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南幌町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月17日

新型コロナウイルス感染症から高齢者を守るための対策は

2020年6月17日、南幌町議会の一般質問で、佐藤妙子議員が「新型コロナウイルス感染症から高齢者を守るための対策は」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
佐藤妙子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 佐藤

町長に1問質問させていただきます。新型コロナウイルス感染症から高齢者を守るための対策は。この度の新型コロナウイルス感染症拡大で北海道でも緊急事態宣言が発令されました。これまでの自粛生活で、心理的抗うつ傾向が子どもから高齢者まで全世代にみられると言われています。さらに肥満、筋力低下、メンタルヘルスの悪化、免疫力の低下など基礎疾患の悪化が生じる可能性も高まっています。新型コロナウイルス感染症拡大の第3波が警戒される中、長期戦を踏まえたうえでの備えが大事だと考えます。高齢者の重篤率は非常に高く、新型コロナウイルス感染症の健康二次被害として認知症や要介護状態になるリスクもあります。ワクチンの開発は急がれておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大が警戒される中、住民が安心して暮らせるよう、さらなる体制づくりが必要と考えます。そこで、次の5点について伺います。① 本町においてこれまで外出自粛に伴う運動不足や社会参加の減少で、健康二次被害が懸念されますが、今後の取り組みと対策は。② 町のホームページでは新型コロナウイルス感染症に関する大事な多くの情報が掲載されております。このような非常時こそ、ホームページを見ていただくことが大事と考えますが、防災無線放送でのホームページ閲覧の呼びかけなど、より多くの町民が活用できる考えは。③ 新型コロナウイルス感染症に関する情報が多く錯綜する中、先の見えない不安や身体的不安、経済的不安を抱える高齢者が安心できるよう、庁舎内に新型コロナウイルス相談窓口設置の考えは。④ この度、国から新型コロナウイルス感染を想定した「新しい生活様式」が公表されましたが、その中で示されたオンラインによる遠隔診療、オンライン帰省、自宅での動画による健康運動などは高齢者にとってハードルが高い内容となっています。町として、この「新しい生活様式」を高齢者にどのように理解いただき進めていくのか。⑤ 車を持たない高齢者が発熱や咳など新型コロナウイルス感染症の疑いで病院を受診する際に、タクシーや知人の送迎が困難な場合、町としてどのように対策を考えているか。

答弁 町長

新型コロナウイルス感染症から高齢者を守るための対策は、の御質問にお答えします。1点目の御質問については、介護予防事業は、北海道の緊急事態宣言により休止していましたが、現在は、緊急事態宣言が解除されたことから、国や道の基本方針等に基づき、感染予防対策が整った事業から随時再開しています。今後も高齢者の心身機能の低下を予防するために、感染拡大の状況を判断しながら、現行事業の中で取組を行ってまいります。2点目の御質問については、新型コロナウイルス感染症の情報提供は、ホームページの他、町広報誌、新聞折り込み、地デジ広報等で行っていることから、防災無線放送でのホームページ閲覧を周知する考えはありません。3点目の御質問については、高齢者の健康や生活を支える相談は、地域包括支援センターに総合相談窓口を設置し対応していることから、庁舎内に新型コロナウイルス相談窓口を新たに設置する考えはありませんが、各課連携の下、相談体制の充実に努めてまいります。4点目の御質問については、「新しい生活様式」の中には、オンラインの活用も述べられていますが、実践をお願いする主なものは、日常生活を営む上での感染予防に係る内容であるため、広報誌や各種事業等で周知を行い、高齢者の理解を図ってまいります。5点目の御質問については、感染症の疑いで医療機関を受診する際は、まん延防止のためにできる限り接触を避けるなどの対応をとる必要があり、受診する医療機関を含め、送迎などが困難な方の移動方法等については、保健所と連携し対応してまいります。

再質問 佐藤

それでは、1点、1項目ずつ再質問させていただきます。まず1番ですが、今回のコロナウイルスは、高齢者にとって、本当に長い自粛生活によって、体力の衰えや感染拡大を懸念して心理的な不安を抱えて生活している高齢者の方もいらっしゃいます。今後は、高齢者を社会的に孤立させない具体的な支援策が重要になると考えています。本町の健康促進事業も開始されました。これまでとは、今までとは違い、マスクの着用ですとか、距離を取る、またはできるだけ会話を避けるなど、高齢者にとっては本当にストレスを抱えながらの生活をまだ続けなければいけません。今まで外に出て活用していた方が2週間寝たきりになると、7年分の筋肉量が失われると言われております。今回、保健福祉課で作られた健康体操のDVDですね、広報の裏に書かれていたので、御存じの方も多いと思いますけれども、それが無料配布をされております。自宅で感染の心配なく、そのような健康促進を図ることができるということは、本当にいいことだなという思いはしておりますけれども、高齢者の中にはそれを映すそのデッキを持ちでない方もいらっしゃるんですね。それで、貸出し用として町でデッキを用意する考えはないでしょうか。2点目、ホームページでございますが、コロナ感染の状況が日々変わります。いち早くお知らせする方法としては、本来であれば情報をすべて防災無線で行うのが良いのでしょうが、それには実際的には無理があります。ホームページでは、本当に広報に掲載されていない内容がたくさん盛り込まれているんですよね。それで、特に高齢者に知ってほしい内容もたくさん掲載されております。しかし、ホームページに載っているということを知らない方も多いように思われます。最近では、高齢者もスマホなどの端末をお持ちの方がふえてまいりました。まず、ホームページを見ていただくことは大事だと思いますので、防災無線でいろいろな放送をした時、その後にでも、ぜひホームページで見てくださいと、その一言を言うことで、皆さん見てくださる方がふえると思いますので、ぜひとも防災無線で一声かけていただけたらなと思います。3番目のコロナ関係の相談窓口設置ですが、今回のコロナウイルス感染症というのは初めて経験するもので、町民にとっては、本当にいろいろな不安なことをどこに聞いているのかわからないという声がございました。コロナ関係で迷った時や困った時に、迷わず聞ける窓口があることは安心につながると思います。先ほど、あいくるにもあるということなので、安心はしましたが、今回、保健福祉課以外のいろんな相談があると思います。それで、本庁舎にも1カ所必要ではないかなと、そのように思います。4番目の新しい生活様式ですが、これまで高齢者には、健康促進のために、多くの人と会って、食事も会話も多くの人と楽しみましょうと、高齢者の方にはお伝えしてきました。老人会やひだまりサロンなどの多くの集まりで、皆さんは楽しまれたと思います。しかし、突然このコロナ感染を控えるために、全く違う生活様式に変えていくことをお勧めします、ということを国で言われました。突然そのように高齢者に言われても、すぐに切りかえることは、とても精神的な負担が大きいと感じております。確かに、そのオンラインを利用してのオンライン診療、買い物、離れた子どもや孫と逢えるのは、そのようなツールというのは確かに便利ではありますけれども、しましょうといって、高齢者がすぐできるものではないと思っておりますので、今後高齢者対象の様々な事業などで講習会を開いていただき、そこでオンラインの普及を図っていただけたらと思います。それと、特に今後また感染が発生した時に病院に入院している患者の方は面会ができなくなります。その時、町立病院内での家族とのオンライン面会の考えはいかがでしょうか。5番目の、病院受診などへの、車を持たない高齢者への送迎の考え方ですが、御答弁では、保健所に行く前に保健所と連携して対応していただくという答弁でした。その前の段階の、病院を受診するときの考え方なんですが、南幌町の町立病院のホームページには、新型コロナウイルス感染症について、相談、受診の目安として、重症化しやすい方、発熱、咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合でも、高齢者の方はご相談してくださいとありました。しかし、各都道府県の帰国者接触者相談センターのホームページでは、公共交通機関での利用は避けてくださいと書かれております。自家用車で連れていける家族がいれば、自家用車で行くことは可能ですけれども、家族がいる方ばかりではありませんし、だからといって37.5度以上を超える発熱をしている方に自家用車で運転をして行かせることも危険だと思います。どうやって検査を受けに行ったらよいのか、本当に疑問を感じました。送迎でお困りの方には、ぜひ相談してください。その告知が何かの形の形であれば、住民の方も安心できると思いますので、そこのところも考えていただきたいと思います。また、今後コロナ感染疑いの患者を送迎しなければいけないケースが出てくることも想定に入れまして、体制は、今後整えておくべきではないかなと思っております。大切な町民の生命を守っていただくために、しっかりとした感染防止を行っていただける送迎業者への財政支援も必要ではないかと考えますが、その5点お伺いいたします。

答弁 町長

佐藤議員の再質問にお答えします。DVDデッキも当然必要な部分かと思いますが、これを導入して貸し出すとしたら、全町民を対象にとなれば、台数がなんぼあっても足りないです。各集落センターだとか、コミュニティーセンターとか、そういうところであればテレビや何かあるでしょうから、そういう部分も検討して、どのぐらいが必要なのかと、できるものかできないものか個人で皆さんが欲しいと言われても、なかなかこれは難しい状況かと思います。そういうことで、町のやっている事業に参加していただければ、そういう部分がだいぶ解消されると思っていますので、今予防を張りながらだいぶ保健福祉課で事業を展開しております。また、地域のカフェサロン等も再開の話を聞いておりますので、それらを活用していただいて出ていただければと思っております。それから、防災無線はあくまでも防災無線で緊急時に使うものですから、毎度コロナでという話にはちょっとこれはなじまないと、防災無線にはなじまないと思います。それより、地デジ放送見ていただければ瞬時に入っていますので、そっちのほうの利用を促していったほうが早いのかなというふうに思っております。それから、相談窓口ということですが、先ほど答弁させていただいたとおり、総合相談窓口をあいくるに持っていますのでそれで十分だと思います。各連絡がきた部分は、そちらのほうにも回すことは可能でありますので、そういう体制をとって今進めて、今数件ご案内あっても、そちらのほうに回して対応策をお互い取り合っているところでありますから、今のままで十分対応できるのではないだろうかなと。それから、各課に情報が入っても、そこと連絡をしながら今進めておりますので、二つ作るということは非常に後でまた面倒なことになりますので、あくまでも一つが私はいいのではないかなというふうに思っております。オンラインもなかなか難しい問題があって、できる人とできない人がありますから、これは非常に検討する余地は当然あるのでしょうけども、そこよりまず、今できることを先にやると。いろんな事業展開が始まりましたので、そこにまず出向いてもらうというのが一番で、そういう促し方を町民のお年寄りの皆さんにしていくのが一番かなというふうに思っていますし、お年寄りが集まる場所でもまた、そういうお話ができるような形もとっていきたいなというふうに思っています。それから、勘違いしないでください。このコロナ対策は二次感染、三次感染が一番恐ろしいです。そういう疑いがあるのは、あくまでも保健所と相談して、町単独でやって出たら大変なことになりますので、車であろうが何であろうが、あくまでもそういう疑いのあるのは相談してくださいということで、毎回テレビや新聞にも出ていますけれども、うちも同じです。うちも指定病院ではありません。だから、疑いがあればまず症状を電話でも何でもいいですから連絡をしてもらって、本当にどうなのかこうなのか。例えば救急車でも同じです。隊員が何も感じないで行って、それがたまたまその人がコロナ持っていたら、そこへ皆さんつながって、帰ってきたら消防署員全員にまた被害を受けるというそういう恐ろしさもあります。それから病院も同じです。普通の風邪だとかそういうので連れてこられても、実際はコロナだったらみんなに感染する可能性が非常にあります。ですから、保健所へ連絡して最善の策を作るのが、私は感染防止の一番大事ではないかなと。思いはわかりますけれども、これは見えない敵と闘っています、ですので、慎重には慎重をきたしていかないと二次災害、三次災害になっちゃうと町が大変なことになりますので、もし疑いのある方はまず連絡をいただくと。それでどう対応するかというのは、考えていかなければならない事案だと思っております。

再々質問 佐藤

再々質問させていただきます。先ほどのDVDのデッキなんですけれども、高齢者全員というお話ではなくて、せめて2、3台、町にあれば借りたいという人のために貸すことができるのではないかなという、そういう考えで質問させていただきました。今回の高齢者のコロナ対策なんですけれども、本当にどの報道を見ても、高齢者が一番感染しておりますし、高齢者が一番死亡率が高いわけでございます。南幌町でも、65歳以上の方が2,300人以上いるわけですね。本当に今のところ、その医療、介護の皆さんには本当に努力をいただいて、一人も感染することもなく、拡大することもなく南幌町はいっていますが今、やはりこれからのことを考えると、この2,300人以上の方の高齢者の命をしっかり守っていかなくてはいけないのではないのかなという、そういう思いで今回質問させていただきました。先日、新型コロナ対策を柱とする第2次補正予算が可決、成立いたしました。本町でも、経済対策とか観光事業とか子育て教育施策、感染対策をしっかり考えていただいております。しかしですね、特に重症化や死亡率が高い高齢者を対象とした感染対策の支援が少なく、本当に残念に思っております。マスクや消毒液の確保で、高齢者が何時間もお店に並んだというお話をお聞きしております。通常より値段が高くても、やはり感染予防のためには買わなければなりません。本当に年金だけで暮らしていらっしゃるご高齢の方であれば、なおさら家計にも大きな打撃になると、そのように思います。せめて、消毒液やせっけん、マスクなどを購入できる商品券を配布できるような取り組みを、町でもするべきではないのかなと、そのように考えるところではございますが、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長

佐藤委員の再々質問にお答えをいたします。いろいろお年寄りが行動しながら、私どももいかにお年寄りが今後担いでやっていくかということで、今、対策を立てながら、先ほど申し上げたように、動ける事業を順次再開をしています。その中で、この感染要望等々もお話もさせていただいて、いるし、これからもそういう対策を取りながら、お年寄りがしっかりこのコロナに立ち向かっていただきたいなというふうに思っております。それから、マスク等の配布、商品券というお話もありましたけれども、75歳以上に1世帯10枚、6月1日にお送りをさせていただきました。それらを含めていますと、まだまだこの関連対策も含めて、優先順位の高い、やらなければならない事業がたくさんあります。まだどのぐらいうちの町に2次補正が来るのかも何にもわかっておりません。ですので、優先順位を考えながら、町民に対して少しでもコロナに負けない、そんなことで、事業が展開していきたいなと思っていますので。いろいろ検討もさせていただきますが、そういう優先順位があるということでご理解いただければと思います。それから、DVDのデッキについては、台数は少ないというのはわかるんですが、一度に来られたら二、三台でまわるわけでして、あまりそれでどうのこうのと言われたくないし、だから、先ほど申し上げた、いろんな集会できる場所で、もしあればそういうところにお貸しできるのがいいのかなというふうに思っています。どちらにしても、大事なお年寄りには元気でいていただきたいので、そういう面でできる対策については、今後もやってまいりたいなと思っております。

出典:南幌町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月17日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる