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南幌町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月12日

「はれっぱ」効果を地域活性化に結びつけるために

2024年6月12日、南幌町議会の一般質問で、湯本要議員が質問し、町長が答弁しました。

質問者
湯本要 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 湯本

それでは、はれっぱを効果的に地域活性化に結びつけるためにということで、町長にお伺いをしたいというふうに思います。国立社会保障・人口問題研究所、いわゆる社人研と言われているものですが、2050年の人口減少は全国的に大きな波紋を呼んでいます。南幌町は現在、子育て支援、住宅建築助成金の最大200万円の補助、子ども室内遊戯施設「はれっぱ」の開業など、独自の取組で人口増を実現し、全国的に注目を浴びています。「はれっぱ」が開業して1年が経過しました。想定を超える来場者数で、全国的にも南幌町の知名度を大いに上げる成果を生み出していると思います。社人研は南幌町の2050年の人口予想を4,352人としていますが、こうした町の取組によってこの予想よりも緩やかな減少になることが予想されます。国全体の人口減少傾向が続く中、一町村の努力によって人口を維持し続けることは至難であり、全国的な流れからは緩やかであるにしても遅かれ早かれ南幌町も人口減少による財政的な負担は避けられないと考えています。1番の問題は人口減少によって公共施設、インフラなどの維持管理費が重く町民にのしかかり、負担が大きくなり、町の財政が維持できなくなることが懸念されます。こうしたなか、「はれっぱ」の来場者数が21万人を超えたとする明るい報道がありましたが、大きく予想を超えて来場しているとはいえ、町からの指定管理料は決して小さくはありません。「はれっぱ」来場者の経済的効果はまだ十分に利用し切れているとはいえない状況であると考えることから、以下の2点についてお伺いします。1、ビューロー特販所の拡充や、「はれっぱ」周辺に手軽に立ち寄り、地場の農産物などを購入できるように周辺商業地域を活用することは考えられないか。2、現在の指定管理者制度では将来、町民負担の増大が懸念され、大きな負担となることも予想されます。「はれっぱ」の経済効果を高めるために来場者の町内消費を促す施策の考えは。

答弁 町長

「はれっぱ」効果を地域活性化に結びつけるためにのご質問にお答えします。1点目のご質問については、現在、ビューロー特販所では、観光協会の会員が生産する米、野菜、特産品を販売していることから、「はれっぱ」に来場される多くの方々に立ち寄っていただけるよう、特販所の充実について、観光協会と協議してまいります。また、「はれっぱ」周辺において地場農産物などを購入できる場所として、ビューロー特販所とAコープ南幌店がありますが、他に地場農産物の購入については、町内の農産物直売所に足を運んでいただけるよう、「直売所マップ」などを活用し情報発信を行ってまいります。2点目のご質問については、「はれっぱ」の来場者に対し、施設内に設置しているデジタルサイネージによる飲食店情報の紹介や、観光協会が作成した「ラーメン街道」、「すいーつ巡り」などのリーフレットを配置し、各店舗の情報発信を行っています。また、市街地においては、新たに、鮮魚店、パン屋、カフェなどが出店されています。「はれっぱ」の来場者に、町内各店舗を利用していただくためには、事業者における取組が不可欠であると考えることから、町内消費の促進に向け、商工会と協議してまいります。

再質問 湯本

答弁に対する再質問を行います。今町長述べられたんですが、これは今やられている行政の側で、はれっぱにも、温泉などにも、ラーメン街道やスイーツ街道などなどの取組、これらや南幌町内にある商店の紹介などをやっている。それは民間というか、それぞれの人方の御努力を軸に、そこを紹介しながら町を宣伝するということでやられているわけです。しかし、はれっぱをつくった最大の目的は何かということだと思うんです。はれっぱは今御存じのように目標数を大きく超えて、21万人が来場したということは先ほど一般行政報告の中でもありました。はれっぱに来て、子どもの声が中央公園に響き渡り、そして地域の人と町外の方々が交流をする。この点での目標は大いに成功したというふうに思うし、これを成功させた努力に対しては私も敬意を表するものであります。しかし、先ほども言いましたように、指定管理制度のもとでは、毎年町が、ここに何十万人の来場者が来ても町の収入にはならないわけですよね。町は指定管理料を支払うわけです。そして遊具などの更新などがあれば、それらについても町が負担していく。町の負担は続くわけです。そしたら何が重要かというと、町もこの地域再生計画の中で述べているように、はれっぱをつくることによって町の活性化、そして町の地域に対する経済的効果、これを大きく勝ち取っていくと。変な話ですけど、民間の言葉で言えばですね、はれっぱで大きく消費者を呼び込んで、そして、その人方に町にお金を落としてもらおう、経済的効果を発揮してもらおう、そして居住をしてもらおうと。まちの魅力を知っていただいて。これが目標だと思うんです。であればですね、先ほどの答弁で従来今やられているような農産物の販売方法や、町の魅力を発信するということについては非常に弱いというふうに思うんです。アンケートとか大がかりなことで聞いたわけじゃありませんけれども、多少私もパークゴルフで近くにいながら、利用者の方にどうですかと数人の方に聞いたところ、やはり一番問題は、はれっぱは面白いねって。でも町に来るとはれっぱ以外に行く所がないわと。せっかくこの農産物、田舎という言葉を使っちゃいましたけど、農産物が豊富にあるだろうと思って期待して来ても、どこにも売ってないよねと。いや、ビューローにありますよと言っても、ほとんどの方は、えーって。申し訳なさそうに置いてあるような形では、なかなか魅力を感じないと。やっぱりもっともっと町の魅力を発揮した農産物の販売所なりですね、ないんだろうかという答えがたくさんありました。お店もたくさんあるけどみんな遠いよねって。車で探し回りながら行かなきゃいけないし。こういうこともあります。何よりも、町の中心街にこの効果が出ているかというと、それは御存じのように、なかなか町の中心街には恩恵がまだ回ってきていないというふうに思うんですね。まだはれっぱが昨年開業して1年ですから、はれっぱ自体の成功は大成功だというふうに思うんですが、これを町がつくったこの地域再生計画に基づいて、目標数は出ているわけですよね。それからすると、今の町長の答弁は非常にちょっと消極的というか、ちょっと心配になるような回答だったんですけれども、本施設整備による町内への経済波及効果として約2億4,300万円。これが見込めるほか、町民税の増収額を約580万円見込んでいる。もうこの事業をするに当たって、地域経済効果をどのように見るか、試算は出ているわけです。これは計画ですからね、このとおりにいくとは当然思えません。しかしその努力はしなきゃならないし、それにあった施策は出してこなければならないと思うんです。でなければ、はれっぱは残念ながら何十万人来ようとですね、町の町民にしてみれば大きな負担になりかねない。そういう事業だということを指摘しておきたいというふうに思うんです。ですから質問しますけれども、今やられてるようなビューローに依存するのか、もっと町が力を入れて、もっと本格的に町のというか、町内に経済的効果を及ぼすような施策を講ずるつもりがあるのかどうか、再度質問いたします。

答弁 町長

湯本議員の再質問にお答えいたします。経済効果のことを随分言われていました。町のほうとしましては、経済効果は当然必要でございます。現在1年目、施設の導入目的に当たって、いろいろ努めてまいりました。その結果として、大きく交流人口の拡大、知名度向上、中央公園のにぎわい、これなんかが町の活性化につながっていると私は思ってございます。また、子どもたちの関係でございますけども、子どもたちも元気で室内で遊んでいただいて、お母さん同士のコミュニティも広がっていて、そういう意味での効果はあるのかなというふうに考えています。また、中学生も現在も放課後なんかは友達とスマイルゾーンに来て宿題をしたりして、そういう小学生・中学生の居場所づくりにもなっているのではないかと思います。また、年配の方も数人でコーヒーを飲みに来て会話を楽しむなど、幅広い世代の方に利用されていて、地域のコミュニティとしての顔ができつつあるのかなというように考えてございます。そしてオープン以来、雑誌・新聞・テレビでも放映されて、こういうことで本町の知名度向上、そして本町における子育て支援の手前味噌ではありますけども、評価・認知度が高まってきているのではないかなというように考えてございます。これに経済効果がつながればベストなわけでございますけども、なかなか今現在そうなっていないという御指摘をいただきました。ビューローの特販所、軽食コーナーの運営については、観光協会でやってございます。それで、ビューロー全体の利用者数、コロナ禍前が6万7,000人でございました。それで令和2年、4万5,000人。令和3年、5万人。令和4年、5万6,000人。そして昨年度が6万2,000人で、徐々にコロナ禍前に戻りつつあるように感じております。それで、農産物の直売所、ビューローに申し訳なさ程度にしかないということでございますけども、これにつきましては会員の方が出していただいて、今18名いらっしゃるんですけども、その方々が出していただいております。これについての充実については、当然このコロナの来場者が増えておりますので、観光協会とも十分協議をしてまいりたいなというように考えてございます。また、ほかの場所としましては、Aコープのもぎたて市がございます。そっちのほうも農協さんのほうで6月から11月の間開設していただいているというようなわけでございます。ほかに町内で買える場所がないということでございます。まあ、農村部に直売場がございまして、そっちのほうで新鮮なほうの野菜をお求めということで、町ではマップなどを作成して、そっちの利用促進も呼びかけております。いずれにしても、ビューローの特販所の関係については、多くの方が利用していただけるように農産物の品揃えも含めて、観光協会と協議をしてまいりたいというような考えでございます。それと、経済効果を種々言われておりますけども、オープンしてまだ1年でございます。我々も懸命にやってきました。それで経済効果、やはりこう町が経済をする上での主体的にはなりうることはできません。やはり事業者の取組、それと施策を結びつけなければなりません。それで事業者の取組については、商工会のほうにも種々お願いしておりますけども、なかなかまだ結果としてはあらわれてはいないのかなというような段階でございます。これから2年目になりますけども、そういうことも含めまして内部でも議論を深めて、また各関係機関とも連携しながら経済効果が果たされるように努めてまいりたいというように考えています。

再質問 湯本

町長もなかなか大変だというふうには、わかるんです。というのは、例えば南幌の農産物の関係で言ってもですね、この前JAの役員の方ともお話をしました。南幌は品数がというか、品目が少ないですよねという話を率直に交流の場でさせていただいたんですけれども、南幌は法人が多くて、作物は全部機械化によってできるものはやるけど、人手のかかるような作物はなかなかつくりきれないと。従って、そうした野菜のですね、手間のかかるようなものはなかなか販売ルートというか、地元におりるぐらいの数をつくるということはできないというような話などですね、商工会の人方とも困難な話をいろいろ聞いているわけです。であればですね、やっぱりそこは町がもうちょっと主導権を持ってですね、こういった関係団体と話をしてもいいんじゃないかというふうに思うんですよね。本当にこのはれっぱで人が来ていただいて、町の魅力をもっと存分に出していこうというのであれば、思いつきで申し訳ないですけど、町営農園だっていいと思うんですよ。町民の方々の力を借りながらですね、安心安全な無農薬の野菜を届けるというようなことをしてもいいと思いますし、それができなければ、やっぱり週に1回でも2回でも土日市場みたいな形で、はれっぱの近くで、せっかく来ていただいている方々に、町の農産物を手に取って買い求めていただくというようなことなども含めて、民間任せと言ったら変ですけど、努力をいろいろお願いをしているようですけれども、それにとどまらずに、町が本当にもっともっと先を切り開いていくようなつもりでですね、ぜひ先導していただきたいというふうに思います。いずれにしても、まだこの事業が始まったばかりで、あれこれの評価についても、こうだということも私は今言うべき時期ではまだないというふうに思っていますので、ぜひこうした意味では経済効果をきちんと発揮できるような方策をですね、町長は先般2期目の意向はもう表明されているわけですから、町長の今度の政策の中にもしっかりと入れていただけるということを期待して、再度ですね、思い切ったそういった形で町が主導を持って、各団体との協議を進めていく。町民の力も借りていくということについて、御質問させていただきたいと、ご返答いただきたいと思います。

答弁 町長

町がですね、関係機関と積極的に協議していくということについては、今までの姿勢と変わりはありません。また、農産物がなかなか市街地で買えないということでございますけども、本年12月にスーパーマーケットがオープンされます。その中で地場産農産物だとか、特産品を取り扱っていただけないかというような今、協議も進めているところでございます。なかなか町が建物を建てて、また農園をやって、それを売るというようなことは、なかなか今までの例からしても、ほかの町からみてもなかなかこれは困難であります。やはり民間の活力と連動していくということが私は大事であると思ってございます。それと経済効果につきましては、やはり直接的な効果と間接的な効果があります。また将来的な効果もあります。なかなか把握が難しいというのが現状でございます。そんな中で、お店のほうにつきましても、先日商工会長のほうから、料飲店に対しましても土日の営業ですとか、お昼の営業ですとか、そんなような要請をしていただいております。そして私のほうからは、商工会の先般あった総会の中で、私の挨拶の中で、こういうはれっぱの来場者が予想を上回る多く来ていただいていると。このことを踏まえて、町の町内の消費拡大につながる取組について検討いただくようにお願いをさせていただきました。同様に、議長の挨拶でも述べられております。そんなことで、関係機関への働きかけはしているつもりでございます。しかし、飲食店や小売業、高齢化や後継者不足という問題が深刻化しております。それと事業者それぞれ、事情も抱えていることと思います。また、はれっぱが開設して1年でございますから、その様子を見られている事業者もおられるのではないかなと思っております。いずれにしましても、そんなようなことで町が中心となって、そういう活性化について努めていきたいという気持ちは変わりません。しかし、はれっぱの成果として経済効果は大変重要でございますけれども、施設の整備の目的としまして、先ほど申し上げました町民のコミュニティや居場所づくり、このような基本な取組をしっかりやっていきたいというように考えてございます。

出典:南幌町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月12日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる