みんなの議会

置戸町議会 平成27年第7回定例会 2015年9月11日

特別養護老人ホームの改築について

2015年9月11日、置戸町議会の一般質問で、石井伸二議員が「特別養護老人ホームの改築について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
石井伸二 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 石井伸二

できるだけアップを願って次の質問に移りたいと思います。特別養護老人ホームの改築についてでありますが、この特養の改築についても何度か一般質問がされております。しかし、国の進める地方創生、町の地方版総合戦略において、やはりこれも大きな目玉事業の一つであるというふうに思います。改築を機に、80名への定員変更、それによる雇用の増はまさに政策に合致するものであり、需要においても、少子高齢化の現状においてまだまだ見込めるものというふうに考えます。前倒し早期実施の可能性も含め、建設場所、例え話がどうなのかというふうには思いますが、例えば、現在の施設を解体して建てなおすのは、実質的に不可能というふうに思います。養護老人ホームとの併設型を考えているのなら、下手の中学校グラウンドの敷地になりますか、また、上手にはどれだけのスペースがあるのか。さらに、建設後の現状の施設をどうするのか、こういったことを具体的に検討をさらに進めていくべきだというふうに思います。また、現在地以外に建設をしようとした時にはどこがよいのか、特別養護老人ホームと養護老人ホームが別々になった時その中の運営はどうするのか、職員の雇用は未だに大変なようであります。職員住宅の充実等、シミュレーションを重ねて早期実施の際に十分に対応できるようにしておくべきだというふうに思います。町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

特別養護老人ホームの改築についてということでありますが、特別養護老人ホーム緑清園のことについて少しお話申し上げます。昭和57年4月の開設から33年が経過いたしました。改修につきましては、第5次の置戸町総合計画の後期計画、そして、第6期の介護保険事業計画において、介護保険関連施設を含めた整備方針を定めまして、この中に特別養護老人ホームの改修について盛り込んでいるわけであります。また現在、管理運営を委託しております置戸町社会福祉協議会、さらには、地域福祉センターを中心にしまして、住み慣れた地域で安心して生活が送れること、そして、重度化しても引き続き住み慣れた環境で生活ができるように、加えて、近隣市町の高齢者対策の状況なども勘案しながら進めているところであります。定員あるいは改築の場所、改築等の内容、そして、改築中における利用者にできるだけ負担のかからない方法などについても、養護老人ホームのことも当然ながら含めてでありますが、検討を進めているところであります。議員からもお話がありましたように、地方創生における総合戦略策定の中で、特別養護老人ホーム利用の定員の増員ということについてもお話がありましたけれども、増員ということになりますと、雇用の創出との当然出てくるわけでありまして、提案のことについてはよく理解しているつもりであります。そうしたことも含めて考えますと、この改修を含めた介護保険施設の整備については、いま申し上げたようなことも当然ながら盛り込んでいかなければならないと、こういうふうに思っております。そこで、しかしながらというふうに言わざるを得ないのですが、近年の入居者の状況を見ますと、周辺の市や町での老人福祉施設の増加ということもあるんだというふうに思いますが、町外からの入所希望者というのは、減少しております。また、置戸赤十字病院、そして、グループホームの施設入所を除きまして、在宅での待機者が少ないということもあります。介護職員の異動が多くて、その確46保にも苦慮しているというお話もありましたけれども、そのとおりであります。そんな状況から、この特別養護老人ホームの利用定員の大幅な増員というのは難しいだろうというふうに現段階においては考えております。この地方創生の関係でいろいろ新聞でも報道されておりましたけれども、政府は、東京圏で暮らす高齢者の地方移住というものを推進することを地方創生の柱の一つとするんだと。いわゆる、まち・ひと・しごと創生基本方針に盛り込んでいるわけでありますが、高齢者の意に反した移住が進められて、人口増だけで地方が創生されるという訳ではないというふうに思っております。そうした意味では、踏み込んだ議論あるいは綿密な制度設計というものをきちっとして考えていかなければならないというふうに考えております。また、地方版総合戦略の財政面につきましても、地方が自立につながるように、自ら考え、責任を持って総合戦略を実行するための財政支援を行うということになっておりますけれども、補助制度がある場合においては、既存のそちらの制度が優先をされるんだというふうに聞いております。従いまして、この地方版の総合戦略の中に、この特別養護老人ホームの改築を謳い込んだとしても、現在の補助制度から考えますと、私共が課題に総合戦略といいましょうか、地方創生法に基づいた大きな期待というものは、控えめに考えなければならないと、考えざるを得ないだろうなというふうに思っております。いずれにいたしましても、改築等については、いろんな状況を見極めながら、早急な検討が必要であろうというふうに考えているところであります。定員管理あるいは施設の形態、そして、建築場所などについても、もう少し時間をかけた議論が必要であろうというふうに思っていますが、平成27年度中には、その方針を決めていきたいと、このように思っています。

質問 8番 石井伸二

残念ながら早期実施の可能性は少ないということでありますが、十分にこれからの大切な施設であるということから検討をさらに重ねていってほしいなというふうに思います。また、この質問を出す前に、ベースのありました、実は質問しておりました。といいますのも、もし特養を今の現在地以外のところに建てるとするならば、私は先程、澁谷議員の質問にもありました、どま工房上手の町有地、そこはどうだろうかというような質問を書きました。幻のクラフトパーク構想、クラフト工房群のために、大変空き地にしておくのはもったいない。今年多くの雪が降りまして、その雪捨て場としてうず高く積まれた雪を見て、非常に土地としてもったいないなと。そうであるならば、特養の移転地として計画を立て、国営裏通り線改修や銀河線跡地利用の計画として進めてはどうかという質問書を書いたわけですが、もう少し具体的な今検討されている改築についてのお話がありましたらお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

今まで何度か申し上げてきているつもりですが、今のどま工房周辺といいましょうか、中部森林管理署の間での土地の問題含めてでありますけれども、このエリアは、クラフトのエリアとしてこれからも考えていきたいと、こういうふうに思っています。従いまして、現在の森林工芸館、これについては先程来、郷土資料館の時にも少し申し上げましたけれども、現在の工芸館については、そうした郷土資料館とか、あるいは秋岡資料館とか、そういうものの転用といいましょうか、47そんなことで考えていったらいいんじゃないかというふうに思っています。従いまして、新しい森林工芸館をどま工房とどう繋ぐかという問題は、もちろん課題としてありますけれども、新しい森林工芸館を現在のどま工房の上の方に、中部森林管理署側の方につくっていったらいいんじゃないかというふうに思っています。従いまして、あそこの土地については、これからも残していきたいと、こういうふうに思っております。老人ホームのことについて言えば、現在の土地にといいましょうか、非常に狭いというふうに思っています。しかし、特別養護老人ホームと養護老人ホームと、なかなか切り離した場所にということになりますと、当然ながら人の問題が出てきます。それと、本来の養護の役割、特養の役割という部分を考えた時に、土地が狭いからということで分離するような形では、なかなか難しいと思います。従いまして、基本的には今の場所でということになろうかというふうに思っています。そうして考えますと、職員住宅があそこにありますけれども、かなり古くなってきておりますので、職員住宅を撤去して、その場所に特別養護老人ホームを建てていくというふうになろうかというふうに思います。現在地で考えるとすればそういうことになると思います。しかし、定員の問題ももちろんありますけれども、やはり外の空間といいましょうか、そうしたことを合わせて議論する必要があると思います。その前に、それじゃあ適地があるのかどうかっていう問題は、やはり大きな課題としてあると思います。当然、あまり病院だとか、あるいは、地域福祉センターとあまり遠くならないようなそうした距離感という問題も含めて考えなければならないというふうに思います。もちろんそこには財政的な問題も裏付けとして出てこなければなりませんから、そうしたことも合わせて検討する必要があるだろうと思います。本当に現在地という部分になりますと、非常に土地として狭いといいましょうか、非常にそうした中での建築ということになりますから、もちろん平屋ということじゃなくて、上の方に広げていくという方法もないわけではありませんけれども、そうしたことも含めて、場所、それから、改修の仕方、これらも合わせて検討する必要があるだろうと。あまり時間がないというふうに思っていますが、そうした議論が必要だろうと、そういうふうに思っています。

質問 8番 石井伸二

それでは、より良きものとなるようにこれから議論を深めてまいりましょうということで、私の質問を終わります。

出典:置戸町議会 平成27年第7回定例会 2015年9月11日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる