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新冠町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日

役場庁舎のエアコン設置について

2024年9月13日、新冠町議会の一般質問で、中山千鶴子議員が「役場庁舎のエアコン設置について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
中山千鶴子 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 中山千鶴子

3番、中山千鶴子です。議長より発言の許可を得ましたので通告に従い、役場庁舎のエアコン設置について質問いたします。近年は、気候変動による気温上昇のため、比較的冷涼であると言われている北海道でも、気温が35度を超す猛暑日が増えています。当町において気温が35度を超えるといったことは、今年は今のところないと思われますが、それでも、ここ数年の夏は確かに以前より暑くなっていると感じています。例えば、関西から当町に訪れた観光客の話では、「日高の夏は涼しいと聞いて避暑に来たが、自分の住んでいるところと変わらない」と言っていました。また、町内に住むお年寄りの中には、熱中症を心配する子どもや親族から進められて、自宅にエアコンを設置するケースが増えています。今年の夏も暑く、毎日30度近い日が続きましたが、室温が28度以上になると熱中症の可能性が高くなると言われています。北海道新聞の記事によると、最近では、冷房の効いた公共施設などをクーリングシェルターとして住民に開放する自治体も増えているようです。このクーリングシェルターは誰でも利用できるため、自宅にエアコンがない高齢者が涼を求めて訪れており、週に3、4回利用する人もいるそうです。今年の7月末時点で道内の49市町村が、庁舎や図書館など381か所をシェルターに指定しているとのことでした。当町では今年6月、小中学校にエアコンが設置されましたが、多くの人が働き、訪れる役場庁舎にもエアコンの設置を検討する時期が来ているように思います。作業効率の点に関しても次のようなことが示されています。建築学の論文によれば、室内温度は25度が最も効率よく動くことができる温度とされています。それが28度まで上昇すると、作業効率は6%も落ちると言われています。つまりは残業が増えるということです。しかし逆に考えると6%作業効率を上げることもできます。兵庫県の淡路市の市役所でこの取り組みを行いました。室温を28度から25度に下げたところ、光熱費は前年から7万円増えたものの、残業時間減少で人件費は約4千万円削減できたとのことでした。職員アンケートでは85%が業務効率が向13上したと回答し、さらに83%が勤務後の疲労感が軽減されたと回答していました。もちろん淡路市の場合は、既にエアコンが設置されているという前提の話です。確かに初期投資は必要かもしれません。しかし、エアコンを設置するメリットは大きいのではないでしょうか。以上の点を踏まえて、ぜひとも役場庁舎にエアコンを設置していただきたいと思いますが、このことに関する町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

中山議員から御質問の「役場庁舎のエアコン設置について」にお答えいたします。議員が言われるように、近年は気候変動により気温が上昇しており、気象庁が公表している8月の気温データで観測地点が静内のものを見てみますと、1991年~2020年の日平均は20.7度、日最高平均が24.0度であったのに対して、記録的な猛暑となった昨年は、日平均25.5度、日最高平均29.2度で、それぞれ4.8度と5.2度上昇しております。幸いにして、本年は昨年より日平均1.3度、日最高平均1.5度低い状況でしたが、専門家などの話を伺いますと今後も気温は上昇することが予測されており、世界規模での温暖化対策が急務となっております。役場庁舎においては、議場のみ冷房対応となっており、その他執務室や会議室などは対応しておりません。また、町民センターや恵寿荘などの事務室、郷土資料館や消防支署なども冷房は設置されていない現状にあります。ご指摘のある室内温度と作業効率、そして残業時間の因果関係について、当町の現状に当てはまるか否か、その分析は困難ですが、何より職員が快適な環境で業務を遂行できることが理想であり、そういった環境づくりに努めることも大切であると思います。そのようなことからも冷房の設置は、働きやすい職場づくりの一助になるものと認識しているところであります。一方、当町の財政状況は、財政計画でお示しした財政推計のとおりで、診療所及び中学校の建て替え事業費を除いた形で算定し、毎年度の収支不足分に財政調整基金を充当しても、令和14年度には、約10億円の資金不足が見込まれる厳しい状況にあります。また、今後も町民生活を支えるインフラ整備や老朽化した公共施設等への対応をはじめ、その時々の諸問題等に対する政策展開及び財政出動なども考慮した中で、役場庁舎ほか各施設のエアコン設置につきましては、補助金等の財政支援がない中で財源の確保も含め検討しなければならないものと考える次第です。なお、現在、役場庁舎におけるエアコン整備の所要額調査を進めておりますので、ご承知おきいただければと思っております。また、クーリングシェルターへの対応につきましては、先ほどの武藤議員の一般質問で答弁したとおり、レ・コード館と東町生活館を指定することで取り進めますので、ご理解くださるようお願いいたします。

再質問 3番 中山千鶴子

ただいまの答弁で、財源の確保の検討をされているとのこと、14また、エアコン整備の所要額の調査を進めているとのことですので、町としてはエアコンの設置を前向きに検討されているものと感じました。ただ国からの財政支援がない中で、やはり厳しさもあるかと思いますので、一つ提案をさせていただきたいと思います。民間企業であるエアウォーター北海道が、自治体向けに行っている寄附支援制度で、ふるさと応援Hプログラムというものがあります。これは2023年から2030年まで行われる制度で、最大1千万円に交付率を乗じた金額が交付されるようです。応募の条件としては、北海道内の市町村であること。また、地球環境やウエルネスの観点を含め、様々な社会課題の解決に貢献する事業であることが挙げられています。役場庁舎をクーリングシェルターとして利用するのであれば、この制度を活用できるのではないかと思われます。こうした企業が行っている支援制度に応募してみてはいかがでしょうか。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

中山議員の再質問にお答えいたします。エアコンの整備に要する費用については、先ほど申し上げたとおり、現在調査中でありますが、現段階で1億円を超える事業費が予想されております。さらには役場庁舎のボイラーについてでありますが、設置後26年が経過している現状にあることから、こちらの整備更新も視野に入れなければならない状況です。こういったことからも、エアコンの整備を進める場合には、財源確保の観点からも、補助金等の活用を模索する必要がありますので、議員より提案の頂きました、ふるさと応援Hプログラムを含め、調査を進めてまいりたいと存じますので、御理解頂きたいと存じます。

再々質問 3番 中山千鶴子

ありません。

出典:新冠町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる