みんなの議会

新冠町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日

部活動の地域移行について

2023年3月14日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「部活動の地域移行について」質問し、教育長 奥村尚久が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
教育長 奥村尚久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 伹野裕之

5番、伹野裕之です。引き続き、通告に従い部活等の地域移行について質問いたします。部活動の地域移行が2023年度から始まりますが、部活動の地域移行が求められる背景の一つに、教員の働き方改革があります。教員の長時間労働は深刻化しており、部活動を全廃しても、文部科学省が定める残業時間のガイドラインを超えているというデータもあります。一方、少子化に伴う部員の減少により、学校ごとの部活動が困難になりつつあるという現状も、部活動の地域移行を高める要因ともなっています。部活動の地域移行が新聞等で報道されてからは、部活動に精励する子を持つ親や、スポーツ少年団の指導者らにとって大きな関心事となっており、どのように移行していくのか注視しているものと思われます。スポーツ少年団のある指導者は、どのような形でかかわりを持つかを真剣に考えており、国や町教育委員会がどのように考えているのか、実際、私自身に相談を受けています。このような中、日高管内教育委員会連絡会議が2月1日に開会され、2023年度から始まる部活動の地域移行や管内の学力状況などの教育課題について、講演や研究協議が行われています。部活動の地域移行についての講演では、昨年12月に国が示したガイドラインに触れながら、今後の方向性について示唆しています。市町村が実施主体を設置するパターン。既存の組織が実施主体となり地域や学校と連携するパターン。学校管理下の部活動を継続しながら、地域と連携し指導者を配置するパターン。の3パターンが共存する形で、部活動環境が確保されるとしています。当町はどのパターンで移行を進めるのでしょうか。また、北海道教育委員会は、2月10日に2023年度北海道予算案のうち、教育関係分を発表しています。総額は3691億1700万円で、2022年度当初予算比3.6%減となっています。骨格予算の中で、公立中学校の部活動移行への支援、いじめや不登校への対応に重点を置いています。その中で、新規事業の部活動の地域移行の支援16には、1億3500万円を計上しています。道内では、44市町村が地域移行を検討しており、受皿となる団体と学校、自治体間の調整役となるコーディネーターを派遣するとしています。当町は、地域移行を検討している44市町村に入っているのでしょうか。部活動指導の教員の負担軽減を図り、部活動に取り組む生徒らの健全育成のためにも、北海道教育委員会の支援を受け、部活動の地域移行を進めるべきと考えます。教育長の所信を伺います。

答弁 教育長 奥村尚久(教育長は2025年3月まで)

伹野裕之議員から御質問の、部活動の地域移行についてお答えいたします。部活動の地域移行につきましては、学校の働き方改革を踏まえた部活動改革の一環として、令和5年度以降、休日の部活動を段階的に地域へ移行する方針を国が示したものでありますが、但野議員から令和4年第3回定例会において、同様の質問をいただき、多くの課題があるが国及び道教委の動向を踏まえながら取り進めていく旨の答弁をしてございますことから、まず、その後の対応からご説明いただきます。教育委員会ではこの間、地域移行の方針に対する中学校の考え方について確認するため、令和4年10月25日に情報交換の場を設けました。中学校からは、働き改革は必要であるが、すぐに地域移行しなければ学校から不満が生じる状況にはないことから、十分な協議検討を重ねた上で町の方針を定め、準備を進めていただきたいとの意向を確認しております。また、11月25日に開催された令和4年度第2回新冠町総合教育会議において、町長と地域移行に係る課題の共有を図ったところでございます。国の動向でありますが、令和4年12月27日に、スポーツ庁と文化庁から学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドラインが示されましたが、3年間での移行は困難との地方自治体からの指摘を受け、令和5年度から7年度までを改革推進期間に改め、達成目標は設定しない方針に転換されたところであります。また、道教委においては、コーディネーター配置支援事業等の支援策を創設するとともに、国のガイドラインを踏まえ、本年2月16日付けで、令和5年度から7年度までの3年間を期間とする北海道部活動の地域移行に関する推進計画案を示したところです。ご質問の地域移行をどのような方向性で進めるのかについてでありますが、次年度に教育委員会、中学校、PTA、スポーツ及び文化団体の代表者等による協議会を設置し、地域での受け皿の一つと考えられる団体等の現状把握と地域移行に向けた解決策について情報交換をした上で方向性を見出して参りたいと考えているところでございます。また、道教委の財政的な支援を受けて移行を進めることにつきましては、今後において方向性が定まり、それに向け取り進める上で活用可能な支援事業がございました活用を検討して参りたいと存じます。中学校の部活動は、これまで学校教育の活動の一環として学校が担ってきたものであり17ますことから、その役割を永続的に地域が担っていくには、困難な課題が多くございます。このことは、他町においても同様と捉えており、中部圏域や管内の連携も視野に入れ、慎重に検討を進めて参る所存でございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

再質問 5番 伹野裕之

ありません。

出典:新冠町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる