みんなの議会

新冠町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月10日

終活支援について

2026年3月10日、新冠町議会の一般質問で、中山千鶴子議員が「終活支援について」質問し、町長 山本政嗣が答弁しました。

質問者
中山千鶴子 議員
答弁者
町長 山本政嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 中山千鶴子

4番中山千鶴子です。議長より発言の許可を頂きましたので、通告に従い、終活支援について質問いたします。近年は、墓じまいや終活という言葉を耳にする機会が多くなりました。自分を取り巻く6環境の変化により、元気なうちに自分の人生の終わりを考え、準備を整えておこうと考える人が増えているためです。都市部では、人間関係が希薄になり、社会から孤立した人の孤立死が増加しており、2024年には約1万5千人の高齢者が誰にも看取られずに亡くなっています。ある地域では、ひとり暮らしの高齢者が亡くなった際、隣町に住む子どもと頻繁に交流があったにもかかわらず、自治体との連携がうまくとれていなかったため、無縁仏として火葬されてしまうという痛ましいトラブルが起きています。地方においても、家や土地、お墓を管理する人が分からない、またはいないため、荒れたままになっているという現状があります。2023年には、全国で約900万戸が空き家で、これは総住宅数の10軒に1軒が空き家であるとのことです。適切に管理されていない空き家やお墓の撤去費用を自治体が負担するケースも増加しています。こうした様々な問題に対応するために、自治体が終活の支援策として、終活関連情報の登録を行うようになっているようです。この登録事業は、事前に緊急の連絡先、葬儀の契約先、お墓の所在地など必要な情報を町民に登録してもらうもので、関係機関や指定した人から照合があれば開示するという仕組みのようです。本人が突発的に意思表示できなくなったり、亡くなったりしたときに有効なもので、導入している自治体で一定の効果を上げています。当町も、ひとり暮らしの高齢者やひとり親の方がおり、こうした制度があれば安心につながるかと思いますが、町長の所見を伺いたいと思います。

答弁 町長 山本政嗣

中山議員から御質問頂きました、終活支援について、お答えを申し上げます。近年、社会構造の変化に伴い、身寄りのない高齢者の増加、あるいは家族と疎遠な状態での孤立死、さらには死後の手続や財産、墓の管理に関する問題、これは都市部に限らず当町においても、切実かつ早急に対応するべき課題の一つであると認識をしているところであります。こうした中、自身の死後に備える終活への関心が高まっており、自治体などがその情報を登録、管理する仕組みづくり、これは町民の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために必要な手段であると考えております。当町における現在の取り組みといたしましては、保健福祉課におきまして、希望する高齢者の緊急連絡先などを把握いたしまして、高齢者の情報システムの中で管理をさせていただいているほか、町民生活課のほうでは、身寄りのない方の緊急連絡先に加えまして、葬儀あるいは納骨の希望を金銭、備品の取扱い、さらには遺言書の有無などを記載をいたします「意思確認シート」を作成いたしまして、それぞれの対象者に合わせた形の中で支7援をさせていただいているところでございます。御質問にございますような登録事業につきましては、御指摘のように、今後、既存の取り組みをより効果的な仕組みに変えていくという視点において、当町においても必要というふうに思われますので、先進事例を参考といたしまして、どのような手法が適当なのか、そういった点についても研究、検討を進めてまいりたいと考えます。具体的には、意思確認シートを、現在行っている意思確認シートの内容の見直し、あるいは対象とする範囲を希望する全町民に拡大することの必要性、また、現状で2課にまたがる情報データの管理をしておりますけれども、これを一元管理していく、こんなことも含めまして、御本人の意思が最大限尊重されるような支援体制の在り方について、検討を加えていきたいと存じます。また、加えまして、御家族等へのメッセージや、より詳細な希望を伝えるためのエンディングシート、エンディングノートにつきましても、これは状況の変化に応じて書き換えが可能なものであるなど、御自身で管理するメリットも大きいと考えますので、引き続き介護予防事業などを通じまして、活用に向けた普及啓発を継続してまいりたいと存じますので、御理解を頂きたいと存じます。以上でございます。

再質問 4番 中山千鶴子

ありません。

出典:新冠町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月10日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる