みんなの議会

南幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日

新たなデマンド交通について

2020年12月9日、南幌町議会の一般質問で、西股裕司議員が「新たなデマンド交通について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
西股裕司 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 西股

町長就任おめでとうございます。今回、新たなデマンド交通についてということで、1問お伺いいたします。本年度の三好前町長の町政執行方針では、現在運行している巡回バスの関係について、アンケート調査などによるニーズの把握を行い、将来的な本町の地域交通のあり方について、地域公共交通活性化協議会で議論するとあります。現在運行している巡回バスは、交通弱者と言われる農村部の60歳以上の方々が主な利用者となっておりますが、週2回の運行で既存の路線を通らないルートで設定されており、その路線の近くに住んでいる方の利用が多いという調査結果も聞いております。今後高齢化が進み、運転免許証の返納者もふえてまいります。その対応策として、今回示されたAIを活用した新しいデマンド交通は、議会産業経済常任委員会においても利用者からの要求に応じたサービスを提供でき、南幌町の交通問題解決に近づくと、その実現に向けて検討しておりましたが、町においてもオンデマンド交通を取り入れるべく検討しており、7月6日開催の議員懇談会において新たな地域交通システムの導入が示されました。そこで、新たな地域交通システムについて町長にお聞きします。1 地域公共交通活性化協議会で、本町の地域交通のあり方を議論しているのか。2 新システムを導入し、運行するのはいつからになるのか。また、運行の範囲、利用料金及び運行日、時間はどのように考えているのか。3 現行の巡回バスの運営会社や、路線バスへの悪影響は出ないのか。4 このシステムはスマートフォンによる予約が基本になっていると聞いております。利用者は高齢者が多くなると思うが、スマートフォンを持っていない方への対応を考えているのか。また、スマートフォンへの専用アプリのインストールや使い方などの対応をどのように考えるのか。5 システムでは相乗りが基本となっているが、このことについての周知は考えているのか。6 岡山県久米南町ではデマンドによる宅配サービスも行っています。買い物難民と言われる高齢者世帯がふえていく中においては必要なサービスと思うが、そのような対応も取り入れたサービスの提供を目指しているのか。以上です。

答弁 町長

新たなデマンド交通についての御質問にお答えします。1点目の御質問については、本町の地域交通についてのアンケート調査結果において、将来の移動手段に不安を感じる高齢者が多い実態を踏まえ、新たなデマンド交通の導入について、地域公共交通活性化協議会の構成団体である北海道運輸局や路線バス事業者等との協議を重ねてきたところです。その結果を基に地域公共交通活性化協議会での協議を行い、本町の地域交通に適した運行形態であることを確認しました。2点目の御質問については、新システムによるデマンド交通の運行を令和3年度前半に試験実施しながら、自家用有償旅客運送の許認可を得て、巡回バスの運行終了にあわせ、同年10月からの本格運行を目指していきます。運行については、日常生活の足の確保の観点から、町内全域で平日の昼間の時間帯とし、利用料金については路線バス、タクシー、巡回バスの料金を踏まえ決定してまいります。3点目の御質問については、新たなデマンド交通の導入に伴い、町内巡回バス事業は令和3年9月をもって終了となりますが、現事業者からは了承をいただいています。また、路線バスについても、バス停留場への送迎も可能となることから、路線バスの利用促進を図ることが期待できるため、影響はないと考えます。4点目の御質問については、予約の申し込みは高齢者の利用を考えて、電話とスマートフォン等による受付を行います。また、スマートフォン上の専用アプリのインストールや使い方などについては、利用者登録の際に町担当者が対応したいと考えています。5点目の御質問については、事業の実施にあたり町広報紙などを通じた周知とあわせて、利用者に慣れていただけるよう試験運行を実施してまいります。6点目の御質問については、町内全域のドア・ツードア型公共交通の運行を行うことから、人と荷物を同時に運ぶ宅配サービスの可能についても検討してまいります。

再質問 西股

再質問させていただきます。地域公共交通活性化協議会において協議はしていたということでございますけれども、委員の中からどのような意見が出ていたのかという部分についてお尋ねしたいと思います。1点です。それと、2点目については試験運行していくということなので、それはいいのかなというふうに思いますが、利用料金については、バスで確かに夕張太方面まで行くのが、だいたい280円前後だというふうに聞いております。ですから、それを超えるような料金体系にはならないような形で検討をしていただきたいなというふうに思います。それとスマートフォンの関係なんですが、高齢者でスマートフォンを持っている方の割合というのは、かなり少ないのかなというふうに思います。そういう中において、一般的な電話で取り次ぎながら進めていくということになると、本来行う形から目的からは若干ずれるのかなというふうに思います。スマートフォンでやることによって、非常に効率よく回れるという部分が、人を介してやるような形になるわけですから、ですからそういうところも、実際にマイナス面ではやはりスマートフォンがないということが出てくるのかなというふうに思っておりますので、この辺についても十分留意していただきたいなというふうに思います。それと試験運行と並行して、巡回バスも動くと思いますけれども、これで問題等は出てこないのかなと。ほとんど今度、試験的に運行するにあたっても、巡回バスというのは人が乗らなくなるのかなというふうに思うんですが、この辺についても一つお伺いしたいと思います。それとですが、コロナ禍で非常に難しいなというふうに思いますが、先進的に行っているところで、岡山県の久米南町というところで現在宅配サービスも行って、このAIシステムを活用した形で今、進めているという話も聞いております。ですから、失敗しないような形というか、新しいものを取り入れていく中では、先進的に行っているところの視察研修等も必要なのかなというふうに思いますので、これらについても実施できるような形で検討していただきたいというふうに思います。それと、宅配サービスを行うためには、町内の飲食店も含む各店舗との契約、これらもやっぱり必要になってくるのかなというふうに思いますので、商工会や産業振興課と連携を取りながら進める必要があるのかなというふうに思いますので、この辺についての考え方もお伺いしたいと思います。以上です。

答弁 町長

西股議員の再質問にお答えいたします。初めに、地域交通公共交通活性協議会における委員さんの意見の関係でございますけども、実は11月に開催を予定していた協議会でございますけども、道内では11月に入ってコロナ感染者が急増したということから、開催につきましては書面協議という形にさせていただきました。書面協議をさせていただく上では、本件の経過やアンケート調査結果、実施計画、導入スケジュールなどを付しまして、広く委員さんに意見を求めましたが、特段なく素案の承認をいただいたものでございます。2つ目の料金体系のことですけれども、現在、路線バスの区間分が170円、巡回バスが200円、タクシー初乗り分が550円でございます。それらを踏まえながら、町民の方に負担にならないような料金体系を設定したいというふうに考えております。次に、スマートフォンにアプリを取り込むというようなことでございますけれども、予約の受け付けは高齢者の利用を考え電話によることと、それからこれからの社会の進展や若い世代の方の利用も考慮し、スマートフォンの予約を検討してございます。高齢者に関して言えば、いわゆるガラケーの携帯電話が数年後に廃止になることになっていますので、そのことも踏まえてございます。アプリ操作を取り込む操作などは、やはり高齢者にとっては大変厄介な作業になろうかと思います。特に、導入初期については円滑に進めたいと思ってございますから、利用者の登録時、またはそれ以外の平時の対応についても役場のほうで対応し、円滑に進めていきたいというように考えてございます。また、デマンドによる宅配サービスでございますけれども今後、高齢者がますます高齢化率がふえてくると思いますので、それについては必要なサービスでありますので、状況を見ながら試行的に実施していきたいというように考えてございますし、これを推進するにあたりましては、議員言われたように商工会などと、また店舗のほうとも情報を出しながら、効果的な取り組みになるように進めたいと思っております。まずは、試行的な導入をしたいということでございます。研修の件でございますけれども、幸いもう少し時間がございますので、引き続き、どんな形になるかはわかりませんけども、先進事例などを行って、町民の方に喜んでいただけるような足の確保、事業の構築になるよう努めていきたいと思っていますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。

再々質問 西股

再々質問させていただきます。今までの利用者というのが、巡回バスの場合は、先ほど言ったとおり農村部の高齢者が中心だったというような形ですが、一方でタクシーの利用者というのはどうなっているかというと、病院からAコープへ行くですとか、かなり近距離の利用というのが多いように、産経委員会で調査した結果の中ではあったんですが、そうなってくると町の中の若い世代ですとか、そういう方もかなりの利用者が広がるのかなというふうに思います。ここらのPRというのが、やはり広報を通じるなり何なりなんですが、やはり誰でも利用できるんだという部分を確実に知らせていただきたいなというふうに思います。それと、やはりコロナの関係等もありますので、車に相乗りという形になる関係もありますので、この対策等についても十分留意をした中で進められるような、何ていうんですかマニュアルというか、そういうものをつくる必要があるのかなというふうに思いますので、最後、これらについての考え方だけをちょっとお聞きして終わらせたいと思います。

答弁 町長

今言われました、近距離での利用も想定されるということでございます。あと、若い世代につきまして、当然小学生、中学生、子どもたちにも利用していただきたいなと思っております。塾への利用ですとか、またいろんな部分で利用していただければなと思っています。それらの情報につきましては、タイムリーに出していきたいなと思っています。また、コロナ対策でございます。なかなか我々、運送の部分につきましては、実際にしたことのない部分でございまして、先進事例もなかなか薄いのではないかと思いますので、その辺につきましては、十分慎重に調査を進めながら実施してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

出典:南幌町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月9日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる