新冠町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月15日
認知症高齢者専用シール、GPSの貸与を
2017年9月15日、新冠町議会の一般質問で、須崎栄子議員が「認知症高齢者専用シール、GPSの貸与を」について質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 須崎栄子 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 須崎栄子
1番須崎です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして、認知症高齢者に専用シール、GPSの貸与について、ご質問いたします。町内でも記憶に新しいのが、5月に起きた認知症による行方不明です。早速、就任早々の町長を本部長に役場、警察、消防、建設協会、農協、自治会等様々な分野より手を尽くして捜索にあたりましたが、結局手がかりすらなく捜索打ち切りとなりました。新冠町の65歳以上の高齢者は、28年末で1681名、その内介護認定を受けている人は約340名、施設に入っている人は55名、居宅は153名だそうです。特に居宅の場合、在宅介護をしている家族の方は精神的、身体的負担を抱えながら介護をしているのが現実です。町では、ふれあい夕食時あるいはらくらく便の配達等の見守り、そして、見守り隊員、見回り事業所等体制の充実を図ってきたところですが、まだ手薄の状態だと感じております。伊達市では、認知症等で徘徊の恐れがある高齢者を対象に、専用シールを使った見回り事業を始め、杖や靴等に貼ることで身元が特定しやすく、市民が高齢者本人を知らなくてもシールを目印に見分けることができ、登録情報は警察署や地域包括支援センターに提供され、行方不明になった場合の迅速な捜索に繋げることができるそうです。また、行方が分からなくなった場合の早期発見に繋げるため、GPSの貸与を8月から始め、高齢者が身に付けておけば家族が専用ホームページから居場所を把握できるシステムで、利用料についても利用者負担、事業費についても比較的安価ですみ、ぜひ当町においても見守り事業29として認知症等で徘徊の恐れがある高齢者を対象に、行方が分からなくなった場合の早期発見に繋げるため専用シール、GPSの貸与について、検討をいただけますよう町長の所見を伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
須崎栄子議員の、認知症高齢者に専用シール、GPSの貸与をについてお答えいたします。警察によりますと、2016年に全国の警察に届けられた行方不明者のうち、認知症を原因とするものが1万5000人おり、前年度比では26.4%の伸び率だったと発表しております。また、行方不明者の総数は平成14年度ピークに減少しており、現在は8万人台で推移しておりますが、行方不明者総数に占める70歳以上の方々の増加と、社会における認知症の理解が進んでいることが伸び率の増加に繋がっているものと理解してございます。当町におきましても、議員のご指摘の通り本年5月に行方不明者が発生し、関係機関による捜索本部を立ち上げ、講じられる全ての手法を使い捜索を実施しましたが、未だ発見に至っておらず、捜索の限界も感じていると同時にご家族の心中をお察ししますと、1日も早い発見を願ってやまないところでございます。町では、一人暮らしの高齢者等の見守りとして、見守り隊員や見守り事業者の登録を行い、何かしらの異変に気付いた時に町へ通報する事業を展開しており、現在見守り隊員が81名、見守り事業所が22事業所の登録となっており、これまで通報が4件届いております。また、8月30日にはコンビニ大手のセブンイレブン・ジャパンと高齢者の見守り支援の協定を結んだところでございまして、見守り体制の充実へ向け前進していく所存でございます。議員からご質問のありました、認知症高齢者に対する専用シールの配布やGPS端末の貸与もしくは補助事業制度を設けている市町村も増えてきているようでございますし、特に山間部に住居が点在するような地域などにおいては、GPSの利用は効果が期待できると思いますので、補助制度の創設に向け検討を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
再質問 1番 須崎栄子
前向きに検討いただけるようですが、困っているご家族、また、困っていないご家族等色々いらっしゃるでしょうが、未然に防ぐためにも、予防策としても是非早期の実現に向けて、ご検討くださいますようお願いしたいのですがいかがでしょうか。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
繰り返しとなりますけれども、どういうものがいいのか少し検討して進めてまいりたいというふうに考えておりますので、議員の期待に沿っていきたいとは思いますけれども、少し時間をいただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。