南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日
6次産業化の推進と町の特産品づくりは
2017年3月9日、南幌町議会の一般質問で、石川康弘議員が「6次産業化の推進と町の特産品づくりは」について質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 石川康弘 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 石川
私は町長に1問質問させていただきます。6次産業化の推進と町の特産品づくりは。町長は選挙公約の中に、消費者とつながる農産物の地産地消と特産品販売と明記されていました。また、第6期総合計画においては、前期に引き続き、加工や産直など6次産業化への取り組みを推奨しますと表現しており、その意欲が期待されるところであります。しかしながら、町内で農産加工に取り組んでいる方からは、6次産業化を提唱しながら町の意気込みがあまり見えないとの声を聞くのですが、町として具体的にどのような対応をしてきたのでしょうか。6次産業化は、国の成長戦略として今、力を入れています。農産物に付加価値をつけて高収入につながるだけでなく、地域の活性化にもなり、町の特産品として町の観光とともに売り込んでいくこともできます。近隣の町では役場に食のブランド推進室を設置し、シェフや企業の協力を得ながら町主体で商品開発を行っているところがあります。さらに、町が行おうとしたものづくりに呼応し、町民による新たな加工品開発の機運や動きも生まれているといいます。一方、国にはふるさと名物応援事業があり、市町村が名物宣言をしてブランド化への支援をすることで、商品開発する団体などに補助事業が採択されやすくなるという支援事業もあります。6次産業化ネットワーク活動交付事業など、そのような事業を活用し、我が町でも6次産業化に力を入れて取り組もうとする町民や団体をもっと支援していくべきではないでしょうか。そして広く緑豊かなまち南幌をアピールしていくべきではないかと思うのですが、町長の考えを伺います。
答弁 町長
6次産業化の推進と町の特産づくりは、の御質問にお答えします。6次産業化は、農産物の生産だけでなく、生産者自身が加工や地域の資源を活用したサービスを開発し、販売までを一体的に手がけるものであります。町では、基幹作物である米をはじめ、新鮮で豊富な野菜など、町民の皆さんが手軽に求めることができるよう地産地消の取り組みや補助事業に係る支援を行っています。町の役割は、基本的に生産者等が取り組む際の支援やバックアップと認識しており、新たな商品開発の取り組みが全町的に拡大し、6次産業化への機運が高まったときには、国の助成制度の活用に向けて、関係機関などと推進体制を整備するとともに、商品の情報発信やPRなど積極的に支援していきます。
質問 石川
御答弁いただきましたけども、第6期総合計画、先ほど私も話を取り上げましたが、第6期総合計画には6次産業化への取り組みを推奨しますと、そういうふうに先ほども申しましたけど書いてありますが、推奨という言葉を辞書で引くと褒めて人に進めること、とあるだけに、6次産業化はみずから町は行わないと、褒めて進めるということだけであって、みずからやらないというふうに捉えてしまうのですけども、よろしいでしょうか。ちなみに第5期総合計画には、推進すると、推し進めるというふうな形で表現されていただけに、その取り組みがまさに後退してしまったんじゃないかなというふうな感じがするんですが、それについてなぜそうなったのか、まず一つお伺いたします。現在、ピュアホワイトなど農産物を栽培する農家グループでは、それを加工してスープやドレッシングなど製造販売していることは御存じかと思いますが、まだほかにも商品化するアイテムがあるけれど、生産量や資金面などで不安が多いと言っています。町からはもっとほかに商品開発に取り組まないのかと言われることがあるそうですけども、資金の問題があるため本格的に取り組めないし、もっと使いやすい助成金を紹介してくれるとか、町の6次産業化を進めようとする、まさに本気度が見えないというふうな形でも声を聞きます。そこの団体だけではなく、ほかにも町内には新商品もしくはオリジナル商品の開発を行っている個人や団体がいますけども、少ない資金で行うには限界があり、商品化がおくれ、ほかに先を越されてしまうこともあります。そんなとき町からのアドバイスや助成金があると新商品開発に勢いがつくのではないかと思うんですけども、さっきも言いました経産省のふるさと名物応援宣言事業やら、農水省の行っている6次産業化ネットワーク活動資金交付金事業といったものだけではなく、それに乗れない人たちにも、例えば町で今行っています、まちづくり活動支援事業というのがありますけども、その中の対象にするというような形で後押しすることはできないものでしょうか。まさにこれも町の活性化につながることであると思いますし、商品開発をそういったことで後押しすることには、この事業の目的としてもつながるような感じがしますけども、いかがかお伺いいたします。先ほど、近隣の町で推進室をつくっているという話ですけども、ちょっとそれ紹介してみますと、実際に近隣の町では、消費者に魅力的な町を創造してもらうために、平成25年から食のブランドづくりを進めているそうです。シェフや企業の協力を得ながら、町の特産品を目指した商品として、町主体で長ネギドレッシングとオニオンスープを開発したということでありました。