みんなの議会

中頓別町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月24日

本多でございます。きょうは、必要なサービスを利用できる介護保険制度に

2014年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、本多夕紀江議員が「本多でございます。きょうは、必要なサービスを利用できる介護保険制度に」について質問し、町長 野邑智雄、保健福祉課長 小林生吉、総務課長 和田行雄が答弁しました。

質問者
本多夕紀江 議員
答弁者
町長 野邑智雄、保健福祉課長 小林生吉、総務課長 和田行雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 本多夕紀江

受け付け番号2番、議席番号3番、本多でございます。きょうは、必要なサービスを利用できる介護保険制度にということで質問をいたします。6月に成立した地域医療・介護推進法で医療や介護保険が大きく変わることになります。高齢者の多い当町にとって介護保険制度の見直しは影響が大きいものと考え、次の点を伺います。①、要支援1、2の人が利用するホームヘルプサービスとデイサービスが介護保険から外され、市町村の事業に移行するということです。事業、サービスの内容、それを担う人材の確保、利用料についての考えを伺います。②、特別養護老人ホームの入所が4月以降、要介護3から5の人に限られますが、事情により特例入所も認めるとのことだそうです。ですが、その目安は不透明です。町としてどのように関与されるのか。③、地域ケア会議が2015年度から法制化されるが、当町ではどのような運営内容になりますか。④、施設利用補助の見直しで、特別養護老人ホームや老人保健施設の利用者負担は具体的にどのようになるのでしょうか。⑤、当町には特別養護老人ホームと養護老人ホームがありますが、それぞれの待機者数と介護度を伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

本多議員の必要なサービスを利用できる介護保険制度にの質問につきまして、小林保健福祉課長に答弁をいたさせます。

答弁 保健福祉課長 小林生吉(保健福祉課長は2014年12月まで)

ご答弁申し上げます。まず、1点目でありますけれども、介護度が要支援と判定された方のホームヘルプサービス、デイサービスは、新たに介護予防・日常生活支援総合事業として従来同様のサービスを行うほか、新たな形態でのサービスも想定されています。人材、利用料を含め、利用者のニーズに合わせてきめ細かく対応できる仕組みを検討していきたいというふうに考えております。2点目であります。特例につきましては、認知症や単身者で在宅生活が困難な方などが想定されております。特別養護老人ホームに限らず、できるだけ希望に沿ったサービスが受けられるよう、町としても関係機関と連携して対応してまいりたいというふうに考えております。3点目でありますけれども、地域ケア会議は、地域包括ケア実現のため有効とされ、介護保険法で制度的に位置づけられます。本町では、これまでも医療、介護両関係者のほか、消防や担当者レベルの地域ケア会議を毎月行うほか、困難なケースに関してはその都度関係者で対応を検討するケース会議を開いて必要な対応を図ってきているところであります。今後も多職種連携によるケアマネジメント支援を行うとともに、地域のネットワークを強化していけるよう、地域包括ケアの実現に向けて対応していきたいというふうに考えております。4点目でありますけれども、一定の所得以上の方の利用料が1割から2割に引き上げされるほか、低所得者に対する補足給付についても所得要件として資産が勘案されるなどの方向で検討されているというのが現状であります。5点目でありますけれども、9月16日現在ということで表にまとめさせていただいておりますけれども、特別養護老人ホームにつきましては待機者については総数26名、うち町内の方が18名、これは特別養護老人ホーム長寿園ということでありますけれども、こういう実態であります。要介護度1の方7名、要介護度2の方が6名、3の方が7名、4の方が6名、町内についてはその下の数字のとおりであります。養護老人ホームにつきましては、待機者総数で12名、うち町内の方が10名ということで、介護度の関係につきましては未判定の方が12名のうち8名、町内の方は10名のうち6名、要支援1が1名、要支援2が3名、待機者、町内同数であります。以上、簡単でありますけれども、答弁とさせていただきます。

再質問 3番 本多夕紀江

それでは、再質問をしたいと思います。介護保険事業から地域支援事業に移るということは、自治体の力量任せになってしまい、自治体間の格差が今以上に大きくなったり、サービスの質が低下することはないかということが心配です。また、一定の所得以上の人の利用料負担が2割に上がるということは、介護サービスを非常に受けづらくするもので、自己責任を押しつけるものになると思うのです。そこで、次の点を伺いたいと思いますけれども、答弁の①について、要支援の人のホームヘルプサービス、デイサービスは従来同様のサービスを行うということですけれども、従来同様のサービスの方法がずっと継続できるのでしょうか。それから、新たな形態でのサービスも想定されているということですけれども、その内容について伺いたいと思います。もう一点ですけれども、介護保険から外れるということは地域の事業として自由な発想ができるということでもあるのではないかと思うのです。そこで、小さい町だからこそできる高齢者の人たちが喜んで参加するような事業とかサービスをぜひ行ってほしいと希望します。例えば体力の維持増進、ロコモの予防ということで定期的、継続的に体操教室のようなものを開催する。孤立感の解消にも大いに役立つと思います。2つ目ですけれども、食事の問題が高齢者にとって大変大きな課題だと思うのです。そこで、食事提供のあり方をぜひ検討してもらいたいと考えるのですけれども、高齢者で心配になってくるのが低栄養ということだと思うのです。そういう心配は、体は元気で特別に悪いところがなくても80歳も過ぎたら1日3食の食事の支度は大変な苦労だと思います。高齢者の方は皆さんおっしゃっています。1人の食事なら何でもいいのだけれども、配偶者とかほかの家族がいるとそういうわけにもいかないということで、大変苦労されている話は何回も聞きます。今は食事の提供ということでは1食500円の弁当が週3回、頼めば配られるのですけれども、コンビニ弁当はそれよりも安いということで利用される方もいらっしゃるのです。そこで、みんなが集まっての食事会のような方法で高齢者に食事を提供できないか伺いたいと思います。老人ホームの待機者もやっぱりかなり多いと思うのですけれども、みんなで集まって体力をつけるために頑張る、みんなで集まって楽しく食事をするというようなことが孤立感や不安感の解消、それから食事の悩みの解消にかなり役立つのではないかと思って伺います。

答弁 保健福祉課長 小林生吉(保健福祉課長は2014年12月まで)

まず、ホームヘルプサービスと、それからデイサービスの関係でありますけれども、今まで要支援の1、2については介護予防の給付ということで取り組んでいたのが新たに事業に移行するということが制度としての大きな改正点でありますけれども、その事業の中では介護予防、訪問型については従来型の訪問に加えて、従前よりも緩和した基準によるサービスであるとか、住民主体による支援であるとか、短期的な集中して行うようなサービス、あるいは移動支援といったようなものもこの事業の中に入ってくると。介護保険外ということではなくて、介護保険制度の中の一環でありまして、給付から事業に移行されるというふうにご理解をいただければいいのかなというふうに思います。その中で、おっしゃったように従前よりもこの事業の中で多様なサービスが行える仕組みになっているということで、財源的にも従前の枠と同様であります。そういった中で、格差や質の低下ということをご心配いただいておりますけれども、そのようなことがないように、住民のニーズに適切に対応できるような新たなサービス体系というものを考えていけるようにしていきたいと思います。お話にもありましたけれども、提供主体の中で住民のボランティアとか、あるいは既存の資源である保健師の訪問など、そういった要素も充実の中には不可欠であるというふうに思っています。そういった関係機関とも協力をいただけるよう協議をしながら、サービス全体を考えていくというふうな取り組みを進めていく必要があるかなというふうに思っています。その中で、具体的に運動系の話と、それから食事に関する具体的なご提案もありました。既存事業でも取り組んでいるところがありますけれども、運動系、ロコモ対策を含めて今の事業についての評価を踏まえて、今後の対応について考えていきたいというふうに思います。食事につきましては、現在500円の負担については負担としては適切ではないかという考え方に立ってこれまで事業を行ってきているところであります。この辺の実態としてはかなり利用者が少ないという点もありますので、今後のありようについては検討が必要かなというふうに思っています。食事会とかそういうことにつきましては、社協を含めた地域福祉活動とも一体的な取り組みが必要かなというところでありまして、関係機関とも十分協議をさせていただいた上で、可否について検討していきたいというふうに思います。

再々質問 3番 本多夕紀江

それでは、再々質問をさせていただきたいと思います。介護保険制度が大きく変わったところで第6期介護保険ということになるのですけれども、第6期介護保険計画への対応について伺います。1つ目ですけれども、ニーズ調査、以前にニーズ調査をやっているということをお聞きしたのですが、これはこの計画に生かされるでしょうか。2つ目ですけれども、認知症の実態把握と対処法は6期の計画に明記されているか、また明記されるのでしょうか。3つ目として、介護保険料の見込みはどうなりますか。今は基準額が4,000円で、ほかの地域と比べると安いほうだとは思うのですけれども、中頓別町内では25の介護サービス中、実施されているのは8サービスです。第5期の計画で検討が必要とされていた訪問看護、訪問リハビリ、通所リハビリは、第6期では実施できる見込みなのでしょうか。ここは、事業所やサービスを自由に選ぶわけにもいかない地域です。そういう地域でもありますので、介護保険料としては少なくとも据え置くべきではないでしょうか。4つ目ですけれども、先ほどの地域支援事業のことですけれども、お弁当の500円は適切というお考えのようだと思いますけれども、地域支援事業としての利用料は基本的には無料とすべきではないかと考えています。高齢者の方は、非課税世帯の方が大部分だと思うのです。利用料がかかるとなると、どんなにいい内容のものであっても参加を控えざるを得ないというところも実質的にあると思うのです。保険料は据え置くべきだ、利用料は無料にするとか、そういうことを言う理由といいますか、わけですけれども、26年度の交付税の決定額が当初予算よりも3億円も多いということなのです。つまり26年度の全部の予定事業を予定どおり実施しても3億円以上余るということではないのでしょうか。実際に幾ら余るかはわからないにしても、それの10分の1ぐらいでも使えば介護保険関係といいますか、向こう3年間の保険料据え置きとか地域支援事業の無料化は可能ではないかと思うのですけれども。以上の点を伺います。

答弁 保健福祉課長 小林生吉(保健福祉課長は2014年12月まで)

まず、1点目のニーズ調査でありますけれども、これは計画に反映すべく、今取りまとめたものを計画に見合うように整理をかけているところであります。それと、認知症につきましては、昨年度から研修会等に取り組んでおりまして、今の段階で具体的なお話はできかねますけれども、これに関する対応というのは重要であるということを踏まえた対応を図っていきたいというふうに考えています。それから、介護保険料につきましては、前にも施設利用者が伸びていて介護保険の給付が膨らんでいくというお話をさせていただいたことがあったと思いますけれども、基本的には施設の利用については同様な状況にあります。ただ、その分在宅のサービス利用が若干減っているというのが現状なのですけれども、もっと在宅サービスについては広げて予防事業に十分取り組んでいく必要があるという認識でありますので、そういった介護保険における事業総体をしっかり捉えた上で保険料算定をしていかなければいけないという認識を持っております。必ずしも据え置きを前提にというふうにはならないのではないかというふうに考えておりまして、持続できる制度としてしっかり、もちろん住民の負担も踏まえた検討をしていくという考え方に立ちたいというふうに思います。それから、地域支援事業の利用料を無償にというお話でありましたけれども、地域支援事業そのものも総枠について一定の制約があって、その中で取り組んでいくというところがあります。基本的には、やはり適切な利用料の負担をいただいて必要な事業を実施していくという考え方に立つべきではないかというふうな認識を持っております。交付税のお話についてはまた別に答弁があるかもしれませんけれども、基本的には介護保険については介護保険の制度として持続できる財政の考え方に立った計画、運営を図っていくべきであるというふうな考え方に立っていきたいと思います。それと、答弁が1点漏れましたけれども、訪問看護、訪問リハビリ、通所リハビリが第5期の中で課題としてあったということで、この中で第5期の中でどれも実現しなかったサービスであります。訪問看護やリハビリテーションの問題については、いろいろ協議はしてきていますけれども、まだ実施に向かってのできるという考え方は持ち切れていないところがあります。ただ、第6期に向かって、改めてこういった課題についても検討していくというふうに考えています。

答弁 総務課長 和田行雄(総務課長は2015年9月まで)

交付税のお話がありましたので、適切なお答えになるかどうかはわかりませんが、一応ご答弁をしたいと思います。先ほど言われたとおり、予算額に比べて3億円を超える交付額があるということでありますけれども、監査委員からのご指摘のとおり、先ほど健全化判断比率の審査意見書の中でも申し上げましたけれども、一応早期健全化基準は下回っておりますが、今後も公債費負担適正化計画に基づいて公債費比率の逓減に努めよと、一層の財政の健全化を図られたいというご指摘がございました。今現在、まだ地方債の総額としては約40億円を抱えているわけであります。また、今後公営企業等への繰り出しが幾らになるかまだわからないという中で、3億円程度の留保財源があったとしても、それは非常に安心できる額ではないのではないかなというふうに考えております。一応交付税及び今後の財政運営については、そのように考えているところでございます。

再々質問 3番 本多夕紀江

それでは、私の質問はこれで終わります。

出典:中頓別町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月24日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる