南幌町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月6日
地場産野菜の活用で安全安心な学校給食を
2020年3月6日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「地場産野菜の活用で安全安心な学校給食を」について質問し、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
それでは、2問目に移ります。教育長に、地場産野菜の活用で安全安心な学校給食ということで質問いたします。南幌町食育推進計画が平成28年度に策定され「農業が持つ食のすばらしさを伝える」を基本理念に、農業体験の普及や地産地消の促進、食生活による健康づくりを目標に様々な事業を展開していくと、推進に向けた町の取り組み内容が掲げられています。学校給食における南幌産食材の使用割合は平成27年は21%、平成33年、令和3年ですけどもその目標値は25%となっています。この中で米、小麦を使った麺類などは南幌産が使用されており、学校給食に占める割合も大きくなっています。町内で生産される根菜、葉物野菜は近年の農家のたゆまぬ努力で品目もふえていると聞いています。昨年の予算特別委員会の中でも、主要品目は6から7種類と報告されましたが思い切った活用を考えるべきではないかと思います。生産者が入札する制度が妨げになり、地場産の野菜が学校給食に取り入れられない現状を改善することが必要です。道内外でも数多く地場産の野菜を活用する取り組みがされており、1年間の野菜流通の品目を提示し必要量の確保に向けて、JAや生産者と協定などが取り交わされています。また地産地消の推進として学校給食野菜などを納入してくださる生産者を募集しますといった取り組みが行われ、学校給食食材納入農家の登録によって具体的にどの時期に何を供給できるか調査しているという事例があります。食育推進計画の中で「食べることを通じて生きる力を育む」と策定し、目的も明確に示しています。子育て支援施策により移住定住者がふえていますが、南幌町の基幹産業である農業の強みを生かした施策として、学校給食は安心安全な地場産野菜の活用で、元気に育つ南幌の子どもたちを広くアピールすることが、子育て世代にとっては大きな魅力につながると考えます。また、近年Iターン、Uターンなどで魅力ある農業経営に関わる若者もふえています。希望の持てる農業を支えるためにも地産地消に特化した豊かな学校給食を構築すべきと思いますが、教育長の考えを伺います。
答弁 教育長
地場産野菜の活用で安全安心な学校給食をの御質問にお答えします。南幌産の食材を学校給食に取り入れることは、南幌町食育推進計画の目標の一つである、「食育を通じたまちづくり」の事業として位置付けており、地域の食文化や主要農作物に対する理解を深めるなどの食育の推進や地産地消を促進する上で大変重要であると考えます。南幌産の野菜の使用につきましては、令和元年度からJAなんぽろと購入契約を締結し、出荷状況を把握できる環境を整え新たな南幌産の野菜を学校給食に取り入れられるよう拡充を図ったところです。これにより生産者がJAなんぽろを通じて農作物を給食に提供することができるため、今後も、JAなんぽろと出荷状況や献立の情報、を相互に交換できる環境を整え、より多くの南幌産の旬の野菜を取り入れることで安全安心な学校給食の推進に努めてまいります。
再質問 熊木
再質問を行います。ただいま答弁いただいて、生産者がJAなんぽろを通じて、農産物を給食に提供することができるようになったということで今お話がありました。それでは、出荷状況や献立の情報などを相互に交換できる環境を整えているということで、どのような頻度で会議体というか開かれているのかその辺もちょっと教えていただきたいと思います。またいろいろ調べてみますと、道内でも例えばそのどうしても農閑期というか冬の間とかはもちろん生鮮の野菜とかは出てこないんですけれども、大豆とかいろいろこうそういう豆類とかは1月、2月でも提供できることもあって、1年間を通して例えば4月は何と何と何、5月は何と何と何、というふうに表にして書き出して、それで例えば5月のにんじんは何キロ必要だとかというところまで細かく出しているような自治体があります。そうなっていくとすごくわかりやすく、この時期にはどうしても葉物は無理だとかいろいろ出てくると思うんですよね。そうなった時に、以前も給食の関係で質問した時に、地場産町内のものがだめな時はその次は道内のもの、それでもだめな時は道外というふうになっているとお聞きしたんですけれども、なるべく地場産を多く活用するというところではそういう計画づくりということがすごく必要だと思います。私も改めてこの南幌町で出している食育推進計画を読みますと、本当に南幌の基幹産業、農業を生かした町というところで、それを町民全体の食育の増進につなげるというところの推進計画にいろんなことが盛り込まれています。以前南幌の学校給食がすごくおいしいというふうに話題になって、ちょうど南幌町にたくさん引っ越してこられて、そういうお母さん方もそういう声をすごく出していただいて、すごく評判になったことがあります。以前に聞いた時に、いろんな場面でちょうどその頃は南幌が少しずつ人数がふえていった時に、江別とかでも大きなスーパーとかが二つとかあって、その中で会った人たちがそういう話をしながら南幌ってそうなんだということで話題になったということをその頃は聞いたことがあるんですよね。やっぱり、南幌の魅力を発信するという意味では今これだけ食に対しての関心が高まっている時に、学校給食がすごく充実しているということが一つの大きな売りというかその魅力になると思うんですよね。だからそのまちづくり、何でまちづくりにするかというと、やっぱり地場産業を生かしてそして農業経営者のことも支援するというのではすごくいい施策だと思います。農業者との交流というところでは、さっきここ何年か農猿をやっている若い世代と議会も懇談とかをした時に、やっぱり学校給食のことをお話しされている農家の方がいました。それから自分たちが作る作物にすごい自信を持っているというところで、すごく心強いなと思ったんですよね。それを一人でも多くの町民に理解してもらうということが大事かなと、関心を持ってもらうということも大事だと思います。それから新鮮でおいしい、そして作り手の顔が見えて安心だというところで地元の野菜を食べるということが環境も優しいということがいろいろこう報告されています。今環境問題では、地球の温暖化に向かっていていろんなことが危惧されています。そういう意味では野菜とかそういうものを遠くから運んでくるというところでフード・マイレージという言葉があるように、輸送距離が短ければ短いほど資源の無駄遣いもなく、CO2の削減にもつながることもいろいろ場面で明記されています。ですから、そういうことも考えてぜひ取り組んでいただきたいんですけれども、先ほどご答弁にあったように、今までのJAなんぽろと購入の契約を締結し、というところで、なかなか今までは個人農家さんがなかなか参入できなかったというところがあるんですけども、そこがもっともっとやりやすくなったのかその辺を具体的なところを伺いたいと思います。それから私も調べたところでは、質問の通告の中にも書きましたけれども、本当にいろんな取り組みの中でやられています。個人の農家が簡単に申請とかできるように、何種類かこうパターンを用意してそれでまず申請する、その時にいろいろこう農薬を使っていないとかいろいろこう安全だというところで、いろんなこういうのがあるんですけれども、それを守っていただきながらやっているところでそういうのも示しながらすることで、今南幌町は生産法人の中でもたくさんあって、いろんな野菜を作っていることと、それから個人農家さんでも野菜作りにすごく力を入れていると思うんですよね。それとその個人農家さんがいろいろやっている産直というか直売所、そういう中でもいろいろこう並べられているので、そういうところからも何月はどことどこの農家さんと契約という形にもつながっていくのかなと思うので、その辺ももし考えているところがあってやりやすいようにということができるのであれば、そういうものを作っていただきたいなと思います。それからたくさんあるんですけれども、前に1期目の時に学校給食で質問した時に、よく産直とか何か行った時に、農家の顔が見えるといったところで写真とかを掲示して、それでブロッコリー生産しているとかというのがあって、そういうのを学校の玄関というか、うちはセンター方式なので作る所はセンターですけれども、学校に運ばれていきますよね。そういうときにそうか、きょうのブロッコリーは何とかという地域の何とか産のブロッコリーです、というようなことが目に見えるっていうか、そういうことによって子どもたちも食べる意欲ということにつながっていくと思うんですよね。それからもう一つ提案なんですけれども、通学路の中で、お米とか麦とかいろんなものを見ながら子どもたちは育っています。そういう中に、例えばその通学路の所にも以前にピュアライスの看板というかそういうものが建っていたと思うんですけれども、そういう形で例えばその子どもの絵でブロッコリーとか何かを書いてもらってそこにそういうものを建てるということによっても、町外から来た方もそうか南幌はここまで進んだ取り組みをしているのかということになるのではないかなと思うのでその辺もぜひ検討をしてほしいと思うんですけれども、その辺はどうか。たくさん申し上げましたけれども、ちょっと再質問をお願いいたします。
答弁 教育長
