みんなの議会

中頓別町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日

相次ぐ不祥事への対応について

2023年12月13日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「相次ぐ不祥事への対応について」質問し、町長 小林生吉、国保病院事務長 西村智広が答弁しました。

質問者
宮崎泰宗 議員
答弁者
町長 小林生吉、国保病院事務長 西村智広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 宮崎泰宗

受付番号4番、議席番号5番、宮崎です。私は今回も2問事前に通告をさせていただきました。1問目は、相次ぐ不祥事への対応についてということで、町民の皆さんの不安解消のためにも今後の対策等をお伺いできればというふうに思います。よろしくお願いいたします。ここ最近中頓別町では不祥事の公表が相次ぎ、町行政は多くの町民に恥ずかしい思いをさせています。予算なき工事費については補正予算では否決となりましたが、先日の臨時会では専決処分として賛成多数により可決されました。しかし、今でもこのことを深刻に受け止めている町の声も多いことから、私も賛成はいたしませんでした。猛省し、小さな間違いも減らしていかなければ大きなミスがなくなることもないと意識を改めていただきたいというふうに思います。町国保病院での一件に関してもその後の対応を問う声などもあると思いますが、たとえ個人的な感情によるものであったとしても公共施設内で発生したことに変わりはありません。町内公共施設等全体のトイレや更衣室などの点検、調査は行われたのか、盗聴、盗撮の機器などはないか、清掃のときなど定期的な点検等が行われていなければ安心して利用することはできないと思いますが、この点についてはどのような状況でしょうか。また、これは町が周知しなかったこともあり、あまり知られていないように思いますが、町国保病院では先日新型コロナウイルスによる2度目のクラスターが発生し、このときの院内感染によって介護医療院の入所者1名の尊い命が失われました。しかし、本町にとってコロナ死は、実は今回が初めてではないと思われます。昨年病院で発生した1度目のクラスターの際にも死者が確認されたとの趣旨の報告が一部に対してはあったかと思いますが、公表はできないとのことから私の一般質問の記述からも削除いたしましたが、まずはしっかりと町の声に耳を傾け、失った信頼の回復を行政全体で考えてみてはいかがでしょうか。病院では、今でも面会などに対して町内で最も強い対応を取っていながら最悪の被害が起きていることについてはどのように分析されているのか。PCR検査機も導入されているのですから、院内の日々の感染確認や感染が確認された場合の患者、入所者の隔離、職員の即時自宅療養といった対策が徹底されているなら、面会制限の緩和やインフルエンザ等の予防接種、このような住民対応の日時拡大に応えていくこともできるのではないでしょうか。これらの点について伺います。

答弁 町長 小林生吉

宮崎議員の相次ぐ不祥事への対応についてのご質問にお答えしたいと思います。まず、町に関わる不祥事が相次いで発生したことに関し、改めて町民の皆様におわびを申し上げたいというふうに思います。深く反省し、再発防止に努めていかなければならないというふうに考えております。令和5年11月27日開会の臨時会において4件の職員の懲戒処分の報告をさせていただきました。予算措置のない修繕工事を施工した件に関しましては、複数での予算確認を徹底することなどで誤りのない防止を図ることといたしました。職員の更衣室における盗撮に関しましては、許し難い犯罪行為であり、厳しい処分で対処させていただいているところであります。今後の業務においては、年々複雑化や事務処理のシステム化により職員個々での対応も増え、確認する内容が分かりにくい状況となってきておりますが、小さなミスを見逃さず適切に指導を行い、未然防止に努めてまいりたいというふうに考えています。公共施設における盗撮を含めた防犯対策としましては、一斉点検のような対応はしておりませんが、日常の施錠管理や清掃を基本に取り組んでいきたいというふうに思います。これまででは主要な通学路のほかピンネシリ温泉、道の駅、そうや自然学校、農業体験交流施設に防犯カメラを設置しており、犯罪の抑止に努めております。その他の施設についても施設管理者による巡視や清掃時における点検を行い、不審物があった場合には適切に対処していきたいと思います。また、住民の皆様が使用する施設のほとんどは職員も使用しておりますので、職員全体で日常的な点検を行い、安心して使用していただけるようにしていきたいと思います。病院での新型コロナウイルス感染症につきましては、昨年10月に続き今年10月に2回目となるクラスターが発生しました。最初は入院患者1名、このたびは介護医療院利用者1名の方がお亡くなりになられています。亡くなられた方に対しては哀悼の意を、ご家族には心からお悔やみを申し上げたいというふうに思います。最初に亡くなられた方については感染症法上2類の取扱い下ではありましたが、ご家族の意向により公表は差し控えたところであります。院内での感染対策は、5月に2類から5類へ位置づけが変更されておりますが、現在も2類と同様の感染対策を継続し、発生時には抗原検査での感染確認、陽性者の隔離等の対応を実施しています。5類への移行とともに社会経済活動が活発になる中でウイルスの侵入を完全に防ぐことは至難ではありますが、病棟及び医療院職員については朝の申し送り時の体調確認、必要時に自己検査できるよう抗原検査キットを配付するなど可能な限りの院内感染対策を行ってきているところであります。面会制限については、介護医療院を併設し、体力や病状的に重症化リスクの高い方が多いため、当初は緩和しておりませんでしたが、ご家族から入院、あるいは入所をしたらずっと会えなくなるとの厳しいご意見が多くあり、感染状況等を勘案しながらではありますが、個人用防護具の装着などの感染対策を行いリスクを軽減した上で、家族に限り事前に面会日を設定し、面会の一部緩和をしているところであります。また、検査体制でもPCR検査と抗原検査の特性を踏まえ、状況に応じて両者を活用するなどの工夫を行っており、院内全体で早期の発見と感染拡大を防ぐ対策を講じているところであります。予防接種等住民対応の日時拡大についても、感染症等発生状況を見ながら検討してまいりたいと思います。直近では11月16日頃から高校生、小学生のインフルエンザ患者が急増したことなどから、休日でも職員を急遽配置し、発熱外来対応をしています。今後においても感染の状況を勘案しながら対応を検討していきたいというふうに考えています。

質問 5番 宮崎泰宗

ただいまのご答弁、全体的にといいますか、ここ最近の町内の出来事、特に行政内で発生した不祥事などにおいて町民の皆さんの信頼を失ってしまったということはもちろん、不安を与えてしまうような悲しい出来事に対しても町長はじめ町として重く受け止められておられるというようなことを改めて感じるような、そういった内容のご答弁であるというふうに感じました。しばらくは様々な場面で今後も話題になることもあるのかなという予算措置されていなかった修繕工事ということに関しては、そういうことも起こり得るという今回の経験を踏まえた確認の徹底が図られるということになったと思いますので、こういった事業予算の取扱いはもちろん、ほかのことに関しても致命的なミスの再発防止ということに向けて、繰り返しにはなりますが、小さな間違いも見逃さないというような取組についても今後も継続して考えていっていただきたいというふうに思います。また、今回場所としては町国保病院ということで発生した盗撮ということによる被害、これは不特定多数を狙ったものではないように思いますが、盗撮事件自体はニュースなどで目にする機会も多くて、中には学校などで起きている例もあり、やはり公共施設のトイレや更衣室等で発生していることが多いというふうに思います。この点、総点検ということではないが、町内の公共的な施設等における日常的な点検などによって不安を解消していくということになるかと思います。この点についても不審な物などはないかの確認ということも意識していただけたらと思うところではありますが、今後もこういったことがないとは限らないというふうに思いますし、こういったことに対する町の対応としても、例えば被害者にとっては精神的苦痛などもはかり得ないものがあると思いますし、そういった被害に遭われた方に対しての手厚い対応ということもしっかり考えていっていただきたいというふうに思いますし、本件でいえば加害者である職員に対しては停職6か月ということで厳しい対処をされたということになるかと思いますが、当該元職員と、こうなっておりますが、処分後すぐに退職した形になるかと思います。この点退職金の関係などはどのような状況になっているのか、実際に退職をするという際には病院や町としてはどういった対応を取られたのか、この辺に関してはもちろん答えられるところがあればということで構いません。いかがか。また、町国保病院に関しては今回含め過去2度のクラスターにおいて、まずはお亡くなりになられた2名の方々のご冥福を心よりお祈りし、ご家族、ご親族の方々にも改めてお悔やみ申し上げます。病院のほうではもちろんできる限りの、ご答弁にもありますように感染対策を徹底されているということは分かりますし、そういう中でも今も影響が続いている新型コロナウイルスの感染、クラスターの発生ということは、そういった対策を取っているという中であっても完全に防げるものではないということも皆さんにお分かりいただけることだと思います。ただ、ご答弁の中では直近のインフルエンザの感染が広がった状況への対応についてもお答えをいただいておりますが、コロナウイルスの感染拡大ということによってこんな小さな町でも命を失うということが決して人ごとではなく現実に起きているということ、それが本町の場合でいえば面会であるとか、そういった患者、入所者の方に関連した動きによるものではなくて、院内感染によって亡くなっているということを鑑みた上でのご家族などへの丁寧な対応が必要だと思います。加えて、コロナウイルス、非常に今でも厄介ではありますが、そういう中でも分かってきたこともたくさんあるという中で、例えば国保病院では今もそのような対応になっているのではないかなというふうに思うのですけれども、お亡くなりになられた方に透明のビニールをおかけするような対応、こういったことに関しても、他の医療機関ではもう感染力はないという判断でそういったことはせずに家族が触れられるようになってきているということであるとか、面会等に関する対応についてもお答えいただいておりますけれども、病院等国内の医療機関の状況としてはかなり面会であったり、家族の方などとのふだんのコミュニケーションが緩和されてきている状況にあるかと思います。都会の大病院などでも、それはそれで人の数も多いわけですから、リスクの高い面があるのではないかと思うようなところのほうがかえって緩和されてきているという現状があること、このことからはしっかりと対策が取れていて濃厚接触者というようなことを避ければ、別室などで行われる面会によって感染を広げる可能性は限りなく低いという判断もあるように思いますし、ご答弁の中にある患者やご家族などの心身の健康等、または認知症の進行であるとか、こういったところに関わる状況の改善ということが重視されるようになってきているように思いますが、こういったことも含めた上で住民対応ということへのお考え、改めていかがかお伺いできたらというふうに思います。また、今時期的にインフルエンザの予防接種の需要というのが多い状況にあるかと思うのですけれども、対応が去年までと違うところがあるのか、実際に接種できるのは火曜日と木曜日の午後ということになるかと思いますが、電話などでの申込み自体も午後からでないと受けられないというのはどうしてなのだろうという疑問であるとか不便が感じられているようであります。そういうふうに変わったということであれば何か理由はあると思うのですけれども、この点についてもいかがか、ちょっと長々となりましたけれども、再度お伺いできたらと思います。

答弁 国保病院事務長 西村智広

ただいまのご質問に回答いたします。病院内の院内感染対策につきましては、答弁にも書いてあるとおり2類から5類へ変わって以降も2類相当の感染対策を行ってきております。面会につきましては、PPEの個人防護服を着用した上で、日程ですとか面会できる方を制限させていただいて面会等を緩和してきているところではありますが、実際面会された場合にその方がコロナに感染していないという状況で入っていただいても、その後に発症となるとその2日前から感染能力があるので、面会することに当たってそこら辺のリスクを100%回避するということは難しいと思いますが、家族からのもう会えないのではという意見もかなりいただいていましたので、病院として医師のほうと相談しまして、やれるところまではやって、その上で面会をしていただくという形で、一般開放まではしていないのですけれども、今後も継続して、ほかの地域での感染状況等も勘案しながら状況に応じて面会のほうは実施していきたいと思っております。2つ目のインフルエンザのワクチン接種の関係なのですが、今回火曜、木曜の2日間の接種日という部分につきましては、コロナウイルスワクチンの秋接種と時期的にかぶっている部分もありまして、病院で個別接種をするに当たって場所ですとか診療日の合間を縫って実施していくという部分で火曜日の午後から休診という形を取らせていただきまして、そこにインフルエンザの新たな接種枠をつくっている形で、コロナウイルスのワクチンとインフルエンザの両方を対応するという部分で、曜日については両方対応するので、週に2日しか取られないという状況になっております。また、申込みの部分につきましても、昨年は病院の窓口でも予約は取っていたのですけれども、一時的に人が殺到してしまって予約する場所に人がごちゃごちゃ固まってしまって、感染対策として今年度電話での予約という部分に切り替えてはいます。それで、午後からという部分も感染症外来の患者の問合せが午前中にかなり多いので、インフルエンザ等の予約で電話回線が埋まってしまいますと、そこら辺の問合せができなくなるという部分も踏まえまして、午後からの電話での予約という部分に切り替えさせていただいているのですけれども、「町長がおじゃまします」の中でどうして午前からではないのかとか、そういういろんな意見もいただいているので、次年度に向けてスムーズに予約できるように再検討したいと思っております。

答弁 町長 小林生吉

一番最初にあった退職金の取扱いについては、今支給を差し止めてどうするかというところを検討しているということであります。病院における十分な感染対策と、それから入院されている方、介護医療院を利用されている方とご家族それぞれの思いにもできるだけ応えるという、その両方を考えた中で、なかなか最適な答えが見つけにくいところでありますけれども、できる限りの希望に添えるように今後も院内での状況を小まめに確認しながら、その辺の対応についてやってもらうようにしていきたいというふうに思います。ただ、介護医療院も、私も母が入院しているのですけれども、例えば誕生日のときとかに家族が会って、ケーキとか、そういうものも用意してくれたりとかして、そういう細やかな心配りもしながら今利用者の方に向き合ってくれたりというようなこともしているというような状況でもあります。早く感染状況が収まって、もっと安心して従前のように面会等ができるような状況になることが待たれますけれども、それまでの間いろいろ試行錯誤しながらというところもありますけれども、できる最大限の対応を図っていくように今後も努めていきたいというふうに思います。

質問 5番 宮崎泰宗

それぞれの質問に対して真摯にお答えをいただいたかなというふうに思います。今の中でいうと後段の部分のものがインフルエンザの予防接種の受け付けに関するお答えというのはすごく分かりやすくて興味深いところがあったなというふうに思うのですけれども、なかなかこれが多分浸透していないところが、住民の皆さんは、何でそうなっているのかということが分からなかったりということが、こういうことだけではなくていろいろあると思うのですけれども、町民の皆さんにとってのそういった素朴な疑問であるとか、今のようなそういった予防接種等のご案内であるとか、施設等の利用方法であるとかというようないろんなことがあると思います。この町民の皆さんが疑問に思うようなことなどを、話がそれるところもあるかもしれませんけれども、町からのお知らせ等でお伝えしていくことというのは当然できるというふうに思うところで、私こういった点も含めて、せっかく各世帯に配備されている防災無線があるわけなので、もっと活用しないのはもったいないのではないかなというふうに思うところです。本当に大事なのは何か災害があったときのためでありますから、このために防災無線がちゃんと機能しているかということの確認ということでいえば毎日の夕方5時の音楽、「野ばら」という曲だったかなというふうに思うのですけれども、この曲がこのことに関して役立っているというふうに思うのですけれども、これがコロナ禍というときには毎日のように活用されている時期もあって、多くの町民の方々も興味を持って町からのお知らせに耳を傾けていただけていたのが、今でいうとほとんどの日でこの音楽以外にほかに放送されているお知らせなどがないというのはちょっと寂しい気がするところであります。この点なかなか、例えば広報紙などの紙面に目を通すお時間がないというような方も結構いらっしゃると思います。こういった方にも町のいろんなことを知っていただくであるとか、把握できるものでもあると思いますし、また例えば町民の方の取組とかがテレビで放送されますよとか、結構最近ありましたよね、放送されたことが。そういったお知らせであるとか、直近の広報を見ても思ったのですけれども、小学校の取組というのが道新の記事の取扱いの中に掲載されるということがお知らせとしてあるのだけれども、広報が届いたときにはその新聞は何日か前の新聞だったりするというようなことも、細かいところではありますけれども、こういったこともあったりするので、何かそういうことで少しでも町民の皆さんに防災無線なんかを活用してお知らせできること、また素朴な疑問にお答えできること、これ毎日ということでなくても週に1回とかでもお知らせ等活用できることがあるのではないかなと思うのですけれども、この点について再度お伺いできたらというふうに思います。

答弁 町長 小林生吉

防災無線については、非常時、緊急時に機能するということが最も重要なところだというふうに考えています。コロナの感染が拡大していった時期については何度も放送するというような対応を取ってきています。今の運用が絶対ということでも一方ではないのかなというふうには思っています。ただ、ほかの町村の事例でもお知らせを頻回にやると一番大事なスイッチを切ってしまうとかというようなことがあって、それだけは避けなければいけないかなというのがあるので、そうならない範囲の運用について内部のほうで検討させたいというふうに思います。あわせて、どういう基準で運用していくのかということも改めて町民の皆さんにお知らせしておくことも大切かなというふうに思いましたので、その辺りも含めて周知をするように検討していくようにしたいというふうに思います。

質問 5番 宮崎泰宗

今町長から防災無線の活用ということに対してもお答えをいただきました。今町長がおっしゃったように、うるさいという理由で音量を下げられるであるとか、電源を切られるであるとかということは一番避けなければいけないことだと思いますので、ここは一番気をつけなければいけないと思うのですけれども、うまく防災無線を活用していけば、自分には関係ないと思う人がいたとしても、もしその人にとってすごく必要なニュースなどが一回でも何か聞けた場合には物すごく印象が変わったりもするかもしれないので、そういった発想も含めてぜひ適切な活用をしていけるように、この点についてもぜひ考えていっていただきたいなというふうに思います。また、これは次の質問につながる部分でもあるかと思いますけれども、今後学校建設などにおける大きな支出ということが想定されていることにおいて、今お伺いしたような病院での面会のことであったり、住民の方が疑問に思うこと、これについてはすごく重要な理由が、密集を防ぐであるとか、午前中感染症のお電話を受ける必要があるであるとか、そういったこともありますし、こういったことをしっかりと、今お話しさせていただいたような伝えるということもそうですし、いつまでも面会を制限しているというわけにも恐らくいかないのだとは思うのです。この点住民サービス、住民対応ということを、ほかでそういうことがあって、そういったことをおろそかにするということにはならないと思いますので、こういったことへの対応についてもしっかりと考えていっていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。この質問についてはここまでとさせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる