中頓別町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月8日
中頓別音威子府間バス路線廃止の新聞報道について
2015年3月8日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「中頓別音威子府間バス路線廃止の新聞報道について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一、総務課参事 吉田智一が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一、総務課参事 吉田智一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 宮崎泰宗
それでは、3問目、中頓別音威子府間バス路線廃止の新聞報道について伺います。天北線代替輸送バス路線の中頓別音威子府間廃止が新聞で報道されました。音威子府村が脱退することによるものでありますが、その理由は何か。音威子府村が保有する天北線の基金は、今後も代替輸送を行う自治体に全額分配されるのか。廃止案が現実のものとなれば、人口減少に拍車をかけ、観光面などにも大きく影響する事態になるのではないでしょうか。財政負担の割合を重視し、中頓別町をさらに行きにくい町にしてよいものか。ほかにも対策案があり、乗り合いタクシーの利用など、不確定要素は多いとのですから、住民ニーズや観光イベントの集客など、将来を見据えた意見を主張していくべきではないでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
中頓別音威子府間バス路線廃止の新聞報道について、先ほどと同じように遠藤まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
ご答弁申し上げます。音威子府村が天北線代替輸送連絡調整協議会から脱退する件に関しましては、昨年の3月に各議員のほうにも情報提供させていただき、その折に説明した内容と重複いたしますけれども、脱退の理由は音威子府村民の天北線バス利用ニーズが皆無であることから、その運営負担を今後も行っていくことは村民の理解が得られないとの理由からであります。音威子府村に配分された転換交付金につきましては、北海道や北海道運輸局では、転換交付金はその目的、趣旨に沿って処分することが望ましいが、自治体において地方自治法及び基金条例に反しない範囲で市町村において基金を廃止し、一般会計で受け入れることは可能であり、音威子府村が自由に活用できるとの見解を示しており、音威子府村が保有する転換交付金を原資とした基金は音威子府村が自由に活用でき、代替輸送を継続する他の自治体への配分はありません。本町にとって住民の足としての地域公共交通の確保は最重要課題であり、天北線代替輸送連絡調整協議会の中でも将来にわたって住民の足を守り、かつ基金の繰り出しを少しでも少なくできるよう取り組んできており、現在行われております天北線地域公共交通会議においても、当町の住民にとって極端に利便性が低下したり負担割合が大きくふえることがないよう慎重に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
質問 1番 宮崎泰宗
確かに昨年3月に情報提供というのはありましたが、音威子府村脱退の話というのはもう随分前から浮上していたことで、今でもなければ、昨年始まった話でもないと思います。また、音威子府村に限らず、どこが抜けてもそこで旧天北路線が途切れるわけですから、そうならないように昨年の3月以降も私は話し合いが続けられているというふうに理解をしていたのですけれども、そういう形ではなかったのかということが1点。また、利用人数が皆無であり、村民の理解が得られないとありまして、皆無ということは天北線のバスを利用する方は音威子府村には一人もいらっしゃらないということでよろしいのか。脱退すべきでないと考える村民の方も一人もいらっしゃらないのか。ニーズが少ないのか、全くないということなのか、わからないのですけれども、そのことははっきり言えば天北線が廃止されたという事実がその時点で証明していることであって、いよいよ村では利用する人がいなくなったから抜けますというのは、近隣自治体との関係性を顧みない行為なのではないかなと私は思います。中頓別町からも音威子府村のイベントに参加をしたりもしていますし、バスに乗って駅に行く方の中には音威子府そばを駅で食べることを楽しみにしている人もいるでしょうし、車や免許をお持ちでない方が音威子府村に用事があってバスで行ったら、食事をしたり名物を購入したりと、少なからず経済効果があるわけで、住民ニーズだけを脱退の理由にしてしまうことについてどうお考えになったのかということを2点目として伺いたいと思います。それと、転換交付金は自由に使えるということについて、これも前にお話がありましたけれども、代替輸送が始まって交付金が来るようになってから、どの町村についても初めから自由に使えるというものだったのか、最低限路線の負担と基金の積み立てとがあるわけで、音威子府村の脱退というのは決定事項で、それらの負担がなくなるから、残りは自由にということであっても、天北線に関連した例えばJRの駅の階段の利便性を高めるために使っていただくとか、脱退するにしても関連したことというのはまだあると思うのですけれども、交付金の考え方についても再度伺いたいと思います。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
まず、1点目の関係です。話し合いがその後も行われるというふうに認識していたということでありますけれども、昨年の26年3月9日に提出した私どものほうからの資料はお持ちだと思いますけれども、その中にも記載されておりますけれども、最終的に確認されている事項の中に、平成26年度の定期総会において一定の結論を出さなければならない段階を迎えていると、天替協の会長である浜頓別町長がそういうふうに申し上げました。これは、関係する4つの町村が全て、そのことに関して首長会議を開いた上で最終的な結論としてそういう方向を示していかざるを得ないという認識を持って発言した内容でありますので、つまりそのことからいけば、昨年の3月に私どもで説明した内容の段階で、音威子府村が抜けるということは次の総会の中で確認されるでしょうということの説明だったということでご理解をいただきたいというふうに思います。それから、私どももこの脱退に関しては、まずニーズが全くないのか、あるいは利用者が全くいないのかということですが、皆さんご存じだと思いますけれども、天北峠を越えてから音威子府村までの間、昔は住宅がありましたけれども、今は多分見えないと思うのです。つまり音威子府村から中頓別町方面に来る方が、利用される方がいないということをそのときの説明でもされておりました。私どものほうは行くほうですので、当然経済的効果も含めて、町長も首長会議の中で音威子府村長に対して、経済的効果は十分あるわけだから、それを単に利用者がいないからやめるというのは本意ではないということを強く申し述べておりましたけれども、結果としては村長は、そうは言われても議会を含めて住民の納得が得られないので、そういう理由で継続することはできないということのお話があったということで、決して私どもがそれを最初から容認をしてきたということではないということだけはご承知をいただきたいと思います。それから、交付金の取り扱いについてでありますけれども、これについては私も正直言って、今回のこの問題になって北海道、それから北海道運輸局のほうに浜頓別町長がこの問題が起きた後相談に直接行って、見解を聞いた結果として先ほど申し上げた結果になっているということです。我々としては、転換交付金として出されているものを積み立てたわけですから、当然それは転換交付金として最終的にゼロになるまで使うべきが本筋という考え方を持っておりますし、当初は多分どこの町村もみんなそういうふうに感じていたと思うのですけれども、最終的に今回音威子府村が離脱をしたいということで、音威子府村もこの件について多分確認をして、最終的にそういう結論を持っていたということですので、最初は多分それぞれの町村は全てこの基金は天北線代替輸送ということに使うべきものという認識を持っていたのではないかなというふうには思っております。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
ちょっと私から補足をいたしますけれども、平成元年にキロ当たり3,000万円でそれぞれの町村に交付金が交付されたわけです。中頓別町と稚内市が一番長い距離を持っていた、こういうことでありまして、当時はそれぞれ音威子府村から稚内市まで天北線代替輸送バスを走らせると、こういうような基本的な考え方でありまして、交付金をもらって、それを貯金しておいて基金にしておいて、そこから生まれる利息で赤字補填ができると、そういう計算をもとにスタートしたわけなのです。ところが、だんだん、だんだん利率が低くなっていって、その利息だけでは赤字補填できなくなって、元金を食いつぶしていっていると、こういうような状況になって、それぞれの町村が交付金の積み立てがなくなったときに本当に一般財源でバス路線を維持できるのかどうなのかと、こういうようなことを心配し出した。そういうことで、1市2町2村の間で、路線の見直しをしながら基金を少しでも長くもたせようと、こういうような努力をしていかなければならないだろうと、こういうような形になって現在を迎えていると。そういうことでありますから、当然我々も当初は交付金は代替輸送バスの運行に充てるものだと、一般財源化できるものではないという認識はそれぞれ持っていたと思うのです。ところが、今担当課長から話がありましたとおり、音威子府村が抜けると、こういうような話になった過程の中で、浜頓別町長がそれぞれの関係機関を回って歩いて調査をして、一般財源化できると、こういう認識になったと、こういうことでご理解をいただければと思います。
質問 1番 宮崎泰宗
転換交付金の考え方については、ご説明いただいたとおりだということで理解をいたしました。天北線の利用について、各市町村の間での関係性、経済効果について町長もご主張をされていたということがわかってよかったかなと思うのですけれども、音威子府村が脱退されるというのは決まったことだということですので、私は最低限JRとの直結はできることならぜひ残していただきたいなというふうにも思いますし、質問ではないですけれども、車を利用されていない方、また高齢者の方々、小さいお子さんたち、学生が今までと変わらず困らないように、今後も意見を主張するということであったり、慎重に取り組んでいただきたいなというふうに思います。この質問については以上です。それでは、4問目です。街頭放送を定期にということで伺いたいと思います。本町では、広報のお知らせ版や旬報、ホームページなどで予防接種や各種検診、サークル活動や講演会など、さまざまな情報が事前に周知されています。他町では、さらに光端末やテレビ放送などを利用して、事前申し込みの締め切りや事業実施の直前にも情報発信されています。現状本町でより広い直前周知に最も有効な設備は、有線放送ではないでしょうか。定期的な活用を試みてはいかがでしょう。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
街頭放送を定期にということで質問がありました。吉田総務課参事に答弁をいたさせます。
答弁 総務課参事 吉田智一(総務課参事は2015年9月まで)
それでは、ご答弁いたします。住民周知は、主に広報、広報お知らせ版、旬報やホームページなどを利用し、行われるのが現状であります。街頭放送は、食中毒警報、除排雪のお知らせなど緊急性が高いものに使うほか、議会のお知らせなどでも現在利用しております。他町村のメディアと違い、家の中にいた場合伝達力には限度がありますが、各所管の判断によりイベントや講演会などの直前周知、集客に利用できないか、働きかけてまいりたいと存じます。
質問 1番 宮崎泰宗
街頭放送に関しては、これまでも食中毒警報や除排雪などの緊急性が高いもの、議会は定例会の日程や一般質問の題名であったり、予算、決算委員会の開催のお知らせなどに利用されているというのは私もわかっています。ただ、役場も、中頓別町有線放送協会というのですか、恐らくこの会員であるというふうに思うのですけれども、だとしたら商工会の宣伝放送のように1日1回、時間を決めて大いに活用していただいていいのではないかなというふうに思いますが、その点いかがか。それと、どこまでを住民周知すべきものと捉えておられるのかというのもちょっと疑問があるのですけれども、少し私ごとになってしまうかもしれませんが、先日TVhの開局記念番組の出演ということで、中頓別町まちおこしイベント協会にまちづくり推進課からお話をいただきまして、稚内市での収録に私も行かせていただきました。聞くところによると、役場内では放送日時等のお知らせがあったというようで、大変ありがたいことではあるのですけれども、これはイベント協会に限ったことではなくて、協会のコンセプトでもあります中頓別町の知名度向上等につながることについても街頭放送等を活用する価値はあるのではないかということについてお答えいただきたいと思います。
答弁 総務課参事 吉田智一(総務課参事は2015年9月まで)
ただいま議員のほうからお話があったとおり、住民に周知できるものについては、先ほどもお答えしましたが、所管の担当とお話ししながら、極力宣伝、PRといいますか、していければなと思います。あと、利用の状況ですけれども、確かに今まで緊急性のものを中心に放送させていただいていましたが、今後につきましても、広く住民に集客を求める場合ですとか、そういう事業がある場合には極力活用できるようにできていければなというふうに考えております。
質問 1番 宮崎泰宗
街頭放送については、ぜひ活用していただきたいなと思うのですけれども、それとあわせて、昨年9月の定例会でホームページとSNS、ソーシャル・ネットワーク・システム等の活用について伺いまして、私も幾つかSNSのアカウントを持っていたりするのですけれども、その中のツイッターから送られてくるメールで、ニセコ町のアカウントを最近何度か目にしていまして、見てみると情報を細かく分けて更新頻度を高くしているように感じるのですけれども、9月に伺った後、ホームページ、またSNS等の活用についてもし検討されていたとしたら、どんなことがあったかというのだけ再度伺いたいと思います。
答弁 総務課参事 吉田智一(総務課参事は2015年9月まで)
昨年の9月に質問がありまして、お答えして、極力ホームページ等につきましても活用していきたいということでお答えしておりました。その中でも、各所管のほうにも事前PRとかできればというお話もさせていただきながら、あとホームページ、ほかの方からも指摘あったように、見ばえが変わらないだろうとかという指摘もありましたので、極力そういうところを変えれるところから少しずつ変えていってはいますが、若干時間のかかる部分もありまして、もう少し時間をいただきながら、なるべく変えていけるところは変えていく、PRできるところはPRするということの方向で進んでいきたいと考えています。
質問 1番 宮崎泰宗
ぜひ試験的にでも街頭放送等も活用しながら、住民周知の向上に努めていただきたいなというふうに思います。私の一般質問は以上です。