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新冠町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月23日

帯状疱疹の発症予防と対応について

2023年6月23日、新冠町議会の一般質問で、酒井益幸議員が「帯状疱疹の発症予防と対応について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
酒井益幸 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 酒井益幸

2番、酒井益幸です。議長より発言の許可を得ましたので、帯状疱疹の発症予防と対応について質問いたします。帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気とされています。ウイルスは体内の神経節に潜伏し、加齢や過労、ストレスなどにより免疫力が低下すると、再び活性化して帯状疱疹を発症します。日本では毎年約60万人が帯状疱疹にかかるとされ、50代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。帯状疱疹は、軽い発熱や頭痛が見られることがあり、やがて神経に炎症を起こし、ちくちくとした神経痛を感じて傷みがあらわれてきます。体の左右どちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い斑点と水膨れが多数集まってきて、帯状に生じます。症状の多くは上半身にあらわれ、顔面や特に目の周りにあらわれることがあります。通常、皮膚症状に先行して傷みが生じます。その後、皮膚症状があらわれると、ぴりぴりとさすような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。多くの場合、皮膚症状が直ると傷みも消えますが、神経の損傷によって、その後も傷みが続くことがあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれ、23高齢者によく見られます。最も頻度の高い合併症です。また、糖尿病やがんなどの免疫力が低下する場合に、病気が原因となることも見受けられます。成人の9割以上は、このウイルスが体内に潜伏しており、帯状疱疹を発生する可能性があると言われています。体内の神経を伝達して頭部から顔面に症状があらわれることもあり、主な症状は、顔面神経痛、麻痺、目の症状では角膜炎や結膜炎。重症化すると視力低下や失明に至ることもあります。耳の症状では、耳鳴り、難聴、目まいなどを生じて合併症を引き起こすことがあり、目や耳などに障害が残るとも言われています。できるだけ早く治療を行うことによって改善できる合併症もありますので、早めの受診が大切であります。予防に関しましては、日頃からの体調管理と帯状疱疹ワクチン接種が考えられます。接種に関しましては任意接種となっており、対応は各自治体によって様々で、公費助成している自治体もあります。帯状疱疹を予防するワクチンは2種類あります。乾燥弱毒生水痘ワクチンビケンの接種費用は1万円程度で、接種回数は1回です。不活化ワクチンシングリックスは2回接種が必要で、接種費用は1回当たり2万円程度で、接種回数は2回ですので、4万円程度かかります。1回目の接種完了後、2か月から6か月の間隔をあけて、2回目接種する必要があります。ワクチン接種により、発症と神経痛の予防効果があると言われています。特に、シングリックスのほうが10年経過しても、ワクチン効果が80%以上持続されると言われています。昨今、諸事情により、高齢者や中高年の方々ほど日常生活が多忙な方が増えていると思います。その状況下で、加齢や過労、ストレスなどで誰もが発症するリスクがあると言われ、その苦しみの実態がありますので行政が果たす役割は必要であり、予防策の取組強化が必要と考えますが、発症予防について2点質問いたします。中高年から高齢者の帯状疱疹ウイルスが身体に及ぼす影響は。また、日常生活における予防策や症状と思われる場合の対応は。2つ目、予防ワクチンは2種類あるが、その有効性は。町長の所見を伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

酒井益幸議員の一般質問にお答えしたいというふうに思いますが、私からの答弁内容が、ただいま議員からの御質問の内容とほぼ同じでありまして、繰り返しとなりますことから、その部分は答弁を省きまして、簡単に、答弁させていただきますので、御理解願います。まず1点目、中高年の皆様にとりましては、決して油断の出来ない病気でございますので、日常生活ではバランスのとれた食事や十分な睡眠など健康的な生活習慣を保ち、免疫力を高めることが有効でございますし、過度な運動や心身ともリラックスのできる環境を整え、ストレスが蓄積されないようにすることが何より大切とされおりますので御理解いただきたいというふうに思います。また、帯状疱疹は、早期の発見と治療により皮膚症状の回復促進や疼痛期間の短縮、重24症化や合併症の発症低下などの効果が期待出来ますので、皮膚の痛みなど身体に異変が感じられたときは、速やかに皮膚科を受診されることを推奨いたします。2点目の答弁といたしまして、日本人を含む国際共同臨床試験の結果によりますと、帯状疱疹への有効性は50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8%と、すぐれた予防効果が示されてございます。なお、接種後は、注射部位には約81%の副反応が認められ、主な症状は疼痛とのことでございます。このほか全身性の反応として、約65%が認められ、主な症状は、筋肉痛や疼痛等でございますが、重大な副作用としてショックやアナフィラキー反応を含む過敏症状があらわれる場合があるとの報告もございます。以上です。

再質問 2番 酒井益幸

帯状疱疹は、先ほども言いましたけれども、加齢や疲労、ストレスなどによる免疫力の低下に伴い、誰もが発症する可能性がある病気です。50歳から発症が増え2割程度の方々が神経痛に悩まされていると言われており、痛みや炎症に耐えながらも、苦労している方々を目の当たりにいたしますと、支援していかなければならないと考えます。また、予防のための情報発信も加えていただきたいと思います。ワクチン接種に関しましては、ワクチン接種が示すデータの根拠からも、発症予防重症化を防ぐ効果は先ほどの答弁でもありましたけれども、あると思います。一方で、先ほど来申し上げているとおり、より効果的なワクチンが4万円程度と費用が高額となっており、諦める方が多いとされています。ワクチン助成を実施している道内自治体は、私が調べた中でも、少なくとも9つの市と町が実施をしています。当町におきましても、誰もが健康で住みよい環境のもとで、日常生活を送っていただくためにも、助成制度の創設が必要と考えますが、改めて町長の見解を伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

酒井議員の再質問にお答えいたします。帯状疱疹の発症リスクや高額な接種費用から議員の御提言は理解するところでございますが、帯状疱疹予防としてのワクチン接種は、任意接種として承認されたもので、予防接種法に基づく定期接種ではなく接種費用に対する国からの財源措置もありません。町費での助成制度は設けてございませんが、生ワクチンによる予防接種を定期接種に加えるか否かについて、現在、国は、副反応を含め慎重に審議されているところでございますので、この動きを注視してまいりたいと存じます。以上です。

再々質問 2番 酒井益幸

ありません。

出典:新冠町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月23日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる