南幌町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月9日
持続可能な行政運営による信頼づくりとは
2023年3月9日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「持続可能な行政運営による信頼づくりとは」について質問し、町長、まちづくり課長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長、まちづくり課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
本日は今期最後となる一般質問を行います。持続可能な行政運営による信頼づくりとは。令和5年度の町政執行方針について質問いたします。大崎町長は6つの目標の下、将来にわたり子どもたちと笑顔で暮らせるまちづくりの実現に向け全力で取り組んでまいりますと述べています。第6の「持続可能な行政運営による信頼づくり」について、協働によるまちづくりを掲げられていますが具体的にはどのような内容でしょうか。町民と職員のコミュニケーションを図るため「地域担当職員制度」や「職員出前講座」を実施するとしていますが、今まで実施してきたことと内容に変化があるのでしょうか。行政懇談会の実施については触れられておりませんが今年度の実施は無いのでしょうか。人口が増加していることは新聞報道でも大きく取り上げられ、子育て世代住宅建築費助成事業の効果や、コロナ禍での生活スタイルの変化により戸建て住宅を求め、交通便の良さや環境の良さも含め本町を選んで移住を決めた方が増えたことは喜ばしいことです。今後のまちづくりについて町民の声を聞くことが重要ではないでしょうか。まちづくりは人づくりと言われるように、町の未来について行政懇談会のみならず、あらゆる機会を捉えて率直な意見を出し合える場の創設が欠かせないと考えます。本町はかつて1万人を超えた経験がありますが、人口減少で苦しい行政運営をしてきた経験もあります。また同じことにならないためにも町長が率先して町の未来を語ることができる場、町民の声に寄り添いまちづくりを語ることができる場が必要かと思いますが考えを伺います。
答弁 町長
持続可能な行政運営による信頼づくりとはのご質問にお答えします。「協働によるまちづくり」は、町民と行政がお互いに協力しながら、よりよいまちづくりを実現することを目的として、町民が自主的に取り組むまちづくり活動や、行政区・町内会活動を支援する「まちづくり活動支援事業」のほか、「地域担当職員制度」や「職員出前講座」などの事業を実施していますが、この3年間は、新型コロナウイルス感染症の影響により、事業が取り止めになるなど厳しい状況にありました。このような中、「地域担当職員制度」においては、10区子ども会の防災学習会の開催支援を行い、「職員出前講座」については、より多くの町民の皆様に興味を持っていただけるよう講座メニューの見直しを図っているところです。行政懇談会については、隔年の開催を基本としていることから、令和5年度の実施を予定しております。また、町民の皆様との対話の場である「故郷ふれあいミーティング」や「町長談話室」のほか、「町民意見箱」、「SNSアンケート」制度の周知による利用促進を図り、様々な機会を通して町民皆様の声をお聞きし、協働のまちづくりに取り組んでまいります。
質問 熊木
ただいま答弁いただきまして、地域担当制、出前講座、講座メニューの見直しなどを行っていくということでした。行政懇談会については、隔年の開催を基本としているという今答弁でしたけれども、それはいつ決まったことなんでしょうか。毎年やるというふうになっていたのかなと思って、昨年はコロナの関係もあってしなかったのかなとは思っていたんですけれども、その経緯をお知らせ願いたいと思います。あと、どのような形で町民との対話をするのかということについて今お聞きしましたけれども、ふれあいミーティングとか、町民意見箱、SNSのアンケートということでした。具体的にはもう少し細かい形での意見の聴取というか、そういうことが今すごく求められているのではないかなと思って、今回この質問をいたしました。本町は、ここ数年で大変大きく変わる要素を含んでいると思います。今現在も人口が増えて変わっているということは、最初の質問でも申しました。子ども室内遊戯施設の開設や、高規格道路の開通、新しい工業団地の造成などが主なものです。このように変わろうとする時、町の施策を町民と一体感を持って進めるということが必要ではないかと思います。町民の要望や意見を反映させられるようでなければ、町民の心は離れていくのではないでしょうか。だからこそ、まちづくりを進める町長の考え方が重要になってくると私は思います。その辺をどのように考えているのか、再度伺いたいと思います。先ほどの答弁の中からは、今までのあることをというような答弁だったので、もう少し町長の思いというのがあるのか。あってほしいなと思って、今質問しております。今、移住した方々が本当に増えていて、いろんな考えとかいろんな御意見とかを持っていると思うんですよね。まだ美園地域でいうと、町内会というネーミングになるかどうか分からないですけれども、そういうような模索をしていて、まだ完全にできているというふうには伺っておりません。それで、引っ越して来られた方々の意見を、住民票登録とかいろんな形で役場に来られて、その都度、担当課の方が丁寧に説明していると思います。その時に意見の聴取も行っていると思うんですけれども、やはり小規模の形で、いろんな形の座談会とか、そういうものを開催していく中で、アイデアとか町に対する要望とか、ここがとても気に入ったとか、いろんな意見が出てくると思うんですよね。そういう意見がすごく大事になってくると私は思います。今、移住してすごく町は喜びに沸いているという状況なんですけれども、移住した方々がどうしても今の施策でいうと、40代とか子どものいる家庭というふうになると、子どもが大きくなって、高校、大学進学という形になっていくと、同時にこの町を離れていってしまうということにつながらないかということを大変危惧します。今から24年前と同じような轍を踏まないためにも、まちづくりにあらゆる機会を捉えて、町全体でというか、職員一丸となって、この懇談とかいろんな場を創設して進めていくべきだと考えますけども、これについても町長のご意見を伺いたいと思います。行政懇談会のこととかは隔年でということでしたが、5年度はやるということで、実施もされるんですけれども、今までのように町職員が大勢出ていって懇談をするという形にとらわれないで、もっと小規模にということが、意見も言いやすいのではないかなと思います。例えば、大崎町長と南幌の未来を語る座談会というふうな、固いネーミングかもしれないんですけども、何かそういうような形で、もっともっと自由な形での開催を検討していってはどうかと思いますが、何点か伺いましたので、御答弁をお願いいたします。
答弁 町長
行政懇談会、また、町民との対話の在り方について趣旨御意見がございましたけども、まず地域担当職員制度でございます。特に、制度の内容に変化はございませんでしたけれども、コロナ禍の中にあっても、昨年度10区の子ども会の防災活動を支援することができました。出前講座につきましては、より多くの町民に興味を持っていただけるように、メニューの見直し、または拡充を図っているところでございます。新型コロナウイルス感染症は、現在やっと落ちつきましたけども、コロナ禍が3年続きました。この間、町内のイベントや各種行事は繰り返し中止・縮小を余儀なくされまして、なかなかそういう活動が実施されなかったのも事実でございます。これはほかの多くの事業も同様でございます。行政懇談会につきましては、今までもお話をしてきましたけれども、私が町長に就任した時に実施をしたいという考えを持ってございました。しかし、コロナ禍で令和2年度には実施ができなかった経過がございます。それで、令和3年度に行政区長、町内会長と相談しまして、その中ではまだコロナが落ち着いていないということで、一部に懸念される声がございましたけども、何とか全体的な御理解をいただきまして、実施をいたしました。その実施、または開催を踏まえて、行政区長、町内会長とも懇談を行ってございます。アンケートも行ってございます。それで、開催につきましては現状の形がよろしいんじゃないかということと、開催時期につきましては、やはり農作業時期、収穫時期を考慮しまして、10月から11月にかけてが望ましいということで、開催の年度につきましては、基本的には隔年がいいんじゃないかということで、そういう意見交換をしてございます。それでもって、令和5年度に実施をするという考えでございます。また、いろんな声を聞いたほうがいいんじゃないかと、当然、然りでございます。故郷ふれあいミーティング、町長談話室、これも少人数を想定しているものでございます。自由な意見、議論ができるものでございますので、こういう現行の制度をしっかりまた周知をして、利用促進につなげていきたいというように考えてございます。新しいものをつくるということには、否定はしませんけれども、現状今ある制度をしっかり活用していきたいというように考えてございます。
質問 熊木
今答弁いただきました。行政懇談会の開催については、区長会との話し合いという中でのご答弁だったと思います。それで、10月から11月というのも、執行方針の中には行政懇談会を今回どうという形の明記がなかったものですから、私はやらないのかな、どうなのかなと思って質問しました。でも、やられるということなので安心はしました。それで先ほど、故郷ふれあいミーティングとか町長談話室というお話がありましたけれども、コロナ禍でいろいろ実施はどうなのかと思いますけれども、実績というか、今まで何件ぐらいの回数が行われたのか、そこをちょっとご答弁をお願いしたいと思います。あと、新しい形でのということで、創設したらいいんじゃないかということを今、私は提案もしているんですけれども、第2期南幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略のビジョンに、30年後も子どもたちといる風景、そういうのがビジョンに示されています。これでいくと、今、人口が増えていて、30年後を見通した時に、本当にこの町はどうなっているのかというところを、誰しもやっぱり皆思っていると思うんですよね。そういうことについて、やっぱり日常、普段からどういう町を皆望んでいるのかとか、どういう町に自分たちが住みたいのかとか、そういうことを語り合う場というのがあったほうがいいんじゃないかなと思います。子どもの笑顔というか、子どもたちと一緒にいる風景というところで、町長もぜひ笑顔で、町民と語れる場が私は必要だと思うので、ぜひこれを実現してほしいと思います。また、町の施策については、町民の意見、また小さな声を聞く姿勢というのが必要ではないかということを今繰り返し私は述べているんですけれども、例えば誘客交流拠点施設建設も、この言葉も古くなりましたけれども、全町民に対して意見を聞くことはなかったと私は思います。もう5月に開業となる子ども室内遊戯施設ではありますけれども、完成したからもうそれでよしということではなくて、やはり細やかな意見は、今後も積極的に聞くべきと考えます。誘客交流拠点施設建設の時に、何度も質問いたしまして、やはり全町民に公平に意見を聞く必要があるのではないかと私は質問しましたけれども、町長はその公平というところの意味の捉え方が、私とは違うような感じに受け取りました。新しい施設がオープンして、それはいろんな形で町民も町外の人もにぎわったり、いろいろではあるんですけれども、新しい施設を大きな費用をかけて建設するということは、やはり丁寧に、丁寧に、町民のいろんな意見を聞いた上で、やっぱり皆で喜びを持って町の施設になるというふうに持っていくのが1番大事なことだと思います。そういう意味で、今町が大きく変わろうとしている時に、それが本当に求められているし、ますます大事になってくると思うので、その辺では、行政懇談会をするということが分かりましたし、それから出前講座とかその内容も、メニューも、今、いろいろ検討して増やしたり、いろんな形で対応していくともわかりました。それから今お答えしてもらいます、ふれあいミーティングとか町長談話室がどのような形でやられているのかということも今お聞きしますけれども、それと一緒に、やっぱり軽いというわけではないですけれども、自由闊達に意見を述べられるような場の創設、やっぱりそれは今後本当に検討していくべきと思いますので、繰り返しになりますけれども、町長のご答弁をお願いいたします。
答弁 まちづくり課長
それでは最初に、私のほうから故郷ふれあいミーティングと町長談話室の実績についてお答えします。まず、故郷ふれあいミーティングにつきましては、行政区、町内会や10名以上の小グループ、団体を対象とした意見交換の場ということで設定しております。これまでですね、実績といたしましては平成24年に1件、平成25年に1件、平成26年に1件ということで、令和2年度も開催予定をしておりましたが、コロナ禍で感染を懸念したこともありまして、中止となってございます。町長談話室におきましては、個人、5人程度のグループを対象に、役場庁舎内で、町長との意見交換の場ということで設定しております。これまでの実績としましては、平成25年に1件、令和3年度で1件がございました。以上でございます。
答弁 町長
熊木議員の再々質問にお答えいたします。誘客交流拠点施設、現在は名称が違いますけども、そのこともお話がありました。これはもう数年の経過になりますけども、令和2年2月に議会の同意をいただいて、議会で意思決定をしていただいて、そしてそのことを町民に周知をしまして、そしてワーキングまたは行政懇談会などを通じて、広報誌紙面なども通じて、町民に周知をしてまいりました。そして、議会の予算議決をいただいて現在事業を執行しているところでございますので、このことについては、私はそのように受け止めております。いろいろ町民との対話で御意見をいただきました。私としましては、町長に就任してまだ2年半弱でございますけれども、また、コロナ禍により、未だ社会活動の制限のある中ではありますが、町内の各種行事や団体の会議・活動などには、時間の都合がつく限り参加をさせていただき、町民とのコミュニケーションづくりに努めているところでございます。今後も様々な機会を通じまして、町民の声に耳を傾けて、私の思いもお伝えし、多くの町民が参加できるまちづくりに努めてまいりたいと考えてございます。また、小さな声もということでも、いろんな制度がございますので、そういう制度を利用していただきたいと思いますけども、もし、議員お近くでそのようなお話があった場合については、その制度を紹介していただき、また、役場のほうにも連絡をいただけるようにお願いを申し上げます。