みんなの議会

中頓別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日

美しい自然を守り共生する町について

2025年3月10日、中頓別町議会の一般質問で、長谷川克弘議員が「美しい自然を守り共生する町について」質問し、町長 小林生吉、産業課長 平中敏志が答弁しました。

質問者
長谷川克弘 議員
答弁者
町長 小林生吉、産業課長 平中敏志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 長谷川克弘

受付番号3番、議席番号4番、長谷川です。よろしくお願いします。私からは、2問通告させていただきましたので、その順番に沿って質問したいと思います。まず、1点目、自然環境保全について、町政執行方針で述べられている環境、美しい自然を守り共生する町について伺います。エゾシカなど有害鳥獣対策により相当数の捕獲駆除が行われていると思うが、依然町内各所でエゾシカを道路沿いなどで目の当たりにするが、我が町における捕獲数に鑑み、中頓別町鳥獣被害防止計画との整合性についてお伺いします。また、有害鳥獣駆除後の処理施設に持ち込まれる際の運用管理、特に衛生管理体制についても併せて伺います。

答弁 町長 小林生吉

長谷川議員の自然環境保全についてのご質問にお答えしたいと思います。本町におけるエゾシカの捕獲頭数は、令和4年度680頭、令和5年度792頭、令和6年度、2月17日現在でありますけれども、692頭となっており、特に近年は若手捕獲従事者が増えていることなどから、捕獲従事者の皆様の協力により捕獲数は増加傾向が続いています。平成30年頃には、日中の牧草地でもエゾシカの目撃は少なくなっていましたが、令和元年度以降のエゾシカライトセンサスの結果では確認数も徐々に増加傾向にあり、令和6年度では前年度の約3倍ほどの数値となっているのが現状です。このような状況を受け、本町の鳥獣被害防止計画の捕獲頭数の目標を従来の500頭から令和6年度に700頭へと変更してきていますが、生息数の抑制が進まない限りは農林業被害や交通事故を抑制するには至らないと感じています。単に本町だけで解決できるものではなく、宗谷管内はもとより全道的な対策が必要であって、広域的な対応について北海道や管内の各市町村担当部署及び捕獲従事者等との意見交換を行う必要があると認識しています。有害鳥獣処理施設については、平成26年度から運営を開始し、10年が経過しています。当初計画では、年間500頭程度の処理を想定してスタートしましたが、近年の捕獲頭数の増加により、捕獲が集中する時期によってはフル稼働となっている状況にあると見受けられます。処理方法が微生物菌を活用した減容化、発酵処理であるため、発酵床の体積等を調整して処理を行っているわけですが、特に厳冬期は処理日数が延びることから、捕獲が集中した場合には個体の処理が滞る場合が見受けられます。また、発酵熱が奪われると処理が思うように進まないため換気も十分に行うことができず、通常時よりも臭気が発生するなどの衛生上の課題も生じています。設備や作業機械等の修繕に係る経費も増加傾向にあることから、今後の適切な施設の管理運営方法等について委託会社や開設当初から技術指導を受けている専門業者等と相談をしていきたいというふうに考えています。

再質問 4番 長谷川克弘

ご丁寧な説明ありがとうございます。少し再質問させていただきます。有害駆除の処理場へ直接搬入される方から伺ったことなのですが、処理場の内部に直接搬入しなければいけないということもあり、処理された残渣というのか、処理されたものが靴底等に付着して、臭いを引っ張って外に出てしまうと、そういうことが言われておりました。臭気を拡散を防ぐため、担当課長からもお伺いしていますが、靴洗い場は夏の間は使えるような状況になっているということなのですが、やはり衛生的なことを考えると通年使用できるような対策を今後すべきと私は思いますが、いかがか。それと、そこで働いている、委託されている中頓別振興公社の担当者も多分そういう状況の中で我慢して働いていただいているのではないかなと推察できます。今後担当される方の高齢化による担い手についても、今の状態では多分労働環境の問題とか改善が図られなければ次の担い手の確保も難しいかと思いますが、その辺についてお伺いしたいと思います。

答弁 産業課長 平中敏志

有害鳥獣処理施設につきましては、確かに冬期間は水道の洗い場がどうしても凍結してしまうということで、水道を落としている形で、使えないという状況になっております。これについては、ご指摘もありましたが、消毒槽だとか、そういうもので対応ができないかということで内部で検討しているところで、ただどうしても手洗いだとかというところになるとなかなか難しいところがあるので、その辺についても改めて施設管理者のほうと検討をさせていただきたいというふうに思います。もう一点、処理施設の作業員の方につきましては、なかなか苛酷な作業の中で、かなり異臭というか、発酵臭の中で作業をされているということで、この辺の総体的な衛生的な部分についても心配はしているところでございますが、作業をしているときはシャッターも開けて換気をしているので、そういう対応でしか今のところ対策はなかなか難しいというところではございますが、この辺についても、答弁書の中にも書いてありますが、専門業者、微生物菌を使っている専門業者の方ですけれども、ほかにもあちらこちらの同じような施設を指導的な巡回をしていますので、そういうところの状況等も調査させていただきながら、少しでも改善できる方法を考えたいというふうに思います。

再質問 4番 長谷川克弘

この質問はこれで終わりなのですが、やはりエゾシカが減らない限りずっと使い続けられる施設である以上、少しずつでいいとは言いませんけれども、周囲の環境と働く人の快適な職場を目指して、改善していっていただければなと思います。1問目は以上です。

出典:中頓別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる