みんなの議会

置戸町議会 令和5年第3回定例会 2023年3月12日

通告にしたがいまして町長に置戸高校存続について

2023年3月12日、置戸町議会の一般質問で、石井伸二議員が「通告にしたがいまして町長に置戸高校存続について」質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
石井伸二 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 石井伸二

それでは通告にしたがいまして町長に置戸高校存続についてということで質問をいたします。毎年今時期になりますと、置戸高校に何人入学してくれるだろうか、10人以下になりませんようにと心配しているところですが、高校の普通科であるならば出願者が20人以下が2年連続になった場合には適正配置計画のまな板の上に乗ると。道立で唯一の福祉科である置戸高校についてはまぁ若干お目こぼしをいただいてるのかなというふうに思っております。しかしながら、道教委の考え次第で、いつまな板に乗るかわからない状況かというふうに思います。まぁ本年は12人が出願で、すでに推薦10人に内定が出されているようです。置戸高校の存続問題は本町の行政課題の一つであるというふうに思っています。今年から道外者の募集であったり、これは推薦のみだそうです。それから推薦入試制度が学校推薦から自己推薦に変わったりと、多少状況に変化もあり、今後のPR、支援内容等ニーズにあった検討していかなければならないというふうに思います。現在新入学予定者を含め多くが町外者であり、博愛寮入寮者の割合が高まっておりますが、しかしながら土日の食事がないですとか、また閉寮期間があり、帰宅困難者が出たときの対応など、これは今年から始まるホストファミリー制度で対応するのかなというふうに思うわけですが、また一つあの提案として町内移動用の寮生用の自転車の配置などをして、寮生活向上に向けて保護者が安心して子どもを送り出せるよう、何か対策は取れないでしょうか。置戸高校存続に向けての考えを伺います。

答弁 町長 深川

議員におかれましては、以前置戸高校のPTA会長も務められ、また現在も顧問として十分に置戸高校の現状を承知した上での今回の質問であろうかと思います。先ほど議員からもお話がありましたが、令和5年度の出願状況でありますが、皆さん報道でご存知かと思いますが、推薦入学10名、一般受験者2名の合計12名となっております。合否判定はまだ発表にはなっておりませんが、まぁこれ以上増える要素はなかなか少ないのかもしれません。ただし、先ほど議員からもお話のありましたように、自己推薦でいろんな所に推薦、自分から推薦された方は職業科も普通科も、もしもそこが落ちた場合はまた応募できるような制度改正も行われているので、全く皆無ということではないとも思っております。北海道教育委員会では本年2月、これからの高校づくりに関する指針改訂版を作成し、道議会に提出しており、そのなかで置戸高校は福祉に関する専門学科として配置計画の基本的な考え方では2年連続10人未満で再編整備の対象となる学校と位置付けられました。本来であれば、普通科であれば20人を2年切ればこの対象になるというものでありますが、置戸高校につきましてはそのような目標となっております。本町といたしましては、1学年10名以上の入学者を確保すべく、これまでも置戸高校支援対策協議会を中心にいろいろな角度から対策を行ってきております。令和4年度の新規対策といたしましてはテレビ媒体を使い特集を組んだほか、北見バスへの車体への看板広告、北見地域への折込チラシ配布、SNSでは教員、生徒が出演したTikTokでは5万回の再生があったとお聞きしております。また、高校ではオンラインオープンスクール等を開催したほか、道外入学者の獲得のため東京都教育委員会等にも高校の職員が出向いて、道内においても中学校はもちろん大学、専門学校、介護施設に幾度となく足を運びPR活動を行ってまいりました。75先日、本年度の卒業式に出席いたしました。卒業生は6名と入学時よりも大きく減少しておりましたが、卒業生は元気で礼儀正しく、また在校生も厳かな雰囲気を作って感動的な卒業式でありましたが、卒業生の進路を見ると6名中4名が進学でありました。令和3年度の全国統計では高校卒業生の大学に限らず上位の専門学校も含めてですね、進学をする率は過去最高の83.8%を記録しております。この率は年々上昇しており、高校卒業で就職する、こういう学生は10人中2人以内という統計になっております。従来進めてきた「福祉の夢」サポート事業での町内の福祉医療機関への就職、こういう施策にも限界が見えてきてるのも現実であります。それらに対応すべく、これらの入学生の多様化に対応するため、ダイバーシティコースを設け、支援対策協議会では全国募集に備え、帰省旅費やホストファミリー制度を導入するなど対応を図ってまいりました。ダイバーシティコースは介護福祉士を取るだけではなくて、それ以外のことも置戸高校では目指して、進学も含めてこの置戸高校では将来が開けるんですよというコース設定を行ったことでございます。その結果だと思われますが、体験入学では近年稀に見る参加者があり、手応えを感じていたところですが、少子化の進行や進学を目指して高校を選択する者、進路の多様化などから昨年の14名入学には及ばない状況となっております。議員からさまざまなご提案がありました。寮生に対する支援でございますが、本町ではWi−Fiを通じるような支援を行いましたし、帰省困難者に対する支援や移動用の自転車など、今卒業生の寄贈自転車もあるようですが、今年の入学生はすべて寮に入るとお聞きしておりますので、寮生の意見も参考に、どうすれば生活しやすい寮生活ができるのかということの手助けを考えていきたいと思います。本年度新たな取り組みとして行ってきた全国募集に焦点を当て、ワンクリックで全ての情報が得られるように、高校ホームページに受験生特設バナーを設けるほか、福祉高校のない四国などを重点的に PRを進めることも考えていきたいと思います。また今年も新入学生及び保護者にアンケートを行うとともに、体験入学に参加していながら、ほかの高校を選択した生徒にもアンケートに協力してもらい、なぜ選ばなかったのかなど、本音の部分も参考にさらなる新しい一手を考えてまいりたいと思います。少子化により受験生がますます減少していくなか、全道的に見ても職業科はどこも苦戦を強いられており、今後も普通科志向の流れは変わらないと予想されます。このように逆風が強く吹いておりますが、置戸高校を選択した生徒が充実した学校生活が送れるよう物心両面のサポートはもちろんのこと、町民の皆さんが我が子のように接していただくような、小さな一つ一つの積み重ねがいつかは実を結ぶことと信じております。今後とも町民の皆様と存続に向け情報を共有しながら努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。日本では世界に稀に見る高齢化の進行で、福祉サービスの需要はますます高まり、人材の確保はより一層深刻な課題となってきます。置戸高校の存続は本町にとって大事でありますが、福祉の人材育成と確保は日本の北海道の高齢者福祉政策や介護が必要な高齢者を抱える一般家庭の身近な問題でもあります。私たちがもし介護が必要になったときに誰に介護をお願いしたらいいのでしょうか。それを真剣に考えるときなのかもしれません。ギブアップはしません。支援対策協議会の皆様はじめ先日博愛寮を訪問いただいた北海道知事にもこの声を届け、北海道教育委員会と連携しながら今後とも生徒の募集確保に取り組んでいく所存でございます。76

質問 1番 石井伸二

過去にですね。子どもが行きたいと思う魅力づくり、学校の魅力づくりですね。そのなかで銀河線の廃線ということもあって、原付免許を取得させたらどうだ、それから比較的倍率の高い衛生看護学科を併設してはどうか、大変なんかとんでもない提案をさせていただいておりました。唯一実現したのは置戸の学校給食の提供であります。一般質問のときはあまり良い返事をいただけませんでした。後の地域懇談会で町長の一言、できるんじゃないかっていう一言で実現したというふうに思っています。できれば深川町長にもできるんじゃないかという返事をいただきたくて、このたび町長に対しての質問とさせていただきました。置戸高校、先ほど町長も言われておりましたとおり、勉強の方法、2つのコースを作ったと。それに際して「福祉の夢」サポート奨学金も今定例会において内容の変更等を提案されております。コロナ対策の商品券、それからゆぅゆの入浴券と寮生は大変喜んでもらってるというふうに思います。あの手この手で応援をしておりますが、寮も道の管理下ということで、ちょっと応援していくにも限界があるのかなというような思いもします。以前には40人以上が出願して20名2学級、2間口、この状況が一番まぁ勉強にしろ、実習にしろやりやすいということで理想としておりましたが、先ほど町長もおっしゃられたとおり、今や少子化により子どもの取り合いになっています。先ほどお話した衛生看護学科も、まぁ道立では2校3間口あるというふうに思うんですが、今年は定員割れをしております。今後推薦入試というのが主流になると思います。そこで一つまず置戸の住民に対して、例えばお孫さんが中学生、また親類の子どもに中学生がいると、そういった方に置戸高校っていうとこがあるぞと宣伝をしてくれるように、なんか情報提供、声がけできやすいようなことをしていただきたいなというふうに思います。これからもいろいろと応援をしていきたいという、いろいろ考えていきたいというふうに思いますが、再度町長に何かお考えがあればお願いいたします。

答弁 町長 深川

先ほども出ましたけども、町民憲章で来られた服部講師が置戸の街のなかを見て歩いて、そして置戸高校の存在を知って、置戸高校で外国からも生徒を受け入れたらどうだろう。福祉は日本だけではなくて世界の課題なんだというような意見もいただきました。議員おっしゃるように衛生看護学科も今苦戦してるんだと思います。いろんな可能性を諦めずに私は先ほど申し上げましたように諦めません。Wi−Fi環境の整備につきましても昨年道に行きましたら、それはちょっとということを言われましたが、勝手に置くんだからいいじゃないかということで、対策協議会でポケットWi−Fiを置かさせていただきました。それは正当か正当でないかはいろいろあるかと思いますが、それでも教員、そして生徒は喜んでいます。こんなことを工夫してけばいろんなことができるんだと思います。諦めずにいろんなことに取り組んでいく気持ちは議員となんら変わることもありませんので、ぜひともこれからも対策支援協議会、そして置戸高校顧問としていろんな分野でご協力いただきたいと思います。そして先日、先ほど触れましたが、知事がお見えになったとき、生徒は本当に喜んでいました。突然の訪問ということもあったんですけども、本当に私は嬉しいなと思っております。あの生徒は人数は少ないですが、そしてこのコロナ禍において新たな出会いや町民との触れ合いも少なかったということも、こう近年言われております。地域の皆さんとボッチャなどいろんなことを通じてですね、あ77のこれからも触れ合って、そして置戸高校っていうのは置戸にあるんだよということをいろんなところで言われるような高校になっていければいいなと思います。私ある病院でですね、あの介護のリハビリをする方からお手紙をいただきました。そのときに私は置戸高校卒業生ですということであのありがたいなと、置戸高校で大変お世話になったということで、私には面識がなかったんですけども、たまたま家族の入院でお会いすることができて、先日医療機関にお勤めなのでなかなか外出をすることもできなかったんですけども、家族で勝山温泉ゆぅゆに行ってきましたということが手紙に書いてありました。本当に人の縁というのはいろんなところで繋がるんだなと思っておりますので、これからも町民の皆様とともに置戸高校存続に向けて取り組んでまいりたいと思います。

質問 1番 石井伸二

もう何も言うことはないんですけども、もしあの寮生用の自転車を配置するのであれば、ヘルメットがなんか義務付けって、まだ義務化にはなってないんですけど、あのヘルメットも付けて配置していただければなと思います。以上で私の質問を終わります。

出典:置戸町議会 令和5年第3回定例会 2023年3月12日 議事録 PDF(75ページ) 間違いを知らせる