新冠町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月13日
観光振興について
2018年3月13日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「観光振興について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 伹野裕之 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 伹野裕之
11番伹野裕之です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い観光振興について質問いたします。4月には日高自動車道厚賀インターチェンジが開通し、数年後には新冠インターチェンジも開通の見通しです。これにより苫小牧、札幌圏からの移動時間が短縮され、数多くの観光客の往来も見込まれ、観光による集客を期待する事業者も多いはずです。12月の定例会で一般質問を行い、その中で申し上げましたが、管内各町とも観光振興に視点を置き、町外に情報発信をしながら地域活性やまちづくりと町・地域が一体となって振興推進を行い、地域色を出した魅力的なイベントを開催しております。当町は町外に向け情報発信をするイベントの数もなく、ここ20年当町の観光は旧態依然の様相です。道が発表した2018年度予算は、観光関係が前年度当初より8000万多い21億3000万円と過去最大になっており、アイヌ文化の発信や外国人の受け入れ態勢整備を柱として、2020年度までに外国人観光客を年間500万人とする目標達成へ観光振興の取り組みを加速させようとしています。これに呼応すべく新たな観光振興の取り組みが必要と思われます。観光振興の中心となるのは、観光協会です。過去に観光協会を法人化する計画もありましたが、途中で断ち切れになる状況です。観光協会が法人化のもと体力をつけて自活することで、必然的に町内の観光が活性化し、地域振興がなされることは目に見えています。観光振興推進協議会は、馬産地観光を掲げて2年目の活動を終えようとしています。前年度は3月末に、今年度は議会の会期中の3月10日にセミナーを行っています。年度末の慌ただしい中でこれらの事業を開催することが予算執行の帳尻合わせのように感じられます。精力的に活動しているように見受けられません。一人でも多くの参加者を期待するのであれば、余裕を持った中での事業展開を望みます。もう少し頑張っていただけることを期待いたします。また、現在ある観光資源を洗い出し、点在する観光施設を線で結び、町全体が面となるような有効活用を展開する必要があると思われます。さらに町内への観光客をリピートさせるためにも新たな観光資源を開発・考案することも必要なのではないでしょうか。このように課題も山積と推察します。これらの懸案の解決策と将来を見据えた観光ビジョンを示していただきたく、町長の所見を伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
伹野裕之議員ご質問の観光振興について答弁させていただきます。地方自治体において、全国的に少子高齢化や過疎化による人口減少が深刻化しており、当町においても同様な傾向であり、これに歯止めをかけることが非常に難しい現状である中、町内消費を維持または拡大し、経済活動の発展を図るためには町外者による消費拡大の誘導が重要な課題ととらえております。交流人口を増大させ、課題を克服する施策として観光振興があると考えております。町の観光資源としてこの地域ならではの雄大な牧歌風景、豊かな自然環境と美しい景観に加え、町の観光関連施設としてレ・コード館、温泉、乗馬施設、森林公園、道の駅などを整備し、町外からの観光客等の入込みを誘導してきております。また、近年では大手牧場の一般見学開放や民間事業者による乗馬施設、宿泊施設や優駿記念館、美術館なども加わり観光資源も幅広く厚みを増してきております。これらの地域の観光振興を図る観光協会につきましては、町のPR活動の展開やイベント実施を行なってきておりますが、平成27年度から観光関連産業の活性化とまちづくりを一層推進するため、企画課職員も参画した中で行政との連携を密に官民一体となった取り組みを進めております。また、観光振興推進協議会におきましては、平成28年度に町観光協会、産業団体、観光関連事業者、農業者等で組織し、事業概要といたしましては、基幹産業で地域資源でもある軽種馬を前面に出し、観光産業の持続発展的な仕組みづくりに向けて収益事業の確立と維持拡大を前提とし、主体となる人材の育成、着地型旅行商品の開発、地域資源を生かした食や商品開発とそれらに向けた調査研究、プロモーション活動を行うこととしており、国の補助金を受ける5年間の活動期間としております。ご指摘のように日高自動車道厚賀インターチェンジの開通も目前ですし、その後は新冠インターチェンジの開通も控え、道央圏からのアクセス向上により日高路そして新冠町への観光客の入込も増えてくるものと思ってございます。現在ある観光資源の洗い出し、有効活用に加え、新たな観光資源の開発につきまして観光協会と観光振興推進協議会とも連携し、取り組み強化していきたいと考えておりますが、町の観光振興策の方向としては、第5次新冠町総合計画の中でうたっております。1点目、旅行目的や旅行形態の多様化、個性化に対応できる観光産業の育成を図るため地域資源を活用した観光メニューの多様化やネットワークを促進し、観光の魅力づくりを高めること。2点目、情報発信を拡充するとともに、地域ぐるみのホスピタリティーを向上し、受け入れ体制の整備、向上を図ること。3点目、広域連携による観光プロモーションの強化や、新たな広域観光ルートの開発などを研究し、滞在型観光を促進すること。以上の基本的な考え方のもと、観光振興に取り組んでまいる所存でございます。
再質問 11番 伹野裕之
町長の答弁で、観光振興、将来的なものに関しましては、現在ある第5次総合計画にのっとって基本的な部門を抑えて、進めて行くということ、十分理解できます。そこでですけども、新たな観光資源の開発の部分で一点質問をいたします。道議会では2016年12月に自転車活用推進法が公布されたことを重視し、環境への負17担軽減、道民の健康増進、観光の振興を目的に挙げ、北海道自転車条例を今定例会に議案提案し、4月1日の施行を目標にしております。基本的施策ではサイクルツーリズム、自転車を中心とした観光の推進を掲げ、道に観光客が自転車を利用し易い環境を整備、施策新推進のための財政上の措置を講ずることを求めています。このように自転車を利用した観光振興につなげ、外国人観光客にも魅力を発信しようとするものです。ここ日高路は、冬期間雪も少なく1年を通してサイクリングが最適な地域と思われます。実際国道に雪がなければ、1月、2月中でもサイクリングをしている姿を目の当たりに見ることができます。また、台湾は今サイクリングブームで日本人がハワイに憧れを持つように台湾の人々は北海道に憧れ、ツアーを兼ねてサイクリングを楽しむ旅行客も数多く来道しています。年間を通してサイクリングが可能な日高路を、管内町村力を合わせ、あるいは中台友好協会が日高や苫小牧など全道21協会あると聞いておりますので、日台友好協会とも協力しサイクリングロードを整備するべきではないでしょうか。当町においては、本沢から厚賀沢を回遊するルートを整備するなどしてサイクルツーリズムを進展させ、サイクリングを新たな観光資源として開発することも必要かと思われますが、町長のお考えをお伺いします。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
再質問についてお答えいたします。ご提言のありましたことについては、平成28年度に管内が広域に取り組み台湾人誘客招聘事業を行い、台湾のサイクリング者が管内全域をサイクリングにより観光施設を体験していただいたところでございます。国内の利用も含めまして、今後の展開につきましては各町とも連携を図り、広域的に検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。