南幌町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日
安心して産み育てられる子育て支援について
2024年3月7日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「安心して産み育てられる子育て支援について」質問し、町長、保健福祉課長が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤妙子 議員
- 答弁者
- 町長、保健福祉課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 佐藤
まず町長に1問質問させていただきます。安心して産み育てられる子育て支援について。本町では、子育て世代の転入により町内保育施設の入所者が増加し、保育士確保のための「保育士就労支援事業」を継続するとありました。こども家庭庁の新子育て安心プランでは、保育施設が増えたことにより待機児童は全国的に減少していますが、それでも保育士の人材不足が挙げられています。また、近年保育事業所において園児が使用済み紙おむつを持ち帰ることを見直す自治体が増えています。その理由としては、働く保護者にとって育児の負担軽減と保育士の仕分け業務軽減、使用済みおむつを持ち歩くことによる感染症や衛生面での不安があるということからです。そこで、以下の2点について伺います。1、本町では現在も子育て世代は増加傾向にあります。今後待機児童が出てくると予想されますが、今後の見通しと対策について伺います。2、現在、本町のいちい保育園ではおむつをしている年齢児は、令和6年4月現在で、0歳児8人、1歳児16人、2歳児18人の計42人となっており、認定こども園南幌みどり野幼稚園では、1歳児19人、2歳児23人の計42人在籍しています。千歳市におきましては市内全保育施設でおむつの処理費として園児一人月500円を行政が負担し、使用済みおむつの園内処分の推進により保護者の負担軽減を進めています。厚生労働省では、保育所等での使用済みおむつの処分を保育所等で行うよう方針を示しているところであり、自治体の取組を後押しすると示されています。今後、使用済みのおむつを園で処分できるよう処分費用の助成と取組の考えを伺います。
答弁 町長
安心して産み育てられる子育て支援についてのご質問にお答えします。1点目のご質問については、令和6年度保育園・認定こども園の保育申請数は、本年度より49名多い181名となりましたが、町内事業者と協議・調整を行い、「いちい保育園」に99名、「認定こども園みどり野幼稚園」保育部門に82名の受け入れが可能となり、現段階で待機児童は生じておりません。今後においても、子育て世帯の転入が見込まれますことから、引き続き「保育士等就労支援事業」や「保育士等人材バンク」の活用により、町内事業者の受入体制の支援を行い、入園枠の確保に努めてまいります。2点目のご質問については、町内の事業者では、以前より「いちい保育園」において、使用済みおむつの自園処理が行われており、「認定こども園みどり野幼稚園」においても、本年4月から自園処理が行われることから、処分費用を助成する考えはありません。
再質問 佐藤
再質問させていただきます。ただいま答弁いただきました。これま(再質問) で急激な子育て世代の人口増加の中で、本当に待機児童を出さないように努力いただいたことに感謝しております。今後においても、入園枠の確保に努めるとありました。その中で、3点ほどご質問いたします。まず、待機児童対策のために、この保育士就労支援は、新規就労者にまず5万円、町内就労者は給料に毎月2万円の上乗せ、町外の方が1万円、勤続4年目になると10万円のお祝い金が出る、そういう制度でありまして、あくまでも1日6時間以上かつ20日以上の勤務が対象となっていて、短時間パートは適用されません。短時間のパートであっても、保育士免許を持って、仕事内容も正社員と変わらないのであれば、時給の上乗せや何らかの特典を町で考えてあげるべきと考えますが、伺います。2点目ですが、今後現在のようなペースで子育て世代の増加が予想されますけれども、しかし、保育士がたとえ確保されたとしても、保育室の不足により待機児童が発生することが懸念されます。現在ある保育スペースで今後対応ができるのか、また、不足の時はどのように対応しようとしていらっしゃるのか。1年で49名前年度より増加ということでございましたけれども、この先もこのペースで進むと、不足する可能性が高いと考えられますが伺います。それと3つ目、おむつの処理に関しては、今年の4月から認定幼稚園もされるということで、これは大変安心いたしました。この制度ですね、家庭からの負担はあるのか。またその内容などを教えてください。それと、家庭からの負担があるとするなら、町で子育て支援として、助成する考えはありませんというお話でしたけれども、子育て支援としてぜひ考えていっていただきたいと思うんですけれども、できないその理由をお聞かせ願いたいと思います。以上です。
答弁 保健福祉課長
再質問に回答します。まず、保育士の確保はできても、保育室のスペースの確保がどうなのかというところでしたが、まずそちらにつきましては、まずいちい保育園につきましては、保育収容施設としてはもう少し余裕がある状況でございます。また、みどり野幼稚園につきましては、今、乳幼児保育のほうをスペースとして確保するために、増築を考えているというところで聞いております。ただ、それについてはスペースのほうは、保育スペースとしては十分なスペースとなる見込みです。ただ、この転入者の増加に伴いまして、今後につきましては、対策が取られなくてはいけないと考えてございます。それと、南幌みどり野幼稚園の4月からのおむつ処理に関してなんですけれども、まず0歳児から1歳児のみの1人当たり月額300円で処理を予定してございます。こちらの処理につきましては、園内の運転手、従業員の方が、ほかのごみ処理と同様に、おむつの使用済みの処理についても行うということで聞いてございます。みどり野幼稚園のほうの1人当たりの額、保護者の利用状況についてお話ししたんですけれども、南幌いちい保育園につきましては、保護者の負担は料金としてはいただいておりませんで、ごみ袋を年度当初に2セットを年度当初に用意していただくということで聞いてございます。
答弁 町長
佐藤議員の再質問にお答えをいたします。初めに、保育士の人材不足、議員も言われておりましたけども、全国的に令和3年をピークに、保育士の不足が減少傾向にありますが、地域によってはまだまだ差があるものと思います。要因としましてはやはり給料が安い、給料に比べて業務量が多い、また責任の重さや事故の不安などが、そういう要因にあるのではないかなということが言われております。本町の保育士の就労支援でございますけども、議員が言われたとおり、3つの支援をしてございます。それで、短時間勤務やパートの方の支援でございますけども、現在国のほうで、この保育士の給料の賃金引き上げ、こちらのほうが検討されております。町としては、そのほうがそれらがきちんと形で反映されれば1番いいわけで、現在は保育士の修了支援、また保育士の確保の一つとしまして、現在の就労支援事業を行っているものでございまして、現在、私立幼稚園の保育士に対します短時間労働、パートの方の就労支援、こちらのほうについては町のほうでは考えておりません。また、待機児童の関係でございますけれども、0歳から5歳までのいわゆる就学前の人口、令和3年が250人で、令和6年は410人を見込んでおります。子育て世代の増加が加速しております。この3年間で64%の増加が見込まれますが、当然、保育所の申請数も3年間で80%以上増加している傾向にございます。現在、2つの事業所がございますけども、今何とか協議・調整を図りながら、待機児童がないような形で進めていただいておりますが、そういった環境整備も含めて、また町内事業者と協議をしてまいりたいと考えております。また、おむつの関係でございますけども、厚生労働省のほうでも、保育士の負担軽減、また保護者の負担軽減という形で推奨されております。現在国の事業としてあるのは、おむつ保管用のごみ箱の設置補助でございます。これらについても、私立幼稚園、保育所は存じていると思いますけども、これらの情報提供もしてまいりたいというように考えてございます。いろいろと子どもが増えて、うれしい悲鳴もありますけれども、こういったことについてもこれからどんどんそういうニーズが出てくると思われますので、町内事業者と調整をしながら進めてまいりたいと考えております。
再質問 佐藤
短時間パートさんは、いろんな特典は今のところ考えてはいないという、そういうお話でしたけれども、やはり内容としては資格も持っていますし、働く内容も同じなので、今後ぜひその短時間労働に対しても、いろいろな配慮を今後していただけたらなと思っております。2番目の保育室の不足というお話でしたけれども、いちいさんはまだ余裕がありますというお話でした。みどり野幼稚園に対しては、乳幼児に増設する予定だという、そういうお話でしたけれども、これに関しては何らかの町からの支援は考えているのでしょうか。それと、おむつの処理に関しては、300円の負担ということでありましたけれども、保育園のほうは負担はなし、幼稚園のほうは負担があるということで、その点に関しては、それを町で考えることではないとは思うんですけれども、子どもを持つその家庭からすればどうなのかなという、そういう思いがあるんですけれども、やっていただけるということですので、まずこれはありがたいことだと、そのように受け止めております。それで、その中で保育士の皆さんは子どもの命を守る責任の重さを感じながら、日々働いているとお聞きしております。私自身、年数回幼稚園と保育園に大型絵本などの読み聞かせボランティア活動で行かせていただきまして、その中で毎回その保育士さんたちが本当に忙しく、真剣に大勢の子どもたちと関わっている姿を見て、本当に仕事を抱えて時間のない中で、ぐずる子どもに悪戦しているという保母さん、また親たちの姿を見て、町としても保育士が重要な人材として、本当に長く働いていただけるよう、おむつ処理だけではなく、今、国で進めているこどもまんなか政策、子育て安心プランなどを通して国の政策の活用金などをまず工夫しながら使っていただいて、できる限りのサポートを町でやっていただきたいと、そのように感じておりますが、伺います。
答弁 町長
佐藤議員の再質問にお答えをさせていただきます。短時間労働パート従業員の方、ここの環境改善は一番大事なところではないかなと思っておりますけども、やはり町でやるとしても、相当の限りがあるといいますか、限度があると言いますか、これについてはやはり国策でもってですね、きちんと給料の引き上げ、環境改善を図っていくことが重要であると考えております。2つ目の、町内事業者のこれからの子どもの増員に対します対応でございますけれども、みどり野幼稚園のほうが今手狭な状況になりつつあるということでございますけども、これからの施設整備に当たりまして、具体的なお話はまだ聞いてございません。町のほうから支援ありきでお話しすることはできないので、そのことについてはご理解をいただきたいと思います。そして、おむつ等々のお話でございます。道内において、現在、公立私立問わず、おむつの処理費用を助成しているのは千歳市だけでございます。なお今後、本町でさらなる保育士の修了改善や、感染症対策、衛生対策、このようなことが必要となった場合については、事業者と協議をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。