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南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日

国民健康保険税の負担軽減を

2017年3月9日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「国民健康保険税の負担軽減を」について質問し、町長、住民課長が答弁しました。

質問者
熊木惠子 議員
答弁者
町長、住民課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 熊木

2問目に移ります。国民健康保険税の負担軽減を。本町の国民健康保険税は平成26年度の一人当たりの調定額で115,606円と道内でも上位にランキングされています。物価の上昇や年金の引き下げなどで町民の生活は厳しさを増し、家庭の収入に占める国民健康保険税の割合は大変大きく、高すぎて困る、もっと安くしてほしいという声が聞かれます。失業や病気などで払いたくても払えない世帯などに対しての、国保一部負担金減免の実施状況について伺います。国保税の滞納者に対して分割納付や支払い猶予などの対応がされていますが、一般会計から法定外繰り入れを行うなど負担を軽減する方法を考えるべきではないでしょうか。国民の福祉の増進を図るという地方自治法の精神に照らして国保税の引き下げについて考えを伺います。また、北海道は昨年11月、国保都道府県化にむけて運営方針素案を発表しましたが、新たな仕組みでは市町村の役割はどのようになるか伺います。

答弁 町長

国民健康保険税の負担軽減を、の御質問にお答えします。最初の国保一部負担金減免の実施状況についてですが、国民健康保険一部負担金の減免については実績がありません。次の国民健康保険税の引き下げについてですが、現在の国保加入世帯数は、1,131世帯、1,987名で全町民に対する加入率は世帯が33.0%、被保険者では25.6%であり、国民健康保険税率については、地方税法の改正に伴う課税限度額の引き上げ以外、平成18年度以降行っていません。また、近年、医療技術の高度化などにより医療費の額が年々増加傾向にありますが、被保険者数は減少傾向にあることから税収は減少し、運営は厳しい状況です。国民健康保険の財政運営については、制度上公費で財政措置されるものを除いては、保険税で賄うのが原則であり、国民健康保険税を引き下げるために法定外繰り入れを行うことは、国民健康保険加入者以外の保険に加入している町民との公平性の観点からも、繰り出しはすべきではないと考えています。最後の新たな仕組みでの市町村の役割についてですが、平成30年度からの国民健康保険制度では、北海道が財政運営の主体となり、制度の安定化が図られます。市町村は、新たに国保事業費納付金を北海道に納付することになりますが、その他は引き続き、資格管理や保険給付、保健事業、保険税の賦課・徴収などを行います。また、保険税率については、北海道が示す標準保険税率を基に決定することになります。

再質問 熊木

再質問します。滞納がふえている状況にあるということが先日報告されました。滞納したくてしてるわけではなくて、払いたくても払えないという家庭は多いのではないかと思います。国保のやっぱり最大の問題は負担能力を大幅に超える保険税にあるのではないか。また年金や給与がふえない中で、生活のやりくりに追われているというのが実態ではないかと思います。先ほどの御答弁いただきました国保の加入世帯数、1,131世帯、私が調べた中では1,210世帯、これは平成27年の6月だと思うんですけども、これ1,131世帯はいつの数字なのか。今現在ですか、そうですか。私のほうが古かったんですね。はい、わかりました。1,131世帯ですね。加入率が世帯で33%、やっぱり3分の1強だと思うんです。それで、先ほど公平性の問題から繰り出しはすべきではないと町長は答弁されました。でも私は確かに3分の1ではあっても、やはり国民健康保険に加入する世帯の層は比較的低収入のところが多いのではないかと思います。町長首かしげていますけども、南幌の場合は農家戸数もあって、農家の方はほとんど国民健康保険です。そして農家の収入も今とてもふえていることから、今首をかしげたのかなと思うんですけれども、やはり今現在社会保険であっても行く行くはやっぱり国民健康保険に入っていくと思うんです。それを考えたときに全く繰り入れをしていないっていうことではなくて、している自治体がふえている、そこまでしてでもやっぱり下げなくちゃだめだっていうことで、やっている自治体が多くふえています。そういう意味からは、やはり今制度が切りかわるっていう前であっても、やはり私は南幌町の国保税のそれを引き下げるべきだと思います。そこのところではなぜできないのか、そこちょっと1点伺います。それから、分割収納とか、それも税務課の方も一生懸命やられていて苦労されているというのが、先日も報告を受けました。そういう中で一遍に払えなくて、それを分割にするときに、やっぱりいろいろこう相談されたり、その悩みに向き合っていらっしゃると思うんです。それで、相談を受けて分割収納にこぎつけた場合とそうではないその実際の数っていうか、その辺ももし分かれば示していただきたいと思います。それから大きな2つ目のところでは国保の都道府県化、今先日も新聞にも載っていました。保険料の格差が最大で2.6倍っていうことで載っていました。たまたまうちの町のは、私の持ってる新聞には載っていなかったんですけれども、じゃあ果たして都道府県化によって国保税が全体として安くなるのか、それから一律っていうか、その一定額がずっと推移してくのかっていうところでは、やはりいろいろこう問題がはらんでいると思います。それで、保険料が一体どうなっていくのかっていうところで、町としてはその辺を新たに始まって18年度からっていう制度でありますけれども、どのようにお考えか、それをちょっと伺います。それから賦課方式のところで、うちは資産割を入れてますよね。資産割を廃止している自治体は北海道で52市町村になっています。これは本町ではどうふうに考えているのか。家や土地を所有していることは、保険料の支払い能力と無関係ではないかと思います。ですから、今回この制度が新しく移行されるときに、このことを本町としてはどのようにお考えか、それを伺います。あと仮算定の納付金による保険料収納ということで、先日発表されました。モデルケースでは、御夫婦2人で年金で年収がいくらって形で試算されているんですけれども、それに当てはめたときに、本町の保険料っていうかその辺をどのように算定しているのか、これを伺います。

答弁 町長

熊木議員の再質問にお答えをいたしますが、最近収納率も上がりまして、大分よくなって現年度分についてはかなり皆さんの御協力をいただいているところでございます。国保税、意味が十分理解できない方もおられるかもしれませんが、保険というのは大事な部分でありますんで、いざ病気になったときには大変な思いをするというようなこともございまして、現年度分については年々少しずつでありますけれども、収納率は高くなっているということで御理解いただきたいと思います。また、先ほど引き下げをどうしてできないのか。先ほども申したとおり、うちの人口構成からいっても、それから国保税ができたときからも、昔は国民健康保険料でしたけれども、自賄でやっていくっていうのが、3分の1しかいる、いない。これ判断はそれぞれ個人差がありますけれども、逆の見方からすると、税金をそこに本当に投じていいのかどうか、6割の方が違うんだよって言っていたら、どうなるか。だから公平性をやはり保っていかなければ、行政は、私はだめだと思います。今何とかやりくりをしながらやってるわけでありますんで、我が町はそういう方向でやってきたと。それから何で資産割やるんだと。資産割やったほうが低所得者については、安くなるから、農業の方は資産いっぱい持ってますから、そういう意味でいくと低所得者対策も含めて、資産割を賦課したほうが平均にいくんではないかなと、だから保険税は安くなるという部分であります。南幌町は高いっていうか、その保険料が非常に全国的に、全道的に高いというのか、その辺は皆さんの判断でありますけれども、1番が2番が高いのか30番が低いのか、140番が高いのか、私はちょっとわかりませんが、うちも年々、おととしは40番台、去年は50番台に下がってきております。そのことを考えると、皆さんの理解をいただいて順調にきているのかなと。そんな状況でありますから、一般会計から私は繰り入れることは考えておりません。今後の数の関係については、課長のほうから詳しくお話をさせていただきます。

答弁 住民課長

先ほどの熊木委員の御質問の中で、分納誓約者の数でございますけども、2月末現在では、国保の分納誓約者につきましては89世帯でございます。あとモデルの保険税の関係でございますけども、今示されてるのは、27年度の所得で計算されているものでございます。それでいきますと、うちの平均よりも若干低くなる形ですけども、またさらに来年度以降、再試算がありますので、その辺についてはまだはっきりしておりませんので、ただ急に高くなったりすることはないと思いますけども、今現在では同じかちょっと低いぐらいと判断されております。

再々質問 熊木

再々質問します。その国保料金が高いか安いかっていうところで、私は高いと思うんですけれども、そこちょっと見解が分かれるところかと思います。先ほど分納のことについて課長に答弁いただきました。89世帯ですよね。はい。中には失業したり会社が倒産になったりっていうようなこともあるのかと思うんですけども、その辺の件数っていうのが、もしわかりましたら教えてください。以前、同じように会社を整理して国民健康保険に移ったっていう方が、南幌町と例えばその札幌市だった場合に、いろいろこうその救済制度っていうか、その辺もすごく違うって、金額的にすごく大きな開きがあるってことをお聞きしたことがあります。そういう意味ではやっぱりそういうところもやっぱりその困っているところに対して、やはり行政がしっかり相談に応じて、今もやっていると思いますけれども、その辺のところがどうなのかってのが、いつも問われることだと思います。それは答弁は要りません。それから新しい制度になって、本町は今よりは安くなるんではないかっていう試算ですけれども、高いところは本当に2倍もなるっていうところで出ていて、自分がそこの猿払村とかだったら大変だなっていうふうに思いながらニュースとかを見ているんですけれども、この新しい方式になると納付金を町で全部集めて100%道のほうに納入というふうにお聞きしたんですけれども、そのようになると、国民健康保険税を納めている保険者に対しては、今よりも何かその厳しさが増していくのかなっていうのが何となく思われるんですけども、そういうようなことがないのかどうか、その辺は担当としてはどういうふうに考えているのか。新しい制度に移行するのでいろんな問題がこれからも出てきて、いろいろこう相談とかもやっていくと思うんですけども、その辺がやっぱり町民にとっても正しい情報をやっぱり知らせて、早めに知らせていくことによって、国保に対する心配とかそういうことがなくなっていくのかなと思うんですよね。ですからその辺をもし今わかっている範囲でよろしいので、具体的に教えていただきたいと思います。

答弁 住民課長

熊木議員の再々質問にお答えいたします。先ほどの分納誓約者の中の内訳につきましては、私のほうでは把握してございません。それで、この新しい事業でどういうふうになるかということでございますけども、先ほど町長の答弁にもありましたけども、今度北海道が運営主体となりますことから、安定的な財政運営や効率的な事業の確保が可能となるということでございまして、また国からの補助金などによりまして財政基盤の強化が図られるのがまず第1の概要でございます。新しく国保納付金事業につきましてはですね、道内の国保の医療を全市町村で負担する仕組みでございまして、導入によりまして市町村ごとではなく、広域的な単位で支え合うことになりまして、保険税の平準化や小規模市町村のリスク分散がなされ、道全体で国保加入者の公平な負担へ近づくというふうに言われております。納付金の算定方法につきましては、各市町村ごとで行われまして、市町村の所得、被保険者数、世帯数などをもとに個別に算定されます。納付金の制度によりまして、一部の市町村につきましては保険税が上昇する可能性もございます。そのため納付金の算定結果を踏まえまして、道では激変緩和措置を行うとされております。また保険税率につきましては、北海道が示す標準税率をもとに決定いたしますけども、北海道としては、将来的には保険税の水準の統一を図ることを目指してございます。そのため、北海道では所得水準、または医療費水準の地域差が特に大きいことから、一部の市町村については納付金の額が、これまでの保険税の総額を上回ることが見込まれております。そのため激変緩和がないように、保険税の平準化を進めていくと言われております。あわせまして、今回の道の運営方針では、決算並びに赤字の目的のための法定外繰り入れをしている市町村につきましては、それを解消、または皆減すべきと指導が行われることでございますので、それにつきましても、そのことからも法定外繰り入れは難しいかなと考えております。以上です。

出典:南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日 議事録 PDF(78ページ) 間違いを知らせる