中頓別町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月15日
消費税8%の対応は慎重
2013年12月15日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「消費税8%の対応は慎重」について質問し、町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄が答弁しました。
- 質問者
- 本多夕紀江 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、総務課長 和田行雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 本多夕紀江
では、2問目の質問をしたいと思います。消費税8%の対応は慎重にということで、来年4月から消費税が5%から8%へ増税が強行されようとしているのですけれども、町財政に対する影響、来年度予算案の方針はどのように考えていらっしゃいますか。景気は回復しているとか、消費税の増税は社会保障のためと言われているのですけれども、それは口実ではないかと思うのです。中頓別町では景気回復の実感はありません。社会保障ということでは、マスコミや何かで言われていることでは給付の削減と負担増ばかりが先行しています。こういう状況のもとで、町で徴収する使用料、手数料、公共料金ですね、そういうものは増税分を上乗せすることなく、せめて現状維持とすべきではないかと思います。いかがでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
消費税8%の対応は慎重にという質問につきまして、和田総務課長に答弁をいたさせます。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
ご答弁申し上げます。さきに宮崎さんの質問がございまして、答弁のほうも同じになろうかと思いますが、お許しいただきたいと思います。4月からの消費税増税分の3%について、各所管で使用料、手数料等の見直しを進めておりますが、増税分で10円に達しなければ据え置きとする方針でございます。どれだけの使用料、手数料等が引き上げの対象となるか、現状維持となるかは現段階では固まっておりませんけれども、条例案が固まった後、来年1月末か2月上旬に臨時会を招集し、議会のご判断を仰ぎたいというふうに思います。以上でございます。
質問 3番 本多夕紀江
答弁の重なりが起きないように注意しなさいと議運のほうからくれぐれも言われていたのですが、同じ答弁をさせてしまって大変申しわけありません。再質問をしたいと思います。消費税3%の増税で景気は回復するどころか、ますます冷え込むだろうと言われています。10年間減り続けた年金がまたこの12月から2.5%も下がる。医療費は上がる。大企業の復興税はあっさり廃止されたのに、個人の復興税は今後25年間も来年度から払わされる。それに加えて、日常生活に必要な物価というのは値上がりがもう大分以前から続いています。ここへきて灯油がまた異常に値上がりしています。こんな状況の中、公共料金は来年4月に引き上げるべきではないと考えるのですけれども、3%増税後の中頓別町民の暮らし、中小業者の方、それから年金生活の方、いろんな方がいらっしゃいますけれども、中頓別町民の暮らしや経済を町としてはどのように考えていらっしゃいますか。それから、先ほどの答弁で町財政に対する影響についてはお答えがなかったように思うのですけれども、試算のほうはまだされていないのでしょうか。2つお伺いします。
答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)
前段の3%消費税が上がることによって町民の暮らし、経済がどのようになるかということについては、なかなかお答えしにくいといいますか、国がしている政策のことでありますので、国民全体の負担がふえるということだけは間違いない。かということで、我が町においてもそれは同じだろうということでご理解願いたいと思います。それから、2点目の試算でありますけれども、先ほどご説明すればよかったのでありますが、予算の編成方針といたしましても消費税増税に伴う使用料、手数料の額がまだ固まっていない。これは、条例がなければ固められないわけでありまして、また地方消費税交付金等の動向も非常に予想がつきにくいということで、現段階では非常に答弁が難しいということで答弁ができなかったということで、ご理解を願いたいというふうに思います。現段階の予算編成方針といたしましては、歳出については当然1.08と、8%でしっかり抑えるということを前提にしております。それから、歳入につきましては、先ほど来答弁のとおり今検討段階でありますから、1.05で現状のまま抑えるということで進めさせていただいております。以上でございます。
再々質問 3番 本多夕紀江
再々質問ですけれども、公共料金は、先ほどの宮崎議員さんへの答弁もあったのですけれども、個人の努力で減らしたり節約できるものではないのです。身の回り全てが負担増、給付減の中で、次の2つの理由で据え置く努力をすべきと考えますが、いかがでしょうか。今のご答弁にもありました地方消費税交付金ですけれども、今まで国が4、地方が1という割合だったのですけれども、25年度予算では当初予算で地方消費税交付金1,800万円ありました。今の1%といいますか、1の割合ですか、それが1.7ぐらいにふえるというのは決定したわけではないのでしょうか。予算はこれで組まれるのではないのでしょうか、1から1.7にふえれば公共料金の値上げ分を上回る地方消費税交付金になると思うのです。もう一つは、地方交付税のことですけれども、25年度の地方交付税は当初予算よりも5億円くらいふえているのではないかと思うのです。多分かなり多かったと思います。今年度の25年度の繰越金もかなり大きい額になるのではないかと思うのです。ですから、4月から中頓別町も国のほうへ右へ倣えということではなく、少し検討してもよろしいのではないでしょうか。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず初めに、全体的なお話をさせていただきますけれども、平成元年に消費税が3%で導入されました。そうして、9年に5%に値上げになりました。この当時も国は地方公共団体に国の方針どおり消費税を上乗せしなさいと、万が一、当時私も財政を担当していましたけれども、当時は消費税を上乗せしない自治体については財政にゆとりがあるのだと、こういうようなことでペナルティーを科せられる可能性も十分あるよと、こういう話がよくありました。私は、そういう面からいくと、これからは国の借金が1,000兆円を超える時代であります。大変な額の借金を抱えている。決して地方に地方交付税等が増額されるような要素はないと、いろんな学者や新聞等を見ましても、やっぱり税の適正な賦課をしながら、そうして税を徴収をして、そうして使用料、手数料等も確保していかないと地方公共団体の財政は大変な状況に陥るだろうと、こういうことをよく言われております。そういう中で、25年度の交付税もお話がありましたけれども、当初予算と比較をするとふえておりますけれども、しかしながら24年度と比較をすると1億数千万円減少になっております。恐らく26年は、私はことしよりも2億円ぐらい低くなる、削減になるだろうと、こう見込んでおります。しかしながら、この間の25年度の補正予算等でも地方交付税1兆2,000億円ぐらい上積みをすると、そしてそのうち25年度で調整率で減額した分を復活させると、こういう話がありました。そして、残りは26年度に交付税の財源として移行すると、こういうような話もありました。そういう面では若干ほっとしておりますけれども、しかしながら経済財政諮問会議等の民間委員さん等の発言は、特別枠で1兆円上積みした分を削減をしなさい、こういう話も出ておりますし、いろんな面で地方に対する財源については厳しい状況が今後は続いていくのだろうと私は思います。そういう意味では、しっかりした財政運営をするためには私どもが少額であっても国が指導する部分については適正な賦課をしていく必要性があるのかなと思います。特に物品の購入でも委託料でも、全て平成26年度の4月以降の購入分、または委託をする部分については消費税の3%の上積みは賦課をされると、こういう状況でありますから、そういう面を総合的に勘案すると、1月末か2月の初めに臨時議会を開いて消費税の関係の上積みを条例改正をしたいと、こういうような考え方を持っているということでご理解をいただければなと、このように思います。
再々質問 3番 本多夕紀江
国の動向もはっきりとは定まらない中で3%上積みしなければいけないと、それについて、はい、わかりましたというふうにはなかなかなれないのですけれども、私の質問はこれで終わります。