熊木議員の再質問にお答えをいたします。先ほどの答弁をしたJAとの契約を令和元年度からスタートしたということの中で、この契約にあたっては、農協さんのほうから情報提供いただく形をまずとっております。何月から何月、あるいは何月の第何週から何週はでは何が出荷されているかという品目ごとの情報が入るようになっております。仕入れの流れとしては、本町の野菜集出荷センターからJAなんぽろが仕入れて、そして直接給食センターのほうへ収めていただく体制というふうになっております。そして個人農家の方あるいは農業法人の方がセンターのほうへ給食の食材として野菜を納入したいといった場合につきましては、農協を経由して収めていただくということも可能となりました。そういったことから一つの野菜、例えば規格がいろいろあると思うんですけれどもある程度統一した大きさのもので納入していただく条件もありますけれども、可能な限り地元産の新鮮な野菜を取り入れる状況にさせていただいたところでございます。また、子どもたちには、南幌産の野菜を使って給食を食べているんだということで、昨年で申し上げますと、昨年10月も1週間に渡って南幌町の野菜を使った南幌産給食週間というのをさせていただいております。例えば、例ですけれども10月24日でいきますと、南幌産新米きたくりんのご飯、それから沢煮椀、鳥のみそ焼き、キャベツ菜サラダと、そういった品目については昨日、きょうの汁物に入っている長ねぎは南幌ブランドねぎしゃん、サラダのキャベツももちろん南幌産という形で毎日毎日の食材をうちの特産に合わせた形で紹介させていただいて、子どもたちに楽しんで食べていただくそんな環境を作らせていただいております。先ほど農家さんの顔が見えるような紹介というお話もありましたけれども、やはり仕入れを一つの農家で収まればいいんですけども複数の農家さんの場合も想定されますので、その辺の扱いについては今後内部で検討させていただければと思います。また通学路等に子どもたちの描いた絵で野菜などでPRできる、あるいは自分たちの地元産の野菜だと認識できるものにつきましては、学校と十分お話合いをさせていただきたいと思っております。以上です。
再々質問 熊木
再々質問を行います。今、教育長から検討していただけるということでの御答弁いただいたので、ぜひその農家さんがその農協を通してというところでは今までも啓蒙されて個人の農家さんもわかっているのかもしれないんですけれども、先日ちょっと私は欠席だったんですが団体との議会との懇談会の中でも学校給食に地元の野菜を使ってほしいという要望が農家の方から出されていたので、やっぱりそこが今もっとわかるような形でぜひ周知してほしいなと思います。それから地産地消コンテストというのが実施されていたんですけれども、例えばそういう中でそこで選ばれたメニューが学校給食にというようなそういうような取り組みはできないのかなと思うんですけども、それはどうでしょうか。それから農林水産省で実施している地産地消学校給食メニューコンテストというのがあって、それに応募すると、それでグランプリとかを取ったりすると、それによってまた南幌小学校がグランプリを取ってこういうものに掲載されたということで、またすごく町全体もそれによって知名度もアップになったりいろいろすると思うんですよね。ですからいろんなそういうものに応募するということもぜひやったらどうかなと思いました。それから先ほどの南幌週間ということで私もそれをさっき質問しようと思ってて忘れたんだけど、ちょうど今教育長がおっしゃってくれたので、やっぱり地元のきょうは全部南幌のものでできている献立で皆さん食べましょうというのを既にやられているとことですごくよかったなと思います。それから子どもたちがやっぱりそのこういうすばらしい環境の中で育った子どもが、やっぱりその農業のことを知ることで、南幌から1回出ても南幌にまた戻ってくる、そういう意味で食と農の関係というのはすごく深いものがあると思うので、それは教育現場のほうで学校のほうでいろいろこう組み立てて入れてくれたりするかと思うんですけども、やっぱりその教育、町としてもやっぱり今そういうことを盛り込んだ南幌の教育ということをぜひ今後も取り組んでいただきたいと思うんですけれどもお願いいたします。
答弁 教育長
熊木議員の再々質問にお答えをいたします。まず、個人農家への啓蒙の関係ですけれども、これにつきましては給食センターと農協さんのほうでも先ほど申し上げました。情報提供を農協からいただくということで考えますと、ある程度農協さんのほうからそれぞれの個別農家さん啓蒙していただけるように改めてこちらからもお願いしたいというふうに思います。それから、地産地消コンテストで選ばれたメニューとありますけども、これ以前何かやっていたということでございました。ただいまそれをちょっと止めているということですので、その辺をもうちょっと確認させていただきたいなと思います。それから3点目の給食コンテストの参加につきましては検討させていただきたいなと思います。最後の食と農業の仕組みを考えながらという御質問でございましたけれども、本年度、小学生向けの社会科副読本を全面改定いたします。その中におきましてこの南幌産の食、あるいは農業との関わりをもう少し子どもたちにわかるような説明をできる形で取り組んでいきたいというふうに考えております。以上です。