中頓別町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月9日
検討されているとご答弁された再稼働の可能性について
2014年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「検討されているとご答弁された再稼働の可能性について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 宮崎泰宗
それでは、3問目、天そげ箸の製造再開は可能かという質問をさせていただきます。12月定例会での一般質問後、所管課の調査により、平成19年3月の仮運転から同10月末で天そげ箸が製造中止になっていたとの証言が得られました。稼働停止から既に6年以上経過していることになり、生産ラインの状態等に問題はないのか、検討されているとご答弁された再稼働の可能性について伺います。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
天そげ箸の製造再開は可能かという質問につきまして、まちづくり推進課の遠藤課長に答弁をいたさせます。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
それでは、私のほうからご答弁させていただきます。天そげ箸生産ラインにつきましては、すぐにでも稼働できるよう、レールなどにオイル、グリス等の防錆対策を行っており、いつでも使用可能との報告を受けております。再稼働につきましては、天そげ箸の市場が回復されれば、すぐにでも生産を開始するとのことでありますが、現状ではいまだ外国産に押されている状況が続いているというふうに報告を受けているところであります。
質問 1番 宮崎泰宗
まず、最初の質問であるように、稼働期間が1年に満たない。約半年と言えます。その後6年以上稼働していない。これで機器等の経費、天そげについて補助事業として成立していると言えるのでしょうかということで、時間のない中で直前ということもあって大変申しわけありませんでしたが、金曜日に遠藤課長のほうに当時の補助の条件等が書かれた資料を探し出していただきまして、この中にある町との契約書案によると、最低10年間操業を行うこと、製箸工場の操業を中止した場合には未操業年数1年につき110万円を返還することなどが明記されております。28年まで有効ということだと思うのですが、利休箸は続けていらっしゃるということで問題ないと思います。天そげ箸については、ここまで6年以上とまっている。町の助成総額1,100万円は両方まとめてということだと思うのですが、ただその割合としては天そげは幾ら、利休は幾らというように分けて考えることもできると思うのですが、今後再開していただくにしても、まずは未操業分をお返しいただいて、それを一種の担保のようなものにして、天そげ、利休どちらも操業年数が10年を超えた時点でそれをお返しするということはできないでしょうか。万が一再開されなければ、天そげの部分に対する助成が無駄になってしまうと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
まず、今回の助成につきましては、あくまでも小頓別木材製箸工場の起業に伴う町の助成であります。よって、この中で利休あるいは天そげというふうに分けて、両方とも実施しなければその事業に該当しないというようなことではないというふうに町としては考えております。よって、製箸工場が19年4月から正式稼働されて、その後も今現在も継続的に行われておりますので、補助対象とならないというふうな考え方は持っておりません。
質問 1番 宮崎泰宗
天そげ、利休、それぞれ個々に分けて考えることはできないというご答弁だったと思います。それであれば、もう再開しかないということになると思うのですが、これは最初のご答弁にもありますし、私も何度も伺っているのですが、外国産に押されている価格、市場の問題、補助事業である以上、本来それは理由にはならないと思うのですが、だからといって過去と同じように製造をすればするだけ赤字になり、経営を圧迫し、企業の存続にかかわるようなことになってはいけないというふうにも思います。ただ、それと同じように、価格を理由にしている限りは恐らく今後再開されることも私はないと思います。海外産と同じ土俵で競うことにそもそも無理があるのではないでしょうか。天そげは、利休や元禄箸、そういったものに比べてもともとが高級割り箸です。だからこその需要があったのではないかというふうに思います。前に道の駅で利休箸を購入させていただいたときも、そのようなお話をされておりました。お土産用としてもやはり天そげのほうがよいということで、つまり天そげのほうが付加価値をつけやすいということだと思います。地元の木材から生産された中頓別産の高級割り箸であれば、以前より価格を上げなければならないとしても、土産物として十分成立するというふうにこれからも思います。それに、地元産なら、まず地産地消が基本だと思います。まず見本分だけでも生産していただき、それを持って地元の飲食店や商店へ行商に行くと、これが販路を見出すための営業、販売、商売の基本であって、地場産業の割り箸、私ならふだん使いたいというふうにも思いますし、扱いたいとも思います。お土産としても宣伝しやすいというふうにも思います。また、それで町内、町外で扱うところがふえていけば、企業間の相乗効果が生まれるでしょうし、町の経済効果にもつながるというふうに思います。現に天そげ箸が生産されていた当時、一回に何万膳という数を何度も町外の飲食店に運んでくれていた方がいたわけです。生産がとまり、在庫が尽きて、企業みずからがその販路をなくしてしまったと、協力していただいていた方に迷惑をかけてしまったわけですから、外国産と競うのではなく、その教訓を生かしたプラスアルファの発想で再開していただくよう、町としても指導する責任があると思うのですが、その点再度いかがでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一
今のお話でいきますと、天そげ箸につきましては、利休の場合は今製材工場をやっていて、そこで発生する端材を利用して利休箸をつくることは可能です。つまり原材料費がある程度安い形の中で確保できるということで、生産としてはやっていける要素がある。ただし、天そげはそれができませんので、原木から購入して生産しなければならない。そこに大きな課題が実はあって、1本当たりの卸単価がどうしても高くなるという状況であります。私が会社からお聞きしているのは、現況の天そげ箸の1膳当たりの卸価格についてはおおむね3円程度というふうに聞いております。しかしながら、これを採算ベースに合わせようとすると4円を超えるぐらいの額にならないと、原木を購入して生産をしてということになると難しい状況だというふうに聞いております。ただ、現況につきましては、輸入の割り箸がこの先このままの値段で推移するのかということについては、社長さんのお話でいけば大手企業あるいは国も国産材を使用した割り箸の普及に取り組むという状況に変わってきているということでありますので、そんなにすぐ先ということではないかもしれませんが、ある程度見通しを立てていくことは可能かなというようなお話は伺っております。ただ、今のご質問の中でお土産品として十分対応が可能というようなお話であったというふうに思いますけれども、これも量によると思います。生産していく上で、人件費をかけて原材料費をかけてやっていこうとしたときに、お土産としてどの程度の部分を販売していけるのかという見通しをある程度持つ必要性がやっぱりあるのかなというふうに思いますし、町として今指導するべきではないかというお話でありましたけれども、指導ということではなく、そういった取り組みが可能かどうかについてお話しすることは、これは私の立場の中でも可能かなというふうに思っております。
質問 1番 宮崎泰宗
量をどれぐらい出せるかとか、価格の問題があって、私は量が少なくて、また値段が少しぐらい上がってもやっぱり地元産のものを宣伝したいなという気持ちにはなると思うのです。私自身もそうだし、皆さんもそうだと思います。当時の議員協議会のいただいた資料にも、販路として卸売、直売では施設、ホテル、飲食店、商店、個人への販売というふうにあります。ぜひ付加価値をつけて、天そげを中頓別町の名産にしていただきたいというふうに思います。私の一般質問は以上です。