みんなの議会

名寄市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月16日

(1)子ども・子育て支援について/(2)農業振興について

2020年12月16日、名寄市議会の一般質問で、遠藤隆男議員が「子ども・子育て支援について」「農業振興について」について質問し、こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一、経済部長 臼田進、総務部長 渡辺博史、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
遠藤隆男 議員
答弁者
こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一、経済部長 臼田進、総務部長 渡辺博史、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 遠藤隆男

議長より御指名をいただきましたので、通告順に従い、順次質問をさせていただきます。まず、大項目の1、子供、子育て支援について4点、最初に小項目の1、こども発達支援センターについてお伺いいたします。近年発達障がいの診断を受けている子供も含め、発達障がい傾向のある子供の数が増加していると言われ、本市においても同様の状況であると感じております。発達障がいは、できる限り早期に発見し、適切な支援につなげていくことが重要であり、1歳6か月及び3歳児を対象とした健康診査で発達障がいの早期発見に留意するだけでなく、保護者や周囲の方が正確な知識を基に早い時期から気づくことなども重要であるというふうに言われております。しかし、発達障がいの子供の特徴の幾つかは定型発達の子供にも見られるもので、時間をかけて診察しなければ確実な診断を下すことは難しいとも言われております。平成24年の児童福祉法改正において障がいのある子供が身近な地域で適切な支援が受けられるように従来の障がい種別に分かれていた施設体系が一元化され、この際児童発達支援は主に未就学の障がいのある子供を対象に発達支援を提供するものとして位置づけられ、本市においても母子保健事業による早期発見、こども発達支援センターこどもらんどでの療育をはじめ、早期支援に向けた様々な取組が行われておりますが、本市における早期発見につながる取組、こども発達支援センターこどもらんどにおける療育支援体制、療育支援内容、関係機関等との連携についてお伺いします。また、支援業務での課題及び今後の取組等があればお聞かせください。次に、小項目の2、障がい児保育についてお伺いいたします。全国的にも障がい児保育の対象になる幼児、児童発達支援の制度を利用する幼児が増加している現状と保育士の人材不足が深刻な状況にある中、発達障がい等のある子供への指導や支援は幼児期から一人一人の特性に応じて行うことが必要とされており、保育士にも障がい児保育の知識が求められております。また、最近では子供の障がいに保護者が気づいていないというケースや障がいを受け入れないケースも増えてきているため、園の判断等で障がいを持った子供の手助けをする保育士の配置、加配保育がされ、統合保育を行っているところも増えております。本市においては、障がい児保育の充実を図る取組が行われていると思いますが、市内保育所、幼稚園における受入れ態勢を含めた障がい児保育の現状と課題及び現在行われている具体的な取組についてお伺いいたします。次に、小項目の3、情報提供の充実についてお伺いいたします。本市において子供の発達段階に応じた子育ての情報提供は、広報なよろや市のホームページのほか様々な形で行われておりますが、発達障がいに関連する市の取組等の情報は概要のみが示されたものであり、担当者へ直接電話等で確認しなければ把握しづらいと感じております。直接電話により確認をすれば済むことですが、中には抵抗感を感じる方や電話をしてまで確認するのは面倒といった方もいるかと思います。本年10月1日から名寄市役所のライン公式アカウントを開設し、各種イベントの市内情報を含め情報発信を行っていますが、このラインを活用し、子供の発達の遅れを感じる保護者が必要とする情報や障がい傾向、障がいのある幼児に関する情報をさらに分かりやすく発信することが情報提供の充実につながると考えますが、今後の情報提供の在り方についてお考えをお伺いいたします。次に、小項目の4、相談体制の充実についてお伺いいたします。令和元年度から開始された子ども家庭総合支援拠点事業により、新たにこども家庭支援員を配置し、子育て全般の相談をはじめ児童虐待の相談、関係機関と連携した子供や家庭への支援等、相談体制の強化充実に努められていると思いますが、現在までの本事業の評価についてお伺いいたします。また、家庭児童相談室では子供の成長、言葉、運動、精神面のほか、障がいのある子供のこと、いじめ、非行、長期欠席、不登校、ひきこもり、しつけの悩みなど専門機関と連携して18歳未満の子供のあらゆる悩みについて電話やインターネット等による相談対応をされていますが、電話やインターネット等の相談手段及び相談者の割合についてお伺いします。次に、大項目の2、農業振興について2点お伺いいたします。まず、小項目の1、農業振興センターの役割及び実証試験についてお伺いいたします。農作物の生産振興を図るために必要な栽培技術や営農情報などを提供する拠点施設として、実証展示圃場における栽培試験、土壌診断や施肥設計及びそれに基づく指導のほか、組織培養の設備を活用した優良種苗の提供などに取り組まれてい令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号ると思います。今後も農業者の高齢化は進み、労働力不足が深刻となり、新規就農者の確保や栽培技術力の継承等が期待されるスマート農業を活用した農作業における省力、軽量化が進められる時代が来ていると考えますが、今後の地域農業における農業振興センターの役割及び農業振興センターで行われている実証試験の内容、成果についてお伺いいたします。次に、小項目の2、地域おこし協力隊についてお伺いいたします。地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等条件不利地域に移住をして、地域ブランドや地場産品の開発、販売、PR等の地域おこし支援や農林水産業への従事、住民支援などの地域協力活動を行いながら、その地域への定住、定着を図る取組であり、隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年以上3年未満とされていますが、本市においては農業支援員として募集し、現在までに6名の方を委嘱し、2名が市内で就農、1名が起業準備による定住、現在も1名の方が就農に向け3年目の農業研修をされていますが、これまでの本事業の評価と課題についてお伺いいたします。以上、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一(こども・高齢者支援室長は2022年3月まで)

遠藤議員からは大項目で2点にわたり御質問いただきました。大項目1につきましては私から、大項目2につきましては経済部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。大項目1、子供、子育て支援について、小項目1、こども発達支援センターについてお答えいたします。子供の発達支援につきましては、遠藤議員の質問にもありましたとおり、保護者や周囲の方が正確な知識を持つことや早い段階から気づくことが重要であります。本市では、保健センターにおいて1歳6か月健診時や3歳児健診時における保護者からの相談をはじめ、こども発達支援セ令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号ンターでは保育所や幼稚園などを訪問して先生方と連携を図り、子供の発達の状況や早期療養の必要性を確認しています。また、障がいに関する総合窓口である基幹相談支援センターぽっけなどを通じて、発達障がいに関する知識や情報をお伝えしております。いずれの関係機関においても保護者からの相談を受けながら、療養の必要性を認識していただき、早期に児童発達支援につながるよう支援をしているところです。児童発達支援につきましては、基幹相談支援センターぽっけが子供の発達に必要な療育の児童発達支援利用計画を作成し、こども発達支援センターを含め市内に3か所あります児童発達支援事業所において、個別の利用計画に基づき日常生活の基本的動作や知的技能の指導、集団生活への適応訓練などを実施しております。こども発達支援センターこどもらんどは、保護者と子供が一緒に通所する施設になります。こどもらんどでの療育支援につきましては、現在5名の指導員を配置し、通所児童一人一人に合わせた利用計画に基づき、遊びを通して個別に療育を提供するとともに、集団生活に適応できるように小集団での療育を年に数回実施しております。また、保護者に対して医療機関や相談機関などの必要な情報提供、発達に関するアドバイスや子育ての悩み相談、小学校への就学に向けての情報提供など、寄り添った支援を実施しております。医療機関との連携としましては、保護者の承諾を得て保育所などの集団の場における日常の様子や支援方法の確認、保健センターや名寄市立総合病院、道立旭川肢体不自由児総合療育センターなどとの情報共有を実施しています。また、教育委員会や各小学校と就学に向けた情報交換を実施し、子供たちの成長を促すために子供の状態に応じて適切な療育を図っております。課題としましては、指導において個々の成長に応じた専門的な療育の実施、保護者支援や各関係機関との連携など専門性が求められる職種であるため、指導員のスキルアップや専門職の確保が求められております。また、こどもらんどは、保護者も子供と一緒に教育の場に入ってもらう施設であるため、保護者の都合により通所が難しい子供への支援が必要です。このことから、支援が必要な子供に対して新たに保育所等訪問支援の実施について検討を進め、支援の内容の充実に努めてまいります。次に、小項目1、障がい児保育についてお答えいたします。本市における障がい児保育については、現在全ての認定こども園、幼稚園、保育所において実施しており、それぞれ職員を加配し、安全を確保した上で幼児教育、保育を実施しております。各園の判断による職員の加配については、各園の経営上難しい状況にあるかと考えますが、障がい児の受入れに当たっては給付費を加算して、受入れ態勢の充実を図ってきております。公立保育所における障がい児保育は、原則満2歳以上の子供としており、保育士を加配して対応しています。また、障がいなどを問わずいろいろな子供たちを包括的に保育していくために子育て支援員を配置し、きめ細やかな保育ができるよう体制を整備しております。議員の質問にもありますように全国的な保育士不足により各園ともに職員の確保に苦慮しているところであり、待機児童の解消や医療的ケアが必要な障がい児保育の対応が難しいなどの課題があります。今後においても子供や保護者が安心できる体制の整備に努めてまいります。次に、小項目3、情報提供の充実についてお答えいたします。本市における子供の発達支援については、教育と福祉、医療の連携が進んでおり、幼児教育、保育施設をはじめ教育委員会や学校、市立総合病院などとこども未来課や保健センター、基幹相談支援センターぽっけの連携により、様々な機会を通じて発達障がいに関する知識や情報を伝えたりしながら、保護者の相談を受けております。子供の発達障がいに応じた情報提供につきましては、議員御指摘のとおり、情報提供の工夫が必要であることから、保護者が必要としている様々な情報について分かりやすく発信していけるよう努めてまいります。また、本年10月に開設しましたライン公式アカウントについては、現在随時追加更新しながら、情報提供の充実に努めているところです。今後については、必要な情報の整理と発信を進めていき、気軽に相談してもらえる体制を確保し、障がいを持つ子供の家庭が孤立しないよう対応してまいります。続きまして、小項目4、相談体制の充実についてお答えいたします。従前の相談体制については、家庭児童相談員を配置し、家庭における児童虐待問題に関する養護相談や心身の障がい相談等の対応をしておりました。しかし、全国的に児童虐待が増加する状況下において国では全ての子供とその家族を対象として、全般的な支援をする子ども家庭総合支援拠点を実施することとなり、本市も平成31年4月から職員を増員して事業を開始しております。この拠点事業は、従前の家庭児童相談機能を包含するものであり、家庭児童相談の機能を核として、家庭児童相談員とは別に子供の家庭支援員を配置し、家庭の実情の把握、相談対応などを実施してきております。また、新たな人員配置により、家庭訪問などのアウトリーチによるきめ細やかな支援を充実させることができてきております。さらに、悩みを抱えている家庭の多くは、子供と保護者の両方の支援が必要な場合など複層的な対応が必要となっております。これまで幼児期はこども未来課、小学校以降は学校や教育委員会、保護者は保健センターや社会福祉課などそれぞれの部署が対応してきました。現在は、福祉、教育、医療の部署が連携し、子供と保護者のそれぞれの問題を一体的に対応することができています。次に、電話やインターネット等の相談手段及び相談者の割合についてですが、令和元年度の実績令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号としまして相談方法別に来所が70件、電話が47件、訪問が34件、メールなどが10件の合計161件となっております。相談者の内訳としましては、父母などの保護者が107件、関係機関が43件、祖父母が7件、本人が1件、その他が3件となっております。対象児童の年齢層については、未就学児に対する相談が55件、小学生が40件、中学生が43件、高校生が23件となっております。相談内容としましては、家庭環境や家族関係に関する相談や不登校、長期欠席に関する相談が全体の8割となっております。引き続き各関係機関との連携を密にしながら、一人一人に寄り添いながらきめ細やかな支援ができるよう努めてまいります。以上、私からの答弁といたします。

答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)

続きまして、大項目の2、農業振興について、初めに小項目の1、農業振興センターの役割及び実証試験について申し上げます。農業振興センターにつきましては、本市農業の特色であります多様な作物作りを支えるため、JAと共同で必要な栽培技術や営農情報などを提供する拠点施設として位置づけ、運営しており、実証展示圃における試験栽培、土壌診断と施肥設計及びそれに基づく指導のほか、組織培養設備を活用した優良種苗の提供などに取り組んでおります。また、ここ数年の極端な気象条件への対応や労働力不足を補う省力化、ICTを活用した先進技術の活用など課題解消に向けて様々な技術が出てくる中で、これらの新たな技術の検証を農業者に代わって取り組み、効率的に地域に適した栽培技術として確立をし、普及することが重要な役割であると考えているところであります。令和2年度の主な実証試験では、1つとしてグリーンアスパラ、カボチャ、大豆における収益性や栽培管理などの観点による品種の比較試験、2つとして新たな資材における生育コスト及び作業令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号労力の負担軽減などの効果測定試験、3つとして水稲における省力化技術の地域適性を見極める栽培試験、4つとして人工衛星を用いた生育状況調査の活用方法の検討などを実施してまいりました。実証試験の成果について、小麦における施肥法比較試験では、使用資材ごとの収量調査に取り組み、増収効果や追肥作業の省力化を図る効果などが確認をされました。また、水稲の省力化技術の一つであります疎植栽培につきましては、育苗に係る労力の省力化とコスト低減が図られる一方で収量が減少する結果となり、導入に当たっては十分な検討が必要な技術であることが明らかとなりました。このほかにも品種比較や資材の効果などの実証結果につきましては、各生産部会やJAなどを通じ生産者の皆様への情報提供に取り組む予定であります。また、土壌診断につきましては、年間約700件ほどの診断に併せまして施肥指導を行っており、今年度これまでの土壌診断結果の統計や肥料成分の働きなどをまとめました土壌診断によるバランスの取れた土作りと題した冊子を配付し、土壌診断の推進と診断結果の有効活用を図ってまいりたいと考えております。今後とも栽培技術の向上などに向けまして、農業振興センターを核とし、関係機関、団体と連携をしながら、地域農業に必要な試験研究に取り組み、生産者への的確な情報提供に努めてまいります。次に、小項目の2、地域おこし協力隊について申し上げます。本事業につきましては、総務省により人口減少や高齢化などの進行が著しい地方におきまして意欲ある都市部の人材を受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、定住、定着を図りながら地域力の維持、強化につなげる制度として平成21年度より実施されてございます。本市におきましては、平成25年度より地域おこし協力隊、農業支援員の募集を開始し、8年目を迎えてございます。平成25年度に初めてとなります農業支援員2名を委嘱して以来6名が地域活動や農業研修を行い、そのうち2名が平成29年度より営農を開始、1名は起業を目指し定住、そして現在3年目となります農業支援員1名が農業振興センターにおいて研修中であります。この間委嘱した隊員6名のうち3名は定住に結びついており、事業目標に照らし一定の成果があったものと認識しておりますが、平成30年6月以降新たな隊員については、相談や体験研修などはあるものの委嘱には至っていないのが現状であります。このことから、改めて近隣市町村を中心に地域おこし協力隊の待遇や募集方法などについて調査を行い、現在の本市との比較により課題や改善点を精査し、より多くの方に応募いただけるよう庁内での検討を進めているところでございます。以上、私からの答弁といたします。

質問 8番 遠藤隆男

それぞれ御丁寧な答弁をいただきましたが、何点か質問させていただきます。まず、子供、子育て支援についてお伺いをいたします。こども発達支援センターについては、私も二十四、五年前に子供がお世話になっておりますので、把握しているつもりです。今答弁を聞いたところ療育のサービスの充実に努めて、かなり進化、向上されているなというふうに感じました。課題等については、本当に指導員のスキルアップだとか専門職の派遣とか、その辺いろいろあると思いますけれども、これについても全国各自治体の発達支援センターをもって設置されているところ全て同じような課題持っていると思いますので、その課題解決に向け、引き続きお願いをしたいなというふうに思います。特に発達障がいについては、子供が診断されても保護者としてはなかなかすぐに受け入れられないものです。実際私も受け入れなかった一人であります。しかし、信頼できる医師であったり、指導員の存在があって、私も受け入れることができたというふうに今となっては記憶しております。先日シングルマザーで2人のお子さんを育て上げ、発達障がいのある長男を大学、また大学院まで送り出した内容の記事を拝見しましたけれども、その記事には小学校2年生で注意欠陥多動性障がい、ADHDと診断され、授業中に突然大声で話したり、教室や廊下で寝そべったり、そのお母さんも将来を悲観して一時は絶望感に打ちひしがれたそうですけれども、子供の特性を世間に受け入れてもらうために診断結果をPTAに公表したことや、またこの子はこの子、よその子とは比べない、苦手なことより得意なことをさせようといったような内容の記事が掲載されておりました。確かに発達障がいのある子供たちは、多くの才能を秘めているにもかかわらず問題児として扱われてしまうことがあります。また、周囲からの理解が満足に得られなければ、子供たちは生きづらさを感じてしまいます。幼児期の適切な教育、必要なサポートにより特性を個性や強みに変えることによって困り感の軽減につながってくると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。保護者側の受入れ、理解については本当に難しい部分です。早期発見、早期療育も重要でありますので、引き続き支援体制の維持、充実のほうを図っていただくことを要望いたします。昨年ですけれども、会派の行政視察において奈良県橿原市の子ども総合支援センターを視察させていただく機会があり、その資料については先日の聞き取りの際にお渡ししましたけれども、ぜひ関係する職員の皆さんに見ていただければというふうに思います。橿原市においては、乳幼児期から学齢期に入る間の教育支援相談において情報がなかなか入らないと。また、教育と療育と相談の効果的な連携を図るため、子ども総合支援センターを教育委員会が管理をして、教育委員会事務局子ども総合支援センターこども発達支援課が担当、運営するという体制で平成26年の4月に開所されておりました。確かに就学前の児童発達支援事令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号業が福祉部所管ではなく教育委員会の所管であり、就学前から教育委員会の職員が担当し、就学後も継続してフォローする体制が取られているということは、保護者にとって安心感があるというふうに私は感じたところであります。しかし、事業における目的が同一であっても、その目標達成のためにはやり方や取り組み方というのはいろいろあると思います。そこで、本市における就学前の保護者を含めた教育委員会との連携の部分についてお伺いをいたします。発達障がいの診断を受けている子供、発達障がい傾向のある子供の保護者にとって、特に子供の就学については不安があります。保育所、幼稚園から小学校へなると健康福祉部から教育委員会、教育部へと所管も変わり、保護者の方にはそこまで把握されている方は少なく、不安が募るとともに困惑してしまい、障がいのある子の進路の相談先が分からないといったことにもなります。切れ目のない支援をするということは、保護者に不安を持たせない支援体制も重要であると考えますけれども、保護者を含めた教育委員会との連携はどの時期から、具体的にどのようにされているのかお伺いいたします。

答弁 こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一(こども・高齢者支援室長は2022年3月まで)

こども発達支援の部分での御質問をいただきました。保護者を含めた連携の強化ということでございます。当市では、保育所、それから幼稚園、小学校への移行時期については、それぞれ保健センターですとかこども未来課、基幹相談支援センターぽっけ、それから教育委員会と複数の部署でまたがって連携協力をして、支援を行っている状況でございます。具体的には保健、それから医療、福祉、教育などの関係機関による連携支援ができるようにということで、先ほども答弁させていただきましたが、個別の支援計画、いわゆる「すくらむ」を利用するほか、障がいのほうの福祉サービスで令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号は、利用される方については計画相談も活用しながら、切れ目のない支援に努めているところでございます。また、議員の質問にもありましたけれども、教育委員会との連携につきましては、小学校への入学準備をする時期から連携を進めさせていただいておりまして、お子さんが小学校の生活にスムーズに移行できるように努めているところでございます。また、基幹相談支援センターぽっけにつきましては、現在保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校など、様々な相談を受け付けております。障がいのあるお子さんの進路の相談についてもぽっけで相談の対応ができますので、遠慮なくお問合せをいただけるようになっておりますし、ぜひ相談をいただければというふうに考えております。引き続き各関係機関の連携の下、切れ目のない支援に努めていきたいというふうに考えております。以上です。

質問 8番 遠藤隆男

安心できる内容の御答弁をいただいたというふうに思います。私も実は子供が幼稚園から小学校へ行く際に、なぜかいつの間にかスムーズに就学できたというのを記憶しておりますけれども、その頃から健康福祉部と教育委員会のほうの連携、情報提供というのはしっかりできていたのかなというふうにも思います。名寄市には本市のいい取り組み方というのがありますので、保護者に不安を持たせない、またスムーズな就学につなげるためにも情報共有と連携の部分については重要でありますので、引き続き支援体制が保護者にもしっかりと見えるというような、そういう形でもって、保護者が不安にならない体制をもってスムーズに就学へとつながる切れ目のない支援をお願いをしたいというふうに思います。次に、障がい児保育についてですが、これも約24年前になりますか、本市の保育所で私の子供が慣らし保育期間中に、うちでお預かりすることは厳しいですと断られたことがあります。はっきり言って入れませんでした、そこには。当時は障がい児保育に対応できる体制というのはあまり整っておらず、受け入れてもらえるところも少なく、障がいのある子を持つ家庭の母親が仕事をすることはかなり困難な時代だったなということを今思い出します。しかし、現在ではいろいろな取組がされて、就学前の障がい児が必要な教育、保育を受けられるように保育士の加配であったり、教育の研修であったり、そういったところに取り組まれており、安心をしているところであります。今後の障がい児保育というものは保護者との協働の下、多様な背景のある幼児を理解をしてもらって、インクルーシブな環境で幼児のそれぞれの特徴を踏まえた保育を行うことが重要であるというふうに考えます。そこで、2024年度ですか、にオープン予定の南保育所整備計画において、現在総合福祉センターにあるこども発達支援センターこどもらんどを併設することも計画されておりますけれども、併設されることによりこども発達支援センター及び障がい児保育のさらなる充実につなげる取組ができるというふうに私考えるのですけれども、現時点でのお考えをお伺いいたします。

答弁 こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一(こども・高齢者支援室長は2022年3月まで)

今回整備を予定しておりますこども発達支援センターにつきましては、新保育所と併設をすることで保育所における障がい児保育への支援がまず行いやすくなるということと、それから場所については名寄市立総合病院に近いということで、また医療との連携も取りやすくなるのでないかというふうに考えております。以上です。

質問 8番 遠藤隆男

障がいのある幼児への支援も変わりつつありまして、こども発達支援センターでの専門的な療育のニーズであったり、保育所での支援のニーズ等も増加し、障がい児保育の必要性というものは年々増加してくるというふうに思います。保育士さんを含めた勤務される方々の勤務環境等も含めまして、こども発達支援センター及び障がい児保育のさらなる充実につながる取組というものを期待しております。次に、情報提供の充実についてですが、情報というものは最新のものを早く、分かりやすく発信することが重要であると考えますが、本当に必要とされている情報の発信に努めていただきたいというふうに思います。子育て中の保護者を含め、子育ての経験をされた方の声を集めていただき、ぜひこの機会に分かりやすい情報、必要とされる情報の発信、情報提供の充実につながる取組をお願いをしたいというふうに思います。前向きな御答弁がありましたので、ぜひ期待をしております。次に、相談体制の部分ですが、令和元年度からこども家庭支援員を配置され、相談件数についてもかなり増えた状況の中でしっかりと対応されており、一定の成果を得られているというふうに思います。相談手段、相談割合等については理解いたしました。今現在コミュニケーションの手段も多様化するという中で、これは総務省情報通信政策研究所の調査によれば、従来の平日の電話の利用時間は携帯、固定、ネット通話を合わせて2分だったのに対して、メール通話が15分、ソーシャルメディアの利用が76分と群を抜いてソーシャルメディアの利用時間が多くなっており、現代の子供たちは電話よりもSNS、特にラインを多く利用しているという実態があります。このような状況を踏まえ、いじめをはじめとする子供向けの悩み相談窓口も最近ではラインが活用されるというケースが増えてきており、一人で悩む子供たちに潜んでいた相談したい気持ちというのですか、それをラインが掘り起こすことができたというふう令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号にも捉えることができるというふうにも言われております。子供の悩みを解決可能な時期に解消し、深刻な事態に陥ることを回避する取組にもつなげていけるのではないかというふうにも言われております。また、若い世代だけではなくて、対面や電話での相談に抵抗を感じたり、家族に聞かれたくないといった方の需要も高いというふうに言われております。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が長期化する中、感染への不安、大きく変化した生活、人間関係等により心身のストレスを訴える人も増加しており、悩みも深刻化してきているというふうにも言われております。現在ではラインを活用した相談窓口というものは、自殺対策、児童虐待防止対策、ひきこもり、子育て相談、若年妊娠相談、DV、性暴力相談、人権相談、消費相談、独り親相談など様々な用途で開設されているという状況でもあります。本市には各種相談窓口というものはありますが、その中でもまず初めに教育相談、ハートダイヤルあります。教育と連携をしたライン相談を導入するというようなことを考えるところなのですけれども、今後の相談体制の充実に向けた部分について考えをお伺いいたします。

答弁 こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一(こども・高齢者支援室長は2022年3月まで)

教育相談に係る今後の考え方ということで、教育相談につきましては最近、議員のほうからもありましたけれども、児童生徒の携帯電話ですとかスマートフォンの所持率が高いということで、これまでラインを利用した相談の導入については内部のほうでは検討してきているところでございます。ただ、ライン相談の導入については、相談される方が市内の在住者ということで限定ができないということと素性が分からない場合もありまして、的確な対応ができないのではないかというような問題点ですとか、それから相談員の勤務がシフト制令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号ということで、相談に対してすぐお答えできないといった場合もございまして、逆に相談者が不満を抱かれるのではないかというような可能性が高いというふうに考えられております。このようなことから、相談者に対して即時性を求められる、すぐ回答してあげられるようなラインでの相談対応は非常に難しいということで、引き続き現在行っています電話ですとかメールでの相談体制を維持していきたいというふうに考えています。また、教育相談におきましては、北海道教育委員会で開設しております子ども相談支援センター、これは24時間対応でメール相談をされておりまして、そのメール相談のアドレスを教育相談のパンフレットに掲載をしておりまして、広く周知を今現在行っているところでございます。一応そういう形で検討はしているところなのですけれども、通常今行っている電話、それからメールでの相談体制については当面これで対応していきたいというふうに考えております。以上です。

質問 8番 遠藤隆男

ライン相談については、そういった課題も多々あると思いますので、検討もされるということなのですね。今現在の相談業務事業でかなり対応されていると思いますので、引き続きよろしくお願いをしたいというふうに思います。相談業務というのは、コロナ禍における心のケアというところにもつながっていくと思いますので、ぜひさらに相談業務の充実につながる取組につなげていただきたいなというふうに思います。本市における子供、子育て支援については様々な取組がされていますが、新型コロナ影響による子供の貧困問題等、必要とされている支援は見えない部分を含めまだまだあるのかなというふうに感じております。子育てをされている保護者の皆様の声をしっかりと聞いていただいて、名寄市で子育てをして本当によかったと思ってもらえるさらなる支援の充実につながる取組をしていただくことを要望いたします。次に、農業振興、農業振興センターの部分からお伺いをいたします。農業振興センターの役割、実証試験の内容、成果については分かりました。理解いたしました。また、土壌診断の部分で年間700件の部分ですか、これまでの土壌診断の結果の統計や肥料成分の働きなどをまとめた冊子を配付して、土壌診断の推進、診断結果、有効活用を図るということは非常によい取組だと思いますので、引き続き実証試験を含め、地域農業の振興につなげていただきたいというふうに思います。農業振興センターについては、御答弁にもありましたけれども、JAとの共同により多様な作物作りを支えて、栽培技術や営農情報などを提供する拠点施設であり、農業振興、農業の活性化において重要な地位にあるというふうに思います。また、振興作物のさらなる収益性の向上や農業経営の効率化のための実証試験、薬用作物の産地化を図るための取組やカノコソウに続く試験栽培であったり、冬季栽培など名寄の特性を生かした普及研究や産地ブランドの確立に向けた取組、またスマート農業導入への取組等重要な役割があると思います。今後は、農業者の高齢化、労働力不足、栽培技術力の継承等に期待をされるロボット技術やICT活用、農業ドローンといったスマート農業の導入への取組、また冬期間の収入の確保につながる寒締めホウレンソウのさらなる情報発信や栽培技術の実証及び寒締めホウレンソウに続く冬季栽培についても今重要視すべきというふうに私は考えます。運営については、JAとの調整等が必要と思いますけれども、普及センターとの連携、センター内の設備、資機材等を含めた今後の農業振興センターの将来展望についてお伺いをいたします。

答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)

ただいま再質問いただきました。振興センターの重要性を含めて、今後のスマート農業の対応ですとか、あるいは冬野菜の試験の関係、あるいは今後の管理運営について幅広く再質問をいただいたというふうに思っています。まず、農業振興センターについてでありますけれども、先ほども少し触れましたけれども、農業の環境が時代の流れとともに速く変わると、あるいは技術の発展もあるということで、今後とも振興センターが地域農業の拠点として機能する必要があるというふうに考えておりますし、そのためには関係機関、団体が連携し、そうした体制と、そして拠点を保持することがまさに名寄市の農業の強さにつながっていくのだろうというふうに考えているところであります。具体的な今後の展望についてということでありますけれども、まずスマート農業の関係についてということでは、これは御存じのように今農家個々の経営面積が飛躍的に拡大をしてきたというところがあります。これに伴って作業の省力化ですとか、あるいは作る作物についても大面積でありますけれども、品質や収量の向上、さらには均一化というものが求められる時代でありますので、現在の振興センターにある施設設備で対応可能なものについては振興センターの中でしっかりと研究あるいは試験に取り組んでいきたいというふうに思いますし、これは役割分担という意味もあると思いますので、振興センターでできないものもあると思います。ここについては、例えばICT技術なんていうのはそうかと思っていますけれども、そういった特定の機器や知識については道ですとか、あるいは専門の機関があります。あるいは、メーカーが独自に研究開発を進めているものがありますので、そういったところともぜひうまく連携をしながら、地域農業に貢献するような形を探っていきたいというふうに考えております。また、もう一点、冬野菜の関係について言われておりました。議員が言われるようにまさにこの地は豪雪地帯でありますので、冬期間の収入をど令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号う上げるかというのは一つの大きな課題だというふうに受け止めています。現在寒締めホウレンソウが既に生産者の努力によって取り組まれていると。品質の高さやブランド化なども図られまして、市内外から大変好評を受けているということであります。今後も引き続きこれらの冬期の冬野菜の試験栽培に取り組んでいき、地域に適した品目の選定ですとか、あるいは収量、品質向上に向けて技術の確立に向けて進めていきたいというふうに思っています。最後に、運営に関してということであります。ここは農業振興対策協議会というのがありますけれども、そこに農業振興センター部会というのを設けております。この中には、市はもとよりでありますけれども、JAですとか生産者ですとか、あるいは指導農業士の皆さん、あるいは女性の農業者も含めて幅広い方で構成をしているところがあります。こういったところをはじめとして、農業者の皆さんのニーズですとか課題ですとか、そういったところをしっかりと踏まえながら、振興センターを運営してまいりたいと思いますし、またそれに必要な設備等については、当然市の抱える施設でありますから、限界はありますけれども、更新等を中心に計画的に進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

質問 8番 遠藤隆男

それぞれスマート農業、冬季野菜の試験の部分、運営の部分について前向きな御答弁をいただいたと理解をしました。今後は、研修生等の新規就農者に対する農業振興センターの有する技術や施設等をさらに活用すべきではないかと思うところでありますけれども、施設整備についてはそういった部分も意識する必要があると私はちょっと思うのですけれども、お考えをお伺いいたします。

答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)

現在も農業の研修生受け入れているところであります。今地域おこし令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号協力隊を中心に取り組んでいるということですので、ある意味3年間の中で独立に必要な技術を学ばなければいけないということでありますので、その体制整備をしなければいけないのだというふうに思っています。現状でいきますと、農業振興センターについては当然知識を持った職員もおりますし、栽培に必要な設備、土地などもありますので、これを活用しながら研修生の育成を図ってきているところであります。特に今年度につきましては、従前の研修からさらにもう一歩進めまして、新規参入希望者の就農に向けた研修農場、いわゆるリハーサル農場というところでありますけれども、これに取組をさせていただいているところもあります。今後も振興センターの設備あるいは知識を有効活用しながら、独立就農に向けて育成を図っていきたいと思いますし、必要な設備につきましては振興センターの設備と併せて検討していきたいと考えております。御理解いただければと思います。

質問 8番 遠藤隆男

限られた予算ではあると思いますけれども、ぜひ前向きに検討していただきたいというふうに思います。それでは次に、地域おこし協力隊についてお伺いをいたします。6名の委嘱による2名の就農、1名の起業準備による定住と成果も上げられておりますけれども、最近では残念ながら委嘱者がいない状況で、何とかこの事業については続いてほしいなと願うところであります。地域おこし協力隊については、募集段階において地域及び地域住民の理解、協力はもちろんのことでありますが、農地を含めた受皿等の条件が当初から整っていることが重要であって、就農に意欲を持ってここ名寄の地を選び、協力隊員として委嘱された方が不安なく安心して農業研修、地域活動に臨み、任期終了とともにスムーズに就農へと移行し、定住してもらう取組でなければならないというふうに私は考えるところなのですけれども、その辺を含めましてのお考えをお伺いをいたします。

答弁 経済部長 臼田進(経済部長は2022年3月まで)

せっかく希望を持って来ていただいた方がしっかりとこの名寄市の地に就農いただきたい、その意味で今議員のほうからも出口のところの課題があるのではないかという、そういった御質問あるいは提言だったというふうに思っています。私どもも調べてみますと、今北海道では公益財団法人の北海道農業公社というところが担い手の関係一括して取り扱っているところであります。ここが3年ごとに新規就農者の実態調査というのを実施しております。この結果を見ますと、就農に当たり苦労した点についてという質問に対して、資金の確保ですとか土地の確保に苦労した方が多数回答があるということでありまして、まさに今議員が言われた出口の難しさというのがこの調査からも表されているところかなというふうに受け止めているところであります。これに照らして本市における出口確保がどうなっているかということでありますが、現状で申し上げますと、地域おこし協力隊の最終年次となります3年目の春頃から地域の方や、あるいは農業委員会の皆さんに情報をいただいたり、御協力をいただきながら、土地の確保に向けての取組をさせていただいているということでありまして、あらかじめ農地を有するという形にはなっていないということであります。しかしながら、こういった状況を踏まえながら、現在は第三者継承による農地確保に向けて検討させていただいているということであります。実は、平成27年度に実施をしました人・農地プランアンケートというのがございます。この中で、居抜きで経営継承したい、またはそれを検討すると回答された方が一定数いるということでありまして、この中で一定年齢、農業者年金などから経営移譲を希望されているだろうなと、そういうふうに想定される方に改めて意向確認をさせていただきまして、その方たちを基に移譲希望者のリストを作成させていただいたところであります。今後もこのリストを活用してまいりたいと思いますし、経年に伴いまして今年新たにこのアンケート調査させていただきましたので、リストの更新などもしながら有効に活用していきたいなというふうに思っています。また、これもそうでありますけれども、この間進めてきた地域の方ですとか農業委員さんによる情報提供ですとかあっせんなどもありますし、近年は法人での雇用就農などもありますので、こういったものも含めた多様な形の中で定住できるように、就農できるように、就業できるようにJAとも、あるいは生産者と情報共有を図りながら進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 8番 遠藤隆男

ぜひ協力隊として来てくださった方が安心できるよう、出口での対策についてはよろしくお願いしたいというふうに思います。また、先ほどの御答弁で近隣市町村を中心に地域おこし協力隊の待遇や募集方法等について調査し、比較により課題や改善点を精査して、多くの募集につながるよう次年度に向け検討されているということで答弁がありましたので、次年度に向け検討されているというところで大いに期待をしているところであります。よろしくお願いをいたします。本市の名寄方式と言われる農業支援員としての地域おこし協力隊の募集は、非常によい取組であるとは思いますけれども、募集難であることも事実であります。他の市町村では、幅広い分野において地域おこし協力隊が活躍され、起業や雇用による定着でまちの活性化にもつながっており、本市においても農業支援員のみにこだわらないで、別の形での募集も考えてみてはどうかなというふうに思うところです。今後も地域おこし協力隊に令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号ついては、農業支援員のみの募集を続けていかれるのか、また農業以外に受入れの拡大を検討されているのかをお伺いいたします。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

地域おこし協力隊の全体的な部分につきましては、総務部が所管するという形になりますので、私のほうから答弁させていただきたいと思います。地域おこし協力隊につきまして、先ほど議員もおっしゃったとおり、まちの活性化なんかにもつながる部分あろうかと思います。農業以外でも他の市町村では例えば観光ですとかスポーツ振興、子育て、特産品開発、様々な部分で地域おこし協力隊の公募をかけているという部分がございます。すぐにメニューができるかというのは別な話として、今後の取組について内部で協議を進めてまいりたいと思います。以上です。

質問 8番 遠藤隆男

総務部長からの答弁がなければ後からまた聞こうとは思っていたのですけれども、先に言ってくれたので。頭の片隅に今後そういう計画はあるというところで理解させていただきます。すぐにはというふうにはいかないと思いますので、新年度は無理としても、その次の年度にでも新しい形で地域おこし協力隊が予算に計上されることを期待しておりますので。地域おこし協力隊については、2019年度で約500名いると言われております。この隊員数を2024年度には000人に増やすということも目標に挙げられているみたいでありまして、地域おこし協力隊のお試し期間を拡充する新制度、地域おこし協力隊インターンも2021年度から始めるということもありますので、さらに国のほうも強化をしてくるのではないかなというふうに思いますので、できればそういうところでのっかっていってもいいのかなというふうに私は思います。令和2年12月16日(水曜日)第4回12月定例会・第2号また、新型コロナウイルス感染拡大が進んだ4月以降は、特に都市部から地方へ移住されている方が増えている状況でありまして、こういうときを活用すべきではないかなと、名寄市も。本当は新年度予算に計上して、ばんとやってもらえれば一番いいのですけれども、なかなか今厳しいというところで総務部長からありましたけれども、加藤市長も同じような考えでしょうか。

答弁 市長 加藤剛士

地域おこし協力隊を農業以外の様々な分野で地域振興につなげていく、さらには定住につなげていくということは、これはもうやっていかなければならないことだと思います。タイミングがいつというのは、ちょっとここでは申すことはできないと思いますけれども、議員おっしゃるとおり、都会から、あるいは東京から人の流れがいろんな形で今起きつつあるというふうに思っていて、これをしっかりとチャンスとして捉えて、名寄市らしい地域おこし協力隊の考え方等について、これも全庁的に議論を深めてまいり、また新しい政策もぜひ検討していきたいというふうに考えております。

質問 8番 遠藤隆男

いきなり振りまして申し訳ありません。ありがとうございます。非常に前向きな答弁で、ありがとうございました。やはり今チャンスだと思いますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。最後に、新型コロナウイルスもなかなか終息しない状況にありますけれども、今後も国の経済対策、地方創生臨時交付金ですか、その辺の追加もあると思いますので、引き続き市の経済を守ることはもちろん、子供から高齢者まで誰一人取り残さない、安心して暮らせる支援をしていただくことを要望して、質問を終わりたいと思います。

出典:名寄市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月16日 議事録 PDF(81ページ) 間違いを知らせる