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新冠町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月23日

学校統合について

2023年6月23日、新冠町議会の一般質問で、武藤勝圀議員が「学校統合について」質問し、教育長 奥村尚久が答弁しました。

質問者
武藤勝圀 議員
答弁者
教育長 奥村尚久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 武藤勝圀

3つ目に、学校統合について伺います。学校統合については、令和3年度から動き出しており、本年度統合に向けて着々と準備が進められています。しかし、当初の統合目的が最近の教育界の流れなどで正当性を失い、一旦立ち止まって考え直すべきという観点から、見解を伺います。1つ目、令和3年4月の新冠町小学校統合計画では、学校統合の大きな目的は3点書かれております。1つが、少人数僅少差学級の解消。2つ目、一貫性のある教育の構築。3つ目が、施設改築構想の推進と述べられており、少人数僅少差学級の解消が第1と述べております。少人数学級はコロナ禍を経て、日本の教育が大きく変わり、財務省、文科省が40年間一貫してかたくなな態度をとってきたわけですけども、40年ぶりに35人学級が実現したと。今、全国で小人数学級の流れが主流になっています。この流れの中でなぜ統合して学級の規模を大きくするのか理解出来ません。WHO世界保健機関は、世界各地から学校規模と教育効果について研究した論文を集めて多面的に分析し、その結果をまとめて発表しています。教育機関は小さくなくてはならない。生徒100人を上回らない規模が望ましいと全世界に提言しています。この基準でいきますと小学校では、1学年当たり16人以下、中学校では3学年ありますから33人以下という規模です。2つ目、僅少差学級も35人学級の実現で、新冠小学校の将来の児童数の見通しを考えても、全く心配なのではありませんか。統合の目的の正当性がなくなっています。一度考え直すべきと思いますが、見解を伺います。3つ目は、小学校の建築場所はまだ最終的に決まっていませんが、どんな規模の大地震、大津波が来ても、子どもたちを守れる安全な場所に建築すべきと思います。できれば高台などの安全な場所を検討すべきと思いますが、見解を伺います。

答弁 教育長 奥村尚久(教育長は2025年3月まで)

武藤議員からの、学校統合についての御質問にお答えいたします。現在、令和6年4月1日に新冠小学校と朝日小学校の統合を行い、新たな新冠小学校としてのスタートに向け、教育委員会、学校、保護者が一体となり準備を取り進めているところでございます。ご質問1点目の、少人数学級の流れが主流の中で、何故、統合して規模を大きくするの13かということででございますが、統合計画に記載されておりますとおり、統合の最大の目的は、少人数・僅少差学級の解消による、一定規模の児童数の確保と少人数学級の実現にあります。小規模校の良さも十分に認識している一方で、多くの個性とのふれあい、多様な考え方への理解、大勢の仲間との体験も重要であると考え、統合による学校の大規模化により、各学年の児童数が増えることで、これらの教育効果が高まることに加え、複式学級の解消と2学級編成が可能となる学年もございます。統合後の令和6年度の学級編成の見込みは、統合する場合には、1年、2年、5年生が1学級から2学級となり、僅少差学級が解消され、20名前後の学級が実現でき、今後において大きく児童数が減少しない限り、この学級編成は卒業まで続くことになります。大規模校にもメリットとデメリットがあり、小規模校にもメリットとデメリットがあります。両方のデメリットの解消を図り、新冠町の子どもたちにとって、より良い教育環境を作ることができるものと考えております。2点目の、統合の目的の正当性が無くなっており、一度、考え直すべきではというご質問でございますが、小学校統合に明確な正当性があることについては、今申し上げた1点目の答弁内容のとおりでございます。小学校の統合に向けては、令和元年に、新冠町立学校のあり方検討委員会を設置し、保護者に対するアンケートを行い、同年12月に、新冠町立小中学校の将来を見据えた学校のあり方についての答申を受けております。その後、令和2年10月に、新冠町小中学校適正規模・適正配置基本計画をまとめ、保護者と地域の方に対し説明会を実施し、令和3年度においては、新冠町小学校統合計画に関する保護者・地域説明会を6会場で行って参りました。説明会当初は、統合への不安から保護者からも反対のご意見もいただき、特にスクールバスの運行、津波等災害発生時の対応、統合前の交流学習の実施の3点について不安視されておりましたが、各々対応策を丁寧に説明することで理解を得られております。令和4年度からは、教育委員会、学校、PTAからなる学校統合準備委員会を設置し、教育計画部会、校務部会、PTA部会の3つの部会に分かれ、課題に対してきめ細かく検討を進めているところです。また、その都度議会へ報告し承認をいただき、経過については所管委員会で説明しており、町民の方々にも町広報やまなびや等でお知らせしております。そういった経緯・経過がある中で学校統合を進めており、現在は両校のPTAが児童と保護者の交流事業を立案するなど、理解が深まり統合の気運が高まりつつあります。このように、新冠町の子どもたちが迎えることとなる教育環境の変化を見据え、これまでの数年をかけて、地域と保護者と話し合いを重ねて取り進めてきた結果、来年度迎える小学校統合について、歩みを止めたり考え直すつもりはありません。最後に、3点目の、小学校改築の際の設置場所についてです。学校施設の改築については、より老朽化が進んでいる中学校の改築を優先して考えているところであり、小学校統合後の次のステップとして、中学校の改築を主体とした学校施設の再整備について検討していく必要があると考えております。その際には、災害対策を十分に考慮した上で検討を14進めて参りますが、現在、改築に向け取り進めております診療所施設については、町民の利便性を重視し、災害対応については施設の強靭化で補う考えで改築場所を選定してございます。これを踏まえ、学校施設においても、児童生徒や保護者、また町民にとって最善の施設整備の方策が何であるか、設置場所を含めて慎重に検討して参ります。

再質問 7番 武藤勝圀

今、教育長の答弁、理解できる点あるんですけども、ただ私が言いたいのは、小学校統合計画、ここの中で言っているのは、3つさっき言いましたけど、3つあるんですけど、一貫性のある教育の構築、施設改築構想の推進、これもありますけれども、あの計画の中で、最大限強調してるのは第一義的に、この小人数僅少差学級の解消とうたってるわけですよね。ところがこの点、先ほども言いましたように、やっぱりコロナ禍を経て、いろんな中で大きくやっぱり流れが変わってきてるわけですから、そういうのに応じてやっぱり対応して、実際この小人数僅少差学級の解消っちゅうのは、もう統合しなくたって解消されるわけですから、そういう点でやっぱり、今の時点に立ってやっぱり振り返ってやっぱり考えるべきじゃないかというふうに思ってんですけど、その点についてどうですか。

答弁 教育長 奥村尚久(教育長は2025年3月まで)

武藤議員の再質問にお答えしたいと思います。第1点目の小人数僅少差学級っていった点でございますけれども、40人学級の場合には、僅少差学級40名、それから39人38名といった部分が僅少差になります。35人学級、ただいま実現されていますけれども、35人、34人、33人の場合には、僅少差学級というのは、どこに行っても僅少差学級は出来ます。その場合36人を超えると、2つになって、18名18名の2クラスの編成が実現するされることになります。また新冠小学校の場合は、毎年そういった、あと1人、2人いれば2学級に分かれて、少人数の学級が実現されるっていうことの繰り返しが毎年毎年行っていました。そういった部分を解消するためにも、少人数学級、それから僅少差学級、そこを解消していくんだということです。また、朝日小学校の場合には、1年生8名、2年生9名、3年生9名、4年生が5名、それから5年生2名、6年生2名ということです。保護者の皆さんは、複式学級と言ったことについては、できれば単式学級にしてほしいということで、町単費の職員をですね、朝日小学校には2名入れながら、配置しているところです。この部分で現在行くと、3年生も1クラス、4年生5名のところも1クラスの学級編制になってますけども、それは町の単独の職員をそこの学級に配置しながら、4年生は単独の学級を維持しているわけです。新冠の在り方検討委員会の中でも、町として望ましい、これからの人口推移を考えて、望ましい学級編制の人数、1学級は25人から30名だろうとそういうふうに考えているところです。またその中で、軽度発達障害やいろんなインクルーシブ教育の実現だとか、そ15ういうように図るのは議員おっしゃってるように、20人前後のそういった少人数学級の中が、一人一人も目を届くし、実現しやすいっていうことは十分分かります。ただし国の場合には、学級編制基準っていうものが現在ございまして、35名を超えない限りは、1クラスの中で維持していくよということで行っているところです。ただし現状としてに新冠小学校は、毎年のように、そこで1名2名いれば、あと2学級になれるのにっていう部分がずっと続いていましたので、その部分を何とか解消していきたい。そして新冠町全体の子どもたちの、先ほども述べましたけれども、デメリットを解消しながら、メリットにつなげて、幼稚園、認定こども園ドレミ、それから新冠小学校、新冠中学校というように一つずつの中で、一貫して行う教育を実現していきたいということで考えているところです。御理解いただきますようお願い申し上げます。

再々質問 7番 武藤勝圀

ありません。

出典:新冠町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月23日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる