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新冠町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月26日

津波被害における避難所運営について

2020年6月26日、新冠町議会の一般質問で、酒井益幸議員が「津波被害における避難所運営について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
酒井益幸 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 酒井益幸

3番、酒井です。引き続き、議長より発言の許可をいただきましたので通告に従い、津波被害における避難所運営について質問いたします。このたび、内閣府が本年4月に公表した道東沖の対馬海溝沿いと日高沖以南日本海溝沿いの2つの巨大地震による、マグニチュード8以上の津波での浸水想定では、北海道太平洋沿岸各地域で最大級の想定で発表されました。特に、日本海溝のうち日高沖から岩手県沖の領域で起きる巨大地震モデルの津波想定では、日高管内に津波第一波が 30 分以内に到着し、二波、三波派到着し、当町におきましては最大級で 10 メートルを超える津波が想定されています。今までこのような大津波の経験がなく、過去の大津波は 17 世紀にあったとの痕跡が残っておりまして、300 年から 400 年以上経過していると堆積物で推測されています。当町役場庁舎は海抜 6.6 メートルで、庁舎 30 センチの浸水想定で考えますと、新冠市街地及び節婦市街地のほとんどが浸水すると思われますが、まずは高台にある避難所に一時避難を最優先しなければなりません。その上で、住民の命を守る避難体制や避難22所運営が求められます。また、人命救助最優先と役場庁舎が浸水すると機能不全に陥ってしまう場合も考えられます。今回の想定では、厚真発電所が浸水想定でブラックアウトへの恐れもあり、備蓄品の配備も必要と考えます。今回の想定をかんがみまして、防波堤復旧工事や堤防かさ上げ等の検討と対策も必要であります。また、毎年行われています新冠町防災避難訓練におきましても、当初より参加数も減少傾向でありますので、命を守る避難訓練でありますし、あらかじめ自治体との協議を含めた避難訓練における避難マニュアルの手順に物資を送ることや避難所への物資の配備、施設の設備確認、施設管理側の役割や避難所運営は昼夜での対応が求められるため、ボランティア体制の確認、非難者健康状態の確認、炊き出しや温かい飲み物の提供、避難者年代もさまざまな状況を考慮して留意すべき点も多くあります。避難所における心のケアも必要でありますので、避難所マニュアルに沿った避難所を開設実施訓練が必要であると考えますので、3点質問いたします。質問の1点目は、津波被害により庁舎約 30 センチ浸水を想定して新冠市街地、節婦市街地の避難所は何カ所で、どこの避難所運営を想定しているのか。質問の2点目は、食品飲料備蓄品と日数はどのぐらい想定をしているのか。質問の3点目は、津波を想定した避難訓練後における避難開設訓練を協働により、対象となる自治会で行うべきではないか。以上、町長の所見を伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

酒井益幸議員からご質問の津波被害における避難所運営について、お答えいたします。このたびの日本海溝・千島海溝の巨大地震モデルでは、平成 23 年3月 11 日に発生した東日本大震災において、平成 18 年に策定された日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震防災対策推進基本計画で想定していた地震規模を超えたため、新たに過去 6,000 年間における津波堆積物資料をもとに、岩手県沖から日高地方沖合の日本海溝モデルにおいてはマグニチュード 9.1、襟裳岬沖から東の千島海溝モデルにおいてはマグニチュード 9.3 の最大クラスの地震発生を想定し、各市町村の最大沿岸津波高と各役所における最大浸水深などが公表されました。報道でもご承知のとおり、新冠町においては役場庁舎の最大浸水深は 0.3メートルとされており、管内の近隣自治体と比較しても低い数値ではあるものの、津波の恐ろしさを考えると数値の多少ではなく、警戒すべきものと判断しております。今回の公表を基本とし、北海道において有識者による検討を踏まえ、津波浸水想定を設定することとなることから、その結果を踏まえ、今後当町の避難計画等を修正することとなることをまずご理解いただきたいと存じます。さて、1点目の新冠市街地、節婦市街地の避難所は何か所でどこの避難所運営を想定についてでございますが、毎年沿岸部の自治会参加で行っている大津波に対する避難訓練で実践しているように、市街地地区の避難箇所は氷川神社、泊津高台、判官館森林公園、サラブレッド銀座駐車公園の高台と役場庁舎、新冠小学校体育館、本町多目的センター及び23朝日小学校とし、節婦地区では海渕宅前、節婦神社、ホシリ乗馬クラブの高台と節婦体育館、大狩部地区は大狩部生活センターを避難場所と想定しております。また、災害の危険がなくなるまでの期間及び災害により自宅へ戻れなくなった方々が滞在し、一時的に生活する避難所を想定している施設については本町多目的センター、新冠小学校、節婦体育館、大狩部生活センターに加え、朝日小学校としております。2点目の食品飲料備蓄品と日数に関するご質問ですが、先ほど避難所としてあげている施設と防災備蓄倉庫とに、保管場所をそれぞれ分散し市街地地区、節婦地区、大狩部地区を対象に、3割の住民の方が3日間避難生活できる数量を保管しており、飲料水、食糧、簡易トイレ、トイレットペーパー、発電機や暖房器具、毛布等に加え、この度の新型コロナウイルス感染症対策としてマスク、消毒液なども準備しております。また、アレルギー対応の食事や紙おむつなど、近年各地で開設された避難所運営で不足していたというものも追加し、備蓄を増やしていっておりますが、これで十分かどうかは今後も継続的に検討し補充していくこととしております。加えて、国からのプッシュ型の支援物資の供給体制が整っていることから、これらも活用する方向で取り組んでいきます。最後に、3点目の自治会と共同での避難所運営訓練についてでありますが、避難所運営は職員が各避難所において実践していくこととなり、現在は新型コロナウイルス感染症対策を含めた避難所運営が必要となることから、7月中を目途に北海道日高振興局の協力をいただき、まずは職員で避難所運営の訓練を実施する予定としておりますので、その結果を踏まえ自治会を含めた町民の方々と訓練をすべきかどうかを判断したいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

再質問 3番 酒井益幸

3番、酒井です。今回の事前調査により、食料飲料等の備蓄品の中で乳児用ミルクがありませんでした。自治体での備蓄におきましては乳児用ミルクは必要でありますけれども、粉ミルク及び最近では液体ミルクがありまして、お湯を必要とせずに安全であると聞いております。また、使い捨ての哺乳瓶、カセットコンロ、電気ポットなどを用意しなければならないと考えます。当町におきましては、乳児の命を最優先で備蓄しなければならないと考えますが、備蓄に関してはどのようにお考えなのでしょうか。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

再質問についてお答えいたします。先ほどのご答弁で申し上げましたが、今後も継続的に検討し補充をしていくとしておりますので、ご提言のありましたものにつきましてもその中で検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

再々質問 3番 酒井益幸

ありません。

出典:新冠町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月26日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる