新冠町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日
国保税の引下げについて
2024年3月12日、新冠町議会の一般質問で、武藤勝圀議員が「国保税の引下げについて」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 武藤勝圀 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 武藤勝圀
2点目、国保税の引下げについて伺います。一つ目、国保の都道府県化は2018年度から始まり、一期は23年の今年で終わります。今年度から2期が始まります。1期6年間での国保税の動きはどうなったでしょうか。上がったのか下がったのか。あるいは高過ぎる国保税の改善につながったのか。その点について伺います。2017年度と現在の給与年収400万円の4人家族の比較ではどうなりましたか。2つ目、今年度から2期6年間、最終年は2030年ですか、30年になります。この2期でどういう見通しなのか、その点について伺います。北海道は、市町村への意見聴取をしなけれ7ばならないとされていますが、いつ開催されて、町としてどういう意見をあげましたか、それをお尋ねします。そして併せて6年後に目指している保険料率水準統一化、これが新冠にはどういう影響を及ぼすのか、その点についての見解を伺います。3つ目、国保税を協会けんぽ並みに引き下げることが必要と思います。給与年収400万円の4人世帯の国保税と協会けんぽではどのくらいの差がありますか。4点目、一昨年から2022年度から子供の均等割の軽減が始まりまして、現在は就学前の子供の均等割半減にしておりますが、この点では実際余り効果ありません。小中学生高校生までは払っていると、それが親の負担になってる答弁がありますんで、均等割、就学前は免除にして、軽減措置を小中高校生までに拡充すべきだと思いますが、その点についての見解も伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
武藤議員からご質問の、「国保税の引き下げについて」にお答えします。国民健康保険制度につきましては、平成30年度の制度改革により、北海道と市町村が一体となって国保運営を担っており、国保に関する事務を共通認識の下で実施するとともに、安定的な財政運営及び事務の広域化や効率化を推進できるよう、国保に関する統一的な方針として、北海道国民健康保険運営方針が策定されております。ご質問1点目の1期と2期は、この国保運営方針のことかと存じますが、この方針に基づきまして、北海道は毎年度、市町村別の標準保険料率を示しております。この標準保険料率につきまして、平成30年度と令和5年度を比較しますと、医療分・後期高齢者支援金分・介護納付金分の全ての区分において引き上げとなっておりますが、当町におきましては、平成26年度に保険税率を改正して以降、税率は現在まで据え置いてきております。この間、賦課限度額の引上げや軽減判定所得の見直し等の改正がございましたが、先ほど申し上げましたとおり、当町は税率を据え置いておりますので、ご質問にあります平成29年度と現在での比較となりますと、対象世帯に限らず、世帯構成や所得額に変動がなければ、保険税の額に大きな差は生じておりません。ご質問の2点目、令和6年4月から施行予定の次期国保運営方針の見通しでございますが、北海道の目指す姿であります、全道どこに住んでいても同一所得同一世帯構成であれば、同じ負担となる保険料率の統一化について、令和12年度を目途とする、加入者負担の公平化に向けた方針は、令和2年度に改定された現行の運営方針から変わっておりません。また、加入者負担の公平化と併せ、事務の標準化・平準化と医療費適正化の取組により、持続可能で安定的な国保制度の構築を図ろうとしております。この次期国保運営方針の策定にあたりましては、令和4年5月から6年2月までに8回の北海道国民健康保険市町村連携会議が開催され、改定内容等の説明がございました。ご質問にあります意見聴取につきましては、令和5年8月と11月に、文書により各市町村へ意見照会が行われましたが、運営方針素案の各論に対する意見照会となっています。当町の基本姿勢として、国8保制度の安定的な維持のため運営方針には賛成の立場にありますことから、特段の意見を申し上げておりませんが、引き続き、国の責任を持った制度設計及び北海道のリーダシップを求めてまいりたいと存じます。また、保険料水準の統一による当町への影響でございますが、令和6年度の国保事業費納付金ベースで算定をした道試算による統一保険料率と当町の現行税率を比較しますと、統一保険料率の方が高くなる見込みでありますので、現状よりも被保険者の負担は増えるものと存じますが、これは統一保険料率が高いということよりも、現行税率を据え置いてきたことを要因と見ることの方が妥当と判断しております。現在の国保運営は、先ほども申し上げたとおり平成26年度の改正以降、税率を据え置いてきました。この間、被保険者一人当たりの医療費は増加をしていく一方で、被保険者数は減少が続いていたため、国保税収入は大きく減収し、令和5年度決算見込み及び6年度予算とも赤字となる見込みとなり、その財源補てんとして基金を繰り入れる予定としております。もう少し早い段階で税率を引上げることも検討すべきでしたが、令和12年度からの保険料水準の統一スケジュールにおきまして、賦課方式が所得割、均等割、平等割の3方式となること、加えて、資産割を賦課している市町村は令和8年度までに資産割を廃止することが示されていましたので、当町は税率の引上げと並行して、資産割の段階的廃止に向けた事務を令和6年度より本格的に取り進めることにしていたところです。なお、これらの税率改正にあたりましては、道が示す標準保険料率を参考にするとともに、令和12年度の統一保険料率も念頭に置きながら検討してまいります。ご質問の3点目でございますが、国保税の算出にあたりましては、世帯構成や資産割の有無などにより国保税額が変動しますので、比較の対象世帯を給与収入400万円で、かつ資産割の課税がない子育て世帯で試算をしますと、国保税は年額約41万9600円、協会けんぽ保険料は年額約24万7044円となり、国保税の方が17万2556円ほど高い試算結果となります。なお、協会けんぽの保険料算定にあたりましては、被扶養者への保険料は発生しないこと、保険料は事業主と折半となることなど、保険制度上の優位性があることを申し添えます。ご質問の4点目でございますが、未就学児の均等割軽減につきましては、その軽減額に対して国・都道府県・市町村による公費負担が措置されますが、町独自で拡充措置を設けるとした場合に、その負担額は一義的に国保税から賄うことが求められるものと存じます。国保税の減収が続く現状におきましては、適正な税率改正に努め、国保財政の安定化を図ることを優先すべきと考えますので、町独自での実施について、行う考えはございません。なお、全国町村会では、令和5年11月の中央要望書において、国民健康保険の安定運営の確保に向け、財政支援のさらなる拡充を始め13項目にわたり要望しておりますので、引き続き求めてまいりたいと存じます。
再質問 7番 武藤勝圀
再質問なんですけども、実は私、平成28年の第4回定例会で、9この点について都道府県化を前にして、一般質問しております。そのときは国保の構造的問題は解決されるのかという点から質問しまして、答弁されたのは当時、小竹町長でした。小竹町長はこう答えております。国保の都道府県化により国保の財政運営は安定化し、保険税が均一化され、保険税負担が軽減される仕組みになり、この制度改革が国保が長年抱えてきた構造的問題が解決につながることを期待したいとの答弁でした。しかし今実際上、若干その変動はありますけれども、大きく変わっていないっちゅう、この6年間通して変わっていないっちゅうのが実情だと思います。それで1点だけ今町長からも答弁ありましたけども、2014年から全国知事会や町村会が、地公4者団体ですから、これが国保税をようするに協会けんぽ並みにせっちゅう事で、1兆円の財政負担を求めたんですけど、なかなか実際実現されてないと、ただこの間、市町村の法定外繰入れを減らすっちゅう名目で、保険財政基盤安定資金ですか、それが導入されてきてるわけですけども、しかしそれは実際上は、各市町村で入れてた法定外繰入れの分ぐらいで、実際上、知事会等が求めている1兆円には程遠い内容で、ですからそれが今ずっとを引いてて、先ほど答弁ありましたように国保税と協会けんぽでは17倍ぐらいの差があるということですんで、特にやっぱりこの、なぜその差があるのかっちゅうのは、さっき答弁がありましたけれども、結局協会健保の場合は事業主負担あるって、国保の場合はそれないわけですから、そのことで結局、協会けんぽ並みにするには、均等割、これは均等割っちゅうのは協会けんぽにはない制度なんですよね。だから、これをやれば17倍一気に同じぐらいにするかどうかちょっと分かりませんけども、相当負担を減らせることができると。だから今、就学前は、半減で小中高校生までは負担かかってるわけです。私、前にも質問した記憶ありますけれども、実際上、学生は収入ないんですよね。その収入ない子供に税金を掛けるっちゅうのはおかしいと、それをなくせば、結局国保も協会けんぽ並みの負担で済むということですんで、ぜひその点、今、答弁ありましたように、知事会や町村会でも頑張っておられますけども、10年たってもほとんど変わってないっちゅう状況で、ぜひ強く要望していただきたいと思ってますんで、よろしくお願いします。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
武藤議員の再質問にお答えいたします。まず国保健保のほうが17万2556円高いと言いました。して国保税、国保のほうの負担は41万9600円、協会けんぽの年額は24万7040円。ですが、これは2分の1が、何て言いますかね、事業主が持つということになりますので、これを掛けますと150万近いお金が、協会けんぽの保険料ということになっていきます。またこの17万2556円、差額のですね、これを国が持つということは大変な額になりますし、このことを国がやるかやらないか、これは国の制度上の問題であって、今、この場で議論することではないというふうに思いますので、私は、今、議員が申されたように、今後も町村会を通じまして、要望を上げていくということで進めたいなというふうに思ってございます。また、均等割の減免につきましては、町は平成26年度の税制改率に合わせ、低所得者の応益負担分に係る軽減率を107割、5割、2割としておりますし、国は現在、国保対象者が社会保険へ移行しやすくなるよう、所得制限の拡充も図ってございます。また、均等割への単独減免につきましては、現状において国保会計での対応をせざるを得ないことから、国保税の負担増となること、さらには一般会計からの繰入れは、国保対象者以外の町民の皆様にも負担を強いることにつながることから、町独自で減免する考えはございませんので御理解願います。
再々質問 7番 武藤勝圀
ありません。