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中頓別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月17日

事業の内容について

2024年6月17日、中頓別町議会の一般質問で、蓮尾純一議員が「事業の内容について」質問し、教育長 相座豊、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
蓮尾純一 議員
答弁者
教育長 相座豊、町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 蓮尾純一

受付番号3番、議席番号1番、蓮尾です。よろしくお願いします。本日も3点お伺いしたいと考えております。1番目として、中頓別学園構想が及ぼす今後の影響はということでお伺いいたします。ずっと定例会、臨時会のたびにご指摘させていただいているように、住民の多くはいまだ事業について理解が進んでいません。債務について、事業の内容について、それらほとんどが伝わっていないことはどの程度認識しているのか、まずお伺いします。住民の多くは学園構想において学校が建設されることを拒んでいるわけではありませんが、内容が不透明である上、予算規模が大きいことに対し不安を持っています。今後学校が建設され、多くの債務を抱えることになりますが、長寿園の町営化など行政負担が大きくなっている中、多くの町民が不安を持っています。高齢化で年金に頼る方が多くいる中で福祉サービスは維持される、もしくはよりよいものにできるのでしょうか。病院事業は不自由や不安なく継続されるのでしょうか。除雪事業のサービスの低下が起き、冬期間道路が使いづらくなることはないでしょうか。ごみ収集や公営住宅の家賃、上下水道が値上げされるようなことはないでしょうか。その他にも、今ある行政サービスは質を落とすことなく維持、もしくはサービスがよりよいものになる財源の確保を見通すことができているのかお伺いします。もう一点、学校の建設が終了し、開校される年に町長の任期が満了となります。一部の町民は、学校を開校し、その後の運営については町長が責任を持つべく立候補すべきだという意見がありますが、現時点ではどのようにお考えでしょうか。以上、お伺いします。

答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)

蓮尾議員の中頓別学園構想が及ぼす今後の影響についてご答弁申し上げます。前段私から答弁をし、後段の財政負担に関わる分については町長が答弁いたしますので、ご了解いただきたいと思います。これまでできる限りの機会と時間を使って説明してきていますが、これで十分と考えているわけではなく、今後もより多くの町民の皆様に理解を深めていただけるように説明を続けていきたいと考えています。引き続きコミュニケーションチャンネルの拡充として公式SNSを活用したリアルタイムでの最新情報の提供、広報での事業の進捗状況についての説明を行います。また、教職員とも定期的に研修、協議、準備を進めていますので、その状況については学校だよりと一緒に町内配布を継続していきます。今後は老人クラブでの説明会、7月には保護者説明会も計画しています。また、ご意見箱を設置し、住民の皆様の声を積極的に収集し、そのフィードバックを基に情報提供の方法や内容を継続的に改善していきます。ほかに主体者である子供たちへの取組についてですが、4月に小学校、5月に中学校で新しい学校づくり授業が行われ、新しい学校のイメージを提示し、地域の方との交流やどんな学校になるとよいかについて話合いを行い、子供たちは期待が高まっているところです。

答弁 町長 小林生吉

中頓別学園建設工事は、当町においてこれまでにない規模の大型事業であり、これに対する予算も直近の試算で46億円を超えるようなものとなっています。事業執行に当たっては国庫補助金を最大限活用することやより有利な起債の活用などにより財源確保を図ってまいりますが、起債の借入れが多額となっていることから後年度の償還も大きな負担となってくることが見込まれます。このことが他の行政サービスの低下につながることがないよう、元金の償還が始まる前段階で既存基金の活用を含めた償還財源の確保や起債の償還期限を延長させることによる単年度負担の軽減、行財政改革を踏まえた経常経費の抑制などを図ってまいりたいと考えています。次の町長選挙については、今考えを述べる段階ではないというふうに思っていますが、任期中に取り組むべき課題に全力で向き合っていきたいというふうに考えています。中頓別学園構想、地域医療と地域包括ケアの一体的改革の取組のほか、これまで取り組んできた施策の発展と将来的な財政運営の安定は私に課せられた使命であると考えており、責任を全うしていく覚悟であります。

再質問 1番 蓮尾純一

まず、前段のほうで教育長にご答弁いただいたほうに対して再質問をさせていただきます。現在もう既にSNSであったり、広報であったりとかでは今おっしゃられたように既に情報発信されていると思うのです。なのに今まだ事業について認識していない人がいるほうが認識としては問題だし、そこを解消していかなくては今後事業の理解は進まないというふうに私はこの答弁を聞いて思いました。では、なぜ伝わっていないのか。そこの追求ができていないのではないかなと思います。例えて言うならば、今SNS、フェイスブック、インスタグラム等で更新されているというより更新されているのも拝見しておりますが、そもそもSNSであったり、特にSNS、インスタグラム、フェイスブックは毎日開いているような人でないとリアルタイムでの情報は入ってきません。また、そもそも利用していない人にとってはそこで情報発信されたところでも全く理解ができない、もしくは拝見することもできないというような状況になっていると思いますので、意味はないとは言いませんが、これで全ての人に情報が伝わるツールでもないし、あくまでも補完的なものとして使われるものではないのかなというふうに思います。では、広報のほうでやっていますよという話になると思うのですけれども、広報もうちの身内はほとんど見ていません。広報を見る時間もないし、興味もないのです。では、どこで伝わるのだというと、もう伝わるツールがないのです。広報をそもそも開かないから、中に入っている案内も読まない。では、案内されていることも知らないから、情報を手に入れることができない。これがそもそもの根本原因なのです。では、それに対してどうするのかというアプローチが今考えられていなくて、それをずるずるだらだら続けているという状況が続いているのかなと思いますので、これ私、過去のことを蒸し返してあれですけれども、アンケートをするときに私は職員が取りに行くべきだったと思うのです。アンケートを取りに行く段階で理解していない方に直接伝える機会がここにあったのだと思うのです。これができなかったことが一番大きな失敗なのかなと私は思っています。今のを踏まえて教育長の考えをお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)

蓮尾議員のおっしゃることは大変よく分かります。実際上、私どもも情報の周知についてどのような方法があるのか大変苦慮しているところではあります。ただ、アンケートの回答について職員が直接取りに行くべきだというご指摘がありましたけれども、人員的にも日数的にもそれは不可能だったということをはっきり申し上げたいと思います。蓮尾議員がおっしゃるとおり、従来は広報を中心に周知を行ってきましたけれども、それが不十分ということでSNSも加えたということですが、現状はおっしゃるとおりだと思います。そこは私も認めざるを得ないかなというふうに思っているのですが、現状職員が不足していて、春に採用予定だった職員も直前になって着任をできないということで申入れがあった、それからこの後も職員の退職が予定されているということもあって非常に業務が圧迫されているという実情が残念ながらあります。そんな中で周知しないことは、それを当たり前ということではなくて当然周知して、利用につなげていって、さらに町民の施設として意味あるものにしていくということでの努力は続けていきたいと思いますけれども、その方法についてはこの後さらに協議して進めていきたいと思います。

再質問 1番 蓮尾純一

教育長はじめ業務が立て込んでいる中なかなか難しい部分ではあると思うのですけれども、ご認識もあるとのことなので別のアプローチを、もう工事も始まってしまいますので、別のアプローチを考えて早急に取り組んでいただかなくてはならないのではないかというふうに思っております。次に、再質問になるのですけれども、町長にご答弁いただいた部分って、これをそのまま見ると私の質問への答弁になっていないのです。町民が知りたいのは国庫補助金を最大限活用するとか、起債を活用するとか、確保を図ってまいりますということを知りたいのではないのです。これは意味が分からないのです。まず、意味が分からないということを前提に考えてもらいたいです。これは行政関係者が見ると分かります。議員が見ても分かります。こういうことよりも身近に自分たちにどういう影響があるのかということを知りたいのです。私はあえてそれを分かりやすく一般質問の最初の質問の中に入れているのです。今ある事業、病院事業、福祉事業、ごみ収集、公営住宅の家賃、上下水道、皆さん生活に直結するライフラインも大切なものです。これに対して影響があるのかないのか、ある可能性があるのか、これについてみんな心配をしています。もしも影響があるのであればしっかり考え直せよということになるのだと思うのです。起債をするから大丈夫、財源の確保をします、行政負担、単年度での負担軽減を行いますというのは具体的ではないのです。行政サービスが維持されるのか、それをもっとよりよいものにしてもらえるのかということが皆さんは知りたいのです。そこの部分をまずご答弁をこの後していただきたいのと、町長選についてなのですけれども、これは別に私は次も出ろとか、そういう話をしているわけでもなくて、それを今どうなのですかというふうに聞く意図よりは、どちらかというと、ここで町民が皆思っていることを正直に申しますと、町長が辞めたらこの事業はさらにこの先が見えなくなるのではないのかという不安があるのです。今ご答弁いただいた今考える、述べる段階ではなくとなると、町長選に出ない可能性もあるのだなというふうに皆さんは解釈してしまうと思うのです。だとすると、この事業ってどうなるの、この後というふうになると思います、今のご答弁いただいた内容によると。これは私のほうから言えませんけれども、その回答で本当に大丈夫ですか。これで町民の不安が逆に増すようなことがあるとちょっとまずいなとも思うので、今考えを述べる段階にはないのかもしれないですけれども、この事業は町長の任期と共に終わるわけではなく、この先建物ができて、学校の中身ができて、生涯教育の中身ができてくると長い期間続いていくものなのです。それに含めると町長が次、任期が終わった後もどうするべきなのかということをしっかりつないでいかなければいけないものになると思いますので、その辺りについてもお伺いしたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

先ほどの私の答弁の趣旨は、1つは前段の再質問に答えるならば、学校の建設に当たってその他の行政サービスの低下につながらないようにするということであります。まず、この点に関して少し補足を申し上げると、行政、特に町民の皆さんのニーズというのは常に変化もしていきますし、新しい課題も増えていくということになります。だから、全てのことを一切今までどおりということではないかもしれませんけれども、蓮尾議員が質問されたようなことについてはそうならない、そのためにそのほかの改革を含めて不断の努力をしていくということであります。住民の質は落とさないという、それが基本の考え方にあるということであります。このことに関しては前にも答弁していましたけれども、これまでの起債の借入れ等については、その借り入れた年度に将来の償還の負担になる分も積み上げてきて、その分これから返済をしていく学校建設と重ならない、そのことで中長期的に、単年度に大きな負担が生じないような、そんな努力もこれまでしてきた上でこれからの事業をしていこうということでありますし、併せて繰り返しになりますけれども、住民の生活に関わるサービスを低下させないと、そのための道筋もしっかり今後示していきたいというふうに思っています。あと、選挙というか、そのことは明言しないことがどう町民の皆さんに心配を与えるのかって分からないところがありますけれども、3年先にそのときどうするのだということを問われて、なかなかそこについての答えというのを明確にするというのは難しいかなというふうに思います。ただ、後段で先ほどお答えしたように、私はこの学園構想だけではなくて病院の問題、それから介護福祉の問題、これらが私の任期をもって終わるとか、そういうことではなくて、将来もしっかり持続していく、そのための大きな改革を今やるということで進めているところであり、先ほどの質問にも絡みますけれども、将来的な財政的な安定というようなところもしっかり道筋をつけていく。どこで終わるかの話ではなくて、私としてはここにおける責任を全うするということを考えていて、そのことに関してまだ十分ではないのかもしれませんから、これから町民の皆さんに安心していただけるようなメッセージをしっかり発していくように努めたいというふうに思います。

再質問 1番 蓮尾純一

ご説明いただきありがとうございます。まず、サービスの低下はさせないと、落とさないということを今おっしゃっていただきましたので、それを前提として町の財政含め俯瞰で見て、しっかりとそれを実施していただきたいというふうに思っております。また、選挙についても任期のうちに、次も道筋をしっかりつけながらということでおっしゃられておりますので、中長期での計画も今見えておりませんので、しっかりとその部分も道筋を、しっかり内容を詰めていっていただきたいというふうに思います。道筋が見えていないから、こういった意見が町民から出てくると思うのです。これがロードマップ等で中長期でしっかり出ているようなものがあれば、逆にこういった質問も疑問も町民のほうから起こらないというふうに思いますので、そこの部分をよろしくお願いしたいと思っております。

再質問 1番 蓮尾純一

よろしくお願いします。

出典:中頓別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月17日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる