みんなの議会

中頓別町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日

デマンドバスの導入について

2022年6月7日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「デマンドバスの導入について」質問し、町長 小林生吉、総務課参事 笹原等が答弁しました。

質問者
宮崎泰宗 議員
答弁者
町長 小林生吉、総務課参事 笹原等

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 宮崎泰宗

それでは、2問目はデマンドバスの導入について伺いたいと思います。来年10月に宗谷バス天北宗谷岬線の運行が見直されることとなり、浜頓別高校への通学や中頓別町から浜頓別町、音威子府村間のデマンド運行を独自に行うため、今定例会ではバス車両3台の購入費用と車庫の建設設置費として総額約8,500万円の補正予算が計上されておりますが、今後の計画としては現状でどの程度まで具体化されているのか。中頓別町、浜頓別町、2町での共同運行という形になると思いますが、実施主体や運行業者、運行時間やそれに伴い必要となるドライバーの人数などの想定についてはいかがでしょうか。通学バスの送迎の範囲、部活動、行事などへの参加に必要となる休日の運行、デマンドバスはどのように利用することができるかなど、現在想定しているバスの利用方法についても伺います。現在町内においては、民間のタクシー業、スクールバス、各施設が運営する送迎バス、ライドシェアなどの移動手段が確保されておりますが、デマンドバスの導入においては町内でのデマンド運行や町内外への交通を一体的に行う必要性も将来的には考えられると思いますが、この点についてはいかがお考えでしょうか伺います。

答弁 町長 小林生吉

デマンドバスの導入についてのご質問にお答えしたいと思います。来年10月に浜頓別町から音威子府村までの区間で運行している路線バスが見直しされることから、見直し後において現行ダイヤで音威子府村でのJR特急接続が確保されている便や浜頓別高校への登下校に利用されている便数を維持するなど、できるだけ利便性を低下させないように留意した上で地域の交通を維持できるよう現在各種調整を進めているところであります。デマンドバスは、中頓別町、浜頓別町の2町で必要な負担を行いながら安定的な輸送の確保を図っていくこととなりますが、道路運送法に基づく自家用有償運送の申請、登録が必要となることから、運行事業者が所在する中頓別町、本町が申請、運行の主体的な立場で進めていくこととなります。今回の見直しでは、既存で運行している町内のスクールバスも含めて運行体制を構築することで、車両や運転手など少しでも効率的な事業の展開とすることができるよう現在スクールバスの運行を受託している事業者を運行事業者として見込んでおりますが、デマンドバスや高校通学便の対応を考慮しますと新たに2名のドライバー確保が必要となり、既存のドライバーを含めて全体で6名のドライバーで対応していくことを想定しています。高校通学便は、生徒が居住する地区から運行する予定であり、部活動や学校行事などにも対応できるよう土日でもバスを運行させていくことで考えており、利用方法については今後浜頓別高校とも協議、連携しながら検討していきたいと考えております。なお、デマンドバスについては、電話で予約していただいた上で運行することとなります。現在の町内で運行しております各種交通資源に関しましては、民間のタクシー業につきましては地域にとって必要な交通として今後も維持、継続していただきたいと考えておりますが、町が実施している交通についてはより効率的で効果的な方法を模索し、将来的には一体的な体制の中で運行できる仕組みを構築していく必要があると考えております。

質問 4番 宮崎泰宗

このデマンドバスの導入については、常任委員会であるとか全員協議会なんかでもかなり説明をしていただきまして、理解としては深まっていっているようなところかなというふうに思います。ご答弁のほうもしっかりいただいていますので、ちょっと細かいところになってしまうかもしれませんけれども、再度お伺いできたらなというふうに思います。高校通学便を含めたこのデマンドバスを来年10月から町で運行するということで、高校通学便については町単独、浜頓別町から音威子府村までの間のデマンドについては浜頓別町と中頓別町、2町で負担をしていくということになるかと思いますが、現在町内でスクールバスの運行を受託している事業者にデマンドバスも含めて委託するような形を想定しているということから、事業者が所在する中頓別町が法令に基づく申請、登録などを主体的な立場で進めていくことになるということで、これを聞くとちょっと複雑というか、曖昧な形のように感じる方もいらっしゃるのではないかなと思うのですけれども、この点で何か例えば事故などがあった場合の保険の関係であるとか、責任の所在などについてはどうなるのでしょうか。スクールバスの運行のほうでは現在このような点についてはどうなっているのか、今後スクールバスと高校通学バス、デマンドバスを一体的に運行する上ではどのようになっていくのか、この点についてはいかがでしょうか。また、ドライバーの人数についてですけれども、6名体制を想定しているということで、現在のスクールバスの人数に2名追加して6名ということにご答弁でいうとなるかと思うのですけれども、委員会などでもそういう説明があったかなと思います。となると、スクールバスについては現在4名体制ということになると思うのですけれども、これに高校の通学とデマンド路線が追加されて、プラス2名で無理なく運行できるのかというところも気になりました。加えて全体で6名としても、ドライバー確保の見通しについても現状現実的なところなのか、この辺についてもドライバーの関係を伺いたいと思います。また、バスの利用者としてバスを利用する方々の側のことで、高校通学便を利用する高校生の料金は無料を想定しているというお話がたしか常任委員会等であったかなというふうに思います。高校通学便以外のバス利用者の料金などについては、どのようなことを現在想定されているのか。高齢者の方々の減免措置であるとか、若い方は減免はないとか、そういうようなことをどのような感じで想定されているのか。利用するに当たっては、電話での予約制ということなのですけれども、これについてもどこに電話をして、どうやって予約を取るような形になるのか。また、デマンドバスの乗り場についてはどこになるのか。ターミナル1か所なのか、複数設けるのか、利用される方はそんなに多くないかもしれないので、迎えに行くような形もできるのか、この辺も現在想定されている部分でお伺いできればなと思います。予約について、例えば本当に一件でも予約があれば曜日とかそういったものに関係なく運行されるのか。高校生についてもふだんはそんなに問題ないというか、高校との年間予定の連携とかで分かると思うのですけれども、当日の利用者というのは、そのときによると思われる休日の部活動についてはデマンドの利用者と同じような感じで予約をするような形になるのか。それと、デマンドのほうで、基本的には予約をして中頓別町から浜頓別町方面、音威子府村方面に行かれると思うのですけれども、例えば当日にしても後日にしても戻ってこられる場合というのも、帰ってくるときが行く段階で分かればいいと思うのですけれども、あらかじめ伝えておけば中頓別町からその日、その時間乗っていく人がいなくても音威子府村側、浜頓別町側に迎えに来てくれるのかというところ。そういう形がちゃんとできるのだったら、町民の方だけではなくて町外の方の利用についても中頓別町に行く手段としてこの辺は想定されているのか。町外の方にとっても交通手段として公のものとなるのか。この辺り今想定されている範囲で、または考えていることについてお答えできる範囲で伺えたらなというふうに思います。

答弁 総務課参事 笹原等(総務課参事は2022年6月まで)

まず、たくさんのご質問をいただきましたので、もし漏れていましたらご指摘をいただければと思います。それに加えまして細かい利用のルールに関しましては、先日もお話しさせていただきましたけれども、この秋以降に設置します交通会議の中で細かいところを決めていきますので、今現在で想定している部分についてお話をさせていただければと思います。まず、車両に掛ける保険なのですけれども、車両に関しましては、今回補正で予算要求をさせていただいておりますとおり、町が購入する形になります。ですので、町の名前で保険を掛けるということになります。ですので、責任の所在というところがありましたけれども、そういった部分で責任の主体は町になってくるということであります。ただ、想定されるかどうか分からないのですけれども、保険でカバーできないような、補償しなければいけないような部分が出てきたときに対応できるように、デマンドに関しては浜頓別町と一緒にやっていく形になりますので、何かしら覚書みたいなものを交わしながら、その辺の責任の分担といいますか、そういったものを明確にしていければいいのかなというふうに考えています。あと、ドライバーの人数でありますけれども、現状事業者とのいろいろ協議を重ねる中で確認している部分といたしましては、現状小中学生のスクールバスの運行に対応している職員といいますか、ドライバーとしては、フルタイムの職員が2人とスポットで入る職員が2人というふうに聞いています。これに加えまして今回デマンドと高校通学バスと運行することを踏まえますと、新たに2名のフルタイムの職員が必要だということから、全体では6名の職員で回していくことを想定しています。このドライバーの確保の見通しでありますけれども、現状この話がありまして、2名のドライバーが必要だという中において、その2名のうちの1人に関しましてはある程度めどが立っているというふうに聞いております。ただ、いずれにいたしましてもまだもう一人確保していく必要がありますので、町といたしましても町がやっています無料職業紹介所ですとか、あるいはコロナの状況にもよりますけれども、首都圏等でやっております移住フェアなんかにもそういった募集の状況があるというようなことを周知しながら、ドライバー確保に少しでも寄与できればいいかなというふうに考えております。それと、バスの利用の料金でありますけれども、おっしゃるように高校生は現在無料でというふうに考えています。デマンドバスの料金に関しましても、これも交通会議の中で決めていくテーマではありますけれども、事務的なところで考えておりますのはあまり細かく料金設定をしないで、例えば浜頓別町から中頓別町、中頓別町から音威子府村というような区間を区切りながら、なるべくお金のやり取りも面倒がないような形の料金設定はしたいと考えています。ただ、現行で走っている路線バスの料金をなるべく上回らないようにということに留意しながら料金設定をしていく必要があるかなというところは浜頓別町とも話しているところであります。電話での予約ですけれども、ここはまだ明確に決めていません。ですので、現在受託が想定されている事業者のところにそういった電話を設けるのか、あるいは現在のバスターミナルを活用してそこを窓口とするのか、それはこれからの協議になるかなと考えています。あと、バスの乗り場ですけれども、基本的にデマンドバスに関しましては、現在路線バスが走っているように国道部分を走ることになりますので、今事務方として考えているものとしてはどこかにバス停的なものを設けるのではなくて、ある程度その路線上で自由にといいますか、ある程度その路線上にいれば乗せられるような形で考えられないかというような方針で今は考えています。それと、バスの運行ですけれども、一件でも予約があれば運行するかどうかというところに関しましては、一件でも予約があれば運行するということで考えています。あとそれと、休日の部活動等に対する対応でありますけれども、生徒から直接連絡をもらう形になるのか、あるいは学校から連絡をもらう形になるのか、この辺りは学校とも協議しながら決めていきたいというふうに考えているところであります。あと、デマンドバスの戻り、音威子府村から乗ってくるような部分に対しての対応ですけれども、これも当然予約をいただければそこに迎えに行って乗せてくるということは考えています。ですので、中頓別町、浜頓別町方面から音威子府村に向かって出ていく人はこの仕組みを知っているので、ある程度事前の予約はできるかもしれませんけれども、町外からこちらのほうに入ってくる方に関しては、なかなか制度を知らなければ利用につながらないというところもありますので、その辺りはできるだけそれぞれのまちのホームページを使ったりだとか、これはまだ協議していませんけれども、例えば音威子府村の駅のほうにこういったものがありますよというようなポスターの掲示みたいなところもご協力いただけないかということは担当レベルとしては話をしているところでありますけれども、そういったところで周知には努めていきたいというふうに考えています。何か漏れがありましたらご指摘をいただきたいと思います。

質問 4番 宮崎泰宗

全て今質問させていただいたことはお答えいただいたかなと思います。具体的には秋以降ということなので、現時点でなかなかはっきりできないところもいろいろあると思いますけれども、時間はまだこれからあると思いますので、特にバスを今も利用されている方、これから利用が見込まれる方のニーズであるとか意見とかそういったものも捉えて、今後もいろいろと議論させていただきながら、将来性のあるデマンドバスにしていただきたいなというふうに思います。以上で私の一般質問は終了します。

出典:中頓別町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる