みんなの議会

上富良野町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月12日

(1)地域活性化起業人の活用について/(2)地域おこし協力隊について

2024年9月12日、上富良野町議会の一般質問で、佐藤大輔議員が「地域活性化起業人の活用について」「地域おこし協力隊について」について質問し、町長 斉藤繁が答弁しました。

質問者
佐藤大輔 議員
答弁者
町長 斉藤繁

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 1番 佐藤大輔

私はさきに通告してございました2項目5点について、町長にお伺いいたします。1項目めは、地域活性化起業人の活用についてであります。地域活性化起業人制度とは、三大都市圏の企業などが人材を地方公共団体へ派遣し、そのノウハウや知見を地域の魅力向上に生かすことで、地域活性化を図る制度であります。我 が 町 で は 令 和 3 年 度 よ り 、 こ の 制 度 を 活 用し、観光資源を活用したツアー造成、新たなグルメの開発、ロケツーリズムのアドバイザー的関与など、外部の視点、民間の経営感覚、スピード感を 生 か し た 取 組 を 進 め て い る よ う に う か が え ます。そこで以下2点についてお伺いします。1点目、令和5年度、地域活性化起業人の活用自治体数は、全国で449と近年増えてきてはいるものの決して多くはありません。先進地とも言える我が町が、これまで起業人を活用してきた中で、その効果のほどや、見えてきた制度上の課題などがあればお伺いします。2点目、現在活動している起業人が、令和6年度末をもって任期満了となるそうでありますが、今後、同様の、あるいは新たな分野での採用を検討しているのであれば、その詳細をお伺いいたします。2項目めは、地域おこし協力隊についてであります。現 在 、 我 が 町 で は 1 2 名 の 地 域 お こ し 協 力 隊が、観光や移住、ふるさと納税や農業、さらには教育など、幅広い分野で自身の経験・能力を生かした地域活性化の任務に就きながら、上富良野町民として日々暮らしております。そこで以下3点についてお伺いいたします。1点目は、協力隊を受け入れる側として、その体制の在り方など、これまでの経験から見えてきた課題などがあればお伺いいたします。2点目、今後も協力隊任用の拡大、拡充をコンスタントに続けていくのでしょうか。続けていくのであれば、どのような人材を、どのような分野で任用し、どのような雇用形態で活躍してもらおうと考えておられるのでしょうか。3点目、申すまでもなく、地域おこし協力隊は任期満了後もその地域に定住してもらうことを目指す取組であります。現在任用している協力隊員が任期を終えた後、我が町に定住してもらうためのサポートには、現在どのようなものがあるのでしょうか。また、今後、それらを拡充する考えはあるのでしょうか。以上でございます。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の2項目の御質問にお答えいたします。― 52 ―まず、1項目めの地域活性化起業人の活用についての2点の御質問にお答えいたします。町 で は 令 和 3 年 度 に 1 名 、 令 和 4 年 度 に 1 名と、地域活性化起業人の派遣に関する協定を締結し、現在1社1名が観光振興や泥流地帯映画化の推進に尽力していただいております。まず、1点目の効果や課題についてでありますが、上富良野町内の豊かな観光資源を客観的に企業の視点を持ちながら、なおかつ地域づくりの担い手として主体的に取り組んでいただいていることで、これまで町として正しくその価値や魅力を認識できてこなかった新しい観光コンテンツの掘り起こしや再評価など、今後の観光振興に寄与する大きなヒントや知見を得ることができたと考えております。制度の課題としては、派遣元企業の立地について三大都市圏に所在することなどの制約があり、遠隔地となる北海道の自治体は、そのマッチングが困難であることが課題であると考えています。次に、2点目の今後の採用等についてでありますが、現在活用している地域活性化起業人制度のほか、国家公務員や大学研究者、民間企業社員等の専門的な知見を有する人材を幹部職員やアドバイザーとして自治体に派遣する地方創生人材支援制度、自治体が進めるプロジェクトを推進するため、現場責任者として外部人材を任用する地域プロジェクトマネージャー制度などがあり、様々な課題解決のため、活用できる制度は活用していきたいと考えております。次に、2項目めの地域おこし協力隊についての3点の御質問にお答えいたします。まず、1点目の受入体制等を含めた課題についてでありますが、3年間の活動内容を明確にした上で、協力隊の募集・採用ができていなかったこと、任期中のサポート及び任期満了後の定住に向けたサポート体制などが挙げられますが、これらにつきましては今後強化していきたいと考えております。次に、2点目の協力隊の拡充等についてでありますが、地域おこし協力隊制度は、地域が抱える課題解決や活性化に貢献するだけではなく、地域住民の意識改革や新たな活力の創出にもつながる非常に有益な制度と言えるため、今後も様々な分野で地域おこし協力隊を活用してまいりたいと考えておりますが、現在地域おこし協力隊推進要綱の改正が国で検討されていることから、改正状況を踏まえ検討してまいります。次に、3点目の定住に向けてのサポートでありますが、起業・事業継承助成として、協力隊最終年度から協力隊卒業後1年以内に起業・事業継承する場合の経費として、上限100万円の助成があるのみとなっており、この助成を今後拡充していくという考えは今のところ持ち合わせておりませんので、御理解を賜りたいと存じます。

質問 1番 佐藤大輔

まず、1項目めの地域活性 化 起 業 人 の 活 用 に つ い て 再 度 お 伺 い い た し ます。1点目についてでありますけれども、なかなか私ども起業人の方とお会いする機会が少なく、活動の内容が見えにくい状況にはあるものの、特に観光コンテンツ開発というミッションを遂行する上で、そのチャレンジングな取組に対して、私は高く評価をしております。先ほど町長は、遠隔地となる北海道の自治体はそのマッチングが困難であることが課題と御答弁されましたが、昨年度、起業人の採用数全国1位が北海道であることもまた興味深いところではあります。一旦それはさておき、いずれにせよ、こういったマッチングが課題であるということは私も十分理解しております。そこで、現在8名の起業人を抱えている東川町の担当者に問い合わせたところ、東川町では、平素から多くの企業とのつながりを持って、相互にメリットを享受するための選択肢の一つ、その一つが地域活性化起業人の活用であるということを担当者から聞いております。我が町も複数の民間企業とのつながりがあると思われますが、このマッチングという課題解決に向け、東川町の視点、要は起業人の採用、任用の上で、その土壌を平時から、平素からつくっておくという、この視点を持つことも必要と考えますが、この点について町長の見解をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。上富良野もおっしゃるとおり、いろいろな企業と関係がありますので、議員おっしゃるとおり、その下地として、平素から企業は訪問したり、いろいろコンタクトは取ってはいるのですが、これらを見据えた下地としても、今後十分それは考えながら、念頭に置きながら企業訪問、現在ゆかりの あ る 企 業 訪 問 で す ね 、 そ れ も 含 め て 、 そ れ をやっていくということは、非常に有益なことなのかなと、意味のあることなのかなと考えます。

質問 1番 佐藤大輔

その点につきましては、町 長 の ト ッ プ セ ー ル ス に 大 変 期 待 を し て お り ます。応援をしております。それでは、2点目に移らせていただきます。2 点 目 に つ き ま し て は 、 私 の 質 問 の 仕 方 が 悪かったのか、ちょっと答弁がかみ合っておりませんでしたので、再度御質問いたしますけれども、これはあくまで私がお聞きしたかったのは、起業人制度の活用における幅出しの話でございます。他の自治体では、観光振興のほか、自治体DXの推 進 、 特 産 品 の 開 発 、 教 育 、 子 育 て な ど の 分 野で、この地域活性化起業人制度を活用しております。具体的な話をしますと、先ほど出てきた東川町では、現在、カルチュア・コンビニエンス・クラブ 株 式 会 社 、 こ れ は 蔦 谷 書 店 な ど の プ ラ ッ トフォーム事業を統括する会社でありますが、こちら の 社 員 が 起 業 人 と し て 、 町 内 の 中 心 部 に あ る「せんとぴゅあ」という施設の中に図書館がありますけれども、その図書館のブラッシュアップに取り組んでいると、これも担当者からお伺いしております。要は、こういった具体的な今後の起業人の活用ということについての、町長のお考えをお伺いした と い う の が 、 私 の こ の 質 問 の 意 図 で ご ざ い ます。その点について、再度お伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。地域活性化起業人の幅出しについては、地域おこし協力隊同様、ある一定の分野ということを特定せずに今後も、たまたま今のところは2名2社とも、企画商工観光課のところの関係の仕事に携わってきましたが、基本的にはこの分野と特定することなく、有益なものがあれば、今おっしゃった近隣市町村の事例等を含めて、有益なものであれば、地域活性化起業人制度を利用して提携を結ん で 協 力 し て い く と い う こ と は 可 能 と い い ま すか、それは特定の分野に特定したり、他を排除するものではございません。

質問 1番 佐藤大輔

当然ふだんから企業とのつ な が り と い う の は 設 け て お ら れ る 中 で 、 そ ういったものも、起業人の活用というものも意識しながらということの今の町長の御答弁、大変期待をしております。先ほど1点目の答弁で、課題はマッチングのみと解釈していいのか分かりませんけれども、だとするならば、全国で一番採用数が多いのが北海道であるとするならば、その過程からするならば、どの北海道中の自治体もその課題を克服しているわけですから、これはもう上富良野町としても、町長の力をもってすれば、容易に克服できると信じております。この企業という看板を背負った起業人は、そのスキルが担保されておりますし、地方へのリソース分散という国のスタンスに乗じながら、我が町の 強 み を 伸 ば し て 、 ま た 弱 み を 克 服 す る た め にも、町長には起業人制度のさらなる活用を御期待申し上げて、2項目への質問に移らせていただきます。2項目め、地域おこし協力隊についての1点目でございます。今回の質問に当たりまして、現在任用されている複数の協力隊の方とお話をさせていただきました。ほぼ全ての方が、職員の方の親身なサポートに大変感謝しているというような声を頂戴いたしましたので、改めてこの場をお借りして、担当職員また所管の課長様方に敬意を表するところでございます。しかし、一方でサポート体制が属人的になってしまいますと、これは人事異動がある以上、現在の体制では持続可能かは大変懸念が残るところでもあります。先日、北海道の地域おこし協力隊サポート推進室の職員にお話しする機会がありまして、今月9月30日に旭川で自治体職員向けの研修会があるとお伺いしております。この点について、担当の主幹に確認したところ、現在我が町からは担当主幹、そして観光、農業の協力隊の担当者、計1名ずつの計3名が受講するとお伺いいたしました。総 務 省 の 地 域 お こ し 協 力 隊 推 進 要 綱 第 5 条(5)には、「総務省や都道府県が実施する自治体職員向けの研修を積極的に受講するとともに、自治体内部での組織間の連携を密にすることにより、適切なサポート体制を確保すること」とうたわれております。今後のことを見据え、組織全体としてのサポート体制を構築していくためにも、人事に深く関わる総務課をはじめ、他の課の職員にもこの研修会の受講を勧めるべきと私は考えますが、町長の見解をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。サポート体制につきまして、今議員おっしゃったとおり、おっしゃられましたが、おおむね、いい面、満足している面がある一方で、やはり全てが完璧ではないというのは、それは大いにあると― 54 ―思います。ただ、サポート体制が、議員おっしゃるよう属人化してしまうのは困るというのは、人が担当しているので、人によって凸凹というのは、これを完全にフラットにすることはなかなか難しいとは思 い ま す が 、 完 全 に 属 人 化 し な い よ う に 、 お っしゃるように研修会ですね、これをきっちりと受講 し て 、 な る べ く 凸 凹 の な い よ う な 標 準 的 な サポート体制、しっかりと築いていけるような体制が必要なのは、もちろん議員のおっしゃるとおりだと思います。これを町役場全体でどう広げていくのか、今、担 当 し て い る と こ ろ が 、 そ れ ぞ れ 企 画 商 工 観 光課、農政、教育委員会と多岐にわたっておりますので、それらの担当の職員も含めて、今後どうしていくかというのは、ぜひ検討していきたいと考えております。以上です。

質問 1番 佐藤大輔

今の研修会の受講についても、なかなか職員の方にとっては御負担になろうかなと思うところもありますので、これも北海道のサポート推進室の職員からは、地域おこし協力 隊 ア ド バ イ ザ ー 派 遣 事 業 と い う も の も あ る ので、それも積極的に活用してもらえたらいいなというようなお話もさせてもらいましたので、こうい っ た と こ ろ も 活 用 し て も い い の か な と 思 い ます。これはあくまで情報提供の話です。ただ、とどのつまり、だんだんと今後住民ニーズ の 高 ま り で あ っ た り と か 、 職 員 定 数 の 問 題 であったりとかということに鑑み、職員の負担軽減のためには、この協力隊のサポートということにお い て 、 こ の サ ポ ー ト を 担 う 人 材 と し て 、 例 えば、これは前回質問したときもちらっと触れておりましたが、地域おこし協力隊をサポートするための地域おこし協力隊を募集するとか、また、これも以前ちらっとお話しましたが、集落支援員などの制度を活用するという、要は外部の力を地域おこし協力隊のサポートに活用することも、これは今すぐやるべきだという話ではなくて、できるだけ早急に視野に入れた検討を進めるべきではないかと考えますが、この点について、町長の見解をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。地域おこし協力隊は、だんだん人数が最初は少な か っ た 、 も ち ろ ん 少 な か っ た と こ ろ か ら 始 めて、今現在12名となっておりまして、おっしゃるとおり、サポート体制をどうするかというのは今後の課題であります。職員が直接担えば、定数の 絡 み も 出 て き ま す の で 、 議 員 お っ し ゃ る と おり、地域おこし協力隊のサポートをする地域おこし協力隊という方もおりますし、集落の支援員等も含めて、どうやっていくか。今後、私は地域おこし協力隊もっと増えていって、あらゆるいろいろな分野でそういう力を借りていきたいと思っておりますので、それについて、サポート体制についても、現行の体制でいいのかどうかも含めて、もっと外の力を、議員おっしゃるように、借りたほうがいいのかというのは、常に将来に向けて検討していかなければならないことかなと考えております。以上です。

質問 1番 佐藤大輔

総務省の先ほどから引用しております、地域おこし協力隊推進要綱第5条(3)には、「地方自治体は、地域おこし協力隊員の意向を尊重し、関係する各機関や住民等とも必要な調整等を行った上、あらかじめ地域協力活動の年間プログラムを作成し、地域協力活動の全体をコーディネートするなど、責任を持って地域おこし協力隊員を受け入れること」とうたわれております。ただいま町長、いろいろと模索しているという思いのほどはお伺いしましたので、やはり様々な力を結集して、地域おこし協力隊のサポート体制の強化ということに努めていただきたいということを申し上げて、2点目の質問に移らせていただきます。2点目でありますけれども、先ほどの御答弁では、先ほどから引用しております、地域おこし協力隊推進要綱の改正に触れておられましたが、これ は 確 認 な の で す け れ ど も 、 こ の 要 項 の 第 3 条(2)、「地域協力活動の例」とかを含む、地域協力活動のルールが変わるというような解釈でよろしいでしょうか。確認の意味でお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。議員おっしゃるとおりで、そのルールがちょっと厳格化、厳しくなるのではないかと考えております。以上です。

質問 1番 佐藤大輔

そうであるならば、現時点では、要は、今後もコンスタントに協力隊を任― 55 ―用する意思はあるけれども、制度改正、要綱改正の中身を確認してから、協力隊の任用の検討を開始するということであるのか、しばらくは募集をかける予定がないということなのか、その点、確認の意味でお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。国が改正で検討されていることから、十分それらを留意しながら、一時ストップをしなければならないものなのかどうかも含めてですが、厳しくなるような分野はある程度予想しておりますが、確実なところ、今現行で募集しているような上富良野のまちでは、特に厳格化されても大丈夫なのではないか、そういういろいろ情報を収集しながら、長期間中断するというような予定は特に持っておりません。

質問 1番 佐藤大輔

長期間中断する予定というか、そういった考えではないということで確認をいたしました。私もこの要綱改正の概略というのは、実は担当主幹から聞いてはおりましたが、先ほどから引用しているこの要綱に示されている地域協力活動の定義から大きく逸脱しなければ、おおむね問題がないなと、これは私も思っているところです。先日我が家に投函されました、町長の2期目に向 け た 熱 い 思 い を つ づ っ た リ ー フ レ ッ ト の 中 には、協力隊員の増員と記されておられました。先ほど具体的な御答弁がなかったのですが、既に協力隊採用の具体的なイメージを持ち合わせてい る と 思 わ れ ま す が 、 そ の 点 に つ い て 、 そ の 詳細、もし可能であればお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。地域おこし協力隊を増員したいというのは、私の思いでもあります。前提条件を設けずに、あらゆる分野、特に既存のものでも、農業支援の地域おこし協力隊の方が現状で足りるのかどうか、これは受け入れる側の都合もありますので、なかなかすぐ行政側で募集は一方的にはできないのですが、調整を図りながら、新しい分野も含めて、既存の分野も当然含めながら、まだまだ力を借りる分 野 、 人 数 も 含 め て た く さ ん あ る の で は な い かと。それがひいては、まちの活性化、もちろん期間が3年間終了した後、町に定住してくれるという、全員が全員そうなるかどうか限りませんが、何人かでも町に残っていてくれれば、人口減少のストップ等々も含めて、移住・定住にもつながりますので、それらも見据えながら、地域おこし協力 隊 の 増 員 に は 努 め て い き た い と 考 え て お り ます。以上です。

質問 1番 佐藤大輔

精査してから既存また新規増員含め、そういったことをこれから検討していくというような内容の御答弁だったかなと思います。私は無責任なので、例を挙げれば切りがありませんけれども、例えば来年、ジオパーク全国大会がありますので、その全国大会に向けて、ジオガイド人材を10名ぐらい募集するとか、また、この後、同僚議員が質問しますけれども、有害鳥獣駆除対策としてハンター資格を持つ方であったりとか、また、高齢者事業団の人材確保という観点から、在宅でも高齢者の方ができる事業団の新規事業開拓などといった、高齢者の生きがいに資する方など、本当に無責任だからいろいろ言えますけれども、大きく活用に関しては可能性がございますので、先ほど町長からも職員と、また職員以外の力も借りながら、受入体制をしっかりと強化していくというような力強いお言葉がありましたので、やはりこういったことも含めて、今後、それぞれの課から、また外部からも、こういった人材が必要だという声が上がるような、何かそういう仕組みづくりに努めていただきたいということを申し上げて、3点目に移らせていただきます。3点目について、先ほどちらっと町長から御発言がありました、定住についてでございます。先ほど協力隊の方にいろいろとお聞きしたというようなことを申し上げましたが、その中で、我が町に住み続けるために必要な条件は何かというような問いに対して、当然のことながら全ての方が仕事だとおっしゃったのですね。現在活動している協力隊12名の方の中には、起業を考えている方もいれば、就農を考えている方、就職を考えている方、あるいは行政職員としての採用を望んでいる方もおられます。先ほどの町長の御答弁では、起業をする方のみに言及されて、また、しかも国の制度の活用のみというような答弁でありました。改めて、今おられる12名、全ての方に定住してもらいたいとする町長として、どういった方策が必要と思われているのかという点について、その見解をお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問に― 56 ―お答えしたいと思います。定住に向けて何が必要かという御質問かと思います。まず、やはり佐藤議員のおっしゃるとおり、起業、就職、それを含めて職業ですね、なりわいをどうするかというのはすごく大きな問題だと思います。これについて、町としては何ができるのかというのは、行政職員として、そういう任務があれば、それは私どもの意向といいますか、もちろん当然手続は必要ですが、町場のほうに、違うところに就職したり、起業したりする場合は、どういうサポートが必要なのか。国の制度の100万円上限とは書かせていただきましたが、そのほかに補助金、助成金以外にどういうものが必要なのかも含めて、移住・定住を促進するために、地域おこし協力隊以外の方とのバランス等も考えなければなりませんので、いろいろ調査・研究は進めていかなければならない、常にしていかなければならないものかなと考えております。以上です。

質問 1番 佐藤大輔

大変難しい問題、課題であ ろ う か な と 思 う の は 、 本 当 に 私 も 難 し い な と思っております。しかしながら、やはりこの協力隊の方々が、このまちに残る理由がないと残らないというのは、これは厳しい現実であります。景観や御飯がおいしいとか、人が温かいとかでは、それだけでやはり定住は難しいわけです。町長、今ちらっと御発言がありました、これまで通常の移住政策の中で金銭的なサポートというのはありませんでしたが、私としては、町長はそのバランスが大事だということもおっしゃいましたが、せめて条件整備した上で、この協力隊の方の定住に際しては、例えば卒業後1年間は家賃補助 を 継 続 す る よ と 、 例 え ば で す よ 、 例 え ば そ ういった金銭的なサポートを施すことというのは、町長の中には検討してもいいかもなという思いがあるのかないのか、先ほどの答弁では見えなかったので、再度その点を確認の意味でお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。そういう政策は、理論的には十分可能なのかと思います。ただ、やはり一般の地域おこし協力隊以外の方の移住・定住もありますので、そういうこ と か ら の バ ラ ン ス と い う の は 非 常 に 重 要 な こと、無視できないかなと思っております。一方だけが著しく有利な制度であってはやはり困りますので、移住・定住する方はなるべく等しく応援したいというのは町のスタンスでありますので、その点は十分考慮しながら、この政策は進めていかなければならないのかなと考えております。

質問 1番 佐藤大輔

今結構大きな話をさせてもらった中で、ちょっと小さい話というと失礼かも し れ ま せ ん け れ ど も 、 基 本 的 に は 、 定 住 に 向かっていくためには、協力隊が離職しないようサポートすること、これはもう先ほどから話に出ているサポート体制の強化で、十分賄えていく話なのかなとも思いながらも、当初のミッションの遂行、採用時のミッションの遂行というのも大切ですけれども、個々の適性に応じてフレキシブルに部署を移動できるような仕組みづくり、こういったことも離職しないようなサポートにもなるし、ひいては定住につながるようなことにもなろうかなと思いますが、この点の検討というのはいかがお考えでしょうか。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。任務といいますか、ミッションは、地域おこし協 力 隊 の す る こ と 、 任 務 で す ね 。 こ れ は 1 年 1年、フレキシブルに変えておりますので、今の制度でさらに何か不備があるのであれば、それは考えていかなければならないことなのかもしれませんが、フレキシブルかどうかと言われたら、今の1年1年のミッションは変えていっておりますので、それが移住・定住の何かきっかけになれば、何かを発見して、つながれば、直接部署が異動したことによって、移住・定住を決定するというのはなかなか因果関係といいますか、難しいのかもしれませんけれども、そこでいろいろなことに携わることによって何かを発見したり、誰かと接触したりして、それがきっかけになるチャンスが増えるのかもしれませんが、そういうのも含めて、本人のモチベーションも含めて、フレキシブルな対応は今後も考えていきたいと思います。

質問 1番 佐藤大輔

あ く ま で 離 職 し な い よう、また協力隊のモチベーションの維持のための話であって、それが最終的に、現在でいえば任期途中で離職された方はいないですし、別に1年終えてもう起業するというのもありです。むしろそちらのほうが望ましいわけですから。ただ離職ということにならないように、それがひいては定住につながるのではないかというような趣旨の質問でありまして、でも、おおむね今の町長の御答弁― 57 ―で納得をしたところです。先ほどから協力隊の方とお話をさせてもらっていると申し上げておりますけれども、協力隊の中には日頃町長となかなかお話をする機会がないという方もおられました。決して町長に構ってほしいというような意味ではなくて、やはり町長が自分の存在に、また自分の働きに関心がないのかなと感じたときに、自分がここにいる意味があるのか不安を覚えるというのは、私は当然のことだと考えております。冒頭、私は、あえて彼ら協力隊員を上富良野町民と表現いたしました。町長には町民一人一人を大切にする気持ちと同様、もしくはそれ以上に人生をかけて移住を決断した立派な上富良野町民である協力隊の方々にはしっかりと心をかけていただきたいと考えております。先ほど触れた町長のリーフレットには、協力隊の増員に移住・定住の促進というものが、併記というよりはむしろそれが上位に記載されております。協力隊の制度が移住・定住政策の鍵を握るとい う こ と の 思 い の 表 れ で あ ろ う と 推 察 い た し ます。そうであるならば、協力隊の増員と併せて、協力隊の定住率の向上にも努めてほしい。採用の際、また採用後もともに、卒業後のビジョンを共有してほしい。しっかりとサポートしてほしいと切に願うところでありますが、最後に町長の思いのほどお伺いいたします。

答弁 町長 斉藤繁

1番佐藤議員の御質問にお答えしたいと思います。なかなか、職員もそうなのですが、地域協力隊員も含めて、一人一人と会う機会、物理的に時間的に、別に私が拒否、拒絶しているわけではございません。会えるものなら会って、焼肉とかの席でも構いません。公式な場所で構わないですが、会いたいという、話してみたいという気持ちは常に持っております。そして、移住・定住政策の肝といいますか、その中で、この地域おこし協力隊が大きな鍵を握っているというのは、そう思っております。まちの足 り な い 部 分 、 活 力 を 与 え て く れ る と い う 以 上に、その後、3年間期間が過ぎた後に、1年後でもいいのですけれども、ある程度期間が過ぎた後に、ぜひ、もちろんまちの足りない部分の応援・サポートに来てもらっているのですから、ぜひそのまま定住して、起業なり、就労でもそうなのですが、してもらいたい。その結果、町の人口減少も緩和されますし、まちに活力が、就労の若い人たちの働いている方が増えるという、少しでも増やしていきたい、そういう思いがありますので、さ ら に 結 婚 等 さ れ て 、 い ろ い ろ あ り ま す け れ ども、まちが元気になっていくためには、若い人たちがまちに住んでくれるのが、まず一番かなと考えておりますので、ぜひ、移住・定住対策の中心的なといいますか、一つの大きな柱だと思っておりますので、これは強力にといいますか、できる限り、可能な限り進めて、多くの方を採用していきたいなという思いは持っております。以上です。

出典:上富良野町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月12日 議事録 PDF(62ページ) 間違いを知らせる