこの生コンクリートは固くなってくるというふうになろうかと思います。それだけに、この期間は私どもとして町民の方々に少しでも理解を得るように努力をしていかなければならないというふうに30思っております。正式提案ということになろうかと思いますが、最終的には6月くらいからというふうに申し上げておりますが、1月ぐらいに臨時議会を開催し、その時に提案をしていきたいと、このように思っております。それから料金をもっとわかりやすくというか、簡単にできないものかというお話がありました。よくわかります。私もそれが望ましいというふうに思っています。下水道が整備された時に、上水道と同じようにというふうに設定しました。まさにわかりやすいというよりも、むしろその時は下水道でどのくらいコストがかかっていくのかというのがわからないということも含めて、まあまあ負担していただく方々には上水道と下水道と一体のものだから、こういう形が一番わかりいいんじゃないかということでスタートしたというふうに思います。しかし、今日時代が変わったというよりも、家庭生活が大きく変化して来たというふうに思います。また、家族構成も大きく変わってきたというふうに思います。そうしたことを含めて、先程来申し上げているように、今までは簡易水道も10トンまでは1,650円という形をとってきたわけでありますけれども、今度は 1 トンあたりという形で負担をしていただこうというふうにしたのは、そういういろんな高齢化も含めてでありますけれども、そうした観点からそういう方向を打ち出させていただいたわけであります。それから、営農料金でありますけれども、率直に申し上げて、もう少し上げたかったというのが率直な私の思いであります。多分、上下水道の、今提案している、お話している価格と言いましょうか、単価の問題で言えば、私自身はもう少し上げたいという思いはあります。ただ、先程、冒頭申し上げましたけれども、飲み水はやはり命の源と言っていいんだろうと思います。それだけ日常生活において極めて大きなものでありますから、全体的な会計収支だとか、そうした問題だけでこの問題を論ずるわけにはいかないということから、今提案しているような内容になっているわけであります。これからまだ時間がありますけれども、議員の皆さん方のご意見もいただきながら、少しずつ整理をしていきたいというふうに思っていますが、今までお話をしてきているような内容について、ぜひ議員の皆さん方のご理解もいただければなと、そのように願っているところであります。

質問 4番 佐藤勇治

限りなくコンクリート。生コンからコンクリートの塊にきつつあるというお話でありますけれども、ただ、今やっと懇談会、4地区。それから私も議員協議会、それから4地区の懇談会、それから地区の期成会の総会、計6回この値上げ案についてお話を伺っております。そんな中でも、やはり正直言ってこの料金体系がなかなか複雑で理解しにくいというか、自分のところに当てはめればどのくらいの負担になるのか、すぐ出ると思うんですけれども、ただ、まだ町民の方については十分にこの辺のことを浸透していないというか、地域懇談会も4カ所で計合わせますと100数十人くらいだったと思うんですが、これが今後正月を挟んでいろいろお茶の間の話題にはなっていくんではないかと思いますが、まだそこまで浸透はしていないというか、行き渡っていないんではないかと、そういう思いがあります。そんな中で、やはり一定程度の時間が必要ではないかという思いがあります。 6月頃を施行期日にしたいというようなお話でありますけれども、そこで私の方ではちょっと意見としては、この公共料金の値上げについては大きな都市だとか、そういったところとは違って、町長自ら第三者機関で諮問をして、そこで代表の方に審議をしていただいて、それの答申を受けるという、そういった手順とい31うのは今のところ、この小さな町ですのでないし、従来通り一定程度の値上げ案について議会に諮って、また町民にそれらを説明してきて値上げをしていると思うんですよね。そんな中で今回の値上げ案については20トンが平均9割20トン。町民の利用者がだいたい9割が20トンの利用ということですが、そうすると、上下水道合わせますと、29%、約30%の値上げになります。そんなことを考えると、どうも家計に対する影響は大きいんではないかという意見の方もおられます。そういったことを考えますと、緩やかにというか、段階的な値上げというのは考えられないのかということが1つあります。というのは、ある程度行き着くところはこの値上げ案があるとしても、消費者というか、住民の大きな負担感を持たせないためにも、そういったなだらかな値上げができないものかという検討が必要ではないかと。拙速な値上げや駆け込み的な料金値上げについては好ましくないと思っておりますし、来年6月までがそのリミットであるならば、もう少し段階的な値上げ案も必要ではないかと、そういう思いがいたします。それと、この簡易水道、下水道のいわゆる財源をどこから持ってくるのよということになると思うんですよね。実質的にはもう経費というのはだいたいシミュレーションで出ておりますので、先程言われたように料金の値上げをするのか、それとも一般会計からの繰り入れで、いわゆる税金を使うのか、あるいは基金、いわゆる町の預金と言われている基金ですね、取り崩しながら町民の生活を一定程度維持する負担感のないように、そういったことでやるのか。そういったことが今後の課題と言いますか、論点になってくるんではないかと思います。そんな中で、この間の議員協議会の中では上下水道を値上げして20年間、平成50年までのシミュレーションをして、その中で繰入金の性質ですね、基準内繰り入れと基準外繰り入れが実はあるんだと。その中で基準内については交付税措置されると。これは100%かどうかちょっと分かりませんけれども、あると。それと基準外については実質持ち出しですよと、そういうお話がありました。この基準外の持ち出しが20年間で約10億円だと思います。そうすると今の減債基金が15億円、それから財政調整基金が11億円8,000万円ということで、一定程度の貯金があるということで、これをある程度崩していかざるを得ないというお話がありました。そんなことで、いずれにしろ、そういった資金には手をつけなければならないと思いますけれども、一方では値上げということもありますし、町民の負担感を和らげる一定程度緩やかな値上げ案というものはないものかどうか、その辺の見解がありましたら、コンクリートというお話がありましたけれども、限りなく固まっていくぞというお話がありましたけれども、その辺の配慮と言いますか、配意がありましたら伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

議員の考え方と私の考え方とそんな違いはないと思うんです。問題は負担と言いましょうか、使用量に対する負担というものについての考え方だと思います。それは立場上で少しずつ違うんだろうというふうに思います。簡易水道、もちろんそうでありますけれども、この施設整備をする時に、やはり町民の生活レベルと言いましょうか、生活環境を良くしようじゃないかというところから始まった事業であろうというふうに思っています。下水道の整備事業も同様であろうというふうに思います。そういう意味では簡易水道も、それから下水道も整備されまして、置戸町民の生活32レベルというのは格段に上がったと思います。あまり意識はないかも知れませんけれども、そうしたものだと思います。やっぱり負担の問題が出てきた時に、今いちど自分の生活というものを振り返る必要があるだろうというふうに思います。そうした中で、この負担の問題についてそれぞれが、町民の人たちが、それぞれ考えていただいて議論に参加していただくことがいいんだろうというふうに思います。どうしても本当にこの負担が難しいということになれば、必ずしもコンクリで考えるわけではありません。しかし、営農料金だとか、他の部分に期待するという面も出てくるかもしれません。トータル的にどの辺に落としどころを考えていくのかということになろうかというふうに思います。そうした意味ではぜひ多くの町民の方々のご意見も、議会議員の皆さんの立場からも、できるだけ多く聞いていただければと、このように思っております。30%でも50%でも値上げになるということは一定程度の負担感というのが当然ながら出てくるわけであります。しかし私は、町民の方々にはご理解いただけるんではないかというふうに期待をしているところでありますので、ぜひ議会議員の皆さん方におかれましても、そうした観点からよろしくお願い申し上げたいと、このように思います。

質問 4番 佐藤勇治

何よりも負担する住民の理解が一番だということのお話です。まさにそのとおりでございます。先程も申しましたとおり、まだ住民の方が十分にこの値上げ案に対する現実の問題として浸透していないのではないかと、そういう思いがありますので、これからぜひそういった議論はしていただいて、何よりも住民の皆さんの考える、値上げに対する考え方を聞いた中で、現実的に条例の改正案を上程していただきたいと思っております。それで、何としても新聞の記事にも出ておりますけれども、値上げありきの前のめりにならないで、ぜひ住民の皆さんからいろんな意見を聞いて、その中で来年の6月施行、もしくは段階的な値上げということが考えられるかどうか分かりませんけれども、そういったことの負担感を少しでも減らせるような方法論があれば、まだ時間があると思いますので、考えていただきたいのと、いずれにしろ自分たちが持っている上水道、下水道の施設を維持管理していかなければならないということが前提にありますので、そこのところの住民負担の考え方というか、それをいかに理解してもらうかということが大事だと思いますので、その辺のことを十分に勘案されまして今後値上げ案の上程にあたっては十分にその辺を理解してやっていただきたいと思います。もしあればいただきたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

料金改定にあたりましては、前のめりにならないようにというお話がありましたけれども、私は全くありません。前のめりになるようなことは全くありませんので、そのことを申し上げておきたいと思います。それと、簡易水道の整備、それから下水道の整備で30億円の50億円ですから、80億円ぐらいかけてきているわけですよ。いずれも上水道の整備も下水道の整備も事業としては実にお金がかかっている割には地味な仕事だというふうに思います。おそらくこれとてもよく知らない人が結構いるんじゃないかと思います。いつの間にか、その簡易水道なんかの統合がさっと全町的に図られてきたと。私はこの整備事業のスタートの時にも何度も申し上げてきてるんですが、今パスするということは33難しいことではないと。今現時点で困っているわけでないからパスすることは構わないと。しかし、間違いなく5年なり10年が経った時に、水道の整備なんていうことは特にやらなければならない事業として出てくるもんだというふうに申し上げてきました。そのことは今も変わっていません。それと、最近の環境の問題と言いましょうか、それから気象の問題ということも含めてでありますけれども、非常に不安定な状況になってきていると思います。 いつ、災害に強いと言われている地域だと言われておりますけれども、そうした災害が発生しないというふうには誰でも言えることではありません。それだけに水の問題についてはきちっとしたことをやっていかなければならないということで、これだけのお金を投資してきました。そんなに一般財源含めてそんなに大きな財政規模でもない中でやってきました。そうしたことも含めて、料金の問題についてご理解もいただければなというふうに思っております。しかし、この町に住んでいる人たちの合意形成でありますから、料金の設定にあたっては多くの町民の人たちのご理解をいただいてスタートさせたいと、そのように思っております。

質問 4番 佐藤勇治

それでは十分に町民の皆さんに説明されて、合意形成をいただくように今後期待いたしまして私の質問はこれで終わります。

出典:置戸町議会 平成29年第11回定例会 2017年12月21日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる