南幌町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月7日
高齢者の生きがいづくりについて
2024年3月7日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「高齢者の生きがいづくりについて」質問し、町長、保健福祉課長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長、保健福祉課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
高齢者の生きがいづくりについて、町長に質問いたします。令和6年度、執行方針は6つの目標を掲げています。そのどれもが、町民の将来にわたっての生活に欠かせない重要な目標であると思います。その中の、すこやかな毎日を支える健康づくり、誰もが安全に暮らせる安心づくりについて質問します。高齢者福祉について「第9期南幌町介護保険事業計画・高齢者福祉計画」案が示されました。高齢者が住み慣れた地域でいつまでも健康で自分らしい生活を送ることができるまちを目指すとして、施策が掲げられています。まちで取り組まれている健康推進事業や、高齢者の居場所づくりとなる老人会やカフェサロンなど、誰もが高齢になっても地域とかかわりながら人生を豊かに過ごしていけるよう支えあうことが必要です。それにはお互いに声を掛け合って参加を促すことが今以上に必要になってくると考えます。地域の会合や、イベント等に参加したいと思ってもらえるような工夫が必要ではないでしょうか。外出の機会を創出し引きこもりや孤立者を出さないために具体的な施策を伺います。
答弁 町長
高齢者の生きがいづくりについてのご質問にお答えします。本町では、地域の高齢者が気軽に集える「カフェサロン」のほか、「高齢者いきいき健康マージャン」や「男の料理教室」、教育委員会が実施している「さわやかカレッジ」、社会福祉協議会が実施している「ボランティアフェスタ」や「ひだまりサロン」など、様々な生きがいづくりの場を提供しており、参加される方も増加しています。第9期介護保険事業計画策定のために実施した、65歳以上の高齢者の日常生活圏域ニーズ調査では、「趣味又は生きがいが思いつかない」や「地域での健康づくりや趣味のグループ活動に参加したくない」などの回答が3割程度ありました。高齢者の閉じこもりや孤立は、その方の人生経験や価値観、さらに身体的・精神的な要因が大きいことから、「南幌カフェサロン学習交流会」による意見交換会や高齢者が関心や興味を持てる事業の拡充を検討し、外出機会の創出に取り組むとともに、高齢者と認知症への理解や寄り添い方を学ぶ講座などを実施してまいります。
質問 熊木
第9期介護保険事業計画、この高齢者福祉計画案では、住み慣れた地域でいつまでも健康で自分らしい生活を最後まで送ることができるまちを基本理念として、実現に向けた取組をすることが示されています。ただいま町長にご答弁いただきましたが、町で取り組まれているカフェサロンをはじめ、男の料理教室など様々な生きがいづくりの場を提供し、参加されている方が増加しているということは、今まで継続し、そして工夫を重ねていることに敬意を表します。しかし、各地域の老人会の、例えば老人会ですけれども、参加者は減少傾向にあるように思います。健康上の問題もありやむなく退会する方や、自分で会合の場所まで行くことができなくなった方、そういう方も理由にあります。比較的若い会員さんがいる地域では、車に乗り合わせるなど工夫しているところもありますけれども、やはり限界があります。あいるーとをもっと気軽に利用できるよう、高齢者への減免措置などを考えることも必要ではないでしょうか。昨年の私の質問のご答弁で、検討されたことにより、4月からの回数券や町のイベント時に運行など、改善されたということは町民皆さんにとっても大変よかったと思います。70歳以上を100円にという提案を再度させていただきたいと思いますが、町長の考えをお聞きします。また、老人会の会合では、保健師さんに来ていただき、健康のアドバイスや、季節の行事を楽しむなど、それぞれの老人会等で工夫されています。出前講座など、積極的に取り入れてもらえるような働きかけを行うことで、社会につながる喜びやまちの活性化で話題になっていることに関心を持っていただくことが必要かと思います。高齢者がかつて活躍し、町の発展に大きく寄与してきたことをみんなで讃え、それぞれが果たしてきた役割に敬意、リスペクトをすることが必要だと思います。それらについて、今後の施策があれば伺います。また、孤立者を出さないことが喫緊の課題だと思います。お一人暮らしの方が不幸にも亡くなられて、発見された例も見られます。農村部では、転居し、空き家になっている地域も増えていることから、以前のような隣近所の関わりが残念ながら減少している状況かと思います。地域担当職員との関わりなど、今後ますます重要になってくるかと思いますが、町長としては、これらのことについてどのように考えているか伺います。また、保健福祉課、社会福祉協議会が各事業を取り組まれていることは、先ほどの町長の答弁で述べられましたが、カフェサロンの取組が現在町内7か所で実施され、高齢者だけでなく全世代の方を巻き込んだ取組は、それぞれのサロンが独自に楽しい企画で進められております。サロンを開設されていない地域に、行政のほうから声をかけて開設できるようにならないのか伺います。先日、私たち総務常任委員会では、鶴城地域のカフェサロンを訪問いたしました。その中で、大変貴重な意見等を伺うことができました。その高齢の方は、カフェサロンを楽しみにして来られて、そこに参加していて、農村部で今実施しているのは、この地域だけだけれども、かつては農村地域の交流がすごく多かった。だからこういうカフェサロンが各地域にできて、交流することができればいいなと思っているという、率直な感想を述べていただきました。先ほどの町長のご答弁で、高齢者と認知症への理解や寄り添い方を学ぶ講座ということが示されましたけれども、これは具体的にはどのような内容かをお聞きします。
答弁 町長
熊木議員の再質問にお答えをいたします。再質問に対しまして、答弁が前後する場合もありますので、ちょっとご容赦いただきたいと思います。現在行っております、生きがいづくり事業でございます。カフェサロン、健康マージャン、料理教室、ひだまりサロン、さわやかカレッジ、いずれもコロナ禍が明けまして、非常に参加者が増えている状況でございます。特にカフェサロンにつきましては、現在7か所でございますけれども、やはり地域のお年寄りの活性化ということを考えれば、今後さらに増えていっていただくことを期待しているところでございます。それで、声かけや事業の参加促進でございますけども、現在は様々な機会を通じまして潜在者の情報収集や、口コミ、チラシの配布などで事業の勧誘を行っております。例えば、カフェサロン、学習交流会の意見交換会の中で、なかなか腰の上げにくい、男性参加者の方々に対する潜在者、または参加しやすい環境づくり、または一旦参加したんですけどもその後参加されなくなった方々の動向などについて、できる範囲でそんなことで意見交換をしております。参加促進に向けた新たな工夫でございますけども、特段新たな取組は考えておりませんけども、現在いろんな事業を行っております。かなり回数も内容も多いのかなと思っております。そういった事業の充実、これらを図りまして、また出前講座や健康教育において、さらに事業に参画していただける方を募っていきたいというように考えてございます。また、引きこもりとか孤立者の関係でございますけども、何かを行えば引きこもりや孤立が防げるというものではなかなかないのではないかと思います。先ほど申し上げましたように、本町では保健福祉課、教育委員会、社会福祉協議会などを中心に、高齢者を支える事業や生きがいづくり事業を多く行っております。これらの事業を充実してまいりたいというふうに考えてございます。それと外出の機会の創出ということで、あいるーとのお話をいただきました。あいるーとは、令和3年10月より運行しているものでございます。新年度より、新たに回数券の導入、それとイベント開催時の試験運行、さらに介護認定者の介添人の料金割引という形で実施させていただいて、高齢者の外出機会の創出につなげていきたいというように考えてございます。そうしたことから、カフェサロンや高齢者向けの事業におけます特別料金や割引については考えておりませんので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。
質問 熊木
ただいま答弁いただきまして、カフェサロンとか町がやっている事業については、私も高く評価しています。それで、最後のあいるーとの利用料金については、これは今後も引き続き要望していきたいと思います。先日行ったカフェサロンでは、おうちの方がいらっしゃるところは送ってきて、帰りは乗り合わせて帰ったり、あいるーとを利用したりということでした。今、この問題だけでやるわけではないんですけれども、料金を下げることによって、町にもやっぱり予算があるのでということでの、前回のご答弁でした。だけれども、私は高齢者がどんどん外に出るということを奨励する意味で、料金を引き下げることで、利用する回数が増えるということが、やっぱり町にとっても町の活性化と、それから高齢者がこの9期の計画にあるように、住み慣れた場所でいきいきと暮らしていけるということに大きく役立つと思います。ですからこれはやっぱり引き続き、皆さんの声を届けていきたいと思っていますので、今後もこういうことについては質問したいと思います。それから、今、出前講座のこととか地域担当制のことも、先ほど質問いたしました。町でもいろいろ取り組んでいると思うんですけれども、やっぱりもっと積極的にやるべきではないかなと思います。それから、この調査のアンケートの中で、引きこもりというか、なかなか人と関わり合いたくないとか、もう出不精になったんだよねという人が確かにおります。その人方に何とか参加してもらえるような工夫というのは、今まだ沢山ないようなんですけれども、やっぱりそれをみんなで生み出していくということが、ますます必要になってくるかと思います。先ほども申しましたけれども、やはり外に出ないで不幸にして亡くなって何日か経って発見されたということは、それは本当に防いでいきたいなと思います。高齢化社会、先ほどの質問にもありましたけれども、どんどん高齢化していく中で、元気な高齢者をつくっていくということが、町の大きな役割ではないかなと私は思います。ですから高齢者が、高齢者高齢者というばっかりではないんですけども、自分たちが今まで町の発展に寄与して、いろんな形で活動に貢献してきたその方たちの苦労とか、それを親身になって学んだり讃えるということによって、その方がこの後生きていくというその社会の中で自分はもっと自信を持って生きていっていいんだということにつながっていくと思うので、そういうことは町としても、また隣近所の町民としても、それらを普段から日常不断にそれを取り入れていくということが、すごく大事なことではないかなと思います。ですからそれを町の、今いろんな行事をやっていますけれども、そこの根幹に据えていただきたいなと思っています。それで、再々質問の中でお聞きしたいのは、地域リハビリテーション活動事業の活動実績について伺います。これは地域の老人会とかカフェサロンとかにも出向いて行って、支援されている事業だと思いますけれども、その実態と、それから今後の普及計画というか、その辺についてもお聞きします。また今、あいくるで実施している事業を地域に出向いて行くことができないか伺います。例えば、会場のこととか人員のこともあるんでしょうけれども、快足シャキッと倶楽部などは、前にも一度質問したんですけれども、今まで週2回行けていたのが、すごくたくさんの方が応募しているということで週1回しかできなくて、高齢者で一人暮らしの方は、週1回その時だけ外に出て、おはようとかさようならとかって声をかけることができる。何とか2回に増やしてほしいという声があります。また、出向いて行って、あいくるとか夕張太のふれあい館とかに行って活動するということができない方にとっては、そういうものに触れてみたいという思いがあると思います。そこで、老人会であるとかその地域の会合、それからカフェサロンとかにもそういう機会をつくることができないのかどうか、それを伺います。また、執行方針の中でうたわれている高齢者が健康で生きがいを持って暮らせるよう、知識や経験を社会に還元しつつ、自主的・主体的に学ぶことのできる高齢者教育とあるんですけれども、それは具体的にはどのようなことなのか、その内容についてお聞きします。
答弁 保健福祉課長
ご質問のありました地域リハビリテーション活動支援事業と、快足シャキッと倶楽部についてご説明いたします。地域リハビリテーション活動支援事業ですが、こちらは老人クラブや、あるいはカフェサロン、あとは地域の集まり、出前講座でもこの事業は開始できるわけなんですけれども、内容としましては、リハビリの専門職や歯科衛生士など、あと体操の方、指導員などを派遣しまして、フレイル予防ということで知識と、あと実際に運動を取りまぜながら、介護予防事業を取り組んでいる事業でございます。こちらにつきましては、要望のあったところで調整しまして、推進しているところでございます。例年こちらのほうは好評を博しておりまして、コロナで一旦少ない事業展開となったこともありますが、令和5年度は10件ほどの見込みとさせてもらって、事業展開をしております。また、快足シャキッと倶楽部ですが、現在あいくるでは、以前当初は週1回でしたが、現在は週2回の展開で実施しております。また、ふれあい館につきましては週1回実施しておりまして、令和5年度の見込みとしては、112回の開催、延べ人数1,850人の見込みをさせていただいております。こちらにつきましては、ご要望の高い事業でございますので、継続して行っていくつもりでございます。
答弁 町長
それでは私のほうから、再々質問にお答えをいたします。あいるーとの関係でございますけども、これはやはり事業収支というものが、当然事業をする場合はあるわけで、それを踏まえて実施をしてまいります。これは事業当初からそういうことで進めてきたものでございます。また、現在乗り込み調査を職員でしております。新たなニーズについて、やはり適時確認をしていこうというものでございます。それと料金につきましては、やはり利用者からは低いほうは当然越したことがないわけでありますが、私のほうとしては、現状の利用料金、これについてはおおむね町民に理解をしていただいたものということで私は感じております。また、出前講座、地域担当職員制度でございます。今までコロナ禍を言い訳にするわけではありませんけども、なかなか極端に実績が上がっていっているものではございませんが、これも相手があることで、行政のほうで押しつけて実施するということにはなかなかならないわけでございます。これにつきましても、現状の制度の理解促進、また制度で改善すべき点があるとしたならば、それらを改善しながら町民の皆さんに使っていただけるような制度にしていきたいというように考えてございます。最後に、自主的に高齢者が学ぶ教育でございますけども、これにつきましては、生涯学習のサポータ―事業、またはさわやかカレッジ、こんなようなものをですね、新規参加者を取り込みながら充実をさせていきたいというように考えてございます。全ての答弁にちょっとなったかどうかわかりませんけども、ご理解いただければと思います。
質問 熊木
1点だけあります。
再々質問 熊木
はい。先ほど質問して、再々質問の時に確認しなかったんですけれども、カフェサロンが今現在町内で7か所、それで農村地域では1か所だけということで、町のほうで実施されていない所に、その地域のほうに出向いてこういうことをやってはどうですかというようなお誘いとか、そういうことは今後もしていかないのかどうか、その1点だけ確認させてください。
答弁 保健福祉課長
カフェサロンの開催箇所の増加に伴う推進なんですけれども、こちらにつきましては、現在社会福祉協議会に委託をしておりまして、そちらのほうからまだそこの地域で行っていない所には推進しているということで聞いております。今後もそのように進めていくつもりでいると思います。
再々質問 熊木
西田教育長には初めて質問させていただきます。