町の特産品としてまさに位置づけて積極的に販売するとともに、ふるさと納税の返礼品としても活用していきたいということですし、町としてはこれからも商品開発により、蓄積した技術などのノウハウを町民に積極的に提供してまちづくりに取り組んでいきたいというふうな話でした。まさにもうすごく意欲的な形でその町は進めているわけですけども、その町に限らず、本当に全国的にそういった形で動いています。先のふるさと名物応援宣言ですけども、その事業の中で聞いたところによると、昨年の場合にはTPP絡みで相当申し込みがふえて、全国的にそういったことで、特産品づくりに熱が入っていると。当初の予算よりも3倍も支出したという話で、そういったうねりというのは、全国的に広がっています。近隣の町に限らず全道・全国でいろんな人たちがあの手この手で知恵を絞って特産品開発に力を注いでいるだけに、そういったものをやはりうちの町としても、バックアップするという言葉だけではなくて、もっと具体的な形で支援するような形でやっていただけないものなのかなというふうに思いますけどもいかがでしょうか。ほかに、特産品だけではなくて、ほかに毎年町で行っています地産地消料理コンテストというのがありますけども、そこで入賞した作品を飲食店で商品化し販売することだって、まさにそれもこだわりの一つの6次産業化につながることではないかと思います。ちなみに昨年の予算特別委員会で同僚議員から同じような形の提案がありまして、それに対して担当課からは、商工会に周知して商品として提供することが可能かどうか検討していくというふうな形で答弁をいただいております。だが、その後どうなったのか、それについてお伺いいたします。やはりまさにそういったことでも、後押しするのは、バックアップしていくっていうふうな行為につながるかと思うんですけども、その結果についてお伺いいたします。とりあえずそういったことで御答弁お願いいたします。
答弁 町長
石川議員の再質問にお答えをいたします。6次産業化という言葉は非常に私はいいんだろうと思いますが、実際、町でつくってるわけではないので。町でものをつくってるわけではない。あくまでも生産者がいるわけであります。だから、バックアップするという、推奨することが正しいんじゃないかと。自分が持ってるんだったら自分でつくっていくというのは、したがって、農業団体がそういうものが絶対必要だっていう部分で出てくればいいんでしょうけども、うちの作付面積みるとものすごい変動がありますよね。キャベツにしたってしかりでしょう。石川議員よく御存じで、あれ町でつくった加工センターで売り出そうといって、後ろ見たら今ついてくる人がいないわけでしょう。だから私はやはり農家の方々を含めて、6次産業化だからいろんな団体、農家だけでない、その人たちのグループがつくられて初めてやるほうが行政でお膳立てして、うちの町で過去にうまくいったのがあまりないんですよ。それは十分わかってると思います。指摘は何回も受けております。だから、行政でやるっていうのはやはりもの持てないというのが私は弱みだと思います。ですから、そういうグループがやって一生懸命今頑張っていただいて、町のふるさと応援給付金の中の贈答品にも入れさせていただいております。これは自主的に皆さんつくっていただいてるものが非常に好評を得ているわけでしょう。やっぱりそういう意欲を持った同士の農家の方とそれ以外の方とマッチングするのが私は6次産業化だと。行政がやるのは6次産業化ではないと思うんです。だから企業誘致もできるだけ農業に関連したものを選ばさせていただいて、なかなか入ってはこないんですが、そういうことを常に考えながらやるべきだなというふうに思っております。それぞれどこの町も独自路線出しております。あんまり行政が口出したとこは上手にいってません。生産者がみずからやったところはやっぱり強いです。持続性も高いです。一回補助金を受けて、それ以上何も言いません。だけど、町が指導してやったところは大変になったからまた援助してくれ、やっぱり意欲のあるところは、私はあらわれが違うと思う。うちの先ほど言ってくれた農家の人みずから考えてやったことは、みずからでやっぱりやりますから、それで足りないものを町に応援してくれというのは私は可能だと思う。そういう事業でまちづくり交付金いろんなものありますから、そういう相談が来ないうちに、石川議員が連れてきていただければ情報交換できると思うんですよ。役場に来ないで聞いた聞いたっていう話になっちゃうと、それでもうそこで途切れちゃいますから。ぜひこういうことやりたいんで、いいことないか。やはりそのためには、量がないとだめなんですよ、マッチングするためには。ある程度の量を確保して、きょうあるけどあしたはないっていう話にはならないと思う。そんなことを含めながらこれ今やってますから、非常に難しい分野でありますけれども、でも相手がうまいとこマッチングすれば、私は、どんどんいけるというふうに思っています。それだけに、いいものを農家の皆さんがつくっていただいてますから。それは自信を持って言えることです。ですからそれを活用できる方々と一緒にできないかなというふうであります。それから、コンテストやっていろいろ商工会の方々とも議論をさせていただきますけれども、なかなかそこまでまだいかない。やっぱりメニュー的にはなかなか難しい部分もあるようであります。ただ、いろんな議論をしているようでありますんで、その面ではやめたわけでなくて、その中でいろんなことをトライができる分野がこれからも出てくるんではないかなというふうに思っていますから、それを期待しながらある程度やっていくべきではないかなというふうに思ってます。やはり、農家の方々を含めて町の方とマッチングしながらやる、それには農業団体も一緒になってやれないと、やっぱり量の確保ができなかったら、信頼性がなくなっちゃいますよね。だからそのことも十分考えながら、私は取り組んで、後退してるわけではなくて町がやるべきではないという、応援はできますよ。町がものを開発するって言ったって、原料を持ってないですから。農業団体は原料を持ってますから。そういう不都合さがあるんで、やはり自分たちみずからで次の部分をこうやりたいから行政なにやってるんだ、この援助はできないのか。それぐらいの意欲を持ってやっていただければ、恐らく今の若い人たちは意欲満々でありますから、近い将来、私は期待しております。いろんな話に来ていただいておりますから。そういうことが積み重ねていって、初めて私は6次産業化のほうへ中身は別として行くんではないかなと。そういういいものもありますので。ぜひたくさん人を連れて相談に来ていただければ、うちの課で対応できると思いますので、ぜひお願いをしたいと思います。
質問 石川
町長から御答弁いただきましたけども、ないわけじゃない、そういった方面の方ともお話しした中でこういうふうな形で聞かしていただいてるんですけども、やはり町主導であるということは確かにいろんな面で弊害が出てくることは、私も見てきてわかっています。でもやはりそういう住民個々で、グループで取り組んでいる方がいるのも、町長も御存じだと思うんですよね。ただその一歩手前で、やはりちょっと挫折するだとか、物量もあるでしょうけども、まずそういう考えることに対して、大いにやはり応援しながら、こういうふうな形でできないかという提言とかアイデア、アドバイスという形をしてくれるのも、町としてあっていいんじゃないかなと思うんです。そういった中で、さっきもちょっと聞いてまだ答弁いただいてませんけども、そのまちづくり活性化活動支援事業、そういったものを今はいろんなイベントとか、ほかの活動やなんかに使うような形で言われていますけども、そういった面でこういったことにも、その事業が活用できるような、そういった範囲を広げることはできないものなのか。そういったところで、やはりバックアップ体制につながるんじゃないかなという感じもするんですけども、そのあたりについてもお伺いいたします。それと、よその町でいろいろその後押ししたりして、確かに町自体で開発はしないと言いますけども、実際にそうやって商品化して一生懸命売っている人達に対して、少しでも町のPRに使ってほしいという形でやってる方もいるわけでして、そういった人たちを大いにやはり町として活用する上で、ことしからビューローの売店のところに観光総合案内所に常駐職員を置いてやっていくと、町の当然観光の宣伝も案内もしていくでしょうけども、そこに置かれる特産品も、観光地と名称やら観光の一つのものとして、紹介していただけるかと思うんですけども、ただ単純に並べてどうぞじゃなくて、そのものに対していろいろやはりこだわりだとか、それなりのプロセスがあると思います。またこの町でなぜこんなものが、こんなものと言ったら失礼ですけども、こういったものが出ているのかっていうことも、そういったことのやっぱりものに対してのメッセージも当然あるかと思うんですけども、そういったことをやっぱり添えながらやってくような、そういう販売所であってほしいなという感じもするんですけども、先だっても、担当課のほうから大まかな説明を受けましたけども、私としては町のPRとして、ビューローの観光案内所に常駐を置くということはすごくいいことですけども、大いにそういったところで活躍していただき、そうやって商品化で頑張っている人たちを後押しするような、それはやっぱりアドバイスであり後押しだと思うので、そのところを大いに期待するところなんですけども、どのような形で考えておられるのか。ちょっとお伺いしたいと思います。
答弁 町長
石川議員の再々質問にお答えいたします。先ほど再答弁でまちづくり活動交付金を使いますよっていう話ですが、それでまだ不満なんでしょう。いいんですか。それをぜひ相談に来ていただきたいというふうに私は言ったつもりなんですが、それと商品いろいろやってまちづくり活動でふるさと応援の贈答品にも使わさせていただいてPRに努めております。農産物、うちは農産物がほとんどであります。ですから、そういうところに使えるように早く商品開発ができればいいかなと。それには量がある程度ないと、もう終わりましたと言われたらやっぱり消費者っていうか寄附いただいた方も、もう来なくなります。やっぱり、毎年来ていただくっていうのはある程度の量を確保していかないと非常に難しいのかなというふうに思っております。それから、いろんな展示する時にコメント等々入れてほしいという思いのようであります。それは当然農家の方々、ちゃんと入れてもらわないと。うそ書けませんので、生産者がみずから持っていって、こうやってしてくださいと言えばなんぼでもできるんで。ものをつくって適当にこれこうですよ、なんて恐らく言えないと思います。今特にそういう面でうるさい、履歴等を含めてうるさいです。ですから、農家の皆さんみずからそういうアイデアを持って来て、これをこういうことでということで、ちゃんと理由をつけていただければ売るほうも売りやすくなるんで、ぜひ協力いただければというふうに思っております。