上富良野町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月18日
(1)熱中症による事故防止のためエアコン設置費用の補助を行う考えはないか/(2)止まらない物価高騰対策としてプレミアム商品券の発行を行う考えはないか
2025年9月18日、上富良野町議会の一般質問で、湯川千悦子議員が「熱中症による事故防止のためエアコン設置費用の補助を行う考えはないか」「止まらない物価高騰対策としてプレミアム商品券の発行を行う考えはないか」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。
- 質問者
- 湯川千悦子 議員
- 答弁者
- 町長 斉藤繁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 3番 湯川千悦子
私は、さきに通告いたしました2項目4点について、町長に一般質問させていただきます。1項目めは、熱中症による事故防止のため、エアコン設置費用の補助を行う考えはないかです。近年、日本の夏は記録的な暑さに見舞われており、その主な要因は気候変動であると考えられてお り ま す 。 ウ ェ ザ ー ニ ュ ー ス の 分 析 に よ る と 、1990 年以降、暑さを感じる期間が年々長くなる傾向にあり、特に6月、9月、10月の「蒸し暑い」日が増加しており、夏のピークである8月は「厳しい暑さ」が増加しています。また、猛暑日は年々増加しており、2024年には猛暑日の地点数が1万か所を超え、各地で過去最多記録を更新 し 、 北 海 道 も 近 年 例 外 で は な く な っ て き て おり、夜間の最低気温が25度以上の熱帯夜の増加傾向も見られます。このことは、熱中症のリスクを大幅に高めていることと言えます。近年の異常な暑さは、地球温暖化による気候変動の影響を強く受けているとされており、気候変動によって、このような気候状況が発生する可能性が少なくとも5倍高まったという分析もあります。これらの状況から、日本の夏は年々厳しさを増しており、熱中症対策などの健康管理がより重要になってきています。我が町上富良野町の10年前の2015年8月と比較しても、平均気温が約2度も上昇しているとのデータが出ていたり、今年の7月には35度を超える猛暑日が数日あったりと、今までは熱中症リスクは高くはありませんでしたが、近年は特に高齢者の熱中症が増えてきております。また、今後ますます気温の上昇が考えられるため、個人住宅のエアコン設置に対して、町からの補助金は考えないのか、以下の2点について、町長の考えを伺います。1点目、高齢者世帯や自身では体温調節が難しい乳幼児がいる世帯に対して、エアコン設置費用に対する補助を行う考えはないのか伺います。2点目、そのほかの世帯においても、我が町が宣言しているゼロカーボンシティの面からも省エネ家電の買換え時に、上富良野町独自の補助金を出す考えはないのか伺います。次、2項目めは、止まらない物価高騰対策としてプレミアム商品券の発行を行う考えはないかです。6月定例会でも質問させていただきました物価高騰に対しての町の対策は進んでいるのでしょうか。物価高騰は、毎月のように生活に関わる食品や物品の値上がりが報道されており、町民の生活は逼迫する一方です。昨年のプレミアム商品券の発行時期の悪さを踏まえ、今年度は早い時期から発行すべきと考えますが、以下の2点について、町長の考えを伺います。1点目、今年度、町民に対しての生活支援はあるのでしょうか。2点目、今年度、プレミアム商品券の発行はあるのでしょうか。以上、よろしくお願いします。
答弁 町長 斉藤繁
3番湯川議員の2項目の御質問にお答えいたします。まず、1項目めのエアコンの設置費用の補助についての2点の御質問についてでありますが、1― 9 ―点目の高齢者世帯や乳幼児がいる世帯に対してのエアコン設置費用に対する補助について、現在、高齢者や乳幼児に限定しての熱中症予防を目的としたエアコン設置の補助は行っておらず、エアコン設置状況についても把握していないことから、聞き取り調査等を実施した上で、どのような対策が可能なのか、財源等の課題も含め検討してまいりたいと存じます。また、近年の気候変動による熱中症リスクの高まりについては大変危惧しており、昨年より冷暖房設備のある保健福祉総合センターを6月から9月の期間、クーリングシェルターとして指定しているほか、高齢者世帯への訪問等による、小まめな 水 分 や 塩 分 の 補 給 な ど 、 熱 中 症 対 策 の 啓 発 を行っております。乳幼児につきましては、高温時における屋外活動の自粛やこどもセンターの利用促進により、熱中症対策を講じております。今後におきましても、クーリングシェルターの必要性は増していくと考えられることから、地域の 方 々 が 利 用 し や す い 公 共 施 設 を 選 択 し な が らクーリングシェルターの拡充についても検討を進めてまいります。次に、2点目の省エネ家電の買換え時における補助金につきまして、町におきましては、令和5年度より住宅改修費補助制度の対象工事として、エアコン設置も対象となっており、持家等諸条件はありますが、高齢者世帯や子育て世帯の方々を含め広く町民に利用可能な制度がありますので、御活用いただきたいと存じます。次に、2項目めのプレミアム商品券についての2点の御質問にお答えいたします。1点目の年度内の生活支援の実施と2点目のプレミアム商品券の発行について、関連がありますので、一括して答弁させていただきます。現在も物価高騰が続いており、国において参議院議員選挙後に一定の対応策が示されることを想定し、その対応を迅速に図るよう心がけていたところですが、議員も御承知のとおり、いまだ具体的なものは示されていない状況であります。今後、何らかの国の対応が示された場合には、他の自治体に遅れることなく対応してまいりますが、年末を控えていることからも、国の施策を待つことなく、町の財源を多く活用した形で、年末年始の需要に対応する形でのプレミアム商品券事業の実施を検討しているところであり、物価高騰に対する生活支援につなげたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。
再質問 3番 湯川千悦子
再質問させていただきます。1 項 目 め 、 1 点 目 で す が 、 ク ー リ ン グ シ ェ ルターの必要性は認めますが、高齢者のことを考えますと、暑いさなか、外出してのクーリングは考え づ ら く 、 熱 中 症 の 4 割 は 家 の 中 で の 発 症 と のデータもあります。来年はますます気温の上昇も考えられ、行政としても、町民の命を守るべき事案だと考えますので、エアコン設置の補助を早めに行うべきと考えますがいかがでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。熱中症予防のためのクーリングシェルターは、今指定しているのは保健福祉総合センターかみん1か所ということで、ここに来られるのは結構距離 的 に 遠 い 方 も お ら れ る わ け で あ り ま す の で 、クーリングシェルターを行う場合は、近くの公共施設を利用しながら、その公共施設の利用頻度等を考慮しながら、複数のクーリングシェルターを設 置 、 指 定 す る 必 要 が あ る と 考 え て お り ま す ので、これらについて検討していきたいと考えております。もう一つ、個人の住宅については、熱中症の多くは、高齢者の方については室内で既に熱中症にかかってしまうという御指摘のとおりかと思います。これについては、室内にエアコンがもちろんあ る の が 望 ま し い で す が 、 先 ほ ど の 答 弁 の と おり、住宅改修に係る補助制度の中でエアコンについても該当になりますので、まずこれを利用していただきたいのと、それ以外の方について、貸家とかいろいろな条件があると思いますが、どうしていったらいいのかというのは、他の町村の例も参考にしながら、町としてもこういう町民のリスクを下げていきたいという思いは同じですので、町も考えていきたいと思います。クーリングシェルター、そして補助、いろいろ絡めて町民のリスクを下げていきたいと考えております。以上です。
再質問 3番 湯川千悦子
今、住宅改修の工事のところにエアコンも入っているとおっしゃったので す け れ ど も 、 住 宅 改 修 費 補 助 制 度 の 対 象 工 事は、リフォームとかバリアフリーなどとまとまっており、省エネルギー施設機器の導入の中の空気清浄機能と換気機能つきのエアコンの補助率が30%で、上限が30万円となっていると見ました― 10 ―が、年度の半分経過で予算申請の枠が100%に達しておりますとのことが挙げられておりましたので、当初予算の幅出しをするとか、あと、年度途中で補正予算をかけて予算を増やすなどの対応を考えておられますか。
答弁 町長 斉藤繁
3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。リフォームの予算は当初予算がありまして、希望が多くて、エアコン以外にもいろいろな工事がありますので、それらを含めて当初予算が足りなくなったとき、最後までといいますか、工事ができる間まで足りなくなったときは、随時、今年もそうですが補正をして対応しておりますので、ぜひ利用していただきたいと思っておりますし、先ほど言い忘れましたが、補足させていただきますと、このリフォームの補助制度は3年に一度見直しておりますので、ちょうど今年が最終年度で、ま た 令 和 8 年 か ら は 新 た な 、 新 た な と い い ま すか 、 全 く 新 し い も の と い う 意 味 で は あ り ま せ んが、町民の皆さんが利用しやすいような制度にしていきたいと考えております。以上です。
再質問 3番 湯川千悦子
次に、2項目めに入ります。1点目ですけれども、1点目と2点目を一括してお答えいただきましたが、1点目は直接的な支援 に 関 し て 、 私 と し て は 伺 っ た と 思 っ た の で すが、例えば福祉灯油とか電気代の補助とか、水道料金を一定期間ゼロにするなど、ライフラインの生活支援の補助は考えていないのでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。2項目めの物価高騰にも係るのですが、ライフラインといいますか、それらについても年末に向けては考えてまいりたいと思っております。以上です。
再質問 3番 湯川千悦子
今年度、現金給付は、これからは考えておりますでしょうか。
答弁 町長 斉藤繁
3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。現 金 給 付 は 、 特 に 国 が 言 っ て い る よ う な 1 万円、2万円、数万円の現金給付は今のところ考えておりませんが、同じ現金であれば、福祉灯油は現金ですけれども、それらについて、現金という枠 で く く れ れ ば 福 祉 灯 油 は 今 も 検 討 し て お り ます。以上です。
再質問 3番 湯川千悦子
町民のことを考えていただき、素早い対応を進めていただきたいと思っております。2点目に入らせていただきます。プレミアム商品券の発行は、時期がとても重要だと考えますけれども、国からの財源のこともあるかもしれませんが、昨年のように、行わないと言っておられたのに、結局時期をずらして行いました。年末年始に検討しているのであれば、いつの時点での実行を考えておられるのですか。
答弁 町長 斉藤繁
3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。昨年の国の動向等を待っていた状況という反省点もございますので、今年も参議院選挙が終わるまで、国の案ですが、結局決定はされなくて、今に 至 っ て も 決 定 さ れ て い な い と い う 事 実 が あ って、このまま町の政策が遅れることはあってはならないと思いますので、これは国の補助金、交付金等を待つことなく、町の予算をもって年末の時期に間に合うように、しっかりとプレミアム商品券 は 行 っ て い く よ う に 準 備 を 進 め て い き た い と思っております。ですので、今回の定例会では補正は間に合わなかったのですが、次、早い時期に予算がまとまって、12月に間に合う、その期間を十分考慮した上で補正をしてまいりたいと考えております。以上です。
再質問 3番 湯川千悦子
町長的には、プレミアムの割合は20%とか30%、どのように考えていますか。
答弁 町長 斉藤繁
3番湯川議員の御質問にお答えしたいと思います。まだそこは、詳細は決定しておりませんが、例年どおり2割のプレミアム分は確保していきたいと考えております。以上です。
再質問 3番 湯川千悦子
素早い判断をしていただければと思います。この後、関連する同僚議員の質疑応答も期待しまして、これにて私の質問を終わらせていただきます。― 11 ―