みんなの議会

洞爺湖町議会 令和2年9月会議 2020年9月10日

コロナ禍の感染症対策を徹底した災害時の避難所運営と今後の対応について

2020年9月10日、洞爺湖町議会の一般質問で、大久保富士子議員が「コロナ禍の感染症対策を徹底した災害時の避難所運営と今後の対応について」質問し、危機管理室長 仙波貴樹が答えました。

聞いた人
大久保富士子 議員
答えた人
危機管理室長 仙波貴樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 大久保富士子

2番目の防災対策につきましてのご質問でございます。7月に九州を中心とした豪雨災害が発生しました。9月1日は防災の日、8月30日から9月5日まで防災習慣です。新型コロナウイルス感染症拡大を想定して、内閣府は新型コロナウイルスを念頭に、感染症対策を取り入れた避難所運営の訓練を自治体に呼びかけています。全国各地で新型コロナを踏まえた避難所の開設、避難所運営の訓練が行われています。我が町洞爺湖町は、いつ噴火をするかわからない有珠山噴火に備え、今まで以上に災害対策、対応が大事ではないかと思います。そこで、コロナ禍の感染症対策を徹底した災害時の避難所運営と今後の対応についてお聞きいたします。各地で感染拡大防止策の避難訓練が行われていますが、町として今年度中に避難開設運営の訓練、または避難訓練を実施する予定があるかについてお聞きいたします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

ただいまの質問についてお答えいたします。避難所における感染症対策を徹底するため、このたび職員向けの洞爺湖町避難所運営マニュアルを修正し、避難者等の健康管理、避難所内の衛生管理、発症時の対応や熱中症対策に取り組むとともに、この後補正予算において提案させていただきますが、避難所における飛沫感染防止のためダンボールベッド及びパーテーションを購入する予定としております。今後は防災資機材を有効に活用し、当該マニュアルに基づいたコロナ禍における感染症対策を徹底した避難所運営を実施することとしております。また、今年度の防災訓練につきましては、例年住民参加による避難訓練を実施しているところでございますが、新型コロナウイルスの感染症予防と感染拡大防止の観点から大勢の方が集まるイベント等を中止していますことから、これまで訓練の実施を見合わせているところではございますが、購入予定でありますダンボールベッド及びパーテーション等の防災資機材がそろい次第、今回修正した避難所運営マニュアルに基づいた避難所開設訓練を実施したいというふうに考えているところでございます。なお、訓練の参加対象につきましては、感染症防止のため参加人数を限定した形で開催したいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 2番 大久保富士子

了解いたしました。避難所開設訓練開催後は何が不足か、改善点はないか、検証を踏まえて災害時の今後の対応を確認するためにも、自主防災組織の役員や町内会連合会の役員の方などと3密を避けて避難所の感染対策を具体的に懇談し、課題や確認、共有が大事だと思います。そのことが今後の迅速な対応につながると思います。次の質問でございます。9月6日胆振東部地震の発生から2年を迎えました。胆振東部地震に伴うブラックアウトの教訓を踏まえ、防災資機材の充実・強化を図るための非常用配電、資機材の確保、整備、災害用備蓄品の備えの進捗状況をお伺いいたします。昨年の9月議会で同様の質問をした際に、ブラックアウトの教訓を踏まえ、令和元年度中に発電機4台整備と避難所等の施設5か所の配電盤と避難所等の電気工事を実施している最中とご答弁をいただきました。その後の進捗状況をお聞きいたします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

ただいまのご質問についてお答えさせていただきます。一昨年発生しました胆振東部地震に伴うブラックアウトの教訓を踏まえ、平成30年度に洞爺湖町防災備蓄計画を策定し、これに基づき防災備蓄品を整備しているところでございます。大規模停電対策といたしまして、発電機6台を整備するとともに、虻田、洞爺、温泉の各地区において避難所と避難所施設等となる施設7か所の配電盤工事を実施し、発電機とこの配電盤を接続することにより停電時においても施設の照明器具などの電気設備を使用することが可能な状態となっております。また、電気やガスなどを使用せず、水だけで作ることのできる非常食を備蓄しているところでもございます。以上でございます。

議員の質問 2番 大久保富士子

着実に取り組んでいることがわかりましたが、コロナ禍の今は何より重要なのが密閉、密集、密接の3密を避けること、そして、現在の記録的な豪雨災害は甚大のために緊急時に必要物資がきちんと提供されるように整えておくこと、また、避難所運営の見える化を目的に、避難所カルテを作成し避難所に配付が大事と言われています。地域の皆様と知恵と団結で様々なことを想定して、安全第一に命を守るための取組を進めていただきたいと思います。最後の質問でございます。今年7月、九州南部から東海にかけて豪雨災害が発生しました。災害被災した熊本には、内閣府の調査チームの一員として男女共同参画局の職員が派遣され、政府は5月に作成した災害対応力を強化する女性の視点からの防災復興ガイドラインをもとに、更衣室の設置のお願いをしたり、性犯罪や性暴力防止の啓発チラシを配布して、全国の女性の意見を反映させたとお聞きしました。災害が起きたときには、その影響やニーズが男女で違います。さらに、復興・復旧の全ての段階で女性の視点を反映させることが重要です。そのために、女性の防災分野の人材育成が必要だと思います。町として、現在女性リーダーの育成に対してどのように取り組んでいるかをお聞きいたします。昨年の9月会議で、防災に女性の視点を生かす取組についての質問をいたしました。当時の担当課長より、女性の視点を生かした防災に努めていきたいと答弁をいただきましたが、その後の状況を確認し、女性の防災分野における人材育成が必要であると思いますが、町の見解をお聞きいたします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

ただいまの質問についてお答えさせていただきます。町では、これまで町が開催する防災訓練や学校での防災教育において、赤十字奉仕団にご協力をいただき、町の防災対策に係る女性の参画を図るとともに、女性団体が主催する研修会において、防災に関する講演を行わさせていただき、女性の視点で暮らしにおける防災を考える機会の提供を行ってきたところでございます。これまで以上にこのようなつながりを活用し、災害から受ける影響や男女間で異なるニーズの把握に努めていきたいと考えております。また、女性の防災分野における人材育成につきましては、自主防災組織における女性役員の登用を自治会に求めるなど、女性の活躍を支援していきたいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 2番 大久保富士子

了解いたしました。女性の活躍の支援、心より期待しております。公明党は、自然災害の教訓を踏まえ、防災・減災を政治の主流と訴えています。そして、災害対策は女性の目線で子供や高齢者まで配慮した女性のきめ細やかな意見を反映させることが重要です。防災対策や意思決定の場で男女共同参画の考え方は欠かせないと言われ、女性の参加率を高める取組が進められています。公明党の一員として、命を守る防災対策に私自身、尽力してまいります。以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。

出典:洞爺湖町議会 令和2年9月会議 2020年9月10日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる