みんなの議会

中頓別町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日

働き改革は進んでいるかについて

2020年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「働き改革は進んでいるかについて」質問し、町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁、教育長 田邊彰宏が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁、教育長 田邊彰宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号7番、細谷でございます。それでは、働き改革は進んでいるかについてご質問をさせていただきます。新型コロナウイルス緊急事態宣言が出ていますので、なるべく最少の時間でご質問させていただきます。少子高齢化が進む現在、日本の社会や経済を維持可能なものにするために、長時間労働の是正や非正規雇用から正規雇用への転換など、一人一人が健康でよりよい将来の展望を持てることを目指して、2019年4月1日から順次働き方改革関連法が施行されました。そこで、中頓別町役場の現状について次の3項目について伺います。①、役場における働き方改革の具体的な取組について。②、職員及び臨時職員は有給休暇を適切に取得できているのか。取得率はどのくらいか。管内の自治体として妥当な数値なのか。③、中頓別町のイベント等は多いが、土日出勤の場合の代替措置、代休措置、それは適切に行われているのか。以上、3項目について伺います。

答弁 町長 小林生吉

細谷議員の働き方改革に関するご質問にお答えしたいと思います。まず、1点目でありますけれども、働き方改革の基本は業務や人事面での調整及び効率化を図り、超過勤務時間の抑制及び休暇の取得率を向上させ、継続的な業務の執行に支障を来さないように職員の健康管理を図るものと承知しております。当町では、平成30年度から役場庁舎内における20時以降の退出者調査を行ってその実態を把握するとともに、職員の配置に関し、課長級人事評価において組織体制に係る聞き取り項目を追加して把握を行い、適切な人事配置に心がけているものであります。また、業務の効率化を図る上での個々の業務マニュアルの策定を推進しているところです。令和元年度は、前年の超過勤務時間及び休暇取得調査を行い、その調査を踏まえた上で、課長会議を通じて働き方改革の内容を全職員に周知し、目標を掲げて取組を行ってきています。超過勤務につきましては、通常の職員は休日労働を含まず、月45時間以内の上限規制となっておりますが、当町の取組としましては20時間以上の超過勤務者は所属課長から超過勤務時間調査報告書を提出し、その中で超過勤務の理由及び是正方針の報告をもらっており、その状況の把握に努めることと対策を構築する上での参考としております。なお、現在までの取組の評価及び令和2年度以降の計画策定を円滑に進めるため、職員組合の代表者を含めて組織される中頓別町安全衛生委員会を再整備し、2月17日に会議の開催をしているところです。前年度の評価及び次年度以降の取組を協議しているものであります。2点目であります。働き方改革においては、10日以上の年次有給休暇が付与される全労働者に対し、毎年5日、時季を指定して有給休暇を与えるものとされております。町としましては、当年の最大付与20日に対して10日以上の休暇を取得するよう目標に掲げるとともに、夏季休暇100%取得を目指し、取組を行ってまいりました。管理職を含め一般職員につきましては、有給休暇の目標に対して、平成30年度は88.8%、令和元年は98.5%の達成率になっております。臨時職員におきましては、調査を実施しておらず、緊急に病院を除くフルタイムの臨時職員のみを調査した結果146.7%でありました。全体的にほぼ目標が達成できたものと考えております。また、夏季休暇におきましては、平成30年の88%に対し、93.4%まで上昇しており、目標には達していませんが、まずまずの取得状況にあると考えております。また、働き方改革における対応は、個々の町村で目標を掲げて対応すべきものであり、管内の自治体と比較すべきものではないと考えられることから、管内各町村の取得率調査は実施しておりません。今後も職員組合の代表者を含めて組織されている中頓別町安全衛生委員会で目標を定め、取り組んでいくほか、次年度においては会計年度任用職員を含めて調査及び実態把握に努めていくことといたします。3点目であります。中頓別町職員の勤務時間、休暇等に関する条例第5条の週休日の振替及び第10条の休日の代休日において定められ、取得が可能となっております。振替日及び代休日は、個々の職員の業務に支障がないよう、できるだけ日程の申し出により週休及び代休日を指定しているところです。調査の結果では、一般職はほぼ取得できていますが、管理職は取得できていない状況にあり、また各課での対応にも違いが生じている状況がうかがえますので、今後の働き方改革推進における検討事項としたいと考えております。以上です。

再質問 7番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。そもそも働き方改革とは一体どんな視点でどのように改革すべき事項なのでしょうか。外枠だけ規制を行っても、働く側の意識が変わってこなければ、この問題は根本から解決しないのではないでしょうか。私が必要だと考えるのは、働く人たちの意識の改革が最初に行われなければならないということです。そこにはトップが職場を変えるという強い意欲の下、職員全員が働くことについていま一度立ち止まって考える必要があるのではないか。なぜ自分が働くのか、何がしたいのか、生活に必要なお金はどれぐらいなのか、自分のライフスタイルをしっかり考えなくてはなりません。真の働き方改革とは、働く人それぞれに光を当てて、働かせるのではなく、意思を持って思考して働くことが何より重大になってきていると思います。そこで、何点か再質問させていただきます。まず最初に、町職員の健康管理について伺います。私は、平成29年第4回中頓別町議会定例会で、過労死を防ぐ町職員の時間外勤務についてという質問事項に、町長は職員のストレスチェックの実施や管理職の人事、業務管理研修会等への派遣を継続してまいりますとご答弁をいただきました。それでは、ストレスチェックについてお伺いをいたします。労働衛生法の改正で、労働者50人以上の事業所では年1回のストレスチェック、この実施が義務づけられております。この背景にあるのは、仕事などで大変強いストレスを感じてメンタルヘルス不調を訴える労働者が全国的に年々増えていることと、そういう実態があって法が改正されました。まず、ストレスチェック、これは中頓別町役場で実施していると思いますが、その結果をお知らせください。また、ストレスチェックの結果、集団的に分析して、必要な場合は職場の環境改善を進めるよう努力、努めることが普通だが、中頓別町役場では職場環境の改善が求められる課があるのかどうかも伺います。次に、時間外勤務減少について伺います。厳しい経済情勢の中で、民間企業は残業時間を大幅に減らす基本的にはゼロベースの取組に大変な努力をしています。まず、時間外勤務、休日出勤に歯止めをかけて、その中で業務の見直し、効率化を行い、人員配置の見直し、分業を進めることで時間外勤務の削減に努めています。そこで、中頓別町役場においても働き方改革の内容を全員に周知し、目標を掲げて取り組んでいるようだが、各課によって状況は違うと思いますが、町職員の1人当たりの年間平均時間外勤務時間、それと特に平均を上回る課はあるのか伺います。また、時間外勤務を削減するための各課の取組についての現状を伺います。さらに、昔ながらの風潮で、自分の仕事は時間内に終わったが、各課の管理職、他職員が残っているので、部下が帰りづらいという環境はないのか、これもお伺いいたします。また、厚生労働省の労働基準局長から、時間外勤務の現状について労働時間の適切な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン、これが示されていますが、このガイドラインの中では自己申告による労働時間の把握は曖昧な管理となりがちであることから、定期的な実態調査が望まれるとあります。時間外勤務に関する定期的な実態調査を中頓別町の役場では行っているのか、これも伺います。最後に、土日出勤の代替措置について伺います。土日出勤の場合の代替措置、代休措置の調査の結果で、一般職はほぼ取得できているが、管理職が取得できていない現状はどうしてなのか。また、各課での対応に違いが生じているのはどうしてなのか伺います。さらに、土日祝日事業において、今後職員の休日労働時間の削減を図る必要から、毎年行われている町の事業において有効な運用見直し、内容の簡素化などの考え方はあるのかも伺います。次に、役場の中には教育委員会もありますので、学校における働き方改革について教育長に伺いたいと思います。学校現場を取り巻く環境が複雑化、多様化し、学校に求められる役割が拡大する中、教員が心身ともに健康で働き、より質の高い教育活動を行うために北海道教育委員会では学校における働き方改革の北海道アクションプランを作成して、これまでの働き方を見直すように通達をいたしました。こういった働き方改革を進めていく中で、教員の負担として一番問題視されているのが時間外労働ということだと思います。校務分掌や職員会議といった学校全体に関わる業務が入れば教員の主たる業務である授業準備より先に取り組まなければならず、さらに保護者との面談や家庭訪問といった緊急の対応が迫られた場合には残業だけでは終わらず、持ち帰りによる業務も発生することから、これが大きな負担となり、長時間労働にもつながっているかと思います。こうした中、北海道教育委員会が実施した公立学校教員勤務実態調査の平成29年度の調査によると、週60時間を超える労働時間となっている教員の割合が小学校で23.4%、中学校教員の46.9%となっていることが明らかになりました。週60時間の労働は、月に換算すると80時間の超過勤務となり、厚生労働省の示す過労死認定ラインを超えるもので、労働基準に反する違反な勤務実態が明らかになりました。そこで、伺います。中頓別町の教職員の勤務実態の現状を数字で分かれば教えてほしいことと、教育長も教育行政執行方針で学校における働き方改革の取組を述べられましたが、教員の新年度に向けた働き方改革における実効性のある具体的な取組についてお伺いをいたします。

答弁 総務課長 小林嘉仁(総務課長は2022年3月まで)

あまりにも質問が多いので、もしかしたら忘れている部分もございますと思いますので、後でご指摘いただければというふうに思います。まず、管理の部分でちょっと難しい部分といいますか、課の部分で問題があるかというところかなというふうに思いますけれども、臨時的な特別の事情がある場合の条件規制というものが実はございまして、これは繁忙期の一時的な措置となる部署でございます。これにつきましては、建設課の除雪及び冬期間における自動車学校、予算、決算時の政策経営室、選挙管理委員会による選挙対応時の総務課が該当するというふうに考えております。これらは、年間の制限である720時間の制限に収まっているところではあります。慢性的な業種としましては、専門的な職種、産業課の技術者であるとか、教育委員会の社教主事に該当する者及び産業課の観光部門と考えておりますが、一般的な部分につきましては、制限につきましては年間360時間を超えているという状況にはありません。先ほど平均的というふうな形で言われましたが、平均の時間のほうについては今のところ調査していないので、お知りになりたいということであれば、後ほど出すことは可能でございます。それから、45時間を超えるという者に関しましてもいらっしゃいまして、特に教育委員会関係があろうかなというふうに思っております。各課の取組につきましては、その課ごとに、その人ごとにどういう対策が取れるのかということをしっかりと考えていただいていると。内部での調整等も含めて、あるいは事業内容の部分についても変更を加えるとかということも含めて検討いただいているところであります。それから、管理職が帰らないで、一般職が帰りづらいというふうな話もございました。それにつきましては、総務課でいえば残っているのはほぼ管理職であり、一般職は帰っております。そういった環境は、改善されているというふうに考えております。答弁でもお答えしたように、所属長は月に20時間以上の超過勤務がある場合は調査報告書の提出を義務づけておりますので、そういった部分の把握ができていて、一般職には声かけがされているものというふうに考えております。それから、ガイドライン部分について、自己申告によるということで、これにつきましては安全衛生委員会のほうで報告をするために私のほうで定期的な調査をしています。これ、1か月に1回、時間外の調査についてはしているということと、それから年間を通じての調査を実施して、各課ではどのような状況かということを把握している状況であります。それから、ストレスチェックについて聞かれていたと思いますが、ストレスチェックは平成30年度から実施しております。平成31年度には一定の条件を満たす臨時職員にも拡大しております。それから、令和元年度から南宗谷消防組合の職員まで拡大を行っているところであります。ストレスチェックの実施は任意でありまして、令和2年2月までの実施状況は全体で44%となっております。ただし、役場における実施率が低く、今後も推進を図っていくとともに、その結果を踏まえた対応につきましても安全衛生委員会で検討を行うということにしております。安全衛生委員会では、メンタルヘルス、ハラスメント及び仕事の悩みに係る相談窓口を開設することが協議されまして、気軽に相談できる体制を構築することとしております。また、中頓別町いのち支える自殺対策行動計画に基づき職員研修を行う必要があり、令和元年度につきましても職員向け研修を実施してございます。これについて過度のものというふうな話がありました。5名程度の方がストレスの部分について重い状況を抱えているという部分がありますが、これもまた時期によって変わってくるということもございまして、課のほうで様子を見ていただくというふうな対策を組んでいるということでございます。大体こんなものでしたでしょうか、何か忘れている部分ございますか。(何事か呼ぶ者あり)

答弁 総務課長 小林嘉仁(総務課長は2022年3月まで)

振替休日について忘れていました。振替休日につきまして、一般職については代休等をなるべく与えるよう管理職のほうが配慮しているというところがあります。ただし、管理職は逆に休みづらいという傾向もございまして、取っていないというふうなところもあります。特に事業あるいは行事等を行った場合に他の管理職のほうから手伝っていただくというふうなところもございまして、そういった面で自分だけ代休というのは取りづらい状況かなというふうに思っておりますが、担当課に関しては間違いなく出なければなりませんので、今後については考えていきたいと。それから、多分土日の事業の簡素化についてもちょっと話をされていたかというふうに思われますけれども、事業の簡素化につきましては、特に土日の事業につきましては実行委員会体制で行われているものが主なものであるというふうに考えておりますので、我々のほうから簡素化をするとかというようなことはできないかなというふうに思っております。これにつきましては実行委員会のほうで考えていただきまして、我々も担当部署については代休を取るようにというような形で進めていきたいというふうに思っております。あと忘れたことございますでしょうか。

答弁 教育長 田邊彰宏(教育長は2022年3月まで)

細谷議員の質問に答弁させていただきます。学校における働き方改革ということで、大きく職員の勤務時間の現状、それから教員の働き方改革で実効性のある取組について、2点質問があったと私は理解しました。最初のほうですけれども、勤務時間の現状ですけれども、数字的な具体的なものは特にございません。ただ、明確に示しているのは、先生方は18時30分までにはお帰りください、6時30分までは帰ってくださいということは言っております。これがおおむねできているかどうかは学校によりますけれども、今現在は全て勤務時間で帰っていると私は思います。これができれば言うことはないのですけれども、なかなか日常的にはこれができない。小学校の先生と中学校の先生で多少違いますけれども、小学校の先生は子供がいるときは自分の仕事は基本的にできません。子供が帰った後に仕事になります。会議等は勤務時間中にありますから、小学校も中学校もそうですけれども、基本的には16時35分になっています。これまでに会議は終わります。これが延びることは、今の状況ではほとんどありません。その後会議等がなければ、子供たちが帰るのは小学校は3時半以降、それからおおむね3時間、この中が自分の教材研究であるとか、そのとき保護者が来れば面談等もあると思いますけれども、この時間になります。中学校の先生は、この時間は部活になります。ただ、中学校は空き時間がありますから、その中で自分の教材研究であるとか、分掌の仕事はすると。私も教員でしたから、そういうふうにやっていました。それで、自分も部活をやっているときは80時間有にやっていたと思います。やっていたと思いますけれども、それは生きがいでやっていたという思いもあります。考え方は、それぞれ個人にもよると思います。それで、実効性のある取組ですけれども、部活にかかわっては、中学校は複数顧問制を取っています。部活もスクールバスに合わせますから、6時以降は実施していません。平日は1回休みます、土日も1回休みます。これはかなり有効性のある取組。それから、学校閉庁日、お盆の休暇で3日、それから年末年始は6日、9日以上これはやっています。これも非常に実効性のある取組です。それから、ストレスチェックも実施しています。そして、もう一つ、客観的な勤務時間の把握も、校務支援システムを導入しなくても今小学校、中学校で実際に自分がどのぐらい勤務しているのかというのは今現在やっています。それは自主的にやっているだけであって、それを求めていないので、数字的には出ていないのですけれども、それで客観的に自分はここまでいるのだなというのは先生方一人一人が自己認識しているというふうに思います。そこで帰るか帰らないかなのですけれども、今仕事を持ち帰るということはほとんどありません。持ち帰るときには校長の許可が必要ですから、ほとんどは学校で済ませなければならないのです。自分が教員をやっているときには黙って持って帰ってやっていましたけれども、今はそういうことが厳しい時代になりました。簡単に言えば、そのことが若干先生方の勤務時間を長くしているというふうにも捉えられないことはないと思います。ただ、いずれにしましても、実効性のある取組として今申し上げましたけれども、あと留守番電話の設置、それからもう一つは変形労働時間制、これについては先生方によって考え方に違いはあると思うのですけれども、簡単に言えば、学校のある勤務日、月曜日から金曜日までありますけれども、このとき超勤した時間をまとめて長期休業時に持っていくというのがいわゆる変形労働時間制です。そうなると、夏休み中は先生方は休んでしまうということなのですけれども、そういうこともできるという制度になります。これを使えれば、今でも基本的に先生方は土日を入れて9日間の連続の休暇は取っている先生はいます。こういうことができるようになると思います。いずれにしましても、教員というのは何かあったらそれに対応しなければなりません。そこは理解していただきたいと思います。毎日が健やかに豊かな学びと元気な子供たちが学校に来るために、先生方も努力していますので、お声がけ等をいただけたら大変幸せでございます。

再々質問 7番 細谷久雄

それでは、再々質問させていただきます。町職員の取組状況についてご答弁をいただき、ありがとうございました。今後とも職員の健康保持の観点から働き方改革を推進していただけますようよろしくお願いいたします。それでは、再々質問させていただきます。再々質問では私が思うこれからの働き方改革を推進していくための町職員の望ましいライフスタイルを述べますので、町長の考え方を伺いたいと思います。それは、働き方改革と関係がなさそうなペーパーレス化です。国では平成31年3月、行政文書の電子的管理についての基本的な方針を定め、国の行政機関に示しました。現在の自治体の書類管理において、ほとんどの自治体で書類作成にパソコンを利用しています。紙で書類が管理されている場合は、利用したい情報があれば、棚からファイルを出したり、段ボールから目当ての書類を探すなど、物理的にその書類を探し出さなければなりません。ファイルを探ったり、お目当ての書類を探す手間と時間は効率がいいとは言えません。ペーパーレス化によって書類がデータ化されていれば、保存されている全ての文書に検索をかけることができますので、瞬時に探している書類にアクセスできますし、また今北海道では新型コロナウイルス緊急事態宣言が発令されていますが、こういう場合でも役場に出勤することなく、別の場所からいつもと変わらない環境で業務をすることができますし、時間と場所に左右されずに仕事を行うことができます。また、ペーパーレス化の大きなメリットの一つに紙代や印紙代のコスト削減が挙げられます。紙代、印紙代だけでなく、それに伴うプリンターのメンテナンスコストや電気代まで節約することができます。紙の書類がなくなれば、必然的に印刷した紙を保管するスペースやコピー用のストック場所を確保する必要がなくなり、これによって空いた庁舎スペースに私は自由に着席して作業ができるフリーアドレスや、多くの役場職員は一日中座りっ放しという状況の場合が多く見られるので、昼休みなどは身体を伸ばせるようなミーティングルームなども確保できると思います。さらに、紙の書類は物理的な紛失、盗難、火災による焼失など、一度失ってしまうと復元することは不可能です。一方、ペーパーレス化によってデータ化された書類は、クラウド上に保存しておけば、パソコンや自社のサーバーが故障したり盗難に遭ったりしても復元することができますし、紙を消費することはそれだけ森林を伐採しているということです。環境破壊、それに伴う地球温暖化などの問題が山積みする中で、地球環境の保全にもペーパーレス化は有効だと思います。持続可能社会をつくるためにも、ちょっとお金はかかると思いますが、今後を見据えて取り組んでいただきたい働き方改革だと私は思いますが、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 小林生吉

細谷議員の将来的な職員のライフスタイルというところも視野に入れたご提案というふうに受け止めさせていただきました。ペーパーレス化ということももちろん一つの方法だというふうに思っています。今将来的な自治体の在り方について、一昨年ですか、自治体構想2040というのが出ておりまして、2040年には担い手を確保することの困難性も含めて、現在行っている職員の数を半分ぐらいにというような提言も含まれていたかに思います。これが当然として受け止めることはできないというふうに思っていますけれども、こういう厳しい状況に向かってしっかり準備をしていくということ、そのことがやっぱり働き方改革の重要な一つの視点にもなっていかなければならないというのが私の認識であります。この中で職員の意欲を保持して、過度な労働にならない、かつ働きがいのある環境にしていくということは非常に至難の業であるというふうにも思いますけれども、それに向かって取り組んでいくというのが重要な使命だというふうな認識を持っているところです。AIの活用とかということも言われますけれども、例えば先ほどお話のあったペーパーレスの話も、これは20年くらい前にも、電子自治体というか、LGWANというネットワークができたときに、公文書の伝達なんかもその中でやり取りするというような、ペーパーレスを進めるというような方向性もありましたけれども、実態はほとんどの文書がメールに添付されて市町村のほうに送られてくるというようなことで、これは紙にしない限り公文書性がないという現状もやっぱりあるのです。そういったもろもろの課題はありますけれども、かつ言われるほどの速度で現状の業務の見直しが進んでいる状況ではないという実態はありますけれども、先ほど細谷議員がペーパーレス化をすることに伴って得られる効果、これは本当におっしゃるとおりだというふうに思っておりますし、こういったことを含めて業務の改善に取り組んでいくよう、私としても積極的に取り組んでいきたいというふうな考え方で当たっていきたいというふうに思います。

再々質問 7番 細谷久雄

これにはご答弁は要りません。最後に一言、働き方改革は働く側の意識が変わらなければ根本から解決はしません。働かせ改革とならないよう、管理職を初めとして働く人それぞれに光を当てて、働かせるのではなく、職員同士でしっかり議論し、一人一人が自分の頭で考え、納得することが大切だと思います。全ての職員が活躍でき、同じ目標に向かって最少の経費で最大の効果を発揮できますよう、働きやすい環境づくりに役場一丸となって取り組んでいただきたいと思います。また、教育現場においては、この働き方改革の中でいろんなところもありますが、まずは中頓別町の子供たちを一番に考えて対応していかなければならないと思います。教育長の教育行政執行方針にもありましたが、子供は宝であり、希望であります。未来に向けた人づくりに向けて、さらなる教育の質の向上に向けて教職員の働き方改革がさらに推進されますよう申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる