南幌町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日
学校給食の素材と食品添加物について
2023年12月12日、南幌町議会の一般質問で、高橋修平議員が「学校給食の素材と食品添加物について」質問し、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 高橋修平 議員
- 答弁者
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 高橋
それでは質問に入らせていただきます。学校給食の素材と食品添加物について。将来の子どもたちの健康とカラダづくりにおいて、食事は重要な要素の1つです。ところが食文化の多様化に伴い不安を感じる食材が出てきていることから、給食への影響について質問します。最近メディアで話題となっている食用のコオロギなどの昆虫食を推奨する目的は食糧不足を補うためのものですが、2050年には世界人口が100億人になるといわれ、重要な栄養源であるタンパク質の確保が必要であり、昆虫食は牛、豚、鶏などの畜産よりも環境負荷が少なく効率よく育てることができる食材とされています。日本人は昔からイナゴを佃煮にして食べる風習もあり、昆虫を食べること自体が問題ではありません。中国の薬学百科ではコオロギは「微毒」、「妊婦は禁忌」として、堕胎薬としても使われていました。しかし1番の問題点はコオロギがゲノム編集しやすいことです。ゲノム編集及び遺伝子組み換えとは、どちらも生物の遺伝子を人為的に操作する技術で、日本では遺伝子組み換え作物を栽培はしていませんが、遺伝子組み換えされた大豆やトウモロコシなどが国内に大量に輸入され、加工食品や調味料、そして食品添加物などがつくられています。食べ物に関する遺伝子組み換えの歴史は30年程度で海外では様々な実験や研究が行われ、食べ続けることによりがんやアレルギー疾患、不妊症などのリスクが高くなると指摘されています。ゲノム編集に関しては遺伝子組み換えよりもさらに新しい技術なので、食料としての危険性は研究が不十分とされています。それでも遺伝子を操作することから、食べ続けると遺伝子組み換え作物と同様の病気発生のリスクが指摘されています。以上を踏まえ、以下の3点について教育長に伺います。1つ目、給食における遺伝子組み換えやゲノム編集食材の現在の使用状況は。2つ目、今後これらの食材のほかにも児童生徒やそのご家族が不安を感じる食材を使用する際には事前に各家庭に伝えるなどの意向はあるのか。3つ目、遺伝子組み換えやゲノム編集、昆虫などは今後、食品添加物や調味料に多く含まれていく可能性があります。無添加調味料や無添加食材を使用した「無添加給食」への移行は南幌町の学校給食のイメージアップになると考えますが教育長の考えは。
答弁 教育長
学校給食の素材と食品添加物についてのご質問にお答えします。本町の給食は、学校給食法の基準に基づき、安全で安心な学校給食を児童生徒へ提供しています。1点目のご質問については、現在、遺伝子組換えやゲノム編集された食材は、学校給食に使用していません。2点目のご質問については、学校給食において、児童生徒や保護者が不安を感じるような食材を使用することは、あってはならないことから、安全性が確認できない食品や不安を抱くような食材を使用する考えはありません。3点目のご質問については、学校給食において不必要な添加物が含まれる食材の使用は避けていますが、添加物を使用しない「無添加給食」については、食材が限られ献立への影響が懸念されるため、移行は難しいと考えます。
質問 高橋
1点目と2点目についての答弁のほうは、確認の意味もありますの(再質問) で、わかりました。ありがとうございます。3点目の答弁に関する再質問をさせていただきます。今はアレルギーを持つ生徒さんは、給食を弁当に変更できるというふうに伺っておりますが、食品添加物以外にも、砂糖・小麦・乳製品に対する懸念など、様々な理由でお弁当に変更したいと思っている保護者や生徒さんも、多くはありませんがいらっしゃいます。なので、アレルギーはなくてもお弁当に変更できるか、できないかということをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長
高橋議員の再質問にお答えします。学校の給食については、学校給食法というものに定められたもので提供しています。そのなかには食育といって、安全なおいしい給食を出す、提供をする、それ以外にも7つの目標が達成されるようにということで書かれております。その7つの目標のなかには、例えば、望ましい食習慣を養う。それから、明るい社交性及び協同の精神を養う。生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養う。それから勤労を重んじる態度を養う。生産だとか、流通及び消費について正しい理解を導く。このような目標があります。学校衛生管理基準に従い、食品事故を起こさないための安全管理を徹底し、安全・安心の給食、これを心掛けて徹底しております。ただ、アレルギー等、これは生命にも関わることであることから、不安がある場合については、学校給食の目的や狙いを十分説明したうえで保護者と相談して、アレルギーの管理表に基づいて個別に対応してまいりたいと思います。
質問 高橋
現状では、アレルギーがなければ弁当には変更できないという意味合いで一応理解しました。食育の考え方の一つとして、一人ひとりが食べ方とか、食べるべきもの、食べないほうがいいものとか、食べると悪化するものとか、様々ございます。旬のものを食べることの大切さとか、添加物、農薬、放射能の危険性なども、やはり子どもたちに伝えていくことというのは、自身の健康な心と体、豊かな人生をつくるうえで大切だと思っていますし、あとは前回のワクチンの一般質問でも言わせてもらったんですけれども、やはり何か起こったとしても、やっぱりその自身の自己責任みたいなところになってくると思いますし、その保護者の責任というのもあると思いますけれども、やっぱりそればかり言いすぎると厳しい部分もあると思いますので、やっぱり町としては、できる限りわかりやすく様々な細かい情報提供など、あとはやっぱり選択肢は増やしていったほうがいいんじゃないかなと、僕は感じるところがございます。再々質問のほうはございませんので、これで一般質問を終了させていただきます。