みんなの議会

中頓別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日

町政執行方針から観光振興について

2025年3月10日、中頓別町議会の一般質問で、長谷川克弘議員が「町政執行方針から観光振興について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
長谷川克弘 議員
答弁者
町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 長谷川克弘

それでは、2問目に移らせていただきます。町政執行方針から観光振興についてと題してお伺いします。町政執行方針では、道の駅来訪を契機として町内その他観光施設の利用が促進される取組の実施とおっしゃっておりますが、道の駅ピンネシリ等、敏音知地区を拠点とした観光施設の利便性向上対策や道の駅へ寄りたいと思っていただけるような誘導方法などの対策についてどのようにお考えか。また、そのことに伴い、観光振興計画の整合性と検証、見直し等についても併せてお伺いします。

答弁 町長 小林生吉

観光振興についてのご質問にお答えしたいと思います。道の駅を中心とした敏音知地区の観光施設では、新型コロナウイルス感染症拡大を契機にさま変わりした観光情勢に対応するため、主に近郊の方をターゲットに設定し、目的地となる観光施設を目指した施策を実施しています。一例としては、道の駅オリジナル商品の開発、販売や山菜などの季節商品の販売、ドッグランの開設とイベント実施などが挙げられます。また、コテージの改修やコンテナコテージの設置も行い、家族単位での滞在に最適な施設を整備するとともに、利用客増加施策を実施しているところです。さらに、ホテル望岳荘においては、素泊まりで安価に利用できる施設として料金を設定し、利用客の増加につなげるなど、敏音知地区全体の来訪者の確保に励んでおります。現在の観光情勢としましては、令和5年5月から新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことによる旅行機運の上昇に加え、海外客も回復基調となり、都市部や有名観光地の一部では地域の受入れ可能人数を超える観光客が来訪することによるオーバーツーリズム対策が必要になってきていると考えています。北海道におきましては、一部の観光地で同様の状況が見られるようで、特に都市部での宿泊費も上昇してきています。しかしながら、道北エリアにはそのような効果はまだそれほど波及していないと考えますので、観光情勢を随時確認しつつ、SNSなどの情報発信を交えながら現在の方針を踏襲した施策を実施していきます。ホテル望岳荘につきましては、施設の老朽化対策として浴室の改修工事を行い、浴槽や設備、機器の更新を予定しています。浴槽や設備レイアウトの変更はありませんが、設備や機器が更新されることにより機能や利便性が向上する予定です。より清潔で心地よい入浴施設を提供することで、町民をはじめとする利用者の方々の満足度向上を目指していきます。また、敏音知エリアでの食事提供については、町民の方からのご要望も幾度かいただいていることから、食事の提供に係る人員や収支に無理がない状態で実施可能か、さらにそれが持続可能かということを重視し、引き続き様々な角度から精査を進めます。中頓別町内には、敏音知地区以外にも観光施設や資源が点在しています。敏音知地区を訪れた観光客が町内その他の観光施設を周遊することは、当町の観光施策にとって重要であると考えます。道の駅や温泉を訪れた観光客が町内その他の観光施設などを周遊し、町内の商店、飲食店に立ち寄るといったパターンができるようにSNSなどで各施設の魅力を発信するとともに、周遊のきっかけとなるような仕組みづくりを考察し、実施に向け取り組んでいきます。さらに、将来的には中頓別町だけでなく、南宗谷エリア全体での誘客施策を実施する必要があると考えますので、関係各所への打診や調整などを実施し、例えば道の駅でそれぞれ販売している商品を相互に陳列するなど、実現可能なところから着手をしていきたいというふうに考えています。なお、これらの取組は、中頓別町観光地域づくり振興計画に基づいた施策であるべきですので、平成29年に10年間の計画として策定した当計画について現在までに実施できたこと、様々な要因から残念ながら実施できなかったことなどを振り返り、必要な項目については現在の観光情勢に沿った方針、施策となるよう当該計画の修正を行いたいというふうに考えております。

質問 4番 長谷川克弘

この質問についても町長から丁寧に説明していただきました。ありがとうございます。ただ、中頓別町観光地域づくり振興計画、この計画を策定した段階で、私たちもかなり観光について夢を見過ぎたのかなという感じを受けております。ある部分では、こんなことが本当に実現可能かなということをそのときから少し疑問を持って受け止めておいたほうがよかったかなと思うぐらいのことが書いてあります。そんな中で、敏音知の道の駅に立ち寄っていただくというところでいけば、音威子府村から国道275号線を通って、上頓別の手前というか、道道兵安上頓別停車場線の手前に道の駅ピンネシリまであと何キロというような看板がないことが問題ではないかなというのも考えております。例えば今もうICTというか、車の高機能化により、ナビゲーションシステム等で目的地を中頓別町以北に設定すると、道の駅ピンネシリは通過させてもくれない。多分距離優先というか、時間優先でナビゲーションを設定すると、全部中頓別町から兵安を回って中頓別橋を通過していくルートを誘導してくると思うのです。そんな中で敏音知が観光の入り口であるとするなら、やはり敏音知に立ち寄っていただくような方策として、看板というか、案内標識というかを当然のごとく設置していかなければならないのではないかなと私は考えております。そういうことを町長ご存じだったかどうかは別として、そういうことも寄っていただくということの一つになるのではないかなと考えて、提案をさせていただきたいと思います。それと、ピンネシリ温泉、これからボイラー等の改修を予定していると思うのですが、これによってピンネシリ温泉は今後も長く使われる施設ということになると思います。そのときに、本当の観光施設としてのピンネシリ温泉とするのか、町民が保養所的な使い方を利便性として考えた中で町民が本当に温泉を利用して保養所としていくべきか、その辺両方がかなえば一番いいのだろうけれども、どっちつかずになるのも、お金をかける以上何か方向性が見えてこないかなというのも見受けられるところなので、その辺も含めてお伺いできればなと思います。

答弁 町長 小林生吉

私のほうから答えて足りなければ担当課長からお答えさせてもらいたいと思います。確かにナビで敏音知を迂回される案内が、ちょっとそこまで正直あまり考えていなかったところがあって、おっしゃるような下ってくるルートの中でこちらを案内するような、そういう対策の必要性を感じたところでありますので、そのことに限らず敏音知にどのように立ち寄ってもらうのかというところについて、いろいろ調査したりしながら、対策を講じていくようにしたいというふうに思っています。先ほど申し上げたとおり、なかなかマイクロツーリズムというか、近隣からの誘客というところに今絞っていかないと、先ほど夢を見過ぎたという話がありましたけれども、ある程度高い単価で都市圏からも誘客できるのではないかというところを描いた計画がなかなか思ったとおりになっていないというのが現状だというふうに思います。そういう中で、近隣の市町村から移動する際に来ていただくためのサインとか、そういう発信についての工夫を高めていきたいというふうに思います。それと、ピンネシリ温泉の改修後については、まさに議員がおっしゃるとおりだというふうに思っています。これから宿泊施設の残っているところ、そこらをどのようにしていくのかというところが課題だというふうに思います。その意味で、おっしゃっていただいたようにどういうところをターゲットにしていくのか、どういう施設の性格、性質というものを高めていくのかといったようなところを考えた上で、今後の方向性について早い段階、十分議論を経て早い段階で方向性がお示しできるように進めていきたいというふうに思います。

再々質問 4番 長谷川克弘

再々質問はございませんが、計画されていることが実現に向かってしっかり検証されながら進んでいくことを求めます。私の一般質問はこれで終わりにします。ありがとうございました。

出典:中頓別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月10日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる