みんなの議会

置戸町議会 平成25年第4回定例会 2013年6月13日

町道等の維持管理について

2013年6月13日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「町道等の維持管理について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
嘉藤均 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 嘉藤均

通告ににしたがいまして町長に質問をいたします。町道等の維持管理についてということで、近年と言いますか、毎年のように異常気象が発生し、あちらこちらで集中豪雨や大雪、降雹などに見舞われる被害が多くなっております。最近では、昨年の7月25日に北光、豊住地区を中心として、時間50ミリ以上の集中豪雨により畑の冠水や一部倉庫の浸水、町道の通行止めがありました。また、今年4月7日の大雨では、雪解け水と重なって、町内いたるところで町道が大きく損傷し、通行できない場所も数カ所ありました。その後の修繕にも多くの時間と費用がかかったことと思います。一部には林業者のモラルの悪さから、側溝が詰まり、排水がうまくいかずに道路を大きくいためた場所もあったと聞いております。モラルの悪さばかりではなくて、偶然災害もあると思いますが、業者への指導や監督は適切に行われているのか。また、今年4月から町道などの維持管理業務が置戸事業協同組合に委託されました。まだ全てではなくて、随時委託をしていくということではありますが、今までは町道を隅々まで知り尽くした職員が手際よく作業を進めて来た経過があります。この先を考えますと少し不安と言うか、心配な部分もありますが、担当課と組合の連絡、連携をどのように行っていくのか。今後どこまで委託を予定しているのかも併せてお伺いをいたします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

町道の維持管理についてということでのご質問でありますが、議員からもご紹介がありましたけれども、近年の気象状況は本当に異常と言われるように、局地的にしかも短時間に想定を超える豪雨あるいは大雪などが見られるわけであります。その被害ということでは、町道関係で本年4月7日から8日にかけての暴風雨、これによって町道で14カ所の被害を確認しております。路面砂利の流出あるいは路面や道路側溝への土砂の流入、さらに道路の陥没など、復旧まで数日間を有することから、緊急に通行止めをしたというような路線もございました。また、林業事業者の作業による町道被害につきましては、この因果関係の判断が非常に難しいという事例もあるわけでありますが、町外の事業者において、この中には明らかに取り付け道路部分の排水管の損傷、あるいは側溝の埋め立てなどがそのまま放置されたことによって、その後の降雨によって道路への被害が発生をしたというような事例もございます。森林組合等を通して森林作業の情報提供あるいは関係事業者への啓蒙というか、そうしたことも行っておりますし、またこちらからお願いしていることもいろいろあるわけでありますが、放置されているのは関係以外の業者と言いましょうか、そういう確認も私どもとしてはしているところであります。基本的には森林所有者あるいは山林事業者のみなさんの理解と協力が必要でありますが、今後においても伐採届の提出時などの機会をとらえて啓発あるいは協力依頼をより強めていきたいと、そのように思っております。また、町道等の被害については、山林関係ばかりではありません。圃場の表土、畑の表土でありますが、畑の表土でありますけれども、この表土あるいは表面水の流入によるものも率直に言って多数あります。道路管理者として当然ながらの道路管理の責任というのはあるわけでありますが、こうした状況を町民のみなさんにもご理解をいただいて、それぞれの立場でご協力もいただかなければならないというものでもあるというふうに思っております。もう一つ議員からご質問がありました、本年4月から道路維持管理業務の一部を置戸事業協同組合に委託した件についてでありますが、これまで直営で実施している道路維持管理業務のうち、道路巡回あるいは維持補修作業の設計、あるいは工程管理、パワーショベル、ダンプトラック、グレーダーなどの建設機械の一部運行業務を、この事業協同組合に委託をして、町の土木作業員と連携し、これまで同様道路状況の把握と管理などを、現場対応ということで行っているわけであります。同時にこの業務の基本となります、置戸町道路パトロール業務実施要領というものを策定しておりまして、この要領にはパトロールの種類、さらに点検事項、それらによって得られた情報に基づく措置、あるいは記録、報告などについても、この要領の中に規定をしているわけであります。また、それ以外の情報により行う道路の維持業務、あるいは公共施設の維持管理補助業務については、作業依頼を様式化しまして、依頼者と業務実施決定というものを明確にして、情報共有と業務の管理を行っているわけであります。さらに、仕事のはじめ、終わり、いわゆる始業時、終業時には施設整備課の事務所にいて業務執行の打ち合わせ等も行いまして、町民のみなさんから寄せられる緊急の情報にも速やかに対応できる工夫をしているわけであります。スタートから2カ月が経過したわけでありますが、業務移行期の本年度は、人件費相当の経費により委託をしているわけであります。先程申しあげました実施要領、ルール化でありますが、この実施要領をもとに、通常時あるいは緊急時の対応はこれまで以上に迅速な対応に努めていくように協力態勢をとっておりますのをご承知おきいただきたいなと、そのように思っております。また、現在の職員の後継者となる、建設機械を操作する人材の確保というものも、事業協同組合としても大きな課題だというふうに思います。同時に組合に参加する企業のみなさんの技術力、あるいは機動力などによって、より一層高度な道路管理ということが可能になるように、事業協同組合に期待をしているところでもあります。いずれにいたしましても、事業協同組合を立ち上げるにあたって、目指すものは何なのかということについていろいろと協議もしながら立ち上げたものであります。いわゆる単に民間の活力と言いましょうか、民間の力を借りるというだけでなくて、本当の意味での民間に力をつけてもらう、その中で仕事の範囲が広がる、そうしたことがないと将来に渡って今のこうした問題に関係する事業者にとって、より厳しいものを課題として将来抱えてしまうという、そういうふうにならないための、ある種第1歩でもありますので、そうした事業者の人たちに対するいろんな指導と言ったらちょっとおこがましいですけれども、行政側の思いというものをよりきちんとした形で伝わるように、できるだけの協力もしなければなりませんし、指導する部分については指導していかなければならない、そんなふうに思っているわけであります。しかし、議員からもお話がありましたように、やはり町民にとって、今までは自分たちが気が付かないところも町の職員は気がついて除雪をしてくれる、あるいは大雨の時の対応としてやってくれるというのがあったと思います。それは町の道路事情等について十分承知しているから対応できたんだろうと思います。ですから、そうしたことを次のステップとして、関係する事業協同組合の構成員の人たちも、その趣旨と言いましょうか、そのことをきちっと受け止めていただいて、この組合が一歩、二歩高度化していくように、前に進んでいくように組合としてやっていただきたいものだなという期待感をもってスタートしているわけでありまして、そのための指導も含めてでありますが、協力は惜しまないでやっていきたいなと、そのように思います。

質問 1番 嘉藤均

町長から今いろいろと説明と言いますか、答弁をいただきました。前段で林業者の関係では、林業者だけでなくて農家の圃場からもずいぶん水が出ているよということでありましたけれども、私も農業をやっていて、そういうことを常日頃実感しております。大雨の際には本当に圃場からたくさんの雨水と言いますか、泥水が流れて町道を傷める部分もずいぶん見受けられますし、その辺は農家としてもちゃんとした対応をしていかなければならないのかという自覚を持たなければいけないというふうに考えております。その一方ですけれども、農家関係者で資源保全協議会という協議会を立ち上げております。この中では、町からも一部お金をいただいておりますけれども、町道の側溝の土砂上げ、あるいは河川の土砂を上げるというような作業も併せてやっておりますけれども、その辺でどうも役場の課と連携が取れていないのかなという部分がずいぶん見受けられます。本当に町道に隣接する農地の部分での維持管理を農家側と言いますか、そういう協議会の方でもやっておりますけれども、その辺についてもうちょっと自分なりには連携を取りながらやっていただければありがたいのかなと思いますし、もっと効率の良い維持管理の仕方が出て来るのかなということを常日頃感じておりますけれども、その辺で町長の意見と言いますか、考えがありましたらお答えをいただきたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

先程もちょっと申しあげましたけれども、この事業協同組合、今年実質的には1年ぐらいの動きだというふうに思っていいと思うんですが、率直に申し上げて、構成員の人たちも、本業と言ったらあれなんですけれども、自動車の整備だとか建設業だとか運輸業だとか、いろんな業種の人たちが構成している組合であります。ですから先程来申しあげましたように、この組合が、例えばですけれども、例えばコントラクターのような、そういうような仕事も請け負ってやるとふうになってくると、農業者の人たちの考えだとか思ってることについて、あるいはこうしてほしいということについて、かなり理解もできるんだと思うんですよね。率直に言って、まだそこまではいってないんだろうなと。どちらかというと建設サイドの考え方に重きがあるんじゃないかというような、そんな感じはいたします。しかし、これも少しずつ経験と言いましょうか、そんなことを積み重ねることによって変わっていくんだろうなというふうに思っております。いずれにいたしましても、お互いが課題について共有をするということが重要なことだろうと思います。ですから、率直に意見交換というか、やり取り出来る関係をつくっていかなければならないというふうに思います。組合側と行政側との間では、そういうものはあるにしても、直接的にサービスを受ける人たち、この人たちとの関係についてどうなのかというのはあると思います。直営でやっていた時代とは明らかにそれは違うと思います。町はやはり行政サービスを第一に考えてやってきましたから、ですから、そのサービスを受ける側の人たちにとってはとてもいろんなことを聞いてくれたという思いはあると思います。しかし、協同組合の人たちはやはり一定程度の採算と言いましょうか、そういうところが成り立たないと受けるわけにはいかないというか、仕事を進めるわけには当然ながらいかないわけでありまして、そうしたことについてもやはり一定程度の理解はしなければならない、そうしたものでもあるということだと思います。しかし、いずれにいたしましても、それぞれの地域が抱えている、そこの地域の問題というものについて、業者の人たち、協同組合の人たちもそのことをきちっと認識できるような、そうしたことについてはこれからも指導していかなければならないと、このように思っています。

質問 嘉藤均

民間委託ということでは私も大賛成でありますし、先行しますけども、除雪の関係が3年前から民間に委託をされたということで、大変スタート時には心配もされましたし苦情も多かったのかなというふうに感じていますけれども、最近ではと言いますか、今年のような大雪の時にでも町民から、いやー置戸の除雪良くなったなと高い評価を受けているのかなという気がします。将来にわたって民間委託をし、いろんな意味で民間の方にも力をつけていただいて、スムーズに進行していけるようなこと、もう一つは各課と言いますか、担当課同士でのやりとりを十分にしていただいて、計画的な道路の維持管理がされていければ私もありがたいと思っておりますし、町民もそれを望んでいると思います。そういうことで私の質問を終わりたいと思います。

出典:置戸町議会 平成25年第4回定例会 2013年6月13日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる